JP2005228666A - 丸型シールドコネクタ - Google Patents

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二郎 福井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】オス外導体端子とメス外導体端子の中心軸にずれが生じても、接触圧力が低下しない丸型シールドコネクタを提供すること。
【解決手段】一方の丸型シールドコネクタ3の外導体端子9の内周面には、その内側に嵌まり込む他方の丸型シールドコネクタ2の外導体端子8の外周面に弾性接触させるための2つの接触片9c,9cが互いに向かい合って設けられると共に、それぞれの接触片9c,9cには内径方向に向かった平面接触部9d,9dが突出して形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、同軸ケーブルなどのシールド導体を有するシールドケーブルに接続される丸型シールドコネクタに関する。
同軸ケーブルの一般的な構造としては、電気信号等の伝送路として金属製の複数の素線を撚り束ねた信号導体と同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド導体との間に絶縁体が介在され、その外周を同じく絶縁性のシースで覆った同軸の構造になっており、シールド導体が信号導体の外周を一定の間隔を置いて隙間なく覆うことで高周波数の電気信号の伝達に適した構造になっている。
このような高周波信号を伝送する同軸ケーブルの両端に接続される端子を内蔵した同軸コネクタには、ケーブルの信号導体と接続される内導体端子と、編組線などのシールド導体と接続されると共に内導体端子の外周を覆って電磁的にシールドする外導体端子と、これら内導体端子と外導体端子の間に介在して設けられる所定の誘電率を有する誘電体とが備えられており、接続されるケーブル端末の信号線の絶縁体とシースが剥ぎ取られて露出した信号導体とシールド導体にそれぞれ個別に電気的に接続される。
図3に示される同軸コネクタ10は、丸型シールドコネクタと呼ばれるもので、左側のメスコネクタ11と右側のオスコネクタ12の嵌合接続により左の同軸ケーブルW1と右の同軸ケーブルW2が接続されることになる。通常、オスコネクタ12のオス外導体端子14の内径は、メスコネクタ11のメス外導体端子13の外径よりも太径に形成されて、接続の際には図示されるように、オス外導体端子14の内側にメス外導体端子13が嵌まり込むようになっている。
このオス外導体端子14の内周面には、その内側に嵌まり込むメス外導体端子13の外周面に弾性接触させるための2つの接触片14a,14aが互いに向かい合うように設けられており、それぞれの接触片14aには、エンボス加工により内径方向に向かって突出された半球接触部14bが形成されている。図4(a)は図3のB−B断面におけるオス外導体端子14とメス外導体端子13の接触構造を示した図である。図中のc,cは半球接触部14b,14bのメス外導体端子13外周面への接触点である。
特開2000−173725号
しかしながら、外導体端子を含む各部材の製造ばらつきにより、オス外導体端子14とメス外導体端子13の中心軸にずれが生じる場合があり、特に、図4(b)に示すように、左右の半球接触部14b,14bの間でメス外導体端子13の中心軸がオス外導体端子14の中心軸に対して下方向にずれると、半球接触部14b,14bによるメス外導体端子13の挟みこみ位置がずれることから、半球接触部14b,14bとメス外導体端子13外周面への接触点は図示されるようにd,dとなる。
この接触点d−d間の距離は、図4(a)の接触点c−c間の距離よりも小さくなるため、接触片14a,14aの弾性変位量が少なくなって接触圧力が低下するという問題がある。この問題は各部材の寸法公差を小さくして両外導体端子の中心軸のずれをなくすことで解消するが、製造コストがアップする。
そこで本発明が解決する課題は、従来の半球接触部の形状を変更することで、オス外導体端子とメス外導体端子の中心軸にずれが生じても、接触圧力が低下しない丸型シールドコネクタを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る丸型シールドコネクタは、信号導体とシールド導体とを有するシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子を、誘電体を介在させて略円筒状の外導体端子に収容すると共に、該外導体端子に前記シールド導体を接続してなる丸型シールドコネクタにおいて、一方の丸型シールドコネクタの外導体端子の内周面には、その内側に嵌まり込む他方の丸型シールドコネクタの外導体端子の外周面に弾性接触させるための2つの接触片が互いに向かい合って設けられると共に、それぞれの接触片には内径方向に向かった平面接触部が突出して形成されていることを要旨とするものである。この場合、前記2つの平面接触部の平面部は互いに平行になるように対向していると良い。
上記構成を有する丸型シールドコネクタの発明によれば、一方の丸型シールドコネクタの外導体端子の内周面には、その内側に嵌まり込む他方の丸型シールドコネクタの外導体端子の外周面に弾性接触させるための2つの接触片が互いに向かい合って設けられると共に、それぞれの接触片には内径方向に向かった平面接触部が突出して形成されているので、向かい合った接触片の内側の外導体端子の中心軸が上下にずれることによって平面接触部における接触点がずれてもその接触点間の距離に変化が少なく、結果接触圧力の低下が防止される。この場合、前記2つの平面接触部の平面部は互いに平行になるように対向している構成にすれば、平面接触部における接触点のずれに対するその接触点間の距離の変化は生じなくなる、つまり2つの接触片の弾性変位量に変化がないため、ずれによる接触圧力の低下が無くなる。
以下に、本発明に係る丸型シールドコネクタの実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本発明に係る接続構造は、信号導体が一本の同軸ケーブルや多数本有するいわゆる多芯シールドケーブルに適用されるもので、本実施形態では特に同軸ケーブルに適用した場合について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る丸型シールドコネクタ1の嵌合接続前および嵌合接続後の概略構成を示した図である。
