JP2005245191A - 補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法 - Google Patents

補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の蓄電器を充電する充電過程において充電量の偏りを抑えつつ、最大限の充電量を充電できる補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 蓄電器CPaと、商用電源からの電力の供給を受けて蓄電器CPaを充電する充電器203aと、蓄電器CPaに直列接続された蓄電器CPbと、商用電源からの電力の供給を受けて蓄電器CPbを充電する充電器203bと、蓄電器CPa及びCPbの両端電圧を検出する検出回路232と、検出回路232の検出結果に基づき最終目標電圧に向けて充電器CPa及びCPbの充電動作を切り替え制御する制御手段とを備えることにより上記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法に係り、特に複数の蓄電器を備える補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法に関する。
例えば電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置の発熱部材(定着ヒータ)は急激な電力供給を必要とする。特許文献1〜3には、電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置の発熱部材について、商用電源からの電力供給に加えて、電気二重層コンデンサ等を使用した充電可能な補助電源を用いる技術が開示されている。
電気二重層コンデンサ等のキャパシタセルは、充電容量が少ないため、複数個を直列接続することによって、大電力を作り出せる。定着装置への電力供給のように、急激に大電力が必要となる場合は、多数のキャパシタセルを直列接続することで急激な電力供給が可能となる。
しかしながら、多数のキャパシタセルを直列接続することで急激な電力供給を可能とする場合、直列接続したキャパシタセル(以下、キャパシタユニットという)は他の画像形成装置等の機器に適用しようとしても、機器毎の電力事情が異なるため、そのまま利用できなかった。即ち、キャパシタユニットは機器毎の電力事情を加味した上で設計を行う必要があるため、いくつのキャパシタセルを連結するかなど、新たな設計が必要となり、手間が掛かっていた。
そこで、ある充電容量のキャパシタユニットを複数(例えば2ユニット)備えることによって、画像形成装置固有の電力事情に適合しやすく設計することが考えられている。従来の画像形成装置では、キャパシタユニットの数を増減することで、画像形成装置固有の電力事情に適合させていた。
特開2000−315567号公報 特開2002−357966号公報 特開2003−140484号公報
しかし、上述のように複数のキャパシタユニットを用いる場合であっても、キャパシタユニット毎の充電量の差は考慮されていなかった。そのため、例えば2つのキャパシタユニットA,Bを備えている場合、キャパシタユニットAが100%充電、キャパシタユニットBが0%充電といった状況も考えられた。
このように2つのキャパシタユニットA,Bの充電量に差が生じた場合は、キャパシタユニットAからキャパシタユニットBへ充電されてしまい、図13(a)から(b)のようにキャパシタユニットBの極性が変わってしまうという問題があった。図13は、キャパシタユニット毎の充電量の差に基づく、極性の変化についての説明図である。極性の変化はキャパシタセルが劣化する等の不具合の発生要因となり、キャパシタセルを2次電池として用いる場合に問題となっていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複数の蓄電器を充電する充電過程において充電量の偏りを抑えつつ、最大限の充電量を充電できる補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明の補助電源装置は、第1の蓄電器と、商用電源からの電力の供給を受けて前記第1の蓄電器を充電する第1の充電器と、前記第1の蓄電器に直列接続された第2の蓄電器と、前記商用電源からの電力の供給を受けて前記第2の蓄電器を充電する第2の充電器と、前記第1及び第2の蓄電器の両端電圧を検出する検出回路と、前記検出回路の検出結果に基づき最終目標電圧に向けて前記第1及び第2の充電器の充電動作を切り替え制御する制御手段と、を備える。
前記制御手段は、充電動作開始時から最終目標電圧よりも低い経過目標電圧までは電圧設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御し、前記経過目標電圧以降は時間設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御するようにしてもよい。
本発明の定着装置は、トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行なう定着部材と、商用電源からの電力供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第1の発熱部材と、請求項1ないし9の何れか一記載の補助電源装置中の第1及び第2の蓄電器からの電力供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第2の発熱部材と、を備える。
本発明の画像形成装置は、電子写真方式で媒体上にトナー画像形成を行い、定着装置として請求項10記載の定着装置を備えている。
本発明は、第1及び第2の蓄電器と、前記第1及び第2の蓄電器を充電する第1及び第2の充電器と、前記第1及び第2の蓄電器の両端電圧を検出する検出回路と、前記第1及び第2の充電器の充電動作を制御する制御手段とを備える補助電源装置における充電動作制御方法であって、前記制御手段は、前記第1及び第2の蓄電器を合わせた蓄電器全体の両端電圧が所定電圧より低下したときに、初期両端電圧の低い方に対応する前記第1の充電器側又は前記第2の充電器側から充電動作を開始するステップと、最終目標電圧に向けて前記第1及び第2の充電器の充電動作を切り替え制御して前記第1及び第2の蓄電器を充電するステップとを備える。
本発明では、キャパシタユニット毎に充電器を備え、複数のキャパシタユニットの中から初期電圧の低いキャパシタユニットを選択して充電を行う。そのキャパシタユニットの充電量が、もう一方のキャパシタユニットの充電量よりも多くなると、そのキャパシタユニットから他方のキャパシタユニットへ充電対象を切り替える。したがって、複数のキャパシタユニットに充電をする場合に、その充電過程においても各キャパシタユニットの充電量の偏りを抑えつつ、均等に充電を行なうことができる。
