JP2005244751A - 音声通信システム及び移動局 - Google Patents
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Abstract
【課題】 順方向チャンネルと逆方向チャンネルの通信速度が極端に異なる移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善を図る。
【解決手段】 複数の携帯電話端末(MS1、MS2)を含む移動通信ネットワークと、該移動通信ネットワークに接続されてなるIPネットワーク50と、該IPネットワークに接続されているIP電話機40とを含んで構成される音声通信システムにおいて、携帯電話端末のいずれかとIP電話機40との間でVoIP通信を行う際に逆方向通信路のデータ通信速度が可変である場合において逆方向通信路のデータ通信速度が低速である期間は、送信側である携帯電話端末(MS1、MS2)は音声符号化データのパケットを間引いて送信し、受信側であるIP電話機40では、間引かれたパケットを前後いずれかのパケット情報で補間して複製する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の携帯電話端末(MS1、MS2)を含む移動通信ネットワークと、該移動通信ネットワークに接続されてなるIPネットワーク50と、該IPネットワークに接続されているIP電話機40とを含んで構成される音声通信システムにおいて、携帯電話端末のいずれかとIP電話機40との間でVoIP通信を行う際に逆方向通信路のデータ通信速度が可変である場合において逆方向通信路のデータ通信速度が低速である期間は、送信側である携帯電話端末(MS1、MS2)は音声符号化データのパケットを間引いて送信し、受信側であるIP電話機40では、間引かれたパケットを前後いずれかのパケット情報で補間して複製する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な音声通信システムおよび移動局に関する。
移動局として代表される携帯無線通信のような広域無線通信において、特にHRPD方式、HSDPA方式のような高速パケット通信方式の場合には基地局から移動局への順方向通信路のデータ速度が高速であり、一方、移動局から基地局への逆方向通信路のデータ通信速度が低速である。この場合においてボイスオーバーアイピー(VoIP)通信を行うことを想定する。順方向通信路と逆方向通信路の速度差が最大10倍以上になってしまう為に、逆方向通信路の音声符号化パケットの伝達遅延、パケットロスが発生し、片通話状態になってしまっていた。
従来技術の例としてはHRPD方式の通信規格3GPP2-C.S0024がある。この規格において逆方向通信の通信速度を決める方法は、以下の通りであった(C.S0024 Section 8.5.6.1.5.2参照)。
(1)逆方向(端末から基地局への送信)通信は、基地局(網)から示されるアクティビティビットの状態によって上下させる。
(2)確率的に端末は送信レートを決定する。
1)もしアクティビティビットが1の場合(網がビジー状態)であったならば、確率qで送信レートを低下させる。
2)もしアクティビティビットが0の場合(網が非ビジー状態)であったならば、確率pで送信レートを増加させる。
3)qとpは現在の送信レートごとに規定される。(対応表を持つ)
(1)逆方向(端末から基地局への送信)通信は、基地局(網)から示されるアクティビティビットの状態によって上下させる。
(2)確率的に端末は送信レートを決定する。
1)もしアクティビティビットが1の場合(網がビジー状態)であったならば、確率qで送信レートを低下させる。
2)もしアクティビティビットが0の場合(網が非ビジー状態)であったならば、確率pで送信レートを増加させる。
3)qとpは現在の送信レートごとに規定される。(対応表を持つ)
現在の送信レートとアクティビティビットによってのみ送信レートが決定される為、送信の遅延量が通信レートに反映されないこと、通信アプリケーションに通信レートが反映されないことなどの欠点があった。そのため、VoIPアプリケーションにおいて既述した不具合が発生していた。
従来の音声通信システムの一例(非特許文献1参照。)について説明する。
この音声通信システムにおいては、音声通信を行う通信路とはべつに高速のパケット通信を行うHDR通信路を用意する。音声通信チャンネルとデータチャンネルを切り替えて音声通話が途切れないようにするとともに、トラフィックの集中を回避させることを目的としていた。
ここでHDRとはHRPD方式パケットデータ通信方式の商品名でありITUに登録された正式名称HRPD方式と読み替えるものとする。
HRPD方式の通信規格:3GPP2-C.S0024 (http://www.3gpp2.org/Public_html/specs/index.cfm)
この音声通信システムにおいては、音声通信を行う通信路とはべつに高速のパケット通信を行うHDR通信路を用意する。音声通信チャンネルとデータチャンネルを切り替えて音声通話が途切れないようにするとともに、トラフィックの集中を回避させることを目的としていた。
ここでHDRとはHRPD方式パケットデータ通信方式の商品名でありITUに登録された正式名称HRPD方式と読み替えるものとする。
HRPD方式の通信規格:3GPP2-C.S0024 (http://www.3gpp2.org/Public_html/specs/index.cfm)
非特許文献1に記載のシステムにおいては音声チャンネルのトラフィックが増加した場合においてHRPD方式などのパケットデータチャンネルを使用して音声トラフィックをパイパスさせることを目的としていた。ただし、音声をデータ化しそのままパケットデータとして送る場合は、パケット遅延による音声の遅延、途切れが発生してしまうことは、我々が2002年に実施したフィールドテストで確認した事実である。
