JP2005243489A - 記録媒体用コネクタ - Google Patents

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安広 滋野
Yasuo Nakai
保夫 中井
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Abstract

【課題】 挿入された記録媒体を受け入れて支持するハウジングと、挿入された記録媒体の端子と電気的に接続するコンタクト部とを備えた記録媒体用コネクタにおいて、記録媒体が本来正規とされる姿勢に対して裏向きの姿勢で挿入されても記録媒体が損傷を受ける虞のない記録媒体用コネクタを提供する。
【解決手段】 ハウジング1aは、記録媒体50が端子51を表向き姿勢と裏向き姿勢のいずれで挿入されても支持可能に設けられており、コンタクト部として、記録媒体50が表向き姿勢で挿入された時に端子51と接続する第1コンタクト部4と、記録媒体が前記裏向き姿勢で挿入された時に端子51と接続する第2コンタクト部5とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、挿入された記録媒体を受け入れるハウジングと、挿入された記録媒体の端子と電気的に接続するコンタクト部とを備えた記録媒体用コネクタに関する。
この種の記録媒体用コネクタとしては、本発明に関連する先行技術文献として下記に示す特許文献1の発明が知られている。この特許文献1に記された記録媒体用コネクタでは、ハウジング内部の上面にコンタクト部が設けられており、記録媒体としてICカードを端子が上方を向いた表向き姿勢(正規の状態)で挿入した場合は、ICカードはハウジングの一番奥の挿入位置に装着され、コンタクト部と端子との電気的接続が得られるが、ICカードを後ろ向きで挿入したり、端子が下方を向いた裏向き姿勢で挿入した場合は、ICカードが挿入位置に装着されることを阻止する挿入阻止部材(リブ)がハウジング内に設けられており、これによって、正規の姿勢以外での誤挿入を防止している。
特開2003−31286号公報(段落番号0023、図2)
しかし、特許文献1の記録媒体用コネクタでは、記録媒体が正規の姿勢以外の姿勢で過度の押し込み力で挿入されると、記録媒体が挿入阻止部材によって損傷を受ける虞があり、このような損傷を受けた記録媒体を再度正規の姿勢で記録媒体用コネクタに挿入した場合、接触不良や排出不良などの重大な問題が発生する可能性があった。
したがって、本発明の目的は、上に例示した従来技術による記録媒体用コネクタの持つ前述した欠点に鑑み、記録媒体が本来正規とされる姿勢に対して裏向きの姿勢で挿入されても記録媒体が損傷を受ける虞のない記録媒体用コネクタを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の特徴構成は、
挿入された記録媒体を受け入れて支持するハウジングと、挿入された記録媒体の端子と電気的に接続するコンタクト部とを備えた記録媒体用コネクタであって、
前記ハウジングは、記録媒体が前記端子を下方に向けた表向き姿勢と前記端子を上方に向けた裏向き姿勢とのいずれで挿入されても受け入れて支持可能に設けられており、前記コンタクト部として、記録媒体が前記表向き姿勢で挿入された時に前記端子と接続する第1コンタクト部と、記録媒体が前記裏向き姿勢で挿入された時に前記端子と接続する第2コンタクト部とを備えている点にある。
このような特徴構成を備えているので、本発明の第1の特徴構成を備えた記録媒体用コネクタでは、
記録媒体が表向き姿勢と裏向き姿勢とのいずれで挿入されてもハウジングに受け入れ支持されるので、記録媒体が裏向き姿勢での挿入を阻止する阻止部材などによって損傷を受ける虞がなく、しかも、前記いずれの姿勢で挿入されても、記録媒体の端子は第1と第2のいずれかのコンタクト部と電気的に接続されるので、使用者は記録媒体を記録媒体用コネクタに装着する際に、記録媒体の表裏について全く意に介さずに挿入し、記録媒体を有効に利用することができる。また、記録媒体用コネクタを取り付けた機器(携帯電話など)の側にも記録媒体の挿入姿勢を使用者に指示する表示などを設ける必要がなくなり、機器の外観も向上する。
