JP2005248836A - Internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、潤滑箇所へオイルを圧送するフィードポンプの吐出側にリリーフ弁を有する内燃機関に関するものである。 The present invention relates to an internal combustion engine having a relief valve on the discharge side of a feed pump that pumps oil to a lubrication point.
従来の技術として、オイルパンとは別体のオイルタンクをを備え、オイルパンのオイルをオイルタンクへ圧送するスカベンジングポンプと、オイルタンクから内燃機関の各潤滑箇所へオイルを圧送するフィードポンプを設けた内燃機関において、フィードポンプの吐出側に過剰圧力が生じたときの安全対策として、フィードポンプの吐出管に分岐部を設け、そこにリリーフ弁を装着し、リリーフ弁のオイル排出口に連なる排出管を上記のスカベンジングポンプの吐出管に接続した例がある(例えば、特許文献1参照。)。 Conventional technologies include a scavenging pump that has an oil tank that is separate from the oil pan, pumps oil from the oil pan to the oil tank, and a feed pump that pumps oil from the oil tank to each lubrication point of the internal combustion engine. In the installed internal combustion engine, as a safety measure when excessive pressure occurs on the discharge side of the feed pump, a branch is provided in the discharge pipe of the feed pump, a relief valve is attached to it, and it is connected to the oil discharge port of the relief valve There is an example in which the discharge pipe is connected to the discharge pipe of the above scavenging pump (for example, see Patent Document 1).
一般にオイルタンクはオイルパンよりも上方に配置されるため、上記従来技術では、スカベンジングポンプの吐出管およびリリーフ弁の排出管はスカベンジングポンプによって加圧されたオイルで満たされている。したがって、リリーフ弁が作動して、フィードポンプの吐出管から加圧されたオイルがリリーフ弁の排出管に流れ込む際に、排出管は既にスカベンジングポンプの加圧オイルで満たされているので、効果的に加圧オイルを排出することが難しいという問題があった。 In general, since the oil tank is disposed above the oil pan, the discharge pipe of the scavenging pump and the discharge pipe of the relief valve are filled with oil pressurized by the scavenging pump. Therefore, when the relief valve is activated and the pressurized oil from the discharge pipe of the feed pump flows into the discharge pipe of the relief valve, the discharge pipe is already filled with the pressurized oil of the scavenging pump. There is a problem that it is difficult to discharge pressurized oil.
本発明は、フィードポンプの吐出側に設けられたリリーフ弁からのオイルの排出を効果的にすることを課題としている。 An object of the present invention is to effectively discharge oil from a relief valve provided on the discharge side of a feed pump.
本発明は上記課題を解決したものであって、請求項1に記載の発明は、内燃機関の下部に設けられ、内燃機関内の潤滑油を受けるオイルパン、上記オイルパンに溜まった潤滑油を内燃機関の各潤滑箇所へ圧送するフィードポンプ、および、上記フィードポンプの吐出側の油圧がある一定値を超えると、潤滑油を排出して油圧を一定に保つリリーフ弁を備えた内燃機関において、フィードポンプのオイル吸い込み流路とオイル吐出流路とが近接する箇所の近傍にリリーフ弁を設けて、上記リリーフ弁から排出する潤滑油を上記フィードポンプの吸い込み側に戻すことを特徴とする内燃機関に関するものである。
The present invention solves the above-mentioned problems, and the invention according to
請求項2に記載の発明は、内燃機関の下部に設けられ、内燃機関内の潤滑油を受けるオイルパン、上記オイルパンに溜まった潤滑油を内燃機関の各潤滑箇所へ圧送するフィードポンプ、および、上記フィードポンプの吐出側の油圧がある一定値を超えると、潤滑油を排出して油圧を一定に保つリリーフ弁を備えた内燃機関において、上記リリーフ弁を保持するリリーフ弁収納部を、上記フィードポンプのオイル吸入導管に一体に設け、上記リリーフ弁のオイル排出口を上記オイル吸入導管内に設けたことを特徴とする内燃機関に関するものである。
An invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関において、上記リリーフ弁の作動方向軸線を、上記オイル吸入導管の軸線と平行にしたことを特徴とするものである。 According to a third aspect of the present invention, in the internal combustion engine according to the second aspect, the operation direction axis of the relief valve is parallel to the axis of the oil intake conduit.
