JP2005253987A - 保持装置 - Google Patents

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Koichi Tatsumi
康一 巽
Kuniaki Kami
邦彰 上
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Takashi Fukaya
考 深谷
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
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Abstract

【課題】本発明は、体腔内に挿入するために穿刺されるトラカール等の穿刺位置や必要とされる手術器具の可動範囲の異なる色々な手術に適用できる適用範囲の広い医療器具の保持装置を提供することを最も主要な特徴とする。
【解決手段】支柱3を含むリンク機構部4は透明な滅菌カバー19によって覆われている。また、固定軸受11より第2の水平ロッド12とは反対側に延設されたロッド13の端部には滅菌カバー19の口金20を挟み込むようにして第1の先端アーム部21または第1の先端アーム部21と長さの異なる第2の先端アーム22のどちらかを選択的に着脱自在に装着できるようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、手術を行う際に内視鏡や手術器具を保持する医療器具の保持装置に関する。
近年、内視鏡下手術の複雑化に伴い手術中に操作する装置や器具が増えているため内視鏡や常に手術にたずさわる手術器具を手術台に取付ける保持装置が利用されるようになってきた。
例えば、特許文献1は、旋回アーム、下方ロッド、上方ロッド及び連結ロッドによって形成される平行四辺形リンクからなるリンク機構部における上方ロッドの一端部側の延出部に手術器具の保持部を連結し、手術器具が装着された保持部に対して釣り合わせた2つのカウンターウエイトをリンク機構部に配設した構成になっている。
この例では手術器具を移動させるためには、関節や保持部の固定、解除等の必要がなく、移動力量も軽いため、術者が片手で操作をできるという優れた操作性を持つが、各ロッドの長さが固定されているため、手術器具の可動範囲(操作範囲)は限定されている。
また、特許文献2に開示された保持装置は、一定水平位置に支持された開口リング18に取付けられ、立設された支持ロッド50から可撓性部材60が延設され、その可撓性部材60の端部に内視鏡10の保持手段が設けてある。また、前記支持ロッド50は、開口リング18に沿って移動可能となっている。
特願平5−325365号 米国特許第4,573,452号明細書 実開平1−130304号公報
しかしながら、前記特許文献1の手術器具保持装置は、手術器具が装着された保持部をカウンターウエイトにより釣り合わせる構成となっているため、手術器具を移動させる際、関節部や保持部の固定・解除等の操作が必要なく、移動力量も軽い。従って、手術器具を移動させる場合は、片手で所望の位置に移動させ、そのまま手を離せばその位置で固定される。この点、操作性は、特許文献3に示された内視鏡保持装置等他の装置より優れている。
しかし、特許文献1の手術器具保持装置は、旋回するロッドの長さが一定であるため、手術器具の保持される位置や可動範囲を変えることはできない。ところが実際の腹腔鏡手術や胸腔鏡手術では、体腔内に内視鏡や処置具を挿入するために穿刺されるトラカールの穿刺位置や、必要とされる可動範囲は行う手術の種類によって異なる。
従って、この手術器具保持装置を色々な種類の手術に使用することは難しい。もし、この手術器具保持装置を色々な種類の手術に使用しようとすると、その手術のトラカール穿刺位置に合わせて、手術器具保持装置の取付け部の手術台への係止位置を変えるしかないが、保持装置の係止位置をむやみに変えると他の手術器具と保持装置が干渉し、手術の進行が極めて困難になる。
