JP2005232741A - スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流路途中で第1流出路と第2流出路とに分岐し、かつ該分岐部から第2流出路がその上流側流路と異なる方向へ延びる当該流路の分岐部に設けられ、第1流出路への夾雑物の流出を阻止するスクリーン装置において、レーキ支持部に夾雑物が絡まらず、故障し難いものとする。
【解決手段】 放流管Hの上流側に、放流管Hに向かって凸になるように湾曲しかつ略水平に延びる複数のスクリーンバー20が上下方向に間隔をあけて並設されるスクリーン2と、複数のレーキ50が上記スクリーン2の隣り合うスクリーンバー20間を移動可能なように上下方向に間隔をあけて並設された複数のレーキユニット4と、該レーキユニット4を駆動するレーキユニット駆動手段5とを設ける。そして、レーキユニット4のレーキ支持部材51をスクリーン2の凸面側に配置し、レーキユニット駆動手段5により駆動してレーキ50の先端側でスクリーン2に捕捉された夾雑物を掻き取る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、汚水の流路に夾雑物を捕捉するために設置するスクリーン装置に関する。
従来より、この種のスクリーン装置として、水路の上流側に円弧状スクリーンの円弧中心が位置するように該スクリーンを水路の一側から他側に亘って配置し、該円弧中心に回動軸を設けると共に、一端を回動軸に取り付けた鋼板(アーム)の先端にくし状部材(レーキ及びレーキ支持部)を取り付け、回動軸を回動することにより、スクリーンの凹面側に捕捉された夾雑物を取り除くようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第2,910,181号明細書
ところで、従来より、合流式下水道施設において、例えば道路の下に埋設された雨水吐き室の一方の側面に開口した合流管の下流端から汚水としての家庭排水及び雨水が流入し、上記雨水吐き室における汚水が流入する側面と対向する側面に河川等に通じる放流管(第1流出路)の上流端が開口し、雨水吐き室における汚水が流入する側面に直交する側面に遮集管(第2流出路)の上流端が開口し、上記雨水吐き室の底面に設けた所定高さの平面視円弧状の越流堰を越えた汚水が放流管へ流れるようにしたものが知られている。このような雨水吐き室の越流堰上に平面視円弧状のスクリーン装置を配置して、越流堰を越えた汚水をスクリーン装置によりろ過した後、放流管から河川等に放流しようとすると、従来のスクリーン装置では、円弧状のスクリーンの円弧中心に回動軸を設け、一端を該回動軸に取り付けたアームの先端にレーキを支持するレーキ支持部を取り付けて回動軸を回動するため、スクリーンの凹面側の領域にレーキ支持部及び回動軸が配置されることとなる。
この構成によると、レーキ支持部等が夾雑物の混入する汚水側にあるため、レーキ支持部等に夾雑物が付着してスクリーン装置がうまく作動しないという問題がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レーキ支持部の配置に工夫を加えることで、夾雑物が絡まらず、故障し難いスクリーン装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、レーキ支持部を夾雑物の混入する汚水側と反対側に配置した。
具体的には、請求項1の発明では、流路途中で第1流出路と第2流出路とに分岐し、かつ該分岐部から第2流出路がその上流側流路と異なる方向へ延びる当該流路の分岐部に設けられ、第1流出路への夾雑物の流出を阻止するスクリーン装置を対象とする。
