JP2005246172A - 薬剤注入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製紙工程、食品加工工程、遊戯用・競泳用等のプール、動植物・魚介類飼育用等のプール、人口の池や川、噴水、温泉、共同浴場、家庭用風呂、空調、その他の水を多量に使用する各種の工程、場所、箇所あるいは装置等が必要とする各種の水処理用の薬剤(スライム防除剤、殺菌剤、その他の各種殺微生物剤等)を、その部所で必要とする濃度で溶媒に溶解して、上記工程や場所あるいは箇所に注入する方法に関し、特に、極めて容易な操作で上記薬剤を溶媒に溶解させると共に、極めて容易な操作で所定量を使用場所へ注入する方法を提供する。
【課題手段】 溶媒4を、薬剤2を装填した容器1に、容器1の適宜箇所からパイプ3を介して所要量で注入し、薬剤2が一定濃度で溶解した溶液5を、容器1の上記溶媒の注入箇所とは異なる適宜箇所に設けた流出口6から流出させて薬剤所要部所に送液する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製紙工程、食品加工工程、遊戯用・競泳用等のプール、動植物・魚介類飼育用等のプール、人口の池や川、噴水、温泉、共同浴場、家庭用風呂、空調、その他の水を多量に使用する各種の工程、場所、箇所あるいは装置等が必要とする各種の水処理用の薬剤(スライム防除剤、殺菌剤、その他の各種殺微生物剤等)を、その部所で必要とする濃度で溶媒に溶解して、上記工程や場所あるいは箇所に注入する方法に関し、特に、極めて容易な操作で上記薬剤を溶媒に溶解させると共に、極めて容易な操作で所定量を使用場所へ注入する方法に関する。
従来、上記薬剤を、該薬剤を必要とする上記のような各種の工程、場所、箇所あるいは装置等(以下、これらをまとめて「部所」と言う)に注入ないしは投入するに際して、一般には、作業員が、該薬剤が水や有機溶剤等に所定濃度となるように溶解し、希釈し、これの所要量を注入ないしは投入する方法が採用されている。
また、希釈作業を省略するために、上記薬剤のメーカ、加工業者等が、予め、所定濃度の希釈液を調製し、この希釈液をユーザに販売する等も広く行われている。
しかし、上記の希釈液を予め調製する方法では、長期間に渡っての倉庫での保管や、長距離の輸送等があっても、調製当初の希釈液の状態を安定して保持させる必要があり、安定化のための各種化合物の添加を必要とするばかりか、保管スペースや輸送スペースも希釈媒体の分だけ増加し、これらに要するコストが薬剤の販売価格に加えられている。
しかも、以上の従来技術では、予め希釈液を調製する場合であっても、該希釈剤あるいは上記薬剤を所要部所への注・投入作業は、やはり作業員の手作業によらざるを得ず、ユーザは、上記の薬剤の購入費に加えて、注・投入作業のための人件費をも負担をせざるを得ないのが実情である。
本発明は、以上の諸点を考慮し、所望の薬剤を所定の濃度で、かつ所定の量で、所要部所に、極めて容易な操作で注入することができる薬剤注入方法を提案することを目的とする。
本発明は、薬剤が一定濃度で溶解されている溶液を、該薬剤の所要部所に所要量で注入する方法であって、
溶媒を、前記薬剤を装填した容器に、該容器の適宜箇所から所要量で注入し、該溶媒に該薬剤を溶解させ、該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を、前記容器の前記注入箇所とは異なる適宜箇所から流出させて前記所要部所に送液することを特徴とする薬剤注入方法を要旨とする。
このとき、薬剤は、固体状または液体状で容器に装填し、
〔1〕溶媒は、該容器の上部から該薬剤の上面中央部または上面側部を通って該薬剤の底部に至るパイプを介して注入し、該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を容器の上部から流出させるか、
〔2〕パイプを、該容器の下部から該薬剤の下部中央部に至り、該中央部において、複数の放液用ノズルが設けられた直管状体、リング状体、格子状体、またはプレート状体と連結させ、
溶媒は、前記パイプと前記ノズルを介して注入し、
該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を容器の上部から流出させる、
ことが好ましい。