また、前記特許文献2の保持装置は、内視鏡10を保持した可撓性部材60が延出された支持ロッド50を開口リング18に沿って移動させることができるため、手術によって異なる内視鏡10の挿入位置や必要とされる内視鏡10の可動範囲に対応することが可能であるが、支持ロッド50を開口リング18に沿って移動させるためには、支持ロッド50の固定部の固定を解除し、所望の位置に移動した後、再び固定部を開口リング18に固定させる必要があり、操作性は悪い。無論術者の片手による操作は不可能である。また開口リング18が患者の術部の上に位置するため、手術に必要な他の処置具類の操作に干渉してしまうという問題がある。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、体腔内に挿入するために穿刺されるトラカール等の穿刺位置や必要とされる手術器具の可動範囲の異なる色々な手術に適用できる適用範囲の広い医療器具の保持装置を提供することにある。
この発明は前記目的を達成するために、医療器具を保持するための保持装置において、設置部に支持され、前記医療器具を保持するためのアダプタを移動自在に支持するための可動部を有するリンク機構部と、端部に着脱部材を有する前記リンク機構部から延設されたロッドと、一端側に前記アダプタを着脱自在なアダプタ着脱部を有し、他端側に前記着脱部材に対して着脱自在な握り部を有する先端アーム部と、前記ロッドの端部の外周面に対して取付け可能な口金を有し、前記ロッドと前記リンク機構部とを覆うカバーと、を有することを特徴とする。
さらに、この発明は前記目的を達成するために、医療器具を保持するための保持装置において、設置部に支持され、前記医療器具を保持するためのアダプタを移動自在に支持するための可動部を有するリンク機構部と、端部に着脱部材を有する前記リンク機構部から延設されたロッドと、一端側に前記アダプタを着脱自在なアダプタ着脱部を有し、他端側に前記着脱部材に対して着脱自在な握り部を有する先端アーム部と、前記ロッドの端部の外周面に対して前記握り部と挟み込まれた状態で取付け可能な口金を有し、前記ロッドと前記リンク機構部とを覆うカバーと、を有することを特徴とする。
そして、本発明では、先端アーム部と装置本体のロッドとの着脱部にカバーの口金をはめ込むことにより、先端アーム部側を除く装置本体の全てあるいは大半をカバーで覆うように構成されているため滅菌・消毒を行うのは、先端アーム側のみでよい。そのため、大きく重量の重い、本体側を滅菌・消毒する必要がなく、取り扱いが非常に楽になる。しかも、カバーは、先端アーム部の着脱部を境に取付けられているため、先端アーム部を長さの異なる先端アーム部に付け換える際に非滅菌域を露出させることなく、滅菌状態を保ったままで、付け換えることができる。
この発明によれば、高い操作性を維持しつつ、体腔内に医療器具を挿入するために穿刺する例えばトラカールの穿刺位置や必要とされる手術器具の可動範囲の異なる種々の手術に適用でき、その適用範囲を格段に向上させることができる。
以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図6は第1の実施例を示し、図1は医療器具の保持装置の全体構成を示す。1は例えば手術台のガイドレールに取付けノブ2の操作により着脱可能に取り付けられる設置部である。この設置部1には支柱3が鉛直方向に沿って立設され、鉛直な第1の回転軸Oを中心に回転可能に連結されている。
また支柱3の上端部には、平行四辺形リンクから成るリンク機構部4の固定軸受5が連結されている。固定軸受5の一側面には支柱3の第1の回転軸Oと直交する第2の回転軸Oを中心に、旋回ロッドとしての第1の垂直ロッド6を縦方向に延設した可動軸受7と、旋回ロッドとしての第1の水平ロッド8を横方向に延設した可動軸受9が回転可能に連結されている。
第1の垂直ロッド6の上端部には可動軸受10が設けられ、この可動軸受10は、第2の回転軸Oと平行な第3の回転軸Oを中心に固定軸受11の一側面に回転可能に連結されている。この固定軸受11には横方向に第1の水平ロッド8と平行に延出された旋回ロッドとしての第2の水平ロッド12と、この第2の水平ロッド12に対向して延長されたロッド13が連結されており、第2の水平ロッド12の他端には可動軸受14が設けられている。
可動軸受14は、第3の回転軸Oと平行な第4の回転軸Oを中心に回転可能に固定軸受15に連結されている。この固定軸受15から鉛直方向に旋回ロッドとしての第2の垂直ロッド16が第1の垂直ロッド6と平行に延設され、第2の垂直ロッド16の他端には可動軸受17が設けられている。
可動軸受17は前記第1の水平ロッド8の端部に設けられた固定軸受18に、第2の回転軸Oに平行な第5の回転軸Oを中心に回転可能に連結されており、このようにして第1の垂直ロッド6、第1の水平ロッド8、第2の水平ロッド12、第2の垂直ロッド16によって変形可能な平行四辺形リンクからなるリンク機構部4が構成されている。