そして、上記第1流出路に向かって凸になるように湾曲しかつ略水平に延びる複数のスクリーンバーが上下方向に間隔をあけて並設されるスクリーンと、複数のレーキが上記スクリーンの隣り合うスクリーンバー間を移動可能なように上下方向に間隔をあけて並設され、スクリーンに捕捉された夾雑物を掻き取る複数のレーキユニットと、上記各レーキユニットを駆動するレーキユニット駆動手段とを備え、上記各レーキユニットのレーキを支持するレーキ支持部は、上記スクリーンの凸面側に配置され、上記レーキユニット駆動手段により駆動されて上記レーキの先端側で上記スクリーンに捕捉された夾雑物を掻き取るように構成されている。
この発明によれば、スクリーンが湾曲しているので、ストレート型のスクリーン装置に比し、スクリーン装置の幅を拡大することなく、スクリーンの面積を広くすることが可能となり、単位時間当たりのろ過量が増える。このとき、レーキ支持部はスクリーンの凸面側(夾雑物の混入する汚水側と反対側)にあるが、レーキ支持部に支持されたレーキの先端側をスクリーンバー間を移動させてスクリーンに捕捉された夾雑物を掻き取るので、夾雑物が取り除かれた汚水を第1流出路側へ流すことができる。したがって、レーキ支持部に夾雑物が絡まることはなく、スクリーン装置の故障を防ぐことができる。
請求項2の発明では、請求項1に記載のスクリーン装置において、上記スクリーンに対応する湾曲形状を有する越流堰上に設けられ、上記越流堰を超えた汚水が上記スクリーンを通って上記第1流出路に流れ込むように構成されている。
上記の構成によると、越流堰がスクリーンの形状に対応するように湾曲していることから、汚水が越流堰に沿ってスムーズに第2流出路へ導かれるようになるとともに、この越流堰を超えた汚水がスクリーンを通過することで、汚水の夾雑物がスクリーンに捕捉され、夾雑物が取り除かれた汚水を第1流出路側に流すことができる。このように湾曲した越流堰の上にスクリーン装置を設ける場合であっても、レーキ支持部が夾雑物を含む汚水が流れる領域と反対側に設けられるので、レーキ支持部に夾雑物が絡まるのを防ぐことができる。
請求項3の発明では、請求項1又は2に記載のスクリーン装置において、上記レーキユニット駆動手段は、上記スクリーンの凸面側におけるスクリーンバーの長手方向両端側に配置された駆動側回転体及び従動側回転体と、該両回転体に巻き掛けられて循環駆動する環状の動力伝達帯状体とからなり、該動力伝達帯状体には、上記各レーキユニットが間隔をあけて取り付けられ、動力伝達帯状体の循環駆動により上記レーキユニットをスクリーンに沿わせて移動させて上記レーキを隣り合うスクリーンバー間に長手方向一端側から導入して他端側から導出させることにより夾雑物を掻き取るように構成され、動力伝達帯状体は、駆動側回転体及び従動側回転体の間で湾曲されたスクリーンバーと略平行な側方案内部材によりガイドされているものとする。
上記の構成によると、動力伝達帯状体が循環してレーキユニットが移動する際、動力伝達帯状体が湾曲されたスクリーンバーと略平行な側方案内部材によりガイドされ、動力伝達帯状体がスクリーンバーの形状に対応する循環軌跡を描きながら循環するようになり、動力伝達帯状体がスクリーン装置の構成部材に接触することはない。動力伝達帯状体におけるレーキユニット取付部位の間が長くなっても、動力伝達帯状体がスクリーン装置の構成部材に接触することはなく、また、駆動側回転体及び従動側回転体を支持する軸受の長寿命化が図られるとともに、動力伝達帯状体を循環させるのに要する動力が小さくてもよくなる。さらに、動力伝達帯状体の循環駆動により上記レーキユニットをスクリーンに沿わせて移動させるようにしているので、レーキユニット駆動手段が、アームの先端にレーキ支持部を取り付けて回動軸を回動するものに比べてコンパクトとなる。このため、スクリーンの凸面側にレーキユニット駆動手段を配置することができ、レーキ支持部及びレーキユニット駆動手段に夾雑物が絡んで故障するのを防ぐことができる。
請求項4の発明では、請求項3に記載のスクリーン装置において、上記レーキは、隣り合うスクリーンバー間に上記流路の上流側から導入して該第2流出路側から導出させることにより夾雑物を掻き取るように構成されている。
