JP2005247191A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両の加速性向上と空調装置の冷房性能の確保との両立を図る。
【解決手段】 車室内への送風空気を冷却する蒸発器6と、走行用のエンジン11により駆動力されて、蒸発器6で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮機2の容量を可変する容量可変機構15とを備える車両用空調装置において、空調装置用電子制御装置14は、エンジン11の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、圧縮機2の容量が低下するように容量可変機構15を制御して加速性向上を図り、エンジン11の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、圧縮機2の容量が変化しないように容量可変機構15を制御して冷房性能を確保する。
【選択図】 図1
【解決手段】 車室内への送風空気を冷却する蒸発器6と、走行用のエンジン11により駆動力されて、蒸発器6で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮機2の容量を可変する容量可変機構15とを備える車両用空調装置において、空調装置用電子制御装置14は、エンジン11の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、圧縮機2の容量が低下するように容量可変機構15を制御して加速性向上を図り、エンジン11の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、圧縮機2の容量が変化しないように容量可変機構15を制御して冷房性能を確保する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、走行用のエンジンにより駆動されて冷媒を圧縮する圧縮機を備える車両用空調装置に関するものである。
従来、加速時のようなエンジンの高負荷時には、エンジンの負荷を軽減して加速性を確保するために、空調装置の圧縮機の容量を低下させたり、あるいは、圧縮機を停止させたりという、いわゆる加速制御を行っていた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平5−58151号公報
特開平5−58152号公報
近年、排ガス規制により例えばバスの走行用エンジンの小排気量化が進み、加速制御に入る頻度が多くなる傾向にある。しかしながら、夏場の冷房能力が必要な時期に頻繁に加速制御が入った場合、冷房能力不足による冷え不良が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、車両の加速性向上と空調装置の冷房性能の確保との両立を図ることを目的とする。
本発明は、冷房負荷が低い状況下では圧縮機を停止しても不快感の増加は少なく、一方、冷房負荷が高い状況下で圧縮機を停止すると不快感の増加が大きい点に着目してなされたもので、請求項1に記載の発明では、車室内への送風空気を冷却する蒸発器(6)と、走行用のエンジン(11)により駆動力されて、蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機(2)と、圧縮機(2)の容量を可変する容量可変機構(15)とを備える車両用空調装置であって、エンジン(11)の負荷が所定負荷以上であるか否かを判定するエンジン負荷判定手段(S10)と、冷房負荷が所定負荷以上であるか否かを判定する冷房負荷判定手段(S20)と、エンジン負荷判定手段(S10)および冷房負荷判定手段(S20)の判定結果に基づいて、容量可変機構(15)の作動を制御する制御手段(14)とを備え、制御手段(14)は、エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、圧縮機(2)の容量が低下するように容量可変機構(15)を制御し、エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、圧縮機(2)の容量が変化しないように容量可変機構(15)を制御することを特徴とする。
これによると、エンジンの負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、圧縮機の容量を低下させることにより、車両の加速性向上を図ることができ、一方、エンジンの負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、圧縮機の容量を変化させないようにし、冷房性能を確保して不快感の増加を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、車室内への送風空気を冷却する蒸発器(6)と、走行用のエンジン(11)により駆動力されて、蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機(2)と、エンジン(11)から圧縮機(2)への動力伝達を断続するクラッチ(9、9A、9B)とを備える車両用空調装置であって、エンジン(11)の負荷が所定負荷以上であるか否かを判定するエンジン負荷判定手段(S10)と、冷房負荷が所定負荷以上であるか否かを判定する冷房負荷判定手段(S20)と、エンジン負荷判定手段(S10)および冷房負荷判定手段(S20)の判定結果に基づいて、クラッチ(9、9A、9B)の作動を制御する制御手段(14)とを備え、制御手段(14)は、エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、エンジン(11)から圧縮機(2)への動力伝達を遮断するようにクラッチ(9、9A、9B)を制御し、エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、エンジン(11)から圧縮機(2)への動力伝達を継続するようにクラッチ(9、9A、9B)を制御することを特徴とする。