また、前記支柱3を含む前記リンク機構部4は透明な滅菌カバー19によって覆われている。また、前記固定軸受11より第2の水平ロッド12とは反対側に延設されたロッド13の端部には滅菌カバー19の口金20を挟み込むようにして第1の先端アーム部21または第1の先端アーム部21と長さの異なる第2の先端アーム22のどちらかを選択的に着脱自在に装着できるようになっている。
すなわち、滅菌カバー19は第1の先端アーム部21を除く医療器具の保持装置を概ね覆うように配置され、この滅菌カバー19の端部には保持装置の動きを妨げないようにスリット23が設けてある。
前記第1の先端アーム部21の端部にはアダプタ着脱部24が設けられ、ここに内視鏡25を装着した保持部としてのアダプタ26が着脱自在に装着されている。内視鏡25にはTVカメラ27およびライトガイドケーブル28が装着され、TVカメラ27のケーブル29とライトガイドケーブル28は第1の先端アーム部21と第1の垂直ロッド6に装脱可能に装置された止め具30,31に引っかけられ、その後、図示しないTVカメラ制御装置及び光源装置に接続されている。(この際、止め具31には、滅菌カバー19越しに、ケーブル29およびライトガイドケーブル28が引っ掛けられて止められることになる。)また、平行四辺形リンクからなるリンク機構部4には、内視鏡25が装着された第1の先端アーム部21に対して釣り合わせた状態(つまり重量バランスをとった状態)で、2つのカウンターウエイト32a,32bが配設され、バランス機構33を構成している。一方の第1のカウンターウエイト32aは固定軸受18から第1の水平ロッド8と反対側に延設されたシャフト34に沿って移動可能に取付けられている。他方のカウンターウエイト32bは可動軸受7に第1の垂直ロッド6と反対側に延設されたシャフト35に沿って移動可能に取付けられている。
図2は、前記第1の先端アーム部21とロッド13の着脱部の詳細図である。先端アーム部21の端部には握り部36が設けられ、握り部36には回転ねじ37を回転自在に挟み込む形で着脱部材38が結合されており、着脱部材38の端面にはガイドピン39が固定されている。握り部36内には第1の先端アーム部21のアームロッド40が挿入され、アームロッド40のフランジ部41がワッシャー42を介して握り部36に結合された押え部材43によって挟み込まれており、この構成により、アームロッド40は軸方向を中心に回転可能に握り部36に連結されている。
このように構成された第1の先端アーム部21の着脱部は、着脱部材38の端部に設けられた突起部44とガイドピン39が、ロッド13の端部に設けられたガイド穴45,46にそれぞれ係合させた状態で、回転ねじ37をロッド13の端部のねじ部47にねじ込むことによりロッド13に装着されている。
また、第1の先端アーム部21をロッド13に装着する際には、ロッド13のねじ部47の外周は滅菌カバー19の口金20をはめ込むようにして、滅菌カバー19を第1の先端アーム部21を除く、概ね全ての医療器具の保持装置を覆って被せるように装着してある。
なお、第2の先端アーム部22とロッド13の装着も前記第1の先端アーム部21の場合と同様である。図3は、カウンターウエイト32a部分の詳細図である。
カウンターウエイト32aは、シャフト34の端部に設けられたねじ部48にねじ込まれており、シャフト34の端部には抜け止め栓49が結合されている。この構成によりカウンターウエイト32aは回転させることにより、シャフト34に沿って移動可能となっている。なお、カウンターウエイト32bとシャフト35も同様の構成がとられている。
図4は、アダプタ26および第1の先端アーム部21の端部に設けられたアダプタ着脱部24の詳細図である。図5は、図4のA−A’断面を示し、図6は、図4のB−B’断面を示す。
アダプタ26は、アダプタ本体50と、このアダプタ本体50にねじ込まれる押し込みねじ51で構成され、押し込みねじ51を回転させて、ゴム等の弾性体52をつぶすことにより、アダプタ26に挿入された内視鏡25を固定できるようになっている。弾性体52をつぶして内視鏡25の挿入部53を把持し固定するため、ある程度外径の異なる挿入部を持つ内視鏡あるいは手術器具でも簡単な構成で着脱自在に固定することができる。