上記の構成によると、夾雑物は、第2流出路側に掻き取られるので、夾雑物を汚水の流れに沿って押し流し易くすることができる。
請求項1の発明によれば、レーキ支持部を平面視で湾曲したスクリーンの凸面側に配置したので、スクリーン装置の幅を拡大することなく処理能力を高めながら、レーキ支持部に夾雑物が絡まるのを防ぐことができ、故障し難いコンパクトなスクリーン装置が得られる。
請求項2の発明によれば、湾曲した越流堰を超えた汚水をスクリーン装置によってろ過して第2流出路に流れ込むようにしたので、この場合にも、故障し難いスクリーン装置が得られる。
請求項3の発明によれば、動力伝達帯状体を循環駆動させてレーキユニットをスクリーンに沿わせて移動させているので、スクリーンの凸面側にレーキユニット駆動手段を配置することができ、レーキ支持部及びレーキユニット駆動手段に夾雑物が絡んで故障するのを防ぐことができる。
請求項4の発明では、レーキをスクリーンバー間に流路の上流側から導入し、第2流出路側から導出させて第2流出路側に掻き取るようにしたので、夾雑物を汚水の流れに沿って容易に押し流すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
−スクリーン装置の構成−
図1は、本発明の実施形態に係るスクリーン装置1が設置された合流式下水道施設の分岐部としての雨水吐き室Rを示す。該雨水吐き室Rは概ね立方体状をなしていて、例えば道路の下に埋設されている。この雨水吐き室Rの側面には、同様に埋設された合流管Gの下流端が開口している。該合流管Gの上流側には、汚水としての家庭排水及び雨水が流入するようになっており、この汚水が雨水吐き室Rに流れ込む。また、雨水吐き室Rにおける合流管Gの開口に直交する側面には、遮集管Sの上流端が開口している。また、雨水吐き室Rにおける合流管Gが開口する側面と対向する側面には、河川等に通じる放流管Hの上流端が開口している。すなわち、上記放流管Hは第1流出路を構成し、上記遮集管Sは汚水の第2流出路を構成している。
上記雨水吐き室Rの底面には、合流管Gからの汚水が流入する領域と放流管H側の領域とを区切るように所定高さの越流堰Tが設けられている。この越流堰Tは、合流管G側の領域と放流管H側の領域とを区切るように、かつ放流管H側へ向けて湾曲形成されていて、この越流堰Tの上面に、図2に示すようにスクリーン装置1が設置されている。
上記雨水吐き室Rでは、雨量が少ないときには、合流管Gから流れ込んだ汚水は越流堰Tを超えることなく、ほとんど全部が遮集管Sから汚水処理場へ送られる。一方、雨量が多いときには、汚水処理場の処理能力に限界があるため、合流管Gから雨水吐き室Rに流れ込んだ汚水が越流堰Tを超えて放流管H側へ流れるようになっている。この越流堰Tを超えた汚水が、図3に矢印イで示すようにスクリーン装置1へ向けて流れて該スクリーン装置1によりろ過された後、放流管Hから河川等に放流される。
上記スクリーン装置1は、汚水の夾雑物をろ過するためのスクリーン2を備え、このスクリーン2は越流堰Tの上面に固定されたフレーム3に取り付けられている。また、このフレーム3には、スクリーン2に捕捉された夾雑物を掻き取る後述のレーキユニット4(本実施形態では5つ配置されている)と、該レーキユニット4を駆動するレーキユニット駆動手段5とが取り付けられている。
上記フレーム3は、越流堰Tの幅方向に両端に亘って湾曲して延びる箱状に形成され、また、各スクリーンバー20は、フレーム3の汚水流れ上流側の壁部に沿うように湾曲しており、これに対応してスクリーン2も湾曲している。図2及び図4に示すように、このフレーム3の汚水流れ上流側(凹面側)の壁部には、該フレーム3の長手方向一側(図2及び図3の左側)近傍から他側(同図の右側)近傍に亘る開口部3aが形成されている。また、フレーム3の汚水流れ下流側(凸面側)の壁部には、上流側の開口部3aと略同形状の開口部3bが形成されている。
