JP2005229498A - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents

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英克 尾関
Yukiyasu Fukami
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Abstract

【課題】書籍等の商品が書店等の店頭に陳列されている時、無断でこの書籍の一部や全部のページに記載された事項が撮影される、いわゆるデジタル万引或いは電子万引と呼ばれる事象を防止する。撮影されること自体を防止すると共に、撮影された画像が利用される段階での制御をも実現する。複数の撮影装置や多くの撮影される可能性のある被写体が狭い範囲に集中して存在するケースでも、正しく撮影可否の制御を行う。商品の購入や時間の経過、所定の区域への立ち入り退出等に対応して、きめ細かな撮影可否の制御を行う。
【解決手段】撮影手段が撮影しようとしている空間方向に信号を送出する手段と、送出した信号を受信した装置からの応答信号を受信する手段と、受信した応答信号の内容に応じて前記撮影手段による撮影を可能又は不可能に制御する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本特許出願に係る発明(以後単に、「本発明」ともいう)は、画像を撮影しようとする方向に信号を発信し、例えば撮影しようとしたものに付されたもの、例えばICタグ等がその信号を受信した後、応答信号を返信し、その応答信号の内容に応じて画像の撮影や、撮影した画像情報に対して、種々の制御を行う撮影装置と撮影方法とに関するものである。
図6は従来の撮影装置の一例を含む報道支援システムのブロック構成図である。
この報道支援システムは移動体端末装置900と地上局920とから構成され、その他に移動体端末装置900に接続される表示装置であるモニタ919と、地上局920から放送された報道情報を受信する、例えば各家庭に設置されたテレビ受信機928等が存在する。
移動体端末装置900とモニタ919とは、例えばヘリコプター(図示せず)に搭載され、このヘリコプターの飛行中に、まず移動体端末装置900の移動体制御部918が景観画像に関する情報を取得するため、位置情報取得部912、カメラ情報取得部913、画像取得部911に対して処理開始コマンドを送出する。
位置情報取得部912は移動体制御部918からの命令を受け、例えば内蔵しているGPS(図示せず)によって位置情報を取得し、移動体制御部918に送る。
画像取得部911は移動体制御部918からの命令を受け、例えば内蔵しているCCDカメラ(図示せず)によって景観画像を撮影し、その画像情報を移動体制御部918に送る。
カメラ情報取得部913は移動体制御部918からの指定を受け、景観画像撮影時のカメラ角(撮影角度)情報を水平角と仰角の組で取得すると共に、撮影時の焦点距離情報をも取得し、移動体制御部918に送る。
移動体制御部918は収集したこれらの情報を景観画像ファイルとして保存する。
移動体制御部918は景観画像ファイルを保存すると、画像処理部910に対して、取得した景観画像情報から輪郭線を抽出し、景観画像を複数の領域に分割するよう指示を出す。
画像処理部910はこの指示に従い、景観画像内の濃度差を基に微分処理を行って輪郭線を抽出し、その輪郭線を境界としたラベリングによって領域分割を行う。
移動体制御部918は景観画像の領域分割が終ると、地図情報管理部914に対して景観画像ファイルのヘッダ情報を送出し、視野空間の算出を行うよう指示を出す。
地図情報管理部914は視野空間の計算を行うと共に、各構造物毎に構造物を構成する各頂点がこの視野空間の内部領域に存在するか否かを計算することによって、求めた視野空間の中に存在する構造物を決定する。
又、視野空間中に存在する構造物にも、視点から見える構造物と見えない構造物があるために、視点から見える構造物のみを抽出し、視点から反対側にある面や他の構造物に遮られている面を削除することが必要になる。そこで地図情報管理部914は次に隠面処理を行い、CG画像領域を作成する。
又、地図情報管理部914は、CG画像領域を構成する2次元図形の各頂点座標に対して投影変換前の3次元座標を求め、両者の対応関係をリンク情報として内部メモリに記憶する。このリンク情報は、各2次元領域がどの構造物の投影図であるかを判断するために使用される。
地図情報管理部914は次に、隠線消去して残った線データに基づき、CG画像の領域分割を行う。
CG画像の領域分割処理が終ると、移動体制御部918はラベル情報作成部915に対し、CG画像の分割領域と景観画像の分割領域との対応付けを行うように指示を出す。
ラベル情報作成部915はこの指示に基づいてテンプレートマッチング法により、CG画像の分割領域と景観画像の分割領域の対応付けを行う。
ラベル情報作成部915は更に、景観画像の各部分領域毎に重畳して表示するべき情報を求め、重畳して表示するべき位置情報と共に、ラベル情報として記憶する。
ラベル情報作成部915は作成したラベル情報を、移動体制御部918に送信する。
移動体制御部918はラベル情報を受信すると、ラベル情報出力部916に対してこのラベル情報を、例えばモニタ919等の表示装置に出力するよう指示すると共に、景観画像ファイルとして記憶している画像取得部が撮影した元の景観画像情報をモニタ919に出力する。
モニタ919は、移動体制御部918から送られた元の景観画像情報と、ラベル情報出力部916から送られたラベル情報とを画面に重畳して表示する。
これによってモニタ919の表示画面には、元の景観画像上に、例えば各種の建造物とその建造物の名称や所有者、建造年月日等、その建造物に関する各種情報を重畳して表示することができる。
ラベル情報出力部916はラベル情報を出力すると、出力完了を移動体制御部918に通知し、移動体制御部918はこの出力完了通知を受け取ると、通信処理部917に対して撮影した画像情報と撮影時のカメラ位置とカメラ角と焦点距離と画像サイズとを地上局920へ送信するよう指示を出す。
通信処理部917はこの指示に基づき、画像取得部911が撮影した元の画像情報と撮影時のカメラ位置とカメラ角と焦点距離と画像サイズとを地上局920へ無線送信する。
地上局920では通信処理部921がこれらの情報を受信し、移動体端末装置900における処理と同様に、地図情報管理部922が地図データベースにアクセスして視野空間中の構造物を抽出し、隠面処理によって実際に見える構造物だけを抽出し、ラベル情報作成部923がこれらの構造物の名称や関連情報と表示位置を含むラベル情報を作成し、ラベル情報出力部924がラベル情報中の位置情報に対応する画像中の位置に構造物名称またはその関連情報を重畳し、重畳された画像を放送部927が放送する。
例えば家庭等に設置されたテレビ受信機928はこの放送された映像を受信し表示を行う。これによってテレビ受信機928の視聴者は、例えばヘリコプター等に搭載されたカメラで撮影された報道映像に、映っている建造物等の名称や所有者、建造年月日、その他その建造物に関する種々の情報が重畳された映像を視聴することができる。
図7は従来の撮影制御装置の一例であるカメラシステムの使用状況図である。
例えば1m程度の所定の距離内において、利用者が携帯する非接触ICカード935等の無線通信媒体と、使用者認証機能付きカメラ930との間で無線通信による認証処理を実行する状態を示している。
写真の撮影者が使用者認証機能付きカメラ930を所持して操作し、非接触ICカード935を所持している被写人物を撮影する。
その時、使用者認証機能付きカメラ930と非接触ICカード935とは約1m程度に近付いた状態で互いに無線通信し、互いに認証情報を交換して相手の認証を行う。
