JP2005236248A - 温度検出システム - Google Patents

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JP2005236248A JP2004196386A JP2004196386A JP2005236248A JP 2005236248 A JP2005236248 A JP 2005236248A JP 2004196386 A JP2004196386 A JP 2004196386A JP 2004196386 A JP2004196386 A JP 2004196386A JP 2005236248 A JP2005236248 A JP 2005236248A
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Hideto Yamaguchi
英人 山口
Katsunao Kasatsugu
克尚 笠次
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】
熱処理装置の内部において、半導体ウェハに対する処理に寄与した温度を正確に検出する

【解決手段】 処理条件を示す設定値に基づいて、被処理基板に対して所定の処理を行
う半導体処理装置と、所定の処理がなされた被処理基板の処理結果を測定する処理結果測
定装置と、処理結果に寄与した被処理基板の周囲温度を検出する温度検出装置と、を備え
た温度検出システムを用い、温度検出装置は、被処理基板に対して所定の処理を行うとき
の処理条件と処理結果とに基づいて、被処理基板の周囲の温度を推定して求めるようにす
る。
【選択図】 図6

Description

本発明は、被処理体(半導体基板、半導体ウェハ)を処理室に収納して熱処理する熱処
理装置において、半導体ウェハの領域の温度を検出するシステムに関する。
半導体製造の分野では、酸化、拡散、CVD処理などによって、半導体ウェハに熱処理を
行う熱処理装置が一般的に用いられており、例えば、多数の半導体ウェハに熱処理を行う
熱処理装置として、一般にバッチ型縦型熱処理装置や横型熱処理装置等が用いられている

また、例えば、「特開2002−175123号公報」は、半導体に対して熱処理を行
う際の温度制御方法を開示する。
「特開2002−175123号公報」に開示された温度制御方法においては、少なく
とも2つの加熱ゾーンを有する加熱装置を、前記加熱ゾーンの数よりも多く、且つ各加熱
ゾーンにおける少なくとも1つのウェハ位置での温度を検出し、検出された複数の検出温
度の最大値と最小値の間に前記目標温度が含まれるように前記加熱装置を制御する技術が
開示されている。
この技術は、実際に製品(半導体装置)を処理する前準備として行われるため、ウェハ領
域の温度を測定する手段として半導体ウェハと略同形状・略同材質をし、熱電対を数点埋
め込ませたり、接触させたりしている熱電対付きウェハを用いている。この熱電対付きウ
ェハは熱電対を数点埋め込ませたり、接触させたりしているため、特にウェハの主面に対
して平行方向により広い範囲で測定できる。
しかしながら、半導体ウェハの処理工程では、処理室内に処理する際、熱電対付きウェハ
を用いることは、半導体ウェハおよび処理膜等に悪影響となる金属汚染およびパーティク
ルへの懸念から、あるいは、熱電対付きウェハのコストなどを考慮して、熱電対付きウェ
ハを熱処理装置に内包して(処理室に収納して)熱処理することは非現実的である。その
ため、代替えの方法として、熱電対付きウェハの代わりにプロファイル熱電対と呼ばれる
石英やSIC等から成る保護管内に熱電対をウェハの主面に対し垂直方向に数点設けるも
のを使用しているが、プロファイル熱電対では処理炉内の一部の温度を検出するだけであ
り、半導体ウェハに対する処理に寄与した温度を正確に検出することができない。
特開2002−175123号公報
本発明は、上述した従来技術をふまえてさなれたものであり、熱処理装置の内部におい
て、半導体ウェハに対する処理に寄与した温度を正確に検出するシステムを提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる半導体製造システムは、処理条件を示す設
定値に基づいて、被処理基板に対して所定の処理を行う半導体処理装置と、前記所定の処
理がなされた被処理基板の処理結果を測定する処理結果測定装置と、前記処理結果に寄与
