JP2005267333A - 店舗設備制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 食料品店舗に設置された空調機の空調温度設定値を最適化して、電力量料金合計を下げ、食料品店舗の店舗運営費を大幅に削減する。
【解決手段】 温度設定変更時刻になる毎に第1冷凍機6、第2冷凍機8、厨房調理機9、照明器具10、空調機11、空調コントローラ13などで使用される電力量を各々、計測して、第1冷凍機電力量料金と、第2冷凍機電力量料金と、厨房調理機電力量料金と、照明電力量料金と、空調機電力量料金とを算定し、これら第1冷凍機電力量料金〜空調機電力量料金を合計した今回の電力量料金合計と、前回の電力量料金合計とを比較し、この比較結果と、前回の空調設定温度変更方向とに基づき、今回の電力量料金合計を下げるように、今回の空調設定温度を決定し、空調コントローラ13を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのように、冷凍機、照明、厨房調理機などの冷温熱負荷源が混在する場所で使用される店舗設備制御装置に係わり、特に所定周期で空調設定温度を調整して店舗全体の電気使用料金を低減する店舗設備制御装置に関する。
スーパーマーケット、デパ地下、コンビニエンスストアなどの食料品店舗においては、空調機、冷凍機などの冷温熱源で使用される電力量の占める割合が大きく、その電力量料金の低減は、店舗運営費節減の観点から急務である。この際、空調機にとって、店舗内のショーケース、オープンケースからの冷気が冷熱負荷となる一方、照明設備、厨房調理機、人体からの熱が温熱負荷となる。
一般に、空調設定温度が高いと、冷凍機の使用電力量が大きくなり、空調設定温度が低いと、冷凍機の使用電力量が小さくなる。また、店舗内の空調空間には、外気との壁伝熱、ドアの開閉に伴う外気の侵入、隙間風などといった、空調ロスが発生し、時間の経過にともない、熱収支が常に変化する。
特開2001−306134号公報
ところで、このようなスーパーマーケット、デパ地下、コンビニエンスストアなどの食料品店舗に設置されている従来の店舗設備制御装置では、空調機、冷凍機、空調機などの温度設定を手動で行っていたので、外気との壁伝熱、ドアの開閉に伴う外気の侵入、隙間風、あるいは入店客数などの変化によって店舗内の温度が変化したとき、店舗全体の電力量料金が大きく変動し、店舗運営費が上昇してしまうことが多いという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、食料品店舗などで使用される空調機、冷凍機、照明器具、厨房調理機などの電力量料金を個別に算定し、電力量料金合計を下げるように、空調機の空調温度設定値を変更し、食料品店舗などの店舗運営費を大幅に削減することができる店舗設備制御装置を提供することを主な目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、温度設定変更時刻になる毎に、店舗設備の各機器で使用される電力量を個別に計測するとともに、各機器毎の電力量料金を算定する機器別電力量料金算定手段と、温度設定変更時刻になる毎に、前記機器別電力量料金算定手段で得られた各機器毎の電力量料金を合計して今回の電力量料金合計を求める電力量料金合計算定手段と、 温度設定変更時刻になる毎に、前記電力量料金合計算定手段で得られた今回の電力量料金合計と前回の電力量料金合計とを比較し、今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より高くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と逆方向となるように、空調温度設定値を変更し、また今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より低くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と同方向となるように、空調温度設定値を変更する空調温度設定値変更決定手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による店舗設備制御装置によれば、食料品店舗などで使用される空調機、冷凍機、照明器具、厨房調理機などの電力量料金を個別に算定し、電力量料金合計を下げるように、空調機の空調温度設定値を変更し、食料品店舗などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
図1は本発明による店舗設備制御装置の実施の形態を示すブロック図である。
この図に示す店舗設備制御装置1は、スーパーマーケット、デパ地下、コンビニエンスストアなどの食料品店舗2に設けられる店舗設備3の動作状況に応じて、店舗全体の電力量料金を低減するように、店舗設備3の空調を制御するものであり、所定時間毎に、食料品店舗に設置されている各機器の電力量料金を個々に算出して、これを合計した電力量料金合計が最も少なくなるように、空調設定温度を調整する。
