JP2005223794A - 映像音響コンテンツの記録装置及び方法 - Google Patents

映像音響コンテンツの記録装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005223794A
JP2005223794A JP2004031760A JP2004031760A JP2005223794A JP 2005223794 A JP2005223794 A JP 2005223794A JP 2004031760 A JP2004031760 A JP 2004031760A JP 2004031760 A JP2004031760 A JP 2004031760A JP 2005223794 A JP2005223794 A JP 2005223794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
content
video
management information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004031760A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Date
俊彦 伊達
Meiko Masaki
芽衣子 正木
Takeshi Kawamura
岳 河村
Masayuki Misaki
正之 三▲さき▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004031760A priority Critical patent/JP2005223794A/ja
Publication of JP2005223794A publication Critical patent/JP2005223794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】一般に光ディスクやHDDなどランダムアクセス可能な記録媒体中のAV信号は、階層化された論理的な構成単位毎に管理されているが、AV信号から抽出された特徴量に基づく特定位置の時間情報には論理的な構成単位に関する情報がないため、論理的な構成単位でこれらを利用した特殊再生、特定位置表示を行うには再生機においてその都度時間軸上での対応付け処理を行う必要がある。
【解決手段】特定位置の時間情報と論理的な構成単位の時間情報とを照合する特定時間情報照合部を設け、時間軸上で一致する特定の構成単位の属性情報として他の管理情報とともに記録する。これにより、コンテンツの論理的な構成単位に従った再生制御を行いながら、特徴量などから抽出された特定時間情報を利用した特殊再生や特定位置表示を、再生機において容易に行うことを可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は映像音響コンテンツの記録や再生、編集等を行う映像音響コンテンツ記録再生装置において、効率的な視聴を支援するための映像音響コンテンツの記録内容に関する管理情報の作成、記録、利用を行う装置または方法に関するものである。
近年の映像音響コンテンツの記録再生装置の記録容量は大容量となりつつあり、膨大な時間の映像音響コンテンツを蓄積することが可能となっている。そのため、必ずしも蓄積された映像音響コンテンツの全てを視聴できるとは限らず、例えば重要なシーンのみ選択して再生するような効率的に映像音響コンテンツを視聴するための手段が求められている。
既に光ディスクやハードディスクなど高速でランダムアクセス可能な記録デバイスが民生用AV機器にも一般化した現状においては、上記要求に対してハードウエア的には充分な環境が整いつつあると言え、今後はそのようなハードウエアを制御するデータとしての映像および音響データに付加される管理情報の作成、記録、利用に関する技術の提供が迫られているといえる。
そのような目的の従来例として、音響信号から抽出した特徴量などを付加情報としてAV信号と伴に記録媒体に記録し、再生時に効率的な再生を行うために利用するものがあった(例えば、特許文献1参照)。図2は、前記特許文献1に記載された従来例を示すものである。
図2に示す従来例おいては、AV信号入力部101に入力された映像および音響信号のうち音響信号の特徴量を特徴量分析部105で分析し、その分析結果に基づき本従来例の説明においてサブコードと呼んでいるコンテンツの管理情報をコンテンツ管理情報作成部108で作成している。
また本従来例においてサブコードの記録方法は、2例示されている。
第1の例は、サブコード情報をAV信号符号化部102において、符号化された映像および音響データと一緒にマルチプレックスして記録する方法である。
第2の例は、サブコード情報を映像および音響データとは別の領域に一括して記録する方法である。
いずれの場合においても本従来例においては、上記の方法で記録されたサブコード情報を再生時に利用して、効率的なAVコンテンツの再生を実現している。
特開平10−172245号公報(第1頁、図1)
しかしながら、前記従来技術の第1の例では、サブコード情報が映像および音響データと一緒にマルチプレックスして記録されているため、このような方法でサブコード情報を記録した場合、全てのサブコード情報を取得するためには、基本的に全ての映像音響データを含めてデマルチプレックスする必要がある。このことは、映像音響データの記録時間が長くなるに従って、必然的に処理時間も長くなって機器操作に対するレスポンスが悪くなることを意味するものである。
従来例においては、AVコンテンツの音響信号の信号レベルに関する情報をサブコード情報として記録し、映像音響データの再生時に信号レベルの低い部分をスキップするという例が示されている。
この従来例の場合、例えば記録媒体中に存在する全ての信号レベルの低いまたは高い部分をユーザーに提示し、提示された任意の部分からユーザーが選択して再生を開始しようとする場合など、記録デバイスのランダムアクセス性を十分に活用した再生方式を実現する用途に対しては、上記の処理時間の問題が生じることになる。
一方、第2の従来例におけるサブコード情報の記録方法は、全てのサブコード情報をU−TOC領域などに一括して記録するものであり、この方法によれば、最初の実施例の持つ問題は解消されるように見える。
しかしながらこの方法では、サブコード情報が音響信号の物理的な時系列の時間情報として記録されている点において問題を含んでいる。
一般にランダムアクセス性が高い記録デバイスを有する記録システムの多くは、記録されるAVコンテンツに意味的な論理構造が与えられ、再生時においてはその論理構造に基づいて効率的な再生制御方式が提供されている。
ここで述べる意味的な論理構造とは、記録操作の開始終了で決められる記録区間や特定イベントの発生位置やハイライト場面など重要度が高い区間などによって構成される特定の時間情報に基づくものである。
また一般にこの意味的な論理構造は、例えばコンテンツ全体の内容が複数のプログラムと呼ばれる論理構造から構成され、さらに個々のプログラムが複数のシーンと呼ばれる論理構造から構成されるというように、上位の構造から下位の構造まで階層的な構造とすることが記録コンテンツの管理において効果的であり、ランダムアクセス性が高い記録デバイスを有する記録システムの多くが、このような階層的な論理構造を有してAVコンテンツの再生において活用している。
ここで今一度第2の従来例の記録方法を検討する。ここでのサブコード情報は、記録されている映像音響データの全ての区間について1秒毎に音響データの物理的な特徴量を分析してその時間位置のデータが無音区間であるか、音楽区間であるか、音声区間であるかのようなコンテンツの種別情報を与えているものである。これにより、映像音響データの開始から任意の時間が経過した時点でのコンテンツの種別が一括して記録されたサブコード情報から判別できることになる。
ただしいうまでもなく、上記の意味的な構成情報は一定の時間周期で構成されるものではなく、記録データの意味的な内容に従って、任意の時間で定義され構成されるものである。例えば、ある記録媒体に複数のTV番組がプログラムという論理単位として記録されていて、ユーザーが特定のプログラムを選択してさらにそのプログラムの音楽区間を再生したい場合には、プログラムという論理的構成情報は、各TV番組の記録時間に従って定義されるので、再生すべき時間情報を取得するためには、サブコード情報が有する映像音響データの物理的な時系列の時間情報と指定された特定のプログラムの時間情報との対応付けを行う必要が発生する。
つまり第2の従来例の記録方法は、サブコード情報が記録媒体のU−TOC領域に一括して1秒周期で保持されているものの、先の論理的な構成情報との対応関係がないため、映像音響データの物理的な時系列の時間情報と先の論理構造に基づく時間情報との関連付けを行うために、その都度両者の対応関係を計算する必要がある。