従って互いに正当な撮影者と被撮影者とを確認した上で、写真の撮影を行うことができる。
図8はこの従来の撮影制御装置の一例であるカメラシステムのブロック構成図である。
このカメラシステムは、使用者認証機能付きカメラ930(以後説明の簡単のため特に誤解の可能性がない限り、単にカメラ930という)と、このカメラ930に挿入して使用される着脱可能な記憶媒体968と、前記カメラ930と無線通信を行う非接触ICカード935(以後説明の簡単のため特に誤解の可能性がない限り、単にカード935という)とから構成されている。
このカメラ930とカード935との無線通信は、それぞれのアンテナ部967とアンテナ部974とを介して行われる。
カメラ930は、前記アンテナ部967にそれぞれ内部バスを介して接続されているファイル作成部951、ヘッダ情報作成部952、記憶部953、画像表示部954、ユーザインターフェース部955、制御部956、画像取得部957、作業用メモリ部958、プログラムROM部959、ファイル管理部961、記憶媒体制御部962、認証情報記憶部963、使用者情報格納部964、認証処理部965、無線通信端末読み取り部966から構成されている。
カード935は、前記アンテナ部974にそれぞれ内部バスを介して接続されている認証部973、制御部972、固有情報記憶部971や、その他ユーザ操作部(図示せず)等から構成されている。
尚必ずしもこれらの構成を全て有することは必要でなく、例えばユーザ操作部等は存在しなくても構わない。
カメラ930とカード935との間を1m程度の所定の距離内で無線通信可能とするには、例えばマイクロ波である2.45GHz帯を用いたBlueToothや、赤外線を用いたIrDA等の規格に準拠した方法によって、通信可能な距離を調整することができる。
作業用メモリ部958は、アンテナ部967を介して無線通信端末読み取り部966から送られてきたデータや、各種処理途中段階のデータをバッファリングすると共に、プログラムROM部959に格納されているプログラムをロードするために使用される。
画像取得部957は、例えばレンズとCCD(光電素子)とで構成されるカメラユニットであり、画像を撮影して電子データ化し、記憶部953に記憶する。
記憶部953に記憶された画像情報はファイル作成部951によってファイル化され、ヘッダ情報作成部952によってファイルヘッダ情報が付加され、ファイル管理部961によって記憶媒体制御部962を介して記憶媒体968に記録保存される。
又、記憶部953や記憶媒体968に記憶保存されている画像情報は、ユーザインターフェース部955によって行われる操作者の操作に応じて読み出され、画像表示部954に表示される。
画像表示部954は、例えば液晶パネルを使った平面ディスプレイ装置である。
使用者情報格納部964はカメラ930使用者固有の情報を格納する格納手段であり、認証処理部965は、認証情報記憶部963に記憶している認証情報と、カード935からアンテナ部967と無線通信端末読み取り部966とを介して受信したカードの固有情報との認証を行う。
カード935では、制御部972が常時アンテナ部974を使って無線通信の有無を監視している。
カメラ930が図7に示すように、カード935の約1m程度まで近付けば、カード935の制御部972はカメラ930からの無線通信をアンテナ部974を介して受信する。
制御部972はカード935からのこの無線通信を受信すると、固有情報記憶部971に記憶している自分自身の固有情報をカード935に対して送信する。
カメラ930ではこの固有情報を受信し、認証処理部965が認証を行う。これは既に上記の通りである。
又更にカメラ930の認証処理部965は、この認証に成功すると、次に認証情報記憶部963に記憶している自分自身の認証情報をアンテナ部967を経由してカード935に送信する。
カード935では、このカメラ930から送信された認証情報を受信し、認証部973が認証を行う。
このようにしてカード935とカメラ930とは互いに相手を認証し、この認証が成功した時のみ、制御部956はユーザインターフェース部955を使って行われる種々の操作を有効にし、認証に成功しなかった場合には、ユーザインターフェース部955を使って行われる種々の操作を全て無効にし、一切の操作を受け付けない。
このようなカメラシステムによって、カメラ操作者と被撮影者とが互いに認証され、認証に成功した場合だけカメラによる撮影が行われ、認証に成功しなかった場合にはカメラによる撮影が行われない。
このカメラシステムによって誤ったカメラ撮影、例えば医師が患者の医療写真を撮影する場合、担当医師が患者を取り違えて医療写真を撮影することが防止され、芸能人や政治家等が自らの意に反してマスコミや観衆によってカメラ撮影されることを防止することができる。
特開2000−050156号公報 特開2001−014277号公報
しかしながらこのような従来技術である報道支援システムでは、カメラ撮影した画像情報に対して種々の加工を行ったり制御を行うことは可能であるが、カメラ撮影されること自体を制御することはできなかった。
又、他の従来技術であるカメラシステムでは、カメラ撮影されること自体の制御は可能であるが、カメラ撮影された画像が利用される段階での制御を行うことはできず、カード935とカメラ930との認証も両者の距離が一定以下となったことを電波の状況から判断して行うだけであるため、複数のカメラやカードが近くに集中して存在するケースでは認証に失敗することがあり、又実際に写そうとしている人の近くに認証を拒否する人がいた場合、実際に写される人は認証が可能にも拘らず、近くにいる人が認証を拒否するため、その認証を拒否する人との通信を行ってしまい認証に失敗してカメラ撮影が不可能になることもあった。
上記課題を解決するため本発明は次のような構成を採る。
本特許出願に係る請求項1に記載された発明は、撮影手段と、前記撮影手段が撮影しようとしている空間方向に信号を送出する手段と、前記送出した信号を受信した装置からの応答信号を受信する手段と、前記受信した応答信号の内容に応じて前記撮影手段による撮影を可能又は不可能に制御する第1の制御手段と、を有する撮影装置である。
本特許出願に係る請求項2に記載された発明は、前記第1の制御手段に代えて、或いは前記第1の制御手段に加えて、前記撮影手段によって撮影した画像情報の利用を制限する第2の制御手段を有する、請求項1に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項3に記載された発明は、前記第2の制御手段によって行われる、前記撮影した画像情報の利用の制限は、その画像の画像品質の制限と、その画像の表示の制限と、その画像情報を第1の他の機器に転送することの制限と、の1つ又は2つ以上の制限を含む、請求項2に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項4に記載された発明は、前記撮影した画像情報の利用を制限する第2の制御手段は、前記画像情報に対して暗号化を行うか又は電子透かし情報を加えることによって前記画像情報の利用を制限する、請求項2又は請求項3に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項5に記載された発明は、前記所定の空間方向に送出する信号は、その送出が行われる時刻情報を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項6に記載された発明は、前記所定の空間方向に送出する信号は、その送出を行った機器を特定する情報を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項7に記