JP2005254999A - 履帯張り調整装置 - Google Patents

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潤一 吉野
Haruo Hiruma
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Abstract

【課題】 履帯の張りが増減した場合、履帯の張りを所望の張りに修正することができ、しかも、履帯の張りの増減を検知することのできる履帯張り調整装置を提供する。
【解決手段】 従動輪3は、一対のアイドラフォーク5に支持され、同アイドラフォーク5の各基端部5aは支持板6に固定されている。支持板6に固定されたアイドラブラケット44内にスプリング8と摺動体11とが収納され、スプリング8はガイドロッド9,10により案内されている。ピストンロッド13により、摺動体11はスプリング8のばね力に抗して支持板6側に押圧され、スプリング8の圧縮状態に応じて、支持板6に形成した貫通孔6aからガイドロッド10bの先端部28が突出し、スプリング8に蓄えたばね力を検知することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建設車両、土木車両、走行車両、搬送車両、農業車両等に用いられているクローラ式走行体の履帯張り調整装置に関するものである。
従来から用いられているクローラ式走行体は、前後方向に延びる左右一対のトラックフレームと、同各トラックフレームの両端側にそれぞれ設けられた駆動輪及び従動輪と、同駆動輪と従動輪との間に巻き回された履帯と、同履帯の張りを調整する履帯張り調整装置等を備えている。
クローラ式走行体を備えた車両は、走行用の油圧モータ等の駆動により駆動輪を回転駆動して、駆動輪と従動輪との間に巻き回した履帯を周回動させることにより走行することができる。特に、クローラ式走行体を備えた車両は、不整地や荒地、ぬかるみ、湿地帯、傾斜地等を走行するのに適した車両となっている。
履帯張り調整装置は、クローラ式走行体を備えた車両の走行時等において、駆動輪と従動輪との間に巻き回した履帯が所望の張りを有するように機能している。また、履帯張り調整装置は、従動輪等と履帯との間に異物が噛み込まれたり、履帯の一部が障害物等の上に乗り上げたりして、履帯の張り力が異常に増加した場合などにおいて、従動輪を駆動輪側に移動させることで履帯の張りの異常状態を回避するように機能している。
履帯張り調整装置としては、例えば、従動輪の設置位置を確認することのできる履帯張り調整装置(特許文献1参照。)や、履帯張り調整装置内で用いるスプリングのバネ力を調整可能とした履帯張り調整装置(特許文献2参照。)などが提案されている。
特許文献1に記載された履帯張り調整装置における、従動輪及と履帯張り調整装置との要部拡大断面図を図5に示す。
前後方向に延びる角筒体のトラックフレーム40の内部には、張力調整シリンダ51等を収容する筒体41が、支持板42、43等と共に溶接によりトラックフレーム40に固定されている。また、支持板43には後述のナット56が挿入される貫通穴43Aが穿設されている。履帯張り調整装置50は、ヨーク47、遊動輪48と、張力調整シリンダ51、スプリング58等とによって構成され、遊動輪48と図示せぬ駆動輪との間で図示せぬ履帯の張り具合を調整することができる。
張力調整シリンダ51は、外周側にばね受部52Aが設けられ、流体収容室としてのグリース室を有するチューブ52と、基端側が同チューブ52内で摺動可能に挿嵌され、先端53A側がヨーク47に当接した段付のロッド53と、段付のロッド53とは反対側に位置してチューブ52から支持板43側に向け突出し、その中心側にチューブ52内のグリース室と連通するグリース通路が穿設されたグリース給排ロッド54とから構成されている。
グリース給排ロッド54の突出端側には段付円板状のばね受板55が挿通され、グリース給排ロッド54はその軸方向において、ばね受板55に対して相対変位可能に構成されている。即ち、図5においてグリース給排ロッド54は、ばね受板55を貫通して矢印B方向へ突出することができる。また、グリース給排ロッド54の突出端側にはナット56が螺着され、グリース給排ロッド54はナット56とばね受板55との当接によって、図5の矢印A方向への抜止めが防止されている。
トラックフレーム40の一部となる遊動輪ブラケット44の側板44B,44Cには、ヨーク47の摺動方向に一定の長さをもって延びる長穴59が形成されている。また、ヨーク47の各軸受部47Bにはそれぞれ長穴59内に突出するストッパ突起60が螺着して設けられている。遊動輪ブラケット44のガイド45,46に沿った矢示A,B方向へのヨーク47の各軸受部47Bの摺動変位にともなって、ストッパ突起60は長穴59内を同時に矢示A,B方向に変位する構成となっている。
