JP2005244621A - ビデオカメラ - Google Patents

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秀基 堀
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大 森竹
Tadashi Okazaki
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Abstract

【課題】 従来は、ダビングに用いる外部ビデオ記録機器を特殊な構成とする必要があり、また、編集作業のためには、カメラ一体型VTR単独で編集作業ができない。また、編集作業中は取り込み機器へ再生映像信号をコピーしたりする必要がある。
【解決手段】 メモリカード16のテープIDに対応したフォルダから再生された各記録開始位置におけるサムネイル画像が一覧表示され、ダビングしようとするシーンのサムネイル画像を操作部6により選択することでダビング開始点を決定する。このダビング開始点を決定すると、次の記録開始位置の直前がダビング終了点として中央処理マイコン5に自動的に設定される。また、ダビングする順序でダビング開始点とダビング終了点を設定する。その後、ダビング記録区間の頭出しが行われ、ダビング開始点から磁気テープ11の再生が開始されると共に、外部ビデオ記録機器21によるダビング記録が開始される。
【選択図】 図1


Description

本発明はビデオカメラに係り、特にテープ頭出し検索手段を備え、記録媒体に記録されている映像信号を別の記録媒体にダビング記録するビデオカメラに関する。
従来より、記録媒体に記録されている映像信号を必要に応じて編集して別の記録媒体にダビング記録するビデオカメラが知られている。図4は従来のビデオカメラの一例のブロック図を示す。同図において、カメラ一体型VTR31により磁気テープに記録された映像信号は、必要に応じてカメラ一体型VTR31により編集される。その後、カメラ一体型VTR31と外部ビデオ記録機器34との間で制御線33を介して同期がとられ、カメラ一体型VTR31で再生された、ダビング記録しようとする記録区間の映像信号が信号線32を介して外部ビデオ記録機器34に供給され、外部ビデオ記録機器34により磁気テープ等の記録媒体に記録される。
上記のカメラ一体型VTR31としては、編集機能を有するカメラ一体型VTRが従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載のカメラ一体型VTRでは、外部記録装置である外部ビデオ記録機器34を予め登録すると共に、その登録した外部ビデオ記録機器に対応付けてそれに用いられる遠隔制御信号を更正するコード列を保持する登録手段と、複数の外部記録装置の中から任意の外部記録装置を選択する選択手段と、所定動作開始時に、選択された外部記録装置(外部ビデオ記録機器34)に対応する遠隔制御信号を構成するコード列を読み出し、この読み出したコード列からなる遠隔制御信号を外部ビデオ記録機器34に送信する送信手段とを備える。
この従来のビデオカメラによれば、カメラ一体型VTR31から再生映像信号を出力すると同時に記録動作の一時停止解除命令のコード信号が外部ビデオ記録機器34に供給されるため、外部ビデオ記録機器34が受信したコード信号に基づき記録一時停止状態を解除されると同時に、供給される再生映像信号の磁気テープ等の記録媒体へのダビング記録を開始する。また、カメラ一体型VTR31が所定編集終了位置まで再生して再生動作を停止すると、一時停止命令のコード信号が外部ビデオ記録機器34に供給されるため、そのコード信号を受信した外部ビデオ記録機器34が自動的に記録動作を一時停止する。
図5は従来のビデオカメラの他の例のブロック図を示す。同図において、カメラ一体型VTR35により映像信号が記録されている磁気テープの、ダビング記録しようとする記録区間が再生され、その再生映像信号がシリアルバス36を介してパソコン(パーソナルコンピュータ)などの取り込み機器37に供給される。
