JP2005234910A - データ蓄積装置、電子装置、印刷装置、印刷システムおよびデータ送信方法 - Google Patents

データ蓄積装置、電子装置、印刷装置、印刷システムおよびデータ送信方法 Download PDF

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Kiyotaka Inaba
清高 稲葉
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茂樹 大内
Hiroaki Uchiyama
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Abstract

【課題】 通信中にエラーが発生した場合でも効率よく回復処理が行えるデータ転送を実現する。
【解決手段】 通信インターフェース11は、印刷装置2との通信を実現する機能で、有線のUSB、IEEE1394等あるいは無線のIEEE802.11やBluetooth等で実現する。ROMには各種のプログラムが格納されており、印刷制御ファイル作成機能12は、例えばDPOFファイルを作成する機能で、印刷ジョブID付加機能13は、印刷データに固有ジョブIDを付与する機能で、データ管理機能20は必要なデータの送信や印刷処理全般の制御を行う機能である。RAMには、デジタルカメラ1で撮影した画像データのための画像記憶領域14、デジタルカメラ1で作成した印刷指示のための印刷制御ファイル記憶領域15、通信エラーで中断した印刷ジョブのための印刷中断リスト記憶領域16等を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、画像ファイリング装置、文書サーバ、コンピュータ、携帯電話等のデータを蓄積している装置から印刷装置をはじめとする画像形成装置や携帯電話、他の電子装置へ所望とするデータを送信する技術に関する。
近年、デジタルカメラの撮影画像をパーソナルコンピュータ等を介さずに直接印刷装置から出力する、いわゆるダイレクト印刷が普及しはじめている。図11は、ダイレクト印刷の概念を示す図である。このダイレクト印刷を支援する技術の一つにDPOFがある。DPOFは、例えばデジタルカメラ1をケーブル3で印刷装置2に接続したり、あるいはデジタルカメラ1で使用しているメディア(CFカード、SDカード、スマートメディア等のフラッシュメモリ)を印刷装置2に直接挿入して印刷を行うシステムにおいて、デジタルカメラ1上で印刷の設定(枚数、サイズ等)を行い、デジタルカメラ1をケーブル3で印刷装置2に接続したり、あるいはメディアを印刷装置2に挿入するとデジタルカメラ1上で設定した印刷設定通りに撮影画像の印刷ができるという技術である。3は上述したケーブルあるいはメディアを介したデータ通信路である。
また、デジタルカメラ1と印刷装置2との間のデータ通信路3として、現在USBが一般的であるが、今後はBluetoothにみられるような無線技術も注目を浴びている。特にBluetoothにおけるBasic Imaging Profile(以下BIP)は、デジタルカメラ1から印刷装置2へのダイレクト印刷を前提としており、BIPの仕様にはDPOFの仕様も組み込まれている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
BluetoothのBIPを使用してダイレクト印刷を行う場合は以下の2通りの印刷方法がある。
(1)BIPにおけるImage Push機能
デジタルカメラ上でユーザが指定したファイルを、単純にデジタルカメラから印刷装置へ送信する機能。DPOF技術は使用しない。ユーザは単にファイル名だけをデジタルカメラ上で指定する。転送方式はプッシュ型(送信側にて送信する画像を特定し送信する方式)である。
(2)BIPにおけるAdvanced Printing機能
ユーザはデジタルカメラ上で、印刷設定(画像枚数等、サイズ指定、サムネイル印刷等)を行う。印刷開始時には、まず初めに、印刷設定ファイル(DPOFファイル)がデジタルカメラから印刷装置へ送信され、印刷装置は受信した印刷設定ファイルに従って、デジタルカメラに対して画像送信を要求する。印刷装置からデジタルカメラへ画像を要求するため、転送形式はプル型(受信側にて受信したい画像を特定して、画像ファイル名などを用いて送信側へ画像送信要求を行い、一方送信側ではその要求に従って画像を送信する方式)となる。
特開2001−230999公報 特開2001−238118公報 特開2002−158949公報
