JP2005245082A - 駆動システムおよびこれを搭載した自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作者の意図しないシステムダウンやシステムの停止状態の維持の際にシステムの電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチを操作したときの状態を明確にすると共にそのシステムの状態を操作者に知らせる。
【解決手段】 動力システムに異常などが生じて起動不能な状態のときに運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72を操作して動力システムを起動しようとしたときには、HVECU50は動力システムを起動していないことを示すRDY信号のオフ出力を維持すると共にIGOFF要求を出力する。このIGOFF要求を入力した電源ECU62は、次に運転者がパワースイッチ72を操作したときにシステムダウンしてIGOFFし、パワースイッチ72のインジケータ73を消灯する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、駆動システムおよびこれを搭載した自動車に関し、詳しくは、駆動装置とこの駆動装置を駆動制御する駆動制御装置と停止状態を含めてシステムにおける複数の電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチとこのパワースイッチからの信号に基づいてシステムの電源の制御を行なう電源制御装置とを備える駆動システムおよびこれを搭載する自動車に関する。
従来、この種の駆動システムの起動制御装置としては、自動車に搭載され、IDカードがカードフォルダに挿入され、IDカードから読み込まれた車両IDの照合が適合したときに、イグニッションスイッチの操作を許容する動作モードに切り替えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、動作モードに切り替わったあとは、カードフォルダからIDカードが抜き取られても、動作モードを保持する。
特開平10−167011号公報
こうしたID照合は無線通信を用いて行なうこともできる。この場合、IDカードはカードフォルダなどに挿入する必要はなく単に携帯していればよく、IDカードの操作なしにシステムを起動することもできる。従来の自動車ではキーの回転操作に基づいて、イグニッションオフからアクセサリーオンを経由してイグニッションオンとすることによりシステムを起動するから、ID照合を無線通信を用いて行なう際のシステム起動には、操作する毎にイグニッションオフ、アクセサリーオン、イグニッションオンを順次繰り返すトグル状の起動スイッチを設けることが考えられる。このように、ID照合を無線通信を用いて行なう場合、IDカードやこれに準じるキーの様々な取り扱いに対処する必要がある。こうしたキーの取り扱いの一つとして、運転者がIDカードやキーを携帯して乗車し、起動スイッチを操作してシステムを起動しようとしたが、システムに異常が生じているなどを理由にシステムが起動しない場合や一旦システムは起動するものの運転者の意図によらずにシステムダウンする場合を考えることができる。この場合、運転者にとって次に起動スイッチを操作することよって変更されるシステムの状態を把握することが困難なものとなる。
本発明の駆動システムおよびこれを搭載した自動車は、操作者の意図しないシステムダウンやシステムの停止状態の維持の際にシステムの電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチを操作したときの状態を明確にすることを目的の一つとする。また、本発明の駆動システムおよびこれを搭載した自動車は、操作者の意図しないシステムダウンやシステムの停止状態の維持の際にシステムの電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチを操作したときの状態を操作者に知らせることを目的の一つとする。
本発明の駆動システムおよびこれを搭載した自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動システムは、
駆動装置と、該駆動装置を駆動制御する駆動制御装置と、停止状態を含めてシステムにおける複数の電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチと、該パワースイッチからの信号に基づいてシステムの電源の制御を行なう電源制御装置と、を備える駆動システムであって、
前記電源制御装置は、前記駆動制御装置が起動していない最中に前記パワースイッチの操作を伴った所定の起動操作がなされたときには該駆動制御装置に起動開始信号を出力し、前記駆動制御装置が起動している最中に前記パワースイッチが操作されたとき及びリセット信号を入力した以降の所定のタイミングのときにシステムを停止状態とする装置であり、
