JP2005221872A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の発光素子を有する照明装置において照明対象面上の照度分布に生じるむらを低減し、表示装置に表示される映像に生じるむらを低減する。
【解決手段】 照明対象面上に光を出射する複数の発光素子1101〜1125が平面上に配列された発光素子アレイ1を備える。そして、発光素子アレイ1の各発光素子1101〜1125から各光が入射され、各光が照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射するとともに、照明対象面上での各発光素子1101〜1125からの各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系12を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の発光素子を光源とする照明装置およびこの照明装置を備える表示装置、照明方法に関する。
従来の投射型映像表示装置、直視型液晶表示装置、HMD(Head Mounted Display)等の映像表示装置は、光源からの光を空間光変調素子によって変調し、映像を表示する。空間光変調素子としては、液晶デバイスやDMD(Digital Micro-mirror Device)といったものが知られている。
液晶デバイスは、旋光や複屈折といった性質を利用しており、偏光素子と共に用いて、画素毎に通過する光の明るさを制御する。DMDは、画素数分の可動微小鏡を有しており、光路を制御することによって、通過光の明るさを変化させる。
空間光変調素子を照明する光源としては、一般に放電ランプが使われているが、近年、LED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)、EL(Electroluminescence)素子等の発光素子が注目されている。放電ランプに比べて、LED、LD、EL素子は、熱線や紫外線の成分を含まず赤色、緑色、青色等の単色の発光が可能、点灯制御が比較的簡単、応答速度が速い、破裂しない、といった利点がある一方で、単体での発光光束が小さい、といった欠点を有している。そのため、特に大画面の映像表示装置では、多数の発光素子を必要とする。例えば、多数のLEDを光源として用いた投射型映像表示装置が開示されている(例えば特許文献1乃至3参照。)。
特許文献1,2には、複数のLEDが2次元的に配列されたアレイを光源とし、この光源による照度分布を補正するためのインテグレータ光学系が用いられていない構成の照明装置、表示装置が開示されている(例えば特許文献1,2参照)。この構成の場合、各LEDが照射する個々の照明エリアは、照明対象面である空間光変調素子の表面において局所的になる。したがって、各LEDの配光分布の状態や、隣接するLEDの各照明エリアが重複する状態によって、照明対象面上における照度分布にむら(ばらつき)が生じる。すなわち、表示される映像にむらが発生するという不具合がある。
特許文献2では、LEDから出射される発散光をレンズによってコリメート(平行光化)し、平行性が高い光にするための構成が開示されている。平行性を高めているのは、光を効率よく利用するためであり、つまりは照明対象面を明るくするためである。このような光による照度分布の状態を図15に示す。
図15は、従来の照明装置における照明対象面上での照度分布の一例を示す。図15(a)は、1つの発光素子による照度分布曲線を示す図である。図15(b)は、3つの発光素子による各照度分布曲線が合成された照度分布曲線を示す図であり、細線が各発光素子の照度分布曲線を示し、太線が合成された照度分布曲線を示す。これら図15(a)および図15(b)ともに、横軸は照明対象面上の面内の位置を示し、縦軸は相対照度を示す。1つの発光素子による照度分布では、照明エリアの中心が最も明るくなっており、照度分布が不均一である。一方、複数の発光素子を用いることによって重複した照明エリアが平坦状に近づくが、平坦状の照明エリア内にまだ凸凹が存在している。つまり、複数の発光素子を用いた場合でも、照度分布にむらが生じている。
このような照度分布に生じるむらを低減する構成が適用された映像表示装置が開示されている(例えば特許文献3参照。)。この映像表示装置では、照度分布に生じるむらを低減するためにインテグレータ光学系を用い、各LEDからあらゆる方向に放射される各光が、空間光変調素子の全面をそれぞれ照射するように構成されている。
特開平11−65477号公報 特開2000−56410号公報 特開2001−343706号公報