また、充電動作開始時から最終目標電圧よりも低い経過目標電圧までは電圧設定により第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御し、経過目標電圧以降は時間設定により第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御することにより、最大限の受電量を充電できる。
本発明によれば、複数の蓄電器を充電する充電過程において充電量の偏りを抑えつつ最大限の充電量を充電できる補助電源装置、定着装置、画像形成装置及び充電動作制御方法を提供可能である。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[第一の実施の形態]
図1は、本実施の形態のデジタル複写機1の概略構成例を示す縦断正面図である。このデジタル複写機1は、本発明の画像形成装置を実施するもので、いわゆる複合機である。即ち、このデジタル複写機1は、複写機能と、これ以外の機能、例えば、プリンタ機能、ファクシミリ機能とを備えていて、図示しない操作部のアプリケーション切り替えキーの操作により、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。これにより、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
次に、このデジタル複写機1の概略構成及び複写モードの際の動作について説明する。図1において、自動原稿送り装置(以下ADFという)101において、原稿台102に画像面を上にして置かれた原稿は、図示しない操作部上のスタートキーが押下されると、給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。ADF101は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セット検知器109で原稿台102上に次の原稿が存在することが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。ここに、給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ7は搬送モータによって駆動される。
第1給紙装置110、第2給紙装置111及び第3給紙装置112は、各々選択されたときに、その積載された転写紙を給紙し、この転写紙は縦搬送ユニット116によって感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられていて、図示しないメインモータにより回転駆動される。
画像読取装置106で原稿から読み取られた画像データは、図示しない画像処理装置で所定の画像処理が施された後、書き込みユニット118によって光情報に変換され、感光体ドラム117には図示しない帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット118からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は、現像装置119により現像されてトナー像となる。書き込みユニット118、感光体ドラム117、現像装置119や、その他の図示しない感光体ドラム117回りの周知の装置などにより、電子写真方式で用紙などの媒体に画像形成を行なうプリンタエンジンを構成している。
搬送ベルト120は、用紙搬送の手段及び転写の手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの転写紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら感光体ドラム117上のトナー像を転写紙に転写する。この転写紙は、定着装置121によりトナー像が定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体ドラム117は、トナー像転写後に図示しないクリーニング装置により残存トナーのクリーニングがなされる。
以上の動作は、通常のモードで用紙の片面に画像を複写するときの動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ113〜115のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく、両面入紙搬送路124側に切り替えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
この両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体ドラム117に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて、定着装置121でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
プリントモードでは、前述の画像処理装置からの画像データの代りに、外部からの画像データが書き込みユニット118に入力されて、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
さらに、ファクシミリモードでは、画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて前述の画像処理装置からの画像データの代りに書き込みユニット118に入力されることにより、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
また、このデジタル複写機1には、図示しない大量用紙供給装置(LCT)と、ソート、穴あけ、ステイプルなどを行なうフィニッシャーと、原稿読み取りのためのモード、複写倍率の設定、給紙段の設定、フィニッシャーで後処理の設定、オペレータに対する表示などを行なう操作部とを備えている。
次に、定着装置121の構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、定着装置121は、本発明の定着装置を実施するもので、定着部材である定着ローラ301に、シリコンゴム等の弾性部材からなる加圧ローラ302が、図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられている。定着部材と加圧部材は、一般的にローラ状である場合が多いが、例えば、何れか一方又は両方を無端ベルト状に構成するようにしてもよい。この定着装置121には、ヒータHT1,HT2が任意の位置に設けられる。例えば、このヒータHT1,HT2は、定着ローラ301の内部に配置されており、定着ローラ301を内側から加熱する。
定着ローラ301及び加圧ローラ302は、図示しない駆動機構により回転駆動される。温度センサとしてのサーミスタTH11は、定着ローラ301の表面に当接され、定着ローラ301の表面温度(定着温度)を検出する。トナー画像306を担持した転写紙等の媒体であるシート307は、定着ローラ301と加圧ローラ302とのニップ部を通過する際に、定着ローラ301と加圧ローラ302による加熱及び加圧でトナー画像306が定着される。