上記スクリーン2は、略水平に延びるスクリーンバー20を上下方向に等間隔に並設して構成されている。各スクリーンバー20は、フレーム3の長手方向両端に亘って真っ直ぐに延びる細長い板状のものであり、その長手方向両端側が上記フレーム3に固定されている。
上記フレーム3の長手方向他側には、該フレーム3の上壁から上方へ突出するように電動機29が配設されている。この電動機29は減速機を内蔵した周知のものであり、図示しない制御装置に接続されている。該制御装置には、雨水吐き室Rの越流堰Tよりも合流管G側の領域の水位を検出するセンサ(図示せず)が接続されている。この制御装置は、上記センサにより汚水の水位が越流堰Tを超える水位となったことが検出されると電動機29を起動させるように構成されている。
電動機29は、その出力軸が上下方向に向くように配置されてフレーム3の上壁に固定されている。図4に示すように、上記電動機29の下方におけるフレーム3の内部には、電動機29の出力軸と回転一体に連結された駆動軸30が上記出力軸と同軸上に配置されている。この駆動軸30の上端及び下端はフレーム3に取り付けられた軸受部材32により回転可能に支持されている。上記駆動軸30には、駆動側回転体としての駆動側スプロケット31が上下方向に間隔をあけて2つ固定されている。
一方、フレーム3の長手方向一側の内部には、駆動軸30と平行に延びる従動軸33及びガイド軸133が配置され、この従動軸33及びガイド軸133の上端及び下端が上記駆動軸30と同様に軸受部材(図示せず)により支持されている。従動軸33及びガイド軸133には、上記駆動軸30の2つの駆動側スプロケット31と同じ高さ位置にそれぞれ、従動側回転体としての従動側スプロケット35と、ガイドスプロケット135とが固定されている。したがって、これら駆動側スプロケット31、従動側スプロケット35及びガイドスプロケット135は、上下方向の回転軸周りに回転するようになっている。なお、上記駆動側スプロケット31及び従動側スプロケット35の歯数は同じであり、また、ガイドスプロケット135の歯数は、従動側スプロケット35の歯数よりも少ないものとなっている。
上記上側の駆動側スプロケット31、従動側スプロケット35及びガイドスプロケット135には、動力伝達帯状体としてのチェーン37が巻き掛けられている。なお、ガイドスプロケット135には、フレーム3の凸面側(背面側)のみにチェーン37が巻き掛けられている。このチェーン37は複数のリンク37aをピン37bにより連結してなる周知のローラチェーンである。また、下側の駆動側スプロケット31、従動側スプロケット35及びガイドスプロケット135にも同様のチェーン37が巻き掛けられていて、電動機29が起動すると、各駆動側スプロケット31の回転力がチェーン37を介して従動側スプロケット35及びガイドスプロケット135に伝達され、このときに上下2本のチェーン37が同じ速度で一定の軌跡を描きながら、図3の矢印ロの方向に循環する。
また、このスクリーン装置1には、上側チェーン37を下方から支持する下側案内部材としてのガイドローラ44が設けられている。該ガイドローラ44は、図5に示すように、チェーン37の下方に近接配置された固定側受け部材41に取り付けられている。該固定側受け部材41は矩形板状のもので、図3に示すように、フレーム3内部の長手方向両側に1枚ずつ設けられている。各固定側受け部材41は、チェーン37の循環軌跡に沿ってスクリーンバー20の長手方向に延びる矩形状に形成されていて、フレーム3の上壁内面から垂下するステー43の下端に取り付けられている。
上記ガイドローラ44は、固定側受け部材41のスクリーンバー20側である汚水流れ上流側に、チェーン37の軌跡に対応して略等間隔に複数配置されている。