前記駆動制御装置は、前記駆動装置を駆動制御可能な起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオン出力し、前記駆動装置を駆動制御不能な非起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオフ出力し、前記電源制御装置からの起動開始信号の入力にも拘わらずに非起動状態を維持するときには前記電源制御装置に前記リセット信号を出力する装置である
ことを要旨とする。
この本発明の駆動システムでは、停止状態を含めてシステムにおける複数の電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチからの信号に基づいてシステムの電源の制御を行なう電源制御装置は、駆動装置を駆動制御する駆動制御装置が起動していない最中にパワースイッチの操作を伴った所定の起動操作がなされたときには駆動制御装置に起動開始信号を出力し、駆動制御装置が起動している最中にパワースイッチが操作されたとき及びリセット信号を入力した以降の所定のタイミングのときにシステムを停止状態とする。一方、駆動制御装置は、駆動装置を駆動制御可能な起動状態のときには電源制御装置に準備信号をオン出力し、駆動装置を駆動制御不能な非起動状態のときには電源制御装置に準備信号をオフ出力し、電源制御装置からの起動開始信号の入力にも拘わらずに非起動状態を維持するときには電源制御装置にリセット信号を出力する。このリセット信号を入力した電源制御装置は所定のタイミングのときにシステムを停止状態とするから、操作者の意図によらずに駆動制御装置を起動できないときのシステムの状態を明確にすることができる。この結果、次にパワースイッチを操作したときの状態を運転者に知らせることができる。
こうした本発明の駆動システムにおいて、前記駆動制御装置は、前記電源制御装置からの起動開始信号を入力したときには、前記駆動装置が駆動可能な状態であるかを判定すると共に該駆動装置が駆動可能な状態であるときには前記起動状態とし該駆動装置が駆動不能な状態であるときには前記非起動状態を維持する装置であるものとすることもできる。こうすれば、駆動装置が駆動不能な状態であるときに操作者の意図によらずに駆動制御装置を起動できないときのシステムの状態を明確にすることができる。
また、本発明の駆動システムにおいて、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力してユーザ照合を行なうと共に、該ユーザ照合を開始した以降に仮の起動許可信号を出力し、該ユーザ照合が不適合として完了したときには起動禁止信号を出力するユーザ照合装置を備え、前記駆動制御装置は、前記電源制御装置からの起動開始信号の入力に基づいて前記起動状態とした後に前記ユーザ照合装置からの起動禁止信号を入力したときには前記非起動状態とすると共に前記所定のタイミングで前記電源制御装置に前記リセット信号を出力する装置であるものとすることもできる。こうすれば、ユーザ照合装置による不適合に基づいて操作者の意図によらずにシステムダウンしたときのシステムの状態を明確にすることができる。この態様の本発明の駆動システムにおいて、前記ユーザ照合装置は、ユーザにより携帯可能なシステム起動機器に内蔵された記憶素子から出力される情報を前記ユーザ識別情報として入力して照合する装置であるものとすることもできる。この場合、前記ユーザ照合装置は、無線通信を用いて前記システム起動機器の記憶素子から前記ユーザ識別情報を入力する装置であるものとすることもできる。
さらに、本発明の駆動システムにおいて、前記電源制御装置は、前記所定のタイミングとして、前記パワースイッチが操作されたタイミングを用いてシステムを停止状態とする装置であるものとすることもできる。こうすれば、電源制御装置からの起動開始信号の入力にも拘わらずに駆動制御装置が非起動状態を維持してリセット信号を出力した以降にパワースイッチが操作されたタイミングでシステムを停止状態とすることができる。
あるいは、本発明の駆動システムにおいて、前記電源制御装置は、システムを停止状態とするときには該システムの停止状態を報知する装置であるものとすることもできる。こうすれば、システムの停止状態を操作者に知らせることができる。
また、本発明の駆動システムにおいて、前記パワースイッチは、少なくともシステムの停止状態をシステムにおける他の電力の入力状態と識別可能に報知する報知手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、パワースイッチによりシステムの停止状態を操作者に知らせることができる。
本発明の駆動システムにおいて、前記所定の起動操作は、前記駆動装置の駆動を抑制する操作と前記パワースイッチの操作とが同時に行なわれる操作であるものとすることもできる。こうすれば、操作者による駆動システムの起動の意思をより正確に認識して駆動システムを起動することができる。ここで、「駆動装置の駆動を抑制する操作」は、例えば駆動装置が駆動軸に動力を出力する装置である場合には駆動軸に制動力を作用させて駆動軸に回転駆動を抑制するために行なう操作のように、駆動装置の駆動を抑制するために行なう操作を意味する。こうした操作を起動操作とすることにより、駆動システムを起動する際に予期しない駆動装置の駆動が生じるようなことがあってもその予期しない駆動を抑制することができる。
