JP2005226711A - デファレンシャルギヤ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動軸を支持する軸受の転がり粘性抵抗が小さくて、運転コストが小さいデファレンシャルギヤ装置を提供すること。
【解決手段】 保温性が非常に高いポリフェニレンサルファイド樹脂製の保温部材10を、第1の円錐ころ軸受5と第2の円錐ころ軸受6の放熱性を低下させるように、第1の円錐ころ軸受5と第2の円錐ころ軸受6の径方向の外方であるケース8の本体部26の円錐ころ軸受5,6側の外側表面に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デファレンシャルギヤ装置に関する。
従来、デファレンシャルギヤ装置としては、特開平11−48805号公報(特許文献1)に記載されているものがある。
このデファレンシャルギヤ装置は、駆動軸が回動している状態において、ディファレンシャルケース内の油を、上記駆動軸のピニオンギヤと噛合しているリングギヤで上方に跳ね上げて、この上方に跳ね上げられた油を、油導入路を介して駆動軸上に所定間隔離間されて配置されている2つの円錐ころ軸受に流入させると共に、上記2つの円錐ころ軸受から流出した油を、油還流路を介して、上記リングギヤの方まで流すようになっている。
上記デファレンシャルギヤ装置は、このようにして、駆動軸が回動している状態において、上記油を、上記リングギヤと上記ピニオンギヤの噛合部等の様々なギヤ接続の噛合部、および、上記2つの円錐ころ軸受を通過するように循環させて、上記様々な噛合部の焼付、および、上記2つの円錐ころ軸受の焼付を防止するようにしている。
しかしながら、上記デファレンシャルギヤ装置に使用される油は、上記様々な噛合部の焼付を防止するのに好適な粘性が高い油であるので、上記2つの円錐ころ軸受内を通過する油の粘性が、円錐ころ軸受で要求される油の粘性よりもかなり高く、上記2つの円錐ころ軸受の転がり粘性抵抗が非常に大きな値になるという問題がある。このため、上記円錐ころ軸受の転がり粘性抵抗に起因するトルクの値が非常に大きな値になって、上記デファレンシャルギヤ装置の運転コストが非常に大きなものになるという問題がある。
特開平11−48805号公報(第1図)
そこで、本発明の課題は、駆動軸を支持する軸受の転がり粘性抵抗が小さくて、運転コストが小さいデファレンシャルギヤ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のデファレンシャルギヤ装置は、
ケースと、
上記ケース内に設けられた差動機構と、
上記差動機構のリングギヤと噛み合うピニオンギヤを有する駆動軸と、
上記駆動軸を回転自在に支持すると共に、内輪と外輪と転動体とを有する軸受と、
上記軸受の外方に配置されて、上記軸受の放熱性を低下させる保温部材と
を備えることを特徴としている。
上記発明によれば、上記軸受の外方に、上記軸受の放熱性を低下させる保温部材を配置しているので、上記軸受で発生した熱の伝導を、上記保温部材で抑制して外部空間に逃がさないようにすることができて、上記熱を、上記軸受の近傍に留めることができ、上記軸受の放熱性を下げることができる。このことから、上記保温部材を設けない場合と比較して、軸受内部の温度低下を抑制できて、軸受内部の温度を高温にすることができ、軸受内部において油の温度を上昇させることができる。したがって、軸受内部において、デファレンシャルギヤ装置特有の粘性が高い油の粘性を低くすることができて、軸受内部において、油の流動性を大きくすることができると共に、軸受の転がり粘性抵抗を格段に小さくすることができるので、特にこの転がり粘性抵抗に起因するトルクを大幅に低減することができて、デファレンシャルギヤ装置の運転コストを大幅に低減することができる。
尚、油が、発熱源である軸受の内部から軸受の外部に流出する際、油の温度は、軸受の温度と略等しい温度から、軸受に流入する前の温度まで迅速に降下する。いいかえると、上記過程において、油の粘性は、低いレベルから軸受に流入する前の高いレベルまで迅速に上昇する。このことから、油は、軸受外のギヤの噛合部では、ギヤの焼付を防止するのに必要な高い粘性を確保でき、ギヤの焼付が起こることはない。
また、一実施形態のデファレンシャルギヤ装置は、上記保温部材の少なくとも一部が、上記ケースの上記軸受側の部分の外側表面に取り付けられていることを特徴としている。
尚、上記ケースが、上記差動機構を収容する部分である本体部と、この本体部の内側壁から内部空間側に延びる仕切り壁等の内側部とから成る場合、上記ケースの上記軸受側の部分の外側表面とは、上記本体部の上記軸受側の部分の外側表面をさすことにする。
上記実施形態によれば、上記保温部材の少なくとも一部が、部材を設置し易い上記ケースの外側表面に固定されているので、上記保温部材の少なくとも一部を、簡単安価に設置できる。
また、一実施形態のデファレンシャルギヤ装置は、上記保温部材の少なくとも一部が、上記外輪の径方向の外側表面に配置されていることを特徴としている。
上記実施形態によれば、上記保温部材の少なくとも一部が、軸受の外輪に直接配置されているので、発熱源である軸受と保温部材との距離を最短にすることができて、軸受の放熱性を更に下げることができる。したがって、軸受内の温度を更に上昇させることができて、軸受内の油の粘性を更に下げることができるので、転がり粘性抵抗を更に低減することができて、運転コストを更に低減することができる。
本発明のデファレンシャルギヤ装置によれば、軸受の外方に、保温部材を配置しているので、上記軸受で発生した熱の伝導を、上記保温部材で抑制することができて外部空間に逃がさないようにすることができ、上記軸受の放熱性を下げることができる。このことから、上記保温部材を配置しなかった場合と比較して、軸受内部の温度を高温にすることができて、軸受内部における油の粘性を格段に小さくすることができる。したがって、軸受の転がり粘性抵抗を格段に小さくすることができるので、この転がり粘性抵抗に起因するトルクを大幅に低減することができて、デファレンシャルギヤ装置の運転コストを大幅に低減することができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置の断面図である。
