JP2005230988A - 回転砥石 - Google Patents

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哲也 橋本
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Abstract

【課題】 遠心力による膨出変形のみならず、幅方向の変形をも効果的に防止することができ、軽量で、安価に提供でき、砥石使用済み後の処理が容易な回転砥石を提供する。
【解決手段】 円筒芯材1の外周面に第1弾性材層2が形成され、該第1弾性材層2の外周面に引張強度に優れた繊維帯材3が螺旋状に連続巻回され、該繊維帯材3の外周面に第2弾性材層4を形成するとともに、該第2弾性材層4の外周面に碁盤の目状に砥石5が固着されてなる回転砥石であり、好ましくは、前記繊維帯材3が交互方向から螺旋状に連続巻回されてなることを特徴とする回転砥石。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銅張り・メッキ基板の研磨、プリント基板の穴埋めインク除去、バリ取り研磨、セラミック基板の研磨、ステンレス研磨、その他、非金属板等の研磨(研削を含む)に使用される回転砥石に関する。
前記のごとき各種の研磨には、従来、不織布ロール研磨材あるいは無端状ベルト研磨材が、被研磨材の材質及び研磨用途に合わせて使用されている。しかし、前記不織布ロール研磨材は、押圧研磨時あるいは高速回転研磨時に膨出変形等し易いなどの問題があり、また、無端状ベルト研磨材は、研磨材層が薄く、該研磨材の摩耗により研磨能力に変化が生じ易く、また、耐久性にも問題が残されていた。
そこで、金属線で補強されたシート状の支持体と、弾性体と、多数の砥石片とよりなる筒状砥石が提供されている(特許文献1参照)。なお、前記金属線で補強されたシート状支持体は、遠心力による膨出変形を防止するものであり、結果として、幅の広い被研磨面を持つ物品の研削或いは研磨に好適であるとされている。
特開2001―315064号公報
前記金属線の使用は、該金属線が円周方向に巻回されているため、遠心力による膨出変形を防止する効果が得られるが、金属線入りの特殊シートの準備が必要であり、重量が増すなどの問題、さらに砥石使用済み後の廃棄処理が面倒である等の問題が残されている。
本発明は、前記事情に鑑み、遠心力による膨出変形のみならず、幅方向の変形をも効果的に防止することができ、軽量化で、砥石使用済み後の廃棄処理が容易であり、安価な回転砥石を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明の回転砥石は、円筒芯材の外周面に第1弾性材層が形成され、該第1弾性材層の外周面に引張強度の優れた繊維帯材が螺旋状に連続巻回され、該繊維帯材の外周面に第2弾性材層を形成するとともに、該第2弾性材層の外周面に碁盤の目状に砥石を配置したことを特徴とする(請求項1)。
前記本発明では、金属線は使用されない。すなわち、前記第1弾性材層の外周面に引張強度の優れた繊維帯材が螺旋状に連続巻回される。前記繊維帯材は繊維が縦方向及び横方向に織られて所定の幅を有し、前記第1弾性材層の外周面を均一に締付け、さらに高速回転時における膨出変形のみならず、回転砥石の長さ方向の繊維が幅方向の変形をも効果的に防止する。さらに、製品重量の軽量化を図ることができ、砥石使用済み後には前記繊維帯材は焼却処理が可能であり、廃棄処理が容易であり、安価に提供できる。
前記本発明の実施の一形態は、前記繊維帯材を交互方向から螺旋状に連続巻回して2層としたことを特徴とする回転砥石である(請求項2)。この実施の一形態によれば、前記の本発明の作用効果に加えて、前記繊維帯材の強度が向上させられ、さらに一方向連続巻回の場合に生じ易い微妙な片寄りが防止される。
前記本発明の他の実施の一形態は、前記繊維帯材が耐水性を有することを特徴とする(請求項3)。この実施の一形態によれば、研磨時における冷却水の使用も何ら影響を受けない。
前記本発明のさらに他の実施の一形態は、前記繊維帯材がポリエステル織物にフノール樹脂を含浸処理したものであることを特徴とする(請求項4)。具体的には、耐水、耐熱、耐久性に優れたフェノール樹脂を所定の塗布量となるように固形分を調整し、含浸処理により前記ポリエステル織物に含浸させてなる。