本発明の自動車は、上述のいずれかの態様の本発明の駆動システム、即ち、基本的には、駆動装置と、該駆動装置を駆動制御する駆動制御装置と、停止状態を含めてシステムにおける複数の電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチと、該パワースイッチからの信号に基づいてシステムの電源の制御を行なう電源制御装置と、を備える駆動システムであって、前記電源制御装置は、前記駆動制御装置が起動していない最中に前記パワースイッチの操作を伴った所定の起動操作がなされたときには該駆動制御装置に起動開始信号を出力し、前記駆動制御装置が起動している最中に前記パワースイッチが操作されたとき及びリセット信号を入力した以降の所定のタイミングのときにシステムを停止状態とする装置であり、前記駆動制御装置は、前記駆動装置を駆動制御可能な起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオン出力し、前記駆動装置を駆動制御不能な非起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオフ出力し、前記電源制御装置からの起動開始信号の入力にも拘わらずに非起動状態を維持するときには前記電源制御装置に前記リセット信号を出力する装置である、駆動システムを搭載し、前記駆動装置を動力源として走行することを要旨とする。
この本発明の自動車では、上述のいずれかの態様の本発明の駆動システムを搭載するから、本発明の駆動システムが奏する効果、例えば、操作者の意図によらずに駆動制御装置を起動できないときのシステムの状態を明確にすることができる効果や次にパワースイッチを操作したときの状態を運転者に知らせることができる効果などと同様な効果を奏することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての駆動システムとして機能するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、駆動輪26a,26bにデファレンシャルギヤ24を介して接続されたドライブシャフト22に動力を出力する動力システム30と、この動力システム30を含めて車両の起動制御装置として機能する起動制御システム60とを備える。
動力システム30は、エンジン32と、このエンジン32を運転制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという。)36と、エンジン32のクランクシャフト34にキャリアが連結されると共にドライブシャフト22にリングギヤが連結された遊星歯車機構38と、この遊星歯車機構38のサンギヤに接続された発電可能なモータ40と、ドライブシャフト22に動力を入出力する発電可能なモータ41と、モータ40,41の駆動回路としてのインバータ42,43と、インバータ42,43や駆動システム20が備えるその他の補機48にシステムメインリレー46を介して接続された電力源としてのバッテリ44と、動力システム30全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという。)50とを備える。
HVECU50は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートなどを備える。HVECU50には、モータ40,41のロータの回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの回転位置やインバータ42,43からモータ41,42への電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの相電流,バッテリ44の出力端子近傍に取り付けられた図示しない電圧センサおよび電流センサからの出力電圧および出力電流,バッテリ44に取り付けられた温度センサからのバッテリ温度,シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション,アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサからのアクセル開度,ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサからのブレーキペダルポジション,車速センサからの車速などの駆動システムの状態を検出する各種センサからのデータが入力ポートを介して入力されている。また、HVECU50からは、インバータ42,43へのスイッチング信号や補機48への駆動信号などが出力されている。HVECU50は、エンジンECU36と通信ポートを介して接続されており、必要に応じてエンジンECU36からエンジン32に取り付けられた各種センサからの検出信号やこの検出信号に基づいて演算された演算結果を入力したり、エンジンECU36にエンジン32を運転制御するための指令としての制御信号を出力している。HVECU50は、また、起動制御システム60の後述する電源用電子制御ユニット(以下、電源ECUという。)62と通信ポートを介して接続されており、電源ECU62からイグニッション信号やスタート信号などを入力すると共に電源ECU62に動力システム30の起動状態を示すレディ信号を出力する。