すなわち、VoIP通信では、通常、ITU−Tで定められた音声符号化規格G.729(帯域8kbps)を使用して音声符号化を行うことが多い。この場合において、VoIP通信における情報ストリームにIPヘッダを付加し、物理レイヤでの再送マージンを考慮すると、そのデータ速度は約20kbps程度になる。そのため、1xEV‐DOの上り通信チャンネルの通信速度のうち最低速度ステップである9.6kbps以上になってしまう。この結果、9.6kbpsで通信中にはパケットがバッファに貯まり、音声伝送の遅延が発生してしまう。この状態を図4に示す。図4は、上り通信速度と時間との関係を示している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、この不具合点を改善するために我々は、HRPD方式のような順方向チャンネルと逆方向チャンネルの通信速度が極端に異なる移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善を図った音声通信システム及び移動局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な音声通信システムにおいて、送信側端末は、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段と、を備え、受信側端末は、パケット化された符号化音声データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段とを備え、前記パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化し、前記復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段とを備え、該パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化することを特徴とするを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載の移動局において、前記パケット化手段は、復号側の移動局において欠落しても復元可能なフレームを間引くことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2記載の移動局において、前記パケット化手段は、1フレームおきにフレームを1つ間引くことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2記載の移動局において、前記符号化手段は、音声信号をCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって符号化することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2記載の移動局において、前記移動局は、上り方向の通信速度が可変することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、該復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7記載の移動局において、前記復号手段は、1フレームおきに直前のフレームの符号化音声データから補完して音声を復号することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7記載の移動局において、前記復号手段は、符号化音声データをCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって復号することを特徴とする。
以上説明したように、本発明の音声通信システム及び移動局によれば、移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善を図った音声通信システムを実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態に係る音声通信システムの構成を図1に示す。本実施形態では、移動局として携帯電話端末を例にとり、説明する。同図において、本発明の実施形態に係る音声通信システムは、複数の携帯電話端末MS1、MS2と、複数の基地局BS1、BS2と、基地局装置BTS1、BTS2と、通信回線を介して接続される制御局10と、制御局10に接続されるVoIPゲートウェイ20と、ルータ30と、ルータ30に接続されているIPネットワーク50と、IPネットワーク50に接続されているIP電話機40とを有している。
なお、携帯電話端末、基地局、基地局装置及び制御局は、実際は複数、存在するが、本実施形態では、説明の便宜上、携帯電話端末は、MS1、MS2のみ、基地局はBS1、BS2のみ、基地局装置はBTS1、BTS2、制御局は10のみを示している。
なお、携帯電話端末、基地局、基地局装置及び制御局は、実際は複数、存在するが、本実施形態では、説明の便宜上、携帯電話端末は、MS1、MS2のみ、基地局はBS1、BS2のみ、基地局装置はBTS1、BTS2、制御局は10のみを示している。
複数の携帯電話端末MS1、MS2と、複数の基地局BS1、BS2と、基地局装置BTS1、BTS2と、通信回線を介して接続される制御局10は移動通信ネットワークを構成している。
携帯電話端末MS1、MS2は電話機能及びデータ伝送機能を有している。更に、携帯電話端末は、VoIP通信を行うために、音声信号を音声符号化し、パケット化し、基地局BS1、BS2に送信する機能を有している。
携帯電話端末MS1、MS2は電話機能及びデータ伝送機能を有している。更に、携帯電話端末は、VoIP通信を行うために、音声信号を音声符号化し、パケット化し、基地局BS1、BS2に送信する機能を有している。
基地局BS1,BS2は送受信機能を有し、基地局装置BTS1、BTS2は、携帯電話端末からの接続要求に応じてエリア内の携帯電話端末間の無線接続制御を行う機能を有している。また、基地局装置BTS1、BTS2は、各携帯電話端末から送信されたパケットを携帯電話端末毎に再構築する機能を有している。
制御局10は、複数の基地局を統轄的に制御する機能を有している。
VoIPゲートウェイ20は、VoIP通信において、制御局10を介して受信したパケットをIPパケット化する機能を有している。
IP電話機40は、入力された音声データを符号化、パケット化して送出する機能と、受信したIPパケットから音声復号化し、アナログ信号の音声信号に変換する機能を有している。