このように意味的な論理構造に従った任意の時間位置からの再生は、記録媒体のランダムアクセス性を活かした効率的な再生方法であるものの、特徴量分析に基づく時系列のサブコード情報が、上記の論理構造とのリンク情報を持たないことは、コンテンツの意味的な論理構造に従った再生制御を行うためには情報が不十分であると考える。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、コンテンツの意味的な論理構造に従った再生制御を行いながら、特徴量などから抽出された特定時間情報を利用した特殊再生や特定位置表示を、再生機において容易に行うことを可能とし、さらに特定時間情報を管理情報の一部として保存できる記録再生装置または方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、前記AV信号入力部の出力信号から映像または音響信号の特徴量を分析する特徴量分析部と、前記特徴量分析部の分析結果を基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成する特定時間情報作成部と、前記特定時間情報作成部で作成された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特徴量分析部において分析する分析内容は、映像信号の信号レベル、映像内容の動き量変化、テロップ等特定内容の検出、さらに音声信号の信号レベル、音楽または音声区間の検出、音声認識による特定内容の検出の少なくとも1つを含むものであることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、前記AV信号入力部の出力信号から映像または音響信号の特徴量を分析する特徴量分析部と、前記特徴量分析部の分析結果を基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成する特定時間情報作成部と、前記特定時間情報作成部で作成された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などを入力し、その入力データの内容に従って前記特徴量分析部や特定時間情報照合部の動作を制御するコンテンツ属性情報入力部と、前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特徴量分析部において分析する分析内容は、映像信号の信号レベル、映像内容の動き量変化、テロップ等特定内容の検出、さらに音声信号の信号レベル、音楽または音声区間の検出、音声認識による特定内容の検出の少なくとも1つを含むものであることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、さらに前記特徴量の分析や特定時間情報の照合の動作内容は、別途入力される前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などの内容に従って制御されるものとし、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、さらに前記特徴量の分析や特定時間情報の照合の動作内容は、別途入力される前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などの内容に従って制御されるものとし、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力する特定時間情報入力部と、前記特定時間情報入力部で入力された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録装置は、前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ記録方法は、映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力し、前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生装置は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を再生する装置であって、前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、前記AVデータ再生制御部の制御内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間情報で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間情報で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ再生方法は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を再生する方法であって、前記映像及び音響データと前記管理情報が記録された記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析して機器操作者に提示し、機器操作者の操作に応じて前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を前記特定位置の時間情報を用いて制御して再生することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する装置であって、前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、前記管理情報提示部で提示された管理情報の内容を修正する管理情報修正部と、前記AVデータ再生制御部の制御内容及び、前記管理情報修正部の修正内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、前記セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、前記セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生方法は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する方法であって、前記映像及び音響データと前記管理情報が記録された記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析して機器操作者に提示し、機器操作者の操作に応じて前記特定位置の時間情報に関する内容を修正し、その内容に従って、前記管理情報を修正して前記記録媒体に記録し、また同時に、修正した内容に従って前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を制御して再生することを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する装置であって、前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、前記管理情報提示部で提示された管理情報の内容を修正する管理情報修正部と、前記AVデータ再生制御部の制御内容及び、前記管理情報修正部の修正内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部と、前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力または出力する特定時間情報入出力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生装置は、前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする。
また、本発明の映像音響コンテンツ編集再生方法は、作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する方法であって、前記映像及び音響データと前記管理情報が記録され記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析するか、または前記特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを外部より入力するか、いずれか一方または両方の時間情報を機器操作者に提示し、機器操作者の操作に応じて前記特定位置の時間情報に関する内容を修正し、その内容に従って、少なくとも前記管理情報を修正して前記記録媒体に記録し、また同時に、修正した内容に従って前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を制御して再生し、さらに必要に応じて、前記特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを外部に出力することを特徴とする。
本発明の映像音響コンテンツの記録再生装置によれば、コンテンツの論理的な構成単位に従った再生制御を行いながら、特徴量などから抽出された特定位置の時間情報を利用した特殊再生や特定位置表示を、再生機において容易に行うことを可能とし、さらに特定位置の時間情報を管理情報の一部として保存することが可能となる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツの記録装置のブロック図である。また図14は、本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツの記録装置の記録動作のフローチャートである。
以下に図1及び図14に従って、本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツの記録装置の記録動作について説明する。
図1において、映像及び音響信号はAV信号入力部101に入力され、AV信号符号化部102において、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などによって符号化される(S1)。