上述したように、複数の発光素子を光源とする従来の照明装置および映像表示装置には、以下のような問題点がある。
第1の問題点として、特許文献1,2に開示された複数の発光素子を光源とする従来の照明装置、映像表示装置では、上述したように、各発光素子が光を照射する各照明エリアが、照明対象面上において局所的であり、各発光素子の配光分布の状態や、隣接する発光素子の各照明エリアが重複する状態によって、各発光素子の各照明エリアの照度分布が合成されてなる照度分布にむらが生じてしまう。このため、従来の照明装置では、照明対象面上における照度分布にむらが生じ、また、従来の映像表示装置では、表示される映像の照度分布にむらが生じるという問題がある。
第2の問題点として、特許文献3に開示された従来の映像表示装置では、インテグレータ光学系を用いた場合、各発光素子からあらゆる方向に放射される各光を、それぞれ照明対象面の全面に照射させるために、光軸方向に沿って多くのレンズが配置され、これら各レンズ間に所定の間隔を確保する必要がある。このため、インテグレータ光学系を備える従来の映像表示装置は、装置全体の構成が大型化してしまう不都合がある。
そこで、本発明は、照明対象面上における照度分布に生じるむらを低減することができる照明装置を提供することを目的とする。また、本発明は、装置全体の小型化を図り、表示された映像に生じるむらを低減することができる表示装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、照明対象面上に光を出射する複数の発光素子が平面上に配列された発光素子アレイを備える。そして、発光素子アレイの各発光素子から各光が入射され、各光が照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射するとともに、照明対象面上での各発光素子からの各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系を備える。
以上のように構成された本発明に係る照明装置では、配光分布補正光学系に発光素子アレイの各発光素子からの各光が入射され、各発光素子から入射された各光が、照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように配光分布補正光学系から出射される。そして、本発明に係る照明装置によれば、配光分布補正光学系が、照明対象面上での各発光素子による個々の各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的にすることで、照明対象面上で複数の発光素子による各照度分布が合成されてなる照度分布のばらつきが低減される。
また、本発明に係る他の照明装置が備える配光分布補正光学系は、各発光素子に対応して少なくとも1つのレンズを有してもよい。
また、本発明に係る他の照明装置が備える配光分布補正光学系は、発光素子アレイに一体に形成されてもよい。これによって、照明装置全体が更に小型化される。
また、本発明に係る照明装置が備える配光分布補正光学系は、各発光素子から出射される光が、隣接するレンズに入射することを規制する遮光手段を有してもよい。これによって、各発光素子からあらゆる方向に放射される光のうち、隣接するレンズへの光の漏れ込み等の意図しない迷光が回避される。したがって、照明対象面上での1つの発光素子による照度分布曲線をなす山形の裾野が広がってしまうことを回避でき、全ての発光素子による照度分布をより一層均一化することができる。
また、本発明に係る表示装置は、上述した本発明の照明装置と、この照明装置から入射された光を空間的に変調する空間光変調素子とを備える。
なお、本発明に係る表示装置において、空間光変調素子とは、例えば光透過率や光反射率を制御可能な画素が2次元的に配列されてなり、表示すべき映像を2次元的な透過率分布または光反射率として表示可能な素子を指している。
また、本発明に係る照明方法は、複数の発光素子が平面上に配列された発光素子アレイから出射された各光によって照明対象面を照明する照明方法において、各発光素子からの各光が照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射するとともに、照明対象面上での各発光素子からの各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にするステップを有する。
上述したように、本発明に係る照明装置によれば、照明対象面上における照度分布の均一性を向上することができる。