車両の走行時に履帯が地面の起伏等に応じて変形し、遊動輪48に対して後方(矢示B方向)への荷重が作用すると、遊動輪48を支持するヨーク47が遊動輪ブラケット44のガイド45,46に沿って矢示B方向に移動する。このとき、ヨーク47に当接している段付のロッド53と一体となって張力調整シリンダ51は、ばね受部52Aを介してスプリング58を撓み変形させながら、しかもグリース給排ロッド54をばね受板55から突出させながら矢示B方向に移動する。
遊動輪48に作用する後方(矢示B方向)への荷重が減少すると、スプリング58はそのばね力によって張力調整シリンダ51を矢示A方向に押戻す。これにより、張力調整シリンダ51はヨーク47を伴って矢示A方向に変位して遊動輪48に対してスプリング58のばね力を作用させ、図示せぬ履帯に対しては所望の張りを与えることができる。
走行時における履帯の張り具合は、車両の出荷時やメンテナンス時に行う張力調整シリンダ51の初期調整作業によって決められる。この初期調整作業は、チューブ52のグリース室内にグリースニップル57側からグリースを注入することで行われている。グリースの注入量に従ってロッド53を矢示A,B方向に伸縮させ、ロッド53の伸縮量に応じてスプリング58の初期撓み量を調整すると共に、履帯に対する初期張力(車両走行前の張力)を調整することができる。
しかし、車両の出荷時またはメンテナンス時等に、張力調整シリンダ51のチューブ52(グリース室)内にグリースを過剰に注入してしまうと、チューブ52からロッド53が矢示A方向に大きく伸長することになり、最悪の場合にはヨーク47が遊動輪ブラケット44のガイド45,46から脱落したり、ロッド53がチューブ52から抜け出したりする可能性が生じることになる。
これを防止するため、ヨーク47の各軸受部47Bにはそれぞれ長穴59内に突出するストッパ突起60が螺着により設けられ、ヨーク47の各軸受部47Bが遊動輪ブラケット44のガイド45,46に沿って矢示A,B方向に摺動変位するときには、ストッパ突起60が長穴59内でのみ矢示A,B方向に変位し、ストッパ突起60と長穴とによってヨーク47の移動量が規制される構成となっている。
また、特許文献1には、別途遊動輪ブラケット44の側板44Cに長穴を形成し、同長穴の周辺部に目盛りを形成するとともに同長穴から突出する識別マークをヨーク47の軸受部47Bに配設することで、ヨーク47の移動位置を検知する構成も開示されている。
履帯張り調整装置50ではスプリング58のばね力を調整可能とした履帯張り調整装置が、特許文献2に記載されている。
特許文献2に記載された履帯張り調整装置76の要部構成における断面図を、図6に示している。図6では、ヨーク74の一部と履帯張り調整装置76の要部断面図を示しており、図5で示したような従動輪及びヨークの全体構成は省略して示している。
履帯張り調整装置76は、図示せぬ従動輪、グリースシリンダ71、スプリング75及びばね力調整機構77とから構成されている。グリースシリンダ71は、チューブ84と同チューブ84内でグリース室を画成するピストンロッド85とグリース室に連通するグリース給排ロッド73から構成されている。
ばね力調整機構77は、グリース給排ロッド73の外周側に位置してトラックフレーム70の支持板70Aに当接されるストッパ筒78と、同ストッパ筒78の外周側に螺合し、スプリング75のばね力を受承するばね受部材79と、前記グリース給排ロッド73の先端側に設けられ、同ばね受部材79を軸方向に移動させる回転操作部材80とから構成されている。
ストッパ筒78は、長尺の段付筒状に形成され、外周面にはおねじ部78Aが、他側には支持板70Aに当接する大径の鍔部78Bがそれぞれ形成され、同鍔部78Bにはナット81が当接している。また、鍔部78Bには係合ピン82が係合する係合穴78Cが形成されている。
ばね受部材79は、短尺の段付筒状に形成され、その内周側には前記ストッパ筒78のおねじ部78Aと螺合するめねじ部79Aが形成されている。また、ばね受部材79は、環状に形成されたばね受承部79Bと、同ばね受承部79Bから直径方向にそれぞれ伸長した回転止め突起79C,79Cを有した構成となっている。