載された発明は、前記送出した信号を受信した装置は、前記撮影手段が撮影しようとする物に付加された、無線通信機能を有するICタグである、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項8に記載された発明は、前記応答信号の内容は、前記撮影しようとする物が購入されたか否かに関する情報を含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項9に記載された発明は、前記購入されたか否かに関する情報は改竄防止のための対策が行われている、請求項8に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項10に記載された発明は、前記応答信号の内容は、前記送出が行われる時刻情報と前記ICタグが記憶している撮影制限期間との比較によって決定される、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項11に記載された発明は、前記撮影しようとする物までの距離を計測する手段を有し、前記計測する手段が計測した撮影しようとする物までの距離に応じて、前記所定の空間方向に送出する信号の送出角度を撮影方向を中心とする所定の範囲に設定する、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項12に記載された発明は、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御は、第2の他の機器からの信号によって制御される、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項13に記載された発明は、前記第2の他の機器からの信号によって制御される、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御は、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御の開始と、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御の終了との、いずれか1つ又は2つ以上を含む、請求項12に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項14に記載された発明は、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御状況が、第3の他の機器に通知される、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項15に記載された発明は、前記第2の他の機器又は前記第3の他の機器のいずれか一方又は両方は、前記撮影しようとする物が購入されたか否かに関する情報を有する機器である、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項16に記載された発明は、前記送出した信号を受信した装置は、その受信信号の強度によって前記応答信号を送信するか否かを決定する、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項17に記載された発明は、前記撮影手段によって行われた撮影履歴情報が第4の他の機器に送信される、請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項18に記載された発明は、前記第4の他の機器に送信された撮影履歴情報が前記第4の他の機器によって記録保存される、請求項17に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項19に記載された発明は、前記撮影装置は、デジタルカメラ、又はカメラ付き携帯電話、又はカメラ付き携帯型パソコン、又はカメラ付き据置型パソコン、又はカメラ付き携帯情報端末装置、又はカメラ付きオーディオプレーヤー、又はカメラ付きビデオプレーヤー、又はカメラ付き位置計測装置、又はこれらの機能をその一部に含む装置、又は画像を撮影する機能をその一部に有する他の電子機器である、請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の撮影装置である。
本特許出願に係る請求項20に記載された発明は、撮影手段を使用して行う撮影方法であって、前記撮影手段が撮影しようとしている空間方向に信号を送出する手順と、前記送出した信号を受信した装置からの応答信号を受信する手順と、前記受信した応答信号の内容に応じて前記撮影手段による撮影を可能又は不可能に制御する手順と、を有する撮影方法である。
本発明では上記の構成を採ることによって、撮影されること自体を制御すると共に、撮影された画像が利用される段階での制御を行うことも可能になる。
又、複数の撮影装置や多くの撮影される可能性のある被写体が狭い範囲に集中して存在するケースでも、正しく撮影可否の制御を行うことが可能である。
更に又、商品の購入や時間の経過、所定の区域への立ち入り退出等に応じて、きめ細かな撮影可否の制御を実現することができる。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1であるカメラ付き携帯電話121とICタグ125とのブロック構成図であり、図2は本発明の実施の形態1であるカメラ付き携帯電話121とICタグ125との使用形態図である。
尚、本実施の形態では、本発明に係る撮影装置の一例としてカメラ付き携帯電話121について説明するが、本発明に係る撮影装置はカメラ付き携帯電話121に限るものではなく、デジタルカメラ、又はカメラ付き携帯型パソコン、又はカメラ付き据置型パソコン、又はカメラ付き携帯情報端末装置、又はカメラ付きオーディオプレーヤー、又はカメラ付きビデオプレーヤー、又はカメラ付き位置計測装置、又はこれらの機能をその一部に含む装置、又は画像を撮影する機能をその一部に有する他の電子機器、その他どのような撮影機能を有する機器であっても構わない。
又、本実施の形態では、撮影装置の本実施の形態であるカメラ付き携帯電話121が送信した信号を受信し、応答信号を送信するものの実施の形態の一例としてICタグ125について説明するが、これも又、ICタグ125に限るものではなく、例えばICカードやICチップや、これらを内蔵している部品や機器や、装置や、その他であって、信号を受信しそれに対して応答信号を送信することができるものならば何であっても構わない。
カメラ付き携帯電話121は電話としての機能を行う電話部166に加えて、画像を撮影し画像を記憶するためのカメラ部161と記憶部164、及び画像172の撮影の制御を行う信号を送受信するための送信部162、受信部163、これら全体を制御するための制御部165とを有している。
カメラ付き携帯電話121は電話部166によって音声を電気信号に変換して電話通信信号171として送信し、或いは又、電話部166によって電話通信信号171を受信して音声に変換し、電話部166によって音声として出力する。
電話部166は音声を電気信号に変換するためのマイクやその他、或いは逆に電気信号を音声に変換するためのスピーカー、或いは電気信号化された音声信号を電話通信信号として通信するための変調部やアンテナ、或いは電話としての操作、例えばダイヤル等を行うための操作部や操作状況を確認するための表示部、その他多くの部分を有しているがこれらは通常の携帯電話と本質的に同一ものであるから図示することや説明は省略する。
この実施の形態のカメラ付き携帯電話121(以後単に、「携帯電話121」と呼ぶこともある)でも特に断らない限り、操作や操作状況の確認や通常の電話としての通話等は電話部166が有する部分を使って行う。