また、本発明に係る表示装置によれば、表示される映像に生じるむらを低減することができる。また、本発明に係る表示装置によれば、比較的長い光路を確保する必要があるインテグレータ光学系を用いることなく、配光分布補正光学系を空間光変調素子の近傍に配置することができるため、装置全体の小型化を図ることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明に係る実施形態の照明装置およびこの照明装置を備える投射型映像表示装置の構成を示すブロック図を示す。図1に示すように、投射型映像表示装置は、各赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)をそれぞれ出射するための照明装置1R,1G,1Bと、これら各照明装置1R,1G,1Bからの入射光を変調する各空間光変調素子2R,2G,2Bと、これら空間光変調素子2R,2G,2Bによって変調された各赤色光、緑色光、青色光を合成するための色合成光学系3と、この色合成光学系3で合成された投射光をスクリーン等の投射面上に映像を投射するための投射レンズを有する投射光学系4とを備えている。なお、図1では、便宜上、光学的な構成要素のみを示し、信号処理回路や各デバイスの駆動回路等の電気回路要素を省略している。
各照明装置1R,1G,1Bは、各空間光変調素子2R,2G,2B近傍に隣接してそれぞれ配置されており、赤色、緑色、青色の各光を各空間光変調素子2R,2G,2Bに照射する。
空間光変調素子2R,2G,2Bとしては、例えば、透過型液晶板等の透過型の表示デバイスが望ましい。これは、透過型の表示デバイスは、光が入射する面と出射する面が異なるので、表示デバイスの直近に照明装置を配置することができ、投射型映像表示装置全体をコンパクトに構成できるためである。なお、空間光変調素子としては、例えば、反射型液晶板やDMD(Digital Micro-mirror Device)が用いられてもよい。そして、空間光変調素子2R,2G,2Bは、各照明装置1R,1G,1Bからの入射光を変調し、それぞれ赤色,緑色,青色の映像を形成する光束(映像光束)を出射する。
色合成光学系3は、各空間光変調素子2R,2G,2Bから赤色、緑色、青色の映像光束が入射され、これら各映像光束を同一光路に出射してカラーの映像光束とする。カラー化された映像光束は、投射光学系4によって、図示しないスクリーン等の投射面上に投射される。色合成光学系3としては、例えば、クロスダイクロイックプリズム等が用いられる。なお、色合成光学系としては、ダイクロイックミラーが用いられてもよい。
図1および図2に示すように、照明装置1Rは、赤色光を出射する複数の発光素子を有する発光素子アレイ11Rと、この発光素子アレイ11Rからの各光による照明対象面上における各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系12Rとを有している。同様に、各照明装置1G,1Bは、緑色光を出射する発光素子アレイ11G,11Bと、この発光素子アレイ11G,11Bからの各光による照明対象面上における各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系12G,12Bとを有している。
図2に、発光素子アレイの一例の平面図を示す。図2に示すように、各発光素子アレイ11R,11G,11Bは、基板1100上に、複数の発光素子1101〜1125が2次元的な所定の配列パターンで配設されてなる。発光素子としては、例えばLED(Light Emitting Diode)が用いられる。なお、発光素子としては、例えば、LEDチップ、LDやEL素子等が用いられてもよい。
そして、照明装置1R,1G,1Bは、各配光分布補正光学系12R,12G,12Bによって照度分布の均一化を図る照明対象面が、空間光変調素子2R,2G,2Bの表面近傍である。つまり、各照明装置1R,1G,1Bから各空間光変調素子2R,2G,2Bまでの間に存在する各種光学系の特性を考慮した上で照度分布の均一化を図る。あるいは、各配光分布補正光学系12R,12G,12Bによって照度分布の均一化を図る照明対象面を、映像が投射される例えばスクリーン等の投射面としてもよい。この場合、各配光分布補正光学系12R,12G,12Bは、各照明装置1R,1G,1Bからスクリーンである照明対象面までの間に存在する各空間光変調素子2R,2G,2B、色合成光学系3、投射光学系4などの光学特性を考慮した上で照度分布の均一化を図る。
配光分布補正光学系12Rは、発光素子アレイ11Rからの光が入射され、空間光変調素子2Rへ光を出射する。以下同様に、配光分布補正光学系12G,12Bは、各発光素子アレイ11G,11Bからの光がそれぞれ入射され、それぞれ空間光変調素子2G,2Bへ光をそれぞれ出射する。
