JP2005223974A - 直流モータにおけるブラシの取付け構造 - Google Patents

直流モータにおけるブラシの取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ブラシホルダーにブラシを簡単に取り付けることができる直流モータにおけるブラシの取付け構造を提供する。
【解決手段】直流モータ14における電機子22の整流子24に弾接するブラシ26の取付け構造であって、フレーム12の内周側に筒状のブラシホルダー30が取り付けられ、ブラシホルダー30の貫通孔34にホルダーシャンク36が挿入され、そのホルダーシャンク36の内部にブラシ26が挿入され、ブラシ26の一端部がブラシホルダー30から露出し、ブラシ26の他端部がスプリング38を介して金属製の支持板40に接続され、貫通孔34の縁部に突出した一対の爪部44,44で支持板40が固定されているものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流モータにおける電機子の整流子に弾接するブラシの取付け構造に関するものである。
ディスクグラインダや変速ドリルなどの電動機においては駆動源として、構造が簡単な直流モータが用いられている。
直流モータは電機子の整流子に電気を流すために、ブラシを設ける必要がある。このようなブラシの取付け構造としては、例えば、ブラシホルダー内部にブラシを取り付ける構造がよく知られている(特許文献1)。
特開2003−260676
上記のようなブラシホルダーにブラシを取り付ける構造としては、例えば、ブラシにスプリングを取り付け、このスプリングを金属製の支持板に取り付け、この支持板をブラシホルダーに取り付ける構造となっている。
このとき、支持板が、スプリングの影響により、ブラシホルダーに取り付ける作業が難しく、また、この支持板をスプリングの弾性力に反して押さえつつブラシキャップを閉めなければならないため、ブラシを挿入する場合にうまく挿入できないという問題点がある。
また、ブラシがうまくブラシホルダーに挿入できない場合には、不良となりスパークなどの問題点が発生する。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ブラシホルダーにブラシを簡単に取り付けることができるブラシの取付け構造を提供するものである。
請求項1に係る発明は、直流モータにおける電機子の整流子に弾接するブラシの取付け構造において、前記直流モータのフレームの内周側に筒状のブラシホルダーが取り付けられ、前記ブラシホルダーの貫通孔内部に筒状の金属製のホルダーシャンクが挿入され、前記ホルダーシャンクの内部にブラシが挿入され、前記ブラシの一端部が前記ブラシホルダー及びホルダーシャンクの先端部から露出して前記整流子と弾接し、前記ブラシの他端部がスプリングを介して金属製の支持板に接続され、前記貫通孔の縁部に突出した一対の爪部で前記支持板が固定されて、前記支持板が前記ブラシホルダーの前記貫通孔に被せられていることを特徴とする直流モータにおけるブラシの取付け構造である。
請求項2に係る発明は、直流モータにおける電機子の整流子に弾接するブラシの取付け構造において、前記直流モータのフレームの内周側に筒状のブラシホルダーが取り付けられ、前記ブラシホルダーの貫通孔内部に筒状の金属製のホルダーシャンクが挿入され、前記ホルダーシャンクの内部にブラシが挿入され、前記ブラシの一端部が前記ブラシホルダー及びホルダーシャンクの先端部から露出して前記整流子と弾接し、前記ブラシの他端部がスプリングを介して金属製の支持板に接続され、前記貫通孔の縁部に突出した突部に前記支持板に開口した孔部が嵌め込まれて、前記支持板が前記ブラシホルダーの前記貫通孔に被せられていることを特徴とする直流モータにおけるブラシの取付け構造である。
請求項3に係る発明は、前記ホルダーシャンクが前記ブラシホルダーの先端部から突出し、前記突出したホルダーシャンクの外側にリング状の接続部材が嵌め込まれ、前記接続部材にリード線が接続され、前記リード線が直流電源に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の直流モータにおけるブラシの取付け構造である。
請求項4に係る発明は、前記直流モータが電動工具に内蔵され、前記フレームが、前記電動工具のフレームと一体であることを特徴とする直流モータにおける請求項1または2記載のブラシの取付け構造である。
請求項1に係る発明の直流モータにおけるブラシの取付け構造について説明する。
まず、ブラシ、スプリング、支持板を一体に固定する。また、ブラシホルダーの貫通孔内部にホルダーシャンクを挿入する。
