JP2005240504A - コンクリート節杭の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端板どうしのボルト接合等が可能な大径の端板が一体化されたコンクリート節杭を効率よく安価に製造する。
【解決手段】
型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分23を有する開閉可能な円筒型枠21を用い、軸部径より大径の拡径端板2aを有するコンクリート節杭を製造する。一端の拡径端板2aを円筒型枠23の下型枠の一端に固定し、他端の拡径端板2aを節部成形部分23の一つにセットし、両拡径端板2a間に鉄筋籠を構成する主筋11aの端部を定着させる。コンクリートを充填して、円筒型枠23の上型枠を被せ、節部成形部分23にセットした拡径端板2aを緊張板12および緊張ロッド13を介して緊張し、主筋11aに緊張力を導入した状態で遠心成形する。養生後、脱型することで、拡径端板2aを有するコンクリート節杭にプレストレスが導入される。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、基礎杭等として利用されるコンクリート節杭、特に軸部外径より外径の大きい端板を備えたコンクリート節杭の製造方法に関するものである。
既製杭としてのプレストレスト高強度コンクリート杭(PHC杭)の製造においては、生産効率等の利点から遠心成形方法と蒸気養生等と組み合わせた製造方法が広く利用されている。
その場合、型枠にセットした端板(端部金具)に鉄筋籠の主筋を定着させてコンクリート充填し、一方の端板を固定した状態で他方の端板に取り付けた緊張板を介して主筋に緊張力を与え、その状態で円筒型枠を軸回りに回転させることで遠心成形するのが一般的である。この端板は、従来、鉄筋の定着の目的の他、製造されたPC杭どうしを溶接等で継ぎ足す場合等にも利用されている。
ところで、PC杭としては、軸部と該軸部より径が大きい節部とを有する摩擦支持力の大きいコンクリート節杭が利用されることも多いが、従来からの一般的な節杭は、両端部に節部が設けられていない形状であるため、杭先端部での大きな先端支持力が得難い、節杭どうしまたは節杭と他の既製杭どうしを上下に継ぎ足す場合、上述のように端板どうしを溶接して連結するが、連結部分の外径が節部径よりも小さく連結部分の曲げ耐力が小さい、といった問題があった。
これらの問題に対し、本願の出願人による特許文献1には、両端部を拡径し、連結部分が節部となる杭構成体が記載されている。
また、既製杭どうしの連結構造に関しては、特許文献2に、杭端部に筒部材を係合させ、端板としての筒部材の端部に溶接した杭本体部の径より大きい径の円形プレートどうしをボルト接合することで、上下のコンクリート杭どうしを無溶接で連結する構造が記載されている。
この他、特許文献3には、既製コンクリート杭の端部に設けられる端板を杭本体部の径より大径とし、その外周部に形成したボルト挿通孔を利用して上下のコンクリート杭どうしを、ボルト接合により無溶接で接合できるようにした構造が記載されている。
一方、本願の出願人による特許文献4には、端板を節杭製造用型枠の節部成形部分にセットし、端板の傾きや位置ずれのない状態で、端部(両端または少なくとも一方の端部)に節部を有する、先端支持力や連結部の耐力に優れたコンクリート節杭を製造する方法およびそのための製造用型枠が記載されている。
特公昭62−061731号公報 特開平08−041871号公報 特開2001−011851号公報 特許第2547088号公報
上述した特許文献2や特許文献3記載の発明は、上下の杭を連結する場合において、杭本体部より大径のプレートどうしをボルト接合できるようにすることで、連結のためのコストの低減や接合強度の向上を図ったものである。
また、コンクリート節杭を考えると、端板の径を節杭の節部の外径と一致またはほぼ一致する外径とすれば、杭どうしの連結が安価で容易となるだけでなく、端板に節部の機能を期待することができる。さらに、先端部の端板を拡径することで、先端支持力の増大が期待できる。
しかし、特許文献2記載の発明では、端板に後から大径のプレートを溶接する必要があり、その分の製作手間がかかることや、溶接部の信頼性に問題がある。
また、特許文献3記載の発明は、端板自体が大径となっているため、部品の節約になるが、製作上、既製コンクリート杭本体と端板との一体化の問題があり、特に遠心成形によって杭を製造する場合には、大径の端板を取り付けるために特殊な型枠が必要となり、製造コストが増すといった問題がある。
本願発明は、従来技術における上述のような課題の解決を図ったものであり、端板どうしのボルト接合等が可能な大径の端板が一体化されたコンクリート節杭を効率よく安価に製造することができるコンクリート節杭の製造方法を提供することを目的としている。