携帯電話121ではカメラ部161を使って画像172を撮影することができる。
カメラ部161はそのために図示していないが、例えば半導体撮像素子であるCCDやレンズ機構等を有しており、電話部166に含まれる操作部の操作によって画像172を撮影することができる。
この操作部の操作によってユーザが画像172を撮影しようとすると、制御部165は電話部166の操作部から撮影準備の信号を受け取り、送信部162を経由して撮影確認信号131を撮影しようとしている方向に送出する。
図2に示す本発明の実施の形態1であるカメラ付き携帯電話121とICタグ125との使用形態図(以後単に、「使用形態図」と呼ぶこともある)では、携帯電話121は商品(書籍)123(以後単に、「商品123」と呼ぶこともある)を撮影しようとして、カメラ部161は商品123の方向に向けられており、撮影確認信号131はこの商品123の方向に送出される。
同時にカメラ部161はその方向に極めて指向性の強い電磁波(例えば光線)を送出し、その反射波を受信することによって、カメラ部161から商品123までの距離を計測する。
尚、この撮影対象までの距離を計測する方法は1つの例であって、必ずしも電磁波を送出せずに超音波でも構わないし、他のどのような方法で撮影対象までの距離を計測しても構わないが、本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。
次に制御部165は、計測した撮影対象までの距離とレンズの焦点距離と、レンズと撮像素子までの距離と、撮像素子の大きさとから、撮影可能な範囲を計算する。撮影可能な範囲の計算方法も必ずしもこのような方法に限るものではなく、例えばパターン認識技術を使う方法や、他にも種々の方法が考えられ、そのような如何なる方法であっても構わないが、本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。
送信部162はこの撮影可能な範囲に関する情報を制御部165から受け取り、その撮影可能な範囲をカバーするように上記撮影確認信号131を送出する。
尚、この実施の形態はあくまでも一例であり、必ずしもこのように撮影確認信号131を特定の方向だけに送出する実施の形態だけに限るものではなく、他の実施の形態ではより広い方向やより狭い方向に向けて撮影確認信号131を送出するものであっても構わない。
又、送信部162が撮影可能な範囲をカバーするように撮影確認信号131を送出する方法は、拡散範囲が丁度撮影可能な範囲をカバーするような波長の電磁波を搬送波として使用して撮影確認信号131を送出しても構わないし、より指向性の強い電磁波を搬送波として使用して撮影確認信号131を送出しながら撮影可能な範囲全体をカバーするようにスキャンしても構わないし、他にも種々の方法が考えられ、そのような如何なる方法であっても構わないが、本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。
このようにすることによって本実施の形態では正確に撮影しようとしている対象物に対して撮影確認信号131を送信することができ、撮影しようとしている物以外の物から後述する撮影禁止信号133や撮影許可信号137を受信してしまうということが起らないよう制御することができる。
逆に、撮影しようとしているものに付属している後述するICタグ125に撮影確認信号131が届かないという事態も起らないよう制御することができる。
図2に示すように、撮影しようとしている対象物である商品(書籍)123には、ICタグ125が付属している。このICタグ125は、例えば最大長編が1mm以下の直方体であり、通常商品123のどこに付属しているかが一見では判らないように付属している。
もしもICタグ125が付属していることが簡単に判ってしまうと、不正なことを試みようとする者は、そのICタグ125を取ってしまったり、電磁波がそのICタグ125に届くことを妨害することができるため、そのような不正な試みを防止するためである。しかしながら、必ずしもこのような実施の形態だけに限るものではなく、他の実施の形態ではより大きなICタグ125や、異なる形状のICタグ125や、ICタグ125が付属していることが簡単に判るようなICタグ125であっても構わない。
ICタグ125は受信部183を有しており、受信部183は上記撮影確認信号131を受信する。
受信部183によって受信された撮影確認信号131は制御部185へ送られ、制御部185は撮影確認信号131を受け取ると、記憶部184に記憶している撮影制御データテーブル187の内容を確認する。
尚、撮影確認信号131を特定の方向だけに送出する本実施の形態ではなく、上記他の実施の形態のようにより広い方向に向けて撮影確認信号131を送出する実施の形態では、複数のICタグ125がこの撮影確認信号131を受信する可能性がある。
このような他の実施の形態では、例えば撮影確認信号131を受信した全てのICタグ125がこれ以降の処理を行う実施の形態でも構わないし、何等かの方法で1つ又は2つ以上のICタグ125が選択され、この選択されたICタグ125だけがこれ以降の処理を行う実施の形態でも構わない。
この1つ又は2つ以上のICタグ125を選択する方法には、例えば受信した撮影確認信号131の電磁波の強さを比較し、最も強い電磁波を受信したICタグ125を選択する方法や、受信した電磁波の強さが予め定められた所定の閾値以上であるICタグ125を選択する方法や、撮影確認信号131を受信したICタグ125同士が互いに情報を交換し、その結果によって選択する方法や、その他の方法があり、これらのどの方法であっても構わない。
撮影制御データテーブル187には、例えば図1及び図2に示すように、そのICタグ125が付属している商品123が購入されたか否かに関する情報や、その商品123の撮影を禁止する最大期間が記憶されている。
制御部185は撮影制御データテーブル187に記憶しているデータが、購入済みを表していれば撮影許可信号137を携帯電話121へ返送し、未購入を表していればその時点で撮影禁止期限を過ぎているか否かを判断し、既にその時点で撮影禁止期限を過ぎていれば撮影許可信号137を携帯電話121へ返送し、その時点では未だ撮影禁止期間を過ぎていなければ撮影禁止信号133を携帯電話121へ返送する。
この時、撮影禁止期間はICタグ125が記憶部184内の撮影制限データテーブル187に撮影禁止期限として記憶しており、現在時刻は携帯電話121から送られる撮影確認信号131に含まれている。
制御部185はこれらのデータを比較することによって、既にその時点で撮影禁止期間を過ぎているか否かを判断することができる。
尚、この方法はこの一実施の形態におけるものであり、他の実施の形態では現在時刻は必ずしも撮影確認信号131に含まれておらず、他の信号、例えば電波時計から発信される現在時刻や、例えばGPS信号に含まれる現在時刻や、各種ラジオ放送或いは各種のテレビ放送に含まれる現在時刻や、或いはこれら以外の各種サーバ等から発信された現在時刻を使って、既にその時点で撮影禁止期間を過ぎているか否かを判断しても構わない。
尚、この撮影制御データテーブル187の内容も本実施の形態における一例であって、他の実施の形態では、例えば購入済みか未購入かを表す購入情報だけであっても構わないし、撮影禁止期限に関する情報だけであっても構わないし、撮影禁止期限に関する情報も必ずしも年月日に限るものではなく、年だけ、或いは年月だけ、或いは年月日に加えて時間や分、秒の幾つかを含んでいても構わないし、他の情報、例えば直接的に撮影の可否を表す情報であったりその他の情報であっても構わない。