店舗設備3は、食料品店舗2の壁面などに設けられ、冷凍食料品が収納される冷凍庫ケース5と、冷凍庫ケース5内に収納されている食料品を冷やす第1冷凍機6と、食料品店舗2の壁面などに設けられ、冷蔵食料品が収納される冷蔵ケース7と、冷蔵ケース7内に収納されている食料品を冷やす第2冷凍機8と、食料品店舗2の厨房などに設けられ、食料品の加工を行う厨房調理機9と、食料品店舗2の天井などに設けられ、店舗内を照明する照明器具10と、食料品店舗2の屋外などに設けられた室外機、食料品店舗2内の天井などに設けられた室内機などによって構成され、店舗内の温度を調整する空調機11と、食料品店舗2の壁面などに設けられ、店舗内の温度を計測して温度検出信号を出力する室温センサ12と、室温センサ12から出力される温度検出信号、店舗設備制御装置1から供給される空調温度設定信号に基づき、空調機11を制御する空調コントローラ13とを備えている。そして、店舗設備制御装置1からの制御指示に基づき、100V系統の商用電源、200V系統の商用電源などから供給される電力を使用して、食料品店舗2内の照明、空調、冷凍庫ケース5内に収納された食料品の冷凍、冷蔵ケース7内に収納された食料品の冷蔵などを行いながら、出入り口14から入店した顧客15に食料品を提供する。
また、店舗設備制御装置1は、温度設定変更時刻になる毎に、冷凍庫ケース5内の照明器具、第1冷凍機6などで使用される電力量(前回の温度設定変更時刻から今回の温度設定変更時刻までの総電力量)を計測する第1冷凍機電力量計測部16と、温度設定変更時刻になる毎に、第1冷凍機電力量計測部16で得られた電力量に単価を掛けて、第1冷凍機電力量料金を算定する第1冷凍機電力量料金算定部17と、温度設定変更時刻になる毎に、冷蔵庫ケース7内の照明器具、第2冷凍機8などで使用される電力量(前回の温度設定変更時刻から今回の温度設定変更時刻までの総電力量)を計測する第2冷凍機電力量計測部18とを備えている。また、温度設定変更時刻になる毎に、第2冷凍機電力量計測部18で得られた電力量に単価を掛けて、第2冷凍機電力量料金を算定する第2冷凍機電力量料金算定部19と、温度設定変更時刻になる毎に、厨房調理機9で使用される電力量(前回の温度設定変更時刻から今回の温度設定変更時刻までの総電力量)を計測する厨房調理機電力量計測部20と、温度設定変更時刻になる毎に、厨房調理機電力量計測部20で得られた電力量に単価を掛けて、厨房調理機電力量料金を算定する厨房調理機電力量料金算定部21と、温度設定変更時刻になる毎に、照明器具10で使用される電力量(前回の温度設定変更時刻から今回の温度設定変更時刻までの総電力量)を計測する照明電力量計測部22と、温度設定変更時刻になる毎に、照明電力量計測部22で得られた電力量に単価を掛けて、照明電力量料金を算定する照明電力量料金算定部23と、温度設定変更時刻になる毎に、空調機11、空調コントローラ13などで使用される電力量(前回の温度設定変更時刻から今回の温度設定変更時刻までの総電力量)を計測する空調機電力量計測部24と、温度設定変更時刻になる毎に、空調機電力量計測部24で得られた電力量に単価を掛けて、空調機電力量料金を算定する空調機電力量料金算定部25とを備えている。
さらに、店舗設備制御装置1は、温度設定変更時刻になる毎に、第1冷凍機電力量料金算定部17で得られた第1冷凍機電力量料金、第2冷凍機電力量料金算定部19で得られた第2冷凍機電力量料金、厨房調理機電力量料金算定部21で得られた厨房調理機電力量料金、照明電力量料金算定部23で得られた照明電力量料金、空調機電力量料金算定部25で得られた空調機電力量料金を合計して、電力量料金合計を算定する電力量料金合計算定部26を備えている。さらに、温度設定変更時刻になる毎に、電力量料金合計算定部26で得られた新たな電力量料金合計(今回の電力量料金合計)を取り込んで、記憶するとともに、前回の温度設定変更時刻に記憶した前回の電力量料金合計を出力する電力量料金合計記憶部27と、電力量料金合計記憶部27に記憶されている電力量料金合計が更新される毎に、新しい電力量料金合計に基づき、例えば図3に示すようなトレンドグラフ形式や数値データ形式などで、今回の電力量料金合計などを表示する使用電力量表示部28と、温度設定変更時刻になる毎に、電力量料金合計算定部26で得られた今回の電力量料金合計と電力量料金合計記憶部27から出力される前回の電力量料金合計とを比較して、どちらの電力量料金合計が安いかを判定する電力量料金合計比較部29と、温度設定変更時刻になる毎に、電力量料金合計比較部29の比較結果、前回の空調設定温度変更内容、空調上限設定温度、空調下限設定温度などに基づき、今回の空調設定温度変更内容を決定する空調温度設定変更決定部30と、空調温度設定変更決定部30で得られた空調温度設定値に対応する空調温度設定信号を生成して、空調コントローラ13に送信する空調温度設定値送信部31とを備えている。