取り込み機器37では、入力された再生映像信号を必要に応じて編集し、その編集後の再生映像信号をシリアルバス38を介して外部ビデオ記録機器39に供給し、ここで磁気テープ等の記録媒体に記録させる。この従来のビデオカメラでは、カメラ一体型VTR35と取り込み機器37との間、及び取り込み機器37と外部ビデオ記録機器39との間は、シリアルバス36、38で接続するようにしているため、制御線と信号線を一体化できる。
特開平9−191444号公報
しかるに、図4の従来のビデオカメラでは、外部ビデオ記録機器34がコード信号受信手段と、受信コードに応じた制御手段を備えた特殊な構成とする必要があり、ダビング記録のために用いる外部ビデオ記録機器34として既存の記録機器を用いることができない。また、編集作業のためには、外部ビデオ記録機器34が必要で、カメラ一体型VTR31単独で編集作業ができない。
また、図5の従来のビデオカメラでは、編集作業中は取り込み機器37へ再生映像信号をコピーしたりする必要があり、取り込み機器37が必要で、装置全体が高価となってしまい、また外部ビデオ記録機器39を接続してダビング作業に移行するまでの時間がかかるという問題もある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、短時間にしかも安価な構成で簡単にダビング記録を行い得るビデオカメラを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、任意の記録機器を用いてダビング記録を行い得る汎用性のあるビデオカメラを提供することにある。
図1は上記の目的を達成する本発明になるビデオカメラの原理構成図を示す。同図に示すように、本発明はビデオカメラAと、このビデオカメラAにシリアルバスCを介して接続されており、シリアルバスCを介してビデオカメラAから供給された再生映像信号を所定の記録媒体に記録する外部ビデオ記録機器Bとよりなる。ビデオカメラAは、撮像素子により撮像して得た被写体像を第1の記録媒体に記録すると共に、被写体像の記録開始毎に、その記録開始時の検索用画像と第1の記録媒体の記録開始位置情報とを可搬型の第2の記録媒体に記録する記録手段と、頭出し検索時には、第2の記録媒体に記録された検索用画像を表示部に一覧表示し、一覧表示されている検索用画像を選択することにより、選択された検索用画像に対応付けて第2の記録媒体に記録されている第1の記録媒体の記録開始位置情報により示される第1の記録媒体の位置から頭出し再生を行う頭出し再生手段とを備え、第3の記録媒体にダビング記録を行う。
また、本発明は、ビデオカメラAに、第2の記録媒体に記録された複数の検索用画像を表示部に一覧表示する表示手段と、表示部に一覧表示された複数の検索用画像の中から、ダビング記録しようとする映像信号に対応する検索用画像を、ダビング記録する順番で順次選択する選択手段と、選択手段により選択された検索用画像に対応付けて第2の記録媒体に記録されている第1の記録媒体の第1の記録開始位置情報をダビング開始点とし、そのダビング開始点に続いて第2の記録媒体に記録されている第1の記録媒体の第2の記録開始位置情報の直前の位置情報をダビング終了点として設定することを、選択手段により選択された順番で行うダビング区間設定手段と、第1の記録媒体のダビング区間設定手段により設定されたダビング区間を検索して再生するダビング再生手段とを更に設け、外部ビデオ記録機器Bは、上記のダビング再生手段により第1の記録媒体のダビング区間から再生された映像信号を第3の記録媒体に記録する。
この発明では、ビデオカメラAが撮像した被写体像の第1の記録媒体への記録開始毎に、その記録開始時の検索用画像と第1の記録媒体の記録開始位置情報を第2の記録媒体に記録するようにしているため、一覧表示される複数の検索用画像の中から、ダビング記録しようとする映像信号に対応する検索用画像を、ダビング記録する順番で順次選択し、選択された検索用画像に対応付けて第2の記録媒体に記録されている第1の記録媒体の第1の記録開始位置情報をダビング開始点とし、そのダビング開始点に続いて第2の記録媒体に記録されている第1の記録媒体の第2の記録開始位置情報の直前の位置情報をダビング終了点とすることができる。