した(使用された温度、使用された熱容量ともいう)被処理基板の周囲温度を検出する温
度検出装置と、を備えた温度検出システムであって、前記温度検出装置は、被処理基板に
対して所定の処理を行うときの処理条件と処理結果とに基づいて、被処理基板の周囲の温
度を推定して求めることを特徴とした温度検出システムを提供する。
本発明にかかる半導体製造システムおよびその装置によれば、実際に熱処理に寄与した実
効温度を求めることができる。熱処理する半導体ウェハの表面の温度をセンサの雑音誤差
などを排除して温度を検出するため、生産情報の条件の一つとしてデータベースなどに蓄
積しておけば、熱処理過程の解析など有効に利用できる。
(実施例1)
以下、この発明の実施形態を、詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるウェハ実効温度検出装置システム1の構成を示す図である。
図1に示すようにウェハ実効温度検出システム1は、温度検出装置3、半導体製造装置4
、膜形成制御装置22および膜厚測定装置26から構成される。
ウェハ実効温度検出システム1は、これらの構成要素により、半導体ウェハが半導体製造
装置4で熱処理されたときの温度及び炉内の圧力、および、炉内に導入されるガスの流量
の設定値もしくは測定値と、熱処理後、膜厚測定装置26によって測定された膜厚に基づ
いて、半導体ウェハの実効温度を算出する。
ここで示した実効温度とは、実際に熱処理に寄与した(使用された温度、使用された熱容
量ともいう)温度のことをいう。実効温度は、熱処理の結果生成された薄膜と密接に関係
する。また、前述したプロファイル熱電対と比較して、熱処理する半導体ウェハの表面の
温度をセンサの雑音誤差などを排除して温度を検出するため、生産情報の条件の一つとし
てデータベースなどに蓄積しておけば、熱処理過程の解析など有効に利用できる。
なお、ウェハ実効温度検出システム1のこれらの構成部分は、全てが同一の筐体内に一体
に構成されているか、別々の筐体内に構成されているかなどは問われない。
[ハードウェア構成]
図2は、図1に示した温度検出装置3および膜形成制御装置22のハードウェア構成を示
す図である。
図2に示すように、温度検出装置3は、CPU102およびメモリ104などを含むコン
ピュータ本体10、通信IF12、記憶装置14および表示・入力装置16から構成され
る。
つまり、温度検出装置3は、一般的なコンピュータとしての構成部分を含んでいる。
なお、温度検出装置3と膜形成制御装置22とは、規模・性能および付加装置などが異な
る他は、基本的に同じハードウェア構成をとる。
また、半導体製造装置4および膜厚測定装置26の制御装置(図示せず)も、温度検出装
置3と同様な構成をとる。
図3は、図1に示した半導体製造装置4の断面を例示する図である。
図4は、図3に示したボート404およびウェハ180を収容した状態の反応室40の断
面を例示する図である。
図3に示すように、半導体製造装置4はカセット授受ユニット480、カセット授受ユニ
ット480の背面側に設けられたカセットストッカ482、カセットストッカ482の上
方に設けられたバッファカセットストッカ484、カセットストッカ482の背面側に設
けられたウェハ移動機486、ウェハ移動機486の背面側に設けられ、ウェハ180が
セットさせたボート404を搬送するボートエレベータ488、および、ウェハ移動機4
86の上方に設けられた反応室40から構成される。
図4に示すように、図3に示した反応室40は、中空のヒータ42、石英製のアウタチュ
ーブ448、石英製のインナチューブ450、ガス導入ノズル440、円筒フランジ44
2、炉口蓋444、排気管446、および、図5を参照して後述するガス流量調整器41
0など、その他の構成部分から構成される。
ヒータ42は、それぞれに対する温度の設定および調節が可能な5つの温度調節部分(
U,CU,CC,CL,L)402−1〜402−5を含む。
ヒータ42の温度調整部分402−1〜402−5は、例えば、1つの連続したヒータ
42の巻線から、複数のタップを引き出すことにより、あるいは、それぞれ独立した巻線
を有する5個のヒータを設けることにより実現される。
アウタチューブ448とインナチューブ450とは、ヒータ42と同心に設けられ、こ
れらの間には、閉塞された筒状空間452が形成される。
[半導体製造装置4による膜形成]
半導体製造装置4は、例えば、いわゆる縦型CVD装置であって、これらの構成部分に