一方AV信号符号化部102での符号化処理における符号化方式名や符号化パラメータなどの符号化処理の属性情報は、符号化属性情報作成部103において作成され、また映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報は、コンテンツ構成情報作成部104で作成され、これらの情報はAVコンテンツの管理情報を作成するのに必要となる管理情報作成データとして一時的にメモリに保存される(S2)。
本実施の形態における意味的な構成情報は、プログラムと呼ぶ構成情報とそのプログラムを構成するセルと呼ぶ構成情報からなる階層的な構造を持つものとする。またプログラムは記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決められるものとし、セルはその再生時に参照するAV信号符号化部102での出力データ構造であるMPEG規格のGOP単位の集合であるVOB(ビデオオブジェクト)に対応して決められるものとする。
AV信号符号化部102において符号化されたAVデータは、データ記録部109において記録媒体に記録できるフォーマットに変換して適宜記録される(S3)。
一方、AV信号入力部101の出力信号は特徴量分析部105に入力され、ここにおいて映像及び音響信号の物理的な特徴量が分析される(S5)。本実施例において分析される物理的な特徴量は、音楽区間を特定するための特徴量であり具体的には、パワー包絡線の近似直線の傾きや数秒後のパワー値の比など音量変化に関する特徴量と、周波数重心や特定周波数の変化度合いを算出したり、エネルギー分布の比較を行ったりするスペクトルに関する特徴量と、自己相関等を用いて時間軸や周波数軸の波形とのマッチング具合を算出した特徴量などを算出するものである。
さらにこれら特徴量分析部105において算出された特徴量は、特定時間情報作成部106において、ある判定基準により特定位置の時間情報が作成される(S6)。具体的には、音の持続性を示す特徴量、ベース音を示す低域でのエネルギー分布を示す特徴量、周期的な繰り返し音つまりビートがあるかどうかを示す特徴量の値などがあらかじめ決められた閾値より大きいときに音楽区間であると判定する。
また音楽のみならず、音声、歓声、無音といった音響イベント毎に音響イベントを判定する基準を持つことによって、複数種類の音響イベントが特定時間情報作成部106において判定されてもよいものとする。
また特徴量分析部105及び特定時間情報作成部106における別の分析内容として、映像信号レベルや映像内容の動き量変化やテロップ等の検出といった映像信号の特徴量を分析することによって、場面の切り変わりや特定場面の検出といった映像イベントが特定時間情報作成部106において判定されてもよいものとする。
またこれらの特定時間情報についても一時的にメモリに保存される(S7)。
次に記録が終了すると、一時的にメモリに保存された管理情報作成データと特定時間情報が特定時間情報照合部107に読み込まれ(S8)、特定時間情報作成部106で作成された特定位置の時間情報が、コンテンツ構成情報作成部104で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する(S9)。なお具体的な照合の方法については別の図を用いて後述する。
最後に、符号化属性情報作成部103とコンテンツ構成情報作成部104と特定時間情報照合部107の出力データに基づいて、記録されるAVコンテンツの記録内容に関する管理情報がコンテンツ管理情報作成部108において作成され(S10)、データ記録部109において記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録される(S11)。
特に特定時間情報照合部107の出力データである時間軸上で照合したセルに対する音楽区間の開始位置情報は、コンテンツ管理情報作成部108において当該セルの属性情報であるエントリーポイントとして記録される。なおこの特定位置の時間情報に関する具体的な記録フォーマットに関しても別の図を用いて後述する。
以上が本実施例における映像音響コンテンツの記録装置の一連の記録動作の説明である。
次に図5を用いて特定時間情報照合部107における具体的な照合の方法について説明する。図5においては、記録されているAVコンテンツの論理的な階層構造と本実施の形態においては音楽区間の開始位置情報である特定位置の時間情報との関係を示している。
まず論理的な階層構造としては、全体の記録内容は、3つのプログラムPRG1、PRG2、PRG3で構成され、さらにそれぞれのプログラムは、PRG1を構成する1つのセルCELL1、PRG2を構成する3つのセルCELL2、CELL3、CELL4、PRG3を構成する1つのセルCELL5から構成されている。これらの構成情報は前述した通り、コンテンツ構成情報作成部104で作成されるもので、それぞれのプログラムの始端と終端は記録動作の開始と終了によって決定され、またそれぞれのセルの始端と終端は上位のプログラムの始終端とプログラム記録動作中の一時停止など符号化動作の開始と停止によって決定されている。
このような論理的な階層構造をもつAVコンテンツの音響信号に対して、音楽区間の開始位置を検出する特徴量分析及び判定を特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において行った結果、T1からT5の時間位置が算出されている。そこで特定時間情報照合部107においては、上記のT1からT5の時間位置がどのCELLのどの時間位置に相当するかが照合される。その結果、T1はCELL1に、T2はCELL3に、T3はCELL4に、T4とT5はCELL5に含まれると判定され、それぞれのCELL番号と当該CELL先頭からの時間位置情報であるEP1からEP5がコンテンツ管理情報作成部108に出力される。コンテンツ管理情報作成部108においては、各当該CELLのエントリーポイント情報としてT1からT5の時間位置が管理情報に記録されることになる。
次に、上記の特定位置の時間情報に関する具体的な記録フォーマットについて説明する。
図12は、コンテンツ管理情報作成部108で作成される管理情報のフォーマットの中で本実施の形態における特定位置の時間情報に関する部分のデータフォーマットについて示すものである。
図12においてオリジナルPGC情報201は、本実施の形態における特定位置の時間情報が記録される部分である。オリジナルPGC情報201のデータフォーマットの概要は、まず最初にPGC一般情報202があって、全プログラム数であるPG数210と全セル数であるセルサーチポインタ数211が記録されている。次にプログラム1に関する情報を含むPG1情報203があってそのプログラムを構成するセルの数であるセル数213などが記録されている。このプログラム1に関する情報と同等の情報は、プログラムの数だけ繰り返してPG2情報204とPG3情報205に記録されている。次にセル1に関する情報が記録されている領域へのアドレス情報であるセル1情報サーチポインタ206があり、同様にセル5に対応するセル5情報サーチポインタ207まで続く。その次がセル1に関する情報が記録されているムービーセル1情報206である。この情報領域にはムービーセル一般情報219があって、セル1を再生する場合に参照する管理情報中の別領域に存在するVOB情報(図示せず)へのリンク情報であるM_VOBIサーチポインタ番号224やセル1に含まれるエントリーポイント数であるセルエントリーポイント数225やセル1の区間を定義するセル1開始時間226及びセル1終了時間227が記録されている。
さらに、特定時間情報照合部107においてセル1の区間中に特定時間T1が存在すると判定されたので、ムービーセル1情報208にはムービーセルEP1情報220が存在し、EP1に相当する時間情報がセル1先頭からの時間としてエントリーポイント時間229に記録されている。
以降、セル5までのセル情報がムービーセル1情報208と同様の内容で順次存在し、各セルに上記特定位置の時間情報が含まれていれば、含まれる特定時間の数だけムービーセルEP情報が存在する。
以上が本実施例における特定位置の時間情報に関する具体的な記録フォーマットであるが、特定位置の時間情報がセル情報に含まれる時間情報として記録されていれば図12に示す全ての内容が記録されていなくても、また図12に示す以外の情報が含まれていてもよいものとする。
次に図6を用いて特定時間情報照合部107における具体的な照合の第2の方法について説明する。図6においては、特定位置時間情報によって作成するAVコンテンツの論理構造と本実施例においては音楽区間の開始位置情報である特定位置時間情報との関係を示している。
先述した第1の方法においては、特定位置の時間情報をコンテンツ構成情報作成部104で作成される論理的な階層構造の1階層であるセル情報に含まれる時間情報として記録したが、第2の方法においては、特定位置の時間情報によって、コンテンツ構成情報作成部104で作成される論理構造とは別に、新たな論理構造すなわちセル情報を作成するものである。