〔3〕また、上記の固体状または液体状の薬剤を装填した上記構成の容器を、直列または並列に複数個設置してもよい。
〔4〕さらに、上記の溶媒は、薬剤注入対象体から循環(リターン)される溶液であってもよい。
本発明の方法によれば、スライム防除、殺菌、その他各種の殺微生物を要する製紙その他の各種の工程、プールその他各種の場所、空調用水槽その他各種の箇所において、それらに適した各種薬剤を、それらの部所で必要とする濃度、量、あるいは時間等で、正確に注入することができる。
このときの各種箇所における最適な種類の薬剤、必要な注入の濃度、量、時間等は、薬剤注入を必要とする箇所を適宜の手法で監視し、この監視結果に基づいて決めればよい。
例えば、製紙工程等のスライム防除のために本発明の方法を使用する場合には、本出願人の先願(特願2003−139818)に係る「スライム監視装置」による監視と組み合わせ、スライムの成長状況(成長量、場所、時間、薬剤の効果等)に応じて、最適な量、場所、時間で、薬剤の注入を行えばよい。
この組み合わせにおいて、本発明における前記容器を複数用意し、各容器に異なる薬剤を装填しておけば、薬剤注入時に、その時点で最適な種類の薬剤が装填されている容器への溶媒注入を行うだけで、最適な種類の薬剤を、最適な濃度、量、時間等で、注入することができ、適剤、適量、適時の薬剤注入量を極めて容易な操作で行うことができる。
また、予め、薬剤の希釈液を調製する必要はなく、希釈液の長期保管用の倉庫や、長期保管に耐える安定性の付与等の必要性がないばかりか、希釈液の長距離輸送等もなくなり、これらに要するコストを削減することができる。
さらに、薬剤注入のための専門の作業員を要しないばかりか、予め、溶媒の注入量や、溶媒注入時間を設定しておけば、薬剤注入のための人員は不要となる。
固体状または液体状の薬剤を装填した容器(例えば、カートリッジタイプの容器)を直列または並列に複数個設置する方法においては、次のような効果を得ることができる。
1)各カートリッジを小型化できるため、該カートリッジを現場に設置する際のスペース上の制約を受け難いばかりか、各カートリッジの運搬や取替えが容易である。
2)薬剤が密閉容器内に封入されているため、かぶれや臭気の問題が生じ難い。
3)薬剤の注入対象体の大きさに合わせて、また薬剤の注入頻度や注入量に応じて、カートリッジの必要個数を適宜変更できるため、薬剤注入対象体の大小や薬剤注入頻度・注入量に拘わらず、容易に対応できる。
4)1個目のカートリッジ内の薬剤が消費された時点でカートリッジの交換を行うのみでよいため、薬剤(すなわちカートリッジ)の交換・補充タイミングが判り易いばかりか、常に一定濃度での薬剤注入を行うことが容易にできる。
本発明における薬剤としては、スライム防除剤、殺菌剤、殺藻剤、殺苔剤、カビ防除剤、その他の各種殺微生物剤等の有機・無機系の各種薬剤が使用でき、これらの各種薬剤は固体状または液体状で使用する。
上記の有機・無機系の、固体状・液体状の各種薬剤を溶解させる溶媒としては、水が一般的であるが、他にも、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル類、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールエステルエーテル類、エチレングリコールジアセテート等のグリコールジエステル類、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、イソミリスチルアルコール、イソパルミチルアルコール等の高級アルコール類、イソホロン、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、プロピレンカーボネート、乳酸エチル、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、マレイン酸ジメチル等のエステル類、トルエン、キシレン等の芳香族類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、N−メチルピロリドン等のピロリドン類、γ−ブチロラクトン等の有機溶媒も使用でき、上記薬剤の種類に応じて最適の溶媒を単独で、あるいは2種以上の混合溶媒として使用すればよい。