アダプタ本体50は、屈曲した板部材54を挟む込むようにしてアダプタ本体50の端部に固定された押え部材55により回転軸O6 を中心に回転可能に板部材に装着されている。ここで、少なくとも、アダプタ本体50および押し込みねじ51は、絶縁材料で作られており、内視鏡25と医療器具の保持装置を電気的に絶縁している。
前記板部材54の他端には着脱部材56が結合されている。すなわち、アダプタ着脱部24は、アームロッド40の端部に結合された着脱部本体57と着脱部本体57に設けられた溝58に、2つのピン59,60を中心に回動自在に取付けられた2つの係止部材61,62によって構成されている。
係止部材61,62にはボタン63,64が対向して結合されており、ボタン63,64の両端部をガイドにして、ばね65が配置されている。このばね65はピン59,60を支点として係止部材61,62の各他端部を互いに閉じるように付勢力を与えている。また、着脱部本体57の他端部には、溝58の間隔を保つためのピン66が設けられ、着脱部本体57の一側面にはアダプタ26の着脱部材56に嵌合するガイドピン67が結合されている。
アダプタ26をアダプタ着脱部24に装着する場合は、アダプタ26の着脱部材56をガイドピン67をガイドにして着脱部本体57に挿入すると、着脱部材56先端のテーパ部68が係止部材61,62をばね65の付勢力に対抗して押し広げる。その後、係止部材61,62は着脱部材56の中間部外周に設けられたV溝69に係合し、アダプタ26をアダプタ着脱部24にガイドピン67の軸を中心に回転可能に装着させる。
アダプタ26を取り外す場合は、ボタン63,64を押すことにより、係止部材61,62がピン59,60を支点に開いて着脱部材56のV溝69から外れる。この際、着脱部材56は、内視鏡25、アダプタ26、TVカメラ27を合わせた系のほぼ重心位置に設定してあるため、アダプタ26をガイドピン67を中心に回転させても、着脱部材56と係止部材61,62間の摩擦力により、その位置を維持することができる。
第2の先端アーム部22のアダプタ着脱部(図1参照)も同様の構成であり、内視鏡25を装着したアダプタ26を着脱自在に取付けることができる。次に、前述のように構成された医療器具の保持装置の作用について説明する。リンク機構部4とカウンターウエイト32a,32bにより、第1の先端アーム部21に装置された手術器具である内視鏡25を釣り合わせた状態(バランスのとれた状態)で保持しているため、リンク機構部4を変形させて内視鏡25をどの位置に動かしても内視鏡25は、その位置で静止する。従って術者は、単に内視鏡25を所望の位置に動かすだけで、内視鏡25はその位置を維持することができ、固定のための操作を必要としない。
また、第1の先端アーム部21を長さの異なる第2の先端アーム部22に取り換えることが可能であり、その場合でもカウンターウエイト32a,32bの位置を支えることにより、釣り合い(バランス)をとることができるため、上述の操作性を損なうことがない。
腹腔鏡下外科手術では、行う手術の種類により、内視鏡や手術器具を腹腔内に挿入するためのトラカールの穿刺位置が異なり、かつ内視鏡や手術器具の必要とされる可動範囲も異なる。
本実施例の手術器具保持装置は、長さの異なる第1と第2の先端アーム部21,22を必要に応じて付け換えることができ、内視鏡25の可動範囲を手術に応じて変えることができ、この装置の適用範囲を大幅に広げることができる。しかも、カウンターウエイト32a,32bの位置を調整することにより、第1と第2の先端アーム部21,22を長さの異なるものに取り換えても釣り合いを維持することができるため、操作性を損なうことがない。
また、本実施例では、第1の先端アーム部21(あるいは第2の先端アーム部22)と装置本体のロッド13との着脱部に滅菌カバー19の口金20をはめ込むことにより、第1の先端アーム部21側を除く装置本体の全てあるいは大半を滅菌カバー19で覆うように構成されているため滅菌・消毒を行うのは、第1の先端アーム21(あるいは第2の先端アーム部22)側のみでよく、大きく重量の重い、本体側を滅菌・消毒する必要がなく、取り扱いが非常に楽になる。しかも、滅菌カバー19は、先端アーム部21(あるいは第2の先端アーム部22)の着脱部を境に取付けられているため、先端アーム部21(あるいは第2の先端アーム部22)を長さの異なる先端アーム部22(あるいは第1の先端アーム部21)に付け換える際を非滅菌域を露出させることなく、滅菌状態を保ったままで、付け換えることができる。