回転操作部材80は、グリースニップル86を端部に備えたグリース給排ロッド73のおねじ部73Bに螺合され、ピン挿嵌穴を有したナット81と、同ナット81のピン挿嵌穴に挿嵌され軸方向一側に向けて突出する連結具としての係合ピン82とから構成されている。トラックフレーム70内に形成された突起保持部83は、回転止め突起79Cの位置決め、及びばね受部材79の回転止めを行うように配設されている。
スプリング75はグリースシリンダ71のばね受部72Aとばね力調整機構77のばね受部材79との間に配設され、ばね力調整機構77におけるばね受部材79を軸方向に移動させることにより、スプリング75のばね力を調整することができる。ばね受部材79の軸方向への移動は、ナット81を回転させることにより、ナット81に係合した係合ピン82を介してストッパ筒78を回転させ、ストッパ筒78の回転に伴って、ストッパ筒78のおねじ部78Aに螺合したばね受部材79を、突起保持部83により回り止めされながら軸方向に移動させることで行うことができる。
特開2000−85647号公報 特開平7−137672号公報
特許文献1、2に示すように従来の履帯張り調整装置では、スプリングのばね力は、対向するばね受部52Aとばね受板55との間隔(特許文献1)、又はばね受部13Aとばね受部材79との間隔(特許文献2)により規定されたばね力が用いられていた。特許文献1に記載したような履帯張り調整装置では、段付きロッド53がヨーク47を押圧することにより得られる反力を用いて、ばね受部52Aをばね受板55側に向かって変位させ、ばね受部52Aとばね受板55との間隔が所定の間隔となったときに、同間隔を保持するためにナット56を締める方向に回転させることによりナット56をばね受板55に当接させている。これにより、ばね受部52Aとばね受板55との間隔で規定されるばね力をスプリング58に付与することができる。
また、特許文献2に記載された履帯張り調整装置では、別途構成したばね力調整機構32を用いることで、ばね受部13Aとばね受部材79との間隔を調整してスプリングに付与するばね力を設定することができる。しかし、特許文献1、2に示すような履帯張り調整装置では、スプリングのばね力は対向するばね受部52Aとばね受板55との間隔(特許文献1)、又はばね受部13Aとばね受部材79との間隔(特許文献2)により規定されたばね力となっているため、ナット56(特許文献1)及びナット81(特許文献2)に対しては常にスプリングのばね力が引張り応力として作用している構成となっている。
このため、スプリングのばね力を保持しているナットが緩むと、スプリングのばね力が減少してしまうことになり、常にナットが緩まないように構成しておくことが必要であった。また、何らかの理由で駆動輪と従動輪との間に巻き回した履帯の張りが減少した場合には、張力調整シリンダ22又はグリースシリンダ12内に供給されたそれぞれのグリース圧による段付のロッド53又はピストンロッド16の押圧力が作用するだけで、段付のロッド53又はピストンロッド16が履帯の張りを増加する方向に多少移動したとしても、従動輪に対して履帯の張りを増加させる方向に十分な押圧力で押圧することはできなかった。しかも、このような場合においてスプリングに蓄えておいたばね力を、履帯の張りを増加させるために使用することはできなかった。
また、特許文献1には、従動輪の設置位置を確認する構成が記載されてはいるが、同従動輪の設置位置を確認する構成は上述したように、履帯に対する初期張力を調整する段階で使用されるものである。このため、履帯の張りが減少した場合には、段付のロッド53が履帯の張りを増加させる押圧力としては、十分な押圧力を発生させることはできなかった。したがって、従動輪の設置位置を確認する構成は、履帯の張りの減少を知る検知手段としては機能していなかった。
本発明は、これらの従来の問題点を解決するとともに、履帯の張りが減少した場合でも履帯の張りの減少を検知することのできるクローラ式走行体における履帯張り調整装置を提供することにある。
本願発明の課題は請求項1〜5に記載された各発明により達成することができる。
即ち、本願発明では請求項1に記載したように、クローラ式走行体のトラックフレームに配した駆動輪と従動輪との間で巻き回された履帯の張り調整を行う履帯張り調整装置において、前記従動輪を取り付けた一対のアイドラフォークの各基端部を固定した支持板と、前記支持板に対して近接離間可能に配された摺動体と、前記支持板と前記摺動体との間に狭持されたスプリングと、少なくとも前記支持板又は前記摺動体に設けられ、前記スプリングをガイドする少なくとも1以上のガイドロッドと、前記摺動体を前記スプリングのバネ力に抗して前記支持板側に向けて押圧し、前記支持板とは反対方向への移動が前記トラックフレームにより規制された押圧手段とを備え、少