JP2005260405A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の低下を抑えたガンマ補正を小さい回路規模で行う。
【解決手段】入力データに対してガンマ補正を行う画像処理装置であって、前記ガンマ補正を折れ線近似により行う折れ線近似手段2と、前記入力データに対応するガンマ補正データを部分的に記憶するルックアップテーブル3と、前記入力データに応じて折れ線近似手段2及びルックアップテーブル3のいずれか一方の出力を選択する補正判定部4およびセレクタ5とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力データに対してガンマ補正を行う画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
一般的に、テレビやカーナビゲーション用のディスプレイは、表示される明るさ(輝度)が信号入力の強さに比例して発光しない性質がある。信号入力をxとすると、発光出力の輝度yは、y=xγで表され、非線形な曲線となる。このような非線形特性をガンマ特性と呼ぶ。この場合、γ値はディスプレイの種類によって異なり、例えばCRTでは、γ=2.2である。
ディスプレイで正しく表示するための方法として、映像出力信号R,G,B(信号入力x)に対して、y=x1/γの補正を行う。これをガンマ補正という。
図6は、γ=2.2の場合のガンマ補正曲線を示す図である。このガンマ補正曲線は、色データxが8ビットのデータ(0〜255)の場合に、ガンマ補正データyの値が0〜255の範囲に入るように正規化したものであり、以下の式から求められる。
y={(x/256)1/2.2}×256
従来のガンマ補正方法には、ガンマ補正のための曲線データをRAMあるいはROMで構成されるルックアップテーブルに記憶させて変換する方法、あるいはガンマ補正のための曲線を折れ線近似する方法などがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−139972号公報
しかしながら、上記従来のルックアップテーブルを用いる方法にあっては、入力データのビット数が大きくなる、すなわち階調が細かくなると、大容量のルックアップテーブルが必要となり、回路規模が大きくなるという事情がある。一方、折れ線近似による方法にあっては、回路規模を小さくできる反面、折れ線近似したガンマ補正データと理想値との誤差が大きいと画質に影響するという事情がある。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、画質の低下を抑えたガンマ補正を小さい回路規模で行うことができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的としている。
本発明の画像処理装置は、入力データに対してガンマ補正を行う画像処理装置であって、前記ガンマ補正を折れ線近似により行う近似手段と、前記入力データに対応するガンマ補正データを部分的に記憶する記憶手段と、前記入力データに応じて前記近似手段及び前記記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、を備える。
上記構成によれば、入力データに応じて近似手段及び記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を備えることにより、折れ線近似では誤差が大きくなる領域のガンマ補正データを部分的に記憶手段に予め記憶させておくことで、全てのガンマ補正データを記憶手段に記憶させておく必要がなく大容量の記憶手段が不要となるため回路規模を小さくすることができ、また、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が小さい場合には近似手段の出力を選択し、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が大きい場合には記憶手段の出力を選択することで、誤差の小さいガンマ補正データを得ることができるため画質の低下を抑えることができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記近似手段の折れ線近似出力を補正する補正手段を備える。また、本発明の画像処理装置は、前記折れ線近似出力と、ガンマ補正理想値との誤差を記憶する記憶部と、前記折れ線近似出力と、前記記憶部が記憶する誤差とを加算する加算手段と、を備える。