請求項1の発明は、リリーフ弁から排出する潤滑油を、内燃機関下部のオイルパンからオイルを吸い込むオイル吸い込み流路に戻すようにしたので、加圧された潤滑油を負圧状態の流路に排出することになり、効果的に潤滑油を排出することができる。また、フィードポンプのオイル吸い込み流路とオイル吐出流路とが近接する箇所の近傍にリリーフ弁を設けたので、オイルリリーフ構造をコンパクトに配置することが出来る。 According to the first aspect of the present invention, the lubricating oil discharged from the relief valve is returned to the oil suction flow path for sucking oil from the oil pan below the internal combustion engine, so that the pressurized lubricating oil is flowed in the negative pressure flow path. The lubricating oil can be discharged effectively. Further, since the relief valve is provided in the vicinity of the location where the oil suction passage and the oil discharge passage of the feed pump are close to each other, the oil relief structure can be arranged in a compact manner.
請求項2の発明は、リリーフ弁を保持するリリーフ弁収納部をフィードポンプのオイル吸入導管に一体に設け、リリーフ弁のオイル排出口を上記オイル吸入導管内に設けたので、リリーフ弁収納部を別体に設ける必要がなくなり、部品点数を削減することが出来る。 According to the second aspect of the present invention, the relief valve storage portion for holding the relief valve is provided integrally with the oil suction conduit of the feed pump, and the oil discharge port of the relief valve is provided in the oil suction conduit. It is not necessary to provide a separate body, and the number of parts can be reduced.
請求項3の発明は、リリーフ弁作動方向中心軸線を、上記オイル吸入導管の軸線と平行にしたので、リリーフ弁を含めてオイル吸入導管をより小型化することができる。
In the invention of
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車に搭載されるDOHC型水冷式V型5気筒4サイクル内燃機関1の側面図である。矢印Fは車両搭載時の前方を指す。この内燃機関1の中央部は、上クランクケース2と下クランクケース3とから成っている。上クランクケース2は前方へ傾く3個のシリンダからなる前側シリンダブロック4と、後方へ傾く2個のシリンダからなる後側シリンダブロック5とを、一体的に備えている。前側シリンダブロック4と後側シリンダブロック5とは、ほぼ75度の挟角をなしている。上記前側シリンダブロック4、後側シリンダブロック5の上端面にはそれぞれ、前側シリンダヘッド6、後側シリンダヘッド7が締結され、更に、前側シリンダヘッド6、後側シリンダヘッド7の上端面にはそれぞれ、前側シリンダヘッドカバー8、後側シリンダヘッドカバー9が締結されている。上クランクケース2の下端面に下クランクケース3の上端面が締結され、一体のクランクケースが形成される。前側シリンダヘッド6と前側シリンダヘッドカバー8の内部、および後側シリンダヘッド7と後側シリンダヘッドカバー9の内部には、動弁機構10、11および点火プラグ12、13がそれぞれのシリンダに対応して設けられている。
FIG. 1 is a side view of a DOHC-type water-cooled V-type five-cylinder four-cycle
上クランクケース2の前後方向中央上部から下クランクケース3の下部にかけて隔壁15が設けられている。これは、上クランクケース2に設けられた上部隔壁15Uと、下クランクケース3に設けられた下部隔壁15Lとがつながって、一続きの隔壁15となっているものである。上記隔壁15の前側の空間は、シリンダ穴16とつながったクランク室17となっている。車体の左右方向を指向する横置きクランク軸18は、上クランクケース2と下クランクケース3との合わせ面上に回転軸線が位置する状態で、上下のクランクケース2、3に回転可能に支持されている。クランク軸18には、前側3個、後側2個のピストン19が、それぞれのコンロッド21を介して連結されている。
A
