JP2005230084A - バルーン取付け治具 - Google Patents

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孝治 中本
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俊夫 中村
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伸之 松浦
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直樹 安井
Yorio Matsui
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Abstract

【課題】内視鏡用バルーン等のバルーンを内視鏡挿入部等に簡単に取付けることができるバルーン取付け治具を提供することにある。
【解決手段】内視鏡1の挿入部2に、円筒状で両端に開口部を有する内視鏡用バルーン19を取付けるバルーン取付け治具24であって、前記内視鏡1の挿入部2に外嵌可能な内腔を有する取付け治具本体25の両端部に、該取付け治具本体25の内腔に挿入される内視鏡用バルーン19の前記開口部19a,19bを保持する保持部としての係合溝26を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、経口的または経肛門的に体腔内に挿入して体腔内を観察する内視鏡や処置具に取付けられるバルーンの取付け治具に関する。
医療用内視鏡を体腔内の深部消化管腔、例えば小腸へ挿入する場合の手技として、経口的に挿入する場合と経肛門的に挿入する場合とがある。いずれにしても、腸管は複雑に屈曲をしているために、体腔外で内視鏡の挿入部を押し進めても、挿入部の先端部に力が伝わり難く、深部へ挿入することは困難である。
そこで、内視鏡の挿入部を複雑に屈曲した腸管にスムーズに挿入できるように、内視鏡の先端部に内視鏡用バルーンを設けると共に、内視鏡挿入部に外挿したオーバチューブ(スライディグチューブ)の先端部にオーバチューブ用バルーンを設けたダブルバルーン式内視鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
これは、内視鏡挿入部を深部に挿入する際のガイドとしての役目を果たすオーバチューブを腸管の深部まで挿入した後、オーバチューブ用バルーンを膨らましてオーバチューブ用バルーンを腸管に固定し、この状態で、オーバチューブを後退させることにより、腸管の撓みをとって内視鏡挿入部をより深部に挿入するようになっている。
また、オーバチューブ用バルーンを膨らましてオーバチューブを腸管に固定する際に、腸管等に負担を掛けないように、バルーンの材質をラテックスのように軟質のものにしたもの、またバルーンの内圧を測定して圧力を制御できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2,3参照。)。
特開平11−290263号公報 特開2001−340462号公報 特開2002−301019号公報
しかしながら、ユーザーが必要に応じて内視鏡挿入部の遠位端に内視鏡用バルーンを取付けてバルーン付き内視鏡を構成しようとする場合、内視鏡用バルーンの取付け作業が煩雑であり、取付け作業性が悪いという問題がある。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、内視鏡用バルーン等のバルーンを内視鏡挿入部等のバルーン被取付け部材に簡単に取付けることができるバルーン取付け治具を提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、バルーン被取付け部材に、円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付けるバルーン取付け治具であって、前記バルーン被取付け部材に外嵌可能な内腔を有する取付け治具本体の両端部に、該取付け治具本体の内腔に挿入したバルーンの開口部を保持することができる保持部を設けたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1の前記バルーン被取付け部材は、内視鏡の挿入部であることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記保持部は、前記取付け治具本体の両端部における外周部に設けられ、前記バルーンの開口部がバルーン本体に対して外側に折り返されて係合する係合溝であることを特徴とする。