また、本発明の画像処理方法は、入力データに対してガンマ補正を行う画像処理方法であって、前記入力データに応じて折れ線近似によるガンマ補正データ及び前記入力データに対応するガンマ補正データのいずれか一方をガンマ補正データの誤差に基づいて選択する選択ステップを有する。
また、本発明の画像処理方法は、前記折れ線近似によるガンマ補正データを補正する補正ステップを有する。また、本発明の画像処理方法は、前記補正ステップは、前記折れ線近似によるガンマ補正データと、前記折れ線近似によるガンマ補正データとガンマ補正理想値との誤差を加算する。
また、本発明の画像処理方法は、前記折れ線近似で用いるサンプル点が、2のべき乗となる点である。また、本発明の画像処理方法は、前記入力データに対応するガンマ補正データ及び前記折れ線近似に用いるサンプル点のデータが、ガンマ補正に加え、画質調整した値である。さらに、本発明の画像処理方法は、前記入力データに対応するガンマ補正データ及び前記折れ線近似に用いるサンプル点のデータが、前記入力データをX、画質調整後のデータをY、ブライトネスで用いる輝度値をBr、コントラストで用いる傾きをCとするときに、Y=C・X1/γ+Brの演算式により求められるYの値である。
本発明の画像処理装置および画像処理方法によれば、入力データに応じて近似手段及び記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を備えることにより、折れ線近似では誤差が大きくなる領域のガンマ補正データを部分的に記憶手段に予め記憶させておくことで、全てのガンマ補正データを記憶手段に記憶させておく必要がなく大容量の記憶手段が不要となるため回路規模を小さくすることができ、また、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が小さい場合には近似手段の出力を選択し、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が大きい場合には記憶手段の出力を選択することで、誤差の小さいガンマ補正データを得ることができるため画質の低下を抑えることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置は、入力データに対してガンマ補正を行うものであり、ガンマ補正部(R)1aは、表示したい色データの赤成分をガンマ補正するもので、ガンマ補正を折れ線近似により行う折れ線近似部2と、入力データに対応するガンマ補正データを部分的に記憶するルックアップテーブル3と、入力データに応じて前記近似手段及び前記記憶手段のいずれか一方の出力を選択する補正判定部4およびセレクタ5とを備える。ガンマ補正部(G)1b、ガンマ補正部(B)1cは表示したい色データの緑成分、青成分をそれぞれガンマ補正するもので、内部構成はガンマ補正部(R)1aと同様である。なお、色データの各成分は例えば8ビットのデジタルデータとして与えられる。
以下、折れ線近似部2の構成について、詳細に説明する。色データをX、ガンマ補正データをYとし、点(x0,y0)と点(x1,y1)の直線補間は、点(x0,y0)を通り、傾き(y1−y0)/(x1−x0)の直線として、数式1で表される。
Figure 2005260405
したがって、色データに対応するガンマ補正データをサンプリングし、テーブル化して数式1に当てはめれば直線補間を行うことができる。しかし、それをハードウェアで実現しようとすると、傾きの演算に除算器が必要となり回路が大規模になってしまう。そのため、傾きの演算に除算結果テーブルを用いて除算器を削減する方法がある。
本実施形態では、サンプリングする色データを「8」以上の2のべき乗(2が8以上の整数、すなわちnは3以上の整数)とすることにより、除算器および除算結果テーブルを用いることなく色データにガンマ補正を行う。
数式1で、色データのx0とx1を2のべき乗に置き換える、すなわちx0=2、x1=2n+1を代入すると、数式2のようになる。
Figure 2005260405
さらに数式2を簡単にするため、2n+1−2=2で置き換えると、数式3のようになる。
Figure 2005260405
数式3によれば、2による除算はデータのシフト処理で済むため、ガンマ補正の直線補完に除算器も除算結果テーブルも不要となる。
図2は、図1に示した画像処理装置の折れ線近似部2を説明するための概略構成図である。図2において、ガンマ補正008レジスタ6aは、色データ「8」に対応するガンマ補正データを記憶し、ガンマ補正016レジスタ6bは、色データ「16」に対応するガンマ補正データを記憶する。同様に、ガンマ補正032レジスタ6cは、色データ「32」に対応するガンマ補正データを記憶し、ガンマ補正064レジスタ6dは、色データ「64」に対応するガンマ補正データを記憶する。さらに、ガンマ補正128レジスタ6eは、色データ「128」に対応するガンマ補正データを記憶し、ガンマ補正255レジスタ6fは、色データ「255」に対応するガンマ補正データを記憶する。