より、反応室40内に所定の間隔で並べられた半導体ウェハ180に対して、CVDによ
り、Si3N4膜、SiO2膜およびポリシリコン(Poly−Si)膜などの形成を行う

半導体製造装置4による膜形成をさらに説明する。
ガス導入ノズル440(図4)は、アウタチューブ448の内部に連通し、反応ガスを
導入する。
円筒フランジ442は、インナチューブ450に連通する排気管446などを保持する

インナチューブ450には、石英製のボート404が装入され、ボート404は、炉口
蓋444に立設される。
炉口蓋444は、ボートエレベータ448(図3)に設けられ、円筒フランジ442の
下端を閉塞する。
被処理物のウェハ180は、ウェハカセット490(図3)に装填された状態で搬送さ
れ、カセット授受ユニット480(図3)に授載される。
カセット授受ユニット480(図3)は、このウェハ180を、カセットストッカ48
2またはバッファカセットストッカ484に移載する。
ウェハ移動機486は、カセットストッカ482からウェハ180を取り出し、ボート
404に水平な状態で多段に装填する。
ボートエレベータ488(図3)は、ウェハ180が装填されたボート404を反応室
40内に導く。
ヒータ42の5つの温度調節部分(U,CU,CC,CL,L)402−1〜402−
5それぞれは、設定に従ってアウタチューブ448の内部を加熱し、ガス導入ノズル44
0から反応ガスを導入する。
導入されたガスは、インナチューブ450内部を上昇し、その上部で折り返されて降下
し、排気管446から排出される。
このように、反応室40において、高温下でウェハ180が反応ガスに接触し、膜形成
などの処理がなされる。
膜形成が終わると、ボート404が反応室40から引き出され、ウェハ移動機486に
より、ボート404にセットされたウェハ180が、ウェハカセット490に移載され、
膜形成済ウェハ182(図1)として、外部搬送装置により搬出される。
[膜形成制御装置22]
図5は、図1に示した膜形成制御装置22の構成と、膜形成制御装置22と半導体製造
装置4(図1,図3,図4)との関係を模式的に示す図である。
なお、図5は上述の事項を模式的に示すので、図5における反応室40の各構成部分の
形状は、図3,図4とは必ずしも一致しない。
図5に示すように、図3,図4に示した反応室40は、温度センサ406−1〜406
−5、ガス流量調整器410、流量センサ412、圧力調整装置420および圧力センサ
422をさらに含んでいる。
ヒータ駆動装置222−1〜222−5それぞれは、ヒータ42の5つの温度調節部分4
02-1〜402-5(図4,図5)それぞれへの供給エネルギーを調節する。温度センサ
406−1〜406−5それぞれは、ヒータ42の5つの温度調節部分402-1〜40
2-5に対応して反応室40内に配設され、温度を検出する。温度センサ406−1〜4
06−5はおもに熱電対で構成されるが、アウタチューブ448内に設置される場合は、
熱電対を石英管またはSiC等のセラミック管で覆って構成される。
ガス流量調整器410(図5)は、ガス導入ノズル440(図4)を介してアウタチュ
ーブ448内に導かれるガスの流量を調節する。
流量センサ412は、ガス導入ノズル440を介してアウタチューブ448内に供給さ
れるガスの流量を検出する。
圧力調整装置420は、アウタチューブ448内の圧力を調整する。
圧力センサ422は、アウタチューブ448内の圧力を検出する。
また、図5に示すように、膜形成制御装置22は、温度制御装置220、流量制御装置2
24、圧力制御装置226およびレシピ管理228から構成される。膜形成制御装置22
は、これらの構成部分により、レシピ管理228で設定された温度・圧力およびガス流量
の設定値に基づいて半導体製造装置4の各構成部分を制御する。
レシピ管理228は、内部に複数のレシピを記憶しており、選択されたレシピを読み込み
、その内容にしたがって、温度、圧力、ガス流量などそれぞれの目標値を対応する制御装
置へ出力する。ここでレシピとは、反応炉40およびその周辺で行われる処理手順を記載
したプログラムであり、反応室40内部に設置されている温度センサ406−1〜406
−5の検出温度、アウタチューブ448内部の圧力、アウタチューブ448内部に導入さ
れるガス流量などへの指示が目標値とともに並べられ記載されたり、作成されているもの
である。