上記下クランクケース3の下端面には、オイルパン25が締結されている。隔壁15の後側と下側およびオイルパン25の内部は一続きの空間である。隔壁15の後側の空間は、変速機室26であり、多板摩擦クラッチ(図示なし)と常時噛合い式の歯車変速機28が収納されている。変速機室26には横方向を指向する変速機の主軸29、カウンタ軸30、シフトドラム31、フォーク支持軸32、33が設けてある。変速機の主軸29は、上記クランク室17の側部支持壁の外側に突出したクランク軸の端部に設けられた歯車を介して、上記多板摩擦クラッチを経由して駆動される。主軸29とカウンタ軸30には各6個の歯車が設けられ、常時噛合い式の歯車変速機28を構成している。フォーク支持軸32、33には、上記変速機の主軸29、カウンタ軸30の軸方向可動歯車を動かすフォーク34、35が支持され、フォークのボス部に突設されシフトドラム31の溝に係合するピンを介して軸方向に駆動される。
An
隔壁12の下側の空間にオイルポンプユニット40が設けてある。オイルポンプユニット40は、変速機の主軸29からチェーン駆動される1本の回転軸を共用するスカベンジングポンプ41とフィードポンプ42とからなっている。図1では手前側がフィードポンプ42であり、フィードポンプ42の向こう側にスカベンジングポンプ41が設けてある。フィードポンプ42の下面のオイル吸入部43からオイルパン25の下部にかけて、オイル吸入導管100とストレーナ44とが設けてある。下部クランクケース3の前部には、フィードポンプ42のオイル吐出管45に連なるオイルフィルタ46と水冷式オイルクーラ47が設けてある。オイルポンプの動作および油路の詳細は後述する。
An
図2は、図1のII−II断面図である。矢印Fは前方、矢印Lは車載状態における左方を指している。以下に示す他の図においても同様である。図の上半部は前側シリンダブロック4、下半部は後側シリンダブロック5を示している。前側シリンダブロック4の3個のシリンダ穴16A、16B、16Cには、それぞれ、ピストン19A、19B、19Cが嵌装され、後側シリンダブロックの2個のシリンダ穴16D,16Eには、ピストン19D、19Eが嵌装されている。
2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. Arrow F points to the front, and arrow L points to the left in the in-vehicle state. The same applies to the other drawings shown below. The upper half of the figure shows the
クランク軸18は3つのクランクピン20A、20B、20Cを有し、クランク軸18の左端寄りに位置するクランクピン20Aには、2個のピストン19A、19Dが、コンロッド21A、21Dを介して連結され、クランク軸18の中央に位置するクランクピン20Bには、1個のピストン19Bが、コンロッド21Bを介して連結され、クランク軸18の右端寄りに位置するクランクピン20Cには、2個のピストン19C、19Eが、コンロッド21C、21Eを介して連結されている。クランク軸18の4箇所のジャーナル部18aは後述のクランク軸支持壁に形成された軸受部に支持されている。図には上部クランクケースに形成された4個の上部支持壁50A、50B、50C、50Dの断面が見えている。
The
図3は上クランクケース2の上面図である。図において、前側シリンダブロック4は互いに隣接しクランク軸軸線方向に配列された3個のシリンダ穴16A,16B、16Cを備え、後側シリンダブロック5は、若干間隔を置いて、クランク軸軸線方向に配列された2個のシリンダ穴16D,16Eを備えている。
FIG. 3 is a top view of the
図4は上クランクケース2の下面図である。上下クランクケースの合わせ面2aの前半部に囲まれている部分はクランク室17の上半部であり、合わせ面2aの後半部に囲まれている部分は変速機室26の上半部である。クランク室17の上半部は、前後を上クランクケース2の前壁14Uと上部隔壁15Uとによって仕切られ、左右方向を、左(図では右)から4個の上部支持壁50A、50B、50C、および50Dによって仕切られて、3個の独立空間となっている。上記各上部支持壁50A、50B、50C、および50Dの中央部には、クランク軸18のジャーナル部18a(図2)をそれぞれ支持する軸受部となる4箇所の凹部52Uが形成されている。
FIG. 4 is a bottom view of the
図5は下クランクケース3の上面図である。上下クランクケースの合わせ面3aの前半部に囲まれている部分はクランク室17の下半部であり、同合わせ面3aの後半部に囲まれている部分は変速機室26の下半部である。クランク室17の下半部は、前後を下クランクケース3の前壁14Lと下部隔壁15Lとによって仕切られ、左右方向を、左から4個の下部支持壁51A、51B、51C、および51Dによって仕切られて、3個の独立空間となっている。上記各下部支持壁51A、51B、51C、および51Dの中央部には、クランク軸18のジャーナル部18aをそれぞれ支持する軸受部となる4箇所の凹部52Lが形成されている。
FIG. 5 is a top view of the