なお、ガンマ補正255レジスタ6fは、色データが8ビットでは「255=2−1」が最大であるため、色データが「255」に対応するガンマ補正データを記憶する。例えば、色データx、ガンマ補正データy、y={(x/256)1/γ}×256、γ=2.2の場合に、レジスタ6a〜6fの設定内容は表1のようになる。
Figure 2005260405
また、図2における基準点生成部7は、入力される色データの値から直線補間の基準点x0、すなわち「2」における次数「n」を生成するものである。すなわち、基準点生成部7では、表2に示すように、色データXの最上位ビット(MSB)から1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、5ビットを検出し、そのデータに対応して「n」を生成する。例えば、色データXが「00001xxx」の場合は、「00001000=8=2」から「n=3」を生成する。
Figure 2005260405
また、図2に示すセレクタ8は、基準点生成部7から供給される「n」の値に従って、ガンマ補正レジスタ6a〜6fの中からガンマ補正データy1(補完直線の終点のy座標)を選択する。同様に、セレクタ9は、基準点生成部7から供給される「n」の値に従って、レジスタ6a〜6fの中からガンマ補正データy0(補完直線の始点のy座標)を選択する。表3にセレクタ8、9の選択内容を示す。
Figure 2005260405
図2に示す減算器10は、セレクタ8から「y1」が供給され、セレクタ9から「y0」が供給され、(y1−y0)を演算する。
また、マスク生成部11は、基準点生成部7から供給される「n」の値から、色データXをマスクするデータを生成する。すなわち、最下位ビット(LSB)からnビットが「1」となる8ビットデータを生成する。例えば、n=3のマスクデータは「00000111」である。表4にマスクデータの内容を示す。
Figure 2005260405
図2に示す論理積(AND)回路12は、色データXとマスク生成部11で生成されたマスクデータとの論理積を行い、(X−2)を求める。すなわち、論理積回路12は、色データxの最下位ビットから「n」を抜き出すので、補完直線における色データの増分Δxを求めることができる。
図2に示す乗算器13は、減算器10から供給される(y1−y0)と、論理積回路12から供給される(X−2)の乗算、すなわち(y1−y0)×(X−2)を行う。
また、右シフター14は、基準点生成部7から供給される「n」の値に従って、乗算器13の乗算結果を「n」の値分右シフトし、(y1−y0)×(X−2)/2の結果を得る。これは、「n」の右シフトが「2」による除算に対応するためである。
図2に示す加算器15は、右シフター14の結果とセレクタ9から供給される「y0」を加算することで、数式3の演算結果、すなわちガンマ補正データYを求める。
このように、本実施形態の折れ線近似部2では、色データXが「8〜255」の場合にガンマ補正データYを生成することを目的としている。これは、ガンマ補正曲線の特性上、色データXが「0〜7」の間ではガンマ補正データYの曲率が大きく、折れ線近似では誤差が大きくなるが、色データXが「8〜255」の間ではガンマ補正データYの曲率が小さく、折れ線近似による誤差を小さくすることができるので、全てのガンマ補正データYをルックアップテーブルに記憶させるより回路規模を小さくすることができるためである。
一方、色データXが「0〜7」の場合には、ガンマ補正データYは以下に説明するルックアップテーブル3により求められる。
図1に示すルックアップテーブル3は、色データXが「0〜7」に対応するガンマ補正データYを記憶するテーブルで、入力された色データXに対するガンマ補正データYを出力する。例えば、色データx、ガンマ補正データy、y={(x/256)1/γ}×256、γ=2.2の場合に、ルックアップテーブル3に記憶されるガンマ補正データYは表5のようになる。
Figure 2005260405
なお、ルックアップテーブル3はRAMやROMといったメモリで構成してもよいし、レジスタで構成してもよい。
図1に示す補正判定部4は、色データXの値が「8」以上であれば補正切替信号「1」を出力し、色データXの値が「7」以下であれば補正切替信号「0」を出力する。また、セレクタ5は、補正判定部4から補正切替信号が供給され、補正切替信号が「1」であれば折れ線近似部2から出力されるガンマ補正データを選択し、補正切替信号が「0」であればルックアップテーブル3から出力されるガンマ補正データを選択して、ガンマ補正部(R)1aとしてのガンマ補正データ(R)を出力する。