また、この発明では、外部ビデオ記録機器Bは、ダビング再生手段により第1の記録媒体のダビング区間から再生された映像信号を第3の記録媒体に記録する構成であるため、特別なコード信号を受信する機能などの特別な構成は不要である。
また、本発明は上記の目的を達成するため、ダビング区間設定手段により設定されたダビング開始点及びダビング終了点の一方又は両方に対して特殊効果の付与を任意に設定する特殊効果設定手段を更に有し、上記のダビング再生手段は、特殊効果設定手段により特殊効果の付与が設定されたダビング開始点又はダビング終了点付近の再生映像信号に対して特殊効果を付与して外部ビデオ記録機器へ出力することを特徴とする
本発明によれば、ビデオカメラの頭出し再生手段で用いる、第1の記録媒体の記録開始毎に第2の記録媒体に記録される画像と記録開始位置情報とを利用して、ダビング開始点とダビング終了点を設定するようにしたため、短時間に所望のダビング区間の設定及びダビング区間から再生された映像信号の第3の記録媒体へのダビング記録ができ、ユーザの利便性を大幅に改善できる。
また、本発明によれば、上記の画像と記録開始位置情報はビデオカメラ単独で設定解除ができるため、パソコンのHDD装置へコピーしたりするなどの、他の編集機器やダビング相手機器を必要とせずダビング記録のための編集作業ができ、よって出先や移動中などの時間を無駄にすることなくダビング記録の編集ができる。また、本発明によれば、外部ビデオ記録機器接続後は迅速にダビング作業に移ることができるため、ユーザが最終のダビング媒体を得るまでのトータルの時間を最短にできる。
また、本発明によれば、第1の記録媒体と第2の記録媒体とは対応付けて情報が記録されており、またビデオカメラから随時取り出すことができるため、別の機器との接続での再利用も可能であり、ダビング記録する相手機器を選ばないという特長がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図2は本発明になるビデオカメラの一実施の形態のブロック図を示す。同図中、シリアルバス20及び外部ビデオ記録機器21を除いた部分が前述したテープの頭出し検索手段を備えたビデオカメラAに相当し、シリアルバス20が前記シリアルバスCに、外部ビデオ記録機器21が外部ビデオ記録機器Bに相当する。
本実施の形態のビデオカメラは、本出願人が先に特開2002−218366号公報にて開示したビデオカメラを利用している。まず、記録時の動作について説明する。レンズ1により集束された被写体からの入射光は、撮像素子2に結像されて光電変換され、撮像信号としてA/D変換器3に供給されてディジタル信号に変換される。このA/D変換器3から出力されたディジタル信号は、画像処理DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)4に供給されて輝度信号Yと2種類の色差信号(R−Y)及び(B−Y)に変換されると共に、自動利得制御(AGC)、ガンマ補正、セットアップ等の各種の信号処理が施される。
操作部6によって動画記録(録画)の指示がなされると、その指示信号は中央処理マイコン5に入力される。中央処理マイコン5は、ビデオカメラ全体を統括的に制御する制御部を構成しており、上記の指示信号入力に基づき、画像処理DSP4及びデッキ制御マイコン8に動画記録の指示を示す制御信号を供給する。デッキ制御マイコン8は、DV信号処理DSP7へ制御信号等を供給する。
DV信号処理DSP7は、画像処理DSP4から供給された輝度信号及び2種類の色差信号からなる映像信号に対して、DV規格に基づいた圧縮処理やシャフリング処理等を施すと共に、トラッキング情報、サブコードエリアの情報、オーディオ記録形式の情報、タイムコード、日時情報等の各種の制御データを加え、DVフォーマット信号としてプレレコーディングアンプ9に供給し、ここでNRZI変調させた後回転ヘッド10に供給して、磁気テープ11に傾斜トラック11aを順次に形成して記録させる。なお、回転ヘッド10は実際には回転ドラム(図示せず)に複数個搭載され、それらが順次巡回的に使用されるが、図示の便宜上、代表して1つのみ図示している。