定着ヒータHT2は、定着ローラ301の基準となる所定の目標温度Ttに達していないときにONにされて、定着ローラ301を加熱する主たるヒータ(第1の発熱部材)である。定着ヒータHT1は、本複写機1の主電源投入の時や、後述の省エネモードから復帰してコピー可能となるまでの立ち上げ時等、即ち、定着装置121のウォームアップ時にONにされて、定着ローラ301を加熱する補助的なヒータ(第2の発熱部材)である。
図3は、定着装置121を主としたデジタル複写機1の電源制御系の構成を示す図である。図3に示す電源制御系は、AC電源(商用電源)PSの供給のON/OFFを行なう主電源SW201と、マイクロコンピュータを備え、電源回路200の各部その他を制御し制御手段としても機能する制御部202と、定着ヒータHT1用の補助電源である蓄電器となるキャパシタCPと、このキャパシタCPを充電するための充電器となるキャパシタ充電器203と、本デジタル複写機1のDC電源を生成するDC電源生成回路204と、AC定着ヒータHT2にAC電力を供給するACヒータ駆動回路205と、AC電源から入力される入力電流を検出する入力電流検出回路206と、インターロックスイッチ207と、キャパシタCPの放電を行って、定着ヒータHT1にDC電力を供給するキャパシタ放電回路208と、を備えている。
AC電源PSは、主電源SW201及び入力電流検出回路206を介して、ACヒータ駆動回路205とDC電源生成回路204とキャパシタ充電器203とにAC電力を供給する。
制御部202は、主に電源回路200の各部を制御するものであり、キャパシタ充電器203、ACヒータ駆動回路205及びキャパシタ放電回路208の動作を制御する。具体的には、制御部202は、キャパシタ充電器203に制御信号S11を送出して、キャパシタ充電器203によるキャパシタCPの充電動作を制御する。また、制御部202は、キャパシタ放電回路208に、制御信号S13,S14を送出して、キャパシタ放電回路208による定着ヒータHT1のON/OFF動作を制御する。また、制御部202は、制御信号S18,S19をACヒータ駆動回路205に送出して、ACヒータ駆動回路205による定着ヒータHT2のON/OFF動作を制御する。
入力電流検出回路206は、主電源SW201と、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204及びキャパシタ充電器203との間に設けられており、主電源SW201を介して入力されるAC電源の入力電流を検出して、検出電流S17を制御部202に出力する。この入力電流は、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、キャパシタ充電器203及び画像形成装置の動作状態に応じて変動する。
DC電源生成回路204は、主電源SW201を介して入力されるAC電源に基づいて、デジタル複写機1内部で主に制御系で使用される電源Vccと、主に駆動系、中高圧電源に使用される電源Vaaを生成して、各部に出力する。
インターロックスイッチ207は、本デジタル複写機1の図示しないカバー類と連動してON/OFFするスイッチであり、デジタル複写機1のカバー類が開放されることにより触れることができる駆動部材、中高圧電源印加部材を有する場合には、カバー開時に該駆動部材の動作を停止又は該中高圧電源印加部材への電圧印加を停止するよう電源を遮断する構成となっている。インターロックスイッチ207には、DC電源生成回路204で生成された電源Vaaの一部が入力され、このインターロックスイッチ207を介して、キャパシタ放電回路208及びACヒータ駆動回路205に入力される。
ACヒータ駆動回路205は、制御部202から入力される制御信号S18,S19に応じて、AC定着ヒータHT2のON/OFFを行なう。
キャパシタ充電器203は、キャパシタCPと接続されており、制御部202から入力される制御信号S11に基づいて、キャパシタCPの充電を行なう。
キャパシタCPは、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタCPは、キャパシタ充電器203及びキャパシタ放電回路208に接続されており、キャパシタ充電器203で充電が行われ、その充電された電力は、キャパシタ放電回路208のON/OFF制御により定着ヒータHT1に供給される。
キャパシタ放電回路208は、制御部202から入力される制御信号S13,S14に応じて、キャパシタCPに蓄積された電力を放電させて、定着ヒータHT1をON/OFFさせる。
上記サーミスタTH11は、定着ローラ301の近傍に設けられており、定着ローラ301の表面温度に応じた検出信号S16を制御部202に出力する。サーミスタTH11は、その抵抗値が温度により変化するため、制御部202は、その抵抗値の温度変化を利用して、検出信号S16から定着ローラ301の表面温度を検出する。
ここに、制御部202とともに本実施の形態の補助電源装置を構成するキャパシタ充電器203及びキャパシタCP付近の構成例を図4に示す。まず、本実施の形態では、キャパシタCPは単一の蓄電器構成ではなく、第1の蓄電器としてのキャパシタCPaと第2の蓄電器としてのキャパシタCPbとを直列接続することにより構成されている。これらのキャパシタCPa,CPb自体も各々複数個のキャパシタを直列接続することにより構成されている。また、これらのキャパシタCPa,CPbの充電容量(キャパシタセル個数)は異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
これらのキャパシタCPa,CPbに対して、キャパシタ充電器203も各々個別のキャパシタ充電器(第1,第2の充電器)203a,203bが設けられている。これらのキャパシタ充電器203a,203bは何れもAC電源PSからの交流電力の供給を受けて対応するキャパシタCPa,CPbを充電する。ここに、制御部202からは、キャパシタ充電器203a,203bに制御信号S11a,S11bが送出され、キャパシタ充電器203a,203bによるキャパシタCPa,CPbの充電動作を個別に制御可能とされている。
さらに、キャパシタCPa,CPbの両端電圧を検出するためのキャパシタ放電回路208内の両端電圧検出回路232が接続されている。両端電圧検出回路232は後述するようにキャパシタCPa,CPbの両端電圧を得て、キャパシタCPa,CPbの両端電圧を電圧信号S20a,S20bとして制御部202に対して出力する。
次に、ACヒータ駆動回路205について説明する。図5は、図3中のACヒータ駆動回路205の構成を示す図である。ACヒータ駆動回路205は、入力されるAC電源のノイズを除去するフィルタFIL21と、制御部202から入力される制御信号S19に応じて、ON/OFFされる安全保護用の定着リレーRL21と、安全保護用の定着リレーRL21の逆起防止用のダイオードD21と、制御部202から入力される制御信号S18に基づいて、AC定着ヒータHT2をON/OFFさせるヒータON/OFF回路220と、から構成されている。