図3は、本実施形態の画像処理装置におけるガンマ補正特性を示す。図3に示すように、色データXが「0〜7」の場合、ガンマ補正データYはルックアップテーブル3に記憶されている理想値となり、色データXが「8〜255」の場合、ガンマ補正データYは折れ線近似により求められるデータとなる。
以上のように、入力データに応じて近似手段及び記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段(補正判定部4およびセレクタ5)を備えることにより、折れ線近似では誤差が大きくなる領域のガンマ補正データを部分的にルックアップテーブル3に予め記憶させておくことで、全てのガンマ補正データをテーブルに記憶させておく必要がなく大容量のテーブルが不要となるため回路規模を小さくすることができ、また、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が小さい場合には折れ線近似部2の出力を選択し、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が大きい場合にはルックアップテーブル3の出力を選択することで、誤差の小さいガンマ補正データを得ることができるため画質の低下を抑えることができる。
また、折れ線近似で用いるサンプル点を2のべき乗となる点とすることにより、シフト処理と加減算処理で折れ線近似を実現することができるので、除算器および除算結果テーブルが不要となり、回路規模をさらに小さくすることができる。
また、ルックアップテーブル3に記憶させる、入力データに対応するガンマ補正データおよび折れ線近似用のレジスタ6a〜6f(折れ線近似に用いるサンプル点のデータ)を、画質調整を反映させた値に設定することにより、ブライトネスやコントラストのような画質調整を実現することができる。例えば、ブライトネスで用いる輝度値をBr(明るさ調整に用いる値であり、8ビットの場合0〜255)、コントラストで用いる傾きをC(比例のときは1、通常は1前後)とすると、数式4のように表される。
Figure 2005260405
演算した結果、Y<0の場合、Yは0に丸められ、Y>255の場合、Yは255に丸められる。なお、以上の説明ではγ=2.2を例に挙げたが、これに限定されるものではない。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。同図中、図1と共通の構成要素には図1と同一の符号を付しており、ここではその詳細な説明を省略する。
ガンマ補正部(R)16aの中で第1の実施形態と異なる点は、折れ線近似部2とセレクタ5の間に、折れ線近似部2の折れ線近似出力を補正する誤差補正部17が設けられることである。ガンマ補正部(G)16b、ガンマ補正部(B)16cの内部構成は、ガンマ補正部(R)1aと同様である。
図5は、誤差補正部17を説明するための概略構成図である。図5において、誤差テーブル18は、折れ線近似出力と、ガンマ補正理想値との誤差を記憶するテーブルであり、色データX(8〜255)に対応するガンマ補正の理想値と折れ線近似との誤差を記憶する。例えば、色データx、ガンマ補正データy、y={(x/256)1/γ}×256、γ=2.2の場合に、色データXに対するガンマ補正理想値と折れ線近似との誤差は表6のようになり、この誤差が誤差テーブル18に記憶される。
Figure 2005260405
表6に示すように、誤差は最大で「4」となるので、誤差テーブル18に記憶される誤差データは1データ当たり3ビットあればよい。さらに、誤差「4」となっている箇所を誤差「3」に変更し、誤差データを1データ当たり2ビットにすれば、さらに誤差テーブル18の回路規模を小さくすることができる。なお、誤差テーブル18はRAMやROMといったメモリで構成してもよいし、レジスタで構成してもよい。
図5に示す加算器19は、折れ線近似出力と、誤差テーブル18が記憶する誤差とを加算するものであり、図4に示す折れ線近似部2から出力されるガンマ補正データに、誤差テーブル18に記憶されている誤差データを加算する。加算器19から出力される値が、誤差補正部17から出力されるガンマ補正データYとなる。
以上のように、本実施形態の画像処理装置によれば、折れ線近似によって生成されるデータと理想値の差を誤差テーブル18に記憶し、そのデータで折れ線近似をさらに補正することにより、第1の実施形態より高精度で理想的なガンマ補正を小さい回路規模で行うことができる。