各ガイドローラ44は、互いに同じ円筒状に形成されたものであり、図5に示すように、その回転軸方向両端が一対のL字状部材45により支持され、転動自在に構成されている。上記ガイドローラ44の外周面には、チェーン37のピン37bが係合するように窪み44aが形成されている。そして、ガイドローラ44は、その回転軸が略水平かつチェーン37の移動方向に略直交する方向に向くように配置され、L字状部材45の下面が固定側受け部材41の上面に固定されることにより取り付けられている。各ガイドローラ44は、チェーン37の循環軌跡が水平面上に形成されるように高さ位置が設定されている。
また、下側チェーン37も上記上側チェーン37と同様にガイドローラ44により下方から支持されている。この下側のガイドローラ44が取り付けられる固定側受け部材41は、フレーム3の下壁内面に立設されたステー47の上端に取り付けられている。
上記チェーン37には、図3に示すように、略等間隔に5つのレーキユニット4が取り付けられるようになっている。チェーン37の周方向に隣り合うレーキユニット4の間隔は、上記スクリーン2のスクリーンバー20の長さよりも短く設定されている。
上記5つのレーキユニット4は同様に構成されていて、図5に示すように、スクリーンバー20間を移動して夾雑物を掻き取るように構成された複数のレーキ50と、概ね上下方向に延びる板状のレーキ支持部材51とを備えている。上記レーキ50は板状のものであり、その肉厚は隣り合うスクリーンバー20の離間寸法よりも若干薄く設定されている。このレーキ50は、スクリーンバー20間の隙間に対応して上下方向に間隔をあけて配置され、その基端側が上記レーキ支持部材51に固定されている。このレーキ50の先端側は、スクリーンバー20よりも汚水流れ上流側(つまり、上記スクリーン2の凹面側)へ突出するように形成されている。
すなわち、上記レーキユニット4のレーキ支持部材51は、上記スクリーン2の凸面側に配置され、上記レーキユニット駆動手段5により駆動されて該スクリーン2に捕捉された夾雑物を各レーキ50の先端側で掻き取るように構成されている。
また、上記レーキ支持部材51の上端側は、レーキ50固定側と反対側へ略直角に折り曲げられ、上側チェーン37への取付部51aとされている。また、レーキ支持部材51の下端側には、上記取付部51aと同方向に延びる取付部材52が固定されている。これら取付部51a及び取付部材52は、各レーキ50が対応するスクリーンバー20間の隙間に配置された状態で、上側チェーン37の上面及び下側チェーン37の上面にそれぞれ接触するように位置付けられている。上記取付部51a及び取付部材52には、貫通孔(図示せず)が形成され、この貫通孔にチェーン37のリンク37a連結用のピン37bを嵌入してレーキユニット4がチェーン37に取り付けられている。
上記チェーン37に取り付けられた各レーキユニット4は、電動機29が起動してチェーン37が循環すると、チェーン37の循環軌跡に対応して移動する。すなわち、レーキユニット4のレーキ50は、その先端の移動軌跡を図3に二点鎖線で示すように、スクリーンバー20間に該スクリーンバー20の長手方向一端側(合流管Gの下流端側)から導入されて他端側(遮集管Hの上流端側)から導出された後、枠状フレーム3の汚水流れ下流側へ向かって円弧状の軌跡を描きながら移動する。この枠状フレーム3の汚水流れ下流側へ移動したレーキ50は、上記ガイドスプロケット135にガイドされてフレーム3の長手方向一側端部まで平面視く字状に移動した後、スクリーンバー20側へ向かって円弧状の軌跡を描きながら移動し、再びスクリーンバー20間に導入される。
このレーキユニット4が移動するときには、チェーン37の周方向に隣り合うレーキユニット4の間隔がスクリーンバー20の長さよりも短く設定されているので、少なくとも1つのレーキユニット4のレーキ50がスクリーンバー20間に位置するようになる。このことで、レーキユニット4によりスクリーンバー20が支持されるため、該スクリーンバー20が自重により撓むことはなくスクリーンバー20間の間隔が所期の寸法に保たれる。また、そのように複数のレーキユニット4を設けることで、電動機29の回転速度を速くせずにスクリーン2に捕捉された夾雑物の掻き取り頻度が十分に得られ、よって、レーキユニット駆動手段5の長寿命化が図られる。