さらに、一度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて記録媒体を前記端子と前記コンタクト部とが接続された挿入状態にロックし、二度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて記録媒体を取り出し可能な排出状態まで排出するロック/排出機構が、記録媒体の表裏いずれの挿入姿勢でも機能するように、記録媒体の左右両側面に設けられた一対の被係止部に対応して前記ハウジングの両側部に設けられている構成とすることができる。
このような構成とすれば、記録媒体の押し込み操作のみで装着と排出の両操作がなされる利便性の高いロック/排出機構を、記録媒体が表向き姿勢と裏向き姿勢とのいずれで挿入されても有効に使うことができる。
また、前記ロック/排出機構は、記録媒体の側面に設けられた被係止部と係止可能で、係止された記録媒体を前記挿入状態に配置するロック位置と、記録媒体を前記排出状態に配置するイジェクト位置との間で移動可能なスライダ、前記一度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記ロック位置にロックするロック機構、及び、前記二度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記イジェクト位置に押出す付勢手段を備え、前記付勢手段による前記スライダの前記押出し操作では、左右一対の前記付勢手段が前記スライダを介して記録媒体を排出する構成とすることができる。
このような構成とすれば、二度目の押し込み操作によって記録媒体が排出状態まで排出される際に、左右一対の付勢手段から記録媒体に対して排出の操作力が加えられ、記録媒体に対して左右均等な排出操作力が働くので、記録媒体が排出途中で傾斜することなく真っ直ぐに排出され、同時に、左右に設けられた個々の付勢手段の付勢力を左右の一方に設けられた付勢手段から排出の操作力が加えられる構成に比して小さく設定することができる。記録媒体が真っ直ぐに排出されるという効果は、後述する、記録媒体の両側面の各被係止部が左右一対のスライダと係止した状態へと記録媒体を確実に導くという二次的な効果をも奏する。また、記録媒体を押し込み操作する際にも左右一対の付勢手段に抗して押し込み操作するので、記録媒体が真っ直ぐに正しい姿勢で押し込まれ易い。
さらに、前記ロック/排出機構は、記録媒体の側面に設けられた被係止部と係止可能で、係止された記録媒体を前記挿入状態に配置するロック位置と、記録媒体を前記排出状態に配置するイジェクト位置との間で移動可能なスライダ、前記一度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記ロック位置にロックするロック機構、及び、前記二度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記イジェクト位置に押出す付勢手段を備え、前記排出状態では、左右一対のスライダが記録媒体の両側面に設けられた各々の前記被係止部と係止した状態が得られる構成とすることができる。
このような構成とすれば、二度目の押し込み操作によって記録媒体が排出状態まで排出された時、左右一対のスライダが記録媒体の両側面に設けられた各々の被係止部と係止しているので、左右の一方に設けられたスライダが記録媒体の一方の側面の被係止部と係止する構成に比して記録媒体を排出状態に保持する保持力が高まり、その結果、記録媒体がスライダによる係止状態を超えて記録媒体用コネクタから飛び出してしまう可能性をより確実に抑制することができる。
特に、一度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて、左右一対の前記スライダの一方のみが前記ロック位置にロックされる構成とすることができる。
このような構成とすれば、スライダがロック位置にロックされている状態で記録媒体に二度目の押し込み操作を加えた際に、左右一対のスライダの双方がロック位置にロックされている構成と比べて、より確実に次の排出操作が行われる。すなわち、左右一対のスライダの双方がロック位置にロックされている構成として記録媒体用コネクタを設計した場合には、左右に設けられたロック/排出機構の精度不足によって、もしも、一方のスライダのみがロック位置にロックされた状態が現出された場合、記録媒体に二度目の押し込み操作を加えた際に、他方のスライダがロック位置にロックされるために、記録媒体が排出されないという事態が発生する虞がある。