詳細は後述するが、配光分布補正光学系12R,12G,12Bは、照明対象面上での各発光素子1101〜1125による各照度分布をそれぞれ所定の分布特性に補正することによって、複数の発光素子1101〜1125による各照度分布が合成されてなる照度分布を均一化することができる。なお、各照明装置1R,1G,1Bは、各赤色光、緑色光、青色光の光学的な処理が同じであるので、以下、これらを区別しないで説明する。
図3は、配光分布補正光学系の一例を示す図である。図3(a)に平面図を示し、図3(b)および図3(c)に側面図をそれぞれ示す。
配光分布補正光学系12は、発光素子アレイ11の各発光素子1101〜1125にそれぞれ対応する複数のレンズ1201〜1225を有している。各レンズ1201〜1225は、非球面レンズであり、2次元的に密度を高めて配列させるために四方が切断された正方形状に形成されている。
この配光分布補正光学系12では、レンズ1201が、発光素子1101の配光分布を補正することで、後述するような、発光素子1101による照度分布が得られる。以下同様に、配光分布補正光学系12では、各レンズ1202〜1225が、各発光素子1102〜1125の配光分布をそれぞれ補正することで、後述するような照度分布が得られる。
また、配光分布補正光学系12は、発光素子アレイ11の各発光素子1101〜1125からの各入射光を、照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射する。 図4に、本実施形態の照明装置における照明対象面上での照度分布の一例を示す。図4(a)は、1つの発光素子による照度分布を示す図である。図4(b)は、3つの発光素子による各照度分布が合成されてなる照度分布を示す図であり、細線が各発光素子の照度分布曲線を示し、太線が合成された照度分布曲線を示す。図4(a)および図4(b)ともに、横軸が照明対象面上の面内の位置を示し、縦軸が相対照度〔%〕を示す。図4(a)に示すように、1つの発光素子による照度分布曲線では、グラフ形状がほぼ二等辺三角形状をなしており、発光素子の中心が最も明るくなり、照度分布が均一ではない。
しかしながら、複数の発光素子による各照明エリアが重複することによって、各照明エリアが合成された合成照明エリア内に、照度がほぼ一定になる平坦な照明エリアが生じる。この照明分布の特性では、図15(b)に示した従来の照明装置による照度分布と比べて、照度分布に生じるむら(ばらつき)が低減されている。
ここで、照明対象面上の中央部分における照度分布の平坦性を評価するために、相対照度の最大値Hおよび最小値Lを用いて、((H−L)/H)の値を算出すれば、図15(b)に示した従来例では0.12程度となり、図4(b)に示した本実施形態の一例では0.036程度に小さくなる。したがって、本実施形態の一例では、照明対象面の照度分布に生じるむらが従来例に比較して30%程度に低減される。
次に、このように照度分布のむらが低減される理由について説明する。
図5に、照明装置において1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線の一例を示す。図5(a)は、従来の照明装置における1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線を示す図であり、照度分布のデータは図15(a)でのデータと同じである。図5(b)は、本実施形態の照明装置における1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線を示す図であり、照度分布のデータは図4(a)のデータと同じである。図5(a)および図5(b)ともに、横軸が照明対象面上の面内の位置を示し、縦軸が相対照度を示す。図5中に破線で示す近似直線は、相対照度10%〜90%の区間において、最小自乗法によって照度分布曲線のグラフを直線近似して求めたものである。従来例の図5(a)と比べて、本実施形態の例の図5(b)は、照度分布曲線の傾斜がほぼ直線的な傾斜である。このように、照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にすることによって、複数の発光素子による各照明エリアが重複したときに、重複した照明エリアの照度分布が平坦化される。
このような照度分布の特性は、配光分布補正光学系12によって従来の照度分布の特性から補正することができる。もちろん、例えば発光素子の発光部形状、発光部の大きさ、各発光素子間の距離、発光素子から照明対象面までの各光学要素の光学特性や位置関係等の各種パラメータが、配光分布補正光学系12の設計に影響する。