HVECU50は、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に対応するアクセル開度と車速とに基づいてドライブシャフト22に出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がドライブシャフト22に出力されると共にバッテリ44の残容量(SOC)が所定範囲内になるように且つエンジン32が効率よく運転されるように、エンジン32の運転ポイントを計算すると共にモータ40,41のトルク指令を計算し、エンジン32の運転ポイントについてはエンジンECU36に出力してエンジンECU36にエンジン32を運転制御させ、モータ40,41のトルク指令についてはこのトルク指令に対応するトルクがモータ40,41から出力されるようスイッチング信号をインバータ42,43に出力してモータ40,41を駆動制御する。なお、動力システム30の詳細な制御については、本発明の中核をなさないから、これ以上の詳細な説明は省略する。
起動制御システム60は、電源ECU62を中心に構成されており、運転者に携帯されたリモートコントロールキー80のトランスポンダ82との通信を司ると共にドアノブなどに取り付けられた図示しないタッチセンサなどの信号に基づいてドアロックやドアアンロック等の制御を行なうスマート用電子制御ユニット(以下、スマートECUという。)64と、リモートコントロールキー80のトランスポンダ82からスマートECU64を介して入力したIDコードを照合するイモビライザー用電子制御ユニット(以下、イモリライザーECUという。)70とを備える。電源ECU62とHVECU50との接続関係の詳細を図2に示す。
スマートECU64は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートなどを備える。スマートECU64の出力ポートには、車両の外側や乗員室に取り付けられスマートECU64からのリクエスト信号を受信して所定の電磁波を用いてリクエスト信号を発信することにより車外および乗員室内に検知エリアを形成する複数の発信機66が接続されており、スマートECU64の入力ポートには、発信機66からリクエスト発信の受信に伴ってリモートコントロールキー80のトランスポンダ82から発信機66とは異なる周波数帯の電磁波を用いて発信されるIDコードを受信する受信機68が接続されている。スマートECU64は、リモートコントロールキー80を携帯した運転者が発信機66により形成される検知エリア内に入ると受信機68により受信したIDコードを照合して自動的にドアをアンロックしてスマートエントリーを実現し、逆にリモートコントロールキー80を携帯した運転者がドアをアンロックして降車し、発信機66により形成される検知エリア外に遠ざかると自動的にドアをロックする。スマートECU64は、電源ECU62やイモビライザーECU70と通信ポートを介して接続されており、必要に応じて各種データのやり取りを行なっている。
イモビライザーECU70も図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、スマートECU64や電源ECU62,HVECU50と図示しない通信ポートを介して接続されている。イモビライザーECU70は、リモートコントロールキー80のトランスポンダ82から発信されスマートECU64を介して入力されたIDコードを簡易迅速な仮照合と詳細な本照合との2回にわたって照合を行ない、仮照合の結果が適合であるときに動力システム30の起動を許可する起動許可信号を電源ECU62やHVECU50にオン出力し、仮照合や本照合で照合できなかったときや照合の結果が不適合であったときには動力システム30の起動を禁止する信号として起動許可信号を電源ECU62やHVECU50にオフ出力する。
電源ECU62は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートなどを備える。電源ECU62には、運転席前面のパネルに取り付けられたパワースイッチ72からのプッシュ信号や図示しないブレーキペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッチ74からのブレーキスイッチ信号などが入力ポートを介して入力されている。また、電源ECU62からは、システムメインリレー46への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。電源ECU62は、前述したように、スマートECU64やイモビライザーECU70と通信ポートを介して接続されていると共に動力システム30のHVECU50にも通信ポートを介して接続されており、パワースイッチ72からのプッシュ信号やブレーキスイッチ74からのブレーキスイッチ信号,スマートECU64やイモビライザーECU70からの信号に基づいて低電圧系への電源の投入や遮断,高電圧系である動力システム30への電源の投入や遮断(システムメインリレー46のオンオフ)を制御すると共に動力システム30の起動を制御している。