図7にレシピの内容を例示する。図7は、特に、レシピの内容のうち温度に関するものを
イメージとして図示したものである。レシピは、時系列に並べられたステップと呼ばれる
いくつかの処理単位で構成され、各ステップには、対象となる制御量の目標値とその変化
量、および、それら目標値と変化量が継続される時間が含まれている。また、各ステップ
は、そこで半導体製造装置4に何の処理をさせたいか理解を容易にするため、ステップ名
称が付加されることが多い。例えば図7では、ステップ1はボートロードステップとも呼
ばれ、温度に関して目標値Temp1、その変化量Rate1が、時間Time1だけ継
続することを意味する。ステップ2はランプアップステップとも呼ばれ、温度に関して目
標値Temp2、その変化量Rate2が、時間Time2だけ継続することを意味する
。以下、ステップ3、ステップ4も同様である。図7は説明のためレシピを簡略化したも
のであり、実際のレシピはもっと詳細に細かく分けられた多数のステップで構成される。
また、図7のようなものが、温度のみならず、圧力やガス流量に関しても構成されている
。また、温度に関してもすべての温度が1つの目標値で表されるわけではなく、複数の温
度センサに関してそれぞれ異なる目標値が設定されることもある。
温度制御装置220は、温度センサ406−1〜406−5それぞれにより検出される
温度が、レシピ管理228によってそれぞれに対して設定された温度になるように、ヒー
タ駆動装置222−1〜222−5を制御する。
流量制御装置224は、流量センサ412が検出するガスの流量の値が、レシピ管理22
8によって設定されたガス流量の値に等しくなるように、ガス流量調整器410を制御し
て、反応室40のアウタチューブ448内に導入されるガスの流量を制御する。
圧力制御装置226は、圧力センサ422が検出するアウタチューブ448内部の圧力
が、レシピ管理228によって設定された圧力の値に等しくなるように、圧力調整装置4
20を制御して、反応室40のアウタチューブ448内の圧力を制御する。
[膜厚測定装置26]
膜厚測定装置26は、半導体製造装置4による膜形成処理が済んだ複数の膜形成済ウェ
ハ182(図1)の内、一部または全部の測定ポイント上に形成された膜の厚さを測定す
る。
[ソフトウェア構成]
図6は、図1などに示した温度検出装置3において実行される温度検出プログラム5の構
成を示す図である。図6に示すように、温度検出プログラム5は、温度膜厚行列作成部5
00、温度膜厚行列DB(温度膜厚行列データベース)510、温度算出部502、処理
条件入力部504、膜厚入力部506、成膜結果DB(成膜結果データベース)512お
よびUI部(ユーザインターフェース部)508から構成される。
温度検出プログラム5は、記録媒体140(図2)などを介して温度検出装置3に供給さ
れ、メモリ104にロードされて実行される。
温度検出プログラム5は、これらの構成部分により、後述する温度膜厚行列などを利用し
て、半導体製造装置4で熱処理された半導体ウェハの実効温度を算出する。算出された実
効温度は、温度検出装置3内のメモリ104または記録装置14に一時的に記憶され、熱
処理情報としてデータベースなどに蓄積されるなどして利用される。
UI部508は、温度検出装置3の表示・入力装置16から入力される後述する反応解
析式の詳細パラメータや調整係数および許容範囲などを温度膜厚行列作成部500および
温度算出部502へ出力する。
温度膜厚行列DB510は、後述する温度膜厚行列Mと温度膜厚行列Mが作成された条件
(温度・圧力・ガス流量など)を記憶し管理する。
成膜結果DB512は、ウェハ180を熱処理したときの処理条件と、その条件で熱処理
した後で測定した膜厚データおよびそれらを基に計算した結果得られる実効温度を1組と
して関連づけて記憶し管理する。図8に成膜結果DB512で記憶し管理されるデータを
例示する。処理条件は処理条件入力部504から得られる。膜厚データは膜厚入力部50
6から得られる。実効温度は温度算出部502から得られる。
処理条件入力部504は、膜形成制御装置22においてレシピ管理288が設定する処理
条件のうち、ウェハ180に施される熱処理に強く影響する一部分を入力し、成膜結果D
B512の処理条件部分に書き出し記憶する。入力する内容は、少なくとも半導体製造装
置4で成膜処理をするステップでの設定値を含む。成膜処理をするステップが複数ある場
合は、例えば平均値や中間値などそれらの代表値とする。