このデファレンシャルギヤ装置は、駆動軸1と、差動機構3と、駆動軸1の差動機構3側の外周に配置されている第1の円錐ころ軸受5と、駆動軸1の差動機構3側と反対側の外周に配置されている第2の円錐ころ軸受6と、駆動軸1、差動機構3、第1の円錐ころ軸受5および第2の円錐ころ軸受6を収容しているケース8と、ケース8の円錐ころ軸受5,6側の最も外方の表面に固着された保温部材10とを備える。
上記駆動軸1の差動機構3側の一端部には、ピニオンギヤ2が形成されており、この駆動軸1のピニオンギヤ2は、差動機構3のリングギヤ11と噛合している。一方、上記駆動軸1の他端部には、フランジ継手12が配置され、図示しないドライブシャフトを連結できるようになっている。
上記ケース8は、デファレンシャルギヤ装置の内部領域を画定する本体部26と、本体部26の内周面に連なると共に、本体部26の内部空間に配置される内側部としての略筒状の環状部27とを備える。
上記第1の円錐ころ軸受5は、内輪28、外輪24および複数の円錐ころ30を備え、第2の円錐ころ軸受6は、内輪29、外輪25および複数の円錐ころ31を備える。上記第1の円錐ころ軸受5の内輪28の内周面および第2の円錐ころ軸受6の内輪29の内周面は、駆動軸1の外周面に固定されている一方、第1の円錐ころ軸受5の外輪24の外周面および第2の円錐ころ軸受6の外輪25の外周面は、ケース8の本体部26の内周面および環状部27の内周面に固定されている。上記第1および第2の円錐ころ軸受5,6は、駆動軸1を、所定位置に回転自在に支持している。
上記保温部材10は、保温性が高くて熱を逃がしにくく、熱伝導率が低いポリフェニレンサルファイド樹脂(以下、PPSという)を用いて成形されている。上記保温部材10は、第1および第2の円錐ころ軸受5,6を覆うように、ケース8の本体部26の円錐ころ軸受5,6側の外側表面に配置されている。上記保温部材10は、運転時において、第1および第2の円錐ころ軸受5,6から放出された熱が、デファレンシャルギヤ装置外に放出されるのを抑制して、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の放熱性を悪くして、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の温度が、保温部材10を設けなかった場合と比較して高温になるようにしている。
尚、図1において、20は、シール部材である。このシール部材20は、デファレンシャルギヤ装置内の油が外部に流れるのを防止している。
上記構成において、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置は、上記ドライブシャフトの動力を、駆動軸1を介して差動機構3に伝達して、差動機構3を駆動させるようになっている。そして、上記差動機構3の側方に配置される継手21および22の夫々に連結されている2つの車輪軸(図示せず)の回転数差を適宜調整するようになっている。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置は、運転時に、ピニオンギヤ2、差動機構3のリングギヤ11、または、差動機構3のサイドギヤ等のギヤの焼付を防止するのに好適な常温時において粘性が高い油を、様々な経路で上記複数のギヤ、第1の円錐ころ軸受5および第2の円錐ころ軸受6を通過するように循環させて、上記複数のギヤ、第1の円錐ころ軸受5および第2の円錐ころ軸受6の焼付を防止するようにしている。
上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置によれば、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の外輪24,25の径方向の外方に、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の放熱性を低下させる保温部材10を配置しているので、第1および第2の円錐ころ軸受5,6で発生した熱の伝導を、保温部材10で抑制して外部空間に逃がさないようにすることができて、上記熱を、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の近傍に留めることができ、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の放熱性を下げることができる。このことから、上記保温部材10を配置しない場合と比較して、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の内部の温度低下を抑制できて、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の内部の温度を高温にすることができ、第1および第2の円錐ころ軸受5,6内部において油の温度を上昇させることができる。したがって、上記第1および第2の円錐ころ軸受5,6の内部において、上記温度の上昇に起因して、デファレンシャルギヤ装置特有の粘性が高い油の粘性を低くすることができて、第1および第2の円錐ころ軸受5,6の内部において、油の流動性を大きくすることができると共に、上記第1および第2の円錐ころ軸受5,6の転がり粘性抵抗を格段に小さくすることができるので、特にこの転がり粘性抵抗に起因するトルクを大幅に低減することができて、デファレンシャルギヤ装置の運転コストを大幅に低減することができる。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置によれば、保温部材10が、部材を設置し易いケース8の本体部26の外側表面に固定されているので、保温部材10を、簡単安価に設置できる。