この実施の一形態によれば、必要とする引張強度とともに、好ましい耐水性、耐熱性、耐久性、さらには柔軟性を得ることができる。なお、ポリエステル織物に限らず、該ポリエステルと綿の混紡織物でもよく、また、含浸させる樹脂は、前記フェノール樹脂の変成品(PVA、エポッキシ、合成ゴムにより変成)、その他、PVA、合成ゴム、ウレタン等であってもよい。
前記本発明のさらに他の実施の一形態は、前記第1弾性材層が多孔性材であることを特徴とする(請求項5)。この実施の一形態によれば、必要とする弾性を得ることが出きるとともに商品の軽量化を図ることができる。
本願発明によれば、遠心力による膨出変形のみならず、幅方向の変形をも効果的に防止することができ、軽量で、砥石使用済み後の廃棄処理が容易であり、安価な回転砥石を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明
する。図1は、本発明に係る回転砥石の一部斜視図、図2は、図1の縦断面図、図3は、繊維帯材の巻回状態を示す斜視図、図4は、繊維帯材の2層巻き状態を示す斜視図である。
図中、1はベークライト等からなる円筒芯材であり、該円筒芯材1の外周面には、多孔性材のスポンジからなる第1弾性材層2が形成される。該第1弾性材層2は、例えば、ポリエチレン、ポリウレタン、合成ゴム等の多孔性材によって形成される。
つぎに図3に示すように、前記第1弾性材層2の外周面に引張強度に優れた繊維帯材3が螺旋状に連続巻回される。該繊維帯材3は、ポリエステル織物にフェノール樹脂を含浸処理してなり、一実施例では、その引張強度は180kgf/25mmであった。
なお、図面実施の一例では、前記螺旋状に連続巻回した繊維帯材3の外周面に、図4に示すように、連続巻回方向を逆にして同様の繊維帯材3aが連続巻回され、該繊維帯材3、3aが2層に形成されている。
さらに、前記2層に連続巻回された繊維帯材3、3aの外周面に、第2弾性材層4が形成される。該第2弾性材層4、4aは、適宜用途に応じた弾性を有するゴムシートであり、図面実施の一形態では、前記繊維帯材と同様に2層に形成され、前記繊維帯材3、3aの上面を押え付けて一体化されている。もっとも、前記第2弾性材層4は1層であってもよい。
つぎに、前記第2弾性材層4aの外周面に砥石5が碁盤の目状に配置される。なお、前記碁盤の目状に配置される砥石5は、回転縦横方向に対して整列させられることなく、それぞれの横列が回転方向に対して所定の角度となるように固着される。
前記砥石5の固着は、円筒状に形成された第2弾性材層4の外周に固着する場合には手数を要する。したがって、前記第2弾性材層4が展開された状態で前記砥石5を接着剤により固着し、その後、前記繊維帯材3a外周に巻回することにより行われる。なお、前記砥石5は、各種合成樹脂と各種公知の砥粒を成形して構成してなる。
本発明に係る回転砥石の一部斜視図である。 図1の縦断面図である。 繊維帯材の巻回状態を示す斜視図である。 繊維帯材の2層巻き状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 円筒芯材
2 第1弾性部材
3、3a 繊維帯材
4 第2弾性部材
5 砥石

Claims (5)

  1. 円筒芯材の外周面に第1弾性材層が形成され、該第1弾性材層の外周面に引張強度に優れた繊維帯材が螺旋状に連続巻回され、該繊維帯材の外周面に第2弾性材層を形成するとともに、該第2弾性材層の外周面に碁盤の目状に砥石が固着されてなることを特徴とする回転砥石。
  2. 前記繊維帯材を交互方向から螺旋状に連続巻回して2層としたことを特徴とする請求項1に記載の回転砥石。
  3. 前記繊維帯材が耐水性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転砥石。
  4. 前記繊維帯材がポリエステル織物にフェノール樹脂を含浸処理したものであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の回転砥石。
  5. 前記第1弾性材層が多孔性材であることを特徴とする請求項1に記載の回転砥石。
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