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部と対峙する前記支持板又は前記摺動体に対する同ガイドロッド先端部の変位に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを最も主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項2に記載したように、前記支持板又は摺動体に形成した貫通孔から突出する、少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部の前記貫通孔からの変位に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを主要な特徴となしている。
更に、本願発明では請求項3に記載したように、少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部と対峙する前記支持板又は摺動体に配され、前記ガイドロッド先端部の当接又は近接により作動する検知センサーからの検知信号に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを主要な特徴となしている。
更にまた、本願発明では請求項4に記載したように、前記押圧手段が、グリースシリンダ及び同グリースシリンダにて作動するピストンロッドからなることを主要な特徴となしている。
また、本願発明では請求項5に記載したように、前記スプリング及び摺動体が、前記支持板に固定したアイドラブラケット内に収納されてなることを主要な特徴となしている。
本願発明では履帯張り調整装置として、従動輪を取り付けた一対のアイドラフォークにおける各基端部を固定した支持板を直接スプリングによって押圧する構成を備え、スプリングの他端部を押圧する摺動体又はアイドラフォークを固定した前記支持板に、スプリングのガイド機能を持たせたガイドロッドを少なくとも1以上設けるとともに、前記摺動体を前記スプリングのバネ力に抗して前記支持板側に向けて押圧する押圧手段を備えている。また、同押圧手段における前記支持板側との反対側はトラックフレームにより規制した構成としており、前記スプリングのバネ力を検知するのに、少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部と対峙する前記支持板又は摺動体に対しての同ガイドロッド先端部の変位位置の情報を用いたことを特徴としている。
これにより、駆動輪と従動輪との間に巻き回した履帯の張りが、増加した場合でもまた減少した場合であっても、スプリングのばね力によって履帯の張りを調整する方向に従動輪を移動することができる。しかも、従動輪を移動させる押圧力は、スプリングに蓄圧したばね力により与えることができるので、従動輪を押圧する押圧力としては十分な押圧力を使用することができる。
このとき、スプリングの圧縮又は伸長によってスプリング長が変化するが、スプリング長の変化割合と、スプリングをガイドするガイドロッドの先端位置と支持板又は摺動体との間隔における変化割合とが、1対1の対応関係となっている。本願発明では、スプリング長の変化をガイドロッド先端部の前記支持板又は摺動体に対する変位として捉えることで、スプリングのバネ力を検知することができる。
ガイドロッドは、支持板と摺動体の両方にそれぞれ対向して配設することもできるが、スプリング長の変化を検知するガイドロッドとしては支持板又は摺動体の一方に固定して配設しておくことが必要である。また、スプリング長の変化を検知するガイドロッドは、1本だけの使用に限定されるものではなく、複数本配設して使用することもできる。この場合、複数本のガイドロッドの長さをそれぞれ異ならしておくなどにより、各ガイドロッド先端部の支持板又は摺動体に対する変位を適宜組み合わせることで、スプリングのばね長の状態を様々な状態で検知することができる。例えば、スプリングのばね力が所望範囲に収まっている等の状態を検知することができる。
ガイドロッドとしては、ガイドロッドの外周部にスプリングを遊嵌することでスプリングをガイドする構成とすることも、スプリングがその軸方向以外には撓まないようにスプリングの外周面側を規制するガイドロッドとして構成することもできる。
ガイドロッド先端部の支持板又は摺動体に対する変位の検知方法としては、請求項2に記載したように、支持板又は摺動体に前記ガイドロット先端部が貫通する貫通孔を形成し、同貫通孔から突出した前記ガイドロット先端部の変位として検知することができる。前記貫通孔から突出するガイドロッド先端部に着色しておくことや、目盛等を形成しておくことで視力による検知や、突出量の検知をより容易に、しかも確実なものとして検知することもできる。