尚、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、保温部材10の材質として、PPSを採用したが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、保温部材の材質として、フェノール樹脂等のPPS以外の保温性が高い樹脂(熱伝導率が低い樹脂)を採用しても良い。また、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、保温部材の材質として、チタンやステンレス等の保温性が高い金属材質(熱伝導率が低い金属材質)等他の保温部材を採用しても良い。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、軸受として、円錐ころ軸受5,6を採用したが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、軸受として、円筒ころ軸受等の円錐ころ軸受以外の軸受を採用しても良い。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、駆動軸1に2つの円錐ころ軸受5,6を配置したが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、駆動軸に、1つまたは3つ以上の軸受を配置しても良い。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、保温部材10を、ケース8の本体部26の円錐ころ軸受5,6側の外側表面に配置したが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、保温部材を、ケース8の環状部27の径方向の外方に配置しても良い。
また、上記第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、駆動軸1の一端部にピニオンギヤ2が成形されていたが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、ピニオンギヤは、単独部材であっても良い。この場合、駆動軸は、ドライブシャフトの回転動力が伝達されるピニオンギヤ軸と、ピニオンギヤとから成ることは勿論である。
(第2実施形態)
図2は、この発明の第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置の断面図である。
第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置は、第1実施形態の保温部材10に対応するPPS製の保温部材40を、第1および第2の円錐ころ軸受35,36の径方向の外方を覆うように、ケース38の本体部56の円錐ころ軸受35,36側の外側表面に配置したことに加えて、第1実施形態には存在しなかった環状のPPS製の保温部材60を、第1の円錐ころ軸受35の外輪54の外周面と、ケース38の本体部56の内周面、および、この内周面に連なると共に、ケース38の内部空間に配置される略筒状の環状部57の内周面との間に配置し、更に、第1実施形態には存在しなかった環状のPPS製の保温部材61を、第2の円錐ころ軸受36の外輪55の外周面と、ケース38の本体部56の内周面、および、この内周面に連なると共に、ケース38の内部空間に配置される略筒状の環状部57の内周面との間に配置した点が、第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置と異なる。
第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置と異なる作用効果および変形例についてのみ説明を行うことにする。
上記第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置によれば、環状の保温部材60を、第1の円錐ころ軸受35の外輪54の径方向の外側表面に直接配置すると共に、環状の保温部材61を、第2の円錐ころ軸受36の外輪55の径方向の外側表面に直接配置したので、発熱源である第1の円錐ころ軸受35と保温部材60との距離を最短にすることができると共に、発熱源である第2の円錐ころ軸受36と保温部材61との距離を最短にすることができて、第1および第2の円錐ころ軸受35,36の放熱性を更に下げることができる。したがって、第1および第2の円錐ころ軸受35,36内の温度を更に上昇させることができて、第1および第2の円錐ころ軸受35,36内の油の粘性を更に下げることができるので、第1および第2の円錐ころ軸受35,36の転がり粘性抵抗を更に低減することができて、運転コストを更に低減することができる。
尚、上記第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置では、ケース38の本体部56の径方向の外側表面に、保温部材40を配置すると共に、第1および第2の円錐ころ軸受35,36の夫々の外輪54,55の外周面に、保温部材60,61を配置したが、この発明のデファレンシャルギヤ装置では、ケース8の本体部56の径方向の外側表面に配置した保温部材40を省略して、保温部材を、第1および第2の円錐ころ軸受35,36の夫々の外輪54,55の外周面に配置された保温部材60,61のみで構成しても良いことは勿論である。
本発明の第1実施形態のデファレンシャルギヤ装置の断面図である。 本発明の第2実施形態のデファレンシャルギヤ装置の断面図である。
符号の説明
1 駆動軸
2 ピニオンギヤ
3 差動機構
5,6,35,36 円錐ころ軸受
8,38 ケース
10,40,60,61 保温部材
11 リングギヤ
24,25,54,55 外輪
26,56 本体部
28,29 内輪
30,31 円錐ころ

Claims (3)

  1. ケースと、
    上記ケース内に設けられた差動機構と、
    上記差動機構のリングギヤと噛み合うピニオンギヤを有する駆動軸と、
    上記駆動軸を回転自在に支持すると共に、内輪と外輪と転動体とを有する軸受と、
    上記軸受の外方に配置されて、上記軸受の放熱性を低下させる保温部材と
    を備えることを特徴とするデファレンシャルギヤ装置。
  2. 請求項1に記載のデファレンシャルギヤ装置において、
    上記保温部材の少なくとも一部は、上記ケースの上記軸受側の部分の外側表面に取り付けられていることを特徴とするデファレンシャルギヤ装置。
  3. 請求項1に記載のデファレンシャルギヤ装置において、
    上記保温部材の少なくとも一部は、上記外輪の径方向の外側表面に配置されていることを特徴とするデファレンシャルギヤ装置。
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