なお、各種薬剤を可溶化、あるいは乳化分散させるために、界面活性剤を用いることもできる。この界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル系、ポリアルキレンアルキルアミン系、オキシエチレン−オキシプロピレンブロックコポリマー、脂肪酸エステル系、アルキリベンゼンスルホン酸、アルキル硫酸エステル塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられ、これらや単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。
また、本発明における薬剤注入対象体(溶液)を溶媒とすることもできる。例えば、薬剤の注入対象体が製紙工程水であれば、上記薬剤注入前の工程水をそのまま、または適宜のフィルターで濾過した後に、あるいはこの工程水のメイクアップ用水を、本発明の溶媒として使用してもよいし、上記薬剤注入後の工程水を循環させて、そのまま、あるいは適宜のフィルターで濾過した後に、本発明の溶媒として使用してもよい
さらに、本発明では、上記薬剤を単一で使用してもよいし、適宜の複数種を使用することもでき、複数種使用する場合には、上記溶媒も、各薬剤に応じて複数種使用することもできる。
以下、図面を参照して本発明の薬剤注入方法を具体的に説明する。
図1(A)〜(E)は、本発明の一実施態様例を説明するための図であって、図中1が固体状または液体状の薬剤2を装填した容器であり、図1(A)では、該容器1の上部から該薬剤2の上面中央部を通って該薬剤2の底部に至るパイプ3が、図1(B)では、該容器1の上部から該薬剤2の上面側部を通って該薬剤2の底部に至るパイプ3が、それぞれ設けられており、これら図1(A),(B)におけるパイプ3は、薬剤2の底部において開口している。
図1(C)は図1(A)の変更例、図1(D)は図1(B)の変更例であって、図1(C)では、図1(A)のパイプ3の薬剤2底部における開口端をこの図では左右にかつ容器1の底面に平行に直管状に延長させ、この直管状部31,31に放液用ノズルを複数設けている。なお、この直管状部31,31は、この図のように左右に限らず、4方、6方、8方・・・・・のように複数方に延長させてもよい。
図1(D)では、図1(B)のパイプ3の薬剤2底部における開口端をこの図では左方向にかつ容器1の底面に平行に直管状に延長させ、この直管状部31に放液用ノズルを複数設けている。なお、この直管状部31は、この図のように左方向の1本に限らず、2本、3本、4本・・・・・のように複数本を放射状に延長させてもよい。
上記のノズルの大きさや設置数は、特に限定せず、液体(ここでは、溶媒4)が支障なく通過できる大きさで、かつ薬剤2の所定量が速やかに溶解し、この溶液の所定量が該薬剤2の所要部所(薬剤2の注入対象)に注入できる量で溶媒4が容器1内に導入できる数であればよい。
図1(A),(B)の変更例として、図1(E)に示すように、パイプ3の容器1内における下端が分岐しているものを挙げることもできる。図1(E)では、分岐部32,32が2個のものを示しているが、これに限定せず、3個、4個・・・・・と放射状に多数個に分岐したものであってよい。
図1(A)〜(E)において、溶媒4はパイプ3(および延長部31、放液用ノズル、分岐部32)を介して容器1内に矢印で示されるように導入される。
容器1内に導入された溶媒4は、薬剤2を溶解させて溶液5となり、この溶液5が容器1の上部に設けられた流出口6から容器1外へ流出し、図示省略の注入対象へ注入される。
上記薬剤2と溶媒4の種類、および溶媒4の容器1内への導入量を適宜選定することにより、容器1内に生成される溶液5は、薬剤2を所望の、かつ一定の濃度で溶解したものとすることができる。
そして、この所望の一定濃度で薬剤2を溶解している溶液5は、ポンプ等により強制的に、あるいはオーバーフローにより、流出口6から容器1外に流出される。
図1(A)〜(E)において、薬剤2は、固体状または液体状のものをそのまま容器1に装填してもよいし、あるいは溶媒・溶液流通性の袋、箱、筒、その他の適宜の内容器(図1(A)〜(E)では図示省略し、図2に内容器のみの具体例を示す)に充填したものを装填してもよい。
なお、上記の溶媒・溶液流通性は、上記の内容器の特定の出入口からの流通に限らず、内容器の構成面前面を通しての流通(例えば、職布;不織布;編布;多孔質性のプラスチックシート;あるいはセラミック等の多孔質体等からなる内容器における流通)を意味する。
