JP2005243332A - 電子制御ユニット - Google Patents

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一生 鳥羽
Shinji Ogawa
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Abstract


【課題】 アース経路を形成するに際して、製造コストの低減を図る。
【解決手段】 バスバー31とカラー21との接触部分をインサート成形によりケース10内に埋設した。アース経路の形成に際し、汎用部品であるカラー21とバスバー31を用意すれば足りるので、アルミダイキャスト製の専用部品を新規に製造せずに済む。ケース10の外面に露出するカラーの端面にバスバーを重ねる場合、バスバーの突出分だけ金型の内壁を凹ませる必要が生じるため、金型の形状が複雑になって金型コストが高くなるが、バスバー31とカラー21との接触部分をケース10内に埋設したので、金型の内壁が複雑になるのを回避できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子制御ユニットに関するものである。
合成樹脂製のケース内に電子制御回路を収容し、車両のボディに取り付けて用いられる電子制御ユニットにおいて、電子制御回路のアース回路をボディに接続させる手段として、以下のようなものが提案されている。
これは、ケースをボディに取り付ける場合の取付孔に嵌装される金属製のカラーを利用している。即ち、ケースには取付孔が貫通して形成され、その取付孔に通したねじをボディにねじ込むことによってケースが固定されるようになっており、その取付孔の内周には、強度確保等のために金属製のカラーが配される。そして、図7に示すように、この金属製のカラー1と、ケース2の内部に位置して電子制御回路からのアース線をねじ止めして接続できる金属製ナット3とを、連結部4で連結した形態のアース用部材5をアルミダイキャスト等により、予め製造しておき、このアース用部材5をケース2内にインサート成形により埋設した構造となっている。
かかるアース手段によれば、アース線をアース用部材5の金属製ナット3に接続しておいて、ケース2をボディに固定すると、アース線は、アース用部材5の金属製カラー1を介してボディに電気的に接続され、アースが取られた状態とされる。
尚、合成樹脂製のケース内に、電子制御回路を収容した構造であって、車両のボディに取り付けて用いられる電子制御ユニットとしては、特許文献1等に開示されているものがある。
特開2000−159084公報
上記の従来方法では、アース経路を形成するに当たり、電子制御ユニットそのものの構造がシンプルにまとまる等の利点は得られるものの、アルミダイキャスト製の専用のアース用部材5を製造しなければならないために、製造コストが高くつく嫌いがあり、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、アース経路を形成するに際して、製造コストを低減することを目的としている。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、合成樹脂製のケース内に電子制御回路を収容し、前記ケースに形成した取付孔に通したビスによりボディに取り付けられるようになっている電子制御ユニットにおいて、
前記電子制御回路のアース回路に接続されるバスバーと、前記取付孔の内周に沿って配される金属製のカラーとを備え、
前記バスバーと前記カラーとが互いに接触した状態で、インサート成形により前記ケースと一体化されているとともに、前記バスバーと前記カラーとの接触部分が前記ケースの内部に埋設されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記カラーと前記バスバーには、互いに嵌合することで前記カラーと前記バスバーとを接触状態に保持する保持手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記保持手段は、前記バスバーが前記カラーに対してその軸線方向へ変位するのを規制可能な変位規制手段を備えているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