電源ECU62は、イモビライザーECU70から動力システム30の起動を許可する起動許可信号がオン出力されていることを条件に、パワースイッチ72が押されてプッシュ信号を入力する毎に、アクセサリーオン(ACCON),イグニッションオン(IGON),イグニッションオフ(IGOFF)の各状態がこの順に繰り返すよう制御する。このうち、イグニッションオンとイグニッションオフについては動力システム30のHVECU50にイグニッション信号(IG信号)として出力すると共にシステムメインリレー46にオンオフ信号としての駆動信号を出力する。即ち、電源ECU62は、アクセサリーオンの状態でパワースイッチ72が押されると、HVECU50にIG信号としてオン出力すると共にシステムメインリレー46にオン信号を出力して高電圧系に電源を投入し、イグニッションオンの状態でパワースイッチ72が押されると、HVECU50にIG信号をオフ出力すると共にシステムメインリレー46にオフ信号を出力して高電圧系から電源を遮断する。電源ECU62は、こうした各状態を運転者に知らせるために、パワースイッチ72に組み込まれたインジケータ73を点灯している。実施例におけるインジケータ73の点灯は、車両全体のシステムダウンを示すオフ状態(IGOFF)で消灯、アクセサリーオン(ACCON)で緑点灯、イグニッションオン(IGON)でオレンジ点灯、動力システム30の起動で消灯、システム異常でオレンジ点滅である。
また、電源ECU62は、ブレーキスイッチ74からのブレーキスイッチ信号がオンの状態、即ち、運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72が押されてプッシュ信号を入力したときには、イモビライザーECU70から動力システム30の起動を許可する信号が出力されていることを条件に、システムメインリレー46がオンされていないときにはシステムメインリレー46にオン信号を出力すると共にHVECU50にイグニッション信号(IG信号)とスタート信号(ST信号)をオン出力して動力システム30を起動する。このST信号のオン出力を入力したHVECU50は、動力システム30が起動可能な状態であるのを確認した後に電源ECU62に起動状態であることを示すレディ信号(RDY信号)をオン出力する。また、HVECU50は、動力システム30を起動していない状態のときには、電源ECU62にRDY信号をオフ出力する。また、HVECU50は、ST信号のオン出力を入力に基づいて動力システム30が起動可能な状態であるのを確認する際に動力システム30が起動不能な状態であると確認すると、動力システム30を起動しない状態を維持し、これを電源ECU62に知らせるためにレディ信号(RDY信号)のオフ出力を維持する。この場合、このRDY信号のオフ出力の維持に加えて電源ECU62にイグニッションオフ要求(IGOFF要求)を出力する。このIGOFF要求を入力した電源ECU62は、次にパワースイッチ72が操作されたときにシステムメインリレー46をオフするなど車両全体をシステムダウンする。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にパワースイッチ72を操作したときの電源ECU62の動作とこの動作に連動して行なわれるHVECU50の動作について説明する。図3は、パワースイッチ72が操作される毎に電源ECU62により実行されるスイッチ処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。スイッチ処理ルーチンが実行されると、電源ECU62は、まず、HVECU50からIGOFF要求が出力されているか否か、ブレーキスイッチ74からのブレーキスイッチ信号がオンされているか否かを判定する(ステップS100,S110)。IGOFF要求がなされておらず、ブレーキスイッチ信号がオフのときには、IGOFFであればACCON,ACCONであればIGON,IGONであればIGOFFとして(ステップS120)本ルーチンを終了する。したがって、HVECU50からIGOFF要求が出力されておらず、運転者がブレーキペダルを踏み込むことなく、パワースイッチ72を繰り返し操作すると、ACCON,IGON,IGOFFがトグル状に繰り返され、これに連動してパワースイッチ72のインジケータ73が緑点灯,オレンジ点灯,消灯がトグル状に繰り返される。なお、前述したように、電源ECU62は、ACCONからIGONとするときにはIG信号をオン出力し、IGONからIGOFFとするときにはIG信号をオフ出力する。ステップS110でブレーキスイッチ信号がオンされていると判定されると、電源ECU62は、HVECU50に向けてIG信号とST信号とをオン出力して(ステップS130)、動力システム30を起動する。このとき、電源ECU62によりシステムメインリレー46もオンされ、動力システム30に電源が投入される。ステップS100でHVECU50からIGOFF要求が出力されているときにはシステムを停止状態とするためにIG信号をオフ出力して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。このとき、電源ECU62は、システムメインリレー46などのすべてのリレーをオフする。