AVコンテンツの音響信号に対して、音楽区間を検出する特徴量分析及び判定を特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において行った結果、T1、T3、T5が音楽区間の開始時間、T2、T4、T6が音楽区間の終了時間として算出されている。そこで特定時間情報照合部107においては、新たなセル情報を作成するのに必要な情報として、上記のT1からT6の時間位置がどのVOBの時間位置に相当するかが照合される。その結果、T1とT2の区間はVOB1に、T3とT4の区間はVOB4に、T5とT6の区間はVOB5に含まれると判定され、それぞれの区間毎に照合したVOB番号と当該VOBにおける時間情報情がコンテンツ管理情報作成部108に出力される。コンテンツ管理情報作成部108においては、T1からT6の時間位置が新たなCELL区間として管理情報に記録されることになる。
次に、上記第2の方法における管理情報の具体的な記録フォーマットについて説明する。
図13は、コンテンツ管理情報作成部108で作成される管理情報のフォーマットの中で新たなCELL区間情報に関する部分のデータフォーマットについて示すものである。
図13においてUD(User Defined)_PGC情報301は、本実施例における特定位置の時間情報が記録される部分である。UD_PGC情報301のデータフォーマットは、前述のオリジナルPGC情報201と類似している部分もあるので、上記第2の方法においてT1からT6の時間位置が新たなCELL区間として記録される部分についてのみ説明する。
UD_PGC情報301はオリジナルPGC情報201とは別の領域に引き続いて記録される。オリジナルPGC情報201のデータフォーマットと比較して、プログラム情報に相当する部分は存在しないが、セル情報に相当する部分は同じデータ構造である。
上記第2の方法においては、T1からT6の時間情報で3つのセル区間が定義されるので、ムービーセル1情報303からムービーセル3情報304が存在する。ムービーセル1情報303中にはムービーセル一般情報305があって、さらにその中には前述の特定時間情報照合部107におけるVOBとの照合結果が反映されるM_VOBIサーチポインタ番号308や当該VOBにおいてT1の時間位置に相当するセル1開始時間310やT2の時間位置に相当するセル1終了時間311が記録されている。
以降、セル3までのセル情報がムービーセル1情報303と同様の内容で順次存在している。また第2の方法においても特定位置の時間情報によって、オリジナルPGC情報201とは別の領域に新たなセル情報が定義され記録されていれば図13に示す全ての内容が記録されていなくても、また図13に示す以外の情報が含まれていてもよいものとする。
上記第2の方法においては、特定位置の時間情報によって、オリジナルPGC情報201とは別の領域に新たなセル情報を定義したが、さらにこれとは別の第3の方法として、特定位置の時間情報によって、オリジナルPGC情報201内に新たなセル情報を定義することも考えられる。
図7に示す論理構造は、図5で示す各セル情報に加えて、T1からT6までの特定区間情報によってオリジナルPGC情報201内のセル情報に新たなセル情報を追加するものである。
図7において(CELL1)から(CELL5)は、コンテンツ構成情報作成部104で作成されたセル情報であり、図5で示すセル情報と同様にして作成されるものである。これらのセル情報に、前述の第2の方法と同様に音楽区間を検出する特徴量分析及び判定を特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において行った結果得られるT1からT6で構成される3つの音楽区間情報により、CELL2、CELL6、CELL9の新たなセル情報を追加して定義する。
その結果、オリジナルPGC情報201内のセル情報は合計10個となり、そのデータフォーマットは、図12で示すデータフォーマットでセル情報の数が10個であるものになる。ただしこの場合、どのセル情報が音楽区間を示すものか判らなくなるので、音楽区間を示すセルについては図12におけるムービーセルEP1情報220内のPRIテキスト情報230に音楽区間を示す識別情報を記録するものとする。
さらに図6で示す前述第2の方法の拡張方法として、オリジナルPGC情報201とは別の領域に作成される各セルにも第1の方法と同様にエントリーポイントを追加する第4の方法が考えられる。これは各セルが第2の方法と同様に音楽区間であるとして、さらにそのなかでボーカル等の音声区間の開始位置を各セルの属性情報であるエントリーポイントとして記録する場合を想定している。図8において、CELL1、CELL2、CELL3が音楽区間であるセルであり、各セル区間中に存在するEP1、EP2、EP3が各セルの属性情報であってボーカル等の音声区間の開始位置を示すエントリーポイントである。
このような論理構造を構成するためには、特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において音楽区間の検出と同時に音楽区間に含まれる音声区間を検出すれば良い。また第4の方法による特定区間情報を記録するデータフォーマットは図13に示すムービーセル情報内に、図12のムービーセル情報と同様に定義できるエントリーポイントの数だけムービーセルEP情報を追加すれば良い。
以上が本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツの記録装置の説明である。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における映像音響コンテンツの記録装置のブロック図である。図1と同一部分には同一符号を付しその動作に関する説明を割愛する。
実施の形態2は実施の形態1と比較して、記録されるAVコンテンツが有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などを入力し、その入力データの内容に従って特徴量分析部105や特定時間情報作成部106や特定時間情報照合部107の動作を制御するコンテンツ属性情報入力部110が追加されている点において異なる。
本実施の形態においても、特徴量分析部105では映像または音響信号のさまざまな物理的特徴量が分析できるものとし、その算出された特徴量に基づいて特定時間情報作成部106において音楽のみならず、音声、歓声、無音といった複数種類の音響イベントが判定される。さらに、特定時間情報照合部107において照合される論理構造も前述の通り既存のセル情報にエントリーポイントを定義したり、新たなセル情報を作成するなど複数の方法が考えられる。本実施の形態においては、これら複数の選択肢のうちどの動作を選択するかを決定するためにコンテンツ属性情報入力部110に入力される情報を使用する。
コンテンツ属性情報入力部110に入力される上記の各情報は、コンピュータネットワークや放送電波受信部など図示しない外部とのインターフェイス機能を通じて番組情報を取得するか機器のユーザーがマニュアルで入力するかいずれか一方または双方を組み合わせて入力しても良いものとする。
例えばTV番組を記録するとして、その番組のジャンル情報をコンテンツ属性情報入力部110に入力し、入力されたジャンル情報が音楽番組であれば特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において音楽区間を特定時間情報として検出し、さらに、特定時間情報照合部107において図6に示すUD_PGC情報301に新たなセル区間を作成するための動作を行う。あるいは、入力されたジャンル情報がスポーツ番組であれば特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において歓声区間を重要場面とみなした特定時間情報として検出し、さらに、特定時間情報照合部107において図5に示すオリジナルPGC情報201のセル情報にエントリーポイントを作成するための動作を行う。また入力されたジャンル情報がニュース番組であれば特徴量分析部105と特定時間情報作成部106において音声区間を特定時間情報として検出し、さらに、特定時間情報照合部107において図7に示すオリジナルPGC情報201のセル情報に新たなセル情報を作成するための動作を行う。
以上のような動作を行うコンテンツ属性情報入力部110を設けることによって、記録されるAVコンテンツの内容に従って最適な特定時間の算出と効率的な再生制御を可能とする最適な論理構造の作成が可能となる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における映像音響コンテンツの記録装置のブロック図である。図1と同一部分には同一符号を付しその動作に関する説明を割愛する。
実施の形態3は実施の形態1と比較して、特徴量分析部105と特定時間情報作成部106が存在せず、特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力する特定時間情報入力部111が存在する点において異なっている。
本実施の形態においては、音楽、音声、歓声、無音といった音響イベントが発生する特定時間情報を記録装置内部で算出するのではなく、外部で作成された少なくとも特定時間情報を含むデータを特定時間情報入力部111に入力するものである。尚外部からのデータを受け入れるために、特定時間情報入力部111においては特定時間情報の時間単位の変換等必要なデータフォーマットの変換は行われるものとする。
特定時間情報入力部111に入力される上記の各情報は、コンピュータネットワークや放送電波受信部など図示しない外部とのインターフェイス機能を通じて取得するか機器のユーザーがマニュアルで入力するかいずれか一方または双方を組み合わせて入力しても良いものとする。