請求項4は、請求項1の前記取付け治具本体は、該取付け治具本体の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にする吸引口を有していることを特徴とする。
請求項5は、請求項1の前記取付け治具本体は、該取付け治具本体の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にして前記バルーンを取付け治具本体の内周面に密着した状態で封止したことを特徴とする。
請求項6は、円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付ける筒状のバルーン取付け治具と、前記バルーン取付け治具の両端部に設けられ、該バルーン取付け治具の内腔に挿入されたバルーンの前記開口部を保持する保持部と、前記バルーン取付け治具の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にして前記バルーンをバルーン取付け治具の内周面に密着した状態に保持する封止手段とを具備したことを特徴とするバルーンセットにある。
この発明によれば、内視鏡の挿入部等にユーザーが内視鏡用バルーンを簡単に取付けることができるという効果がある。
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は第1の実施形態であり、図1はダブルバルーン式内視鏡の全体の側面図、図2は挿入部の先端部の縦断側面図、図3はバルーン取付け治具の縦断側面図、図4は作用説明図である。
図1及び図2に示すように、例えば、小腸用の内視鏡1は細長い軟性の挿入部2を有しており、挿入部2の遠位端(先端側)には湾曲部3を介して先端構成部4が設けられている。挿入部2の近位端(基端側)には操作部5が設けられており、この操作部5にはアングル操作ノブ6が設けられている。さらに、操作部5は遠位端にコネクタ7を有するユニバーサルコード8が接続されている。
挿入部2には鉗子チャンネル、先端構成部4には照明光学系、固体撮像素子等の観察光学系(いずれも図示しない)が設けられ、挿入部2には鉗子チャンネル9が設けられ、この鉗子チャンネル9は操作部5の処置具挿入口10と連通している。
前記挿入部2には、該挿入部2に外挿される内視鏡用オーバチューブ11が設けられ、このオーバチューブ本体12の遠位端にはオーバチューブ用バルーン13が、近位端には把持部14が設けられている。さらに、オーバチューブ用バルーン13には第1の送気チューブ15の一端部が接続され、この他端部にはエアポンプ等のエア供給源(図示しない)に接続される接続口16が設けられている。
内視鏡1の先端構成部4及び湾曲部3の外周部にはその周方向に後述する内視鏡用バルーン19を取付けるための一対の環状溝18a,18bが設けられている。環状溝18a,18bには内視鏡用バルーン19がその弾性を利用して嵌合固定されている。
内視鏡用バルーン19は、ゴムまたは合成樹脂材料からなる弾性体であり、円筒状に形成され、その両端部には開口部19a,19bが設けられている。これら開口部19a,19bには環状溝18a,18bに弾性的に係合固定される環状凸部20a,20bが一体に設けられている。すなわち、内視鏡用バルーン19は、後述するバルーン取付け治具によって拡径方向に押し広げた状態で、内視鏡1の先端構成部4の前端部から嵌合することにより装着される。
さらに、内視鏡1の先端構成部4には内視鏡用バルーン19の内部に開口する挿通孔21が設けられ、この挿通孔21には挿入部2の内部に突出する接続管22が設けられている。そして、この接続管22には挿入部2に内挿された送気管路9の遠位端が接続されている。従って、挿通孔21は送気管路9を介して操作部5を経てユニバーサルコード8に内挿し、コネクタ7に設けられた送気接続口23に接続されており、送気管路9が外部に露出しないため、手技の邪魔にならないという効果がある。また、内視鏡1のコネクタ7に設けられた送気接続口23は送気チューブ(図示しない)を介してエア供給源(図示しない)に接続されている。
図3はバルーン取付け治具24を示し、取付け治具本体25は、合成樹脂または金属材料によって、前記内視鏡1の挿入部2に外嵌可能な内径を有する円筒体に形成されている。この取付け治具本体25の中間部は把持部となる大径部25aに、両端部には小径部25bに形成されている。この取付け治具本体25の両端部には鍔部25cが形成され、この鍔部25cの内側に保持部としての係合溝26が設けられている。さらに、取付け治具本体25の大径部25aの一部には取付け治具本体25の内腔に連通する吸引孔27が設けられ、この吸引孔27にはルアーロック形状の口金28が設けられている。この口金28にはシリンジが接続されるようになっている。