なお、本実施例では、先端アーム部は、長さの異なる2種類の先端アーム部21,22を交換可能としてるが、もちろん長さの異なる多数の先端アーム部を選択的に取付けられるようにしてもよい。その場合は各種の先端アーム部に応じて釣り合いが取れるようカウンターウエイトの調節範囲を設定しておけばよい。
図7は第2の実施例を示す。本実施例では、第1の実施例のカウンターウエイト32a,32bの代りに、圧縮ばね71,72によって先端アーム部によって先端アーム部に装着された内視鏡の釣り合い(バランス)を保っている。
前記圧縮ばね71は平行四辺形リンクから成るリンク機構部73の第1の垂直ロッド74と第2垂直ロッド75間に連結されている。圧縮ばね71の第1の垂直ロッド74への連結部は調節機構76により、第1の垂直ロッド74の軸に沿って移動し、圧縮ばね71の力量が調節できるようになっている。
圧縮ばね72はリンク機構部73の固定軸受77に第1の水平ロッド78と反対の方向に延設されたロッド79と支柱80に固定された調節機構81間に連結されており、調節機構81の操作により、圧縮ばね72と調節機構81との連結部の位置を移動させ、圧縮ばね72の力量を調節できるようになっている。
その他の構成は、第1の実施例と同じである。この第2の実施例の作用は第1の実施例と同じであるが、本実施例では、先端アーム部を長さの異なるものに付け換えた場合、調節機構76および81によって、圧縮ばね71および72の力量をそれぞれ調整し、釣り合い(バランス)を保てるようになっている。
したがって、第1の実施例と同様な効果が得られる。本実施例ではカウンターウエイトがないため、医療気具の保持装置本体の重量が軽くなり、取り扱いが楽になる。また、手術中には手術者や手術者と共同で処置を行う助手、あるいは他の機器を操作する助手等が手術台の近傍を通行することが多いが、本実施例ではカウンターウエイトがない分、保持装置の手術台の外側への突出量を少なくすることができる。
本実施例も、第1の実施例と同様、長さの異なる多数の先端アーム部を選択的に取付け可能としてもよい。また、第1の実施例のように滅菌カバーを先端アーム部と保持装置本体との間に装着し、本体側を覆うようにしてもよい。
図8は第3の実施例を示す。取付け部82は例えば手術台等のサイドレールに取付けノブ83により係脱可能に係止される。この取付け部82には、支柱84が鉛直方向に沿って立設され、鉛直方向を軸に回転可能に連結されている。
支柱84の上端部には固定軸受85が連結されており、この固定軸受85の一側面には、可動軸受86が回転可能に連結されている。可動軸受86には第1の旋回ロッド87が結合され、また、第1の旋回ロッド87と反対の方向にロッド88が延設されている。
第1の旋回ロッド87の他端部には第2の固定軸受89が固定されている。この第2の固定軸受89の一側面には第2の旋回ロッド90を連結した第2の可動軸受91が回転可能に連結されている。
第2の旋回ロッド90の他端部には第1の先端アーム部92が着脱自在に連結されており、この先端アーム部92の他端部には医療器具である内視鏡93を着脱自在に装着したアダプタ94が着脱自在かつ回転自在に装着されている。また、内視鏡93にはTVカメラ95およびライトガイドケーブル96が接続されている。第1の先端アーム部92は必要に応じて長さの異なる第2の先端アーム部97に付け換えることができる。これらの先端アーム部92,97およびアダプタ94の構成は第1の実施例と同様である。
第2の旋回ロッド90には連結部材98が設けられ、この連結部材98と、第1の旋回ロッド87に配設された調節機構99との間を両端をボールジョイントにより圧縮ばね100が連結している。調節機構99は、第1の旋回ロッド87の軸方向に沿って移動可能で、それにより圧縮ばね100の力量を調節することができる。圧縮ばね100は第1の旋回アーム87に対して内視鏡93を装着した先端アーム部92を含めた第2の旋回アーム90をそれらの自重による旋回運動に対して反力を与え、釣り合った状態で固定させている。
また、ロッド88の端部には連結部材101が設けられ、この連結部材101と支柱84に配置された調節機構102の間を第2の圧縮ばね103がボールジョイントによって連結している。調節機構102は支柱84の軸方向に沿って移動可能で、それにより圧縮ばね103の力量を調節することができる。圧縮ばね103は、内視鏡93を装着した先端アーム部92から第2の旋回ロッド90を経て、第1の旋回ロッド87までの全ての系をそれらの自重による旋回運動に対して反力を与え、釣り合った状態で固定させている。