なお、配光分布補正光学系によって各発光素子の各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にすることを換言すれば、照明対象面上での任意の発光素子による照明エリアの中心からの距離r、照明対象面での任意の発光素子による距離rにおける照度L、照明対象面での任意の発光素子による中心(距離r=0)における照度L0、比例定数k(rに対して定数)として、
L=L0―k×r ・・・式1
を満たすように、各発光素子による照度分布を補正することを指す。
ところで、従来で述べたような、各発光素子からの光を平行光化して平行光の成分を多くするための光学系と比べて、本発明のように各発光素子による照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にすることは、照度分布を空間的に広げることになり、照明対象面上における明るさを低下させてしまう。つまり、明るさと照度分布の均一性とは相反する関係にある。このようなことを考慮すれば、照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする場合には、次のようにすることが適当と考えられる。
すなわち、1つの発光素子による照度分布曲線のピークを含むグラフの相対照度10%〜90%の区間で、最小自乗法による直線近似によって求めた近似直線に対して、誤差の自乗和の平均の平方根(平均誤差)の照度分布のピーク(相対照度100%)に対する比率を1%以内とすることが好ましい。
次に、2次元空間における照度分布について、3例を挙げる。
[2次元空間における照度分布例1]
図6は、本実施形態の照明装置における1つの発光素子による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。図6は、本発明を説明するための理想的な例を示している。X軸およびY軸で示される平面は、照明対象面上での位置を示し、Z軸である高さ方向が相対照度〔%〕を示す。図6に示すように、本実施形態の照明装置1では、1つの発光素子による照度分布の形状が円錐形をなし、円錐の頂点を通るグラフの断面における傾斜が直線状の傾斜になる理想的な例である。この照明装置1では、発光素子から照明対象面までの各光学要素全体の光学特性を配光分布補正光学系12によって補正することにより、図6に示すような照明対象面上での照度分布を得る。
図7は、本実施形態の照明装置において、発光素子アレイの各発光素子による各照度分布が合成されてなる、照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。X軸およびY軸で示される平面は、照明対象面上での位置を示し、Z軸である高さ方向は相対照度〔%〕を示す。
この照明装置が備える発光素子アレイとしては、図2に示したように、各発光素子が正方形の各頂点に位置するように配置され、縦横で5×5個に配列された構成のものが用いられる。また、1つの発光素子による照度分布は、図6に示したような円錐状をなしている。
図7に示すように、照明対象面上の中央に、照度分布が均一であるほぼ平坦になる照明エリアが形成され、この照明エリアの形状が正方形をなしている。そして、このような平坦な照明エリアの形状は、発光素子アレイにおける発光素子の配列に従って変化し、例えば、複数の発光素子が5×7個に配列された構成の場合、平坦な照明エリアの形状が、ほぼアスペクト比が5:7になる。したがって、照明対象面の形状に応じて各発光素子の配列パターンを設定することによって、照明対象面の全域を効率よく照明することができる。照明対象面上の中央部分における照度分布の平坦性を評価するために、相対照度の最大値Hおよび最小値Lを用いて、((H−L)/H)の値を算出すれば、本実施形態では0.03程度になる。
[2次元空間における照度分布例2]
図8は、本実施形態の照明装置における発光素子アレイの他の例を示す平面図である。図9は、図8に示した発光素子アレイに対応する配光分布補正光学系の一例を示す平面図である。
図8に示すように、発光素子アレイ21は、基板2100上に、2次元的に配列された複数の発光素子2101〜2125を有している。発光素子2101〜2125の発光部は、長方形に形成されており、基板2100上で長方形の各頂点に各発光素子2101〜2125が位置するように配置されている。
