JP2005249325A - 熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ給湯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱交換器10は、蛇行状に成形された管1と、一部を同じく蛇行状に絞り成形され、管1を内包する第1の板材2および第2の板材3から構成され、管1内部の流路6を流れる第1流体と、第1の板材2および第2の板材3の絞り成形部4および5で区画される流路7を流れる第2流体とが熱交換を行うものであり、熱交換器を略平板状に構成することができるため、コンパクトで機器への収納性に優れた熱交換器を提供することができる。また、デッドスペースを削減して、熱交換器の実装密度を向上させ、収納スペースの最小化を図ることができる。さらに、長尺化による伝熱面積の拡大が比較的容易となり、熱交換器の高性能化や能力拡大を容易に実現することができる。
【選択図】図1
Description
図1および図2は、本発明の実施の形態1における熱交換器の分解斜視図および平面図であり、図3は、図2に示した熱交換器の矢印A−Aにおける断面図である。
図5は、本発明の実施の形態2の熱交換器の断面図である。本実施の形態の熱交換器の構成とその作用は、実施の形態1で説明したものと略同一であるので、ここでは詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、第1の板材2および第2の板材3の絞り成形部4および5が形成する第2流体の流路7の断面略中央に、管1が保持される点である。管1中央への保持は、例えば、管1の外周に、図5に示すような複数の突部を有する保持部材11を部分的に挿入し、絞り成形部4および5の内面と当接するような構成とすれば、容易に実現することができる。また、絞り成形部4および5の一部を管1側に向かって変形させ、管1を第2流体の流路7の断面略中央に保持する構成としても実現することができる。
図6は、本発明の実施の形態3の熱交換器の断面図である。本実施の形態の熱交換器の構成とその作用は、実施の形態1で説明したものと略同一であるので、ここでは詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、第1の板材2および第2の板材3の絞り成形部4および5がその内面に第2流体の流れを擾乱する突起12を有する点である。この突起12の形状・数量・配置等は、内部の流路7を流通する第2流体の流れを擾乱させるものであれば、どのようなものでも構わない。
図7は、本発明の実施の形態4の熱交換器の断面図である。本実施の形態の熱交換器の構成とその作用は、実施の形態1で、特にヒートポンプ給湯機に展開した場合として説明したものと略同一であるので、ここでは詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、第2流体である水の流路7の断面積がその高温側で低温側よりも大きい点である。
図8は、本発明の実施の形態5の熱交換器の断面図である。本実施の形態の熱交換器の構成とその作用は、実施の形態1で、特にヒートポンプ給湯機に展開した場合として説明したものと略同一であるので、ここでは詳細な説明を省略する。実施の形態1と異なるのは、管1が外管14aと内管14bからなる二重管構造である点である。
2 第1の板材
3 第2の板材
4 第1の板材の絞り成形部
5 第2の板材の絞り成形部
6 第1流体の流路
7 第2流体の流路
10 熱交換器
11 突起
14a 外管
14b 内管
31 圧縮機
33 膨張弁
34 蒸発器
Claims (8)
- 蛇行状に成形された管と、前記管を内部に挟み込む第1の板材と第2の板材とを有し、前記管の内部を流路として流れる第1流体と、前記第1の板材の絞り形成部と第2の板材の絞り形成部により形成された区画を流路として流れる第2流体とが熱交換を行う熱交換器。
- 板材の絞り成形部が形成する流路の断面略中央に管が保持される請求項1記載の熱交換器。
- 板材の絞り成形部がその内面に第2流体の流れを擾乱する突起を有する請求項1または2記載の熱交換器。
- 第2流体である水の流路の断面積がその高温側で低温側よりも大きい請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
- 管が互いに密着した外管および内管からなる二重管構造である請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
- 少なくとも圧縮機、放熱器、膨張弁、蒸発器から構成されるヒートポンプ回路を備え、前記放熱器は請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交換器であるとともに、第1流体が冷媒、第2流体が水であるヒートポンプ給湯機。
- 第1流体である冷媒の圧力がその臨界圧力以上である請求項6記載のヒートポンプ給湯機。
- 第1流体である冷媒が二酸化炭素である請求項7記載のヒートポンプ給湯機。
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JP2004061953A JP2005249325A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ給湯機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-03-05 JP JP2004061953A patent/JP2005249325A/ja active Pending
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