更に又、実施の形態によっては、このICタグ125内の撮影制御データテーブル187に記憶されている、商品123が購入されたか否かに関する情報やその商品123の撮影を禁止する最大期間や、これらの情報に基づいて携帯電話121に送信される撮影禁止信号133又は撮影許可信号137の全部又は一部は、不正に改竄されることができないような対策、例えば、暗号化や電子透かしや、その他の対策が行われている。もしもこのような不正な改竄が行われるならば、本来撮影することのできない画像172が撮影されてしまうからであり、このような事態の発生を防止するためである。
撮影確認信号131を送信した携帯電話121では、この撮影禁止信号133又は撮影許可信号137を受信部163で受信し、その情報を制御部165に渡す。
制御部165は受信部163から受け取った撮影の可否に関する情報を判別し、もしもその情報が撮影許可を表していればカメラ部161に対して撮影可能を通知し、もしもその情報が撮影禁止を表していればカメラ部161に対して撮影不能を通知する。
撮影のための利用者による操作は上記の通り、電話部166に含まれている操作部のスイッチ等を使って行われるが、その操作によって行われた画像172の撮影指示がカメラ部161に送られたとしても、カメラ部161では上記撮影可能が通知されていない限り実際の撮影は実行されない。
尚、上記の通り本実施の形態では撮影の可能不可能をカメラ部161へ通知し、カメラ部161で実際に撮影を行うか否かを最終的に判断したが、この方式はあくまでも本実施の形態における一例であって、必ずしもこのような方式に限るものではなく、他の実施の形態では撮影の可能不可能に関する情報をカメラ部161に送ることなく制御部165が保持し、電話部166に含まれる操作部によって行われた画像172の撮影指示を制御部165が受け取り、撮影が可能な時だけ撮影の指示情報をカメラ部161へ送り、撮影が許可されなかった時には撮影指示情報をカメラ部161へ送らないよう制御しても構わない。
或いは又、このような実施の形態も一例であって、他の実施の形態では、例えばICタグ125から受信したのが撮影禁止信号133であった時でも必ずしもカメラ部161による画像172の撮影そのものを行わないのではなく、例えばカメラ部161による撮影そのものは行うが、撮影した画像情報を記憶部164に記憶することを禁止したり、或いは記憶すること自体は可能であるが記憶できる画像の容量を制限したり、画像情報の品質、例えば解像度や明度や彩度やシャープネスやその他を劣化させたり、記憶できる期間や容量を制限したりする実施の形態であっても構わない。
更に又、このような実施の形態も一例であって、他の実施の形態では、例えばICタグ125から受信したのが撮影禁止信号133であった時でも必ずしもカメラ部161による画像172の撮影を禁止したり記憶部164による画像の記憶を禁止したり制限するのではなく、例えば電話部166に含まれる表示部に対して撮影した画像の表示を禁止したり、或いは表示可能な画像の数や画質を制限したり、表示可能な期間を制限する実施の形態でも構わないし、或いは、例えば電話部166に含まれる通信部に対して撮影した画像を電話通信信号171として送信することを禁止したり、或いは送信可能な画像の数や画質を制限したり、送信可能な期間を制限する実施の形態でも構わないし、撮影された画像情報が携帯電話121の電話部166から電話通信信号171によって他の機器に送信された後にその送信された画像情報を受信した機器での利用を制限する実施の形態であっても構わない。
そしてこのような種々の方法で撮影した画像の利用を制限するための具体的な手段としては、その画像情報を暗号化して特定の復号鍵を使わない限りその画像情報を復号化できないようにしたり、電子透かし情報を加えることによって不正な利用を制限することができる。
本実施の形態ではこのように制御することによって、例えばICタグ125が付加された商品(書籍)123が書店等の店頭に陳列されている時、無断でこの書籍の一部や全部のページに記載された事項が撮影される、いわゆるデジタル万引或いは電子万引と呼ばれる事象を防止することができる。
本実施の形態では次にこのICタグ125が付加された商品(書籍)123が購入されたとする。
この商品(書籍)123が、例えば書店のカウンター等で代金を支払って購入の手続きが行われると、その時同時に書店のカウンターに設置された端末装置(図示せず)、例えば店頭で販売者が金額を入力し現金の出納を行う機能を兼ね備えたPOSやキャッシュレジスターであるレジ141によって、その商品123が購入されたことを確認入力すると同時に、ICタグ125内の撮影制御データテーブル187の購入情報が「未」から「済」に書き換えられる(図2参照)。
このICタグ125内の撮影制御データテーブル187の書き換えは無線信号によって受信部183を使って行われても構わないし、ICタグ125を上記端末装置に装着して直接電気的に接続したり、それ以外の何等かの通信手段を使って行われる実施の形態であっても構わない。
例えば上記のように無線信号で行われる実施の形態では、書店のカウンター等に設置されたレジ141に書籍が購入されたことが入力されると、このレジ141はこの書籍に付加されたICタグ125に向かって撮影制御データテーブル187の購入情報を「済」に書き換えるよう指示を行う無線信号を送出する。
この購入された書籍に付加されたICタグ125は受信部183でその無線信号を受信し、その情報を制御部185に送る。
制御部185ではその情報を受け取って解読し、その指示に従って記憶部184内の撮影制御データテーブル187の購入情報を「未」から「済」に書き換える。
以上のように、例えば書店の店頭等に陳列された商品(書籍)123が購入され、その処理が行われた後に携帯電話121によって、例えばそのページの一部等が撮影されようとしたとする。
この時も上記の通り、携帯電話121から商品(書籍)123に向けて撮影確認信号135が送信される。
この撮影確認信号135やその送信方法については上記撮影確認信号131の場合と全く同一であるから説明は省略する。
商品(書籍)123に付加されたICタグ125は、受信部183によってその撮影確認信号135を受信する。これに関しても既に上記の通りである。
そして自分自身が撮影されようとしていることを知り、制御部185が記憶部184内の撮影制御データテーブル187の内容を確認する。これに関しても既に上記の通りであるから詳細な説明は省略する。
只、今回は上記の通りこの商品(書籍)123の購入手続きが行われているため、撮影制御データテーブル187の購入情報が「未」から「済」に書き換えられている。
従って制御部185はそのことを判断し、撮影許可信号137を送信部182から携帯電話121に対して送出する。
携帯電話121はICタグ125から送信された撮影許可信号137を受信部163で受信し、その信号は制御部165へ送られる。
制御部165はその信号を受け取って解読し、画像172の撮影が許可されていることを知る。
従って制御部165は上記のような画像172の撮影を制限したり、画像172の撮影は制限しないがその利用を制限するような制御は何も行わず、カメラ部161は画像172を撮影してその画像情報を記憶部164に記憶し、その画像情報を電話部166に有する表示部に表示したり、その画像情報を電話部166から電話通信信号171として送信することができる。
或いは他の実施の形態では、制御部165からカメラ部161に対して撮影許可を示す情報を送るものであっても構わないし、例えば制御部165から記憶部164に画像情報の記憶許可を示す情報を送るものであっても構わないし、例えば制御部165から電話部166に対して画像情報の表示許可や送信許可を示す情報を送るものであっても構わない。