電子制御回路のアース回路は、バスバー、カラー、取付孔に貫通されるビスを介してボディに電気的に接続された状態となり、電子制御回路がアースされる。アース経路を形成するに際しては、汎用部品である金属製のカラーと金属板材からなるバスバーを用意すれば足りるので、アルミダイキャスト製の専用部品を新規に製造する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
また、通常、カラーの端面はケースの外面において面一状に露出した形態とされるが、もし、バスバーをカラーの露出面に重ねるようにした場合には、そのバスバーがケースの外面から突出することから、バスバーと対応する部分だけ金型のキャビティの内壁を凹ませる必要が生じるため、金型の形状が複雑になって金型コストが高くなることが懸念される。しかし、本発明では、バスバーとカラーとの接触部分がケースの内部に埋設されるようにしたので、ケースの外面においてバスバーが突出することがなく、金型のキャビティの内壁の形状が複雑になるのを回避し、金型コストの低減を図ることが可能である。
<請求項2の発明>
保持手段によってバスバーとカラーを接触状態に保持するようにしたので、インサート成形の際に射出圧によってバスバーとカラーが離間する虞はない。
<請求項3の発明>
バスバーはカラーに対して軸線方向に変位することがないので、バスバーがケースの外面に露出することを確実に防止することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態の電子制御ユニットAは、合成樹脂製のケース10、金属製のカラー20,21、金属製のバスバー30,31を備えている。
ケース10は上面開放の方形をなす扁平な箱状をなしており、その内部には、電子部品41が実装されたプリント回路基板40(本発明の構成要件である電子制御回路)が収容されている。また、ケース10の前面(図1における斜め左下方を向いた面)には、ワイヤーハーネスのコネクタ(図示せず)との嵌合手段であるフード部11が形成されている。ケース10の上面の開口には、カバー45が被せられるようになっている。
ケース10の四隅には、上下方向に貫通する円形の取付孔12が形成されているとともに、各取付孔12の内周にはインサート成形によってケース10と一体化された金属製のカラー20,21が嵌合された形態で配置されている。カラー20,21の上下方向(軸線方向)の両端面は、ケース10の上面と下面において面一状をなすように露出している。また、カバー45の四隅にも、ケース10の取付孔12と対応する貫通孔46が形成されている。
電子制御ユニットAを車両のボディBに取り付ける際には、図4に示すように、ケース10をボディBの上面に載置して位置決めするとともにケース10の開口にカバー45を被せた状態で、カバー45の上からビス47を貫通孔46と取付孔12に差し込み、そのビス47をボディBの雌ネジ孔Baに螺合して締め付ける。すると、ケース10とカバー45がビス47の頭部47aとボディBとの間で上下に挟み付けられ、もって、電子制御ユニットAがボディBに固定させる。このとき、ボディBに螺合されているビス47の頭部47aがカラー20,21の上端面に接触するとともに、カラー20,21の下端面がボディBの上面に接触することにより、カラー20,21とボディBとが電気的に導通可能な状態に接続されるようになっている。そして、後述するように、4つのカラー20,21のうち1つのカラー21が、プリント回路基板40のアース回路(図示せず)をボディBに接続させるアース手段として機能する。
さて、ケース10には、プリント回路基板40の制御回路(図示せず)及びプリント回路基板40のアース回路に接続される複数のバスバー30,31(図1では3本のバスバーを示しているが、バスバーの数は2本以下、又は4本以上としてもよい)が一体化された状態で設けられている。そして、これらの複数のバスバー30,31のうちアース回路に接続される1本のバスバー31が、上記したカラー21と共にプリント回路基板40をボディBにアースさせるためのアース手段として機能する。
以下、アース用のバスバー31、アース用のカラー21、及びそのバスバー31とカラー21との接続構造について説明する。
アース用として供されない3本のカラー20は、軸線方向において外径が一定の円筒形をなす。これに対し、アース用として用いられるカラー21は、図2及び図3に示すように、全体として円筒状をなすが、その外周における中間高さ(軸線方向における中央位置)には、同心状に小径とした円形をなす嵌合部22(本発明の構成要件である保持手段)が形成されている。嵌合部22の外周は、その上方部分及び下方部分の外周に対して段差状に縮径した形態であり、その嵌合部22の段差状をなす上下両端面は、後述するバスバー31の上下方向(カラー21の軸線方向)への変位を規制するための係止面23(本発明の構成要件である変位規制手段)となっている。