上クランクケース2(図4)と下クランクケース3(図5)の合わせ面2a、3aが合わさった時、クランク軸支持壁のそれぞれ対応する凹部52U、52Lによって形成される4箇所の軸受部52で、上記クランク軸18のジャーナル部18aが回転可能に支持される。また、上クランクケース2の3個の独立空間と、下クランクケース3の3個の独立空間とは、それぞれ対応するものがつながり、3個の独立クランク室17A、17B、17Cとなる。図5に見えるように独立クランク室にはそれぞれにオイル流出孔53A、53B、53Cが設けてある。上下クランクケースの結合は、下クランクケース3(図5)の周囲に多数設けられている上下クランクケース接続用貫通孔37にボルトを挿通し、上クランクケース2(図4)の周囲に多数設けられている上下クランクケース接続用ネジ穴36に螺入して成される。
When the mating surfaces 2a and 3a of the upper crankcase 2 (FIG. 4) and the lower crankcase 3 (FIG. 5) are combined, four bearing
図6は下クランクケース3の下面図である。下クランクケース3の下部にはオイルパン25が接続されるオイルパン当接面3bが設けてある。オイルパンは、オイルパンの上端面の周囲に多数設けられた貫通孔に挿通されたボルトを下クランクケース3の下面に多数設けられたオイルパン接続用ネジ穴38に螺入して接続される。
FIG. 6 is a bottom view of the
オイルパン当接面3bの内側に小型の当接面が見える。これは、クランク室オイル収集パン55(後述)が接続される当接面3cである。クランク室オイル収集パン当接面3cの内側に、クランク室17の下部隔壁15Lとオイル流出孔53A、53B、53Cが見える。クランク室オイル収集パン55は、上記オイル流出孔53A、53B、53Cから別々に流出するオイルを集め、スカベンジングポンプ41の吸入孔41aにつなぐパンである。クランク室オイル収集パン当接面3cの後方、かつオイルパン当接面3bの内側は変速機室26である。
A small contact surface can be seen inside the oil
図7は、スカベンジングポンプ41によるクランク室内オイルの吸引吐出経路の説明図である。スカベンジングポンプ41の手前側にあるフィードポンプ42、オイル吸入導管100、ストレーナ44、オイル吐出管45、オイルフィルタ46等(図1で示したもの)は図示省略し、ポンプはスカベンジングポンプ41のみを図示し、クランク室17はスカベンジングポンプ41付近の断面が示してある。クランク室17の下部にはオイル流出孔53B(3個あるオイル流出孔の内の一つ)が示してある。クランク室17の下部にはクランク室オイル収集パン55が接続してあり、その下面にスカベンジングポンプ41が接続してある。
FIG. 7 is an explanatory diagram of the crank chamber oil suction / discharge path by the scavenging
内燃機関が運転されると、個々の独立クランク室17A、17B、17Cの上部から要所を潤滑したオイルが流下して各独立クランク室の下部にそれぞれ形成されている油溜まり部54に集まる。これらのオイルは各独立クランク室のオイル流出孔53A、53B、53Cから別々に流出し、クランク室オイル収集パン55で集められ、同オイル収集パン55のオイル排出口55dに接続されたスカベンジングポンプ41の吸入口41aに吸引される。オイルはスカベンジングポンプ41の中で、ロータの回転に伴って回転軸の回りを移動し、吐出口41bから上方へ向けて噴射される。上方には変速機主軸29の5速、6速歯車があり、これらの歯車は負荷が大きいので重点的に潤滑される。他の歯車やフォークやドラムは、5速、6速歯車からのオイル飛沫によって潤滑される。変速機の歯車群等を潤滑したオイルは下方のオイルパン25の中へ落下して溜まる。図7には、スカベンジングポンプの作用に基づくオイルの移動を矢印で示してある。
When the internal combustion engine is operated, the oil lubricated from the upper parts of the individual independent crank
図8は、フィードポンプ42によるオイルパン25内のオイルの吸引吐出および潤滑箇所への供給経路説明図である。フィードポンプ42、オイル吸入導管100、ストレーナ44、オイル吐出管45、オイルフィルタ46等が図示してある。フィードポンプ42の向こう側にあるスカベンジングポンプ41は、隠れているので見えない。フィードポンプ42のオイル吸入部43からオイルパン25の底部に向けてオイル吸入導管100とストレーナ44が設けられ、ストレーナ44の下面にオイル吸入口が開口している。またフィードポンプのオイル吐出部からオイル吐出管45が伸び、オイルフィルタ46につながっている。さらにこのオイル吐出経路は水冷式オイルクーラ47を経てメインギャラリ60に向かっている。フィードポンプ42によってストレーナ44とオイル吸入導管100を経て吸引されたオイルは、フィードポンプ42の中で、ロータの回転に伴って回転軸の回りを移動し、オイル吐出管45から吐出され、オイルフィルタ46と水冷式オイルクーラ47を経てメインギャラリ60へ送られる。オイル吸い込み流路とオイル吐出流路は図8に示されるように、フィードポンプ側面視で交差しており、その交差部においてオイル吸い込み流路とオイル吐出流路とが最も接近する。