図2(A)〜(F)は、上記の溶媒流通性の内容器10の実施態様例を示しており、図2(A)は上記のような布やプラスチックシート等製の袋、図2(B)は上記の布、プラスチックシート、セラミック等製の筒、図2(C)は(B)のような筒の両端面に液体出入口11,11を設けたものであり、図2(D)は図2(A)の袋を球体としたもの、図2(E)は図2(B)の筒をやはり球体としたもの、図2(F)は図2(C)の液体出入口11付き筒を球体とし、この液体出入口11を図示するように球体全体に複数設けたものである。
このような内容器10は、図1(A)〜(E)に示す容器1内の薬剤2の装填部に、図2(A)〜(C)のような形態のものは、縦あるいは横方向に並べて設置し、図2(D)〜(F)のような形態のものは、ランダムに装填すればよい。
これら内容器10の寸法は特に制限せず、薬剤2の内容器10内への充填作業が容易で、しかも容器1内への設置(装填)作業が容易な大きさであればよく、液体出入口11の大きさも溶媒4と薬剤溶解後の溶液5の流通が容易にできる程度の大きさであればよい。
上記のような内容器10を使用する場合は、薬剤2の消費に応じて内容器10を取り出し新規なものに替えればよいし、また時に応じて最適な種類の薬剤2が装填された内容器10に取り替えればよく、薬剤の注入効率を一層向上させることができる。
図3(A)〜(D)は、本発明の他の実施態様例を説明するための図であって、図中、図1と同一符号は、図1と同一部・品を示す。
図3(A)は、溶媒導入用のパイプ3を、固体状または液体状の薬剤2を装填した容器1の下部から該薬剤2の下部中央部に導き、該中央部において、複数の放液用ノズルが設けられたリング状体331と連結させ、溶媒4を、矢印で示すように、パイプ3と上記ノズルを介して注入する方式の一例を示している。
図3(B)は、上記のリング状体331に代えて、格子状体332を使用するものであって、この格子状体332にも、上記のリング状体331と同様に複数の放液用ノズルが設けられている。
図3(B)に示す態様の方式においても、溶媒4は、図3(A)の方式と同様、矢印で示すように、パイプ3から導入され、格子状体332に設けられている複数の放液用ノズルを介して容器1内に注入される。
図3(C)は、図3(A)のリング状体331、図3(B)の格子状体332に代えて、プレート状体333を使用するものであり、このプレート状体333にも、リング状体331や格子状体332と同様に、複数の放液用ノズルが設けられており、溶媒4は、矢印で示すように、パイプ3から導入され、この複数の放液用ノズルを介して容器1内に注入されるものである。
図3(D)は、図3(A)のリング状体331、図3(B)の格子状体332、図3(C)のプレート状体333に代えて、直管状体334を使用するものであり、この直管状体334にも、リング状体331や格子状体332等と同様に、複数の放液用ノズルが設けられており、溶媒4は、矢印で示すように、パイプ3から導入され、この複数の放液用ノズルを介して容器1内に注入されるものである。
図3(A)〜(D)のようにして容器1内に注入された溶媒4は、図1(A)〜(E)の場合と同様に、薬剤2を溶解させて溶液5となり、この溶液5が容器1の上部に設けられた流出口6から容器1外へ流出し、図示省略の注入対象へ注入される。
このとき、図1(A)〜(E)の方式で記述したように、薬剤2と溶媒4の種類、および溶媒4の容器1内への導入量を適宜選定することにより、容器1内に生成される溶液5は、薬剤2を所望の、かつ一定の濃度で溶解したものとすることができ、この所望の一定濃度で薬剤2を溶解している溶液5は、ポンプ等により強制的に、あるいはオーバーフローにより、流出口から容器1外に流出される。
また、図3(A)〜(D)においても、薬剤2は、固体状または液体状のものをそのまま容器1に装填してもよいし、あるいは図2(A)〜(F)に示すような溶媒・溶液流通性の袋、箱、筒、これらを球体としたもの、その他の適宜の内容器10に充填したものを装填してもよい。
図4は、本発明の更に他の実施態様例を説明するための図であって、図中、図1〜3と同一符号は、図1〜3と同一部・品を示しており、本例では、容器1の下方部に、容器1の横断面全面に渡って網状体7を設置し、該網状体7の下部に位置する容器1の側面部に溶媒導入用のパイプ3を開口させ、網状体7上に薬剤2を載置したものである。