そして、温度設定変更時刻になる毎に、冷凍庫ケース5内の照明器具、第1冷凍機6などで使用される電力量に単価を掛けた第1冷凍機電力量料金と、冷蔵庫ケース7内の照明器具、第2冷凍機8などで使用される電力量に単価を掛けた第2冷凍機電力量料金と、厨房調理機9で使用される電力量に単価を掛けた厨房調理機電力量料金と、照明器具10で使用される電力量に単価を掛けた照明電力量料金と、空調機11、空調コントローラ13などで使用される電力量に単価を掛けた空調機電力量料金とを算定し、これら第1冷凍機電力量料金〜空調機電力量料金を合計した今回の電力量料金合計と、前回の電力量料金合計とを比較し、この比較結果と、前回の空調設定温度変更方向とに基づき、空調上限設定温度、空調下限設定温度などの範囲内で、今回の空調設定温度を決定して、空調コントローラ13を制御し、電力量料金合計を下げる。
次に、図1に示すブロック図、図2に示すフローチャートを参照しながら、具体的な数式などを用いて、店舗設備制御システム1の動作を説明する。
まず、店舗設備制御装置1によって店舗設備3が制御され、時間の経過とともに、メモリなどに格納されている時刻データが時間幅“Δt”で、順次、更新されている状態で(ステップS1〜S3)、時刻データで示される時刻“t”が予め設定されている温度設定変更時刻“t”になると(ステップS2)、空調機電力量計測部24、空調機電力量料金算定部25によって、空調機11、空調コントローラ13などの電力量“EAC(t)”が計測され、計測された電力量“EAC(t)”に単価“MAC(t)”が掛けられて、空調機電力量料金“CAC(t)”が算定される(ステップS4)。また、第1冷凍機電力量計測部16、第1冷凍機電力量料金算定部17、第2冷凍機電力量計測部18、第2冷凍機電力量料金算定部19によって、冷凍庫ケース5内の照明器具、第1冷凍機6などの電力量“ERF(t)”と、冷蔵庫ケース7内の照明器具、第2冷凍機8などの電力量“ERF(t)”とが各々、計測され、これらの各電力量“ERF(t)”に単価“MRF(t)”が掛けられて、第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、第2冷凍機電力量料金“CRF(t)”とが算定される(ステップS5)。
また、この動作と並行し、照明電力量計測部22、照明電力量料金算定部23によって、照明器具10の電力量“ELI(t)”が計測され、この電力量“ELI(t)”に単価“MLI(t)”が掛けられて、照明電力量料金“CLI(t)”が算定される(ステップS6)。また、厨房調理機電力量計測部20、厨房調理機電力量料金算定部21によって、厨房調理機9の電力量“EKI(t)”が計測され、この電力量“EKI(t)”に単価“MKI(t)”が掛けられて、厨房調理機電力量料金“CKI(t)”を算定される(ステップS7)。
次いで、電力量料金合計算定部26によって、第1冷凍機電力量料金算定部17で得られた第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、第2冷凍機電力量料金算定部19で得られた第2冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、照明電力量料金算定部23で得られた照明電力量料金“CLI(t)”と、厨房調理機電力量料金算定部21で得られた厨房調理機電力量料金“CKI(t)”と、空調機電力量料金算定部25で得られた空調機電力量料金“CAC(t)”とが合計されて、電力量料金合計“CTOTAL(t)”が算定されて、電力量料金合計記憶部27に記憶されるとともに、使用電力量表示部28にトレンドグラフ形式、数値データ形式などで表示されている電力量料金合計“CTOTAL(t)”などが更新される(ステップS8)。
図3に表示の一例を示す。この表示形式は、各日にち毎の電力量料金合計“CTOTAL(t)”を棒グラフ形式で表示するもので、ベースラインは空調制御を実施しない場合の電力量料金合計“CTOTAL(t)”を示し、“A”は比較対照となる他店の電力量料金合計“CTOTAL(t)”を示す。棒グラフとベースラインとの差異によって省エネの状況が把握でき、また他店との比較によって自店の省エネ状況も把握できる。なお、表示部としては、別途専用のディスプレイを設けなくても、POS端末用のディスプレイの片隅にグラフ形式または数値データ形式で表示させるようにすれば、省スペースを図ることができる。
表示データが更新された後、電力量料金合計比較部29、空調温度設定変更決定部30によって、前回の温度設定変更時刻に行われた空調設定処理で空調温度設定値“TsET(ti−1)”を下げたか、どうかがチェックされ、前回の空調設定処理で空調温度設定値“TsET(ti−1)”が下げられているとき(ステップS9)、電力量料金合計算定部26で得られた今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”と、電力量料金合計記憶部27に記憶されている前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”とが比較される。比較の結果、前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”より、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”が下がっているとき、前回の空調温度設定値“TsET(ti−1)”から、予め設定されている温度設定値変更幅“Δt”が減算されて、今回の仮空調温度設定値“T”が算定され(ステップS11)、また前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”より、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”が上がっているとき、前回の空調温度設定値“TsET(ti−1)”に、予め設定されている温度設定値変更幅“Δt”が加算されて、今回の仮空調温度設定値“T”が算定される(ステップS12)。