これによると、エンジンの負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、圧縮機への動力伝達を遮断することにより、車両の加速性向上を図ることができ、一方、エンジンの負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、圧縮機への動力伝達を継続することにより、冷房性能を確保して不快感の増加を防止することができる。
請求項3に記載の発明では、冷房負荷判定手段(S20)は、乗員が設定した車室内の設定温度よりも車室内の実際の温度の方が所定値以上高いときに、冷房負荷が所定負荷以上であると判定することを特徴とする。
これによると、車室内温度が設定温度に近いときには、車両の加速性向上を図ることができ、一方、設定温度よりも車室内温度の方が設定値以上高いときには、冷房性能を確保して不快感の増加を防止することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る空調装置の全体構成図で、冷凍サイクル1は、冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機2を備えている。この圧縮機2から吐出された高温、高圧の過熱ガス冷媒は、凝縮器3に流入し、ここで、図示しない冷却ファンより送風される外気との熱交換により冷却されて凝縮する。
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る空調装置の全体構成図で、冷凍サイクル1は、冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機2を備えている。この圧縮機2から吐出された高温、高圧の過熱ガス冷媒は、凝縮器3に流入し、ここで、図示しない冷却ファンより送風される外気との熱交換により冷却されて凝縮する。
この凝縮器3で凝縮した冷媒は次に受液器4に流入し、受液器4の内部で冷媒の気液が分離され、冷凍サイクル1内の余剰冷媒(液冷媒)が受液器4内に蓄えられる。この受液器4からの液冷媒は膨張弁(減圧手段)5により低圧に減圧され、気液2相状態となる。この膨張弁5からの低圧冷媒は蒸発器6に流入する。この蒸発器6は車両用空調装置の空調ダクト(空調ケース)7内に設置され、蒸発器6に流入した低圧冷媒は空調ダクト7内の空気から吸熱して蒸発する。
膨張弁5は蒸発器6の出口冷媒の温度を感知する感温筒5aを有する温度式膨張弁であり、蒸発器6の出口冷媒の過熱度を所定値に維持するように弁開度(冷媒流量)を調整する。上記した冷凍サイクル構成部品1〜6の間はそれぞれ冷媒配管8によって結合され、閉回路を構成している。また、圧縮機2は電磁クラッチ9、ベルト10等を介して車両走行用のエンジン11により駆動される。なお、電磁クラッチ9は本発明のクラッチに相当する。
空調ダクト7の上流側には送風機12が備えられており、周知の内外気切替箱(図示せず)から吸入された車室内の空気(内気)または車室外の空気(外気)は送風機12により空調ダクト7内を送風される。この送風空気は蒸発器6を通過して冷却された後に、図示しない温水式ヒータコア部で加熱量が調節されて温度調節される。この温度調節された空気が、空調ダクト7の空気下流端に設けられたフェイス吹出口、フット吹出口、およびデフロスタ吹出口のうち、いずれか1つまたは複数の吹出口から車室内へ吹き出される。
上記した圧縮機2の電磁クラッチ9は、リレー13によって通電が断続されるようになっており、このリレー13は、空調装置用電子制御装置(以下、エアコンECUという)14に接続されている。そして、エアコンECU14からの制御信号に基づいて電磁クラッチ9に通電されると、電磁クラッチ9が接続状態になって、圧縮機2にエンジン11の動力が伝達されて、圧縮機2が運転状態となる。これに反し、電磁クラッチ9の通電が遮断されると、電磁クラッチ9が遮断状態になって、圧縮機2が停止する。
また、圧縮機2には外部からの制御信号により電気的に制御される容量可変機構15が備えられている。この容量可変機構15は、圧縮機2の吐出容量を変更するものであって、電気式の容量制御弁を含んでいる。そして、容量制御弁に流れるコイル電流を、エアコンECU14がデューティ信号にて制御することにより、圧縮機2の吐出容量を連続的に変更するようになっている。なお、エアコンECU14は、本発明の制御手段に相当する。
次に、本実施形態の制御系を前述の図1に基づいて説明すると、エアコンECU14は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータと、その周辺回路にて構成されるものであって、エアコンECU14の入力端子には、空調制御に必要な情報を検出する各種のセンサ16が接続される。