図4は、電源ECU62からST信号がオン出力されたときにこのST信号を入力したHVECU50により実行される起動時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンが実行されると、HVECU50は、まず、動力システム30が起動可能な状態にあるか否かを確認する処理を行なう(ステップS200)。この確認処理は、例えば、エンジンECU36を介してエンジン32に異常が生じているか否かを確認したり、図示しない燃料タンクの燃料がエンプティになっているか否かを確認したり、モータ40,41やインバータ42,43の状態が正常であるかを確認する。通常の起動では動力システム30に異常はなく起動可能な状態であるから、これを確認して正常と判定し(ステップS210)、電源ECU62に動力システム30が起動していることを知らせるためにRDY信号をオン出力して(ステップS220)、本ルーチンを終了する。このとき、パワースイッチ72のインジケータ73は、電源ECU62からIG信号がオン出力された時点でオレンジ点灯され、HVECU50からのRDY信号がオン出力された時点で消灯される。
一方、動力システム30に異常が確認されて起動不能な状態のときには、異常と判定され(ステップS210)、動力システム30が起動可能な状態にないために起動していない状態を維持していることを電源ECU62に知らせるためにRDY信号のオフ出力を継続すると共に(ステップS230)、IGOFF要求を出力して(ステップS240)、本ルーチンを終了する。このとき、電源ECU62からはIG信号がオン出力されているがHVECU50からはRDY信号がオフ出力されているから、パワースイッチ72のインジケータ73はオレンジ点灯が継続される。図3のスイッチ処理ルーチンを用いて説明したように、HVECU50からIGOFF要求が出力されると、電源ECU62は、次にパワースイッチ72が押されたときにシステムダウンするためにIGOFFする(ステップS140)。インジケータ73は、この時点で消灯する。したがって、運転者は、動力システム30を起動しようとしても起動できなかったときに、次にパワースイッチ72を操作するときのシステムの状態やその後のシステムの状態をインジケータ73の点灯状態により把握することができる。動力システム30が起動不能な状態のときに運転者がブレーキペダルを踏み込んでパワースイッチ72を何度も操作したときのシステムの状態とIG信号,RDY信号,IGOFF要求,ブレーキスイッチ信号,パワースイッチ信号の時間変化の一例を図5に示す。図示するように、ブレーキスイッチ信号がオンの状態でパワースイッチ72が押された時間T1に電源ECU62からIG信号がオン出力されるが、動力システム30は起動不能なためHVECU50からはRDY信号のオフ出力が維持される。そして、その後、HVECU50からIGOFF要求が出力される。このときのシステムの状態はIG信号がオン出力されている状態であるからIGONである。次にブレーキスイッチ信号がオンの状態でパワースイッチ72が押された時間T2では、IGOFF要求がなされているから、電源ECU62はシステムダウンを行なうと共にIG信号をオフ出力する。このシステムダウンによりIGOFF要求も解除される。時間T3と時間T4では、時間T1と時間T2のときと同様に動作する。
実施例のハイブリッド自動車20では、イモビライザーECU70は、仮照合が適合であるとして完了したときに動力システム30の起動を許可する起動許可信号を電源ECU62やHVECU50にオン出力する。したがって、この状態のときに運転者がブレーキペダルを踏み込みながらパワースイッチ72を操作すると、上述したように動力システム30を起動してHVECU50からRDY信号がオン出力される。しかし、その後、イモビライザーECU70は、本照合が不適合であるとして完了したときや本照合ができなくて不適合とされたときには、動力システム30の起動を禁止する信号として起動許可信号を電源ECU62やHVECU50にオフ出力する。このとき、HVECU50では、図6に示すイモビ不適合時処理ルーチンを実行し、動力システム30をシステムダウンすると共に電源ECU62に向けてRDY信号をオフ出力すると共に(ステップS300)、IGOFF要求をオン出力する(ステップS310)。このときも、動力システム30を起動しようとしても起動できなかったときと同様に、HVECU50からのGOFF要求を入力した電源ECU62は、図3のスイッチ処理ルーチンに示すように、次にパワースイッチ72が押されたときにシステムダウンするためにIGOFFする(ステップS140)。また、パワースイッチ72のインジケータ73も同様にこの時点で消灯する。