VoIPゲートウェイ20は、VoIP通信において、制御局10を介して受信したパケットをIPパケット化する機能を有している。
IP電話機40は、入力された音声データを符号化、パケット化して送出する機能と、受信したIPパケットから音声復号化し、アナログ信号の音声信号に変換する機能を有している。
次に、携帯電話端末の構成を図2に示す。携帯電話端末MS1、MS2は同一構成であるので、携帯電話端末MS1について説明する。同図において、携帯電話端末MS1は、符号化回路1と、パケット化回路2と、変調回路3と、送受信部4と、復号回路5と、D/A変換回路6とを有している。
符号化回路1は、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する。この場合に、例えば、音声信号をCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって符号化する。符号化回路1は、本発明の符号化手段に相当する。
符号化回路1は、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する。この場合に、例えば、音声信号をCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって符号化する。符号化回路1は、本発明の符号化手段に相当する。
パケット化回路2は、符号化回路1において符号化された数フレーム分の音声データをパケット化する。このとき、符号化されたフレームを間引いてパケット化する。この場合に、例えば、1フレームおきにフレームを1つ間引く。また、復号側の携帯電話端末、或いは、IP電話機40において欠落しても復元可能なフレームを間引くものとする。パケット化回路2は、本発明のパケット化手段に相当する。
なお、IP電話機40も基本的には、携帯電話端末における、符号化回路1、パケット化回路2、復号回路5、D/A変換回路6の各回路に相当する機能部を含んで構成されている。
なお、IP電話機40も基本的には、携帯電話端末における、符号化回路1、パケット化回路2、復号回路5、D/A変換回路6の各回路に相当する機能部を含んで構成されている。
変調回路3は、パケットデータを所定の変調方式で変調する。
送受信部4は、パケット化された音声データを送信し、パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する。送受信部4は、本発明の受信手段に相当する。
復号回路5は、送受信部4により受信した符号化音声データを復号する。このとき、受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号する。具体的には、例えば、1フレームおきに、直前のフレームの符号化音声データから補完して音声を復号する。復号回路5は、本発明の復号手段に相当する。
送受信部4は、パケット化された音声データを送信し、パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する。送受信部4は、本発明の受信手段に相当する。
復号回路5は、送受信部4により受信した符号化音声データを復号する。このとき、受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号する。具体的には、例えば、1フレームおきに、直前のフレームの符号化音声データから補完して音声を復号する。復号回路5は、本発明の復号手段に相当する。
上記構成からなる本実施形態に係る音声通信システムにおいて、携帯電話端末MS1とIPネットワーク50に接続されているIP電話機40との間でVoIP通信を行う場合の処理について図3を参照して説明する。本実施形態に係る音声通信システムでは、逆方向通信路の通信速度制御が不適切であるために、逆方向通信路における通信速度が低い場合において、音質を犠牲にして遅延を少なくするデータの間引きとデータの補間処理を行う。
上記構成において、携帯電話端末MS1は、VoIP通信を開始する。すなわち、電話音声信号(アナログ信号)の送信を開始する(ステップ100)。この電話音声信号をA/D変換し、このディジタル信号は、音声符号化規格G.711(帯域64kbps)により、20msごとにPCMデータに変換し、かつフレーム化する。(ステップ101)。
変換されたPCMデータは、通常VoIP通信で使用される音声符号化規格G.729(帯域8kbps)により音声符号化し、かつ20msごとの符号化データを1スロット毎にデータの間引きを行う(ステップ102)。
次いで、2スロット分のデータにIPヘッダを付加してIPパケット化する(ステップ103)。さらに、IPパケットを無線伝送するためのヘッダを付加してパケット化して、基地局BS1に送信する(ステップ104)。
次いで、2スロット分のデータにIPヘッダを付加してIPパケット化する(ステップ103)。さらに、IPパケットを無線伝送するためのヘッダを付加してパケット化して、基地局BS1に送信する(ステップ104)。
基地局BS1は、各携帯電話端末よりパケットを受信し、基地局装置BTS1は、受信したパケットを移動局毎に再構築する(ステップ105)。
さらに、VoIPゲートウェイ20は、制御局10を介して基地局BTS1より携帯電話端末BS1から受信したパケットをIPパケット化する(ステップ106)。
さらに、VoIPゲートウェイ20は、制御局10を介して基地局BTS1より携帯電話端末BS1から受信したパケットをIPパケット化する(ステップ106)。
次いで、IP電話機40は、VoIPゲートウェイ20からルータ30、IPネットワーク50を介して受信したIPパケットを、通常VoIP通信で使用される音声符号化規格G.729(帯域8kbps)によりデータ化を行い、間引かれたスロットのデータは、1フレームおきに直前のフレームのデータを使用することにより補間する(ステップ107)。
さらに、IP電話機40は、音声復号化を行う(ステップ108)。すなわち各スロットのデータを音声符号化規格G.711によりPCMデータ化する。次いで、IP電話機40は、PCMデータ化をD/A変換し、電話音声信号を得る(ステップ109)。これにより携帯電話端末MS1とIP電話機40との間で通話が開始される。