FIG. 8 is an explanatory view of the suction and discharge of oil in the
メインギャラリ60へ送られたオイルは、二つの方向へ枝分かれする。まず、枝分かれした第1のオイルは、クランク室オイル収集パン55の側縁部の上面に設けられた油路溝55c(詳細は後述)へ流入し、下クランクケース3の下部隔壁15L内に穿設された下部隔壁油路61を経て上方へ送られ、一部はノズル62(図4、図5、図8)を経て5速、6速歯車へ噴射され、他の一部は変速機室26の側壁に設けられた油路63(図8)を経て、変速機主軸29やカウンタ軸30の軸受部へ送られる。
The oil sent to the
メインギャラリ60から枝分かれした第2のオイルは、メインギャラリ60に交差する下クランクケースの4個の下部支持壁51A、51B、51C、51Dにそれぞれ設けられている下部支持壁油路70を経由して、クランク軸軸受部52の内周溝71(図4、図5、図8)へ送られ、各ジャーナル部18aを潤滑する。オイルは更にクランク軸軸受部内周溝71から上クランクケースの4個の上部支持壁50A、50B、50C、50Dにそれぞれ設けられている上部支持壁油路72を経由して上部オイルギャラリ73へ送られる。一部のオイルは、上部オイルギャラリ73に連通しているノズル74から、各シリンダ穴のピストンの下面に向けて噴射され、コンロッド21の小端部とピストンピンとの間の潤滑や、シリンダ穴16とピストン19との摺動部の潤滑に供される。他のオイルは、前側シリンダブロック4の壁体に穿設された油路75と後側シリンダブロック5の壁体に穿設された油路76を経由して前後のシリンダヘッド6、7へ送られ、それぞれの動弁機構10、11を潤滑する。
The second oil branched off from the
さらに、クランク軸の内部にはクランク軸内部油路77(図2、図8)が穿設されており、クランク軸軸受部52の内周溝71(図8)のオイルを各クランクピンへ送り、コンロッド21の大端部との摺動部の潤滑に供せられる。図8には、フィードポンプの作用に基づくオイルの移動を矢印で示してある。クランク室17内で要所を潤滑したオイルは落下してスカベンジングポンプ41に吸入される。変速機室26内で要所を潤滑したオイルはオイルパン25内に落下してフィードポンプ42に吸入される。
Further, a crankshaft internal oil passage 77 (FIGS. 2 and 8) is bored inside the crankshaft, and the oil in the inner peripheral groove 71 (FIG. 8) of the
図9〜図13は、クランク室オイル収集パン55の拡大図であり、図9はクランク室オイル収集パン55の上面図、図10、図11、図12は、それぞれ、図9のX-X,XI-XI、XII-XII断面図、図13はクランク室オイル収集パン55の下面図である。先に示した図7には、図11の断面が、図8には、図12の断面が示してある。クランク室オイル収集パン55はクランク室底部の3個のオイル流出孔53A、53B、53Cを全て覆うものである。クランク室オイル収集パン55の上部接合面55aを、パッキン溝55bに装着されたパッキンを介して、図6に示した上記クランク室オイル収集パン当接面3cに取りつける。オイル収集パンの上部接合面55aに設けてある油路溝55cは、図8で示したメインギャラリ60と下部隔壁15Lの油路61とをつないでいる油路溝55cである。クランク室オイル収集パン55の断面は、図10に見られるように、中央部が僅かに低い凹形を成し、油溜まりを形成している。油溜まりの中央にオイル排出口55dが形成してあり、このオイル排出口55dの周囲の下面に、図13に見られるように、下部接合面55eが形成してあり、パッキン溝55fに装着されたパッキンを介して、スカベンジングポンプ41の吸入口のポンプ接続面82a(後述)が接続される。
9 to 13 are enlarged views of the crankcase
図14はオイルポンプユニット40の側面図である。図15はオイルポンプユニット40の断面図である。図15は、図14のA-A断面とB-B断面とを合成した図である。図15に示した断面図において、このオイルポンプユニット40は、同一のポンプ軸80によって駆動されるスカベンジングポンプ41とフィードポンプ42とから成っている。スカベンジングポンプ41は、互いに別体のスカベンジングポンプロータ部81とスカベンジングポンプ吸入吐出部82とからなり、フィードポンプ42は、一体のフィードポンプロータ部83とフィードポンプ吸入吐出部84とからなっている。これらは、左から、スカベンジングポンプロータ部81、スカベンジングポンプ吸入吐出部82、フィードポンプロータ部83、フィードポンプ吸入吐出部84の順に配置され、連結ボルト85によって連結されている。
FIG. 14 is a side view of the