また、前回の温度設定変更時刻に行われた空調設定処理で空調温度設定値“TsET(ti−1)”を下げたか、どうかがチェックされ、前回の空調設定処理で空調温度設定値“TsET(ti−1)”が上げられているとき(ステップS9)、電力量料金合計比較部29、空調温度設定変更決定部30によって、電力量料金合計算定部26で得られた今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”と、電力量料金合計記憶部27に記憶されている前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”とが比較される。比較の結果、前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”より、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”が下がっているとき(ステップS13)、前回の空調温度設定値“TsET(ti−1)”に、予め設定されている温度設定値変更幅“Δt”が加算されて、今回の仮空調温度設定値“T”が算定される(ステップS14)。また、前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”より、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”が上がっているとき(ステップS13)、前回の空調温度設定値“TsET(ti−1)”から、予め設定されている温度設定値変更幅“Δt”が減算されて、今回の仮空調温度設定値“T”が算定される(ステップS15)。
この後、空調温度設定変更決定部30によって、今回の仮空調設定温度“T”が予め設定されている空調上限設定温度“TsETmax”を超えていないかどうかがチェックされ、超えていれば、空調上限設定温度“TsETmax”を超えないように、今回の仮空調設定温度“T”が制限されるとともに、今回の仮空調設定温度“T”が予め設定されている空調下限設定温度“TsETmin”を下回っているかどうかがチェックされ、下回っていれば、空調下限設定温度“TsETmin”を下回らないように、今回の仮空調設定温度“T”が制限され(ステップS16、S17)、これら空調上限設定温度“TsETmax”、空調下限設定温度“TsETmin”の制限条件を満たす今回の仮空調設定温度“T”が実際に使用する今回の空調設定温度“TsET(t)”に決定される。
次いで、空調温度設定値送信部31によって、空調温度設定変更決定部30で決定された今回の空調設定温度“TsET(t)”が取り込まれ、空調温度設定信号として、空調コントローラ13に送信され、空調機11の運転内容が更新される(ステップS18)。
このように、この実施の形態では、温度設定変更時刻になる毎に、冷凍庫ケース5内の照明器具、第1冷凍機6などで使用される電力量“ERF(t)”と、冷蔵庫ケース7内の照明器具、第2冷凍機8などで使用される電力量“ERF(t)”と、厨房調理機9で使用される電力量“EKI(t)”と、照明器具10で使用される電力量“ELI(t)”と、空調機11、空調コントローラ13などで使用される電力量“EAC(t)”とを計測して、第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、第2冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、厨房調理機電力量料金“CKI(t)”と、照明電力量料金“CLI(t)”と、空調機電力量料金“CAC(t)”とを算定して、これら第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”〜空調機電力量料金“CAC(t)”を合計した今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”と、前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”とを比較し、この比較結果と、前回の空調設定温度変更方向とに基づき、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、今回の空調設定温度“TsET(t)”を決定し、空調コントローラ13を制御するようにしているので、食料品店舗2などで使用される空調機11、第1冷凍機6、第2冷凍機8、照明器具10、厨房調理機9などの電力量料金を個別に算定し、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、空調機11の空調温度設定値を変更し、食料品店舗2などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