また、このスクリーン装置1には、上側チェーン37を駆動側スプロケット31、従動側スプロケット35及びガイドスプロケット135の間で側方から支持する側方案内部材72が設けられている。図5に示すように、側方案内部材72は、固定側受け部材41に固定されている。
上記固定側受け部材41のスクリーンバー20側である汚水流れ上流側は、上方へ略直角に折り曲げれられて側方案内部材72の固定部41aを構成している。該固定部41aの上端は、チェーン37のローラ37cと略同じ高さに位置付けられ、この上端部のチェーン37側に上記側方案内部材72が固定されている。該側方案内部材72は、図3に示すように、固定部41aの長手方向両端に連続して延びかつスクリーンバー20の形状に対応して湾曲した棒状のものであり、そのチェーン37側の面がチェーン37のローラ37cに接触するように形成されている。この側方案内部材72により、チェーン37のスクリーン2側、すなわち汚水流れ上流側を移動している部分がスクリーン2に沿うように支持される。
また、図5に示すように、下側チェーン37も、上記上側チェーン37と同様に、スクリーン2に沿うように側方案内部材72により側方が支持されている。下側の固定側受け部材41は、フレーム3の下壁内面に立設されたステー47の上端に取り付けられ、この固定側受け部材41にはガイドローラ44が設けられている。
−スクリーン装置の動作−
上記のように構成されたスクリーン装置1の動作を説明すると、雨量が多いときには、合流管Gから雨水吐き室Rに流れ込んだ汚水が越流堰Tを超え、この汚水がスクリーン2を通過することで、汚水の夾雑物がスクリーン2に捕捉される。この汚水が越流堰Tを超えたときには、水位を検出するセンサにより汚水の水位が越流堰Tを超える水位となったことが検出され、電動機29が起動する。このことで、レーキユニット4のレーキ50がスクリーンバー20間を長手方向一側から他側へ移動する。このレーキ50により掻き取られた夾雑物は、スクリーンバー20の長手方向他側、すなわち図2の雨水吐き室Rにおける遮集管S側へ送られ、該遮集管Sを通って汚水処理場へ運ばれる。
−実施形態の効果−
したがって、この実施形態に係るスクリーン装置1では、平面視で湾曲したスクリーンバー20によりスクリーン2を構成し、レーキユニット4を該スクリーン2の凸面側に配置したので、レーキユニット4に夾雑物が絡まるのを防ぐことができ、故障し難いコンパクトなスクリーン装置1が得られる。
また、越流堰Tを湾曲させることで、合流管Gからの汚水が遮集管S側へ導かれるようになるとともに、この越流堰Tに設置されるスクリーン装置1の幅を抑えながらスクリーン2の面積が確保される。このスクリーン表面積が大きくなることによって汚水のろ過量が増え、汚水の処理能力が高まる。
また、チェーン37を循環駆動させてレーキユニット4をスクリーン2に沿わせて移動させているので、スクリーン2の凸面側にレーキユニット駆動手段5を配置することができ、レーキユニット駆動手段5に夾雑物が絡んで故障するのを防ぐことができる。
さらに、レーキをスクリーンバー20間に合流管G側から導入し、遮集管S側から導出させて流路の下流側に掻き取るようにしたので、夾雑物を汚水の流れに沿って容易に押し流すことができる。
さらにまた、運転中に循環しているチェーン37が、その下面に接触するガイドローラ44により支持されるので、チェーン37におけるレーキユニット4取付部位の間が大きく弛まない。このため、スクリーン装置1を幅の広い越流堰Tの上面に設置する場合のように、チェーン37におけるレーキユニット4取付部位の間が長くなる場合においても、チェーン37の全周が所期の軌跡を描きながら循環する。これにより、チェーン37がフレーム3等に接触するのを未然に防止できて、レーキユニット4をスムーズに移動させることができる。