また、請求項3に記載したように、ガイドロッド先端部と対峙する支持板又は摺動体に検知センサーを配設し、同検知センサーにガイドロッド先端部が当接又は近接することで、ガイドロッド先端部の変位として検知することもできる。検知センサーとしては、圧電スイッチ、近接スイッチ、リミットスイッチ等のガイドロッド先端の当接又は近接を検知することのできる検知センサーを利用することができる。
このように、本願発明においては特許文献1のような特別な遊動輪の位置を検知する構成を用いなくても、スプリングをガイドするガイドロッドを利用して従動輪に作用しているスプリングのばね力を検知することができる。このため、スプリングのばね力を検知する構成の部品点数も少なく、組立ても簡単とすることができる。
摺動体をスプリングのばね力に抗して支持板側に押圧する押圧手段としては、グリースシリンダ、油圧シリンダ等の作動流体の圧力を利用した押圧手段やボルト・ナット等の螺合を利用して摺動体を支持板側に摺動させる押圧手段、カム機構による偏心回転等を利用して摺動体を支持板側に摺動させる押圧手段等を採用することができる。
押圧手段として、グリースシリンダや油圧シリンダを使用したときには、シリンダへのグリース供給側又は油圧シリンダへの油圧供給側にグリ−ス圧又は油圧を検知する圧力計を配しておくことにより、同圧力計で検知した圧力によりスプリングの伸縮状態を検知するように構成することもできる。
また、遠隔操作あるいは上述した圧力計からの検知信号を用いて、グリ−ス圧又は油圧を制御することで、スプリングの伸縮量の制御、スプリングのばね力の一定制御等を行うこともできる。ボルト・ナット等の押圧手段やカム機構を用いた押圧手段で、ボルト又はナット、あるいはカムを駆動する駆動モータを用いた場合には、上述の検知センサーからの検出信号に基づいて同駆動モータを制御して、スプリングのばね力を制御することもできる。
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明の履帯張り調整装置の構成としては、以下で説明する形状、配置構成以外にも本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を採用することができるものである。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1は、本発明の実施形態に係わる履帯張り調整装置の要部斜視図である。図2は、履帯張り調整装置を備えたクローラ式走行体の平面図であり、図3は同クローラ式走行体の正面図である。
図1は、クローラ式走行体における左右一対のトラックフレーム1のうち、一方のトラックフレーム1における履帯張り調整装置4の要部斜視図を示している。他方のトラックフレームに関しても、図1と鏡面対象の配置関係である点を除いて、各構成部材は図1に示す各構成部材と同様に構成されている。このため、以下においては、図1〜図3で示す一方のトラックフレーム1における各部材の構成についてその説明を行うこととし、他方のトラックフレームにおける各部材の構成については、その説明を省略することとする。
図3に示すように、トラックフレーム1の一方には駆動輪2が配設され、図2に示す駆動モータ2bにより正逆転可能に配設されている。また、トラックフレーム1の他方には従動輪3が配設され、従動輪3は一対のアイドラフォーク5によって従動輪3の軸3aが支承されている。駆動輪2と従動輪3には履帯25が巻き回されるとともに、履帯25は更に、ローラ21a〜21dにより駆動輪2と従動輪3との間で支持されている。
図3では、ローラ21a〜21dをトラックフレーム1の下方側に配した例を示しているが、ローラをトラックフレーム1の上方部にも配することもできる。ローラ21a、21b及びローラ21c、21dは、それぞれローラ支持板22a、22bにより支持され、ローラ支持板22a、22bの傾動によりそれぞれ反対方向に上下動することができる。
駆動輪2の回転により、履帯25は駆動輪2の回転方向に走行することになる。駆動輪2と従動輪3との間に巻き回された履帯25の張りは、次に説明する履帯張り調整装置4により、その張り力を調整することができる。また、履帯25に過剰な荷重が加わった場合や、履帯25の張りが減少しそうになる場合には、同履帯張り調整装置4によって、履帯25の張りを常に一定の張り力となるように調整することができる。