AC電源PSは、フィルタFIL21及び安全保護用の定着リレーRL21を介して、定着ヒータHT2の一端側に接続されている。定着ヒータHT2の他端側は、ヒータON/OFF回路220に接続されている。
ヒータON/OFF回路220は、AC電源をON/OFFするためのトライアックTRI21と、トライアックTRI21のゲートをONし、また、2次側である制御部202からの信号を絶縁するためのフォトカプラPC21と、フォトカプラPC21の発光側LEDを駆動するためのトランジスタTR21と、コンデンサC21及び抵抗R21からなるノイズ吸収用スナバ回路と、ノイズ吸収用のインダクタL21と、続流防止抵抗である抵抗R22と、フォトカプラPC21の電流制限抵抗である抵抗R23、R24と、で構成されている。
上記構成のACヒータ駆動回路205においては、AC定着ヒータHT2は、安全保護用の定着リレーRL21とトランジスタTR21のゲートの両方がONされた状態で電力が供給されて点灯する。
制御部202は、安全保護用の定着リレーRL21に供給する制御信号S19をONした状態で、ヒータON/OFF回路220のトランジスタTR21のゲートに供給する制御信号S18をON/OFFして、AC定着ヒータHT2の点灯/消灯を制御する。
図6は、図3中のキャパシタ充電器203の構成を示す図である。ここに、キャパシタ充電器203は図4に示したように2つのキャパシタ充電器203a,203bにより構成されているが、同一構成であるので、共用する形で図示する。キャパシタ充電器203a(又は、203b)は、入力されるAC電圧のノイズを除去するNF(ノイズフィルタ)211と、突入電流を防止するための突入電流防止回路212と、突入電流防止回路212を介して入力されるAC電源PSを全波整流するダイオードブリッジDBと、全波整流されたAC電圧を平滑化するコンデンサC100と、FET214のスイッチングを制御してキャパシタCPa(又は、CPb)(図4参照)の充電動作を制御するFET制御部213と、トランスT100をON/OFFさせるFET214、入力電圧を降圧するトランスT100と、トランスT100の2次側の出力を整流・平滑化してDC出力に変換する整流平滑回路215と、電流値を検出する電流検出部216、電圧値を検出する電圧検出部217と、キャパシタCPa(又は、CPb)に過電圧を印加しないために過電圧を検出する過電圧検出部218と、キャパシタCPa(又は、CPb)からの逆流を防止するためのダイオードD100と、絶縁素子219とを備えている。
AC電源PSから入力されるAC電圧は、NF211でノイズ除去された後、突入電流防止回路212を介してダイオードブリッジDBで全波整流され、コンデンサ100で平滑化されて得られるDC電圧は、トランスT100の1次側に入力される。FET制御部213は、制御部202(図3、図4参照)から入力される制御信号S11a(又は、S11b)がONとなった場合に、キャパシタCPa(又は、CPb)を充電するために、FET214のスイッチング制御を開始する。FET制御部213は、電流検出部216、電圧検出部217及び過電圧検出部218から入力される各検出信号に基づいて、FET214をスイッチング制御して、キャパシタCPa(又は、CPb)の充電のための定電流制御、定電圧制御又は定電力制御を行なう。一般に、キャパシタCPa(又は、CPb)は定電流で充電することが望ましいが、定電力制御で充電することにより充電時間を短縮することが可能となる。
トランスT100は、FET214でON/OFFされ、その1次側入力を降圧して2次側から出力する。トランスT100の2次側出力は整流平滑回路215で整流・平滑されて、ダイオードD100を介して、キャパシタCPa(又は、CPb)に出力される。整流・平滑後のトランスT100の2次側出力は、電流検出部216、電圧検出部217及び過電圧検出部218で各々電流値、電圧値、及び過電圧が検出されてその各検出信号がFET制御部213に入力される。
図7は、図3中のキャパシタ放電回路208の構成を示す図である。キャパシタ放電回路208は、図7に示すように、充放電用スイッチ231と、安全保護用の定着リレーRL11と、定着リレーRL11の逆起防止用のダイオードD11と、キャパシタCP全体の両端電圧を検出する両端電圧検出回路232と、を備えている。
キャパシタCPの両端には、充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11が接続されている。充放電用スイッチ231は、制御部202から入力される制御信号S13によりON/OFFされる。同様に、安全保護用の定着リレーRL11は、制御部202から入力される制御信号S14によりON/OFFされる。充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11の両者がONされると、定着ヒータHT1には、キャパシタCPに蓄積された電荷が放電して、電力が供給される。
両端電圧検出回路232は、図14に示すように、キャパシタCP全体の両端電圧Va及びキャパシタCPbの両端電圧Vbを検出する。キャパシタCPaの両端電圧は、キャパシタCP全体の両端電圧VaからキャパシタCPbの両端電圧Vbを引き算することにより、検出できる。両端電圧検出回路232は、キャパシタCP全体の両端電圧を検出して、その電圧信号S15を制御部202に出力する。制御部202は、この電圧信号S15を常時監視して、キャパシタCPの充電状態を監視する。
図8は、図3中の制御部202の概略構成を示す図である。制御部202は、図8に示すように、CPU241、メモリ242等から構成されている。CPU241は、本デジタル複写機1を制御するためのプログラムやデータを格納するためのメモリ242と接続されており、メモリ242に格納されたプログラムに基づいて、プリンタエンジンや電源回路200の制御を行なう。
CPU241には、キャパシタ放電回路208の両端電圧検出回路232で検出されたキャパシタCPの両端電圧を表す電圧信号(アナログ信号)S15、定着ローラ301の表面温度を検出するためのサーミスタTH11と抵抗R41の抵抗値によって分圧された検出信号(アナログ信号)S16、入力電流検出回路206で装置の入力電流を検出した検出電流(アナログ信号)S17、及び、両端電圧検出回路232で得られたキャパシタCPa,CPb個々の両端電圧を表す電圧信号S20a,S20b等が入力される。
また、CPU241は、IOポートを介して、キャパシタCPa,CPbの充電をON/OFFさせる制御信号S11a,S11b、充放電用スイッチ231をON/OFFさせる制御信号S13、安全保護用の定着リレーRL11をON/OFFさせる制御信号S14、ヒータON/OFF回路220をON/OFFさせる制御信号S18、及び、安全保護用の定着リレーR21をON/OFFさせる制御信号S19等を出力する(図3、図4、図6も参照)。