なお、上記処理において、データを間引き、補間する区間は通信開始後、x秒間と設定しておくことも可能である。
なお、上記処理において、データを間引き、補間する区間は通信開始後、x秒間と設定しておくことも可能である。
本実施形態では、データレートが最低レートの間は、データの間引き、補間を行うが、データレートがある一定以上になった後、一定時間後にデータの間引き、補間を中止する。
因みに、データを間引かない無線伝送によるパケット伝送路を含む音声通信システムにおけるVoIP通信のデータの流れを図5に示す。図5の内容は、図3の処理に含まれるので、説明を省略する。
因みに、データを間引かない無線伝送によるパケット伝送路を含む音声通信システムにおけるVoIP通信のデータの流れを図5に示す。図5の内容は、図3の処理に含まれるので、説明を省略する。
本実施形態に係る音声通信システムによれば、送信側端末は、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段と、を備え、受信側端末は、パケット化された符号化音声データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、前記パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化し、前記復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号するようにしたので、順方向チャンネルと逆方向チャンネルの通信速度が極端に異なる移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善を図った音声通信システムを実現できる。
本発明の移動局では、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段とを備え、該パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化する。
また、本発明の移動局では、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、該復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号する。
したがって、順方向チャンネルと逆方向チャンネルの通信速度が極端に異なる移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善が図れる。
また、本発明の移動局では、IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、該復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号する。
したがって、順方向チャンネルと逆方向チャンネルの通信速度が極端に異なる移動体パケット通信の音声通話における、パケット遅延、通話の途切れの改善が図れる。
MS1、MS2…携帯電話端末
BS1、BS2…基地局
BTS1、BTS2…基地局装置
10…制御局
20…VoIPゲートウェイ
30…ルータ
40…IP電話機
50…IPネットワーク
BS1、BS2…基地局
BTS1、BTS2…基地局装置
10…制御局
20…VoIPゲートウェイ
30…ルータ
40…IP電話機
50…IPネットワーク
Claims (9)
- IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な音声通信システムにおいて、
送信側端末は、
音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、
該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段と、を備え、
受信側端末は、
パケット化された符号化音声データを受信する受信手段と、
該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、
前記パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化し、前記復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号することを特徴とする音声通信システム。 - IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、
音声信号を所定区間のフレーム単位で符号化する符号化手段と、
該符号化手段において符号化されたフレーム単位の音声データをパケット化するパケット化手段と、を備え、
該パケット化手段は、前記所定のフレームを間引いてパケット化することを特徴とする移動局。 - 前記パケット化手段は、復号側の移動局において欠落しても復元可能なフレームを間引くことを特徴とする請求項2記載の移動局。
- 前記パケット化手段は、1フレームおきにフレームを1つ間引くことを特徴とする請求項2記載の移動局。
- 前記符号化手段は、音声信号をCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって符号化することを特徴とする請求項2記載の移動局。
- 前記移動局は、上り方向の通信速度が可変することを特徴とする請求項2記載の移動局。
- IPネットワーク経由で音声情報を送受信することが可能な移動局において、
パケット化された数フレーム分の符号化音声データを受信する受信手段と、
該受信手段により受信した符号化音声データを復号する復号手段と、を備え、
該復号手段は、前記受信した符号化音声データを所定フレーム単位で補完して音声を復号することを特徴とする移動局。 - 前記復号手段は、1フレームおきに直前のフレームの符号化音声データから補完して音声を復号することを特徴とする請求項7記載の移動局。
- 前記復号手段は、符号化音声データをCELP(Code Excited Liner Prediction Coding)方式によって復号することを特徴とする請求項7記載の移動局。
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