本実施の形態ではこのように制御することによって、例えばICタグ125が付加された商品(書籍)123が書店等の店頭に陳列されている時、無断でこの書籍の一部や全部のページに記載された事項が撮影される、いわゆるデジタル万引或いは電子万引と呼ばれる事象を防止することができると同時に、そのICタグ125が付加された商品(書籍)123が正当に購入された後には、その商品123やその商品123の一部の撮影が自由に可能であるように制御することができる。
尚、上記本実施の形態ではICタグ125の制御部185が記憶部184内の撮影制御データテーブル187の購入情報を確認し、その内容に従って撮影禁止信号133又は撮影許可信号137を携帯電話121に送信したが、必ずしもこのような方式に限るものではなく、例えば他の実施の形態ではICタグ125の記憶部184内の撮影制御データテーブル187の購入情報そのものを携帯電話121に送信し、携帯電話121の方でその内容を確認し、その確認結果によって携帯電話121自身の撮影の可否や撮影した画像の利用制限を制御する方式であっても構わない。
又、上記本実施の形態では携帯電話121で撮影する対象として商品(書籍)123についてのみ説明したが、携帯電話121による撮影の対象は必ずしもこのような書籍や商品に限るものではなく、例えば人間であっても構わない。
例えば芸能人や政治家、或いはその他の各種職業を行う人や、そうでない人や通常一般的な人であっても、撮影されたくない人や撮影されたくないことは頻繁に有り得ることである。
このような実施の形態では、ICタグ125が付加されるのは商品(書籍)123ではなく、その撮影されたくない人である。この実施の形態ではICタグ125は上記のように小さいものである必要はなく、その撮影されたくない人が、例えばポケットに入れて持ち歩くことができれば充分である。
又、この実施の形態では携帯電話121から撮影されたくない人までの距離と撮影されたくない人の大きさとに応じて、その撮影されたくない人をカバーする方向に撮影確認信号131が送信される。
しかしこれも一実施の形態であって、他の実施の形態では必ずしもこのような方向にだけ撮影確認信号が送信されるものでなくても構わないし、より狭い方向やより広い方向に向けて撮影確認信号が送信される実施の形態でも構わない。
又、この実施の形態では商品(書籍)123のように対象物が購入されることは有り得ないので、撮影制御データテーブル187に購入情報は必要でなく、撮影禁止期限、或いは他の何らかの撮影を制限する情報を含んでいても構わない。
そして購入の有無によって撮影の禁止や制限が変化することもないが、何らかの事情、例えば本人の意思の変化等によって撮影の禁止や制限が変化した時、それに応じて撮影制御データテーブル187の内容が変化しても構わない。
この実施の形態では、例えば撮影制御データテーブル187には、撮影の禁止や利用の制限の各種形態、例えば撮影そのものの禁止や、撮影は可能であるがその解像度の制限、撮影可能時刻の制限等を記憶することができ、この撮影制御データテーブル187に記憶された内容に従って撮影の禁止や制御が行われる。
この実施の形態で、例えば従来完全に自分が撮影されることを禁止していた人が、その意思の変化によってある一定解像度以下ならば撮影を許可してもよいと考えたならば、撮影制御データテーブル187の内容をそのように変更することで自分の意思に合わせた撮影の制限を行うことができる。
また、携帯電話121による撮影の制限の状態に拘り無く、撮影された履歴情報や制限された履歴情報が他の機器、例えば公的な機関や私的な機関によって設置されたサーバに送信され、そのサーバに記録保存されるような実施の形態でも構わない。
このような実施の形態では何らかの必要が生じた時、例えば何らかの事件や事故、或いは犯罪、或いはその他何らかの私的な事情によって、自分が何時、どのような場所で、どのような者によって撮影されたかを知る必要が生じた時、この記録保存された内容を照会することによって確認することができる。
更に又、このような照会は誰にでも許可するのでは無く、一定の権限を有する者にのみ許可するような実施の形態でも構わない。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は多くの点で本発明の実施の形態1と同じであるから、この同じ部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って特に断らない限り、この実施の形態で説明しない部分については、本発明の実施の形態1と同じである。
本発明の実施の形態2であるカメラ付き携帯電話221(以後単に、「携帯電話221」と言うこともある)と、ICタグ225との使用形態図を図3に示す。
本実施の形態では、ICタグ225の撮影制御データテーブル287には、購入情報は記憶されておらず、その代わりに、そのICタグ225が付された商品、例えば書籍である商品(書籍)223(以後単に、「商品223」と言うこともある)を示す商品コード(例えば、「01734」のような番号)が記憶されている。
そして携帯電話221のカメラ部161でこの商品223を撮影しようとして、携帯電話221の送信部162が撮影確認信号231をこの商品223方向に送信すると、この撮影確認信号231を受信したICタグ225はこの商品コード(例えば、01734)を含む商品コード信号233を携帯電話221に向けて送信する。
携帯電話221はこの送信された商品コード信号233を受信部163で受信し、制御部165でその商品コード(例えば、01734)を取り出すが、この携帯電話221の制御部165はこの商品コード(例えば、01734)を記憶していないため、撮影をすることができないか、或いは撮影した画像の利用の制限やその他の制御が行われる。
そしてこの商品223が購入されたとする。その時には、その商店のカウンター等に設置された端末装置である、例えばレジ241は購入された商品223に付されているICタグ225から商品コード(例えば、01734)を読み取り、その商品コード(例えば、01734)をその商品購入者の保有する携帯電話221へ送信する。
これによってその商品購入者の携帯電話221には、商品コード(例えば、01734)を記憶することができる。
そして携帯電話221のカメラ部161でこの商品223を撮影しようとして、携帯電話221の送信部162が撮影確認信号235をこの商品223方向に送信すると、この撮影確認信号235を受信したICタグ225はこの商品コード(例えば、01734)を含む商品コード信号237を携帯電話221に向けて送信する。この一連の処理は、商品223が購入される以前と同じである。
携帯電話221はこの送信された商品コード信号237を受信部163で受信し、制御部165でその商品コード(例えば、01734)を取り出す。
この携帯電話221の制御部165はこの商品コード(例えば、01734)を、この商品223を購入した時、レジ241から送信されて記憶しているため、撮影をすることができ、且つ撮影した画像を自由に利用することができる。
このレジ241から送信される商品コード(例えば、01734)や、商品223に付されたICタグ225から送信される商品コード信号233又は商品コード信号237に含まれる商品コード(例えば、01734)は、改竄防止のための何等かの対策が行われている実施の形態でも構わないし、特別何も改竄防止のための対策が行われていない実施の形態でも構わない。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は多くの点で本発明の実施の形態1又は実施の形態2と同じであるから、この同じ部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って特に断らない限り、この実施の形態で説明しない部分については、本発明の実施の形態1又は実施の形態2と同じである。