しかしながら、これら従来技術ではBIPの仕様も含めて、印刷中のエラー発生時の処理は言及されていない。このため、例えば、デジタルカメラから印刷装置へダイレクト印刷中になんらかの理由で通信が途切れた場合は、ユーザは初めから印刷をやり直さなければならず、大きなサイズの画像ファイルの場合は、時間のロスとなるという問題がある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、通信中にエラーが発生した場合でも、効率よく回復処理が行えるデータ送信を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のデータ蓄積装置は、無線通信を用いてデータを送信する手段を有するデータ蓄積装置において、過去にデータ送信が中断した時のデータを再び送信する際は、受信側から送られるオフセット情報に従って指定された位置からデータを送信するようにしたことを特徴とする。
また、請求項2は、無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ蓄積装置において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3は、印刷装置に所望とする画像データを送信して画像の印刷を行うデータ蓄積装置において、過去に印刷が中断した時の情報を印刷中断情報として保持し、該印刷中断情報から所望の画像を指定して前記印刷装置に印刷指示を行うことを特徴とする。
また、請求項4は、請求項3記載のデータ蓄積装置において、前記印刷指示を行う際、前記印刷装置へは、画像ファイル名とは別に付与した印刷ジョブIDを用いて画像を指定することを特徴とする。
また、請求項5は、請求項4記載のデータ蓄積装置において、前記印刷ジョブIDはデータ蓄積装置を識別可能な文字あるいは文字列と送信動作に係る時刻情報とから作成することを特徴とする。
また、請求項6は、請求項3または4記載のデータ蓄積装置において、前記印刷が中断した画像データを再び送信する際、印刷装置から取得したオフセット情報に基づいたデータ位置から画像データを送信するようにしたことを特徴とする。
また、請求項7は、請求項3記載のデータ蓄積装置において、前記印刷中断情報を所定の期間経過後に削除することを特徴とする。
また、請求項8は、印刷装置からの送信要求に基づいて画像データを送信して画像の印刷を行うデータ蓄積装置において、過去に通信が中断した画像データを再度印刷する際、印刷装置から取得したオフセット情報に基づいたデータ位置から画像データを送信するようにしたことを特徴とする。
また、請求項9は、請求項8記載のデータ蓄積装置において、前記印刷装置に画像データを送信する際、送信する画像情報を利用者に提示して確認させることを特徴とする。
また、請求項10は、データ蓄積装置からデータを受信して所定の機能を行う電子装置において、過去にデータの受信が中断した際のエラー復帰用データを保持し、前記データ蓄積装置からのデータの再受信の際に、前記エラー復帰用データを参照して、未受信のデータ位置から前記中断したデータを送信するようデータ蓄積装置に指示することを特徴とする電子装置。
また、請求項11は、請求項10記載の電子装置において、前記エラー復帰用データはファイル名と、正常に受信できたデータの部分と、ジョブIDと、再送信時のデータオフセットとを含み、前記再送信であるか否かの判断は前記ジョブIDを用いて行うことを特徴とする。
また、請求項12は、データ蓄積装置から印刷指示と画像データとを受信して印刷を行う印刷装置において、過去に画像データの受信が中断した際のエラー復帰用データを保持し、データ蓄積装置からの印刷指示が前記中断した画像データの再印刷である場合は、前記エラー復帰用データを参照して、印刷が正常に行える所定のデータ位置から画像データ送信するようデータ蓄積装置に指示することを特徴とする。
また、請求項13は、請求項12記載の印刷装置において、前記エラー復帰用データは画像ファイル名と、正常に受信できた画像データの部分と、印刷ジョブIDと、再印刷時のデータオフセットとを含み、前記再印刷であるか否かの判断は前記印刷ジョブIDを用いて行うことを特徴とする。
また、請求項14は、請求項13記載の印刷装置において、前記エラー復帰用データを所定期間経過後もしくは再印刷終了後に削除することを特徴とする。
また請求項15は、請求項14記載の印刷装置において、前記エラー復帰用データが削除される前に、データ蓄積装置へ再印刷のための画像データの要求を行うことを特徴とする。
また、請求項16は、データ蓄積装置と印刷装置とそれらを結ぶデータ通信路から構成され、データ蓄積装置に保存されている画像データをデータ通信路を経由して印刷装置で印刷するようにした印刷システムにおいて、前記印刷装置は通信エラーが発生した際、正常に受信した画像データを保持し、前記データ蓄積装置からエラーが発生した画像ファイルの再度の印刷要求には、前記印刷装置は印刷が正常に行える所定のデータ位置からの画像データ送信をデータ蓄積装置に指示することを特徴とする。
また、請求項17は、無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ送信方法において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを中断情報として送受信側双方が保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定するようにしたことを特徴とする。