このセンサ16は、具体的には、車室内温度(内気温度)の検出手段である内気センサ、車室外温度(外気温度)の検出手段である外気センサ、車室内に入射する日射量の検出手段である日射センサ、温水式ヒータコアの温水温度の検出手段である水温センサ等である。
さらに、エンジン11の高負荷状態(車両の加速状態)の検出手段として、アクセルスイッチ17を備えている。このアクセルスイッチ17は、アクセルペダルの下側に設置され、アクセルペダルの踏み込み量が所定の踏み込み量以上になると2つの接点間が閉じられるもので、エアコンECU14の入力端子に接続される。
また、エアコンECU14の入力端子には、車室内の計器盤周辺に設置され、乗員により操作される空調操作パネル18の各種操作部材が接続される。この空調操作パネル18の操作部材としては、空調の自動制御を設定するオートスイッチ、車室内の設定温度を設定するための温度設定部材、風量切替部材、内外気切替部材、吹出モード切替部材、圧縮機2の作動オンオフ用のエアコンスイッチ等が設けられる。
次に、本実施形態の作動を図2に基づいて説明する。図2は、エアコンECU14のマイクロコンピュータにより実行される制御処理を示すフローチャートであって、まず、エンジン11のイグニッションスイッチがオンされ、かつ空調操作パネル18のオートスイッチがオンされると、図2の制御ルーチンが起動される。
そして、アクセルペダルの踏み込み量が所定の踏み込み量以上になって、アクセルスイッチ17の2つの接点間が閉じられた状態のときには、加速状態であると判定する(S10がYES)。S10で加速状態であると判定され、且つ、その時の車室内温度Trと設定温度Tsの差ΔT(但し、ΔT=Tr−Ts)が所定値(例えば、2℃)未満のときには(S20がYES)、容量可変機構15の容量制御弁に流れるコイル電流を制御して、圧縮機2の吐出容量を下げる制御、すなわち、加速制御を実行する(S30)。因みに、この加速制御時には、圧縮機2の吐出容量は例えば10%に設定する。
このように、温度差ΔTが所定値未満のとき、換言すると、冷房負荷が低いときには、加速制御を実行することにより、圧縮機2の駆動動力を低下させてエンジン11の負荷を軽減し、加速性を向上させる。
一方、アクセルペダルの踏み込み量が所定の踏み込み量未満で、加速状態でないと判定された場合(S10がNO)、あるいは、加速状態であると判定されても(S10がYES)そのときの温度差ΔTが所定値以上のときには(S20がNO)、冷房負荷に応じて圧縮機2の吐出容量を制御する通常の制御を実行する(S40)。
このように、加速状態であっても温度差ΔTが所定値以上のとき、換言すると、冷房負荷が高いときには、通常の制御を実行することにより、冷房性能を確保して不快感の増加を防止する。
なお、アクセルペダルの踏み込み量は本発明のエンジン負荷に相当し、S10は本発明のエンジン負荷判定手段に相当する。また、温度差ΔTは本発明の冷房負荷に相当し、S20は本発明の冷房負荷判定手段に相当する。
本実施形態では、冷房負荷が低い状況下では圧縮機2を停止しても不快感の増加は少なく、一方、冷房負荷が高い状況下で圧縮機2を停止すると不快感の増加が大きい点に着目し、冷房負荷に応じて圧縮機2を制御しているため、車両の加速性向上と空調装置の冷房性能の確保との両立を図ることができる。
本実施形態では、可変容量式の圧縮機2を1台備える空調装置を示したが、本発明は、例えばバスの空調装置のように可変容量式の圧縮機2を複数台備える場合にも適用することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では可変容量式の圧縮機2を1台用いたが、本実施形態は固定容量式の圧縮機を2台用いている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では可変容量式の圧縮機2を1台用いたが、本実施形態は固定容量式の圧縮機を2台用いている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3は第2実施形態に係る空調装置の要部の電気回路図で、圧縮機(図示せず)を2台用いたことに伴い、エンジン11から圧縮機への動力伝達を断続する2つの電磁クラッチ9A、9Bと、これらの電磁クラッチ9A、9Bへの通電を断続する2つのリレー13A、13Bを備えている。なお、電磁クラッチ9A、9Bは本発明のクラッチに相当する。
本実施形態では、図2の制御ルーチンが実行される。そして、S30の加速制御では、2つのリレー13A、13Bのうち一方のリレーへの通電を停止して、2つの電磁クラッチ9A、9Bのうち一方の電磁クラッチへの通電を停止する。これにより、2台の圧縮機のうち一方の圧縮機が停止するため、圧縮機2の駆動動力が低下してエンジン11の負荷が軽減され、加速性が向上する。
一方、S40の通常の制御では、冷房負荷に応じて2台の圧縮機を適宜オンオフ制御することにより、冷房性能を確保して不快感の増加を防止する。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、アクセルスイッチ17にてエンジン11の負荷を検出したが、例えばエンジン11への燃料噴射量等を制御する車両ECUからエアコンECU14へスロットルバルブ開度の情報を伝達し、エアコンECU14はそのスロットルバルブ開度の情報に基づいてエンジン11の負荷を検出するようにしてもよい。
上記各実施形態では、アクセルスイッチ17にてエンジン11の負荷を検出したが、例えばエンジン11への燃料噴射量等を制御する車両ECUからエアコンECU14へスロットルバルブ開度の情報を伝達し、エアコンECU14はそのスロットルバルブ開度の情報に基づいてエンジン11の負荷を検出するようにしてもよい。