本発明によるその他の特徴および利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるであろう。
図1は、本発明の一実施形態としてのカードコネクタ1(記録媒体用コネクタの一例)と、このカードコネクタ1に装着されるメモリーカード50(記録媒体の一例)を示す。ここには、説明のための便宜上、表向き姿勢に配置したメモリーカード50(図の左側)と、裏向き姿勢に配置したメモリーカード50(図の右側)とが同時に示されている。
メモリーカード50の裏面の先端側には11個の端子51が設けられている。また、メモリーカード50の外形輪郭を表面側から見ると、その側の左側の側部は台形状に切り欠かれており、その結果、右側の側面は先端の端面50aに対して直角に延びた一本の直線状辺50bからなるが、左側の側面は、端面50aに対して直角に延びた先端側の第1直線状辺50c、第1直線状辺50cから斜め後方に延びた第2直線状辺50d、及び、第2直線状辺50dから端面50aに対して直角に延びた第3直線状辺50eからなる。そして、メモリーカード50の表面側にはその左右の側面に、一対の係止凹部52a,52b(被係止部の一例)と、一対の被接当部53a,53bが設けられている。一対の係止凹部52a,52bは、それぞれ右側の直線状辺50bと左側の第3直線状辺50eとに位置し、先端の端面50aからは等しい距離に位置する。しかし、一対の被接当部53a,53bについては、前述したように左側の側部が台形状に切り欠かれているために、メモリーカード50を表面側から見た時、左側の第2被接当部53bは右側の第1被接当部53aに比して数mmだけメモリーカード50の基端側に変位して配置されている。
カードコネクタ1は、合成樹脂製のボディ2と、ボディ2に対して連結された金属製のケース3とを有する。ボディ2とケース3とは、挿入されたメモリーカード50を受け入れて支持するハウジング1aを構成している。ボディ2の後端には、挿入されたメモリーカード50の端子51と電気的に接続するコンタクト部4,5が設けられている。
このカードコネクタ1の一番大きな特徴は、ハウジング1aが、メモリーカード50を端子51が下向きの表向き姿勢と端子51が上向きの裏向き姿勢とのいずれで挿入しても、これを受け入れて支持可能である点と、図2に示すように、前記コンタクト部として、メモリーカード50が表向き(ノーマル)姿勢で挿入された時に端子51と接続する第1コンタクト部4と、メモリーカード50が裏向き(リバース)姿勢で挿入された時に端子51と接続する第2コンタクト部5とを別々に備えている点である。このために、ボディ2の後端には、第1コンタクト部4を構成する11個のノーマルコンタクト4aと、第2コンタクト部5を構成する11個のリバースコンタクト5aとが押し嵌めによって取り付けられている(図2を参照のこと)。
図2と図3に示すように、ボディ2の左右の側面付近には、後述するスライダ10,11を摺動自在に受け入れるスライド溝2aが形成されている。また、ボディ2の後端の左右端部付近には、金属板の板金加工によって形成したストッパ部材7a,7b(図5は左側用のストッパ部材7bを示す)が押し嵌めによって取り付けられ、ストッパ部材7a,7bに設けられたバネ支持部7cが夫々、左右のスライド溝2a内に延びている。
また、左右のスライド溝2a内には、スライダ10,11がカードコネクタ1の前後方向に摺動自在に装着されている。右側のスライダ10と左側のスライダ11は、互いに異なる形状を有するが、後述する接当部10b,11bの配置レベルが異なる点を除けば、カードコネクタ1の左右の中心を基準に左右対称の形状を呈している。スライダ10,11は、合成樹脂の一体成形で形成されており、スライド溝2a内を前後方向に摺動移動するスライダ本体10a,11aを有する。スライダ本体10a,11aにおける前後方向の中心付近には、内側に向いて設けられた接当部10b,11bが設けてあり、接当部10b,11bの近傍から前端向きに延びた弾性片10c,11cの先端には爪部10d,11dが形成されている。接当部10b,11bは、メモリーカード50の第1と第2被接当部53a,53bに対応して設けられており、爪部10d,11dは、メモリーカード50の係止凹部52a,52bに対応して設けられている。
