JP2005239232A - 液状物の噴射器 - Google Patents
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Abstract
【課題】液状物の噴出させる際の姿勢が比較的自由にできる使い勝手のよい噴射器を提案する。
【解決手段】容器の口部に保持されその内部空間を密閉する基体（１）と、この基体（１）に着脱自在に保持され容器内の液状物を噴射させる噴射ヘッド（２）とを備え、前記基体（１）に、外側に向けて開放された開口端（３ａ）を有しこの開口端（３ａ）を通して噴射ヘッド（２）を入れ込む凹部（３）を設け、 前記凹部（３）に、容器内の液状物を噴射ヘッド（２）に送給するとともに該噴射ヘッド（２）の動きに合わせて伸縮自在な送給管（４）を配置する。
【選択図】図１
【解決手段】容器の口部に保持されその内部空間を密閉する基体（１）と、この基体（１）に着脱自在に保持され容器内の液状物を噴射させる噴射ヘッド（２）とを備え、前記基体（１）に、外側に向けて開放された開口端（３ａ）を有しこの開口端（３ａ）を通して噴射ヘッド（２）を入れ込む凹部（３）を設け、 前記凹部（３）に、容器内の液状物を噴射ヘッド（２）に送給するとともに該噴射ヘッド（２）の動きに合わせて伸縮自在な送給管（４）を配置する。
【選択図】図１
Description
本発明は、液状物の噴射器に関するものであり、容器内の液状物を比較的自由な姿勢で噴射させようとするものである。
シャンプーやリンス、洗顔石鹸、乳液等を充填する容器としては近年、据え置きを前提としたタイプの容器が多用されるようになってきており、内容物を注出するに当たっては、シリンダーとピストンとを備えたポンプ式の噴射器が使用されている。
ところで、従来のこの種の噴射器は、容器の口部に配置されたものが普通であり、例えば、シャワー室等において床面に置いてある容器からシャンプーやリンス等を取り出すには、一旦しゃがんで内容物の噴射操作を行う必要であり、使い勝手がよくないところに問題を残していた。
本発明の課題は、容器内の液状物を比較的自由な姿勢で噴射させることができる新規な噴射器を提案するところにある。
本発明は、容器の口部に保持されその内部空間を密閉する基体と、この基体に着脱自在に保持され容器内の液状物を噴射させる噴射ヘッドとを備え、
前記基体に、外側に向けて開放された開口端を有しこの開口端を通して噴射ヘッドを入れ込む凹部を設け、
前記凹部に、容器内の液状物を噴射ヘッドに送給するとともに該噴射ヘッドの動きに合わせて伸縮自在な送給管を配置してなる、ことを特徴とする液状物の噴射器である。
前記基体に、外側に向けて開放された開口端を有しこの開口端を通して噴射ヘッドを入れ込む凹部を設け、
前記凹部に、容器内の液状物を噴射ヘッドに送給するとともに該噴射ヘッドの動きに合わせて伸縮自在な送給管を配置してなる、ことを特徴とする液状物の噴射器である。
上記の構成になる噴射器において、送給管は、初期形状への復帰を可能とする樹脂製スプリングからなるものが好ましい。
また、基体には、該基体とともに容器を吊り下げるフックを設けることができ、前記噴射ヘッドには、開口端に当接して該噴射ヘッドの入れ込み量を規制する位置決めフランジを設けることができる。
噴射ヘッドを基体から取り外して送給管の伸延する範囲内で該噴射ヘッドを移動させることができるので使用者の姿勢が規制されることがなく、使い勝手がよい。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図１は本発明にしたがう噴射器を容器の口部に装着した場合の実施の形態を示したものである。
図１は本発明にしたがう噴射器を容器の口部に装着した場合の実施の形態を示したものである。
図における１は容器の口部に保持（アンダーカットあるいはねじ止め等）されその内部空間を密閉する基体、２は基体１に着脱自在に保持される噴射ヘッドである。この噴射ヘッド２は図示はしないがその内部にポンプ機構を備えており、ヘッド２ａを押圧することで容器内の液状物を吸引、加圧してノズル２ｂの先端より噴射（スプレー）させることができるようになっている。
また、３は基体１に設けられた凹部である。この凹部３は外側（この例では上方）に向けて開放された開口端３ａを有していて、ここに噴射ヘッド２を入れ込む。
４は容器内の液状物を噴射ヘッド２に送給するとともに噴射ヘッド２の動きに合わせて伸縮自在で初期形状への復帰を可能とする樹脂製スプリングからなる送給管である。
この送給管４は一端が凹部３の底部で吸引管５につながっており、もう一端が噴射ヘッド２につながっている。
さらに６は基体１に一体的に形成され容器を吊り下げる際に使用するフック、そして７は噴射ヘッド２を凹部３に入れ込む時に該凹部３の開口端３ａに当接して入れ込み量を規制する位置決めフランジである。
本発明にしたがう噴射器は、図２にその使用状態を示したように噴射ヘッド２を引き出すことができるので、液状物を噴射させる際の姿勢が比較的自由であり使い勝手が著しく改善される。
送給管４としては初期形状に復帰して噴射ヘッド２を迅速、かつ簡単に収納するため樹脂製スプリングを用いる。樹脂としてはＰＰ（ポリプロピレン）が最適であるが、ＰＥ（ポリエチレン）等の軟質材でもよくこの点については特に限定されない。
本発明の実施の形態では、噴射ヘッド２としてその内部にポンプ機構を備えるものを例として説明したが、該噴射ヘッド２はトリガータイプの噴射器であってもよい。
容器内の液状物を比較的自由な姿勢で取り出すことが可能な噴射器を提供できる。
１ 基体
２ 噴射ヘッド
３ 凹部
３ａ 開口端
４ 送給管
５ 吸引管
６ フック
７ フランジ
２ 噴射ヘッド
３ 凹部
３ａ 開口端
４ 送給管
５ 吸引管
６ フック
７ フランジ
Claims (4)
- 容器の口部に保持されその内部空間を密閉する基体と、この基体に着脱自在に保持され容器内の液状物を噴射させる噴射ヘッドとを備え、
前記基体に、外側に向けて開放された開口端を有しこの開口端を通して噴射ヘッドを入れ込む凹部を設け、
前記凹部に、容器内の液状物を噴射ヘッドに送給するとともに該噴射ヘッドの動きに合わせて伸縮自在な送給管を配置してなる、ことを特徴とする液状物の噴射器。 - 前記送給管が、初期形状への復帰を可能とする樹脂製スプリングからなる請求項１記載の液状物の噴射器。
- 前記基体は、該基体とともに容器を吊り下げるフックを有する請求項１又は２に記載の液状物の噴射器。
- 前記噴射ヘッドは、開口端に当接して該噴射ヘッドの入れ込み量を規制する位置決めフランジを有する請求項１〜３の何れかに記載の液状物の噴射器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004053297A JP2005239232A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 液状物の噴射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004053297A JP2005239232A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 液状物の噴射器 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2005239232A true JP2005239232A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35021385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004053297A Pending JP2005239232A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 液状物の噴射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005239232A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013028362A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
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| JP2017081637A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式噴出容器 |
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-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004053297A patent/JP2005239232A/ja active Pending
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| JP7268380B2 (ja) | 2019-02-07 | 2023-05-08 | 凸版印刷株式会社 | 口栓 |
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