本願の請求項1に係る発明は、軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径の大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端側にセットした端板と、前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするものである。
円筒型枠自体の基本的な構成については、背景技術の項で述べた特許文献4に記載されているような両端部に節部を形成するための遠心成形用の円筒型枠、あるいは両端部が節部ではなく軸部である従来の一般的なコンクリート節杭の製造に用いられる円筒型枠と同様の構成のものを用いることができる。
端板は、通常、円筒状の側板とともにキャップ状の端部金具を構成し、端板の部分に主筋の端部を定着させるための係合孔等が形成されている。その状態で端板に接続した緊張装置により主筋に緊張力を与え、型枠内に充填されたコンクリートの養生、硬化後、脱型することで、プレテンション方式で杭体にプレストレスが導入される。
本願発明は、少なくとも一端については、特許文献4のようにコンクリート節杭の端部に節部を形成するのではなく、軸部に対して軸部より径の大きい拡径端板を設けたコンクリート節杭の製造に用いられる。
拡径端板は、例えば特許文献3記載の発明における端板と同様に、溶接によらないボルト接合用の接合プレート等として利用することができる。さらに、拡径端板の外径をコンクリート節杭の節部の外径とほぼ同一の外径とすれば、節部の代用として支持力増大効果を期待することもできる。
その他、接合プレートとしてではなく、拡径端板をコンクリート節杭の先端位置に用いれば、特許文献1のようにコンクリート節杭の先端部に節部がある場合と同様に先端支持力の増大が図れる。
また、拡径端板を杭頭位置に用い、杭頭アンカー筋を取り付けるための接合プレートとして利用することもできる。
本願の請求項2に係る発明は、軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径が大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭を複数本同時に製造するコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端側にセットした端板と、前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行うとともに、前記拡径端板と接合したもう一つの拡径端板と、他の端板との間にも、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするものである。
本願発明では、拡径端板の外径がその拡径端板の取り付けられている軸部の外径より大きいため、一つの円筒型枠において同時に製造される複数(2本の場合が主)のコンクリート節杭のうち、隣り合う状態で製造されるコンクリート節杭の拡径端板を、1つの節部成形部分内にセットし、軸部径より外側でボルト接合、点溶接、挟着その他の接合方法により接合することができる。
その状態で、円筒型枠の一端でその端部側の端板を固定し、他端でその端部側の端板に緊張装置を接続し、コンクリートの充填後、緊張力を与えれば、複数のコンクリート節杭全長にわたって主筋を緊張することができる。
その後、請求項1と同様に、遠心成形、養生を行い、拡径端板どうしのボルト接合を解くことで複数本のコンクリート節杭を同時に製造することができる。
コンクリート節杭製造後の拡径端板の利用については、上述した請求項1の場合と同様である。
請求項3は、請求項2に係るコンクリート節杭の製造方法において、前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板と前記拡径端板と接合したもう一つの拡径端板の軸部の径より外側には複数の貫通孔が設けられており、これらの拡径端板どうしを前記貫通孔を利用してボルト接合する場合を限定したものである。
この場合、節部成形部分にセットされる拡径端板どうしの接合作業が極めて容易となり、成形後はボルトを外すことで同時に成形された複数本のコンクリート節杭どうしを容易に分離することができる。
請求項4に係る発明は、軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径の大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端に形成されている軸部成形部分の端部外側に前記拡径端板を係止し、該円筒型枠内にセットした他の端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするものである。
この請求項4は、拡径端板の外径が軸部径より大きいことを利用して円筒型枠の端部に係止し、型枠の軸部成形部分と固定板との間に挟み込むようにして、固定側の端板(この場合は拡径端板)の型枠へ固定を容易にしたものである。