また、スライダ10,11には、ハートカム10e,11eと呼ばれる上向きのカム溝が形成されている。ハートカム10e,11eの形状と機能の詳細については後述する。また、ボディ2の各スライド溝2aの前端付近には、スライダ10,11の移動方向に沿って延びたフックピン13の下向きの一端13aがほぼ垂直な軸芯回りで枢支連結されている(図3を参照のこと)。フックピン13のやはり下向きの他端は、ハートカム10e,11eのカム溝に従って左右に移動する倣い軸13bの役目を果たしており、ケース3に板金加工で形成されたバネ板部3gによって、ハートカム10e,11eを構成するカム溝の内のいずれかの箇所に押付けられている。
そして、ストッパ部材7a,7bの各バネ支持部7cにはコイルバネ15(付勢手段の一例)が外嵌支持されており、このコイルバネ15は、スライダ10,11の端面10f,11fをストッパ部材7a,7bの基端部から離間させる方向の付勢力を発揮している。スライダ10,11は、メモリーカード50を装着する際の押し込み操作に基づいて、スライド溝2aの前端と接当した位置(図3に示す状態)と、スライド溝2aの後端と近接した位置(図7などに示す状態)との間でスライド溝2a内を摺動移動する。尚、スライダ10,11のストッパ部材7a,7bと対向する端面10f,11fには、ストッパ部材7a,7bの先端とコイルバネ15の一部とを受け入れる孔(不図示)が形成されている。
ハートカム10e,11eは、互いに異なる形状を有するが、カードコネクタ1の左右の中心を基準に左右対称の形状を呈しているので、右側のスライダ10のハートカム10eについてのみ説明する。図11に示すように、ハートカム10eは、上方に突出した突起部20の周囲にハート形状を呈するように形成された一連のカム溝21を有する。カム溝は、メモリーカード50が挿入されていない時、すなわち、スライダ10がスライド溝2aの前端の初期位置(後述するイジェクト位置と一致する)にある時にフックピン13の倣い軸13bが位置する待機レーン21aと、ユーザーによるメモリーカード50の一度目の押し込み操作に応じて倣い軸13bを待機レーン21aから待機レーン21aと反対側の第1死点S1まで案内する挿入レーン21bと、ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めた時に倣い軸13bを第1死点S1から突起部20の一端に凹部状に形成されたロック凹部S2(ロック機構の一例)まで案内するロックレーン21cと、ユーザーによるメモリーカード50の二度目の押し込み操作に応じて倣い軸13bをロック凹部S2から待機レーン21aと反対側の第2死点S3まで案内する離脱レーン21dと、ユーザーがメモリーカード50の二度目の押し込み力を緩めた時に倣い軸13bを第2死点S3から待機レーン21aへと復帰させるイジェクトレーン21eとからなる。
尚、挿入レーン21bとイジェクトレーン21eとの間には、一度目の押し込み操作に応じて倣い軸13bがイジェクトレーン21eに進入するのを阻止する縦壁w1が形成されており、挿入レーン21bとロックレーン21cとの間には、ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めた時に倣い軸13bが挿入レーン21bに戻ることを阻止する縦壁w2が形成されており、ロックレーン21cと離脱レーン21dとの間には、ユーザーによるメモリーカード50の二度目の押し込み操作に際して倣い軸13bが第1死点S1に戻ることを阻止する縦壁w3が形成されており、離脱レーン21dとイジェクトレーン21eとの間には、ユーザーがメモリーカード50の二度目の押し込み力を緩めた時に倣い軸13bが離脱レーン21dに戻ることを阻止する縦壁w4が形成されている。
ハートカム10e,11eとフックピン13とコイルバネ15とは、一度目のメモリーカード50の押し込み操作に基づいてメモリーカード50を端子51とコンタクト部4(または5)とが接続された挿入状態にロックし、二度目のメモリーカード50の押し込み操作に基づいてメモリーカード50を取り出し可能な排出状態まで排出するロック/排出機構を構成している。