この薬剤2は、網状体7から落下しないように、図2(A)〜(F)に示すような内容器10に装填して使用するか、あるいは固体状であって、かつ本発明の方法の運転初期において網状体7の網の目から落下しない大きさのものを選定して使用することが重要となる。
網状体7の網の目の大きさは、特に限定しないが、大きすぎれば網状体7の機械的強度が小さくなったり、薬剤2の載置ができなくなり、小さすぎれば溶媒4の通過に支障を来たすため、これらを考慮して選定すればよい。
図4において、溶媒4は、図3(A)〜(D)の場合と同様に、容器1の下部から容器1内に導入され、網状体7の網目を通過して薬剤2を溶解し、溶液5となる。この溶液5が、図1(A)〜(E)や図3(A)〜(D)の場合と同様に、ポンプにより強制的に、あるいはオーバーフローにより、流出口6から容器1外に取り出され、薬剤2の注入対象へ導かれる。
図5(A)は、固体状または液体状の薬剤2を装填した容器1の溶液部5に、攪拌装置9を設置した態様のものであり、図5(B)(a)(縦断面概略図),(b)(横断面概略図)は、図5(A)の容器1に円筒状の内壁91を設置した態様のものであって、図5(A),(B)の態様において、他の構成は、図1等と同様である。
図5(A),(B)の態様においては、薬剤2と溶液5の界面で薬剤2が溶液5側に溶解し、攪拌装置9で溶液5が攪拌されて該溶液5の薬剤濃度が均一化され、この溶液5が流出口6から流出される。このとき、図5(B)のような内壁91が設けられていれば、溶液5は、内壁91内から流出口6に導かれるため、薬剤2、特に粉状や顆粒状等の微細粒径の固体状薬剤2あるいは高粘度の液体状薬剤2による流出口6の閉塞を防止することができる。
図1(A)〜(E)、図3(A)〜(D)、図4、図5に示す態様の容器1を、複数個直列あるいは並列に設置して、本発明の方法を実施することもできる。このとき、例えば、図1(A)と図3(A)と図4の態様のものを組み合わせて(すなわち、異なる構成の容器1を複数個組み合わせて)使用することもできるし、図1(A)のみを複数個(すなわち、同じ構成の容器1を複数個組み合わせて)使用することもできる。
図6(A),(B)は、この一実施態様例を示すフロー図であって、図6(A)は図1(A)〜(E)、図3(A)〜(D)、図4あるいは図5に示す態様の容器1を複数(ここでは3個)直列に設置して使用するものであり、図6(B)は並列に設置して使用するものである。
図6(A)のものは、第1段目の容器1の流出口6から流出する溶液5が、第2段目の容器1の溶媒4として、パイプ3から第2段目の容器1に導入され、第2段目の容器1の流出口6から流出する溶液5が、第3段目の容器1の溶媒4として、パイプ3から第3段目の容器1に導入されるもので、溶液5の濃度は第1段目の容器1から第3段目の容器1に行くにしたがって高くなり、最終段の容器(本例では第3段目の容器1)の流出口6から流出する溶液5が所定濃度となって、薬剤2の注入対象へ注入される。
本例は、例えば、各容器1〜1に同種の、かつ溶解し難い薬剤2を装填して使用することができるし、あるいは各容器1〜1に互いに異なる種の薬剤2を装填しておき、最終段の容器から流出する溶液が複数種の薬剤2の混合溶液となるようにして使用することもできる。
図6(B)のものは、各容器1へそれぞれ溶媒4が導入され、それぞれの容器1で生成した溶液5が流出口6から流出した後、1つに纏められて1つの薬剤2の注入対象へ送られるものである。
本例は、例えば、各容器1に同種の薬剤2を装填しておき、薬剤2を大量に必要とする注入対象へ導入して使用することができ、また上記のように各容器1に互いに異なる種の薬剤2を装填おき、各容器1から流出する溶液を1つに纏めることで、複数種の薬剤2の混合溶液となるようにして使用することもできるし、更にはその時点で注入対象に最適の薬剤2を選定し、その薬剤2が装填されている容器1からのみ溶液5を流出させ、その最適の溶液5のみを注入対象へ送るようにすることもできる。
勿論、図6(B)の態様において、薬剤2の注入対象が複数であってもよく、上記のように1つに纏められた後、各注入対象に分岐するようにしてもよいし、それぞれの容器1に対応させてそれぞれの注入対象を連結させてもよい。