また、請求項18は、無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ送信方法において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを中断情報として送受信側双方が保持し、受信側は更に正常に受信できたデータおよびデータ量を保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定し、受信側から送られるオフセット情報に従って指定された位置からデータを送信するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、効率的なデータ送信を実現することが可能となる。
また、印刷装置側では印刷データに含まれるジョブIDを解析することによって印刷データを識別することにより、信頼性の高いシステムの実装が容易に可能となる。
さらに、データ蓄積装置は要求された画像情報などを利用者に通知することにより、利用者が意図しない画像情報の送出を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書ではデータ蓄積装置としてデジタルカメラを例に説明するが、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の文書データや画像データを蓄積している装置なら適用可能である。また、送信するデータも画像データである必要はなく、ワードプロセッサや表計算ソフトで作成したデータ、あるいは単純なテキストデータでも良い。
図1は本発明に係るデジタルカメラの機能ブロック図である。デジタルカメラ1には本来の機能の他に、本発明に関わる機能として次の機能が備わっている。
通信インターフェース11は、印刷装置2との通信を実現する機能で、有線のUSB、IEEE1394等あるいは無線のIEEE802.11やBluetooth等で実現する。なお、本発明の殆どの機能はマイクロプロセッサとプログラムで実現されるので、ROMにはそれらの処理プログラムが格納されている。印刷制御ファイル作成機能12は、例えばDPOFファイルを作成する機能で、印刷ジョブID付加機能13は、印刷データに固有ジョブIDを付与する機能で、データ管理機能20は必要なデータの送信や印刷処理全般の制御を行う機能である。
また、RAMには、デジタルカメラ1で撮影した画像データのための画像記憶領域14、デジタルカメラ1で作成した印刷指示のための印刷制御ファイル記憶領域15、通信エラーで中断した印刷ジョブのための印刷中断リスト記憶領域16等を備えている。ユーザインターフェース18は、例えばLCDとタッチパネルで構成する。バス19はCPU17をはじめとする各機能との間でのデータの伝送路である。
図2は、本発明に係る印刷装置の機能ブロック図である。なお、本明細書ではデータ蓄積装置としてデジタルカメラ、データを受信する電子装置として印刷装置を例に説明するが、データ蓄積装置としては前述の通り、また電子装置としては複写機、コピー複合機、携帯電話、パーソナルコンピュータ等、種々のデータ処理装置に適用可能である。
印刷装置2には本来の機能の他に、本発明に関わる機能として次の機能が備わっている。通信インターフェース21は、デジタルカメラ1との通信を実現する機能で、デジタルカメラ1が備えている規格に合わせた通信手段を実現する。なお、本発明の殆どの機能はマイクロプロセッサとプログラムで実現されるので、ROMにはそれらの処理プログラムが格納されている。印刷制御ファイル処理機能22はデジタルカメラ1が作成した印刷制御ファイルを解釈して印刷に必要な動作を行わせる機能である。ジョブID解析機能23は、印刷データに付加された固有ジョブIDを解析する機能である。データ管理機能30は必要なデータの要求やデジタルカメラからの印刷要求処理全般の制御を行う機能である。
また、RAMには、エラー復帰用データ記憶領域24、印刷処理用記憶領域25、デジタルカメラ1より受信した印刷制御ファイル保存領域26等を備えている。また、印刷装置2にもユーザインターフェース28を備え、各種印刷設定(エミュレーションタイプ、用紙の大きさ、方向等)の他に、本発明にかかる再印刷処理に関する設定が行えるようになっている。また、バス29はCPU27をはじめとする各機能との間でのデータの伝送路である。
この実施例は、デジタルカメラ1から印刷装置2にダイレクト印刷を行うプッシュ型の例であり、通信方法としてはBluetooth(BIP)におけるImage Push機能を用いた場合である。図3は、本実施例における送信側での印刷指示の流れに沿った画面表示例を示す図である。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能20の制御のもとに実行される。以下、図面を参照して詳細に説明する。