(表向き挿入時の作用)
メモリーカード50を挿入する前の状態では、外力が何も作用していないので、左右のスライダ10,11はいずれもスライド溝2aの前端の初期位置(イジェクト位置)にあり、フックピン13の倣い軸13bは待機レーン21aに位置する。
次に、図6に示すように、メモリーカード50を表向きにした状態でカードコネクタ1のハウジング1a内に挿入すると、先ず、左右のスライダ10,11の弾性片10c,11cの外向きの弾性変形を経て、右側の弾性片10cの爪部10dがメモリーカード50の右の係止凹部52a内に係入し、同時に、左側の弾性片11cの爪部11dがメモリーカード50の左の係止凹部52b内に係入する(初期状態)。この状態では、左右のスライダ10,11はいずれも未だスライド溝2aの前端の初期位置にある。
この状態からユーザーがメモリーカード50に対して一度目の押し込み操作を行うと、図10(イ)からも理解されるように、メモリーカード50の右側に位置する第1被接当部53aが右側のスライダ10の接当部10bと接当することで、スライダ10がコイルバネ15の付勢力に抗してスライド溝2a内で押し込み操作され、同時に、右側のスライダ10のフックピン13の倣い軸13bは待機レーン21aから挿入レーン21bに進入する。メモリーカード50が最も奥まで押し込まれ、ハウジング1aの内面後端に接当すると、フックピン13の倣い軸13bは第1死点S1に案内される。
ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めると、図7(イ)に示すように、コイルバネ15の付勢力によってメモリーカード50はスライダ10と共に僅かにカードコネクタ1の前端側に押し戻され、同時に、スライダ10のフックピン13の倣い軸13bはコイルバネ15の付勢力によってロック凹部S2に押付けられて同箇所にロックされ(この時、スライダ10もロック位置にある)、メモリーカード50は、メモリーカード50の下面に位置する端子51が第1コンタクト部4と電気的に接続した挿入状態にロックされる(第2コンタクト部5は使用されない)。
尚、メモリーカード50の一度目の押し込み操作に際して、メモリーカード50の左側に位置する第2被接当部53bも左側のスライダ11の接当部11bと接当はするが、第2被接当部53bは第1被接当部53aに対して変位配置されているので、この接当は、メモリーカード50の右側の第1被接当部53aとスライダ10との接当に比して若干遅れて実行され、その結果、左側のフックピン13の倣い軸13bは、スライダ11のハートカム11eの挿入レーン21bには進入しても、第1死点S1には到達しないために、ロック凹部S2にも進まず、ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めると、そのまま挿入レーン21b上に保持される。すなわち、一度目の押し込み操作に基づいて、左側のスライダ11はロックされない。また、第2被接当部53bは第1被接当部53aに対して変位配置されているので、メモリーカード50の一度目の押し込み操作に際して、左側のスライダ11はこの変位量と同じ長さだけメモリーカード50に対してカードコネクタ1の前端側に「ずれ」を起こすため、図7(イ)に示されるように、左側の爪部11dはメモリーカード50の係止凹部52bから抜け出している。
次に、ユーザーがメモリーカード50に対して二度目の押し込み操作を行うと、図7(ロ)に示すように、右側のスライダ10のフックピン13の倣い軸13bがロック凹部S2を抜け出して第2死点S3に達する。そして、二度目の押し込み力を緩めると、倣い軸13bは第2死点S3からイジェクトレーン21eに進入し、最終的に待機レーン21aに戻り、これと殆ど同時に、左側のスライダ11のフックピン13の倣い軸13bは、挿入レーン21b上をそのまま待機レーン21aまで戻る。これに応じて、左右のスライダ10,11は各コイルバネ15の付勢力によってイジェクト位置(初期位置)まで真っ直ぐに押出される。この左側のスライダ11のイジェクト位置への復帰の最終過程で、左側の爪部11dもメモリーカード50の係止凹部52bに再び係入するので、メモリーカード50は左右のスライダ10,11の爪部10d,11dによって左右均等に係止された状態で、ユーザーが指で取り出し可能な排出状態まで排出され、図6の状態に戻る。