次に、前記のようにスプリングと支持板が一体となったブラシをホルダーシャンクの内部に挿入し、ブラシホルダーの先端部からブラシを露出させる。
次に、支持板をブラシホルダーの貫通孔の縁部に突出した爪部で固定し、支持板がブラシホルダーの貫通孔に被せる。この場合に、支持板が一対の爪部で固定されることにより、スプリングの弾性力があっても容易に支持板を取り付けることができる。
以上により、請求項1に係る発明のブラシの取付け構造であると、ブラシホルダーに簡単にブラシを取り付けることができる。
請求項2に係る発明の直流モータにおけるブラシの取付け構造について説明する。
まず、ブラシ、スプリング、支持板を一体に固定する。また、ブラシホルダーの貫通孔内部にホルダーシャンクを挿入する。
次に、前記のようにスプリングと支持板が一体となったブラシをホルダーシャンクの内部に挿入し、ブラシホルダーの先端部からブラシを露出させる。
次に、貫通孔の縁部に突出した突部に支持板に開口した孔部を嵌め込み、支持板がブラシホルダーの貫通孔に被せる。この場合に、支持板が突部と孔部との勘合で、スプリングの弾性力があっても容易に支持板を取り付けることができる。
以上により、請求項2に係る発明のブラシの取付け構造であると、ブラシホルダーに簡単にブラシを取り付けることができる。
請求項3に係る発明の直流モータにおけるブラシの取付け構造においては、リード線が接続されたリング状の接続部材をブラシホルダーの先端部から突出したホルダーシャンクに嵌め込むだけで、ブラシと直流電源とを電気的に接続することができる。
請求項4に係る発明の直流モータにおけるブラシの取付け構造であると、その取付け構造が上記で説明したように簡単であるため、電動工具におけるブラシの取付け構造に好適である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図4に基づいて説明する。
(1)電動工具10の構造
本実施形態の電動工具10は、図4に示すように変速ドリルであって、電動工具10のフレーム12内部に、直流モータ14と、ギアボックス16が内蔵されチャック18に接続される。このチャック18にはドリル20が固定される。
直流モータ14は、永久磁石よりなる固定子と、電機子22とよりなり、電機子22には、整流子24が設けられている。
図3に示すように、フレーム12の内部の上部と下部には、フレーム12から上下一対の取付け筒部28がフレーム12の内周側に向かって突出している。
この取付け筒部28の先端部は開口し、この取付け筒部28内部にブラシホルダー30が挿入される。このブラシホルダー30については後から詳しく説明する。
ブラシホルダー30を取付け筒部28に挿入した後、取付け筒部28にキャップ32を外部から嵌め込むことによりブラシホルダー30を固定する。
これにより、整流子24には、上下一対のブラシ26,26が弾接される。
(2)ブラシ26の取付け構造
ブラシホルダー30は、図1に示すようにその中心部に平面形状が矩形の貫通孔34が設けられ、基部から先端部まで貫通している。この矩形の貫通孔34の内側にはこの貫通孔34と略同じ形状の金属製の四角筒のホルダーシャンク36が嵌め込まれている。ホルダーシャンク36は、図1に示すように、ブラシホルダー30の基部(図1においては上面)から嵌め込まれ、ブラシホルダー30の先端部(図1においては下部)から突出し、ホルダーシャンク36の先端部はブラシホルダー30から露出した状態となっている。
このホルダーシャンク36を有したブラシホルダー30にブラシ26を取り付ける構造について、その取り付けの順番に基づいて説明する。
図1に示すように、直方体のカーボンからなるブラシ26にコイル状のスプリング38の一端を取り付け、このスプリング38の他端部に支持板(ピグティル支え)40を取り付ける。支持板40は、図1に示すように円形をなし、その両端部から矩形の延設部42が突出した形状となっている。また、この支持板40とブラシ26との間には図1において不図示ではあるが、ブラシ26と金属製の支持板40とを電気的に接続するためのピグティル線がスプリング38に沿って取り付けられている。
上記のようにブラシ26、スプリング38、支持板40を一体にした後、ブラシ26をホルダーシャンク36の内部に挿入し、ホルダーシャンク36の先端部からブラシ26を露出させる。
ブラシホルダー30における貫通孔34の縁部には、図1に示すように一対の爪部44が設けられている。この爪部44はL字形をなし、図2に示すように、支持板40を回転させながらこの一対の爪部44,44の逆L字形の挿入部分に嵌め込んで固定する構造となっている。即ち、一対の爪部44,44は支持板40の一対の延設部42の各辺を支持する形状となっている。このように一対の爪部44,44によって支持板40の延設部42,42を支持することにより、スプリング38の弾性力に反して支持板40をブラシホルダー30の基部に取り付けることができる。そのため、上記したキャップ32を容易に被せることができる。