膜厚入力部506は、膜厚測定装置26で実測した膜厚データを入力し、成膜結果DB5
12の膜厚データ部分に書き出す。膜厚データには反応室40内部で熱処理したときの測
定ウェハの位置(例えばスロット番号)や測定ポイントの位置(例えばX−Y座標)を付
加する。
温度膜厚行列作成部500は、反応解析式を含み、反応解析式の結果を用いて、半導体製
造装置4の反応室40内部の反応領域であるところの筒状空間452内でのウェハ180
の周囲の温度変化と、ウェハ180の膜厚の変化との関係をあらわす温度膜厚行列Mを作
成する。作成した温度膜厚行列Mは、作成した条件とともに温度膜厚行列DB510へ書
き出し記憶する。
反応解析式は、ウェハ180の周囲の温度とガス導入ノズル440からアウタチューブ4
48内に導入されるガス流量とアウタチューブ448内部の圧力をもとに、ウェハ180
それぞれに生成する膜厚を予測することができる。その関係式は、実験で求めてもよいし
、熱流体解析プログラムを使って求めてもよい。
この熱流体解析プログラムは、たとえば市販されている汎用熱流体プログラムFLUEN
Tなどのように、一般的には、解析領域を十分小さい複数のメッシュという領域に分割し
、メッシュの一つ一つに対して、ガスの流れ、質量や相の変化(凍結や沸騰)、熱伝達お
よび化学反応などをあらわす式を適用して物理現象を電子計算機によって予測しようとす
るものを用いることができる。
反応解析式による、ウェハ180の膜厚fと、ウェハ周囲温度ベクトルt、圧力および
ガス流量ベクトルsとの関係は(式1)のように表される。
=Ψ(t,s),i=1,〜,N (式1)
ただし、説明の簡略化のためiはウェハ番号とし、1つのウェハ内の膜厚は一定としf
を代表値とする。Nは総ウェハ枚数である。また、ウェハ周囲温度ベクトルも1つのウェ
ハ内の周囲温度は一定であるとしてtを代表値とし、ウェハ周囲ベクトルtを(式2)
とする。圧力およびガス流量ベクトルsはアウタチューブ448内の圧力と導入される複
数のガス流量をまとめてベクトル表示した。
t=[t, t2,〜, t (式2)
また、以下では膜厚fとをひとまとめにしてベクトルfで表すこともある。
f=[f, f2,〜, f (式3)
計算結果にある程度の精度を求めるならば、膜厚fは、例えばウェハ上の位置についてさ
らに細分化することが望ましい。また、同様の理由でウェハ周囲温度ベクトルtは、例え
ばウェハ上の位置について細分化するほうが望ましい。
反応解析式は、半導体製造装置4の形状・材質などによって影響されるため、装置別に求
めなければならない場合がある。その場合は、1つ1つの装置それぞれに対して実験した
り、汎用熱流体プログラムを使って求めたりすると、時間やコスト(実験コスト、計算機
コスト)が増大するので、(式4)のように(式1)に調整係数α、βを含め、装置
別差を吸収する。
=α×Ψ(t,s)+β,i=1,〜,N (式4)
具体的にはα=0.8〜1.2程度、β=−0.2〜0.2程度を設定する。それぞれの
調整係数をまとめて表記し、調整係数ベクトルα、βとする。調整係数α、βは予めUI
部508を介して設定される。
α=[α, α2,〜, α
β=[β, β2,〜, β
図9は、温度膜厚行列作成部500における、温度膜厚行列Mを求める処理のフローチャ
ートである。
S100において、まず、成膜結果DB512に記憶されている処理条件のうち、温度膜
厚行列Mが作成されていないものを探し出して温度膜厚行列Mの作成条件とする。次に(
式1)において、温度t以外の圧力およびガス流量ベクトルsを作成条件と同じ値s
設定する。
S102において、ウェハ周囲温度ベクトルtの基準温度条件を決定する。この基準とな
るウェハ周囲温度ベクトル値をtとする。このtは、半導体製造装置4が温度膜厚行
列Mの作成条件にあるときの、ウェハ周囲温度ベクトルtの値が望ましい。しかしながら
、そのような値を取得するのは困難なので、温度による温度膜厚行列Mの非線形性が損な
われない程度の適切な予想値を設定する。例えば、温度膜厚行列Mの作成条件の温度設定
が1000℃の場合、ウェハ周囲温度ベクトルtの値の幅は大きく見積もって990℃〜
1010℃程度の値と考えられるならば、tの全ての要素値を1000℃としたりする
。あるいは、特許文献1で開示されている行列式を参考にtの値を予測して設定しても
よい。
S104において、tとsのときの膜厚fを(式1)を使って算出する。