本発明の実施の形態3であるカメラ付き携帯電話321(以後単に「携帯電話321」と言うこともある)と、ICタグ325との使用形態図を図4に示す。
本実施の形態では、ICタグ325は撮影制御データテーブルを保有していない。
その代わり、本実施の形態のICタグ325は撮影履歴情報記憶部333を備えている。
そして携帯電話321のカメラ部161でこの商品323を撮影しようとして、携帯電話321の送信部162が撮影確認信号331を商品323方向に送信する。この実施の形態ではこの撮影確認信号331には、携帯電話321の固有情報、例えばその携帯電話321の電話番号やその他のその携帯電話321を特定することのできる何等かの情報が含まれている。
この撮影しようとした商品323に付されているICタグ325は、この撮影確認信号331を受信し、それに含まれる携帯電話321の固有情報を取り出し、その固有情報を撮影履歴情報記憶部333に記憶する。この時、単にその固有情報を記憶するだけでなく、その固有情報を含む撮影確認信号331を受信した日時情報や、その受信した位置に関する情報や、その他各種情報、例えばその固有情報を含む撮影確認信号331を受信した日時における天候情報や、その固有情報を含む撮影確認信号331には更にその携帯電話321のカメラ部161の撮影機能に関する情報、例えば解像度やレンズの明るさや焦点距離やその他の情報が含まれておりこれらを同時に記憶する実施の形態であっても構わない。
そしてこの撮影確認信号331を送信した携帯電話321は、そのまま画像172を撮影し、記憶部164に記憶することができる。
この実施の形態では、ICタグ325から携帯電話321に対して撮影許可信号137や撮影禁止信号133が送られることはない。
携帯電話321の固有情報が含まれる撮影確認信号331を受信し、その固有情報やその他の情報を撮影履歴情報記憶部333に記憶したICタグ325は、記憶している固有情報やその他の情報の全部又は一部を、例えばサーバ350へ送信する。
これらの情報のサーバ350への送信は、例えば無線通信でも構わないし、何等かの直接的な電気接続によって行われても構わない。
又、このサーバ350は必ずしもコンピュータに限るものではなく、例えばICタグ325が付された商品323の所有者の携帯電話や、或いはICタグ325が直接人に付されている実施の形態ではその人が保有する携帯電話や、その他の各種機器であっても構わない。
サーバ350ではICタグ325から送られた固有情報やその他の情報の全部又は一部を記憶し、その表示部に表示することができ、操作者はその記憶内容や表示内容を確認することによって、ICタグ325が付された商品323や人が撮影された時の状態、例えば撮影した携帯電話321を特定したり、その他の情報を知ることができる。
更に又、この実施の形態ではサーバ350は、インターネットやその他のネットワークを通じてこの特定した携帯電話321に対して、画像情報利用制限メール335を送信し、この画像情報利用制限メール335を受信した携帯電話321における画像の利用を制限することができる。
或いは又、この画像情報利用制限メール335を、携帯電話321が画像172を撮影するよりも早く送信することができれば、携帯電話321による画像172の撮影自体を禁止したり、制限することもできる。
或いは逆に、画像情報利用制限メール335ではなく、画像撮影又は画像利用許可メールをサーバ350は携帯電話321に対して送信し、携帯電話321はこのメールを受信しなければ画像172を撮影することができなかったり、撮影した画像を利用することができない実施の形態でも構わない。
又、これらの画像情報利用制限メール335やその逆の画像を撮影することや利用することを許可するメールは、改竄防止のための対策が行われている実施の形態でも構わないし、改竄防止のための対策が行われていない実施の形態であっても構わない。
或いは更に、この実施の形態では携帯電話321の固有情報やその他の情報をICタグ325に送信して、サーバ350はこれらの情報をICタグ325から受け取ったが、他の実施の形態ではこれらの情報をサーバ350は直接携帯電話321から受信する実施の形態であっても構わない。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は多くの点で本発明の実施の形態1又は実施の形態2又は実施の形態3と同じであるから、この同じ部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。従って特に断らない限り、この実施の形態で説明しない部分については、本発明の実施の形態1又は実施の形態2又は実施の形態3と同じである。
本発明の実施の形態4であるカメラ付き携帯電話421(以後単に、「携帯電話421」と言うこともある)と、ICタグ425との使用形態図を図5に示す。
本実施の形態では、携帯電話421は、例えば美術館や映画館や商店や野球場やその他或る一定の区域に、その携帯電話421の保有者が立ち入ろうとする時、その立ち入ろうとする区域、例えば美術館の入り口に備え付けられた無線通信機能を有する、例えばコンピュータのような端末装置451から、撮影制限信号471を受信する。
そしてその、例えば美術館のような区域の中で、或る対象物、例えば美術品423をその携帯電話421のカメラ部161で撮影しようとする時、その携帯電話421の送信部162は、その美術品423に付されたICタグ425に対して撮影確認信号431を送信する。
ICタグ425は撮影確認信号431を受信し、撮影禁止・制限信号435を携帯電話421に対して送信する。
携帯電話421は撮影禁止・制限信号435を受信し、その画像172の撮影の禁止や、利用の制限、その他の処理が行われる。
或いは上記実施の形態3のように、携帯電話421の固有情報がICタグ425に送られる実施の形態でも構わないし、この固有情報がサーバ(図示せず)やその他の機器に対して送られる実施の形態でも構わない。
或いは何等かの特別な手続き、例えば特別な料金を支払ったような状態を携帯電話421は端末装置451から撮影制限信号471と共に受信し、そのような状態の時には撮影の制限が緩和されるような実施の形態でも構わない。
この携帯電話421の保有者がこの区域から退出する時には、この区域、例えば美術館の出口に設置された端末装置453から、携帯電話421は撮影制限解除信号473を受信し、これによって上記撮影の制限は解除される。
この実施の形態では、例えば美術館や映画館、野球場その他各種の場所において、許可なく所定のものや人の写真が撮影されることを防止したり、その撮影をした人を特定することができる。
以上説明したように本発明によれば、例えばICタグ125が付加された商品(書籍)123が書店等の店頭に陳列されている時、無断でこの書籍の一部や全部のページに記載された事項が撮影される、いわゆるデジタル万引或いは電子万引と呼ばれる事象を防止することができると同時に、そのICタグ125が付加された商品(書籍)123が正当に購入された後には、その商品やその商品の一部の撮影が自由に可能であるように制御することができる。
或いは、例えば芸能人や政治家、或いはその他の各種職業を行う人や、そうでない人や通常一般的な人であっても、撮影されたくない人や撮影されたくないことは頻繁にあり得ることである。
このような人は、例えばICタグ125をポケットに入れて持ち歩くことによって無断で不要に自分自身を他人のカメラ付き携帯電話等によって撮影されることを防止することができ、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