以上のような構成により、本実施例の場合も、第1の実施例と同様、旋回アーム90,87を旋回させて内視鏡93をどのような位置に移動させても、その位置で固定することができる。
基本的作用は、第1の実施例と同じであるが、本実施例では、先端アーム部を長さの異なるものに付け換えた場合、調節機構99,102によって圧縮ばね100,103の力量を調節して釣り合いを保てるようになっている。
基本的効果は、第2の実施例と同じであるが、本実施例は第2の実施例のような平行四辺形リンクがなく、構造が簡単になるとともに、重量も軽くすることができる。
また、圧縮ばね103を支柱84と第1の旋回ロッド87を連結するように配設してもよい。その場合、ロッド88は必要なく、手術台の外側への突出量をさらに少なくすることができる。また、第1の実施例と同様に長さの異なる多数の先端アーム部を選択的に取付けてもよいし、滅菌カバーを取付けられるようにしてもよい。
図9は第4の実施例を示す。本実施例は第3の実施例の圧縮ばね100,103の代りにエアシリンダ104,105を設けたものである。エアシリンダ104は第1の旋回ロッド106、支柱107の内部に設けられた(図示しない)管路を経て、取付け台108より延出されたチューブ109により加圧装置110に連結されている。
またエアシリンダ105も支柱107の内部に設けられた(図示しない)第2の管路を経て取付け台108より延出されたチューブ111より加圧装置110に連結されている。したがって、加圧装置110を制御することによりエアシリンダ104及び105内の空気等流体の圧力をそれぞれ独立して調節することができる。
本実施例は、基本的には第3の実施例と同様であるが、先端アーム部を長さの異なるものに付け換えた場合、加圧装置110を制御することによりエアシリンダ104,105内の空気等流体の圧力を調節して釣り合いを保てるようになっている。
したがって、効果は第3の実施例と同じであるが、本実施例の場合、加圧装置110にあらかじめ各種の長さの先端アーム部に適したエアシリンダ104及び105の圧力値をインプットしておけば、先端アームを付け換えた時、ワンタッチで瞬時にエアシリンダ104及び105の圧力を釣り合いを保つ状態に設定できる。
なお、第3の実施例と同様、本実施例の場合もエアシリンダ105を支柱107と第1の旋回ロッド106の間に配設してもよい。また、加圧装置110を取付け台108の内部に組み入れてもよい。この場合、チューブ109,111は必要がなくなり、全体をシンプルにすることができる。
また、第1の実施例と同様に、長さの異なる多数の先端アーム部を選択的に取付けたり、滅菌カバーを取付けられるようにしてもよい。図10は第5の実施例を示す。本実施例は、第2の実施例の圧縮ばね71,72の代りに、エアシリンダ112,113を使用したもので、その他の基本的構成は第2の実施例と同じである。
エアシリンダ112及び113は2つの管路(図示しない)によって加圧装置114に連結されており、加圧装置114を制御することにより、エアシリンダ112及び113内の空気等の流体の圧力を各々独立して調節することができる。したがって、第4の実施例と同様の作用効果が得られる。
図11は第6の実施例を示す。本実施例では、先端アーム部115がロッド116に対して着脱自在に連結されたアーム基部117と複数の連結部材118,119,120,121及び内視鏡122を着脱自在に装置したアダプタ123が係脱可能かつ回動可能に係止されたアーム端部124よりなっている。
その他の構成は第1実施例と同じである。但し本実施例では、滅菌カバーは装着されていない。連結部材118,119,120,121はねじやスナップイン等の全て同様の連結手段を両端に有しているため、先端アーム部115が必要な長さになるように、必要な数だけ連結部材118〜121を連結できるようになっている。
本実施例によれば、先端アーム部115を必要な長さになるように連結する連結部材118〜121の数を決める。先端アーム部115を必要な長さに設定した後、第1の実施例と同様にカウンターウエイトの位置を調節して釣り合い(バランス)をとることができる。