ここで、本実施の形態のビデオカメラでは、操作部6によって動画記録の指示がなされた際に、撮影した初期画像(記録開始時の映像)を静止画(サムネイル画像)としてメモリカード16に記録する機能を有し、この静止画(サムネイル画像)を利用してテープ頭出し検索を行う機能も有する。
すなわち、操作部6によって動画記録の指示がなされると、中央処理マイコン5は静止画記録再生制御マイコン14へ静止画記録を行うように制御信号を供給する。静止画記録再生制御マイコン14は静止画DSP12を制御して、画像処理DSP4で生成された撮像動画像の輝度信号と2種類の色差信号からなる映像信号を静止画DSP12に取り込ませる。静止画DSP12に供給された映像信号は、一旦シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)13に記憶された後、静止画DSP12により読み出されてJPEG圧縮処理が施され、更に三原色信号に変換されて静止画記録再生制御マイコン14に供給される。
静止画記録再生制御マイコン14は、入力された三原色信号をインタフェース(I/F)部15を介してメモリカード16に供給して記憶させる。このメモリカード16に記憶された静止画は、撮影開始時の画像より、例えば水平160画素×垂直120画素程度のサムネイル画像(静止画ファイル)である。
次に、再生時の動作について説明する。操作部6によって、磁気テープ11に記録された情報の再生の指示がなされると、回転ヘッド10により磁気テープ11から再生された信号はプレレコーディングアンプ9により前置増幅されてDV信号処理DSP7に供給され、ここで伸長処理やデシャフリング処理等が施される。画像処理DSP4は、DV信号処理DSP7から入力された再生映像信号を、コンポーネント信号あるいはコンポジット信号に変換して、D/A変換器17を介してAV出力部18に供給し、映像信号及び音声信号を出力させる。
一方、デッキ制御マイコン8は、DV信号処理DSP7から入力された制御データを中央処理マイコン5に供給する。制御データのうち、タイムコードや日時情報等は表示情報として画像処理DSP4に供給されて、再生映像信号に重畳される。
また、操作部6によって、メモリカード16の記録静止画の再生の指示がなされると、メモリカード16から再生された静止画ファイルは、I/F部15及び静止画記録再生制御マイコン14を介して静止画DSP12に供給される。静止画DSP12は、入力された静止画ファイルを一旦SDRAM13に書き込んだ後読み出し、読み出した静止画信号にJPEG伸長処理を施して画像処理DSP4に供給する。画像処理DSP14は、静止画信号の所定の信号に変換した後、D/A変換器17を介してAV出力部18に供給し、静止画を出力させる。
静止画の画像サイズや日時情報等の各種の制御データは、静止画DSP12から静止画記録再生制御マイコン14を介して中央処理マイコン5へ供給される。制御データのうち、日時情報等は表示情報として画像処理DSP4に入力され、映像信号に重畳される。この静止画は、磁気テープ11に記録した映像を検索するためのサムネイル画像として用いる場合に再生される。
ところで、本実施の形態では、磁気テープ11を収納しているテープカセット毎に識別番号であるテープIDとテープ番号を割り付け、メモリカード16にテープID毎にフォルダを作成し、上記のサムネイル画像としての静止画をそのフォルダ内に記録する。また、磁気テープ11には、テープIDとメモリカード16の固有番号(メモリID)を、各トラック11aのサブコードエリア11a1に継続的に(例えば全トラックに)記録する。マルチメディアカード等のメモリカードは読み出し可能な製造番号を有しているため、その製造番号の少なくとも一部を上記のメモリIDとして用いる。
更に、デッキ制御マイコン8は、磁気テープの位置情報(タイムコード)を管理しており、中央処理マイコン5を介して静止画記録再生制御マイコン14へタイムコードを供給し、撮影開始時のタイムコードをサムネイル画像と対応付けて、メモリカード16の前記フォルダ内に書き込む。以上のタイムコードを付加したサムネイル画像の記録は、録画を開始する毎に行われる。なお、録画の開始時とは、録画を完全に停止させた状態から録画を新たに開始させる場合だけでなく、撮像された映像信号が入力されている状態において、録画を一時的に停止させた録画待機の状態から一時停止を解除して録画を開始する場合も含む。