S106において、温度膜厚行列Mを作成するためのN通りの温度条件を作成する。ひと
つの方法として、例えばウェハ周囲温度ベクトルtのそれそれ1つの要素に値を設定した
N通りのベクトルΔt〜Δtを作成し、それらのベクトルΔt〜Δtとtを加
算して温度条件とする。
Δt=[Δt, 0,〜, 0]
Δt=[0, Δt,〜, 0]


Δt=[0, 0,〜, Δt]
なお、N通りの温度条件の作成方法は、本方法に限定せず、tに加算されるベクトルΔ
〜Δtがそれぞれ互いに1次独立の関係にあればよい。例えば、Δtには、0.1
℃〜数℃程度を設定すればよい。
S108において、S106で作成した全ての温度条件について、後述する膜厚f〜f
が求められたかを判定する。全て求められていればS112へ進む。そうでなければS
110へ進む。
S110において、温度条件のうち処理されていないものについて、(式1)を使って膜
厚f〜fを算出する。
j,i=Ψ(t,s);i=1,〜,N;j=1,〜,N
=[f1,i, f2,i, 〜, fN,i;i=1,〜,N
S112において、まず、膜厚fからf〜fへの膜厚変化量をそれぞれ(式5)の
ように求める。
Δf=f−f;i=1,〜,N (式5)
次に、(式5)のΔf〜ΔfおよびΔt〜Δtから、(式6)のように行列Mを
算出する。
M=[Δf , Δf ,〜, Δf][Δt , Δt ,〜, Δt−1 (式6

ここで[Δf , Δf ,〜, Δf]は、Δf , Δf ,〜, Δfを各列とする
行列である。[Δt , Δt ,〜, Δt]は、Δt , Δt ,〜, Δtを各列
とする行列であり、正方行列である。Δt , Δt ,〜, Δtが一次独立であるの
で[Δt , Δt ,〜, Δt]は正則である。
(式6)によって求められた温度膜厚行列Mはウェハ周囲の温度変化(Δtで表す)と膜
厚変化(Δfで表す)との関係を、行列形式で表したものである。
Δf=M・Δt …(式7)
図9に示す温度膜厚行列Mを求める処理を、さらに詳しく説明する。図13および図14
は具体的に処理を行ったときの、複数枚処理されるウェハの内、一枚のウェハだけに着目
した時の例である。この図13および図14には、ウェハ面内を9分割し、それぞれの過
程での値を明記している。尚、図13(a)の括弧内数字は位置番号を表し、それは同時
にtの要素番号も表すものとする。いま、予想されるウェハ周囲温度ベクトルの初期値
は、図13(a)のように499℃〜503℃となる(図9のS100、S102)

=[503 502 501 501 499 500 501 500 502]
そして、その条件の膜厚予想が、図13(b)のようになった(図9のS104)。
=[115 105 100 95 90 100 100 100 100]
次に、第1から第9の温度条件Δt〜Δtを決定する(図9のS106)。
Δt=[1 0 0 0 0 0 0 0 0]
Δt=[0 1 0 0 0 0 0 0 0]
Δt=[0 0 1 0 0 0 0 0 0]
Δt=[0 0 0 1 0 0 0 0 0]
Δt=[0 0 0 0 1 0 0 0 0]
Δt=[0 0 0 0 0 1 0 0 0]
Δt=[0 0 0 0 0 0 1 0 0]
Δt=[0 0 0 0 0 0 0 1 0]
Δt=[0 0 0 0 0 0 0 0 1]
そして次に、それぞれの温度条件のときの膜厚予想を求める(図9のS110)。尚、図
14(a)(b)は、温度条件が(t+Δt)のときの例である。
=[125 110 100 100 100 100 100 100 100]
=[120 115 105 100 95 100 100 100 100]
=[115 105 110 95 90 105 100 100 100]
=[120 105 100 105 95 100 100 105 100]
=[115 110 100 100 95 105 100 105 105]
=[115 105 105 95 95 110 100 105 100]
=[115 105 100 100 95 100 110 105 100]
=[115 105 100 95 90 100 105 110 105]
=[115 105 100 95 90 105 100 105 110]
以上から、温度膜厚行列Mが求められる(図9のS112)。
Δf=[10 5 0 5 10 0 0 0 0]
Δf=[5 10 5 5 5 0 0 0 0]