本実施例の基本的効果は第1の実施例と同じであり、本実施例の場合は、第1の実施例のように各種の長さの先端アーム部全体をそろえる必要がなく連結部材を必要な数だけ連結すればよいため、全体のシステムを安価にすることができる。
図12および図13は第7の実施例を示す。図12は医療器具の保持装置の全体図を示し、保持装置のロッド125に対して着脱自在に連絡された先端アーム部126が伸縮自在に構成されている。その他の基本的構成は第1の実施例と同様である。
図13は、先端アーム部126の詳細図を示す。先端アーム部126の第1のアームロッド127の一端部には装着部材128がピン129により連結固定されている。この装着部材128の外周には回転ねじ130が装着部材128のフランジ部131とアームロッド127の端面によって挟み込まれる形で、回転かつ摺動可能に配置されている。
第1のアームロッド127の内部には第2のアームロッド132が挿入され、第2のアームロッド132に設けられたキー溝133に係合されたピン134によってスライド可能に第1のアームロッド127に連結されている。135は第2のアームロッド132を任意の位置で固定するための固定ビスである。第2のアームロッド132の端部には内視鏡136を着脱自在に装着したアダプタ137が係脱自在かつ回転自在に係止される。
このように構成された先端アーム部126は装着部材128の端部を医療器具の保持装置本体のロッド125の端部に設けられガイド穴138に挿入され、回転ねじ130をロッド125の端面に突き当たるまでねじ込まれることにより、回転可能にロッド125に連結されている。
また、先端アーム部126をロッド125に連結する際には、ロッド125の端部の外周に滅菌カバー139の口金140を取付け、滅菌カバー139で先端アーム部126側を除く、医療器具の保持装置全体を覆っている。
本実施例の基本的作用は第1の実施例と同じであり、本実施例では固定ビス135をゆるめて第2のアームロッド132をスライドさせ、先端アーム部126を必要な長さに調節した後、固定ビス135を締め付け固定する。
本実施例の基本的効果は第1の実施例と同じであるが、本実施例の場合は、1つの先端アーム部で、長さを必要に応じて調節できるため、各種の先端アーム部に付け換える必要がなく操作が容易となる。
なお、本実施例では2つのアームロッド127,132をスライドさせて長さを調節するようになっているが、3つ以上のアームロッドを各々アンテナのようにスライドさせて長さを調節するようにしてもよい。
また本実施例の場合は、先端アーム部を保持装置本体に固定式としてもよい。(但し、その場合、滅菌カバーは装着できなくなる。)図14に第8の実施例を示す。本実施例では、医療器具の保持装置のロッド141に着脱自在に装着された先端アーム部142の中間部分に、自立性の可撓性チューブ143が配設されている。その他の構成は第1の実施例と同じ。但し、本実施例では滅菌カバーは装着していない。
本実施例の場合は、自立性の可撓性チューブ143を必要な形状に曲げてリンク機構部から内視鏡までの距離を調節し、その後、第1の実施例と同様にカウンターウエイトの位置を調節して釣り合いをとる。
基本的効果は、第7の実施例と同じであるが、本実施例の場合、先端アーム部が自立性の可撓性チューブで構成されているため、先端アーム部の軸方向だけではなく、あらゆる方向へ内視鏡の位置を調節することができるため、内視鏡の位置及び可動範囲の自由度が増える。
また本実施例の場合は、先端アーム部を保持装置に着脱自在ではなく固定してもよい。次に、この発明の特徴を列記すると次のとおりである。
(特徴1)前記先端アーム部の長さを変えた時、その長さに応じて各旋回ロッドの釣り合いをとるために調節手段を持ったバランス機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の医療器具の保持装置。
(特徴2)前記旋回ロッドは、支柱の第1の回転軸と直交する第2の回転軸を中心に回動自在に支持された縦方向に延設された第1の垂直ロッドと、前記第2の回転軸を中心に回動自在に支持され横方向に延出された第1の水平ロッドと、この第1の水平ロッドと平行に配設され前記第1の垂直ロッドに対して前記第2の回転軸と平行な第3の回転軸を中心に回動自在に支持された第2の水平ロッドと、前記第1の垂直ロッドに平行に配設され前記第1の水平ロッドおよび第2の水平ロッドに対して第2、第3の回転軸とそれぞれ平行な第4、第5の回転軸を中心に回動自在に支持された第2の垂直ロッドにより形成される平行四辺形リンクからなる特徴1記載の医療器具の保持装置。