2…圧縮機、6…蒸発器、9、9A、9B…電磁クラッチ(クラッチ)、11…エンジン、14…空調装置用電子制御装置(制御手段)。
Claims (3)
- 車室内への送風空気を冷却する蒸発器(6)と、走行用のエンジン(11)により駆動力されて、前記蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機(2)と、前記圧縮機(2)の容量を可変する容量可変機構(15)とを備える車両用空調装置であって、
前記エンジン(11)の負荷が所定負荷以上であるか否かを判定するエンジン負荷判定手段(S10)と、
冷房負荷が所定負荷以上であるか否かを判定する冷房負荷判定手段(S20)と、
前記エンジン負荷判定手段(S10)および前記冷房負荷判定手段(S20)の判定結果に基づいて、前記容量可変機構(15)の作動を制御する制御手段(14)とを備え、
前記制御手段(14)は、前記エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、前記圧縮機(2)の容量が低下するように前記容量可変機構(15)を制御し、前記エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、前記圧縮機(2)の容量が変化しないように前記容量可変機構(15)を制御することを特徴とする車両用空調装置。 - 車室内への送風空気を冷却する蒸発器(6)と、走行用のエンジン(11)により駆動力されて、前記蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒を圧縮する圧縮機(2)と、前記エンジン(11)から前記圧縮機(2)への動力伝達を断続するクラッチ(9、9A、9B)とを備える車両用空調装置であって、
前記エンジン(11)の負荷が所定負荷以上であるか否かを判定するエンジン負荷判定手段(S10)と、
冷房負荷が所定負荷以上であるか否かを判定する冷房負荷判定手段(S20)と、
前記エンジン負荷判定手段(S10)および前記冷房負荷判定手段(S20)の判定結果に基づいて、前記クラッチ(9、9A、9B)の作動を制御する制御手段(14)とを備え、
前記制御手段(14)は、前記エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷未満であれば、前記エンジン(11)から前記圧縮機(2)への動力伝達を遮断するように前記クラッチ(9、9A、9B)を制御し、前記エンジン(11)の負荷が所定負荷未満の状態から所定負荷以上に変化した際に、冷房負荷が所定負荷以上であれば、前記エンジン(11)から前記圧縮機(2)への動力伝達を継続するように前記クラッチ(9、9A、9B)を制御することを特徴とする車両用空調装置。 - 前記冷房負荷判定手段(S20)は、乗員が設定した前記車室内の設定温度よりも前記車室内の実際の温度の方が所定値以上高いときに、冷房負荷が所定負荷以上であると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004062237A JP2005247191A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004062237A JP2005247191A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 車両用空調装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005247191A true JP2005247191A (ja) | 2005-09-15 |
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ID=35028096
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2005247191A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7836716B2 (en) | 2005-11-07 | 2010-11-23 | Denso Corporation | Refrigerant cycle device and control system for vehicle |
JP2019155989A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | ダイハツ工業株式会社 | 車両の制御装置 |
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2004
- 2004-03-05 JP JP2004062237A patent/JP2005247191A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019155989A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | ダイハツ工業株式会社 | 車両の制御装置 |
JP7076900B2 (ja) | 2018-03-08 | 2022-05-30 | ダイハツ工業株式会社 | 車両の制御装置 |
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