Δf=[0 0 10 0 0 5 0 0 0]
Δf=[5 0 0 10 5 0 0 5 0]
Δf=[0 5 0 5 5 5 0 5 5]
Δf=[0 0 5 0 5 10 0 5 0]
Δf=[0 0 0 5 5 0 10 5 0]
Δf=[0 0 0 0 0 0 5 10 5]
Δf=[0 0 0 0 0 5 0 5 10]
つまり以下のようになる。
Figure 2005236248
温度算出部502は、温度膜厚行列作成部500に含まれるものと同様の反応解析式を含
み、反応解析式と温度膜厚行列などを利用して、ウェハ180のうち膜厚測定装置26で
測定された特定のウェハもしくは特定のウェハの特定の位置における実効温度を算出する
。算出された実効温度は、成膜結果DB512の実効温度部分に書き出し記憶する。
この実効温度の算出方法は、ある特定の温度条件を意味するウェハ周囲温度ベクトルのも
とで反応解析式(式1)より得られる予想膜厚と膜厚測定装置26にて実測した膜厚の差
を、改めてΔfとおく。(式7)を解くことにより、予想膜厚を算出するときに反応解析
式に入力したウェハ周囲温度ベクトルと実際の温度分布の差Δtを算出することができる
図10は、温度算出部502の温度算出方法を、膜厚測定装置26での測定対象が1ポイ
ントである場合について、模式的に示す図である。図10に示すように、反応解析式(式
1)は、温度に対して非線形であることから、(式7)を解くことにより直ちに最終的な
実効温度を求めることができない。実際には、所望の実効温度に近づいてゆくように、(
式1)と(式7)を繰り返し利用してウェハ周囲温度ベクトルtを少しずつ変更してゆく
(図10に示すa→b、c→d、e→f、…)。
図11は、温度算出部502における、実効温度を求める処理のフローチャートである。
S300において、まず、成膜結果DB512に記憶されている処理条件のうち、処理条
件と膜厚データが登録されていて、実効温度が算出されていないものを探し出して実効温
度の算出条件とする。次に(式1)において、温度t以外の圧力およびガス流量ベクトル
sを算出条件と同じ値に設定する。
次に、ウェハ周囲温度ベクトルtに基準温度条件tを設定する。基準温度条件tは、
半導体製造装置4が実効温度の算出条件にあるときの、ウェハ周囲温度ベクトルtの値が
望ましいが、そのような値を取得するのは困難なので、温度による温度膜厚行列Mの非線
形性が損なわれない程度の適切な予想値を設定する。例えば、算出条件の温度設定が10
00℃の場合、tの全ての要素値を1000℃としたりする。あるいは、特許文献1で
開示されている行列式を参考して設定してもよい。または、同じ処理条件で温度膜厚行列
Mを作成したときの基準温度条件tを用いてもよい。
S302において、tとsから(式1)を使って膜厚fを算出する。
S304において、成膜結果DB512に記憶されている膜厚データおよび測定ウェハの
位置および測定ポイントなどを入力し、膜厚fと比較し判定する。膜厚データと膜厚fと
の差が許容範囲であればS308へ進む。そうでなければS306へ進む。
S306において、(式7)の温度膜厚行列Mを用いてウェハ周囲温度ベクトルtを更新
する。
S308において、そのときのウェハ周囲温度ベクトルtを実効温度とし、成膜結果DB
512の実効温度部分に書き出し記憶する。
図11に示す実効温度を求める処理を、図10を参照して、さらに詳しく説明する。
基準温度条件の値は、図10の位置aにおける条件となる(S300)。位置aの条件で
反応解析式(式1)で膜厚を求めると位置aの膜厚になり(S302)、その値が膜厚デ
ータとは違う(S304)ので、位置bの条件へ更新した(S306)。再び位置bの条
件で膜厚を求めた(S302)結果、位置cの膜厚であった。このようにして、位置a→
b→c→…と徐々に最終的な実効温度が求められる。
[ウェハ実効温度検出システムの作用]
図12にウェハ実効温度検出システム1全体の処理のフローチャートを示す。
S500において、膜形成制御装置22が内部のレシピに従って半導体製造装置4を制御
し、その結果膜形成ウェハ182に膜が形成される。
S502において、膜形成ウェハ182が膜厚測定装置26に送り込まれ、膜厚が測定さ
れる。
S504において、膜厚測定装置26で測定された膜厚データ、膜形成制御装置22での
処理条件に基づいて、温度検出装置3で実効温度が求められる。膜形成制御装置22での