(特徴3)前記バランス機構は、医療器具が保持された先端アーム部に対して釣り合わせた状態で平行四辺形リンクに設けられたカウンターウエイトによって構成した特徴1記載の医療器具の保持装置。
(特徴4)前記バランス機構は、医療器具が保持された先端アーム部に対して釣り合わせた状態で平行四辺形リンクに設けられた圧縮ばねによって構成した特徴1記載の医療器具の保持装置。
(特徴5)前記バランス機構は、医療器具が保持された先端アーム部に対して釣り合わせた状態で平行四辺形リンクに設けられたエアシリンダによって構成した特徴1記載の医療器具の保持装置。
(特徴6)前記先端アーム部は、長さが異なる複数の先端アーム部を選択的に装着できる請求項1記載の医療器具の保持装置。
(特徴7)前記先端アーム部は、両端部に連結手段を有する複数の連結部材を連結して構成した請求項1記載の医療器具の保持装置。
(特徴8)前記先端アーム部は、軸方向に伸縮自在に構成した請求項1記載の医療器具の保持装置。
(特徴9)前記先端アーム部は、自立性を有する可撓性チューブで構成した請求項1記載の医療器具の保持装置。
この発明の第1の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 同実施例の先端アーム部とロッドとの着脱部の一部を断面した側面図。 同実施例のカウンターウエイトの縦断側面図。 同実施例のアダプタ着脱部の縦断側面図。 図4のA−A´線に沿う断面図。 図4のB−B´線に沿う断面図。 この発明の第2の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 この発明の第3の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 この発明の第4の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 この発明の第5の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 この発明の第6の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 この発明の第7の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。 同実施例の先端アーム部の一部を断面した側面図。 この発明の第8の実施例を示す医療器具の保持装置の全体の斜視図。
符号の説明
1…設置部、3…支柱、4…リンク機構部、5,11,14,15,18…固定軸受、6,8,12,13,16…ロッド、7,9,10,17…可動軸受、19…滅菌カバー、20…口金、21…先端アーム部、24…アダプタ着脱部、25…内視鏡(医療器具)、26…アダプタ、33…バランス機構、36…握り部、38…着脱部材。

Claims (2)

  1. 医療器具を保持するための保持装置において、
    設置部に支持され、前記医療器具を保持するためのアダプタを移動自在に支持するための可動部を有するリンク機構部と、
    端部に着脱部材を有する前記リンク機構部から延設されたロッドと、
    一端側に前記アダプタを着脱自在なアダプタ着脱部を有し、他端側に前記着脱部材に対して着脱自在な握り部を有する先端アーム部と、
    前記ロッドの端部の外周面に対して取付け可能な口金を有し、前記ロッドと前記リンク機構部とを覆うカバーと、
    を有することを特徴とする保持装置。
  2. 医療器具を保持するための保持装置において、
    設置部に支持され、前記医療器具を保持するためのアダプタを移動自在に支持するための可動部を有するリンク機構部と、
    端部に着脱部材を有する前記リンク機構部から延設されたロッドと、
    一端側に前記アダプタを着脱自在なアダプタ着脱部を有し、他端側に前記着脱部材に対して着脱自在な握り部を有する先端アーム部と、
    前記ロッドの端部の外周面に対して前記握り部と挟み込まれた状態で取付け可能な口金を有し、前記ロッドと前記リンク機構部とを覆うカバーと、
    を有することを特徴とする保持装置。
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