このような構成において、基本的には、定着ローラ301の基準となる所定の目標温度Ttに達していないときには定着ヒータHT2がONにされて、定着ローラ301を加熱する。一方、デジタル複写機1の主電源投入時や、省エネモードから復帰してコピー可能となるまでの立ち上げ時等、即ち、定着装置121のウォームアップ時にはキャパシタCPを補助電源とする定着ヒータHT1もONされて、定着ローラ301を加熱する。
このように、補助電源として電気二重層コンデンサによるキャパシタCPを使用した場合には、定着装置121へのAC電源PSからの電力供給が不足する場合に、瞬間的に定着装置121に大電流を供給できるので電力不足による定着性の劣化を防ぐことが可能となる。但し、キャパシタCPから放電して定着ローラ301に電力を供給した後においては、或るタイミングでキャパシタCPに充電しなければならない。
そこで、本実施の形態におけるキャパシタ充電器203a,203bによるキャパシタCP(CPa,CPb)の充電動作の制御例について図9に示す概略フローチャートを参照して説明する。この充電動作は、CPU241による制御の下に実行される。
基本的に、キャパシタCPの充電動作は、当該キャパシタCP全体の両端電圧が所定電圧より低下した場合に実行されるものであり、充電の必要があるか否かを両端電圧検出回路232からの電圧信号S15を監視することにより判定する(ステップS1)。なお、所定電圧とは、画像形成装置の機種毎の仕様や周辺機器の設置状況によって異なる。
電圧信号S15によりキャパシタCPの両端電圧が所定電圧よりも低く充電が必要と判定されると(S1のY)、両端電圧検出回路232から得られる充電動作開始時の初期の電圧信号S20a,S20bの大小を比較する(S2)。ここに、キャパシタCPaの両端電圧をVcpa、キャパシタCPbの両端電圧をVcpbとする。
比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbであれば(S2のY)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPbに対応するキャパシタ充電器203bに対して充電動作をONさせる制御信号S11bを出力してキャパシタ充電器203b側からキャパシタCPbに対する充電動作を開始させる(S3)。
この際、当該充電動作における目標電圧は、高い方の両端電圧Vcpaを超える電圧、具体的には、この両端電圧Vcpaに対して予め設定された規定電圧α分だけ大きくなる電圧、即ち、Vcpa+αとされる。この時、キャパシタ充電器203aに対する制御信号S11aは充電動作OFFであり、キャパシタ充電器203aによるキャパシタCPaに対する充電動作は行われない。
この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpbが予め設定されている最終目標電圧(例えば、45V)に達しているか否かを監視し(S4)、達していなければ(S4のN)、今回の目標電圧Vcpa+αに達したか否かをチェックする(S5)。目標電圧Vcpa+αに達した場合には(S5のY)、ステップS2に戻る。
また、比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbでなければ(S2のN)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPaに対応するキャパシタ充電器203aに対して充電動作をONさせる制御信号S11aを出力してキャパシタ充電器203a側からキャパシタCPaに対する充電動作を開始させる(S6)。
この際、当該充電動作における目標電圧は、高い方の両端電圧Vcpbを超える電圧、具体的には、この両端電圧Vcpbに対して予め設定された規定電圧α分だけ大きくなる電圧、即ち、Vcpb+αとされる。この時、キャパシタ充電器203bに対する制御信号S11bは充電動作OFFであり、キャパシタ充電器203bによるキャパシタCPbに対する充電動作は行われない。
この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpaが予め設定されている最終目標電圧(例えば、45V)に達しているか否かを監視し(S7)、達していなければ(S7のN)、今回の目標電圧Vcpb+αに達したか否かをチェックする(S8)。目標電圧Vcpb+αに達した場合には(S8のY)、ステップS2に戻る。
なお、規定電圧αは、キャパシタセル1個の逆耐圧にキャパシタCPa及びCPbにおけるキャパシタセルの直列連結数を掛け合わせたものを設定する。例えばキャパシタセル1個当たりの逆耐圧が0.2Vで連結数が18個なら、0.2V×18個=3.6Vが規定電圧αとなる。
従って、以後の動作として、ステップS5のYの場合には、ステップS2に戻り、Vcpa≧VcpbでなくなるのでステップS2のN側のルーチンを辿り、ステップS8のYの場合には、ステップS2に戻り、Vcpa≧VcpbとなるのでステップS2のY側のルーチンを辿ることとなる。そして、一方の電圧Vcpa又はVcpbが最終目標電圧に達した場合には(S4のY、又は、S7のY)、ステップS1に戻る。
キャパシタCP全体の両端電圧が所定電圧に達していない場合には、まだ充電動作が必要であり(S1のY)、両端電圧Vcpa,Vcpbの大小関係に応じて、ステップS2のY側ルーチン又はステップS2のN側ルーチンの一方が実行される。最終的に、キャパシタCP全体の両端電圧が所定電圧に達した時点で充電動作が終了する。
即ち、キャパシタCPa及びCPbの交互充電開始のトリガは、図14に示すキャパシタCP全体の両端電圧Vaを参照して行なう。例えばキャパシタCP全体の両端電圧Vaが所定電圧(例えば90V)より低下した場合に交互充電が開始される。
図10はこのようなキャパシタ充電器203a,203bの充電動作の切り替え制御例を示す説明図である。図示例は、充電動作開始時に、キャパシタCPaの両端電圧Vcpaの方が低い例である。例えば図10の場合、キャパシタCPa及びCPbはステップS101〜S104の順番で交互に充電される。
ステップS101では、キャパシタ充電器203b側からキャパシタCPbに対する充電動作を開始し、高い方の両端電圧Vcpaに対して規定電圧α分だけ大きくなる電圧Vcpa+αに達するまで充電を行なう。次に、ステップS102ではキャパシタ充電器203a側からキャパシタCPaに対する充電動作を開始し、高い方の両端電圧Vcpbに対して規定電圧α分だけ大きくなる電圧Vcpb+αに達するまで充電を行なう。
以下、同様にステップS103で高い方の両端電圧Vcpaに対して規定電圧α分だけ大きくなる電圧Vcpa+αに達するまで充電を行ったあと、ステップS104で高い方の両端電圧Vcpbに対して規定電圧α分だけ大きくなる電圧Vcpb+αに達するまで充電を行なう。