以上のような動作を行う特定時間情報入力部111を設けることによって、特徴量抽出のために記録装置に必要となるハードウエアリソースが不要となって、記録装置の制作コストが低減でき、またAVコンテンツの制作者によって作成されるような精度の高い特定時間情報を受け入れることも可能となるので、低コストの装置でより高度な効率的な再生制御を可能とする論理構造の作成が可能となる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4における映像音響コンテンツの再生装置のブロック図である。また図15は本発明の実施の形態4における映像音響コンテンツの再生装置において特定位置の時間情報を利用した特定位置表示を行う動作のフローチャートである。
また本実施の形態において図9に示すデータ記録部109には、本発明の実施の形態1の構成による映像音響コンテンツ記録装置で記録されたAVデータ及び管理情報が記録されている。
本実施の形態において特定位置の時間情報を利用した特定位置表示を行うためには、まず特定位置の時間情報を含む管理情報をデータ記録部109より管理情報読出し部112によって読出し(S20)、読出した管理情報の中から特定時間情報を含むに論理構造であるセル情報を抽出して(S21)その内容を分析する処理を管理情報分析処理部113で行う。
ここで本実施の形態における映像音響コンテンツの再生装置の動作を具体的に説明するために、本実施の形態において特定時間情報によって作成された論理構造は図7に示すものであるとする。実施の形態1での説明の通り、図7に示す論理構造では、オリジナルPGC情報201内に合計10個のセル情報が存在し、そのうちCELL2とCELL6とCELL9が音楽区間を示すセル情報である。
まず管理情報分析処理部113は、オリジナルPGC情報201内に存在するセル情報のうち音楽区間を示すセル情報をPRIテキスト情報中に記録された音楽区間を示す識別情報より判断し(S22)、音楽区間と判断されたセル番号を取得する(S23)。次にその当該セル番号のムービーセル一般情報219内のM_VOBIサーチポイント番号224を取得して(S24)、管理情報内のVOB情報にアクセスして当該セルの先頭画像が存在する画像データへのアドレス情報を取得してAVデータ再生制御部116に出力する(S25)。AVデータ再生制御部116は、入力されたアドレス情報によって音楽区間のセルの先頭画像データを読み出すようにAVデータ読出し部117を制御し(S26)、データ記録部109から読み出されたAVデータはAVデータ再生処理部118において復号化されて(S27)、ディスプレイ装置を備えるAV信号提示部119においてユーザーに提示される(S28)。
以上の動作を全ての音楽区間セルに対して繰り返して行うことにより、特定時間情報を利用した特定位置表示として、AV信号提示部119には全ての音楽区間の先頭画像が表示されることになる。
また上記説明では、管理情報分析処理部113で音楽区間のセルの先頭画像へのアドレスを取得する動作を説明したが、この他にも音楽区間のセル番号や、音楽区間のセルの開始終了時間や再生時間などの情報を管理情報分析処理部113で取得し、管理情報提示部114においてユーザーに提示してもよいものとする。
次に、音楽区間のセルに関する情報をユーザーに提示した以降の動作について説明する。まずユーザーは、AV信号提示部119に提示された音楽区間の先頭画像または管理情報提示部114に提示された音楽区間のセル番号から再生を開始したいセル情報を選択する。そしてその選択操作は機器操作処理部115で処理され、選択されたセル区間を再生すべくAVデータ再生制御部116がAVデータ読出し部117を制御し、データ記録部109から読み出された映像音響データがAVデータ再生処理部118で映像音響データが復号化されてAV信号提示部119から映像及び音響信号が再生される。
また別の再生動作として、音楽区間であるセルとそれ以外のセルを連続して再生する場合に、AVデータ再生制御部116が管理情報分析処理部113からの特定時間情報に基づいて音楽区間であるセルとそれ以外のセルを識別してAVデータ再生処理部118を制御し、音楽区間以外のセルに対して再生速度を速めるなどの特殊再生を行うものであってもよいとする。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5における映像音響コンテンツの編集再生装置のブロック図である。図9と同一部分には同一符号を付しその動作に関する説明を割愛する。
実施の形態5は実施の形態4と比較して、データ記録部109から読み出され管理情報分析処理部113で分析処理された管理情報の内容を修正してデータ記録部109に書き戻す管理情報修正部120が存在する点において異なっている。
この管理情報修正部120を設けることによって、実施の形態4と同様の動作で、AV信号提示部119もしくは管理情報提示部114に提示された内容をユーザーが判断して、さらにユーザーが先頭画像位置や再生開始時間及び終了時間の値の修正操作を行えば、その修正操作を機器操作処理部115で受けて管理情報修正部120に出力し、管理情報修正部120によって修正内容が反映された管理情報をデータ記録部109に書き戻すことが可能になる。
本実施の形態での構成は、特徴量分析部105と特定時間情報作成部106によって作成された特定時間情報をユーザーが修正したい場合に有益な機能を有するものとなる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6における映像音響コンテンツの編集再生装置のブロック図である。図10と同一部分には同一符号を付しその動作に関する説明を割愛する。
実施の形態6は実施の形態5と比較して、特定位置の時間情報を含むデータを装置の外部に対して入出力することができる特定時間情報入出力部121が存在する点において異なっている。
特定時間情報入出力部121において入出力される特定位置の時間情報を含むデータは、コンピュータネットワークや放送電波受信部など図示しない外部とのインターフェイス機能を通じて取得するか機器のユーザーがマニュアルで入力するかいずれか一方または双方を組み合わせて入力しても良いものとする。
また特定時間情報入出力部121は、機器外部とのデータ交換を行うために管理情報分析処理部113でデータ処理できるデータフォーマットへの変換機能を有するものとし、さらに、入出力する特定時間情報の対象となるAVコンテンツデータを特定できるURL情報など特定時間情報以外の情報を含むデータを入出力できる機能を有するものであってよい。
本実施の形態での構成では、AVコンテンツの制作者によって作成されるような精度の高い特定時間情報を受け入れることも可能となり、また特定区間情報に関する情報を他の機器に出力することも可能となるので、特定位置の時間情報を複数のシステムや機器で交換したり共有する場合に有益な機能を有するものとなる。
本発明にかかる映像音響コンテンツの記録再生装置は、映像音響信号の特徴量などから抽出された特定位置の時間情報と記録される映像音響信号の論理的な構成単位での時間情報とを照合して他の管理情報とともに記録する機能を有し、特定時間情報を利用した特殊再生や特定位置表示を、再生機において容易に行えるものとして有用である。
本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツ記録装置のブロック図 従来の映像音響コンテンツ記録装置のブロック図 本発明の実施の形態2における映像音響コンテンツ記録装置のブロック図 本発明の実施の形態3における映像音響コンテンツ記録装置のブロック図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報とAVコンテンツの論理的構成情報との第1の例の関係図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報とAVコンテンツの論理的構成情報との第2の例の関係図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報とAVコンテンツの論理的構成情報との第3の例の関係図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報とAVコンテンツの論理的構成情報との第4の例の関係図 本発明の実施の形態4における映像音響コンテンツ再生装置のブロック図 本発明の実施の形態5における映像音響コンテンツ編集再生装置のブロック図 本発明の実施の形態6における映像音響コンテンツ編集再生装置のブロック図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報を記録する部分の管理情報フォーマットの第1の例を示す図 本発明の実施の形態1における特定位置時間情報を記録する部分の管理情報フォーマットの第2の例を示す図 本発明の実施の形態1における映像音響コンテンツの記録装置の記録動作のフローチャート 本発明の実施の形態4における映像音響コンテンツの再生装置において特定位置の時間情報を利用した特定位置表示を行う動作のフローチャート
符号の説明
101 AV信号入力部
102 AV信号符号化部
103 符号化属性情報作成部
104 コンテンツ構成情報作成部
105 特徴量分析部
106 特定時間情報作成部
107 特定時間情報照合部
108 コンテンツ管理情報作成部
109 データ記録部
110 コンテンツ属性情報入力部
111 特定時間情報入力部
112 管理情報読出し部
113 管理情報分析処理部
114 管理情報提示部
115 機器操作処理部