また、この実施の形態では、空調温度設定変更決定部30によって得られた今回の仮空調設定温度“T”が空調上限設定温度“TsETmax”、空調下限設定温度“TsETmin”の制限条件を満たすかどうかをチェックし、空調上限設定温度“TsETmax”、空調下限設定温度“TsETmin”の制限条件を満たすように、今回の仮空調設定温度“T”を制限して、実際に使用する今回の空調設定温度“TsET(t)”を求めるようにしているので、食料品店舗2などで使用される空調機11、第1冷凍機6、第2冷凍機8、照明器具10、厨房調理機9などの電力量料金を個別に算定し、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、空調機11の空調温度設定値を変更するとき、実際に使用する今回の空調設定温度“TsET(t)”が想定外の値にならないように制限をかけて、システムの安定性を確保しながら、食料品店舗2などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
また、この実施の形態では、電力量料金合計算定部26によって、第1冷凍機電力量料金算定部17で得られた第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、第2冷凍機電力量料金算定部19で得られた第2冷凍機電力量料金“CRF(t)”と、照明電力量料金算定部23で得られた照明電力量料金“CLI(t)”と、厨房調理機電力量料金算定部21で得られた厨房調理機電力量料金“CKI(t)”と、空調機電力量料金算定部25で得られた空調機電力量料金“CAC(t)”とを合計して、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を算定したとき、使用電力量表示部28にトレンドグラフ形式、数値データ形式などで、電力量料金合計“CTOTAL(t)”などを表示するようにしているので、食料品店舗2の経営者や従業員などに、トレンドグラフ形式などで、実際の電力量料金合計“CTOTAL(t)”などを見せて、運営費の節約効果を理解しながら、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、空調機11の空調温度設定値を変更し、食料品店舗2などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
《他の実施の形態》
なお、上述した実施の形態では、温度設定変更時刻になる毎に、第1冷凍機電力量計測部16〜空調機電力量料金算定部25によって、冷凍庫ケース5〜空調機11などで使用される電力量“ERF(t)”〜電力量“EAC(t)”を各々、計測して、これら冷凍庫ケース5〜空調機11などで使用される第1冷凍機電力量料金“CRF(t)”〜空調機電力量料金“CAC(t)”を各々、算定するようにしているが、前記店舗設備3を構成する各機器で使用される電力量を100V系統一括、200V系統一括、または機器種別系統一括で計測するとともに、各系統毎の電力量に単価を掛けて、各系統毎の電力量料金を算定するようにしても良い。
これにより、食料品店舗2などで使用される第1冷凍機6、第2冷凍機8、照明器具10、厨房調理機9空調機11などで使用される電力量“ERF(t)”〜電力量“EAC(t)”を計測するとき、計測機器の数を少なくして、システム全体の設置コストを低くしながら、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、空調機11の空調温度設定値を変更し、食料品店舗2などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
また、上述した実施の形態では、各温度設定変更時刻の時間間隔と、空調設定温度の変更幅とを一定にしているが、前回の電力量料金合計“CTOTAL(ti−1)”と、今回の電力量料金合計“CTOTAL(t)”との料金差が予め設定された最大料金差を超えたとき、前記温度設定変更時刻の時間間隔を短くしたり、1回当たりの空調温度設定値変更幅を大きくしたりするようにしても良い。
これにより、最適な時間間隔、あるいは空調温度設定値変更幅で、食料品店舗2などで使用される第1冷凍機6、第2冷凍機8、照明器具10、厨房調理機9空調機11などの電力量料金を個別に算定し、電力量料金合計“CTOTAL(t)”を下げるように、空調機11の空調温度設定値を変更し、食料品店舗2などの店舗運営費を大幅に削減することができる。
また、上述した実施の形態では、食料品店舗2を例にして、本発明による店舗設備制御装置を説明しているが、このような食料品店舗2の店舗、例えば人の出入りが激しいデパート、ディスカウントストアなどに、本発明による店舗設備制御装置を導入するようにしても良い。