ユーザがデジタルカメラ1から印刷指示を行う際、デジタルカメラ1における印刷命令には「通常印刷」と「再試行印刷」の2つの種類の印刷命令がある。ユーザが「通常印刷」を選択したときは、ユーザに「通常印刷」が選択されたことを示す確認画面が示され(図3最上部および左側参照)、確認が済むと、ユーザは所望の画像ファイル名を指定する(図は省略)。デジタルカメラ1はユーザがリストから選択した画像ファイル名とこれに対応する印刷ジョブIDを生成して印刷装置2に送信する。ここでは印刷装置に送るデータなので印刷ジョブIDとしたが、一般的には一まとめの処理に付すジョブの識別コードである。
ユーザが「再試行印刷」を選択したときは、ユーザに「再試行印刷」が選択されたことを示す確認画面が示され、ユーザの確認が済むと、画面には「印刷中断リスト」が表示され、ユーザはそのリストから所望の画像ファイル名を選択して印刷を開始する(図3最上部および右側参照)。このときデジタルカメラ1はユーザがリストから選択した画像ファイル名に該当する印刷ジョブIDを印刷装置2に送信する。以上の表示はデジタルカメラ1のユーザインターフェース18のLCDを用いて行われ、ユーザの確認や選択はLCDと一体に構成したタッチパネルから行う。LCDの面積が小さく指でタッチし難い場合は、デジタルカメラ1に備えられたカーソルキーや確認キーを用いるようにしてもよい。
図4は、デジタルカメラ1に記憶してある印刷中断リストの例を示す図である。画像ファイル名および印刷日時はユーザに示すが、印刷ジョブIDは内部処理に使用される。印刷ジョブIDの詳細は後述する。
次に、本実施例における処理の流れを、デジタルカメラ1と印刷装置2のそれぞれについて個別に説明する。図5は本実施例におけるデジタルカメラ1の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能20の制御のもとに実行される。
ユーザがデジタルカメラ1の所定のメニュー画面から印刷あるいは接続を指示すると、デジタルカメラ1は次の指示入力を待っている状態になる。デジタルカメラ1はユーザからの印刷命令の入力を待ち(ステップ501、502)、印刷命令の入力がなされたら、印刷命令が「通常印刷」であるかを調べる(ステップ503)、「通常印刷」が入力されたときは(ステップ503でYES)、続いて画像ファイル名の一覧を表示して印刷ファイル名をユーザに選択させ、この印刷命令のジョブID情報を新規に作成する(ステップ504)。印刷ジョブIDはデジタルカメラ1にて印刷命令毎に作成する。作成方法としては通信装置を識別するMACアドレスやBuletoothデバイスアドレスに日付・時刻等を用いてユニークなIDを作成してジョブを特定できるようにする。印刷命令が「再試行印刷」の場合は(ステップ503でNO)、印刷中断リストを表示して、ユーザに画像ファイル名と印刷日時の組を選択させる(ステップ505)。これで、印刷ジョブIDと印刷対象ファイルとが決定する。
次に、デジタルカメラ1は、印刷装置2に対して印刷要求を送信する(ステップ506)。この印刷要求にはステップ504またはステップ505で決定した印刷ジョブIDが含まれている。印刷要求を送信した後、デジタルカメラ1は印刷装置2からのオフセット情報受信待ち状態になる(ステップ507、508)。この受信待ち状態に通信エラーが発生したら(ステップ509でYES)、ステップ513以降の処理を行う。ステップ513以降のエラー処理については後述する。
印刷装置2からのオフセット情報を受信したら(ステップ508でYES)、該当する印刷(画像)データを指定されたオフセット位置から送信する(ステップ510)。そして、全データの送信終了を確認して(ステップ511)、成功裏に終われば印刷ジョブID情報を削除して(ステップ516)、再びユーザからの印刷命令待ち(ステップ501)に戻る。
もし、データ送信中に通信エラーを検出したら(ステップ512)、ステップ513以降のエラー処理を行う。この処理は、前述のオフセット情報の受信待ちにステップ509で検出した場合にも実行される。すなわち、ユーザにエラーが発生したことを通知して(ステップ513)、同時にユーザに対して、ユーザインターフェース18を介して「印刷を再度試みる」か「印刷を中止する」かの選択を促す。ユーザはこれに対して「印刷を再度試みる」か「印刷を中止する」かのいずれかを選択入力する。このとき、ユーザの選択が「印刷を再度試みる」の場合は(ステップ514でYES)、同じ印刷ジョブIDを用いて印刷装置2に対して再度印刷要求をする(ステップ506)。ユーザの選択が「印刷を中止する」の場合は(ステップ514でNO)、印刷ジョブIDを印刷中断リストに追加して印刷命令を終了させ、再びユーザからの印刷命令待ち(ステップ501)に戻る。
次に、本実施例における印刷装置2の動作を説明する。図6は本実施例における印刷装置2の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能30の制御のもとに実行される。