図15において、上記ポンプはトロコイド式であり、スカベンジングポンプ41は、スカベンジングポンプアウタロータ86、スカベンジングポンプインナロータ87を備え、フィードポンプ42はフィードポンプアウタロータ88、フィードポンプインナロータ89を備えている。上記各部を貫通して上記ポンプ軸80が設けてあり、上記各ローターを回転駆動する。このポンプ軸80は変速機主軸29によってチェーン駆動される。フィードポンプ吸入吐出部84には、オイル吐出流路113を形成するオイル吐出管45が一体的に設けてある。フィードポンプ吸入吐出部84の下部のオイル吸入部43には、オイル吸入導管100がボルト101(図14)によって取りつけられている。オイル吸入導管100のオイル吸い込み流路102の下部には、ストレーナ44の上部の管状部が嵌装される。オイル吸入導管100にはリリーフ弁収納部103が一体的に設けてある。
In FIG. 15, the pump is of a trochoid type, the scavenging
図16は、オイルポンプユニット40の中央部を、図14の矢印C方向から見た図である。図には左から、スカベンジングポンプロータ部81、スカベンジングポンプ吸入吐出部82、フィードポンプロータ部83が図示されている。スカベンジングポンプ吸入吐出部82には、図7に示した吸入口41aと吐出口41bが設けてある。図16の吐出口41bの右方に、もう1個の吐出口があるが、図示していない。吸入口41aの周囲には、クランク室オイル収集パン55の下面の下部接合面55e(図13)に当接するポンプ接続面82aが設けてある。
16 is a view of the central portion of the
図16のポンプユニットのポンプ接続面82aには、貫通孔91A、91B、91Cが設けてある。図9に示したクランク室オイル収集パン55の周囲部には、上記貫通孔に対応する位置にネジ穴92Aと貫通孔92B、92Cが設けてあり、更に両側部に貫通孔92D、92Eが設けてある。図6に示した下クランクケース3の、オイル収集パンの当接面3cには、上記貫通孔に対応する位置にネジ穴93B、93C、93D、93Eが設けてある。オイルポンプユニットの貫通孔91Aに挿通されたボルトは、オイル収集パンのネジ穴92Aに螺入して、オイルポンプユニットを、オイル収集パンに固定する。オイルポンプユニットの貫通孔91B、91Cに挿通されたボルトは、オイル収集パンの貫通孔92B、92Cに挿通された後、下クランクケース3のネジ穴93B、93Cに螺入して、これら3部材を相互に固定する。オイル収集パンの貫通孔92D、92Eに挿通されたボルトは、下クランクケース3のネジ穴93D、93Eに螺入されて、オイル収集パン55を下クランクケース3に固定する。
Through-
図17はフィードポンプ42の側面図であり、オイル吐出管45と、オイル吐出管45の分岐部45bと、オイル吸入導管100のリリーフ弁収納部103と、リリーフ弁104の断面が示してある。図18は図17のXVIII−XVIII断面図、図19はフィードポンプ42の下面図(図17のXIX−XIX矢視図)である。
FIG. 17 is a side view of the
フィードポンプローター部83とフィードポンプ吸入吐出部84は隣接して設けられ、そのケーシングシングは一体的に形成されている(図18)。フィードポンプ吸入吐出部84には、フィードポンプローター部83に連通し、下方へ伸びるオイル吸入部43(図18)が設けてあり、また、フィードポンプローター部83のオイル吐出通路45a(図15、図17)に連通し、前方へ伸びるオイル吐出管45(図14、図17)が設けてあり、オイル吐出流路113を形成する。更に、上記オイル吐出管45のオイル吸い込み流路102に最も近接する箇所の近傍から下方へ伸びる分岐流路を備えた吐出管分岐部45b(図17)が設けてある。これらの各部は、上記ケーシングシングに一体的に形成されているものである。
The feed
上記オイル吸入部43と吐出管分岐部45bの下面にオイル吸入導管100がボルト101(図17)によって接続されている。オイル吸入導管100には、ストレーナ44から上記オイル吸入部43に続くオイル吸い込み流路102(図18)と、上記吐出管分岐部45bに連なりかつ上記オイル吸い込み流路102に連通するリリーフ弁収納部103(図18)が一体的に設けてある。
An
リリーフ弁104は、上記吐出管分岐部45bの下半部とリリーフ弁収納部103とに跨って収納されている。上記リリーフ弁104は、保持筒105、保持筒105の中に摺動可能に保持されている一端閉鎖筒状の弁体106、ばね受け板107、ばね受け板107の下方脱落防止用の環状止め具108、弁体106とばね受け板107との間に張られるコイルばね109、弁体106が上方へ飛び出すことを防ぐストッパーピン110、および上記分岐通路部45bとの間に嵌装されるOリング111から成っている。保持筒105の側部にはオイル排出口112が設けてある。オイル排出口112はオイル吸入導管100の内部において、オイル吸い込み流路102に開口している(図18)。上記リリーフ弁の弁体の作動方向中心軸線Yは上記オイル吸入導管の軸線Xと平行に設定してある(図18)。
The