(裏向き挿入時の作用)
メモリーカード50を裏向きで挿入する際の作用は、一度目の押し込み操作によってメモリーカード50の端子51がハウジング1a内の上方に設けられた第2コンタクト部5と電気的に接続した挿入状態にロックされる点と、一度目の押し込み操作に基づいて、左側のスライダ11がロックされ、右側のスライダ10はロックされない点とを除けば、前述した表向きで挿入する際の作用と基本的に同じである。
すなわち、図8に示すように、メモリーカード50を裏向きにした状態でカードコネクタ1のハウジング1a内に挿入すると、先ず、左右のスライダ10,11の弾性片10c,11cの外向きの弾性変形を経て、右側の弾性片10cの爪部10dがメモリーカード50の右の係止凹部52b内に係入し、左側の弾性片11cの爪部11dがメモリーカード50の左の係止凹部52a内に係入する(初期状態)。この状態では、左右のスライダ10,11は未だいずれもスライド溝2aの前端の初期位置(イジェクト位置)にある。
この状態からユーザーがメモリーカード50に対して一度目の押し込み操作を行うと、図10(ロ)からも理解されるように、メモリーカード50の左側に位置する第1被接当部53aが左側のスライダ11の接当部11bと接当し、スライダ11がコイルバネ15の付勢力に抗してスライド溝2a内で押し込み操作され、同時に、スライダ11のフックピン13の倣い軸13bは待機レーン21aから挿入レーン21bに進入する。メモリーカード50が最も奥まで押し込まれ、ハウジング1aの内面後端に接当すると、フックピン13の倣い軸13bは第1死点S1に案内される。
ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めると、図9(イ)に示すように、コイルバネ15の付勢力によってメモリーカード50はスライダ11と共に僅かにカードコネクタ1の前端側に押し戻され、同時に、スライダ11のフックピン13の倣い軸13bはコイルバネ15の付勢力によってロック凹部S2に押付けられて同箇所にロックされ(この時、スライダ11もロック位置にある)、メモリーカード50は、メモリーカード50の上面に位置する端子51が第2コンタクト部5と電気的に接続した挿入状態にロックされる(第1コンタクト部4は使用されない)。
尚、メモリーカード50の一度目の押し込み操作に際して、メモリーカード50の右側に位置する第2被接当部53bも右側のスライダ10の接当部10bと接当はするが、この接当はメモリーカード50の左側の第1被接当部53aとスライダ11との接当に比して若干遅れて実行され、その結果、右側のフックピン13の倣い軸13bは、スライダ10のハートカム11eの挿入レーン21bには進入しても、第1死点S1には到達しないために、ロック凹部S2にも進まず、ユーザーがメモリーカード50の一度目の押し込み力を緩めると、そのまま挿入レーン21b上に保持される。すなわち、表向き挿入時と異なり、裏向き挿入時には、一度目の押し込み操作に基づいて、右側のスライダ10はロックされない。また、第2被接当部53bは第1被接当部53aに対して変位配置されているので、メモリーカード50の一度目の押し込み操作に際して、右側のスライダ10はこの変位量と同じ長さだけメモリーカード50に対してカードコネクタ1の前端側に「ずれ」を起こすため、図9(イ)に示されるように、右側の爪部10dはメモリーカード50の係止凹部52bから抜け出している。
次に、ユーザーがメモリーカード50に対して二度目の押し込み操作を行うと、図9(ロ)及び図11に示すように、左側のスライダ11のフックピン13の倣い軸13bがロック凹部S2を抜け出して第2死点S3に達し、二度目の押し込み力を緩めると、倣い軸13bは第2死点S3からイジェクトレーン21eに進入し、最終的に待機レーン21aに戻り、これと殆ど同時に、右側のスライダ10のフックピン13の倣い軸13bは、挿入レーン21b上をそのまま待機レーン21aまで戻る。これに応じて、左右のスライダ10,11は各コイルバネ15の付勢力によってイジェクト位置(初期位置)まで真っ直ぐに押出される。この右側のスライダ10のイジェクト位置への復帰の最終過程で、右側の爪部11dもメモリーカード50の係止凹部52bに再び係入するので、メモリーカード50は左右のスライダ10,11の爪部10d,11dによって左右均等に係止された状態で、ユーザーが指で取り出し可能な排出状態まで排出され、図8の状態に戻る。