図1に示すように履帯張り調整装置4は、一対のアイドラフォーク5と、同アイドラフォーク5の各基端部5aを固定した支持板6と、支持板6に固定されたアイドラブラケット44を備えている。また、前記アイドラブラケット44内に収納されるスプリング8と、同アイドラブラケット44の内周面に案内されてアイドラブラケット44内を摺動する摺動体11と、前記スプリング8をアイドラブラケット44内で案内するガイドロッド9,10を備えている。
更に履帯張り調整装置4は、前記摺動体11をスプリング8のばね力に抗して支持板6側に押圧するグリースシリンダ12及びピストンロッド13と、アイドラブラケット44の摺動を案内するトラックフレーム1に配設されたホルダー20と、グリースシリンダ12の支持板6とは反対方向への移動を前記ホルダー20との間で規制する当接板15とを備えている。
ガイドロッド10a〜10cは、その一端部が摺動体11に固定され、他端部側からスプリング8a〜8cを遊嵌することができる。支持板6には、ガイドロッド10a、10cに対向してガイドロッド9a、9bが固定されるとともに、ガイドロッド10bの先端部28を貫通させる貫通孔6aが形成されている。スプリング8は、3本設けることに限定されるものではなく、1以上の本数設けることができるものである。
また、貫通孔6aをガイドロッド10a、10cに対向して形成するように複数形成し、複数のガイドロッドを各貫通孔から突出させる構成とすることもできる。スプリング8をガイドするガイドロッドとしては、スプリングを遊嵌するガイドロッドに限定されるものではなく、スプリング8がその軸方向以外に撓まないようにスプリングの外周面側を規制するガイドロッドを使用することもできる。
ガイドロッド9aとガイドロッド10aとの間隔、及びガイドロッド9bとガイドロッド10cとの間隔は、所望のばね力を蓄圧したスプリング8が更に、履帯25に作用した付加によって履帯25の張り力が増加したときに、同増加分を吸収するために支持板6が摺動体11側に移動するのを許容する距離を、少なくともガイドロッド9a、9bとガイドロッド10a、10cとの間の距離として離間させておくことが望ましい。
摺動体11は、支持板6に固定したアイドラブラケット44の内周面を案内面として摺動するように構成されているが、摺動体11は必ずしもアイドラブラケット44内を摺動する構成に限定されるものではなく、ホルダー20内に形成した案内部材等により摺動案内される構成とすることもできる。
図2に示すようにグリースシリンダ12内にはグリース室14を画成するピストンロッド13が摺動可能に内装されている。グリース室14には連結管18が接続され、連結管18の端部にはグリースニップル16が配設されている。グリースニップル16は、トラックフレーム1に固定されたグリース受け17により支持されている。
図示せぬグリース供給源と接続した接続部をグリースニップル16に接続し、グリース室14内にグリース19を供給することでピストンロッド13を図2の左方向に摺動させることができる。グリース受け17にドレインタンク等と連通した連通口を形成しておくことで、グリース室14からグリース19を抜き取るときに、抜き取ったグリースの再利用を図ることもできる。これは、従来、グリース室から抜き取った後、地面等に捨てていたグリースの再利用を図ることができ、環境にも優しいものとすることができる。
ピストンロッド13の図2における左方向への摺動により、ピストンロッド13は、摺動体11を押圧してスプリング8a〜8cを圧縮させながら支持板6を図2における左方向に押圧移動させる。支持板6の図2における左方向への移動により、支持板6に固定された一対のアイドラフォーク5を介して従動輪3を図2における左方向へ移動させ、駆動輪2と従動輪3との間に巻き回した履帯25に所望の張りを与えることができる。
即ち、図2において点線で示すピストンロッド13’で示す位置から、グリース室14内に注入されたグリース19によってピストンロッド13は押圧されて実線で示す位置に移動する。ピストンロッド13の移動に伴って、点線で示す位置にいた摺動板11’は、実線で示す位置に摺動板11は移動することになる。尚、この図においては、従動輪3の移動前と移動後の位置については特に図面上では点線、実線等を用いて示していないが、上述したように摺動体11の移動に伴って、履帯25に張りを付与する方向に移動することになる。
履帯25に与える張り、即ち、スプリング8a〜8cに蓄圧したばね力は、ガイドロッド10bの先端部28が支持板6に形成した貫通孔6aから突出した突出量を確認することで決定することができる。所望量のばね力が蓄圧されたことを確認したら、グリース供給源からのグリース供給を停止し、グリース供給源と接続した接続部をグリースニップル16から取り外すことでグリース室14内には、所望の圧力となったグリース19を充填しておくことができる。