なお、主筋の緊張状態では、固定側の拡径端板が円筒型枠の軸部成形部分の端面に密着するため、通常、充填したコンクリートの漏出等の問題はないが、緊張力を与える前の状態においてコンクリートの漏出等の恐れがある場合には、この部分にゴム製のパッキング材を介在させる等して対処することができる。
請求項5は、請求項1〜4に係るPC杭の製造方法において、前記拡径端板の外径が前記節部の外径とほぼ同一である場合を限定したものである。
拡径端板の外径を節部の外径とほぼ同一とすることによる一番の利点は、拡径端板部分を節杭の節部の代用として利用できる点であり、杭の支持力の増大が図れる。
請求項6は、請求項1、2、4または5に係るコンクリート節杭の製造方法において、前記拡径端板の軸部の径より外側には複数の貫通孔が設けられている場合である。
コンクリート節杭どうしあるいはコンクリート節杭と他の既製杭を接続する場合に、この貫通孔を利用して杭どうしをボルト接合することができる。その他、貫通孔を杭頭アンカー筋等の取り付けに利用することもできる。
請求項7は、請求項1〜6に係るコンクリート節杭の製造方法において、前記拡径端板がコンクリート節杭どうしまたはコンクリート節杭と他の既製杭をボルト接合するための接合プレートを兼ねている場合を限定したものである。
拡径端板が接合プレートを兼ねることで、製造されたコンクリート節杭自体は、特許文献3に記載されたものと同様の構成のものとなり、上下のコンクリート杭どうしを、ボルト接合により無溶接で接合できる。
本願発明の場合、そのような構成のコンクリート節杭を、節杭製造用の円筒型枠を用いた遠心成形により、効率よく安価に製造することができる。
請求項8は、請求項1〜6に係るコンクリート節杭の製造方法において、前記拡径端板が杭頭アンカー筋を取り付けるための接合プレートを兼ねている場合を限定したものである。
拡径端板が単一のコンクリート節杭の杭頭部にくるように、あるいは拡径端板がコンクリート節杭どうしまたはコンクリート節杭と他の既製杭とを上下に連結した場合の杭頭部にくるようにすることで、その拡径端板の外周部に杭頭アンカー筋をボルト接合等により取り付けることができ、安定した杭頭接合部を効率よく安価に構築することができる。
本願発明のコンクリート節杭の製造方法によれば、節杭製造用の円筒型枠を用いた遠心成形により、拡径端板を有するコンクリート節杭を効率よく製造することができる。また、従来の節杭製造用の円筒型枠を利用することもできるため、製造コストを抑えることができる。
請求項2の場合、拡径端板を有するコンクリート節杭を複数本同時に製造することができ、また請求項3のように節部成形部分を利用した拡径端板どうしをボルト接合した場合には、プレストレスの導入および同時に成形された複数本のコンクリート節杭の分離が非常に容易となる。
請求項4の場合、拡径端板を型枠の軸部成形部分と固定板との間に挟み込むようにして固定するため、固定側の端板の型枠へ固定が非常に簡単である。また、この場合、節部径より大径の端板を採用することもできる。
請求項5の場合、拡径端板の外径が節部の外径とほぼ同一であるため、拡径端板部分を節杭の節部の代用として利用でき、杭の支持力の増大が図れる。この場合、軸部径の外側でボルト接合するため、連結作業が容易である。
請求項6の場合、貫通孔を杭どうしのボルト接合や杭頭アンカー筋の取り付けなどに利用することができる。
請求項7は、拡径端板を節部としての機能を有する他、拡径端板を杭どうしを接合するための接合プレートとしても用いる場合であり、特許文献3記載の発明と同様、無溶接での既製杭どうしの接合が可能となる。
請求項8は、杭頭部に位置する拡径端板に杭頭アンカー筋を取り付ける場合であり、現場における杭頭施工を簡略化し、信頼性の高い杭頭接合部を実現することができる。
以下、添付図面をもとに最良の形態としての実施形態について説明する。
図1は、本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭1の一形態を横倒しの状態で図示したものである。図示した例では、軸部1aと所定間隔をおいて3つの節部1bが交互に形成され、両端に軸部1aより径の大きい拡径端板2aが取り付けられている。
杭体のコンクリート内には、主筋3aとせん断補強筋としてのフープ筋3bが鉄筋籠の形で埋設されており、主筋3aの端部が拡径端板2aに定着された状態で緊張力が与えられており、プレテンション方式によるプレストレスが杭体のコンクリートに導入されている。
本願発明におけるコンクリート節杭1の節部1bの数は1または2以上であり、特に限定されない。また、端板2は、図1のように両端とも拡径端板2aの場合に限らず、一端のみが拡径端板2aで、他端は軸部1aの外径と同じ外径を有する通常の端板の場合もある。
図2は、本願発明(請求項1に対応)における円筒型枠21の下型枠21aの概要と緊張側の拡径端板2aの具体的な一実施形態を示したものである。