従って、内視鏡用バルーン19を内視鏡1の挿入部2に装着する際には、まず、内視鏡用バルーン19を取付け治具本体25の内腔に挿入する。そして、内視鏡用バルーン19の両端の開口部19a,19bを内視鏡用バルーン19自体の弾性力に抗して拡径方向に広げた後、外側に捲るようにしてに内視鏡用バルーン19の環状凸部20a,20bを取付け治具本体25の係合溝26に係合する。
このとき、内視鏡用バルーン19の弾性力によって環状凸部20a,20bが係合溝26に密着するため、内視鏡用バルーン19は取付け治具本体25と一体的となり、気密状態となる。この状態で、吸引孔27からシリンジを用いて真空吸引すると、取付け治具本体25の内周面と内視鏡用バルーン19の外周面との間は負圧となり、内視鏡用バルーン19が取付け治具本体25の内周面に密着する。
次に、内視鏡用バルーン19を密着した取付け治具本体25を内視鏡1の挿入部2の先端構成部4側から外嵌し、取付け治具本体25の両端開口を先端構成部4の環状溝18aと湾曲部3の環状溝18bに位置決めする。この状態で、シリンジを取り外して吸引孔27を介して取付け治具本体25の内周面と内視鏡用バルーン19の外周面との間を大気解放すると、内視鏡用バルーン19は取付け治具本体25の内周面から離間する。
次に、取付け治具本体25の係合溝26に係合している環状凸部20a,20bを内側に捲りを戻すようにして係合溝26から取り外すと、環状凸部20aが先端構成部4の環状溝18aに弾性係合し、環状凸部20bが湾曲部3の環状溝18bに弾性係合する。内視鏡用バルーン19を内視鏡1の装着した後は、内視鏡用バルーン19は取付け治具本体25と分離されるため、取付け治具本体25を挿入部2の先端構成部4側から抜取ることができる。内視鏡用バルーン19はそれ自体の弾性力によって環状溝18a,18bに密着するため、固定部材を設けることなく、簡単かつ強固に固定できる。
次に、ダブルバルーン式内視鏡の作用について説明する。
図4はダブルバルーン式内視鏡を経口的に小腸に挿入して腸管の内壁を観察する手技を示し、aは食道、bは胃、cは小腸を示す。まず、内視鏡1の挿入部2にオーバチューブ本体12を挿通し、内視鏡用バルーン19及びオーバチューブ用バルーン13のエアを抜いて収縮状態とする。
次に、図4(A)に示すように、内視鏡1の挿入部2を患者の口から体腔内に挿入し、操作部5のアングル操作ノブ6を操作して湾曲部3を湾曲操作しながら、挿入部2を食道a、胃bを経て小腸cに挿入する。そして、内視鏡1の挿入部2の先端構成部4が例えば十二指腸を通過したところで、リモートコントローラ等を操作してエア供給源を駆動する。
そして、図4(B)に示すように、送気チューブを介して内視鏡用バルーン19にエアを供給して内視鏡用バルーン19を膨張させると、内視鏡用バルーン19が小腸cの内壁に圧接し、内視鏡1の先端構成部4が小腸cに固定される。この状態で、オーバチューブ本体12の把持部14を把持してオーバチューブ本体12を挿入部2に沿って前進させると、オーバチューブ本体12の遠位端が内視鏡用バルーン19の後端部まで導かれる。
次に、図4(C)に示すように、再びリモートコントローラ等を操作してエア供給源から第1の送気チューブ15を介してオーバチューブ用バルーン13にエアが供給される。従って、オーバチューブ用バルーン13が膨張して小腸cの内壁に圧接し、オーバチューブ本体12の遠位端が固定される。この状態で、オーバチューブ本体12の把持部14を把持して内視鏡1の挿入部2と一体的にオーバチューブ本体12を手元側に後退させると、その引張り力によってオーバチューブ本体12と共に挿入部2の曲率半径が大きく、略直線状態になるため、小腸cの余分な撓みを取って小腸cを短くすることができる。
次に、図4(D)に示すように、内視鏡用バルーン19のエアを抜いて収縮した状態とし、内視鏡1の挿入部2を小腸cの深部に向って押し進めると、挿入部2はオーバチューブ本体12に案内されながら小腸cの深部に向って挿入される。
そして、内視鏡1の挿入部2の先端構成部4が小腸cの所望の位置まで前進したところで、図4(E)に示すように、再び送気チューブを介して内視鏡用バルーン19にエアを供給して内視鏡用バルーン19を膨張させて内視鏡用バルーン19を小腸cの内壁に圧接して先端構成部4を固定する。