図9に示すように、配光分布補正光学系22は、各発光素子2101〜2125にそれぞれ対応する複数のレンズ2201〜2225を有しており、これらレンズ2201〜2225が、各発光素子2101〜2125の配列に対応して配置されている。各レンズ2201〜2225は、非球面レンズであり、2次元的に密度を高めて配列するために、四方が切断された長方形状に形成されている。レンズ2201は、発光素子2101の配光分布を補正することで、後述するような照度分布が得られる。以下同様に、各レンズ2202〜2225は、発光素子2102〜2125の配光分布をそれぞれ補正することで、後述するような照度分布が得られる。
図10は、本実施形態の照明装置における1つの発光素子による照明対象面上での照度分布の一例を示している。図10は、本発明を説明するための理想的な例を示している。X軸およびY軸で示される平面は照明対象面上での位置を示し、Z軸である高さ方向は相対照度を示す。本実施形態のグラフ形状は、楕円錐形をなしており、楕円錐の頂点を通るグラフの断面における傾斜が直線状の傾斜になる理想的な例である。図8に示したような発光素子の形状が長方形をなすものから得られる照度分布に近い。発光素子から照明対象面までの各光学要素全体の光学特性を配光分布補正光学系22によって補正することによって、図10に示すような照明対象面上での照度分布が得られる。
図11は、本実施形態の照明装置による照明対象面上での照度分布の一例を示している。X軸およびY軸で示される平面は、照明対象面上での位置を示し、Z軸である高さ方向が相対照度〔%〕を示す。図8に示したように、各発光素子が長方形の各頂点に位置するように配置され、縦横5×5個に配列された構成の発光素子アレイが用いられた場合である。また、1つの発光素子による照度分布は、図10に示したような楕円錐状をなす。1つの発光素子による照度分布のグラフ形状に合わせて、複数の発光素子の配列が決められる。
図11に示すように、照明対象面上の中央に、照度分布が均一であるほぼ平坦になる照明エリアが形成され、この照明エリアの形状が長方形をなしている。照明対象面上の中央部分における照度分布の平坦性を評価するために、相対照度の最大値Hおよび最小値Lを用いて、((H−L)/H)の値を算出すれば、本実施形態では0.03程度に小さくなり、照度分布のむらが低減される。
[2次元空間における照度分布例3]
図12は、本実施形態の照明装置における発光素子アレイの更に他の例を示す平面図である。図13は、図12に示した発光素子アレイに対応する配光分布補正光学系の一例を示す平面図である。
図12に示すように、発光素子アレイ31は、基板3100上に、2次元的に配列された複数の発光素子3101〜3123を有している。各発光素子3101〜3123は、発光部の形状が正方形に形成されており、基板3100上で正六角形の各頂点およびその中心に位置するように配置されている。
図13に示すように、配光分布補正光学系32は、複数の発光素子3101〜3123のそれぞれに対応するレンズ3201〜3223を有しており、これらレンズ3201〜3225が、各発光素子3101〜3125の配列に対応して配置されている。各レンズ3201〜3223は、非球面レンズであり、2次元的に密度を高めて配列するために、六方が切断された正六角形状に形成されている。レンズ3201は、発光素子3101の配光分布を補正することで、図6に示したような照度分布が得られる。以下同様に、各レンズ3202〜3223は、各発光素子3102〜3123の配光分布をそれぞれ補正することで、図6に示したような照度分布が得られる。つまり、発光素子3101〜3125から照明対象面までの各光学要素全体の光学特性を配光分布補正光学系32によって補正することにより、図6に示したような照明対象面上での照度分布が得られる。
図14は、本実施形態の照明装置による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。X軸およびY軸で示される平面は、照明対象面上での位置を示し、Z軸である高さ方向は相対照度〔%〕を示す。1つの発光素子による照度分布が図6に示したような円錐状をなしている。図12に示したように各発光素子が正六角形の各頂点およびその中心に位置するように配置され、図14に示す例では、図14中の座標(X,Y)で示して、−2≦X≦2および−2≦Y≦2の範囲内で、(i,j×(√3)/2),(i+1/2,(j+1/2)×(√3)/2)の位置に合計23個の各発光素子からの照度ピークが位置している。但し、i,jはいずれも整数である。そして、照明対象面上の中央部分における照度分布の平坦性を評価するために、相対照度の最大値Hおよび最小値Lを用いて、((H−L)/H)の値を算出すれば、本実施形態では0.02程度になる。図15(b)に示す従来例は、3つの発光素子の1次元アレイの例で、((H−L)/H)の値が0.12程度であった。2次元アレイで考えると、更に数値が大きくなる傾向にあるので、本実施形態の0.02という値は、照度分布のむらが低減されていることを示す。