したがって、運転者は、イモビライザーECU70による本照合の結果として不適合である場合にシステムダウンしたときでも、次にパワースイッチ72を操作するときの状態やその後の状態をインジケータ73の点灯状態により把握することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、動力システム30に異常などが生じて起動不能な状態のときに運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72を操作したときには、HVECU50はRDY信号のオフ出力を維持すると共にIGOFF要求を出力し、このIGOFF要求を入力した電源ECU62が次に運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72を操作したときにシステムダウンしてIGOFFとするから、運転者の意図によらずに動力システム30を起動できないときのシステムとしてのハイブリッド自動車20の状態を明確にすることができる。しかも、システムダウンしたことをパワースイッチ72のインジケータ73を消灯することにより運転者に知らせることができる。この結果、運転者は、動力システム30を起動しようとしても起動できなかったときに、次にパワースイッチ72を操作するときのシステムの状態やその後のシステムの状態をインジケータ73の点灯状態により把握することができる。
また、実施例のハイブリッド自動車20によれば、イモビライザーECU70による仮照合が適合であるとして完了し本照合を完了する前に運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72を操作して動力システム30を起動した後に、イモビライザーECU70の本照合が不適合であるとして完了したときや本照合ができなくて不適合とされて動力システム30の起動を禁止する信号として起動許可信号がHVECU50に出力されたときにも、動力システム30が起動不能な状態のときの動力システム30の起動の際と同様に動作するから、運転者の意図によらずに動力システム30を起動できないときのシステムとしてのハイブリッド自動車20の状態を明確にすることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、イモビライザーECU70による仮照合が適合であるとして完了し、本照合で不適合なときにも、動力システム30が起動不能な状態のときの動力システム30の起動の際の動作と同様なものとしたが、本照合で不適合となったときにIGOFF要求を行なうことなく、直ちに完全にシステムダウンするものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、HVECU50から電源ECU62にIGOFF要求を出力した後、次に運転者がブレーキペダルを踏み込んだ状態でパワースイッチ72を操作したときにシステムダウンしてIGOFFするものとしたが、HVECU50から電源ECU62にIGOFF要求を出力した後であれば、如何なるタイミングでシステムダウンしてIGOFFするものとしてもよい。例えば、HVECU50から電源ECU62にIGOFF要求を出力したときに直ちにシステムダウンしてIGOFFするものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、イモビライザーECU70による仮照合が適合として完了したときにイモビライザーECU70から動力システム30の起動を許可する起動許可信号をオン出力するものとしたが、仮照合を開始したときや仮照合を開始してから所定時間(例えば、0.5秒や1秒など)経過したときに起動許可信号をオン出力するものとしてもよい。また、実施例の起動制御システム60では、イモビライザーECU70は仮照合を行なった後に本照合を行なうものとしたが、本照合だけを行なうものとしてもよい。この場合、本照合を開始したときや本照合を開始してから所定時間(例えば、0.5秒や1秒など)経過したときにイモビライザーECU70から起動許可信号をオン出力し、本照合を行なうことができなかったときや本照合の結果として不適合のときに動力システム30の起動を禁止する信号として起動許可信号をオフ出力するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、照合に必要なIDコードをリモートコントロールキー80のトランスポンダ82とスマートECU64とによる無線通信により入力するものとしたが、こうした無線通信を用いずに直接接続して入力するものとしてもよい。
実施例では、起動制御システム60を主として電源ECU62とスマートECU64とイモビライザーECU70とによって構成するものとしたが、単一の電子制御ユニットにより構成するものとしたり、二つの電子制御ユニットにより構成するものとしたり、四つ以上の電子制御ユニットにより構成するものとしても差し支えない。
実施例では、動力システム30を主としてエンジン32と遊星歯車機構38とモータ40,41とインバータ42,43とバッテリ44とシステムメインリレー46とHVECU50とによって構成するものとしたが、駆動システムとしてはこうした構成以外の如何なるハイブリッドシステムとして構成してもよいし、エンジンを備えない電動駆動システムとして構成してもよいし、モータを備えないエンジン駆動システムとして構成してもよい。