この状態で、オーバチューブ用バルーン13のエアを抜いて収縮した状態とし、オーバチューブ本体12の把持部14を把持してオーバチューブ本体12を挿入部2に沿って前進させる。そして、オーバチューブ本体12の遠位端が内視鏡用バルーン19の後端部まで到達したところで、図4(F)に示すように、再びオーバチューブ用バルーン13を膨張させる。
この操作を繰り返すことにより、内視鏡1の先端構成部4を小腸cの深部まで挿入することができる。また、手技の際にオーバチューブ本体12を内視鏡1の挿入部2に沿って頻繁に進退操作するが、送気チューブと接続する送気管路9は挿入部2に内挿されているため、オーバチューブ本体12を円滑に進退させることができるとともに、送気管路系が手技の邪魔にならない。
なお、図4はダブルバルーン式内視鏡を経口的に小腸に挿入する手技を示したが、ダブルバルーン式内視鏡を経肛門的に大腸を経て小腸に挿入する場合においても基本的に同じである。
図5は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図5(A)は内視鏡用バルーン及びオーバチューブ本体の縦断側面図、(B)はX−X線に沿う断面図である。本実施形態は、内視鏡1の挿入部2に装着された内視鏡用バルーン19の最大外径A、挿入部2に外嵌されたオーバチューブ本体12の内径をBとしたとき、B>Aとしたものである。このように構成することによって、挿入部2に内視鏡用バルーン19を装着した状態でもオーバチューブ本体12の挿脱が可能となる。
また、オーバチューブ本体12の内周面には軸方向の全長に亘ってリブ29を設けたものである。このように、オーバチューブ本体12の内周面にリブ29を設けることによって内視鏡1の挿入部2とオーバチューブ本体12との摩擦抵抗を低減でき、操作性を向上できる。
図6は第3の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図6は内視鏡用バルーン及びオーバチューブ本体の縦断側面図である。本実施形態は、オーバチューブ本体12の近位端に設けられた把持部14に潤滑剤送液用管路30と体液吸引用管路31が接続されている。潤滑剤送液用管路30は潤滑剤供給源(図示しない)に接続され、体液吸引用管路31は体液吸引源(図示しない)に接続されている。
従って、内視鏡1の挿入部2をオーバチューブ11と共に小腸c等に挿入する際に、潤滑剤送液用管路30からオーバチューブ本体12の内腔に潤滑剤を供給して内視鏡1の挿入部2とオーバチューブ本体12との摩擦抵抗を低減させ、挿入部2とオーバチューブ本体12との相対移動を円滑に行うことができる。また、体液吸引用管路31から吸引することにより、オーバチューブ本体12の内腔に侵入した体液等を吸引することができる。
図7は第4の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図7はバルーン取付け治具の縦断側面図であり、内視鏡用バルーン19の弾性力によって環状凸部20a,20bが取付け治具本体25の係合溝26に密着されている。さらに、吸引孔27から真空吸引して取付け治具本体25の内周面と内視鏡用バルーン19の外周面との間は負圧にした状態で、吸引孔27は封止手段としてのキャップ32によって封止され、内視鏡用バルーン19と取付け治具本体25とが一体のバルーンセット33が構成されている。このバルーンセット33はこの状態で滅菌することも可能であり、滅菌済みのバルーンセット33として独立販売も可能である。
バルーンセット33を内視鏡1の挿入部2に装着する際には、バルーンセット33の内腔を先端構成部4側から外嵌し、取付け治具本体25の両端開口を先端構成部4の環状溝18aと湾曲部3の環状溝18bに位置決めする。この状態で、吸引孔27を封止しているキャップ32を取り外して取付け治具本体25の内周面と内視鏡用バルーン19の外周面との間を大気解放すると、内視鏡用バルーン19は取付け治具本体25の内周面から離間し、第1の実施形態と同様に内視鏡1に取付けることができる。
なお、前記各実施形態においては、内視鏡1の挿入部2に装着する内視鏡用バルーン19について説明したが、処置具やオーバチューブ等のバルーン被取付け部材にバルーンを装着するバルーン取付け治具としても適用できる。