即ち、本実施の形態においては、キャパシタCPの充電動作時に、CPU241による制御の下、両端電圧検出回路232の検出結果(電圧信号S20a,S20b)に基づきキャパシタ充電器203a,203bの充電動作を切り替え制御する。特に、本実施の形態では、初期両端電圧の低い方に対応するキャパシタ充電器203a又は203b側から充電動作を開始させるものとし、その充電動作が、キャパシタ充電器203aとキャパシタ充電器203bとで交互に行われるように切り替え制御するものである。
このように、キャパシタCPとして必要な充電電圧(例えば、90V)は複数のキャパシタユニットの合計充電電圧として確保することができる。一方、これらのキャパシタユニットは各々キャパシタ充電器を有しており、これらのキャパシタ充電器による充電動作を切り替え制御することで充電される。
複数のキャパシタユニットから初期両端電圧の低いキャパシタユニットを選択して充電動作を行い、そのキャパシタユニットの充電量が他のキャパシタユニットの充電量よりも多くなると、そのキャパシタユニットから両端電圧の低いキャパシタユニットに充電対象を切り替える。従って、複数のキャパシタユニットを充電する場合に、その充電過程においても各キャパシタユニットの充電量の偏りを抑えつつ充電を行なうことができる。
特に、充電動作が交互となるような切り替え制御において、低い方の両端電圧が高い方の両端電圧に対して規定電圧α分だけ大きくなるように制御しているので、2つのキャパシタCPa,CPbの両端電圧に大きな差が生ずることがなく、バランスのよい充電動作となる。この場合の規定電圧αとしては、各々のキャパシタCPa,CPbを構成する直列接続された複数個のキャパシタに関してキャパシタ1セル当りの逆耐圧(通常、1.2V程度)以下の電圧とすることが好ましい。このような規定電圧αを用いれば、一方から他方に対して逆電圧がかかるようなことがなく、2つのキャパシタCPa,CPb間で電圧の片寄りが少なく極めてバランスのよい充電動作が可能となる。
[第二の実施の形態]
本発明の第二の実施の形態を図11に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の実施の形態でも同様とする)。
本実施の形態におけるキャパシタ充電器203a,203bの充電動作の制御は、基本的には、第一の実施の形態の場合に準ずるが、充電動作の交互切り替え制御の後半にタイマによる時間制御を加味するようにしたものである。ここに、タイマとしては、例えばCPU241内蔵のものが利用される。
図11は本実施の形態のキャパシタ充電器203a,203bの充電動作の制御例を示す概略フローチャートである。ここに、最終目標電圧(例えば、45V)よりも低い経過目標電圧(例えば、40V)が予め設定されているものとする。この充電動作は、CPU241による制御の下に実行される。
基本的に、キャパシタCPの充電動作は、当該キャパシタCP全体の両端電圧が所定電圧より低下した場合に実行されるものであり、充電の必要があるか否かを両端電圧検出回路232からの電圧信号S15を監視することにより判定する(ステップS1)。
電圧信号S15によりキャパシタCPの両端電圧が所定電圧よりも低く充電が必要と判定されると(S1のY)、両端電圧検出回路232から得られる充電動作開始時の初期の電圧信号S20a,S20bの大小を比較する(S2)。
比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbであれば(S2のY)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPbに対応するキャパシタ充電器203bに対して充電動作をONさせる制御信号S11bを出力してキャパシタ充電器203b側からキャパシタCPbに対する充電動作を開始させる(S3)。この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpbが予め設定されている経過目標電圧(例えば、40V)に達しているか否かを監視し(S4)、達していなければ(S4のN)、今回の目標電圧Vcpa+αに達したか否かをチェックする(S5)。目標電圧Vcpa+αに達した場合には(S5のY)、ステップS2に戻る。
また、比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbでなければ(S2のN)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPaに対応するキャパシタ充電器203aに対して充電動作をONさせる制御信号S11aを出力してキャパシタ充電器203a側からキャパシタCPaに対する充電動作を開始させる(S6)。この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpaが予め設定されている経過目標電圧(例えば、40V)に達しているか否かを監視し(S7)、達していなければ(S7のN)、今回の目標電圧Vcpb+αに達したか否かをチェックする(S8)。目標電圧Vcpb+αに達した場合には(S8のY)、ステップS2に戻る。
従って、以後の動作として、ステップS5のYの場合には、ステップS2に戻り、Vcpa≧VcpbでなくなるのでステップS2のN側のルーチンを辿り、ステップS8のYの場合には、ステップS2に戻り、Vcpa≧VcpbとなるのでステップS2のY側のルーチンを辿ることとなる。そして、一方の電圧Vcpa又はVcpbが経過目標電圧に達した場合には(S4のY、又は、S7のY)、ステップS11に進む。
次に、各々のキャパシタCPa,CPbの両端電圧を検出している両端電圧検出回路232から得られる電圧信号S20a(Vcpa),S20b(Vcpb)の大小を比較する(S11)。
比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbであれば(S11のY)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPbに対応するキャパシタ充電器203bに対して充電動作をONさせる制御信号S11bを出力してキャパシタ充電器203b側からキャパシタCPbに対する充電動作を開始させる(S12)。この際、当該充電動作を行なう所定時間tをタイマ設定する。この所定時間tとしては、当該所定時間の充電動作により、高い方の両端電圧Vcpaを超える電圧となるように設定することが望ましい。この時、キャパシタ充電器203aに対する制御信号S11aは充電動作OFFであり、キャパシタ充電器203aによるキャパシタCPaに対する充電動作は行われない。
この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpbが予め設定されている最終目標電圧(例えば、45V)に達しているか否かを監視し(S13)、達していなければ(S13のN)、今回の設定時間tがタイムアップしたか否かをチェックする(S14)。設定時間tに達した場合には(S14のY)、ステップS18に進む。ステップS18では、異常充電として警告を行ったあと、ステップS11に戻る。設定時間tに達していない場合には(S14のN)、ステップS13に戻る。