上述したように、本実施形態の照明装置および投射型映像表示装置によれば、配光分布補正光学系12が、発光素子アレイ11の各発光素子1101〜1125による照明対象面上における各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にすることで、各発光素子1101〜1125による各照度分布が合成されてなる照度分布に生じるむらを低減することができる。したがって、投射型映像表示装置によれば、むらが抑えられた良好な映像を得ることができる。
また、本実施形態の照明装置および投射型映像表示装置によれば、従来の映像表示装置が備えるインテグレータ光学系のように、複数のレンズを発光素子アレイからの出射光の光軸方向に沿って間隔をあけて配置することなく、発光素子アレイ11、配光分布補正光学系12、空間光変調素子2を光軸方向に隣接させて配置することができるため、装置全体の小型化を図ることができる。
(他の実施形態)
各発光素子による各照度分布曲線の傾斜が直線的な傾斜になるように照明系を構成するためには、配光分布補正光学系のレンズ形状の他に、例えば発光素子の発光部形状、発光部の大きさ、各発光素子間の距離、発光素子から照明対象面までの各光学要素の光学特性や位置関係等の各種パラメータが関係する。上述した実施形態では、配光分布補正光学系として、各発光素子に対して非球面レンズを用いるように構成されたが、パラメータによっては球面レンズであってもよい。
また、配光分布補正光学系としては、1つの発光素子に対して複数のレンズが用いられてもよく、また、複数の発光素子に対して1つのレンズのみを用いるように構成されてもよい。さらに、発光素子を封止する透光性封止剤によって配光分布補正光学系をなすレンズが形成され、発光素子アレイと配光分布補正光学系が一体に形成されてもよく、光学系全体で各発光素子による各照度分布曲線の傾斜が直線的な傾斜になるように構成されればよい。
配光分布補正光学系として、レンズと共に例えば遮光フィルタ等の遮光手段が用いられてもよい。これによって、各発光素子からあらゆる方向に放射される光のうち、隣接するレンズへの光の漏れ込み等の意図しない迷光を回避することができる。したがって、照明対象面上での1つの発光素子による照度分布曲線がなす山形の裾野が広がってしまうことを回避でき、全ての発光素子による照度分布をより一層均一化することができる。
配光分布補正光学系の光学特性は、発光素子アレイの発光素子の位置に応じて異なるようにされてもよい。例えば、発光素子アレイの外周側に配置される発光素子の配光と、発光素子アレイの中央側に配置される発光素子の配光とが互いに異なるようにすることによって、照明対象面をより一層効率的に照明することが可能になる。
また、照明対象面上での照度分布を更に均一化するために、配光分布補正光学系と拡散板が併用されてもよい。
上述の実施形態では、3つの空間光変調素子を用いる構成を一例に挙げたが、例えば、1つの空間光変調素子のみを用いてFSC(Field Sequential Color)方式によってカラー表示するような他の構成に適用されてもよい。
また、本発明の映像表示装置は、図1に示したような投射光学系4を有する投射型映像表示装置に限定されるものではなく、例えば、映像として虚像を生成するHMDのような映像表示装置や、投射光学系を有することなく映像の表示面を直接見るような直視型の液晶表示装置に適用されてもよい。直視型液晶表示装置の場合には、照明装置によって照度分布の均一化が図られる照明対象面が、空間光変調素子の表面となる。
本発明の活用例としては、均一な照度分布を必要とする照明装置が挙げられる。また、例えば投射型映像表示装置、直視型液晶表示装置、HMD等の、光源である照明装置と空間光変調素子とを有する映像表示装置が挙げられる。