116 AVデータ再生制御部
117 AVデータ読出し部
118 AVデータ再生処理部
119 AV信号提示部
120 管理情報修正部
121 特定時間情報入出力部

Claims (41)

  1. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、
    前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、
    前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、
    前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、
    同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、
    前記AV信号入力部の出力信号から映像または音響信号の特徴量を分析する特徴量分析部と、
    前記特徴量分析部の分析結果を基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成する特定時間情報作成部と、
    前記特定時間情報作成部で作成された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、
    前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、
    前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする映像音響コンテンツ記録装置。
  2. 前記特徴量分析部において分析する分析内容は、映像信号の信号レベル、映像内容の動き量変化、テロップ等特定内容の検出、さらに音声信号の信号レベル、音楽または音声区間の検出、音声認識による特定内容の検出の少なくとも1つを含むものであることを特徴とする請求項1記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  3. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする請求項1記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  4. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする請求項3記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  5. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする請求項4記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  6. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする請求項4記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  7. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  8. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  9. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、
    前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、
    前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、
    前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、
    同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、
    前記AV信号入力部の出力信号から映像または音響信号の特徴量を分析する特徴量分析部と、
    前記特徴量分析部の分析結果を基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成する特定時間情報作成部と、
    前記特定時間情報作成部で作成された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、
    前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などを入力し、その入力データの内容に従って前記特徴量分析部や特定時間情報照合部の動作を制御するコンテンツ属性情報入力部と、
    前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、
    前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする映像音響コンテンツ記録装置。
  10. 前記特徴量分析部において分析する分析内容は、映像信号の信号レベル、映像内容の動き量変化、テロップ等特定内容の検出、さらに音声信号の信号レベル、音楽または音声区間の検出、音声認識による特定内容の検出の少なくとも1つを含むものであることを特徴とする請求項9記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  11. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする請求項9記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  12. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする請求項11記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  13. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする請求項12記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  14. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする請求項12記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  15. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    さらに前記特徴量の分析や特定時間情報の照合の動作内容は、別途入力される前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などの内容に従って制御されるものとし、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  16. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    また一方で前記映像または音響信号の特徴量の分析結果に基づいて、ある判定基準により特定位置の時間情報を作成し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    さらに前記特徴量の分析や特定時間情報の照合の動作内容は、別途入力される前記映像及び音響信号がコンテンツとして有するジャンル情報や制作情報、及びコンテンツ内容に関連するキーワード情報などの内容に従って制御されるものとし、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  17. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する装置であって、
    前記映像及び音響信号を入力するAV信号入力部と、
    前記AV信号入力部の出力信号を符号化するAV信号符号化部と、
    前記管理情報を作成するために、前記AV信号符号化部における符号化処理の属性情報を作成する符号化属性情報作成部と、
    同じく前記管理情報を作成するために、前記映像及び音響信号の記録内容の意味的な構成情報を作成するコンテンツ構成情報作成部と、
    前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力する特定時間情報入力部と、
    前記特定時間情報入力部で入力された特定位置の時間情報が、前記コンテンツ構成情報作成部で作成された任意の構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合する特定時間情報照合部と、
    前記符号化属性情報作成部と前記コンテンツ構成情報作成部と前記特定時間情報照合部の出力データに基づいて、前記管理情報を作成するコンテンツ管理情報作成部と、
    前記AV信号符号化部と前記コンテンツ管理情報作成部の出力データを、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録するデータ記録部とを備えることを特徴とする映像音響コンテンツ記録装置。