次に、本実施の形態のテープ頭出し動作について説明する。磁気テープ11を収納しているテープカセットが装填されると、中央処理マイコン5及びデッキ制御マイコン8は、磁気テープ11を少し巻き戻し、磁気テープ16に書き込まれているテープIDとカードIDを読み取る。これにより、装填されたテープカセットのテープIDが判明する。メモリカード16のカードIDと磁気テープ11より読み取ったカードIDとが一致すれば、テープIDに対応したメモリカード16内のフォルダから検索用のサムネイル画像を読み出すことができる。
操作部6における検索用スイッチの操作に応じて、テープIDに対応したフォルダから再生された一又は二以上のサムネイル画像がAV出力部18から出力されて表示されるので、ユーザは頭出ししたいサムネイル画像にカーソルを移動させてスイッチを押下する等して、頭出ししたいサムネイル画像を決定する。静止画記録再生制御マイコン14は、決定されたサムネイル画像に対応付けられているタイムコードを、I/F部15を介してメモリカード16から読み出して中央処理マイコン5に供給し、磁気テープ11のサブコードエリア11a1から現在再生されるタイムコードに基づき取得される磁気テープ11の現在位置と比較する。
中央処理マイコン5は、磁気テープ11の現在位置が頭出ししようとするテープ位置よりも前であれば磁気テープを巻き戻し、現在位置よりも後であれば磁気テープ11を早送りするように、デッキ制御マイコン8に制御信号を供給する。これにより、頭出ししたいサムネイル画像に対応した動画が頭出し再生される。
以上の頭出し検索機能を有するビデオカメラにおいて、本実施の形態では、撮影開始毎に撮影開始時のテープ位置のタイムコードをサムネイル画像と対応付けて、メモリカード16の前記フォルダ内に書き込む。これにより、例えば、図3(a)に模式的に示すように、磁気テープ11の#1、#2、#3、#4、#5、#6で示す各位置で撮影を開始したものとすると、これらの位置#1、#2、#3、#4、#5、#6のテープ位置のタイムコードと、撮影画像のサムネイル画像とが対応付けられてメモリカード16に記録されている。
ダビング時には、まず、ダビング記録区間設定が行われる。このダビング記録区間設定は、ユーザが操作部6におけるダビング記録設定用スイッチを操作すると、前述した頭出し検索操作時と同様に、メモリカード16のテープIDに対応したフォルダから再生された#1、#2、#3、#4、#5、#6で示す各記録開始位置におけるサムネイル画像がAV出力部18から出力されて画面に一覧表示されるので、#1、#2、#3、#4、#5、#6で示す各記録開始位置におけるサムネイル画像の中からユーザはダビングしたいシーンを簡潔に示すサムネイル画像にカーソルを移動させてスイッチを押下することによりダビング開始点を決定する。このダビング開始点を決定すると、次の記録開始位置の直前がダビング終了点として中央処理マイコン5に自動的に設定される。
また、このとき、ダビングする順序でダビング開始点とダビング終了点を設定する。これにより、例えば、図3(a)に示す磁気テープ11の記録区間のうち、記録開始位置#1、#5、#3の順序でそれらのサムネイル画像を選択したものとすると、最初のダビング開始点は記録開始位置#1となり、#1の次の記録開始位置#2の直前が最初のダビング終了点として中央処理マイコン5に自動的に設定される。
以下、同様にして、2番目のダビング開始点は記録開始位置#5となり、#5の次の記録開始位置#6の直前が2番目のダビング終了点として自動的に設定され、3番目のダビング開始点は記録開始位置#3となり、#3の次の記録開始位置#4の直前が3番目のダビング終了点として、それぞれ中央処理マイコン5に自動的に設定される。