実施例では、動力システム30やこれの起動制御システム60を自動車に搭載するものとしたが、自動車以外の車両や船舶,航空機などの移動体に搭載するものとしてもよいし、建設機械などの移動体以外の設備の駆動源として組み込むものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の一実施例としての駆動システムとして機能するハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電源ECU62とHVECU50との接続関係の詳細を示す説明図である。 電源ECU62により実行されるスイッチ処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 HVECU50により実行される起動時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 動力システム30が起動不能な状態の最中にブレーキペダルが踏み込まれた状態でパワースイッチ72を操作したときの様子を説明する説明図である。 HVECU50により実行されるイモビ不適合時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、22 ドライブシャフト、24 デファレンシャルギヤ、26a,26b 駆動輪、30 動力システム、32 エンジン、34 クランクシャフト、36 エンジンECU、38 遊星歯車機構、40,41 モータ、42,43 インバータ、44 バッテリ、46 システムメインリレー、48 補機、50HVECU、60 起動制御システム、62 電源ECU、64 スマートECU、66 発信機、68 受信機、70 イモビライザーECU、72 パワースイッチ、73 インジケータ、74 ブレーキスイッチ、80 リモートコントロールキー、82 トランスポンダ。

Claims (10)

  1. 駆動装置と、該駆動装置を駆動制御する駆動制御装置と、停止状態を含めてシステムにおける複数の電力の入力状態をトグル状に変更指示するパワースイッチと、該パワースイッチからの信号に基づいてシステムの電源の制御を行なう電源制御装置と、を備える駆動システムであって、
    前記電源制御装置は、前記駆動制御装置が起動していない最中に前記パワースイッチの操作を伴った所定の起動操作がなされたときには該駆動制御装置に起動開始信号を出力し、前記駆動制御装置が起動している最中に前記パワースイッチが操作されたとき及びリセット信号を入力した以降の所定のタイミングのときにシステムを停止状態とする装置であり、
    前記駆動制御装置は、前記駆動装置を駆動制御可能な起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオン出力し、前記駆動装置を駆動制御不能な非起動状態のときには前記電源制御装置に準備信号をオフ出力し、前記電源制御装置からの起動開始信号の入力にも拘わらずに非起動状態を維持するときには前記電源制御装置に前記リセット信号を出力する装置である
    駆動システム。
  2. 前記駆動制御装置は、前記電源制御装置からの起動開始信号を入力したときには、前記駆動装置が駆動可能な状態であるかを判定すると共に該駆動装置が駆動可能な状態であるときには前記起動状態とし該駆動装置が駆動不能な状態であるときには前記非起動状態を維持する装置である請求項1記載の駆動システム。
  3. 請求項1または2記載の駆動システムであって、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報を入力してユーザ照合を行なうと共に、該ユーザ照合を開始した以降に仮の起動許可信号を出力し、該ユーザ照合が不適合として完了したときには起動禁止信号を出力するユーザ照合装置を備え、
    前記駆動制御装置は、前記電源制御装置からの起動開始信号の入力に基づいて前記起動状態とした後に前記ユーザ照合装置からの起動禁止信号を入力したときには前記非起動状態とすると共に前記電源制御装置に前記リセット信号を出力する装置である
    駆動システム。
  4. 前記ユーザ照合装置は、ユーザにより携帯可能なシステム起動機器に内蔵された記憶素子から出力される情報を前記ユーザ識別情報として入力して照合する装置である請求項3記載の駆動システム。
  5. 前記ユーザ照合装置は、無線通信を用いて前記システム起動機器の記憶素子から前記ユーザ識別情報を入力する装置である請求項4記載の駆動システム。
  6. 前記電源制御装置は、前記所定のタイミングとして、前記パワースイッチが操作されたタイミングを用いてシステムを停止状態とする装置である請求項1ないし5いずれか記載の駆動システム。
  7. 前記電源制御装置は、システムを停止状態とするときには該システムの停止状態を報知する装置である請求項1ないし6いずれか記載の駆動システム。
  8. 前記パワースイッチは、少なくともシステムの停止状態をシステムにおける他の電力の入力状態と識別可能に報知する報知手段を備える請求項1ないし7いずれか記載の駆動システム。
  9. 前記所定の起動操作は、前記駆動装置の駆動を抑制する操作と前記パワースイッチの操作とが同時に行なわれる操作である請求項1ないし8いずれか記載の駆動システム。
  10. 請求項1ないし9いずれか記載の駆動システムを搭載し、前記駆動装置を動力源として走行する自動車。
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