(組立ての手順)
図2に示すように、ケース3は、概して板状のケース本体3aと、ケース本体3aの側面から直角に下方に延びたケース側部3bとからなり、ケース本体3aの後端の左右端部付近には、断面が概してS字状の一対の嵌合爪3cが下方に突出するように形成されており、嵌合爪3cの更に外側には、前後方向に延びた一対の短いスリット3dが形成されている。また、ケース側部3bには複数の矩形の貫通孔3fが形成されており、ケース側部3bの前端の左右端部付近からは、細板状の係止突起3eがケース3の中央部に向かって水平に延びている。
ボディ2の後端の左右端部付近には、ケース3の嵌合爪3cを受け入れるための切り欠き2B、ストッパ部材7a,7bの基端部(基端部には爪状の上端7dが形成されている)を受け入れるためのスリット2Cが形成されている。また、ボディ2の前端の左右端部付近には、ケース3の係止突起3eを受け入れる係止凹部2Dが形成されており、ボディ2の両側面には、ケース3の貫通孔3f内に嵌まり込む複数の突起2Eが形成されている。さらに、図4に示すように、ボディ2の後端の端面には、各ノーマルコンタクト4aを係止する11個のコンタクト係止部2F、各リバースコンタクト5aを係止する11個の係止部2G、及び、ストッパ部材7a,7bを係止する一対のストッパ係止部2Hとが形成されている。
カードコネクタ1の組立ては、例えば次のような方法で実施することができる。先ず、11個のノーマルコンタクト4aをボディ2の各コンタクト係止部2Fに、そして、11個のリバースコンタクト5aを同じくボディ2の各コンタクト係止部2Gにそれぞれボディ2の後端側から押し嵌めする。次に、各スライダ10,11をボディ2の左右のスライド溝2aに装着し、引き続き、フックピン13をボディ2とスライダ10,11との間に装着する。これには、フックピン13の一端13aがボディ2の各スライド溝2aの前端に枢支連結され、フックピン13の他端13bがスライダ10,11のハートカム10e,11eの待機レーン21aに位置するように装着すれば良い。
次にケース3をボディ2に固定するが、これは次のような方法で実施される。先ず、ケース3の係止突起3eがボディ2の前端よりも僅かに前方寄りに変位した状態でケース3をボディ2の上に被せる。次に、ケース本体3aをボディ2の上面に押付けながら、ケース3をボディ2に対してボディ2の後端向きに相対移動させると、ケース3の係止突起3eがボディ2の係止凹部2Dと係止され、同時に、ケース3の嵌合爪3cがボディ2の切り欠き2Bに嵌まり込み、ケース3のボディ2に対する固定が完了する。
そして、各コイルバネ15を、ボディ2の後端のストッパ係止部2Hに形成された丸い貫通孔(図4を参照)を介して、ボディ2の後端側からスライド溝2a内に挿入すると、コイルバネ15の一端がスライダ10,11の端面10f,11fの前記孔内に挿通される。次に、ストッパ部材7a,7bのバネ支持部7c(図5を参照)をストッパ係止部2Hの前記貫通孔に挿通し、最後に、ストッパ部材7a,7bの爪状の上端7dがケース3のスリット3d内に進入するように、ストッパ部材7a,7bの基端部をストッパ係止部2Hに押し嵌めする。
このストッパ部材7a,7bの爪状の上端7dとケース3のスリット3dとの間の係止に基づいて、ケース3のボディ2に対する抜け止め固定と、ストッパ部材7a,7bのボディ2に対する抜け止め固定とが同時に完了することになる。この固定が完了すると、ケース3の左右のバネ板部3gがフックピン13の前記他端付近を下向きに弾性的に押さえ付け、その結果、フックピン13の倣い軸13bは、ハートカム10e,11eの待機レーン21aに押付けられる。