この円筒型枠21は、上下半円状に2分割された閉合可能な型枠であり、製品の寸法によっては、従来の節杭の遠心成形用の円筒型枠をそのまま転用することもできる。図2はその下型枠21a側を示したものである。
円筒型枠21の内側には軸部成形部分22と節部成形部分23が交互に形成されており、両端が固定板11a,11bによって閉塞されている。また、円筒型枠21の外周には所要間隔毎に遠心タイヤ26が設けられている。
この例で、図中、左端の拡径端板2aは軸部成形部分22の端部と固定板11aに挟まれた状態で固定されており、右側の拡径端板2aは節部成形部分23内にセットされている。必要に応じ、この部分に漏出を防止するためのゴム製のパッキング材27等を挟み込む場合もある。
両側の拡径端板2a間には、鉄筋籠を構成する主筋3aの端部が定着されており、図中右側の拡径端板2aはボルト15により緊張板12に結合され、この状態で、下型枠22内に所定量のコンクリートを充填する。
緊張板12の背面側には緊張ロッド13がねじ締結されており、上型枠を被せて閉じた後、緊張ロッド13を介して主筋3aを緊張した状態で、緊張ロッド13をナット14で右側の固定板11bに係止し、従来と同様、遠心成形装置のローラ(図示せず)に載せて遠心成形する。遠心成形後は、蒸気養生等を併用することで、製品の脱型を早めることができる。
図2(b) は、図2(a) のA部を拡大して示したものであり、図2(c) ,図2(d) は、さらにこのA部に配置された緊張側の拡径端板2aの一形態を示したものである。この例で、拡径端板2aはドーナツ状の端板本体部分と筒状の側板部5とから全体としてキャップ状の形態を有し、側板部5には後から充填されるコンクリートとの一体性を高めるために凹凸5aが形成されている。
拡径端板の本体部分には図2(c) に示すように複数のひょうたん状の孔6が形成され、さらに外周部に複数の貫通孔7が形成されている。なお、ひょうたん状の孔6は、ヘッディング加工の施された主筋の端部(ヘッド部)を係止して定着させ、さらに緊張力を導入する際に緊張板と端板をボルト接合するために、従来からPC杭の製造において多用されているものである。
このひょうたん状の孔6は、主筋3aのヘッド部より径の大きい挿通孔6aと、ヘッド部を係止するための係止孔6bとを連通させたものであり、挿通孔6aに通した主筋3aを係止孔6a側へスライドさせて主筋3aのヘッド部を定着させる。
係止孔6bについてはテーパーをつけたり、段部を形成することで、主筋3aのヘッド部が拡径端板2aの表面から突出しないようにすることができる。また、挿通孔6aは雌ねじを切っておくことで、拡径端板2aと緊張板12を結合するためのボルト15を止め付けることができる。
拡径端板2aの外周部の貫通孔7は、用途に応じてコンクリート節杭どうしまたはコンクリート節杭と他の既製杭とをボルト接合するためのボルト孔として利用したり、あるいは杭頭部における杭頭アンカー筋の取付け等に利用することができる。
図3は、拡径端板2aを有するコンクリート節杭を複数本(通常は2本)同時に製造する場合(請求項2に対応)において、下型枠21aに拡径端板2aや主筋3aおよびフープ筋3bからなる鉄筋籠をセットした状態を示したものである。
この図3の例では、円筒型枠21の節部成形部分23のうち中間の一つについて、前述した図2(c) ,(d) に示したものと同様の拡径端板2aを2枚セットし、貫通孔7に通したボルト16により2枚の拡径端板2aどうしを結合することで、成形される2本のコンクリート節杭の鉄筋籠(主筋3a)どうしを2枚の拡径端板2aを介して連続させる。
その状態で、図2の実施形態の場合と同様に、緊張ロッド13を介して2つの鉄筋籠全長に渡って主筋3aに緊張力を導入した後、コンクリートを充填し、養生を行う。
図3の例では、円筒型枠21に節部成形部分23が長手方向に間隔をおいて5箇所設けられており、そのうちの、中央の節部成形部分23に2枚の拡径端板2aをセットし、図中、右端の節部成形部分23に、図2と同様の形態で1枚の拡径端板2aをセットしている。
このような拡径端板2aの配置は、同時に製造される2本または2本以上のコンクリート節杭の節部の数、形態等によって、任意に変更可能である。
また、図3は、同時に成形される2本のコンクリート節杭のそれぞれ両端に拡径端板2aが設けられる場合であるが、製造の際にお互いにボルト16で接合される拡径端板2a以外の端板については、拡径端板ではなく通常の寸法の端板(軸部径に併せたもの)でもよい。
図4は、一端のみ拡径端板2aを有するコンクリート節杭を円筒型枠21を用いて製造する場合の他の方法(請求項4に対応)を示したものである。
この例では、円筒型枠21の節部成形部分23を利用せず、図中、左端の拡径端板2aの外周部を軸部成形部分22の端部に係止し、右側の端板は軸部径に合わせた端板2であるため、従来のコンクリート節杭の製造の場合と同様に端部の軸部成形部分22内でボルト15により緊張板12と結合している。ただし、コンクリート節杭の長さや節部のスパンとの関係では、端板2を節部成形部分23内にセットする場合もある。