また、本実施の形態では、ダビング記録区間設定時には、操作部6の操作によって、上記のダビング開始点、ダビング終了点のそれぞれについて、ダビング開始点付近でフェードインやダビング終了点でフェードアウトなどの特殊効果を、中央処理マイコン5を介して画像処理DSP4に独立して任意に設定できるようにされている。そこで、ここでは、一例として、ダビング開始点#1、#3及び#5とダビング終了点(#6の直前)で特殊効果ありに設定したものとする。
上記のダビング記録区間の設定処理が終了すると、続いて操作部6によりダビング記録処理開始操作が行われる。これにより、まず、最初のダビング記録区間の頭出しが、前述したテープ頭出し動作に基づき行われ、最初のダビング記録区間のダビング開始点#1が検索される。磁気テープ11がダビング開始点#1の位置にくると、磁気テープ11の再生が開始されると共に、外部ビデオ記録機器21の記録が開始される。
すなわち、回転ヘッド10により磁気テープ11のダビング開始点#1の位置から再生開始された映像信号等はプレレコーディングアンプ9により前置増幅されてDV信号処理DSP7に供給され、ここで伸長処理やデシャフリング処理等が施される。画像処理DSP4は、DV信号処理DSP7から入力された再生映像信号に対し、中央処理マイコン5から特殊効果付与の指示があるときには特殊効果処理を施した後、コンポーネント信号あるいはコンポジット信号に変換して、D/A変換器17を介してAV出力部18に供給し、映像信号及び音声信号を出力させる一方、IEEE1394やUSB等のシリアルバスIF(インタフェース)19及びシリアルバス20を介して外部ビデオ記録機器21に供給して記録媒体に記録する。
ここで、中央処理マイコン5は、ダビング開始点#1が検索されるまでの間は記録待機命令を出力してシリアルバスIF19から信号を出力しないよう制御して外部ビデオ記録機器21を記録待機状態としており、検索完了時点から記録開始命令を出力してシリアルバスIF19を動作状態に制御し、外部ビデオ記録機器21をそれまでの記録待機状態から記録可能状態とする。外部ビデオ記録機器21はVTR、光ディスク装置等、記録可能な機器であれば何でもよく、記録媒体も磁気テープ、光ディスク、HDD、半導体メモリ等所望の記録媒体を用い得る。
中央処理マイコン5は、上記の再生中も磁気テープ11のサブコードエリア11a1から再生されるタイムコードに基づき取得される磁気テープ11の現在位置が、最初のダビング終了点(記録開始位置#2直前)のタイムコードと一致するかどうか監視しており、一致した時点でデッキ制御マイコン8及び画像処理DSP4を制御して再生動作を停止させる。
上記の再生動作停止後、中央処理マイコン5は、次のダビング開始点#5のテープ位置を頭出し検索するよう自動的にデッキ制御マイコン8に制御信号を供給する。これにより、デッキ制御マイコン8は回転ヘッド10がダビング開始点#5のテープ位置から再生開始できるように、磁気テープ11の走行を制御する。磁気テープ11が次のダビング開始点#5の位置にくると、上記と同様に磁気テープ11の再生が自動的に開始されると共に、外部ビデオ記録機器21の記録が自動的に開始される。
以下、上記と同様の動作が繰り返されることにより、外部ビデオ記録機器21の記録媒体には、図3(b)に模式的に示すように、ダビング開始点#1からダビング終了点(#2の直前)までの記録区間R1の映像信号と、ダビング開始点#5からダビング終了点(#6の直前)までの記録区間R2の映像信号と、ダビング開始点#3からダビング終了点(#4の直前)までの記録区間R3の映像信号の順で、時系列的に合成されたダビング記録が行われる。
このように、外部ビデオ記録機器21の記録媒体には、図3(a)に示した元の磁気テープ11の記録順序とは関係なく、ダビング記録を指定した順に図3(b)に示すように、所望の順序でダビング記録が行われる。また、ダビング記録の際には、特殊効果が指定されている場合は、ダビング記録される映像信号には特殊効果が付与されて記録される。なお、シリアルバスIF19及びシリアルバス20として、IEEE1394などのディジタルインタフェースを用いた場合、高画質なダビングが可能となる。