また、チェーン37の弛みがガイドローラ44により防止されるので、チェーン37の張力を低くすることができる。これにより、駆動軸30や従動軸33及びガイド軸133の軸受部材32の長寿命化を図ることができるとともに、チェーン37を循環させるのに要する動力が小さくてもよくなり、電動機29を小型化できる。
また、ガイドローラ44はチェーン37に転がり接触するので、チェーン37を案内することによる動力の損失を抑えることができる。さらに、ガイドローラ44を固定側受け部材41に固定しているので、従来のチェーン37の構造を変更する必要がなくそのまま使用することができて、コストを低減できる。
さらに、運転中に循環しているチェーン37がその側面をなすローラ37cに接触する側方案内部材72により案内されるので、チェーン37におけるレーキユニット4取付部位の間がスクリーンバー20の形状に対応する湾曲した循環軌跡を描くようになる。このことにより、チェーン37が所期の軌跡を描きながら循環し、よって、チェーン37がスクリーンバー20等に接触するのを未然に防止できて、スクリーン2等の損傷を防止できるとともに、レーキユニット4をスムーズに移動させることができる。
また、側方案内部材72をチェーン37が有するローラ37cに接触させているので、両者は転がり接触している。このため、側方案内部材72にローラ等の接触時の抵抗を抑えるための構造を設けなくても、チェーン37を案内する際の動力の損失を抑えることができ、よって、側方案内部材72の構造を簡単にすることができる。
−その他の実施形態−
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、レーキユニット駆動手段5をスプロケット31,35,135及びチェーン37により構成したが、これに限らず、例えば、駆動軸30、従動軸33及びガイド軸133にそれぞれ駆動側プーリ、従動側プーリ及びガイドプーリを固定し、これら駆動側プーリ、従動側プーリ及びガイドプーリに動力伝達帯状体としてのベルトを巻き掛けて構成してもよい。
また、上記実施形態では、チェーン37や固定側受け部材41に転がり接触するガイドローラ44により下側案内部材を構成したが、これに代えて、チェーン37や固定側受け部材41に摺接する部材により下側案内部材を構成するようにしてもよい。また、チェーン37に噛み合うように配置されたガイドスプロケットにより下側案内部材を構成してもよい。
また、上記実施形態では、側方案内部材72を固定側受け部材41の長手方向両端に連続するように形成したが、断続させてもよい。
また、上記ガイドスプロケット135を設けるのではなく、チェーン37の汚水流れ下流側にもガイドローラ及び側方案内部材を設けて、チェーン37における開口部3b側の循環軌跡をスクリーン2の形状に合わせるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、合流式下水道施設の雨水吐き室Rに設置されるスクリーン装置に本発明を適用したものを示したが、本発明の適用対象となるスクリーン装置は、下水道施設以外の例えば河川の取水路等において、流路途中で第1流出路と第2流出路とに分岐し、かつ該分岐部から第2流出路がその上流側流路と異なる方向へ延びる当該流路の分岐部に設けられる水路に適用することができる。具体的には、図6に示すように、放流管Hが遮集管Sと同様に合流管Gと異なる方向に延びる場合や、図7に示すように、放流管Hが合流管Gと若干異なる方向に延び、遮集管Sが180°反転するような場合にも適用できる。
また、雨水吐き室R外の円弧状のスクリーン2の凹面側領域の円弧中心に回動軸を設けて、一端を該回動軸に取り付けたアームをスクリーン2の凸面側よりもさらに奥側まで伸ばし、その先端を折り曲げ、該先端にレーキ支持部材51をレーキ50がスクリーン2の凸面側から凹面側に向かって伸びるように設け、上記回動軸を回動させることで、レーキ50の先端側で上記スクリーン2に捕捉された夾雑物を掻き取るように構成してもよい。