アース用のバスバー31は、所定形状に打ち抜いた一定厚さの板材を曲げ加工して製造されたものである。バスバー31は、図2及び図3に示すように、板厚方向を前後方向に向けると左右方向に延びる細長い本体部32と、この本体部32の左端から後方へ延出する略L字形の接続部33とを備えている。接続部33は、本体部32の下端縁から後方へ水平に延出する水平部34と、その延出部の水平部34から上方へ立ち上がるタブ部35とからなり、このタブ部35がプリント回路基板40のアース回路に接続される。
本体部32の右端には、右方へ延出する形態の弧状部36(本発明の構成要件である保持手段)が形成されている。弧状部36は、本体部32の右端をそのまま延長させた部分を曲げ加工したものであって、軸線を上下方向(カラー21の軸線と平行)に向けるとともに、弧の内部空間を前方へ開放させた形態の円弧状をなしている。弧状部36にの板厚方向は径方向と同方向の向きとされており、これにより、弧状部36は、径寸法(円弧の曲率)を大小変化させるように弾性変形し得るようになっている。弧状部36と本体部32との連続部分、即ち弧状部36の内周面と本体部32の前面とは弧状面37を介して滑らかに連なっている。弧状部36の内径は、カラー21の嵌合部22の外径と同じかそれよりも少し小さい寸法とされている。
この弧状部36の上下両端面は、本体部32に対して同じ高さで面一状に連なる当接面38(本発明の構成要件である変位規制手段)となっている。上下両当接面38の間の間隔、即ち弧状部36の上下方向の寸法は、嵌合部22の上下方向と同じ寸法(弧状部36が嵌合部22に対して上下方向にガタ付きなく嵌合し得る寸法)とされている。また、嵌合部22に嵌合した状態における弧状部36の外径寸法は、カラー21の最大の外径寸法よりも小さい寸法とされている。
さらに、弧状部36の左端縁(本体部32とは反対側の端縁)には、弧状部36の略径方向外向きに短く延出する耳部39が形成されている。この弧状部36と耳部39との連続部分、即ち弧状部36の内周面と耳部39の前面とは弧状面37を介して滑らかに連なっている。また、耳部39の上下両端面は、弧状部36の上下両端の当接面38に対して面一状に連なっている。
上記カラー21とバスバー31は、弧状部36を弾性的に拡開変形させつつ嵌合部22に対して径方向外側から嵌め込むことによって組み付けられている。組付けの際には、弧状面37が嵌合部22の外周面に対して摺接することにより、弧状部36は、嵌合部22に対して引っ掛かりを生じることなく、円滑に拡径変形することができる。
組付けられた状態では、弧状部36がその弾性復元力により縮径変形し、この弧状部36の弾力により、バスバー31がカラー21に対して径方向へ離脱するのが規制される。さらに、弧状部36の上下両当接面38が嵌合部22の上下両係止面23に当接することにより、バスバー31がカラー21に対して軸線方向(上下方向)に変位することが規制される。以上により、バスバー31とカラー21が、周方向への相対変位のみを許容され、且つ軸線方向と径方向への変位を規制された位置決め状態に保持される。また、弧状部36の内周面が嵌合部22の外周面に対して面接触状態で密着するように当接し、これにより、カラー21とバスバー31とが電気的に導通可能な状態に接続されるのであり、この接触状態は、上記した嵌合部22と弧状部36との嵌合によって保持される。
このバスバー31とカラー21との組付けは、ケース10を樹脂成形する前に予め完了しておき、この組み付けられたバスバー31とカラー21は、ケース10を成形するための金型(図示せず)にセットされる。そして、金型を型締めした後、金型内に溶融樹脂を注入し、その樹脂が冷却されて固化した後、型開きすれば、バスバー31とカラー21が一体化された状態のケース10が得られる。ケース10の内部には、カラー21の全体と、カラー21とバスバー31との接続部分、即ちバスバー31のうち弧状部36と本体部32が、ケース10の内部に埋設された状態となる。尚、バスバー31のうちタブ部35はケース10内には埋設されず、ケース10の内部空間、即ちプリント回路基板40が収容される空間内に露出した状態で臨む。
かかるケース10とケース10の開口部に被せたカバー45とを、上記のようにビス47を用いてボディBに取り付けると、ケース10内のアース回路が、バスバー31のタブ部35、水平部34、本体部32、弧状部36、カラー21、ビスを介してボディBに接続され、これにより、アース回路がボディBに接地される。