内燃機関運転中に、フィードポンプ42の吐出側のオイル圧力が高くなると、弁体106の閉鎖端が押され、弁体106はコイルばね109の弾発力に抗して下降する。弁体106の閉鎖端の上面が保持筒105の側部のオイル排出口112に達すると、フィードポンプ42の吐出側のオイルが排出され、オイルはフィードポンプ42の吸い込み側、即ちオイル吸い込み流路102へ戻され、フィードポンプ42の吐出側の圧力が低下する。これによって、オイル供給系の安全が保たれる。
When the oil pressure on the discharge side of the
以上詳述したように、本実施形態においては、リリーフ弁から排出する潤滑油を、内燃機関下部のオイルパンからオイルを吸い込むオイル吸い込み流路102に戻すようにしたので、加圧された潤滑油を負圧状態の流路に排出することになり、効果的に潤滑油を排出することが可能となっている。更に、フィードポンプのオイル吸い込み流路102とオイル吐出流路113とが近接する箇所の近傍にリリーフ弁104を設けたので、オイルリリーフ構造をコンパクトに配置することができる。また、リリーフ弁104を保持するリリーフ弁収納部103をフィードポンプ42のオイル吸入導管100に一体に設け、リリーフ弁103のオイル排出口112を上記オイル吸入導管内100に設けたので、リリーフ弁収納部103を別体に設ける必要がなくなり、部品点数を削減することが可能となっている。更に、リリーフ弁104の作動方向中心軸線Yを、上記オイル吸入導管の軸線Xと平行にしたので、リリーフ弁収納部103を含めてオイル吸入導管100をより小型化している。
As described above in detail, in this embodiment, the lubricating oil discharged from the relief valve is returned to the
なお、上記実施形態においては、オイル吸入導管100は、フィードポンプ42のオイル吸入部43、および、ストレーナ44の上部管状部、とは別体のものとしたが、オイル吸入導管100は、フィードポンプ42のオイル吸入部43、または、ストレーナ44の上部管状部と一体のものであっても良い。
In the above embodiment, the
25…オイルパン、42…フィードポンプ、43…オイル吸入部、45…オイル吐出管、45a…オイル吐出通路、45b…吐出管分岐部、100…オイル吸入導管、101…ボルト、102…オイル吸い込み流路、103…リリーフ弁収納部、104…リリーフ弁、105…保持筒、106…弁体、107…ばね受け板、108…環状止め具、109…コイルばね、110…ストッパーピン、111…Oリング、112…オイル排出口、113…オイル吐出流路、X…オイル吸入導管の軸線、Y…リリーフ弁の弁体の作動方向中心軸線。
25 ... Oil pan, 42 ... Feed pump, 43 ... Oil suction part, 45 ... Oil discharge pipe, 45a ... Oil discharge passage, 45b ... Discharge pipe branching part, 100 ... Oil suction pipe, 101 ... Bolt, 102 ... Oil suction flow Road, 103 ... Relief valve housing, 104 ... Relief valve, 105 ... Holding cylinder, 106 ... Valve body, 107 ... Spring receiving plate, 108 ... Ring stopper, 109 ... Coil spring, 110 ... Stopper pin, 111 ... O-ring , 112... Oil discharge port, 113... Oil discharge flow path, X... Axis line of oil intake conduit, Y.
Claims (3)
上記オイルパンに溜まった潤滑油を内燃機関の各潤滑箇所へ圧送するフィードポンプ、および、
上記フィードポンプの吐出側の油圧がある一定値を超えると、潤滑油を排出して油圧を一定に保つリリーフ弁を備えた内燃機関において、
フィードポンプのオイル吸い込み流路とオイル吐出流路とが近接する箇所の近傍にリリーフ弁を設けて、上記リリーフ弁から排出する潤滑油を上記フィードポンプの吸い込み側に戻すことを特徴とする内燃機関。 An oil pan provided at a lower portion of the internal combustion engine and receiving lubricating oil in the internal combustion engine;
A feed pump for pumping the lubricating oil accumulated in the oil pan to each lubricating point of the internal combustion engine; and
In an internal combustion engine having a relief valve that discharges lubricating oil and keeps the oil pressure constant when the oil pressure on the discharge side of the feed pump exceeds a certain value,