以上説明したように、本発明に係るスクリーン装置は、例えば、合流式下水道の雨水吐き室における未処理水放流堰上や河川での取水路等に設置するのに適している。
実施形態に係る合流式下水道施設の雨水吐き室の概略構造を示す斜視図である。 実施形態に係るスクリーン装置を汚水流れ上流側から見た正面図である。 図4におけるIII-III線断面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3におけるV−V線断面図である。 その他の実施形態にかかる流路を示す平面図である。 その他の実施形態にかかる別の流路を示す平面図である。
符号の説明
1 スクリーン装置
2 スクリーン
4 レーキユニット
5 レーキユニット駆動手段
20 スクリーンバー
31 駆動側スプロケット(駆動側回転体)
35 従動側スプロケット(従動側回転体)
37 チェーン(動力伝達帯状体)
41 固定側受け部材
50 レーキ
51 レーキ支持部材(レーキ支持部)
72 側方案内部材
R 雨水吐き室(分岐部)
S 遮集管(本流)
G 合流管(本流)
H 放流管(第1流出路)
T 越流堰

Claims (4)

  1. 流路途中で第1流出路と第2流出路とに分岐し、かつ該分岐部から第2流出路がその上流側流路と異なる方向へ延びる当該流路の分岐部に設けられ、第1流出路への夾雑物の流出を阻止するスクリーン装置であって、
    上記第1流出路に向かって凸になるように湾曲しかつ略水平に延びる複数のスクリーンバーが上下方向に間隔をあけて並設されるスクリーンと、
    複数のレーキが上記スクリーンの隣り合うスクリーンバー間を移動可能なように上下方向に間隔をあけて並設され、スクリーンに捕捉された夾雑物を掻き取る複数のレーキユニットと、
    上記各レーキユニットを駆動するレーキユニット駆動手段とを備え、
    上記各レーキユニットのレーキを支持するレーキ支持部は、上記スクリーンの凸面側に配置され、上記レーキユニット駆動手段により駆動されて上記レーキの先端側で上記スクリーンに捕捉された夾雑物を掻き取るように構成されていることを特徴とするスクリーン装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン装置において、
    上記スクリーンに対応する湾曲形状を有する越流堰上に設けられ、
    上記越流堰を超えた汚水が上記スクリーンを通って上記第1流出路に流れ込むように構成されていることを特徴とするスクリーン装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスクリーン装置において、
    上記レーキユニット駆動手段は、上記スクリーンの凸面側におけるスクリーンバーの長手方向両端側に配置された駆動側回転体及び従動側回転体と、該両回転体に巻き掛けられて循環駆動する環状の動力伝達帯状体とからなり、該動力伝達帯状体には、上記各レーキユニットが間隔をあけて取り付けられ、動力伝達帯状体の循環駆動により上記レーキユニットをスクリーンに沿わせて移動させて上記レーキを隣り合うスクリーンバー間に長手方向一端側から導入して他端側から導出させることにより夾雑物を掻き取るように構成され、
    上記動力伝達帯状体は、駆動側回転体及び従動側回転体の間で湾曲されたスクリーンバーと略平行な側方案内部材によりガイドされていることを特徴とするスクリーン装置。
  4. 請求項3に記載のスクリーン装置において、
    上記レーキは、隣り合うスクリーンバー間に上記流路の上流側から導入して該第2流出路側から導出させることにより夾雑物を掻き取るように構成されていることを特徴とするスクリーン装置。
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