上述のように、本実施形態の電子制御ユニットAは、合成樹脂製のケース10内にプリント回路基板40を収容し、ケース10に形成した取付孔12に通したビス47によりボディBに取り付けられるようにしたものであって、プリント回路基板40のアース回路に接続されるバスバー31と、取付孔12の内周に沿って配される金属製のカラー21とを、互いに接触させた状態で、インサート成形によりケース10と一体化させている。つまり、本実施形態の場合、アース経路を形成するに際して、汎用部品である金属製のカラー21と金属板材からなるバスバー31を用意すれば足りるのである。したがって、アルミダイキャスト製の専用部品を新規に製造する必要がなく、コストの低減を図ることができる。
また、カラー21の上下両端面はケース10の外面において面一状に露出した形態とされているが、もし、アース用のバスバーをカラーの露出面に重ねる形態とした場合には、そのバスバーがケースの外面から突出することから、バスバーと対応する部分だけ金型のキャビティの内壁を凹ませる必要が生じるため、金型の形状が複雑になって金型コストが高くなることが懸念される。
しかし、本実施形態では、バスバー31とカラー21との接触部分(嵌合部22と弧状部36)がケース10の内部に埋設されるようにしたので、ケース10の外面においてバスバー31が突出することがなく、金型のキャビティの内壁の形状が複雑になるのを回避し、金型コストの低減を図ることが可能である。
また、嵌合部22と弧状部36とに嵌合によってバスバー31とカラー21を接触状態に保持するようにしたので、インサート成形の際に射出圧によってバスバー31とカラー21が離間する虞はない。
また、保持手段としての嵌合部22と弧状部36には、バスバー31がカラー21に対してその軸線方向へ変位するのを規制可能な変位規制手段としての係止面23と当接面38が設けられているので、インサート成形の際の射出圧によってバスバー31がカラー21に対して軸線方向に変位することがなく、バスバー31がケース10の外面に露出することが確実に防止されている。
また、カラー21及び嵌合部22(カラー21の保持手段)を上下方向(軸線方向)において対称な形状としたので、バスバー31とカラー21とを組み付ける際に、カラー21の上下の向きを考慮する必要がなく、バスバー31との組付けを行う際の作業性に優れている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図5、図6を参照して説明する。
本実施形態2の電子制御ユニットCは、カラー50とバスバー60を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態2のアース用のカラー50は、アース用として用いられない他の3本のカラー50と同じく、軸線方向(上下方向)における全長に亘って外径が一定の円筒形をなす。カラー50の外周のおける中央高さの部分(軸線方向における中央位置)は、位置決め部52(本発明の構成要件である変位規制手段)を兼ねた嵌合部51(本発明の構成要件である保持手段)となっている。
一方、金属板材からなるバスバー60は、実施形態1のバスバー31と同様の形態の本体部61、及び水平部63とタブ部64とからなるL字形の接続部62とを有し、本体部61における接続部62とは反対側の端部に円環部65(本発明の構成要件である嵌合部51)が一体に形成されている。円環部65は、板厚方向が上下方向を向くように水平に形成され、その中心孔66の内径はカラー50の外径よりも大きい寸法とされている。この円環部65(中心孔66)の内周には、周方向において等角度間隔を空けた複数位置(本実施形態では3カ所であるが、4カ所以上としてもよい)から中心に向かって三角形状に突出するとともに、円環部65に対して面一状に連なる形態の食い込み部67が形成されている。食い込み部67の突出端は円環部65と同心円周(図示せず)上に配置されており、その食い込み部67の突出端同士を結ぶ円の直径は、カラー50の外周の嵌合部51の外径よりも僅かに小さい寸法とされている。
かかるバスバー60は、その円環部65をカラー50に対してその軸線方向に圧入させることで嵌合される。また、円環部65の食い込み部67をカラー50の嵌合部51と対応するように位置させる。これにより、複数の食い込み部67が嵌合部51に対して径方向に食い込み、この食い込み作用によって、カラー50に対するバスバー60の軸線方向、周方向及び径方向のいずれの方向への相対変位が規制され、バスバー60とカラー50とが接触状態に保持される。