印刷装置2は、通信インターフェース21を介してデジタルカメラ1からの印刷要求を待つ(ステップ601、602)。そして、印刷要求を受信したら(ステップ602でYES)、印刷要求に含まれる印刷ジョブIDを解析し(ステップ603)、受信した印刷ジョブIDに該当するファイルのデータが印刷装置2のエラー復帰用データ記憶領域24に存在するかを調べる(ステップ604)、存在していなければ、通常印刷処理なのでデジタルカメラ1にはオフセット情報として0(ゼロ)を送信する(ステップ605)。
もし、印刷ジョブIDに該当するファイルのデータが印刷装置2のエラー復帰用データ記憶領域25に存在すれば(ステップ604でYES)、印刷ジョブID情報をエラー復帰用データ記憶領域24から印刷処理用データ記憶領域25へ移動する(ステップ606)。そして、印刷装置2はデジタルカメラ1へデジタルカメラ1が送信すべきファイルのオフセット情報を通信インターフェース21を介して送信する(ステップ607)。このオフセット情報は、通常は印刷処理用データ記憶領域25に移動した印刷ジョブID情報での画像ファイルの未受信部分のデータ先頭アドレスである。つまり、デジタルカメラ1からの印刷要求に含まれている印刷ジョブIDに該当するファイルがエラー復帰用データ記憶領域24に存在していた場合は、そのファイルの未受信部分のデータオフセット情報をデジタルカメラ1に送信することになり、一方エラー復帰用データ記憶領域24に、要求するファイルが存在していなかった場合は、デジタルカメラ1に送信するオフセット情報は0となる。
なお、オフセット情報はプリンタの印字処理動作が1ページ分全てのデータを受信し終えてから印字処理を開始する場合や、スプール処理を行う場合は、上述のように未受信部分のデータの先頭アドレスとなるが、ある種のインクジェットプリンタのように、1ページ分のデータを受信し終える前に印字処理を開始するような場合は、オフセット値は「エラーが発生したときのページの先頭部分のデータアドレス」となる。
印刷装置2は、デジタルカメラ1にオフセット情報を送信したら、デジタルカメラ1から送られてくる画像データをエラー検出しながら逐次受信し、印刷処理用データ記憶領域25に蓄積していく(ステップ608、609、610)。全データを受信するまでに通信エラーが発生しなければ、印刷装置2は受信した画像データを印刷して(ステップ612)、印刷ジョブID情報を削除し(ステップ613)、次の印刷ジョブに備えるべくステップ601へ戻る。
画像データの受信中にエラーが発生した場合(ステップ609でYES)、印刷装置2は印刷ジョブID情報と受信済みの画像データと受信済みデータ長とをエラー復帰用データ記憶領域24へ移して(ステップ611)、再びデジタルカメラ1からの印刷要求待ち状態(ステップ601、602)となる。
印刷ジョブID情報は、印刷装置2のエラー復帰用データ記憶領域24に該当するデータが存在するか否かを判断するための情報である。デジタルカメラ1側では、印刷要求に含める印刷ジョブIDとして、データ送信に失敗して再度データを送信するときは前回と同じジョブIDを使用することにより、デジタルカメラ1側が送信する画像と印刷装置2のエラー復帰用データ記憶領域24に保存してあるデータとの整合がとれる。また、印刷装置2側においてエラー復帰用データ記憶領域24に保存されたデータは所定の時間が経過すると自動的に削除されるようにするとRAM領域の節約になる。
次に第2の実施例を説明する。この実施例は、プル型印刷と呼ばれ、デジタルカメラは、印刷装置からの送信要求により印刷すべきデータを送信するもので、デジタルカメラから印刷装置にダイレクト印刷を行う際に、通信方法としてBluetooth(BIP)におけるAdvanced Printing機能を用いた例である。
プル型印刷では、ユーザは画像印刷に先駆けて、デジタルカメラ1に記録されている画像ファイルから印刷を所望とする画像ファイルの選択等の印刷設定を行う。この印刷設定はデジタルカメラ1のユーザインターフェース18で行い、このときに指定できる内容は、印刷する画像のファイル名、画像の印刷サイズ、画像の回転、クロッピング(切り取り)、タイトル挿入等がある。また、デジタルカメラ1に保存されている画像のサムネイル印刷の指定も可能である。印刷設定された内容は印刷制御用ファイル(DPOFファイル)として印刷制御ファイル記憶領域15に保存される。なお、プル型印刷では、1回の印刷命令で複数の画像ファイルの印刷を行うことができる。
本実施例における処理の流れを、デジタルカメラ1と印刷装置2のそれぞれについて個別に説明する。図7は第2の実施例におけるデジタルカメラ1の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能20の制御のもとに実行される。