また、第1の実施の形態と同様に、ルックアップテーブル3、折れ線近似用のレジスタ6a〜6fおよび誤差テーブル18に画質調整を反映させた値を設定することにより、ブライトネスやコントラストのような画質調整を実現することができる。なお、以上の説明ではγ=2.2を例に挙げたが、これに限定されるものではない。
本発明は、入力データに応じて近似手段及び記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段を備えることにより、折れ線近似では誤差が大きくなる領域のガンマ補正データを部分的に記憶手段に予め記憶させておくことで、全てのガンマ補正データを記憶手段に記憶させておく必要がなく大容量の記憶手段が不要となるため回路規模を小さくすることができ、また、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が小さい場合には近似手段の出力を選択し、折れ線近似によるガンマ補正の誤差が大きい場合には記憶手段の出力を選択することで、誤差の小さいガンマ補正データを得ることができるため画質の低下を抑えることができる効果を有し、例えば、テレビやカーナビゲーション用ディスプレイ等の入力データに対してガンマ補正を行う画像処理装置および画像処理方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の折れ線近似部を説明するための概略構成図 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の特性を示す図 本発明の第2の実施形態を説明するための画像処理装置の概略構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の誤差補正部を説明するための概略構成図 γ=2.2の場合のガンマ補正曲線を示す図
符号の説明
1a ガンマ補正部(R)
1b ガンマ補正部(G)
1c ガンマ補正部(B)
2 折れ線近似部
3 ルックアップテーブル
4 補正判定部
17 誤差補正部
18 誤差テーブル

Claims (9)

  1. 入力データに対してガンマ補正を行う画像処理装置であって、
    前記ガンマ補正を折れ線近似により行う近似手段と、
    前記入力データに対応するガンマ補正データを部分的に記憶する記憶手段と、
    前記入力データに応じて前記近似手段及び前記記憶手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記近似手段の折れ線近似出力を補正する補正手段を備える画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記折れ線近似出力と、ガンマ補正理想値との誤差を記憶する記憶部と、
    前記折れ線近似出力と、前記記憶部が記憶する誤差とを加算する加算手段と、
    を備える画像処理装置。
  4. 入力データに対してガンマ補正を行う画像処理方法であって、
    前記入力データに応じて折れ線近似によるガンマ補正データ及び前記入力データに対応するガンマ補正データのいずれか一方をガンマ補正データの誤差に基づいて選択する選択ステップを有する画像処理方法。
  5. 請求項4記載の画像処理方法であって、
    前記折れ線近似によるガンマ補正データを補正する補正ステップを有する画像処理方法。
  6. 請求項5記載の画像処理方法であって、
    前記補正ステップは、前記折れ線近似によるガンマ補正データと、前記折れ線近似によるガンマ補正データとガンマ補正理想値との誤差を加算する画像処理方法。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項記載の画像処理方法であって、
    前記折れ線近似で用いるサンプル点は、2のべき乗となる点である画像処理方法。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項記載の画像処理方法であって、
    前記入力データに対応するガンマ補正データ及び前記折れ線近似に用いるサンプル点のデータは、ガンマ補正に加え、画質調整した値である画像処理方法。
  9. 請求項4〜8のいずれか一項記載の画像処理方法であって、
    前記入力データに対応するガンマ補正データ及び前記折れ線近似に用いるサンプル点のデータは、前記入力データをX、画質調整後のデータをY、ブライトネスで用いる輝度値をBr、コントラストで用いる傾きをCとするときに、
    Y=C・X1/γ+Br
    の演算式により求められるYの値である画像処理方法。
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