また、比較の結果、例えばVcpa≧Vcpbでなければ(S11のN)、この両端電圧の低い方のキャパシタCPaに対応するキャパシタ充電器203aに対して充電動作をONさせる制御信号S11aを出力してキャパシタ充電器203a側からキャパシタCPaに対する充電動作を開始させる(S15)。当該充電動作を行なう所定時間tをタイマ設定する。この所定時間tとしては、当該所定時間の充電動作により、高い方の両端電圧Vcpbを超える電圧となるように設定することが望ましい。この時、キャパシタ充電器203bに対する制御信号S11bは充電動作OFFであり、キャパシタ充電器203bによるキャパシタCPbに対する充電動作は行われない。
この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpaが予め設定されている最終目標電圧(例えば、45V)に達しているか否かを監視し(S16)、達していなければ(S16のN)、今回の設定時間tがタイムアップしたか否かをチェックする(S17)。設定時間tに達した場合には(S17のY)、ステップS18に進む。ステップS18では、異常充電として警告を行ったあと、ステップS11に戻る。設定時間tに達していない場合には(S17のN)、ステップS16に戻る。
そして、一方の電圧Vcpa又はVcpbが最終目標電圧に達した場合には(S13のY、又は、S16のY)、ステップS1に戻る。本実施の形態では、目標充電電圧がフル充電(最大限の充電量を充電した状態)で45Vである場合に、例えば定電流で充電していると充電中に45Vまで充電できたとしても、電流供給を停止すると、僅かに充電量が下回り40V程度になってしまうという特性上の問題に対処する。
即ち、本実施の形態では、最終目標電圧よりも低い経過目標電圧までは第一の実施の形態と同様に充電を行い、経過目標電圧以降は時間設定によりタイマ管理の下にキャパシタ充電器203a,203bによる充電動作が交互に行われる。従って、複数のキャパシタユニットを充電する場合に、その充電過程においても各キャパシタユニットの充電量の偏りを抑えつつフル充電を行なうことができる。
[第三の実施の形態]
本発明の第三の実施の形態を図12に基づいて説明する。本実施の形態は、いわゆる省エネモードを有するデジタル複写機1への適用例である。
本実施の形態のデジタル複写機1は、いわゆる省エネモードの機能を備えている。つまり、本デジタル複写機1では、所定の条件が満足されたとき、即ち、本デジタル複写機1が使用されない待機状態のまま一定時間が経過した場合などに、一部の電力負荷のみに通電を維持し、大部分の電力負荷に対する電力の供給を停止して省電力、省エネルギーを図る機能を備えている。この場合、大部分の電力負荷に対する電力の供給を停止後、所定の条件が満足されたとき、即ち、操作部(図示せず)の操作キーにユーザが触れた場合など、一定の条件が満たされると、電力の供給を停止していた各電力負荷への電力の供給が再開される機能であり(電力制御手段)、周知のため、詳細については図示及び説明を省略する。なお、その他の省エネモードからの復帰条件としては、原稿が原稿台102にセットされたことの検知、本デジタル複写機1がFAX送受信機能と備えている場合のFAXの受信の検知、プリンタジョブの受信検知などであってもよい。
本実施の形態は、このような省エネモードを有するデジタル複写機1の場合のキャパシタ充電器203(203a,203b)の充電動作の制御例に関するもので、その概略制御例を図12のフローチャートに示す。
まず、キャパシタCPの充電動作は、前述した場合と同様、当該キャパシタCP全体の両端電圧が所定電圧より低下した場合に実行されるものであり、充電の必要があるか否かを両端電圧検出回路232からの電圧信号S15を監視することにより判定する(S1)。電圧信号S15によりキャパシタCPの両端電圧が所定電圧よりも低く充電が必要と判定されると(S1のY)、本デジタル複写機1が省エネモード時であるか否かを判断する(S21)。省エネモード時以外であれば(S21のN)、前述したような交互となる切り替え制御(例えば、図9及び図11中のステップS2以降の制御)が実行される。
一方、本デジタル複写機1が省エネモード時であれば(S21のY)、前述した制御例とは異なり、2つのキャパシタ充電器203a,203bに対して同時に充電動作をONさせる制御信号S11a,S11bを出力してキャパシタCPa,CPbに対する充電動作を開始させる(S22)。この充電動作において、両端電圧検出回路232により検出される両端電圧Vcpa,Vcpbが予め設定されている最終目標電圧(例えば、45V)に達しているか否かを監視し(S23)、達していなければ(S23のN)、達するまで充電動作を継続し、その後、ステップS1に戻る。
即ち、本実施の形態にあっては、CPU241によって、省エネモード時における充電動作時にはキャパシタ充電器203a,203bを同時に充電動作させる一方、省エネモード時以外における充電動作時にはキャパシタ充電器203a,203bによる充電動作が交互に行われるように切り替え制御するものである。
省エネモードは、元々、デジタル複写機1が使用されないままの待機状態での節電効果を図ったものであり、省エネモード中は画像形成動作等には支障ない期間であり、電力的には供給されるAC電源PSの全てをキャパシタCP(CPa,CPb)の充電動作に費やしても支障ない上に、キャパシタ充電器203a,203bによる充電動作を同時に行わせることにより、キャパシタCPa,CPbの充電動作を短時間で終了させることができる。よって、短時間で本来の省エネモードに復帰させることもでき、省エネモード自体に及ぼす影響も少なくて済む。
なお、本実施の形態では省エネモード時にキャパシタ充電器203a,203bを同時に充電動作させているが、省エネモード時に限ることなく、電力に余裕があるときであれば同様に行なうことができる。例えばプリンタサーバとして使用したり、スキャナやファクシミリのみを使用して画像形成を行わないモードのときであれば、キャパシタ充電器203a,203bを同時に充電動作する電気的な余裕がある。
本実施の形態の変形例として、例えば通常200Wの定電力充電を行っている場合、制御目標値を100Wに落として100Wの定電力充電を行なうことにより、交互充電ではなく、同時充電が可能となる。
本発明の第一の実施の形態のデジタル複写機を示す縦断正面図である。 定着装置の構成例を示す説明図である。 定着装置を主としたデジタル複写機の電源制御系を示す回路図である。 補助電源周りの構成例を示す回路図である。 ACヒータ駆動回路の構成例を示す回路図である。 キャパシタ充電器の構成例を示す回路図である。 キャパシタ放電回路の構成例を示す回路図である。 制御部の構成例を示す回路図である。 本実施の形態の充電動作の制御例を示す概略フローチャートである。 キャパシタ充電器の充電動作の切り替え制御例を示す説明図である。 本発明の第二の実施の形態の充電動作の制御例を示す概略フローチャートである。 本発明の第三の実施の形態の充電動作の制御例を示す概略フローチャートである。 キャパシタユニット毎の充電量の差に基づく、極性の変化についての説明図である。 両端電圧検出回路において両端電圧を検出する方法についての説明図である。