これにより、履帯25に過剰な付加が加わり履帯25の張りが増加したときには、従動輪3はスプリング8a〜8cを圧縮する方向に移動して同張りの増加を制御することができる。また、履帯25の張りが何らかの理由で減少したときには、スプリング8a〜8cのばね力により従動輪3を張りが増加する方向に移動させることができ、履帯25に付与する張りを略一定に制御することができる。
ガイドロッド10bの先端部28に着色領域を形成しておくことで、同着色領域を確認することでスプリング8a〜8cに蓄圧したばね力を確認することもできる。また、ガイドロッド10bの先端部28に目盛りを形成しておくことで、先端部28の突出量を確認する構成とすることもできる。また、ガイドロッド10bの先端部28に段差部を形成し、同段差部の大径側が貫通孔6aに当接する構成とすることで、ピストンロッド13の突出量を制限し、ピストンロッド13がグリースシリンダ12から抜け出るのを防止することもできる。
支持板6から突出させるガイドロッドの先端部は、図示例のようにガイドロッド10bの1本に限定されるものではなく、複数本のガイドロッドの先端部を支持板にそれぞれ形成した貫通孔から突出させることもできる。この場合には、突出したガイドロッドの先端部の組合せ等を利用することで、様々な状態におけるスプリングのばね力として確認することができるようになる。
図3に示すように、例えば、ローラ21a、21d間で履帯25が、障害物等の上に乗り上げた場合、履帯25には乗り上げた障害物によってローラ21a、21d間の履帯25は、図3の上方に撓むことになる。これによって、履帯25には過剰な付加が加わり、履帯25の張りが増加することになる。履帯25における張りの増加は、従動輪3が実線位置から点線位置に移動すること、即ち、スプリング8a〜8cを圧縮することで履帯25の張りの増加を抑えることができる。
図3に示す場合には、ローラ21a、21b及びローラ21c、21dをそれぞれ支承するローラ支持板22a、22bが、実線の状態から点線の状態である22a’、22b’の状態に傾動することによって履帯25に加わる張りの増加を抑える一助とすることもできる。このように構成することにより、履帯25の張りを減少するために移動する従動輪3の移動量も少なくすることができる。
ローラ支持板22a、22bの傾動は、例えば、履帯25の張りが減少した場合において、図3で示す点線状態の傾斜方向とは逆方向にローラ支持板22a、22bが傾斜することで、従動輪3の図3における左方向への移動と合わせて、履帯の張りの減少を防止することもできる。このように、ローラ支持板22a、22bは、履帯25に作用する張りの状況に応じて、適宜の方向に傾斜して履帯25の張りを一定に保つように、履帯張り調整装置4とともに使用することができる。
上述の説明では、ピストンロッド12で摺動体11を押圧する構成について説明を行ったが、摺動体11にグリースシリンダ12を当接又は固定して、ホルダー20に形成したフランジ部等にピストンロッド13を当接させることで、摺動体11を押圧摺動させる構成とすることもできる。この場合には、ピストンロッド13内にグリースを通す流路を形成し、ピストンロッド13の先端部にグリースニップルを形成しておくことが望ましい。
摺動体11を押圧摺動させる押圧手段としては、上述のグリースシリンダ12及びピストンロッド13による押圧手段以外にも、油圧シリンダや、ボルト・ナット等による螺合機構による押圧手段、カム機構を用いた押圧手段等を用いることができる。
図4に示すように、本願発明に係わる実施例2では、スプリングのばね力を検知するのにガイドロッドの先端部を支持板の貫通孔から突出させる代わりに、ガイドロッドの先端部が当接する部位に検知センサーを設けた構成としたことを特徴としている。他の構成については、実施例1で示したものと同様の構成を用いることができ、実施例1において用いた部材符号と同じ部材符号を用いることでその説明を省略することとする。
図4では、摺動体11に固定したガイドロッド10bが当接する支持板6の部位に検知センサー27を配設している。ガイドロッド10bを支持板6に固定した場合には、検知センサー27は摺動体11側に配設することができる。検知センサー27としては、近接スイッチ、リミットスイッチ、圧電スイッチ、ガイドロッドの先端によって遮られるたり遮られなかったりすることでON/OFF検知することのできる光電管等の各種検知センサーを用いることができる。