図1に示されるように、左右の同軸ケーブルW1,W2の端末部分に接続されるメスコネクタ2とオスコネクタ3は、それぞれ内導体端子4,5、誘電体6,7および外導体端子8,9とで構成される。それぞれの内導体端子4,5は、同軸ケーブルW1,W2の信号線Waの信号導体Wbに接続して高周波信号を伝達するもので、内導体端子4,5はいわゆるメス型,オス型と呼ばれる端子形状を有している。
これら内導体端子4,5を収容する誘電体6,7は、それぞれ内導体端子4,5と外導体端子8,9の導体端子間を絶縁状態にするためのもので、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁部材により成形されており、後方から内導体端子4,5は挿入されて固定される。
外導体端子8,9は、同軸ケーブルW1,W2のシールド導体Wdに接続して、それぞれの内導体端子4,5の周囲を覆って電磁的にシールドするものである。この外導体端子8,9は、導電性板材の折り曲げ加工やプレス加工により前後に開口した円筒形状の本体部8a,9aを備えており、その本体部8a,9a内には前述の誘電体6,7が収容可能なっている。また、それぞれの本体部8a,9aは、後方に延設された圧着部8b,9bを備えており、露出されたシールド導体WdおよびシースWeにカシメ加工されて、両外導体端子8,9はシールド導体Wdと電気的に接続される。
オスコネクタ3のオス外導体端子9の本体部9aの内径は、メスコネクタ2のメス外導体端子8の本体部8aの外径よりも太径に形成されて、接続の際には図示されるように、オス外導体端子9の本体部9aの内側にメス外導体端子8の本体部8aが嵌まり込むようになっている。
図2(a)は図1のA−A断面におけるオス外導体端子9とメス外導体端子8の接触構造を示した図で、図示されるようにオス外導体端子9の内周面には、その内側に嵌まり込むメス外導体端子8の外周面に弾性接触させるための2つの接触片9c,9cが打ち抜き加工により互いに向かい合って設けられている。それぞれの接触片9c,9cには、エンボス加工により内径方向に向かって台形状に突出された平面接触部9d,9dが形成されている。左右の平面接触部9d,9dの平面部9f,9fは互いに平行になるように面している。
図2(a)に示されるオス外導体端子9の中心軸とメス外導体端子8の中心軸はこの場合一致しており、図中のa,aはこのときの平面接触部9d,9dの平面部9f,9fの中央位置とメス外導体端子8外周面との接触点であり、このとき接触点a−a間の距離はちょうどメス外導体端子8の直径長さと同じである。
図2(b)は丸型シールドコネクタ1を構成する各部材の製造ばらつきにより、オス外導体端子9とメス外導体端子8の中心軸にずれが生じた状態を示していおり、左右の平面接触部9d,9dの間でメス外導体端子8の中心軸がオス外導体端子9の中心軸に対してやや下方向にずれた状態が示されている。
図中のb,bはこのときの平面接触部9d,9dの平面部9f,9fとメス外導体端子8外周面との接触点であるが、図2(a)の場合の接触点a,a位置よりやや下方にずれるが、向かい合う左右の平面接触部9d,9dの平面部9f,9fが互いに平行になるように面しているため、この状態のときも接触点b−b間の距離は、図2(a)の接触点a−a間の距離と同じである。したがって、図2(a)の場合も図2(b)の場合も、接触片9c,9cの弾性変位量に違いはなく、メス外導体端子8が下方へずれても接触圧力が低下することがない。
このように、平面接触部9d,9dの平面部9f,9fとメス外導体端子8外周面との接触点のずれが、平面部9fの範囲内であれば、両接触点間の距離に変化が生じない。これにより、丸型シールドコネクタ1を構成する各部材の寸法公差を小さくして両外導体端子の中心軸のずれをなくすなどの対策を施すことなく、接触圧力の低下を防止することができる。
以上、本発明に係る丸型シールドコネクタの実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、平面部の形状は、図示したような長方形のほか長丸形状などでもよく、両外導体端子の中心軸のずれを考慮した広さの平面部を有すればよいものである。尚、上記実施の形態ではオス外導体端子の内側にメス外導体端子の嵌まり込む嵌合接続構造のものを示したが、メス外導体端子の内側にオス外導体端子が嵌まり込むタイプのものに適用可能であるのは言うまでもなく、上記実施の形態に限定されない。
本発明の一実施形態に係る丸型シールドコネクタの嵌合接続前および嵌合接続後の概略構成を示した図である。 図1のオス外導体端子とメス外導体端子の接触断面構造を示した図である。 従来技術に係る丸型シールドコネクタの嵌合接続前および嵌合接続後の概略構成を示した図である。 図3のオス外導体端子とメス外導体端子の接触断面構造を示した図である。
符号の説明
1 丸型シールドコネクタ
2 メスコネクタ
3 オスコネクタ
4 メス内導体端子
5 オス内導体端子
6 メス誘電体
7 オス誘電体
8 メス外導体端子
8a 本体部
8b 圧着部
9 オス外導体端子
9a 本体部
9b 圧着部
9c 接触片
9d 平面接触部
9f 平面部
a,b 接触点
W1,W2 同軸ケーブル
Wa 信号線
Wb 信号導体
Wd シールド導体
We シース

Claims (2)

  1. 信号導体とシールド導体とを有するシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子を、誘電体を介在させて略円筒状の外導体端子に収容すると共に、該外導体端子に前記シールド導体を接続してなる丸型シールドコネクタにおいて、一方の丸型シールドコネクタの外導体端子の内周面には、その内側に嵌まり込む他方の丸型シールドコネクタの外導体端子の外周面に弾性接触させるための2つの接触片が互いに向かい合って設けられると共に、それぞれの接触片には内径方向に向かった平面接触部が突出して形成されていることを特徴する丸型シールドコネクタ。
  2. 前記2つの平面接触部の平面部は互いに平行になるように対向していることを特徴とする請求項1に記載の丸型シールドコネクタ。
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