図7は、図6の変更例であって、下部に溶媒4の導入口3’、上部に溶液5の流出口6が設けられ、内部に薬剤2が装填された容器1’を複数個(本例では、1’、1’、1’の3個)を直列に設置したものである。
本例では、図7(A)が運転初期状態を示しており、運転開始後所定の時間が経過すると、図7(B)に示すように、第1段目の容器1’内の薬剤2が消費され、更に運転継続して行くと、第2段目、第3段目の容器1’、1’内の薬剤2が消費されて行く。
本例においては、第3段目の容器1’内の薬剤2が消費される前に、図7(C)に示すように、第3段目の容器1’の後流側に薬剤2が消費されていない新規な容器1’を連結させる。
そして、図示はしないが、薬剤2が消費されてしまっている第1段目と第2段目の容器1’、1’は薬剤注入ラインから取り外し、回収し、薬剤2の再装填(再生)工程に送られる。
以上、図1〜図7に示す実施態様例において、注入対象への溶液5の注入量や注入時間は、容器1,1’内への溶媒4の導入量、ポンプのパワー、バルブ開度等の調整や、溶媒4の導入の開始と停止あるいは導入時間の調整によって容易にかつ適宜制御することができ、また溶液5の種類(言い換えれば、該溶液5に溶解している薬剤2の種類)も、溶媒4を互いに異なる種類の薬剤2を装填している各容器1,1’のどれに導入するかを選択することや、どの容器1,1’のバルブを開にするか、あるいはどの容器1,1’のポンプをスイッチオンするかを選択すること等によって容易に選定することができる。
これらの制御、あるいは選択や選定は、前記したように、注入対象を適宜の手法によって監視し、この監視結果に基づいて行えばよい。
一例として、注入対象が製紙工程の場合には、前記した本願出願人による先願(特願2003−139818)に係る「スライム監視装置」の監視結果(以下、スライム監視結果と記す)に基づいて行うことができる。
例えば、図8(A)、(B)は、図1(B)、図6(B)に示す態様における上記の制御、選択、選定を、上記のスライム監視結果に基づいて行う場合の一実施態様例を示す概略図である。
図8(A)の例は、1つの容器1へパイプ3から溶媒4を導入し、流出口6から図示省略のポンプにより強制的に、あるいはオーバーフローにより流出される薬剤2(すなわち、スライム防除剤)の溶液5を、製紙工程等のスライム防除剤必要系(薬剤の注入対象)へ注入する方法を示している。
この方法では、溶媒4の導入量を、パイプ3に設けたバルブ3vの開閉と開度の調整により制御することによって、流出口6への流出量を制御するものであって、バルブ3vの開閉と開度の制御を、後述する図9における薬剤(スライム防除剤)注入制御系74からの信号75で行うものである。
このとき、図8(A)に示すように、流出口6にもバルブ6vを設けておき、このバルブ6vの開閉と開度をも、上記の信号75で制御するようにしてもよい。
図8(B)の例は、図6(B)に示すように、複数(ここでは4つ)の容器1,1,1,1を並列に設置し、各容器1,1,1,1に各々異なる薬剤(スライム防除剤)を装填し、各容器1〜1へパイプ3から溶媒4を流入し、流出口6から流出させる薬剤2(スライム防除剤)の溶液5を、製紙工程等のスライム防除剤必要系(薬剤の注入対象)へ注入する方法を示している。
この方法では、パイプ3の各容器1〜1の入口近傍に各々バルブ3v,3v,3v,3vを設けておき、これらバルブ3v,3v,3v,3vの開閉と開度の制御により、4つの容器1〜1のうちいずれか1つの選択と、該容器への溶媒4の導入量の制御を行い、該容器からの流出口6への流出量を制御するものであって、バルブ3v,3v,3v,3vの開閉と開度の制御を、図9に示すスライム防除剤添加制御系74からの信号75で行うものである。
このとき、流出口6の各容器1〜1の出口近傍にも、各々バルブ6v,6v,6v,6vを設けておき、これらバルブ6v,6v,6v,6vの開閉と開度をも、上記の信号75で制御するようにしてもよい。
このようにすることにより、次期薬剤(スライム防除剤)の最適な選択を行うと共に、この最適な薬剤(スライム防除剤)の注入量の制御をも行うことができる。
なお、図9において、(A)は(B)に示すスライム監視装置の一実施態様例で得られる検出結果を用いてスライム防除剤の供給量制御を行う場合の検出データのフローを示す図である。