An internal combustion engine characterized in that a relief valve is provided in the vicinity of a location where the oil suction passage and the oil discharge passage of the feed pump are close to each other, and the lubricating oil discharged from the relief valve is returned to the suction side of the feed pump. .
上記オイルパンに溜まった潤滑油を内燃機関の各潤滑箇所へ圧送するフィードポンプ、および、
上記フィードポンプの吐出側の油圧がある一定値を超えると、潤滑油を排出して油圧を一定に保つリリーフ弁を備えた内燃機関において、
上記リリーフ弁を保持するリリーフ弁収納部を、上記フィードポンプのオイル吸入導管に一体に設け、上記リリーフ弁のオイル排出口を、上記オイル吸入導管内に設けたことを特徴とする内燃機関。 An oil pan provided at a lower portion of the internal combustion engine and receiving lubricating oil in the internal combustion engine;
A feed pump for pumping the lubricating oil accumulated in the oil pan to each lubricating point of the internal combustion engine; and
In an internal combustion engine having a relief valve that discharges lubricating oil and keeps the oil pressure constant when the oil pressure on the discharge side of the feed pump exceeds a certain value,
An internal combustion engine, wherein a relief valve housing portion for holding the relief valve is provided integrally with an oil suction conduit of the feed pump, and an oil discharge port of the relief valve is provided in the oil suction conduit.
The internal combustion engine according to claim 2, wherein an operation direction axis of the relief valve is parallel to an axis of the oil intake conduit.
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JP2004060696A JP2005248836A (en) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | Internal combustion engine |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064116A (en) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Honda Motor Co Ltd | Multi-cylinder internal combustion engine |
JP2014062489A (en) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Suzuki Motor Corp | Oil pump structure and method for assembling relief valve mechanism to oil pump |
JP2014080953A (en) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Suzuki Motor Corp | Structure of oil pump, and method of assembling relief valve mechanism to oil pump |
-
2004
- 2004-03-04 JP JP2004060696A patent/JP2005248836A/en active Pending
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