  18. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録機器の操作や動作に関する情報及び、前記AV信号符号化部の出力データ構造に関する情報の双方またはいずれか一方の情報に従ってコンテンツ構成情報を作成することを特徴とする請求項17記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  19. 前記コンテンツ構成情報作成部は、記録動作の開始と終了動作に応じて始端と終端を決めるプログラム情報とそのプログラム全体を構成する1つ以上のセル情報からなる論理的かつ階層的な構成情報を少なくとも作成することを特徴とする請求項18記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  20. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合したセル情報の属性情報として前記特定位置の時間情報を追加することを特徴とする請求項19記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  21. 前記特定時間情報照合部は、前記特定位置の時間情報が前記セル情報のいずれのセルの区間に含まれるかを照合し、
    前記コンテンツ管理情報作成部は、照合するセル情報を参照して前記特定位置の時間情報から新たな区間のセル情報を作成することを特徴とする請求項19記載の映像音響コンテンツ記録装置。
  22. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報の属性情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  23. 映像及び音響信号と前記映像及び音響信号の記録内容に関する管理情報を記録する方法であって、
    少なくとも前記管理情報として、前記映像及び音響信号の符号化処理動作に従って記録内容の意味的な構成情報を作成し、
    前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力し、
    前記特定位置の時間情報が、前記構成情報のいずれに相当する時間位置であるかを照合し、
    前記特定位置の時間情報を、時間位置が照合する前記構成情報を参照して新たな構成情報として他の管理情報や映像及び音響信号とともに、記録媒体に記録できるフォーマットに変換して記録することを特徴とする映像音響コンテンツ記録方法。
  24. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を再生する装置であって、
    前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、
    前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、
    前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、
    前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、
    前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、
    前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、
    前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、
    前記AVデータ再生制御部の制御内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部とを備えることを特徴とする映像音響コンテンツ再生装置。
  25. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項24記載の映像音響コンテンツ再生装置。
  26. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項24記載の映像音響コンテンツ再生装置。
  27. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間情報で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする請求項24記載の映像音響コンテンツ再生装置。
  28. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間情報で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする請求項24記載の映像音響コンテンツ再生装置。
  29. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を再生する方法であって、
    前記映像及び音響データと前記管理情報が記録された記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析して機器操作者に提示し、
    機器操作者の操作に応じて前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を前記特定位置の時間情報を用いて制御して再生することを特徴とする映像音響コンテンツ再生方法。
  30. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する装置であって、
    前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、
    前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、
    前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、
    前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、
    前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、
    前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、
    前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、
    前記管理情報提示部で提示された管理情報の内容を修正する管理情報修正部と、
    前記AVデータ再生制御部の制御内容及び、前記管理情報修正部の修正内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部とを備えることを特徴とする映像音響コンテンツ編集再生装置。
  31. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項30記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  32. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくともセルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項30記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  33. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、前記セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする請求項30記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  34. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、前記セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする請求項30記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  35. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する方法であって、
    前記映像及び音響データと前記管理情報が記録された記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析して機器操作者に提示し、
    機器操作者の操作に応じて前記特定位置の時間情報に関する内容を修正し、
    その内容に従って、前記管理情報を修正して前記記録媒体に記録し、
    また同時に、修正した内容に従って前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を制御して再生することを特徴とする映像音響コンテンツ編集再生方法。
  36. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する装置であって、
    前記映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部より任意の時間位置の映像及び音響データを読み出すAVデータ読み出し部と、
