JP2005225932A5 - - Google Patents

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本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリエステルポリオール樹脂又はポリウレタン樹脂とカルボジイミド化合物をバインダーとして含有し、イソシアネート化合物を硬化剤とする2液硬化型グラビアインキを用いて印刷したラミネート基材は、コロナ処理を施すことにより溶融ポリエチレンに対して十分な接着性能が発現し、アンカーコートを必要としないことを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)ポリエチレン樹脂を押し出しラミネートする基材フィルムに印刷する2液硬化型グラビアインキであって、ポリエステルポリオール樹脂、ポリウレタン樹脂又はそれらの混合物とカルボジイミド化合物をバインダーとして含有し、イソシアネート化合物を硬化剤とするインキであって、該インキによってラミネート基材フィルム面に印刷後、ラミネート基材フィルム面の印刷の上にアンカーコート剤を塗布しないでラミネート基材フィルムにポリエチレン押し出しラミネートする工程に用いられるインキであることを特徴とするポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ、
(2)ポリウレタン樹脂が、両末端にヒドロキシル基を有するポリオールとジイソシアネート化合物との反応により得られる樹脂である(1)記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ、
(3)ポリウレタン樹脂が、両末端にヒドロキシル基を有するポリオールとジイソシアネート化合物との反応により得られる両末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを、さらにジアミンを用いて鎖伸長して得られる樹脂である(1)記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ、
(4)両末端にヒドロキシル基を有するポリオールが、ジカルボン酸とジオールの脱水縮合により得られるポリエステルポリオール、アルキレンオキサイドの開環重合で得られるポリエーテルポリオール又はこれらの共重合体である(2)又は(3)記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ、及び、
(5)カルボジイミド化合物が、ジイソシアネート化合物とジオール及び/又はジアミンとを反応させて得られる両末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを、カルボジイミド化してなる一般式[1]で表される構造を有し、数平均分子量が300〜100,000である化合物である(1)記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ、
A−[N=C=N−R−(X−Y−X−R)]B ・・・[1]
(ただし、式中、mは1〜20、nは2〜30、Rはジイソシアネート化合物の残基、Xはウレタン結合又は尿素結合、Yはジオール又はジアミンの残基、A及びBは末端基である。)、
を提供するものである。

Claims (5)

  1. ポリエチレン樹脂を押し出しラミネートする基材フィルムに印刷する2液硬化型グラビアインキであって、ポリエステルポリオール樹脂、ポリウレタン樹脂又はそれらの混合物とカルボジイミド化合物をバインダーとして含有し、イソシアネート化合物を硬化剤とするインキであって、該インキによってラミネート基材フィルム面に印刷後、ラミネート基材フィルム面の印刷の上にアンカーコート剤を塗布しないでラミネート基材フィルムにポリエチレン押し出しラミネートする工程に用いられるインキであることを特徴とするポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ。
  2. ポリウレタン樹脂が、両末端にヒドロキシル基を有するポリオールとジイソシアネート化合物との反応により得られる樹脂である請求項1記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ。
  3. ポリウレタン樹脂が、両末端にヒドロキシル基を有するポリオールとジイソシアネート化合物との反応により得られる両末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを、さらにジアミンを用いて鎖伸長して得られる樹脂である請求項1記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ。
  4. 両末端にヒドロキシル基を有するポリオールが、ジカルボン酸とジオールの脱水縮合により得られるポリエステルポリオール、アルキレンオキサイドの開環重合で得られるポリエーテルポリオール又はこれらの共重合体である請求項2又は請求項3記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ。
  5. カルボジイミド化合物が、ジイソシアネート化合物とジオール及び/又はジアミンとを反応させて得られる両末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを、カルボジイミド化してなる一般式[1]で表される構造を有し、数平均分子量が300〜100,000である化合物である請求項1記載のポリエチレン押し出しノーアンカーラミネート用グラビアインキ。
    A−[N=C=N−R−(X−Y−X−R)]B ・・・[1]
    (ただし、式中、mは1〜20、nは2〜30、Rはジイソシアネート化合物の残基、Xはウレタン結合又は尿素結合、Yはジオール又はジアミンの残基、A及びBは末端基である。)
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