すなわち、図9(A)に示すように、スライム監視装置を用いたスライム検出部71にて得られる検出結果を、データ集積・記録装置72を経由して、あるいは直接コンピューター73に入力する。コンピューター73において、スライム増加曲線等を描き、予め予備試験を行う等して定めた閾値を超えるまでの時間T、および/または、曲線の直線部分あるいは接線の傾きaを、スライム防除剤の種類や該防除剤の添加方法等の評価値とする。
この評価値を、スライム防除剤添加制御系74に送り、スライム防除剤の必要系へ注入するスライム防除剤の種類と添加方法を設定する。
あるいは、予め定めた閾値を越えた時点で、スライム防除剤添加制御系74に信号を送信し、添加するスライム防除剤の種類や量を選択するように設定することもできる。
上記のスライム検出部71におけるスライムの生育状況等の検出は、例えば図9(B)に示すような本出願人による先願に係る監視装置を用いて行われる。
すなわち、図9(B)において、76が円板状のスライム形成(付着)部であって、被検水77内にその下部が浸漬され、該円板76の中心部にモーター78に連結された回転軸79が取り付けられて、任意の回転数で矢印(円周)方向に回転するように構成されている。
円板状のスライム形成部76の上部(すなわち、水面80より上方の部分)に近接させて、スライム形成量検出手段81,82が設置されている。
この検出手段81,82は、図9(B)では、スライム形成部76の一方の表面近傍に配置した投光器81と、他方の表面近傍に配置した受光器82とから構成される光透過率測定センサーが使用され、円板状スライム形成部76は、投光器81からの光83を透過できる透明体が使用される。なお、投光器81への投光の指令信号と、受光器82からの受光量のデータ信号はリード線81a,82aを介して送信される。なお、このリード線81a,82aは電源供給路の役割をもなす。
上記のように構成されるスライム監視装置において、スライム形成部76を、モーター78と回転軸79で円周方向に回転させつつ被検水77内に浸漬し、その表面にスライムを付着(形成)させる。
スライムがその表面に形成(付着)したスライム形成部76は、付着部分の透明度が阻害されるため、投光器81からの光83の透過率が低下する。この低下分で付着しているスライム量を求めることができる。
このスライム量の検出結果を図9(A)のようにして処理し、スライム防除剤添加制御系74で設定されたスライム防除剤(薬剤2)の種類や量の信号を、前記したように、本発明の方法における薬剤2の注入量の制御に使用することができる。
図10は、上記のスライム監視装置を使用して行う他の制御態様例を示すものであって、この例では、複数種あるいは同種の薬剤a〜eをそれぞれ装填した容器111〜115を並列に設置し、各容器111〜115にそれぞれ連絡するスライム監視装置I〜Vを設置する。
なお、このスライム監視装置I〜Vは、例えば、図9(B)の態様の被検水77内にその下部が浸漬されモーター78で回転される円板76と、スライム形成量検出手段81,82が取り付けられた被検水槽のみからなり、これらの被検水槽での検出結果の評価は一括して図9(B)に示すようなフローで行うように構成とする。
図10において、溶媒4として薬剤注入対象系内の液(例えば、製紙工程中の白水)を使用し、白水を、この例では薬剤aを装填した容器111に注入する。
容器111内で、白水は、飽和濃度の薬剤aを溶解し、流出口6から流出してスライム監視装置Iに入る。
スライム監視装置Iにおいて、スライムの付着量が所定値未満であれば、スライム監視装置Iを通過し、流出口6から流出し、薬剤注入対象系へ送液される。
スライム監視装置Iのスライム付着量が所定値を超えた時点で、バルブvを切り替え、薬剤bを装填した容器112に白水を注入する。容器112内で、白水は、飽和濃度の薬剤bを溶解し、流出口6から流出してスライム監視装置IIに入り、スライム監視装置IIにおいて、スライムの付着量が所定値未満であれば、スライム監視装置IIを通過し、流出口6から流出し、薬剤注入対象系へ送液される。
この操作を容器115まで繰り返し行う。
上記の途上で、容器111から順次新規な薬剤b〜eを装填した容器112〜115に交換して行く。
場合(薬剤注入対象系が巨大な場合等)によっては、全容器111〜容器115内の溶液(薬剤a〜eが異なる薬剤の場合には、5種類の薬剤の混合溶液)を一度に注入対象系へ送液することもできるし、適宜の組み合わせによる2個以上の容器から溶液(2種類以上の薬剤の混合溶液)を一度に注入対象系へ送液することもできる。