緊張ロッド13による緊張および遠心成形については、図2、図3の場合と同様である。なお、図4の例では左端の拡径端板2aについて、固定板11aと結合するためのボルトは使用しておらず、主筋3aのヘッド部4が拡径端板2aに定着された状態で、前述のように拡径端板2aの外周部分が軸部成形部分22の端部に係止されている。図2、図3の実施形態についても、ボルト15を使用せず、図4の場合と同様に、拡径端板2aの外周部分を軸部成形部分22の端部に係止するだけでもよい。
図5は、本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭1どうしを拡径端板2aを利用して、上下方向に複数本連結した場合の一例を示したものである。
主筋3aのヘッド部4が定着されている拡径端板2aの外周部に貫通孔7が形成されているため、特許文献3記載の発明と同様に、拡径端板2aどうしをボルト16により直接ボルト接合することができる。
すなわち、コンクリート節杭1の軸部径より大径の拡径端板2aどうしのボルト接合により、軸部径の外側で杭どうしの連結を行うことができるため、作業が容易であり、かつ十分な接合強度を得やすいという利点がある。
また、拡径端板2aの外径を節部1bの外径とほぼ同一とすることで、図5(a) における端板2aを節部1bの代用として利用することができ、さらに複数のコンクリート節杭1を接続してなる基礎杭先端の拡径端板2aは、先端支持力の増大に貢献する。
なお、コンクリート節杭1どうしの連結の場合に限らず、コンクリート節杭1と他の既製杭との連結にも利用することができる。
図6は、本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭1の適用例として、拡径端板2aを杭頭アンカー筋31の定着に利用した場合を示したもので、下端にねじを有する杭頭アンカー筋31(異形ねじ鉄筋などを用いることもできる)をナット32の締め付けにより固定している。
この場合、軸部径より大径の拡径端板2aに対して接合するため、接合作業が容易である他、アンカー筋31が軸部径より外側に配置されることで、力学的にも有利となる。
さらに、図6(c) のようにバネ33を介して固定し、杭頭鉄筋31を上下方向に変位可能とすれば、低固定度の杭頭接合部が形成され、杭頭部に過大なせん断力が作用しないようにすることができる。
図7は、本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭1の他の適用例として、コンクリート節杭1の上部に場所打ち杭41(コンクリート打設前の状態を図示)を一体化する場合を示したものである。
このように、コンクリート節杭1を下杭としてその上部に上杭としての場所打ち杭41を連結する場合、軸部径より大径の拡径端板2aの外周部に場所打ち杭41の主筋42a(異形棒鋼を用いることもできる)を接合し、場所打ち杭41と一体化した基礎杭を形成させることもできる。
図8は、節部径650mm、軸部径500mmで、拡径端板の外径が620mm、端板板厚が19mmの場合である。この場合、拡径端板は、節部内において最大86mm移動可能である。プレテンション方式でプレストレスを導入する場合の緊張時の主筋の延びを杭長の5%と仮定する。
製造する杭の長さが15mであるとすると、1個の節部成形部分内で拡径端板が移動する距離は75mmとなるが、最大86mmの移動が可能であるため、十分に対応可能である。
図9は、主筋緊張時の節部成形部分23内での拡径端板2aの移動可能範囲と拡径端板2aの側板部5の長さとの関係を示した図である。この図は、節部外径が650mm、軸部外径が500mmで、拡径端板の外径が620mm、端板板厚が19mmの場合であるが、コンクリートの充填の際、拡径端板2a部分からコンクリートが節部成形部分23内に漏れ出ないためには、側板部5の長さ(スカート長)が165mm程度以上であることが望ましく、200mmあれば十分である。
本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭の一形態を示す横倒しの状態での正面図(一部切欠き断面図)である。 (a) は本願発明の一実施形態(請求項1)における型枠の下型枠部分の平面図、(b) はA部の拡大図、(c) は緊張側の拡径端板の一形態を示す正面図、(d) はその側面図である。 (a) は本願発明の他の実施形態(請求項2)における型枠の下型枠部分の平面図、(b) はB部の拡大図である。 本願発明の他の実施形態(請求項4)における一端のみ拡径端板を有するコンクリート節杭の他の製造方法の一例を示す型枠の下型枠部分の平面図(部分的に上型枠部分も表示)である。 (a) は本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭どうしを上下方向に複数本連結した場合の一例を示す正面図、(b) は拡径端板どうしの連結部分の拡大断面図である。 本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭の適用例として、拡径端板を杭頭アンカー筋の定着に利用した場合を示したものであり、(a) は杭頭部の形態の一例を示す正面図、(b) はその平面図、(c) は杭頭部の他の形態を示す正面図である。 本願発明の製造方法によって製造されるコンクリート節杭の適用例として、コンクリート節杭の上部に場所打杭を一体化する場合を示したものであり、(a) は全体の概要を示す鉛直断面図、(b) はコンクリート節杭と場所打杭の接続部の構造を示す鉛直断面図である。 本願発明の製造方法における主筋緊張時の節部成形部分内での拡径端板の移動可能範囲と、製造可能な杭長との関係を説明するための図である。 主筋緊張時の節部成形部分内での拡径端板の移動可能範囲と拡径端板の側板部の長さ(スカート長)との関係を説明するための図である。
符号の説明
1…コンクリート節杭、1a…軸部、1b…節部、2…端板、2a…拡径端板、3a…主筋、3b…フープ筋、4…ヘッド部、5…側板部、5a…凹凸、6…ひょうたん状の孔、6a…挿通孔、6b…係止孔、7…貫通孔、
11a,11b…固定板、12…緊張板、13…緊張ロッド、14…ナット、15…ボルト、16…ボルト、17…ナット、
21…円筒型枠、21a…下型枠、21b…上型枠、22…軸部成形部分、23…節部成形部分、24…固定板、25…固定板、26…遠心タイヤ、27…パッキング材、
31…杭頭アンカー筋、32…ナット、33…バネ、
41…場所打ち杭、42…鉄筋籠、42a…主筋、42b…フープ筋

Claims (8)

  1. 軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径の大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端側にセットした端板と、前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするコンクリート節杭の製造方法。
  2. 軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径が大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭を複数本同時に製造するコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端側にセットした端板と、前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行うとともに、前記拡径端板と接合したもう一つの拡径端板と、他の端板との間にも、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするコンクリート節杭の製造方法。
  3. 前記節部成形部分の一つにセットした前記拡径端板と前記拡径端板と接合したもう一つの拡径端板の軸部の径より外側には複数の貫通孔が設けられており、これらの拡径端板どうしを前記貫通孔を利用してボルト接合する請求項2記載のコンクリート節杭の製造方法。
  4. 軸部と該軸部より径が大きい節部とを有し、軸方向両端に設けられる端板間をつなぐ鉄筋により軸方向のプレストレスを導入してなり、かつ少なくとも一端は前記端板として軸部に対し該軸部より径の大きい拡径端板を設けてなるコンクリート節杭の製造方法であって、型枠軸方向に所定の間隔をおいて複数の節部成形部分を有する開閉可能な円筒型枠を用い、該円筒型枠の一端に形成されている軸部成形部分の端部外側に前記拡径端板を係止し、該円筒型枠内にセットした他の端板との間に、主筋の端部をこれらの端板に定着させて配筋を行い、然る後、該円筒型枠内にコンクリートを充填するとともに、前記主筋に緊張力を与えて遠心成形することを特徴とするコンクリート節杭の製造方法。
  5. 前記拡径端板の外径が前記節部の外径とほぼ同一である請求項1〜4のいずれか1項記載のコンクリート節杭の製造方法。
  6. 前記拡径端板の軸部の径より外側には複数の貫通孔が設けられている請求項1、2、4または5記載のコンクリート節杭の製造方法。
  7. 前記拡径端板がコンクリート節杭どうしまたはコンクリート節杭と他の既製杭をボルト接合するための接合プレートを兼ねている請求項1〜6のいずれか1項記載のコンクリート節杭の製造方法。
  8. 前記拡径端板が杭頭アンカー筋を取り付けるための接合プレートを兼ねている請求項1〜6のいずれか1項記載のコンクリート節杭の製造方法。
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