本発明の実施の形態1であるカメラ付き携帯電話121とICタグ125とのブロック構成図 本発明の実施の形態1であるカメラ付き携帯電話121とICタグ125との使用形態図 本発明の実施の形態2であるカメラ付き携帯電話221とICタグ225との使用形態図 本発明の実施の形態3であるカメラ付き携帯電話321とICタグ325との使用形態図 本発明の実施の形態4であるカメラ付き携帯電話421とICタグ425との使用形態図 従来の撮影制御装置の一例を含む報道支援システムのブロック構成図 従来の撮影制御装置の一例であるカメラシステムの使用状況図 従来の撮影制御装置の一例であるカメラシステムのブロック構成図
符号の説明
121,221,321,421 カメラ付き携帯電話
123,223,323 商品(書籍)
125,225,325,425 ICタグ
131,135,231,235,331,431 撮影確認信号
133 撮影禁止信号
137 撮影許可信号
141,241 レジ
161 カメラ部
162,182 送信部
163,183 受信部
164,184 記憶部
165,185 制御部
166 電話部
171 電話通信信号
172 画像
187,287 撮影制御データテーブル
233,237 商品コード信号
333 撮影履歴情報記憶部
335 画像情報利用制限メール
350 サーバ
423 美術品
435 撮影禁止・制限信号
451,453 端末装置
471 撮影制限信号
473 撮影制限解除信号

Claims (20)

  1. 撮影手段と、
    前記撮影手段が撮影しようとしている空間方向に信号を送出する手段と、
    前記送出した信号を受信した装置からの応答信号を受信する手段と、
    前記受信した応答信号の内容に応じて前記撮影手段による撮影を可能又は不可能に制御する第1の制御手段と、
    を有する撮影装置。
  2. 前記第1の制御手段に代えて、或いは前記第1の制御手段に加えて、
    前記撮影手段によって撮影した画像情報の利用を制限する第2の制御手段を有する、
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記第2の制御手段によって行われる、前記撮影した画像情報の利用の制限は、
    その画像の画像品質の制限と、その画像の表示の制限と、その画像情報を第1の他の機器に転送することの制限と、の1つ又は2つ以上の制限を含む、
    請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記撮影した画像情報の利用を制限する第2の制御手段は、前記画像情報に対して暗号化を行うか又は電子透かし情報を加えることによって前記画像情報の利用を制限する、
    請求項2又は請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記所定の空間方向に送出する信号は、その送出が行われる時刻情報を含む、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記所定の空間方向に送出する信号は、その送出を行った機器を特定する情報を含む、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記送出した信号を受信した装置は、前記撮影手段が撮影しようとする物に付加された、無線通信機能を有するICタグである、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. 前記応答信号の内容は、前記撮影しようとする物が購入されたか否かに関する情報を含む、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 前記購入されたか否かに関する情報は改竄防止のための対策が行われている、
    請求項8に記載の撮影装置。
  10. 前記応答信号の内容は、前記送出が行われる時刻情報と前記ICタグが記憶している撮影制限期間との比較によって決定される、
    請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の撮影装置。
  11. 前記撮影しようとする物までの距離を計測する手段を有し、
    前記計測する手段が計測した撮影しようとする物までの距離に応じて、前記所定の空間方向に送出する信号の送出角度を撮影方向を中心とする所定の範囲に設定する、
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の撮影装置。
  12. 前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御は、
    第2の他の機器からの信号によって制御される、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 前記第2の他の機器からの信号によって制御される、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御は、
    前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御の開始と、前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御の終了との、いずれか1つ又は2つ以上を含む、
    請求項12に記載の撮影装置。
  14. 前記第1の制御手段又は前記第2の制御手段によって行われる制御状況が、第3の他の機器に通知される、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の撮影装置。
  15. 前記第2の他の機器又は前記第3の他の機器のいずれか一方又は両方は、前記撮影しようとする物が購入されたか否かに関する情報を有する機器である、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の撮影装置。
  16. 前記送出した信号を受信した装置は、その受信信号の強度によって前記応答信号を送信するか否かを決定する、
    請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の撮影装置。
  17. 前記撮影手段によって行われた撮影履歴情報が第4の他の機器に送信される、請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の撮影装置。
  18. 前記第4の他の機器に送信された撮影履歴情報が前記第4の他の機器によって記録保存される、請求項17に記載の撮影装置。
  19. 前記撮影装置は、デジタルカメラ、又はカメラ付き携帯電話、又はカメラ付き携帯型パソコン、又はカメラ付き据置型パソコン、又はカメラ付き携帯情報端末装置、又はカメラ付きオーディオプレーヤー、又はカメラ付きビデオプレーヤー、又はカメラ付き位置計測装置、又はこれらの機能をその一部に含む装置、又は画像を撮影する機能をその一部に有する他の電子機器である、
    請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の撮影装置。
  20. 撮影手段を使用して行う撮影方法であって、
    前記撮影手段が撮影しようとしている空間方向に信号を送出する手順と、
    前記送出した信号を受信した装置からの応答信号を受信する手順と、
    前記受信した応答信号の内容に応じて前記撮影手段による撮影を可能又は不可能に制御する手順と、
    を有する撮影方法。
JP2004038235A 2004-02-16 2004-02-16 撮影装置及び撮影方法 Pending JP2005229498A (ja)

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