このように、本実施の形態によれば、ビデオカメラの頭出し検索手段を利用することにより、短時間にダビングを簡便に行うことができ、また、頭出しの位置情報は、撮影(記録)したビデオカメラ単独で任意の位置に設定解除が可能であるため、ダビング記録区間設定のための編集作業中では、パソコンのHDD装置へコピーしたりするなどの編集機器やダビング相手機器を必要とせず、編集作業を完了することができ、よって、出先や移動中などの時間を無駄にすることがない。
更に、この実施の形態では、ダビング開始点のタイムコードやサムネイル画像が記録されるメモリカード16は、ダビング記録しようとする磁気テープ毎に設けられるため、メモリカード16を随時取り出して、別の機器との接続での再利用も可能であり、相手機器を選ばないという特長もある。
本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態のブロック図である。 本発明におけるダビング記録の動作を説明する記録媒体の記録状態説明図である。 従来の一例の概略ブロック図である。 従来の他の例の概略ブロック図である。
符号の説明
A ビデオカメラ
B、21 外部ビデオ記録機器
C、20 シリアルバス
2 撮像素子
4 画像処理DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)
5 中央処理マイコン
6 操作部
7 DV信号処理DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)
8 デッキ制御マイコン
10 回転ヘッド
11 磁気テープ
12 静止画DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)
14 静止画記録再生制御マイコン
16 メモリカード
19 シリアルバスIF(インタフェース)

Claims (2)

  1. 撮像素子により撮像して得た被写体像を第1の記録媒体に記録すると共に、前記被写体像の記録開始毎に、その記録開始時の検索用画像と前記第1の記録媒体の記録開始位置情報とを可搬型の第2の記録媒体に記録する記録手段と、頭出し検索時には、前記第2の記録媒体に記録された前記検索用画像を表示部に一覧表示し、一覧表示されている前記検索用画像を選択することにより、選択された前記検索用画像に対応付けて前記第2の記録媒体に記録されている前記第1の記録媒体の記録開始位置情報により示される前記第1の記録媒体の位置から頭出し再生を行う頭出し再生手段とを備え第3の記録媒体にダビング記録を行うようにしたビデオカメラであって、
    前記第2の記録媒体に記録された複数の前記検索用画像を表示部に一覧表示する表示手段と、
    前記表示部に一覧表示された複数の前記検索用画像の中から、ダビング記録しようとする映像信号に対応する前記検索用画像を、ダビング記録する順番で順次選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記検索用画像に対応付けて前記第2の記録媒体に記録されている前記第1の記録媒体の第1の記録開始位置情報をダビング開始点とし、そのダビング開始点に続いて前記第2の記録媒体に記録されている前記第1の記録媒体の第2の記録開始位置情報の直前の位置情報をダビング終了点として設定することを、前記選択手段により選択された順番で行うダビング区間設定手段と、
    前記第1の記録媒体の前記ダビング区間設定手段により設定されたダビング区間を検索して再生するダビング再生手段と、
    前記ダビング再生手段により前記第1の記録媒体のダビング区間から再生された映像信号を入力として受け、前記第3の記録媒体に記録する外部ビデオ記録機器と
    を有することを特徴とするビデオカメラ。
  2. 前記ダビング区間設定手段により設定された前記ダビング開始点及び前記ダビング終了点の一方又は両方に対して特殊効果の付与を任意に設定する特殊効果設定手段を更に有し、前記ダビング再生手段は、前記特殊効果設定手段により特殊効果の付与が設定された前記ダビング開始点又は前記ダビング終了点付近の再生映像信号に対して前記特殊効果を付与して前記外部ビデオ記録機器へ出力することを特徴とする請求項1記載のビデオカメラ。

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