符号の説明
121 定着装置
203a 第1の充電器
203b 第2の充電器
232 検出回路
301 定着部材
CPa 第1の蓄電器
CPb 第2の蓄電器
HT1 第2の発熱部材
HT2 第1の発熱部材

Claims (18)

  1. 第1の蓄電器と、
    商用電源からの電力の供給を受けて前記第1の蓄電器を充電する第1の充電器と、
    前記第1の蓄電器に直列接続された第2の蓄電器と、
    前記商用電源からの電力の供給を受けて前記第2の蓄電器を充電する第2の充電器と、
    前記第1及び第2の蓄電器の両端電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づき最終目標電圧に向けて前記第1及び第2の充電器の充電動作を切り替え制御する制御手段と、
    を備える補助電源装置。
  2. 前記制御手段は、最終目標電圧に向けて前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項1記載の補助電源装置。
  3. 前記制御手段は、充電動作開始時に検出された初期両端電圧の低い方に対応する前記第1の充電器側又は前記第2の充電器側から充電動作を開始させる、請求項2記載の補助電源装置。
  4. 前記制御手段は、検出される両端電圧の一方が他方を交互に超える態様で前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項2又は3記載の補助電源装置。
  5. 前記制御手段は、両端電圧の一方が他方を交互に超える態様を、低い方の両端電圧が高い方の両端電圧に対して規定電圧分だけ大きく超える態様とした、請求項4記載の補助電源装置。
  6. 第1及び第2の蓄電器は、ともに直列接続された複数個のキャパシタからなり、
    前記規定電圧は、キャパシタ1セル当りの逆耐圧に、前記直列接続されたキャパシタの個数を掛け合わせた電圧とした、請求項5記載の補助電源装置。
  7. 前記制御手段は、充電動作開始時から最終目標電圧よりも低い経過目標電圧までは電圧設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御し、前記経過目標電圧以降は時間設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項1ないし6の何れか一記載の補助電源装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1及び第2の蓄電器を合わせた蓄電器全体の両端電圧が所定電圧より低下したときに前記第1の充電器側又は前記第2の充電器側から充電動作を開始させる、請求項1ないし7の何れか一項記載の補助電源装置。
  9. 前記検出回路は、前記第1及び第2の蓄電器を合わせた蓄電器全体の両端電圧と、前記第2の蓄電器の両端電圧を検出し、更に前記蓄電器全体の両端電圧から前記第2の蓄電器の両端電圧を引き算して前記第1の蓄電器の両端電圧を検出する、請求項1ないし8の何れか一項記載の補助電源装置。
  10. トナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行なう定着部材と、
    商用電源からの電力供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第1の発熱部材と、
    請求項1ないし9の何れか一記載の補助電源装置中の第1及び第2の蓄電器からの電力供給を受けて発熱し前記定着部材を加熱する第2の発熱部材と、
    を備える定着装置。
  11. 電子写真方式で媒体上にトナー画像形成を行い、定着装置として請求項10記載の定着装置を備えている、画像形成装置。
  12. 所定の条件が満たされたときは省エネモードとして電力負荷の一部への電力の供給を停止し、この停止状態にあるときに所定の条件が満たされたときは前記停止を解除する制御を行なう電力制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記省エネモード時における充電動作時には前記第1及び第2の充電器を同時に充電動作させて、省エネモード時以外における充電動作時には前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、電力消費量が所定量より少ないとき、前記省エネモード時以外における充電動作時に、前記第1及び第2の充電器を同時に充電動作させる、請求項12記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段は、画像形成を行わないモードのとき、前記電力消費量が所定量より少ないと判定する、請求項13記載の画像形成装置。
  15. 第1及び第2の蓄電器と、前記第1及び第2の蓄電器を充電する第1及び第2の充電器と、前記第1及び第2の蓄電器の両端電圧を検出する検出回路と、前記第1及び第2の充電器の充電動作を制御する制御手段とを備える補助電源装置における充電動作制御方法であって、
    前記制御手段は、
    前記第1及び第2の蓄電器を合わせた蓄電器全体の両端電圧が所定電圧より低下したときに、初期両端電圧の低い方に対応する前記第1の充電器側又は前記第2の充電器側から充電動作を開始するステップと、
    最終目標電圧に向けて前記第1及び第2の充電器の充電動作を切り替え制御して前記第1及び第2の蓄電器を充電するステップと
    を備える充電動作制御方法。
  16. 前記第1及び第2の蓄電器を充電するステップは、前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項15記載の充電動作制御方法。
  17. 前記第1及び第2の蓄電器を充電するステップは、検出される両端電圧の一方が他方を交互に超える態様で前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項15記載の充電動作制御方法。
  18. 前記第1及び第2の蓄電器を充電するステップは、充電動作開始時から最終目標電圧よりも低い経過目標電圧までは電圧設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御し、前記経過目標電圧以降は時間設定により前記第1及び第2の充電器による充電動作が交互に行われるように切り替え制御する、請求項15
    ないし17の何れか一記載の充電動作制御方法。
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