あるいは、薬剤a〜eの種類を全て異なるものとし、常時、所定量の白水を容器を111〜容器115内に導入し、どの薬剤がその時点で最適なスライム防止効果を果たすかスライム監視装置I〜Vにより確認し、最適な薬剤を製紙工程に導入するような制御を行うこともできる。
なお、図10の例において、本願出願人による先願のスライム監視装置I〜Vに代えて、他の監視手法(例えば、ビーカーを用い、該ビーカーの壁面に付着するスライム量を目視観察する等の方法)を使用してもよい。
製紙工程、食品加工工程、遊戯用・競泳用等のプール、動植物・魚介類飼育用等のプール、人口の池や川、噴水、温泉、共同浴場、家庭用風呂、空調、その他の水を多量に使用する各種の工程、場所、箇所あるいは装置等が必要とする各種の水処理用の薬剤(スライム防除剤、殺菌剤、その他の各種殺微生物剤等)を、その部所で必要とする濃度で溶媒に溶解して、上記工程や場所あるいは箇所に注入することができる。
このとき、例えば、本出願人による先願のスライム監視装置における監視結果を利用して、上記薬剤種の選定、溶液濃度の調整、あるいは溶液注入量の制御を行えば、製紙工程におけるスライムの防除を、最適な方法で極めて容易な操作で行うことができる。
本発明の一実施態様例を説明するための図である。 本発明における容器1内で使用する溶媒流通性の内容器10の実施態様例を示す図である。 本発明の他の実施態様例を説明するための図である。 本発明の更に他の実施態様例を説明するための図である。 本発明の更に他の実施態様例を説明するための図である。 図1、図3、図4、図5に示す態様の容器1を複数個使用する場合の一実施態様例を示す図である 図6に示す態様の変更例を示す図である 本発明における溶媒導入量の制御等を本願出願人による先願に係る「スライム監視装置」の監視結果に基づいて行う場合の一実施態様例を示す図である。 図8の態様に使用される制御用データのフローと、当該制御用データを取得するための上記先願に係る「スライム監視装置」の一実施態様例を示す図である。 本発明における溶媒導入量の制御等を本願出願人による先願に係る「スライム監視装置」の監視結果に基づいて行う場合の他の実施態様例を示す図である。
符号の説明
1 容器
2 薬剤
3 溶媒導入用パイプ
4 溶媒
5 溶液
6 溶液流出

Claims (5)

  1. 薬剤が一定濃度で溶解されている溶液を、該薬剤の所要部所に所要量で注入する方法であって、
    溶媒を、前記薬剤を装填した容器に、該容器の適宜箇所から所要量で導入し、該溶媒に該薬剤を溶解させ、該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を、前記容器の前記導入箇所とは異なる適宜箇所から流出させて前記所要部所に送液することを特徴とする薬剤注入方法。
  2. 固体状または液体状の薬剤を容器に装填し、
    溶媒を、該容器の上部から該薬剤の上面中央部または上面側部を通って該薬剤の底部に至るパイプを介して注入し、
    該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を容器の上部から流出させることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入方法。
  3. 固体状または液体状の薬剤を容器に装填し、
    パイプを、該容器の下部から該薬剤の下部中央部に導き、該中央部において、複数の放液用ノズルが設けられた直管状体、リング状体、格子状体、またはプレート状体と連結させ、
    溶媒を、前記パイプと前記ノズルを介して注入し、
    該薬剤が一定濃度で溶解された溶液を容器の上部から流出させることを特徴とする請求項1記載の薬剤注入方法。
  4. 固体状または液体状の薬剤を装填した請求項1〜3のいずれかに記載の容器を、直列または並列に複数個設置することを特徴とする請求項1に記載の薬剤注入方法。
  5. 溶媒が、薬剤注入対象体から循環される溶液であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薬剤注入方法。
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