上記のようにブラシ26を取り付けた後、ブラシホルダー30から突出しているホルダーシャンク36にリング状の接続部材46を被せる。この接続部材46にはリード線48が接続されており、このリード線48は電動工具10の直流電源に接続されている。
以上により、ブラシ26を簡単にブラシホルダー30に取り付けることができ、また、接続部材46によって簡単に直流電源とブラシ26とを接続することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のブラシ26の取付け構造について図5に基づいて説明する。
第1の実施形態では一対の爪部44,44によって支持板40を取り付けたが、本実施形態では図5に示すように、支持板40の一対の延設部42に孔部50,50を開口し、また、ブラシホルダー30の貫通孔34の縁部に一対の突部52,52を突出させ、この突部52に孔部50を嵌め込むことにより支持板40をブラシホルダー30の基部に取り付ける。
この第2の実施形態であっても、スプリング38の弾性力に反して支持板40をブラシホルダー30の基部に取り付けることができるため、その取り付け作業が簡単となる。
(変更例)
上記実施形態では電動工具10として変速ドリルで説明したが、これに限らず他の電動工具でもよく例えばディスクグラインダ等でもよい。
本発明の直流モータにおけるブラシの取付け構造は電動工具における直流モータに用いるのが好適である。
第1の実施形態のブラシホルダー、ホルダーシャンク、ブラシ、支持板などの分解斜視図である。 同じく支持板とブラシホルダーの平面図である。 電動工具の縦断面図である。 電動工具の側面図である。 第2の実施形態のブラシホルダー、ホルダーシャンク、ブラシ、支持板などの分解斜視図である。
符号の説明
10 電動工具
12 フレーム
14 直流モータ
22 電機子
24 整流子
26 ブラシ
28 取付け筒部
30 ブラシホルダー
32 キャップ
34 貫通孔
36 ホルダーシャンク
38 スプリング
40 支持板
42 延設部
44 爪部
46 接続部材
48 リード線

Claims (4)

  1. 直流モータにおける電機子の整流子に弾接するブラシの取付け構造において、
    前記直流モータのフレームの内周側に筒状のブラシホルダーが取り付けられ、
    前記ブラシホルダーの貫通孔内部に筒状の金属製のホルダーシャンクが挿入され、
    前記ホルダーシャンクの内部にブラシが挿入され、
    前記ブラシの一端部が前記ブラシホルダー及びホルダーシャンクの先端部から露出して前記整流子と弾接し、
    前記ブラシの他端部がスプリングを介して金属製の支持板に接続され、
    前記貫通孔の縁部に突出した一対の爪部で前記支持板が固定されて、前記支持板が前記ブラシホルダーの前記貫通孔に被せられている
    ことを特徴とする直流モータにおけるブラシの取付け構造。
  2. 直流モータにおける電機子の整流子に弾接するブラシの取付け構造において、
    前記直流モータのフレームの内周側に筒状のブラシホルダーが取り付けられ、
    前記ブラシホルダーの貫通孔内部に筒状の金属製のホルダーシャンクが挿入され、
    前記ホルダーシャンクの内部にブラシが挿入され、
    前記ブラシの一端部が前記ブラシホルダー及びホルダーシャンクの先端部から露出して前記整流子と弾接し、
    前記ブラシの他端部がスプリングを介して金属製の支持板に接続され、
    前記貫通孔の縁部に突出した突部に前記支持板に開口した孔部が嵌め込まれて、前記支持板が前記ブラシホルダーの前記貫通孔に被せられている
    ことを特徴とする直流モータにおけるブラシの取付け構造。
  3. 前記ホルダーシャンクが前記ブラシホルダーの先端部から突出し、
    前記突出したホルダーシャンクの外側にリング状の接続部材が嵌め込まれ、
    前記接続部材にリード線が接続され、
    前記リード線が直流電源に電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の直流モータにおけるブラシの取付け構造。
  4. 前記直流モータが電動工具に内蔵され、
    前記フレームが、前記電動工具のフレームと一体である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の直流モータにおけるブラシの取付け構造。
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