ユーザがデジタルカメラ1の所定のメニュー画面から印刷、あるいは接続を指示すると、デジタルカメラ1は次の指示入力を待っている状態になる。デジタルカメラ1はユーザからの印刷命令の入力を待ち(ステップ701、702)、印刷命令が入力されたら印刷装置2へ通信インターフェース11を介して印刷要求を送信する(ステップ703)。この印刷要求には、前述の印刷設定で作成した印刷制御用ファイル(DPOFファイル)が含まれている。
印刷要求を出したデジタルカメラ1は、印刷装置2からの印刷データ送信要求を待つ(ステップ704、705、706)。受信待機中あるいは送信要求受信中に通信エラーを検出した場合は(ステップ706でYES)、ユーザインターフェース18を通じてユーザにエラーを通知して(ステップ710)、ステップ701の印刷命令入力待ちに戻る。
デジタルカメラ1が印刷装置2から印刷データ送信要求(ファイル名、オフセット、データ長等の指定)を通信インターフェース11を介して受信したら、要求に応じて画像データを印刷装置2へ送信する(ステップ707)。この時、図9のようにデジタルカメラ1のユーザインターフェース18に要求された画像のサムネイルとファイル名及び要求元のデバイス名とを表示し、ユーザからの確認を行う。なお、画像ファイルの送信に際しては、指定されたオフセットから送信するようになっている。印刷データを全て送信するまでに通信エラーが発生しなければ(ステップ708でYES)処理は終了し、再びステップ701の印刷命令入力待ちに戻る。エラーが発生した場合は、ユーザインターフェース18を通じてユーザにエラーを通知して(ステップ710)、再びステップ701の印刷命令入力待ちに戻る。
次に印刷装置2の動作を説明する。図8は第2の実施例における印刷装置2の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能30の制御のもとに実行される。印刷装置2は、通信インターフェース21を介してデジタルカメラ1からの印刷要求を待つ(ステップ801、802)。そして、印刷要求を受信したら(ステップ802でYES)、印刷制御情報(DPOFファイル)を解析し、印刷するファイル名を取得する(ステップ803)。次に、取得したファイル名に該当するデータが印刷装置2内部メモリ中のエラー復帰用データ記憶領域24に存在するかを調べ(ステップ804)、存在すれば、該当するデータをエラー復帰用データ記憶領域24から印刷処理用データ記憶領域25へ移動する(ステップ805)。そして、印刷装置2は該当するファイルの画像データを通信インターフェース21を介してデジタルカメラへ要求する(ステップ806)。このときに要求するファイルのデータ送信開始オフセットは未受信のデータオフセットから要求する。つまり、要求するファイルがエラー復帰用データ記憶領域24に存在していた場合は、そのファイルの印刷が正常に行える位置からのデータを要求することになり、エラー復帰用データ記憶領域24に要求するファイルが存在してなかった場合は、要求するファイルのデータ開始オフセットは0となる(ステップ807)。
印刷装置2はデジタルカメラ1からの受信データを印刷処理用データ記憶領域25に保存しながら印刷処理を行う(ステップ808)。本実施例の場合、複数の画像ファイルを印刷する可能性があるので、1ファイル分の印刷データを受信した段階で紙への印刷を行う。印刷が終わったファイルについては、印刷処理用データ記憶領域25から削除して次のファイルの処理にはいる(ステップ809、811)。もし、印刷データ受信中に通信エラーが発生しなければ、印刷装置2はステップ801の印刷要求待ちに戻る。
もし、エラーが発生した場合は(ステップ809でYES)、印刷装置2は受信済みの画像データと受信済みデータ長とをエラー復帰用データ記憶領域24へ移し(ステップ810)、ステップ801のデジタルカメラ1からの印刷要求待ちとなる。このとき、印刷装置が1ページ分のデータを待たずに印刷動作を開始する場合は、印刷を開始するページのオフセットを保持するようにする。つまり、印刷の途中でエラーが発生した場合でも、印刷中のページの先頭オフセットは常に保持されるので、受信済みデータ長を、このオフセットに変更しても、あるいは受信済みデータ長とは別に印刷が正常に行えるデータ位置として記憶し、再印刷の際にこの値をオフセットとして送信側に指示することで、正常な継続印刷が可能となる。
受信側がプリンタではない場合は、バッファ中の受信データは破棄する方が良いかも知れない。この場合は、固定長ブロック(例えば512バイトとか1024バイト)単位で受信して、逐次記録メディア(例えば不揮発メモリやハードディスク)に書き出し、ファイルの終り(EOF)が来た段階で最後のブロックを書き出す。ブロックの途中で通信エラーが発生した場合は、今のブロックの先頭をオフセットとすれば良い。
本実施例は、実施例1のプッシュ型印刷において、印刷装置2から積極的に再印刷処理を開始して、通信エラーが検出された画像データの印刷処理を再開させる処理の例である。本実施例をプル型再印刷処理と呼ぶ。図10は第3の実施例における印刷装置2の処理手順を示すフローチャートである。なお、この処理の多くの部分は、データ管理機能30の制御のもとに実行される。また、デジタルカメラ1の処理手順は図7のステップ704以降と同様であるので省略する。