本発明による店舗設備制御装置の一実施の形態を示すブロック図。 図1に示す店舗設備制御装置の動作例を示すフローチャート。 日ごとの電力量料金合計の推移の表示例を示す説明図。
符号の説明
1:店舗設備制御装置
2:食料品店舗
3:店舗設備
5:冷凍庫ケース
6:第1冷凍機
7:冷蔵ケース
8:第2冷凍機
9:厨房調理機
10:照明器具
11:空調機
12:室温センサ
13:空調コントローラ
14:出入り口
15:顧客
16:第1冷凍機電力量計測部(機器別電力量料金算定手段)
17:第1冷凍機電力量料金算定部(機器別電力量料金算定手段)
18:第2冷凍機電力量計測部(機器別電力量料金算定手段)
19:第2冷凍機電力量料金算定部(機器別電力量料金算定手段)
20:厨房調理機電力量計測部(機器別電力量料金算定手段)
21:厨房調理機電力量料金算定部(機器別電力量料金算定手段)
22:照明電力量計測部(機器別電力量料金算定手段)
23:照明電力量料金算定部(機器別電力量料金算定手段)
24:空調機電力量計測部(機器別電力量料金算定手段)
25:空調機電力量料金算定部(機器別電力量料金算定手段)
26:電力量料金合計算定部(空調温度設定値変更決定手段)
27:電力量料金合計記憶部(空調温度設定値変更決定手段)
28:使用電力量表示部
29:電力量料金合計比較部(空調温度設定値変更決定手段)
30:空調温度設定変更決定部(空調温度設定値変更決定手段)
31:空調温度設定値送信部

Claims (5)

  1. 温度設定変更時刻になる毎に、店舗設備の各機器で使用される電力量を個別に計測するとともに、各機器毎の電力量料金を算定する機器別電力量料金算定手段と、
    温度設定変更時刻になる毎に、前記機器別電力量料金算定手段で得られた各機器毎の電力量料金を合計して、今回の電力量料金合計を求める電力量料金合計算定手段と、
    温度設定変更時刻になる毎に、前記電力量料金合計算定手段で得られた今回の電力量料金合計と前回の電力量料金合計とを比較し、今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より高くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と逆方向となるように、空調温度設定値を変更し、また今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より低くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と同方向となるように、空調温度設定値を変更する空調温度設定値変更決定手段と、
    を備えたことを特徴とする店舗設備制御装置。
  2. 温度設定変更時刻になる毎に、店舗設備の各機器で使用される電力量を100V系統一括、200V系統一括、または機器種別系統一括で計測するとともに、各系統毎の電力量料金を算定する系統別電力量料金算定手段と、
    温度設定変更時刻になる毎に、前記系統別電力量料金算定手段で得られた各系統毎の電力量料金を合計して、今回の電力量料金合計を求める電力量料金合計算定手段と、
    温度設定変更時刻になる毎に、前記電力量料金合計算定手段で得られた今回の電力量料金合計と前回の電力量料金合計とを比較し、今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より高くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と逆方向となるように、空調温度設定値を変更し、また今回の電力量料金合計が前回の電力量料金合計より低くなっているとき、前回の空調温度設定値変更方向と同方向となるように、空調温度設定値を変更する空調温度設定値変更決定手段と、
    を備えたことを特徴とする店舗設備制御装置。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の店舗設備制御装置において、
    前記空調温度設定値変更決定手段は、今回の空調温度設定値を予め設定されている空調上限設定温度、空調下限設定温度で規定された範囲に規制する、
    ことを特徴とする店舗設備制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の店舗設備制御装置において、
    前記空調温度設定値変更決定手段は、前回の電力量料金合計と、今回の電力量料金合計との料金差が予め設定された最大料金差を超えたとき、前記温度設定変更時刻の時間間隔を短くする処理、または1回当たりの空調温度設定値変更幅を大きくする処理のいずれか一方を行う、
    ことを特徴とする店舗設備制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の店舗設備制御装置において、
    前記電力量料金合計算定手段で得られる電力量料金合計を指定された表示方式で表示する使用電力量料金表示手段、
    を備えたことを特徴とする店舗設備制御装置。
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