前記各実施形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)バルーン被取付け部材に、円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付けるバルーン取付け治具であって、前記バルーン被取付け部材に外嵌可能な内腔を有する取付け治具本体の両端部に、該取付け治具本体の内腔に挿入されるバルーンの前記開口部を保持する保持部を設けたことを特徴とするバルーン取付け治具。
(付記2)前記取付け治具本体は、円筒形で、中間部に大径の把持部を有していることを特徴とする付記1記載のバルーン取付け治具。
(付記3)前記保持部は、取付け治具本体の外周に環状に形成された係合溝であり、バルーンの開口部に形成された環状凸部が係合されることを特徴とする付記1記載のバルーン取付け治具。
(付記4)円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付ける筒状のバルーン取付け治具と、前記バルーン取付け治具の両端部に設けられ、該バルーン取付け治具の内腔に挿入されたバルーンの前記開口部を保持する保持部と、前記バルーン取付け治具の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にして前記バルーンをバルーン取付け治具の内周面に密着した状態に保持する封止手段とを具備したことを特徴とするバルーンセット。
(付記5)前記封止手段は、前記バルーン取付け治具の内周面と前記バルーンの外周面との間を真空吸引する吸引孔と、この吸引孔を封止して負圧状態に保つキャップであることを特徴とする付記4記載のバルーンセット。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態を示すダブルバルーン式内視鏡の全体の側面図。 同実施形態の挿入部の先端部の縦断側面図。 同実施形態のバルーン取付け治具の縦断側面図。 同実施形態を示し、(A)〜(F)はダブルバルーン式内視鏡の作用説明図。 この発明の第2の実施形態を示し、(A)は内視鏡用バルーン及びオーバチューブ本体の縦断側面図、(B)はX−X線に沿う断面図。 この発明の第3の実施形態を示し、内視鏡用バルーン及びオーバチューブ本体の縦断側面図。 この発明の第4の実施形態を示し、バルーン取付け治具の縦断側面図。
符号の説明
1…内視鏡、2…挿入部、3…湾曲部、4…先端構成部、6…操作部、12…オーバチューブ本体、13…オーバチューブ用バルーン、19…内視鏡用バルーン、19a,19b…開口部、20a,20b…環状凸部、24…バルーン取付け治具、25…取付け治具本体、26…係合溝(保持部)

Claims (6)

  1. バルーン被取付け部材に、円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付けるバルーン取付け治具であって、
    前記バルーン被取付け部材に外嵌可能な内腔を有する取付け治具本体の両端部に、該取付け治具本体の内腔に挿入したバルーンの開口部を保持することができる保持部を設けたことを特徴とするバルーン取付け治具。
  2. 前記バルーン被取付け部材は、内視鏡の挿入部であることを特徴とする請求項1記載のバルーン取付け治具。
  3. 前記保持部は、前記取付け治具本体の両端部における外周部に設けられ、前記バルーンの開口部がバルーン本体に対して外側に折り返されて係合する係合溝であることを特徴とする請求項1記載のバルーン取付け治具。
  4. 前記取付け治具本体は、該取付け治具本体の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にする吸引口を有していることを特徴とする請求項1記載のバルーン取付け治具。
  5. 前記取付け治具本体は、該取付け治具本体の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にして前記バルーンを取付け治具本体の内周面に密着した状態で封止したことを特徴とする請求項1記載のバルーン取付け治具。
  6. 円筒状で両端に開口部を有するバルーンを取付ける筒状のバルーン取付け治具と、
    前記バルーン取付け治具の両端部に設けられ、該バルーン取付け治具の内腔に挿入されたバルーンの前記開口部を保持する保持部と、
    前記バルーン取付け治具の内周面と前記バルーンの外周面との間を負圧にして前記バルーンをバルーン取付け治具の内周面に密着した状態に保持する封止手段と、
    を具備したことを特徴とするバルーンセット。
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