印刷装置2は、再印刷処理する画像ファイルを通信インターフェース21を介してデジタルカメラ1へ要求する(ステップ901)。要求するファイルのデータ開始オフセットは未受信のデータオフセットあるいは印刷が正常に行える位置から要求する。つまり、要求するファイルがエラー復帰用データ記憶領域24に存在するので、そのファイルの続きの部分からデータを要求する。この時に、画像データのファイル名も送信する要求に含まれる。
印刷装置2はデジタルカメラ1からの受信データを印刷処理用データ記憶領域25に保存しながら印刷処理を行う(ステップ902)。もし、印刷データ受信中に通信エラーが発生しなければ、印刷装置2での処理は終了する。処理を終了する前には、印刷を終えた画像ファイル、印刷ジョブID等をエラー復帰用データ記憶領域24および印刷処理用データ記憶領域25から削除する(図示せず)。もし、エラーが発生した場合は(ステップ903でYES)、受信した印刷データを印刷処理用データ記憶領域25から削除して(図示せず)処理を終了する。
この実施例の処理は、印刷装置2が主体となって開始するので、ユーザの状況によっては、例えばデジタルカメラ1の電池切れ等で不便な場合もあるので、印刷装置2には、ユーザインターフェース28を通して再印刷処理の要否を設定できるようにしておくことが望ましい。
なお、印刷装置2においてエラー復帰用データ記憶領域24に保存されたデータは所定時間が経過すると自動的に削除されるが、この削除処理前に該当ファイルを本実施例に示す方法で、プル型再印刷処理を実行するようにしてもよい。
以上の説明では、データ蓄積装置としてデジタルカメラを例に説明したが、携帯電話、画像ファイリング装置、文書サーバ等、画像を蓄積している装置でも同様の効果が得られる。また、画像を印刷する装置を印刷装置として説明したが、プリンタの他に、複写機等の機能を併せ持つMFP(多機能周辺装置、複合機とも呼ぶ)や印刷出力機能を有するファクシミリ、あるいは携帯電話等であっても良い。
例えば、Bluetoothのような無線インターフェース付き携帯電話同士でローカルに(直接)画像を交換することもできる。このときは、画像蓄積装置も印刷装置も共に携帯電話ということになる。
例として、Aさんがカメラ付き携帯電話(Bluetooth等の通信インターフェース内蔵モデル)で、写真を撮影し、同じくBさんもカメラ付き携帯電話(Bluetooth等の通信インターフェース内蔵モデル)で、写真を撮影する。AさんとBさんで携帯電話に保存してあるイメージデータを交換する。このときにBIPを使ってイメージデータの送受信を行う。携帯電話から電子メール(インターネットメールなど)で撮影した画像を添付して送ることも可能ではあるが、携帯電話同士でローカルに行えば通信料もかからずに画像の受け渡しが可能となる。
また、画像蓄積装置がデジタルカメラで、受信側が携帯電話の場合でもよい。デジタルカメラで撮影した画像を携帯電話に送って、例えば携帯電話の待ち受け画像にすることもできる。さらに、デジタルカメラ同士での画像データの受け渡しにも適用できる。
本発明に係るデジタルカメラの機能ブロック図。 本発明に係る印刷装置の機能ブロック図。 第1の実施例における印刷指示の流れに沿った画面表示例を示す図。 デジタルカメラに記憶してある印刷中断リストの例を示す図。 第1の実施例におけるデジタルカメラの処理手順を示すフローチャート。 第1の実施例における印刷装置の処理手順を示すフローチャート。 第2の実施例におけるデジタルカメラの処理手順を示すフローチャート。 第2の実施例における印刷装置の処理手順を示すフローチャート。 送信要求の確認画面の例を示す図。 第3の実施例における印刷装置の処理手順を示すフローチャート。 ダイレクト印刷の概念を示す図。
符号の説明
1 デジタルカメラ、2 印刷装置、3 データ通信路、11、21 通信インターフェース、12 印刷制御ファイル作成機能、13 印刷ジョブID付与機能、14 画像ファイル記憶領域、15 印刷制御ファイル記憶領域、16 印刷中断リスト記憶領域、17、27 CPU、18、28 ユーザインターフェース、19、29 バス、22 印刷制御ファイル処理機能、23 印刷ジョブID解析機能、24 エラー復帰用データ記憶領域、25 印刷処理用データ記憶領域、26 印刷制御ファイル保存領域

Claims (18)

  1. 無線通信を用いてデータを送信する手段を有するデータ蓄積装置において、過去にデータ送信が中断した時のデータを再び送信する際は、受信側から送られるオフセット情報に従って指定された位置からデータを送信するようにしたことを特徴とするデータ蓄積装置。