本発明に係る実施形態の投射型映像表示装置の構成を示す模式図である。 図1における発光素子アレイの一例を示す平面図である。 図1における配光分布補正光学系の一例を示す図であり、(a)に配光分布補正光学系の平面図を示し、(b)および(c)に配光分布補正光学系の側面図を示す図である。 照明装置における照明対象面上での照度分布曲線の一例を示す図であり、(a)が、1つの発光素子による照度分布曲線を示し、(b)が、3つの発光素子の各照度分布曲線が合成された照度分布曲線を示す図である。 照明装置において1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線の一例を示す図であり、(a)が、従来の照明装置における1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線を示し、(b)が、本実施形態の照明装置における1つの発光素子による照度分布曲線とその近似直線を示す図である。 照明装置における1つの発光素子による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。 照明装置における照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。 照明装置における発光素子アレイの一例を示す平面図である。 図8の発光素子アレイに対応する配光分布補正光学系の一例を示す図であり、(a)が平面図、(b),(c)が側面図である。 照明装置における1つの発光素子による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。 照明装置による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。 照明装置における発光素子アレイの一例を示す平面図である。 図12における発光素子アレイに対応する配光分布補正光学系の一例を示す図であり、(a)が平面図、(b),(c)が側面図である。 照明装置による照明対象面上での照度分布の一例を示す図である。 従来の照明装置における照明対象面上での照度分布曲線の一例を示す図であり、(a)が1つの発光素子による照度分布曲線を示し、(b)が3つの発光素子の各照度分布曲線が合成された照度分布曲線を示す図である。
符号の説明
1(1R,1G,1B) 照明装置
2(2R,2G,2B) 空間光変調素子
3 色合成光学系
4 投射光学系
11(11R,11G,11B) 発光素子アレイ
12(12R,12G,12B) 配光分布補正光学系
1100 基板
1101〜1125 発光素子
1201〜1225 レンズ

Claims (9)

  1. 照明対象面上に光を出射する複数の発光素子が平面上に配列された発光素子アレイと、
    前記発光素子アレイの前記各発光素子から各光が入射され、該各光が前記照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射するとともに、前記照明対象面上での前記各発光素子からの各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にする配光分布補正光学系と
    を備える照明装置。
  2. 前記配光分布補正光学系は、前記各発光素子に対応して少なくとも1つのレンズを有する請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記配光分布補正光学系は、前記発光素子アレイに一体に形成されている請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記配光分布補正光学系は、前記各発光素子から出射される光が、隣接する前記レンズに入射することを規制する遮光手段を有する請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明装置と、
    前記照明装置から入射された光を空間的に変調する空間光変調素子とを備える表示装置。
  6. 前記空間光変調素子は、前記照明装置からの入射光を反射する反射型の空間光変調素子である請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記空間光変調素子は、前記照明装置からの入射光を透過する透過型の空間光変調素子である請求項5に記載の表示装置。
  8. 前記空間光変調素子から出射された光を投射し、投射面上に映像を投射する投射光学系を備える請求項5乃至7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 複数の発光素子が平面上に配列された発光素子アレイから出射された各光によって照明対象面を照明する照明方法において、
    前記各発光素子からの各光が前記照明対象面上の一部をそれぞれ照明するように出射するとともに、前記照明対象面上での前記各発光素子からの各光による各照度分布曲線の傾斜をほぼ直線的な傾斜にするステップを有する照明方法。
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