このように組み付けたバスバー60とカラー50は、ケース10を金型成型する際にインサート成形によってケース10と一体化されるとともに、バスバー60とカラー50との接触部分、即ち嵌合部51と円環部65との嵌合部分はケース10の内部に埋設された状態となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態1,2ではカラーを円形断面の筒体(円筒形)としたが、本発明によれば、カラーが非円形の断面をなす筒体であってもよい。
(2)上記実施形態1,2ではカラー及びカラーの保持手段を上下方向(軸線方向)において対称な形状としたが、本発明によれば、カラーとその保持手段が軸線方向において非対称な形態としてもよい。
(3)上記実施形態1,2ではカラーにおける保持手段を軸線方向における中央位置に配したが、本発明によれば、保持手段を軸線方向における中央からいずれかの端部側へずれた位置に配してもよい。
(4)上記実施形態1ではバスバーの保持部がカラーに対して周方向に変位し得るようにしたが、本発明によれば、バスバーの保持部がカラーに対して周方向に変位しないようにしてもよい。
(5)上記実施形態1ではバスバーの保持部がカラーに対して軸線方向に変位しないようにしたが、本発明によれば、バスバーの保持部がカラーに対して軸線方向に変位し得るようにしてもよい。
(6)上記実施形態1,2ではバスバーの保持手段がカラーに対して径方向に変位しないようにしたが、本発明によれば、バスバーの保持手段がカラーに対して径方向に変位し得るようにしてもよい。
(7)本発明によれば、保持手段として、ネジ部の係合構造を適用することもできる。
(8)上記実施形態1では嵌合部に嵌合した状態における弧状部の外径寸法をカラー最大の外径寸法よりも小さい寸法としたが、本発明によれば、嵌合部に嵌合した状態における弧状部の外径寸法を、カラー最大の外径寸法と同じかそれよりも大きい寸法としてもよい。
実施形態1の斜視図 実施形態1においてバスバーとカラーを分離させた状態の斜視図 実施形態1においてバスバーとカラーを嵌合させた状態の斜視図 実施形態1におけるバスバーとカラーの接続部分をあらわす部分拡大断面図 実施形態2においてバスバーとカラーを分離させた状態の斜視図 実施形態2におけるバスバーとカラーの接続部分をあらわす部分拡大断面図 従来例の断面図
符号の説明
A…電子制御ユニット
10…ケース
21…カラー
22…嵌合部(保持手段)
23…係止面(変位規制手段)
31…バスバー
36…弧状部(保持手段)
38…当接面(変位規制手段)
40…プリント回路基板(電子制御回路)
B…ボディ
C…電子制御ユニット
50…カラー
51…嵌合部(保持手段)
52…位置決め部(変位規制手段)
60…バスバー
65…円環部(保持手段)
67…食い込み部(変位規制手段)

Claims (3)

  1. 合成樹脂製のケース内に電子制御回路を収容し、前記ケースに形成した取付孔に通したビスによりボディに取り付けられるようになっている電子制御ユニットにおいて、
    前記電子制御回路のアース回路に接続されるバスバーと、前記取付孔の内周に沿って配される金属製のカラーとを備え、
    前記バスバーと前記カラーとが互いに接触した状態で、インサート成形により前記ケースと一体化されているとともに、前記バスバーと前記カラーとの接触部分が前記ケースの内部に埋設されていることを特徴とする電子制御ユニット。
  2. 前記カラーと前記バスバーには、互いに嵌合することで前記カラーと前記バスバーとを接触状態に保持する保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子制御ユニット。
  3. 前記保持手段は、前記バスバーが前記カラーに対してその軸線方向へ変位するのを規制可能な変位規制手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の電子制御ユニット。
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JP2021002938A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社ケーヒン 電力変換装置

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