    前記AVデータ読み出し部より読み出された映像及び音響データを再生可能なアナログAV信号に変換するAVデータ再生処理部と、
    前記AVデータ再生処理部の出力信号を提示するAV信号提示部と、
    前記データ記録部より前記管理情報を読み出す管理情報読み出し部と、
    前記管理情報読み出し部より読み出された管理情報の内容を分析する管理情報分析処理部と、
    前記管理情報分析処理部で分析された管理情報の内容を提示する管理情報提示部と、
    前記AVデータ読み出し部と前記AVデータ再生処理部の動作を制御するAVデータ再生制御部と、
    前記管理情報提示部で提示された管理情報の内容を修正する管理情報修正部と、
    前記AVデータ再生制御部の制御内容及び、前記管理情報修正部の修正内容を指示する機器操作者の操作入力処理を行う機器操作処理部と、
    前記AV信号のある特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを入力または出力する特定時間情報入出力部と、を備えることを特徴とする映像音響コンテンツ編集再生装置。
  37. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セル情報の属性情報に記録された1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項36記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  38. 前記管理情報分析処理部で分析され、前期管理情報提示部で提示される管理情報の内容は、少なくとも前記セルの区間を定義している1つまたは複数の前記特定位置の時間情報を含むことを特徴とする請求項36記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  39. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生の開始または終了の動作であることを特徴とする請求項36記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  40. 前記AVデータ再生制御部で制御される再生動作は、セルの属性情報または前記セルの区間で示される特定の時間位置に対する再生速度の切り替え動作であることを特徴とする請求項36記載の映像音響コンテンツ編集再生装置。
  41. 前記請求項1の構成で作成された映像及び音響データと前記映像及び音響データの記録内容に関する管理情報を編集及び再生する方法であって、
    前記映像及び音響データと前記管理情報が記録され記録媒体より前記管理情報を読み出して、少なくとも前記特定位置の時間情報に関する内容を分析するか、
    または前記特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを外部より入力するか、
    いずれか一方または両方の時間情報に基づく内容を機器操作者に提示し、
    機器操作者の操作に応じて前記特定位置の時間情報に関連する内容を修正し、
    その内容に従って、少なくとも前記管理情報を修正して前記記録媒体に記録し、
    また同時に、修正した内容に従って前記映像及び音響データを前記記録媒体より読み出す時間位置や再生処理内容を制御して再生し、
    さらに必要に応じて、前記特定位置の時間情報を少なくとも含むデータを外部に出力することを特徴とする映像音響コンテンツ編集再生方法。
JP2004031760A 2004-02-09 2004-02-09 映像音響コンテンツの記録装置及び方法 Pending JP2005223794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031760A JP2005223794A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 映像音響コンテンツの記録装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004031760A JP2005223794A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 映像音響コンテンツの記録装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005223794A true JP2005223794A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34999066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004031760A Pending JP2005223794A (ja) 2004-02-09 2004-02-09 映像音響コンテンツの記録装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005223794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279045A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hitachi Ltd 粒子線治療システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279045A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hitachi Ltd 粒子線治療システム
JP4691576B2 (ja) * 2008-05-20 2011-06-01 株式会社日立製作所 粒子線治療システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8855796B2 (en) Method and device for detecting music segment, and method and device for recording data
JP4081120B2 (ja) 記録装置、記録再生装置
KR100470407B1 (ko) 복수영상정보의이음부없는재생을가능하게하는정보기록디스크저장용비트스트림의생성장치,생성방법,생성장치에적용되는프로그램을기록한기록매체
US6445877B1 (en) Information recording medium, apparatus and method for recording or reproducing data thereof
US8682132B2 (en) Method and device for detecting music segment, and method and device for recording data
KR20060027826A (ko) 비디오 처리장치, 비디오 처리장치용 집적회로, 비디오처리방법, 및 비디오 처리 프로그램
JP4735413B2 (ja) コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
US7801420B2 (en) Video image recording and reproducing apparatus and video image recording and reproducing method
US20090088879A1 (en) Audio reproduction device and method for audio reproduction
JP4679259B2 (ja) 映像再生装置
JP2006270233A (ja) 信号処理方法及び信号記録再生装置
JP2005223794A (ja) 映像音響コンテンツの記録装置及び方法
US20060263062A1 (en) Method of and apparatus for setting video signal delimiter information using silent portions
US7756390B2 (en) Video signal separation information setting method and apparatus using audio modes
JP2008301340A (ja) ダイジェスト作成装置
JPH11317058A (ja) 再生装置及び記録再生装置
JP4100307B2 (ja) プログラム、記録媒体及び再生装置
KR20010054297A (ko) 디지탈동영상 맵핑방법 및 이것을 이용한 반복재생방법
KR20040102962A (ko) Pvr에서의 하이라이트 스트림 생성 장치 및 그 방법
JP4379519B2 (ja) プログラム、記録媒体、再生装置及び再生方法
JP4557088B2 (ja) プログラム、記録媒体、再生装置及び再生方法
JP2003272283A (ja) デジタル音声信号の記録装置及び記録媒体
JP2006157108A (ja) 映像記録再生装置
JP2004253050A (ja) 情報再生装置および情報記録装置
JP2006286031A (ja) コンテンツ再生装置