  2. 無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ蓄積装置において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定するようにしたことを特徴とするデータ蓄積装置。
  3. 印刷装置に所望とする画像データを送信して画像の印刷を行うデータ蓄積装置において、過去に印刷が中断した時の情報を印刷中断情報として保持し、該印刷中断情報から所望の画像を指定して前記印刷装置に印刷指示を行うことを特徴とするデータ蓄積装置。
  4. 前記印刷指示を行う際、前記印刷装置へは、画像ファイル名とは別に付与した印刷ジョブIDを用いて画像を指定することを特徴とする請求項3記載のデータ蓄積装置。
  5. 前記印刷ジョブIDはデータ蓄積装置を識別可能な文字あるいは文字列と送信動作に係る時刻情報とから作成することを特徴とする請求項4記載のデータ蓄積装置。
  6. 前記印刷が中断した画像データを再び送信する際、印刷装置から取得したオフセット情報に基づいたデータ位置から画像データを送信するようにしたことを特徴とする請求項3または4記載のデータ蓄積装置。
  7. 前記印刷中断情報を所定の期間経過後に削除することを特徴とする請求項3記載のデータ蓄積装置。
  8. 印刷装置からの送信要求に基づいて画像データを送信して画像の印刷を行うデータ蓄積装置において、過去に通信が中断した画像データを再度印刷する際、印刷装置から取得したオフセット情報に基づいたデータ位置から画像データを送信するようにしたことを特徴とするデータ蓄積装置。
  9. 前記印刷装置に画像データを送信する際、送信する画像情報を利用者に提示して確認させることを特徴とする請求項8記載のデータ蓄積装置。
  10. データ蓄積装置からデータを受信して所定の機能を行う電子装置において、過去にデータの受信が中断した際のエラー復帰用データを保持し、前記データ蓄積装置からのデータの再受信の際に、前記エラー復帰用データを参照して、未受信のデータ位置から前記中断したデータを送信するようデータ蓄積装置に指示することを特徴とする電子装置。
  11. 前記エラー復帰用データはファイル名と、正常に受信できたデータの部分と、ジョブIDと、再送信時のデータオフセットとを含み、前記再送信であるか否かの判断は前記ジョブIDを用いて行うことを特徴とする請求項10記載の電子装置。
  12. データ蓄積装置から印刷指示と画像データとを受信して印刷を行う印刷装置において、過去に画像データの受信が中断した際のエラー復帰用データを保持し、データ蓄積装置からの印刷指示が前記中断した画像データの再印刷である場合は、前記エラー復帰用データを参照して、印刷が正常に行える所定のデータ位置から画像データ送信するようデータ蓄積装置に指示することを特徴とする印刷装置。
  13. 前記エラー復帰用データは画像ファイル名と、正常に受信できた画像データの部分と、印刷ジョブIDと、再印刷時のデータオフセットとを含み、前記再印刷であるか否かの判断は前記印刷ジョブIDを用いて行うことを特徴とする請求項12記載の印刷装置。
  14. 前記エラー復帰用データを所定期間経過後もしくは再印刷終了後に削除することを特徴とする請求項13記載の印刷装置。
  15. 前記エラー復帰用データが削除される前に、データ蓄積装置へ再印刷のための画像データの要求を行うことを特徴とする請求項14記載の印刷装置。
  16. データ蓄積装置と印刷装置とそれらを結ぶデータ通信路から構成され、前記データ蓄積装置に保存されている画像データを前記データ通信路を経由して印刷装置で印刷するようにした印刷システムにおいて、前記印刷装置は通信エラーが発生した際、正常に受信した画像データを保持し、前記データ蓄積装置からエラーが発生した画像ファイルの再度の印刷要求には、前記印刷装置は印刷が正常に行える所定のデータ位置からの画像データ送信をデータ蓄積装置に指示することを特徴とする印刷システム。
  17. 無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ送信方法において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを中断情報として送受信側双方が保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定するようにしたことを特徴とするデータ送信方法。
  18. 無線通信を用いてデータを送信する際にジョブIDを付与して行うデータ送信方法において、過去にデータ送信が中断した時のジョブIDを中断情報として送受信側双方が保持し、受信側は更に正常に受信できたデータおよびデータ量を保持し、中断した時のデータを再び送信する際は、前記ジョブIDを指定してデータを特定し、受信側から送られるオフセット情報に従って指定された位置からデータを送信するようにしたことを特徴とするデータ送信方法。
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