検知センサー27からの検知信号を用いて、スプリング8のばね力を検知することができる。また、同検知信号を用いて、摺動体11の押圧手段として油圧シリンダや、上述した螺合機構やカム機構を駆動モータにより駆動する場合にはその駆動モータを制御することもできる。
本願発明は、本願発明の技術思想を適用することができる装置等に対しては、本願発明の技術思想を適用することができる。
本発明の実施形態に係わる履帯張り調整装置の要部斜視図である。(実施例1) 履帯張り調整装置を備えたクローラ式走行体の平面断面図である。(実施例1) クローラ式走行体の正面図である。(実施例1) 履帯張り調整装置の要部斜視図である。(実施例2) 従動輪、履帯張り調整装置を従動輪ブラケットに取り付けた縦断面図である。(従来例1) 履帯張り調整装置を示す横断面である。(従来例2)
符号の説明
1 トラックフレーム
2 駆動輪
3 従動輪
4 履帯張り調整装置
5 アイドラフォーク
6 支持板
7 アイドラブラケット
8 スプリング
9 ガイドロッド
10 ガイドロッド
11 摺動体
12 グリースシリンダ
13 ピストンロッド
14 グリース室
15 当接板
16 グリースニップル
17 グリース受け
18 連結管
19 グリース
20 ホルダー
21a〜21d ローラ
22a、b ローラ支持板
23 ニップル支持板
25 履帯
27 検知センサー
28 先端部
40 トラックフレーム
44 遊動輪ブラケット
47 ヨーク
48 遊動輪
50 履帯張り調整装置
51 張力調整シリンダ
52 チューブ
52A ばね受部
53 段付のロッド
54 グリース給排ロッド
55 ばね受板
56 ナット
58 スプリング
59 長穴
60 ストッパ突起
70 トラックフレーム
71 グリースシリンダ
72A ばね受部
73 グリース給排ロッド
74 ヨーク
75 スプリング
76 履帯張り調整装置
77 ばね力調整機構
78 ストッパ筒
78A おねじ部
78B 鍔部
79 ばね受部材
79A めねじ部
79B ばね受承部
79C 回転止め突起
80 回転操作部材
81 ナット
82 係合ピン
83 突起保持部
84 チューブ
85 ピストンロッド

Claims (5)

  1. クローラ式走行体のトラックフレームに配した駆動輪と従動輪との間で巻き回された履帯の張り調整を行う履帯張り調整装置において、
    前記従動輪を取り付けた一対のアイドラフォークの各基端部を固定した支持板と、
    前記支持板に対して近接離間可能に配された摺動体と、
    前記支持板と前記摺動体との間に狭持されたスプリングと、
    少なくとも前記支持板又は前記摺動体に設けられ、前記スプリングをガイドする少なくとも1以上のガイドロッドと、
    前記摺動体を前記スプリングのバネ力に抗して前記支持板側に向けて押圧し、前記支持板とは反対方向への移動が前記トラックフレームにより規制された押圧手段と、
    を備え、
    少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部と対峙する前記支持板又は前記摺動体に対する同ガイドロッド先端部の変位に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを特徴とする履帯張り調整装置。
  2. 前記支持板又は摺動体に形成した貫通孔から突出する、少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部の前記貫通孔からの変位に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを特徴とする請求項1記載の履帯張り調整装置。
  3. 少なくとも1以上の前記ガイドロッド先端部と対峙する前記支持板又は摺動体に配され、前記ガイドロッド先端部の当接又は近接により作動する検知センサーからの検知信号に基づいて、前記スプリングのバネ力を検知してなることを特徴とする請求項1記載の履帯張り調整装置。
  4. 前記押圧手段が、グリースシリンダ及び同グリースシリンダにて作動するピストンロッドからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の履帯張り調整装置。
  5. 前記スプリング及び摺動体が、前記支持板に固定したアイドラブラケット内に収納されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の履帯張り調整装置。

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