カードコネクタとメモリーカードを示す斜視図 カードコネクタの分解斜視図 カードコネクタのボディに取り付けられた状態の各部品を示す斜視図 各部品を取り付ける前のボディを斜め後方から見た斜視図 一方のストッパ部材の斜視図 メモリーカード(表向き)が初期位置(イジェクト位置)にある時の平面図 メモリーカード(表向き)に押し込み操作を加えた時の作用を示す平面図 メモリーカード(裏向き)が初期位置(イジェクト位置)にある時の平面図 メモリーカード(裏向き)に押し込み操作を加えた時の作用を示す平面図 メモリーカードに押し込み操作を加えている時の状態を示す正面図 ハートカムの作用を示す平面図
符号の説明
1 カードコネクタ(記録媒体用コネクタ)
1a ハウジング
4 第1コンタクト部
5 第2コンタクト部
10,11 スライダ
10b,11b 接当部
10d,11d 爪部
10e,11e ハートカム(ロック/排出機構)
S2 ロック凹部(ロック機構)
13 フックピン(ロック/排出機構、ロック機構)
15 コイルバネ(ロック/排出機構、付勢手段)
50 メモリーカード(記録媒体)
51 端子
52a,52b 係止凹部(被係止部)
53a,53b 被接当部

Claims (5)

  1. 挿入された記録媒体を受け入れて支持するハウジングと、挿入された記録媒体の端子と電気的に接続するコンタクト部とを備えた記録媒体用コネクタであって、
    前記ハウジングは、記録媒体が前記端子を下方に向けた表向き姿勢と前記端子を上方に向けた裏向き姿勢とのいずれで挿入されても受け入れて支持可能に設けられており、前記コンタクト部として、記録媒体が前記表向き姿勢で挿入された時に前記端子と接続する第1コンタクト部と、記録媒体が前記裏向き姿勢で挿入された時に前記端子と接続する第2コンタクト部とを備えている記録媒体用コネクタ。
  2. 一度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて記録媒体を前記端子と前記コンタクト部とが接続された挿入状態にロックし、二度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて記録媒体を取り出し可能な排出状態まで排出するロック/排出機構が、記録媒体の表裏いずれの挿入姿勢でも機能するように、記録媒体の左右両側面に設けられた一対の被係止部に対応して前記ハウジングの両側部に設けられている請求項1に記載の記録媒体用コネクタ。
  3. 前記ロック/排出機構は、記録媒体の側面に設けられた被係止部と係止可能で、係止された記録媒体を前記挿入状態に配置するロック位置と、記録媒体を前記排出状態に配置するイジェクト位置との間で移動可能なスライダ、前記一度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記ロック位置にロックするロック機構、及び、前記二度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記イジェクト位置に押出す付勢手段を備え、前記付勢手段による前記スライダの前記押出し操作では、左右一対の前記付勢手段が前記スライダを介して記録媒体を排出する請求項2に記載の記録媒体用コネクタ。
  4. 前記ロック/排出機構は、記録媒体の側面に設けられた被係止部と係止可能で、係止された記録媒体を前記挿入状態に配置するロック位置と、記録媒体を前記排出状態に配置するイジェクト位置との間で移動可能なスライダ、前記一度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記ロック位置にロックするロック機構、及び、前記二度目の押し込み操作に応じて前記スライダを前記イジェクト位置に押出す付勢手段を備え、前記排出状態では、左右一対のスライダが記録媒体の両側面に設けられた各々の前記被係止部と係止した状態が得られる請求項2に記載の記録媒体用コネクタ。
  5. 一度目の記録媒体の押し込み操作に基づいて、左右一対の前記スライダの一方のみが前記ロック位置にロックされる請求項3又は4に記載の記録媒体用コネクタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007094507A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd メモリカード保持構造
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