処理条件は、膜が形成される工程における、温度、圧力、ガス流量など各種の目標値また
は各種センサによる測定値(モニタ値)が含まれる。
S506において、求められた実効温度が温度検出装置内の成膜結果データベースに蓄積
される。
この求められた実効温度は、直ちに画面表示されたり、後で生産情報として参照されたり
、成膜解析の基礎データとしてなど、広範囲に利用することができる。
本発明は、バッチ式縦型CVD処理装置および枚葉式CVD処理装置に限らず、バッチ式
縦型熱処理装置、枚葉式熱処理装置やバッチ式横型CVD処理装置、バッチ式横型熱処理
装置等CVD装置や熱処理装置全般並びに基板処理装置全般に適用可能な半導体処理シス
テムである。
:本発明にかかるウェハ実効温度検出システムの構成図である。 :温度検出装置および膜形成制御装置のハードウェア構成図である。 :図1に示した膜形成装置の断面を例示する図である。 :図3に示したボートおよびウェハを収容した状態の反応室の断面を例示する図である。 :図1に示した膜形成制御装置の構成と、膜形成制御装置と半導体製造装置(図1,図3,図4)との関係を模式的に示す図である。 :膜形成装置の構成と膜形成装置と半導体製造装置との関係を示す図である。 :レシピを例示する図である。 :成膜結果DB512で記憶し管理されるデータを例示する図表である。 :温度膜厚行列を求める処理を示すフローチャートである。 :温度算出部502の温度算出方法を、膜厚測定装置26での測定対象が1ポイントである場合について、模式的に示す図である。 :温度算出部の実効温度を求める処理を示すフローチャートである。 :ウェハ実効温度検出システム全体の処理を示すフローチャートである。 :温度膜厚行列の作成例を示す図である。 :温度膜厚行列の作成例を示す図である。
符号の説明
1 ウェハ実効温度検出システム、180 ウェハ(半導体ウェハ)、182 膜形成済
ウェハ、22 膜形成制御装置、220 温度制御装置、222 ヒータ駆動装置、224
流量制御装置、226 圧力制御装置、228レシピ管理、26 膜厚測定装置、3 温度
検出装置、10 コンピュータ本体、102 CPU、104メモリ、12通信IF、14
記憶装置、140 記録媒体、16 表示・入力装置、4 半導体製造装置、40 反応室
、42 ヒータ、402 温度調整部分、404 ボート、406 温度センサ、410 ガ
ス流量調整器、412 流量センサ、420 圧力調整装置、422 圧力センサ、440
ガス導入ノズル、442円筒フランジ、444炉口蓋、446排気管、448 アウタチ
ューブ、450 インナチューブ、452筒状空間、480 カセット授受ユニット、48
2 カセットストッカ、484 バッファカセットストッカ、486 ウェハ移動機、48
8 ボートエレベータ、490 ウェハカセット、500 温度膜厚行列作成部、502 温
度算出部、504 処理条件入力部、506 膜厚入力部、508 UI部、510 温度膜
厚行列DB、512 成膜結果DB

Claims (1)

  1. 処理条件を示す設定値に基づいて、被処理基板に対して所定の処理を行う半導体処理装
    置と、前記所定の処理がなされた被処理基板の処理結果を測定する処理結果測定装置と、
    前記処理結果に寄与した被処理基板の周囲温度を検出する温度検出装置と、を備えた温度
    検出システムであって、
    前記温度検出装置は、被処理基板に対して所定の処理を行うときの処理条件と処理結果と
    に基づいて、被処理基板の周囲の温度を推定して求めることを特徴とした温度検出システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192571A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Tokyo Electron Ltd 基板処理システム及び基板搬送方法
JP2017174983A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 東京エレクトロン株式会社 制御装置、基板処理システム、基板処理方法及びプログラム
CN114808143A (zh) * 2022-06-28 2022-07-29 江苏邑文微电子科技有限公司 晶圆加热设备的参数确定模型训练方法、加热方法和装置

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