JP2005220571A - 二方向コンクリートボイドスラブ - Google Patents
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Abstract
【課題】ボイド型枠40の上下端筋2、3内への取付けを容易にする。
【解決手段】格子状の上下端筋2、3間の碁盤目状空間S内に発泡樹脂製ボイド型枠40を配置して、コンクリートを打設した二方向コンクリートボイドスラブである。ボイド型枠40は、円柱体41の側面に平面視四角状となる突出係止部42を設けたものとして、碁盤目状空間Sに入れ込み・回すことにより、上下端筋2、3に係止して取付ける。このように、入れ込み・回しによる取付けは、その作業性がすこぶる良い。このとき、係止部42が上下端筋に発泡樹脂の弾力により係止するので、ボイド型枠40が碁盤目状空間S内に確実に固定される。このため、コンクリート打設によるボイド型枠40の浮き上がりはない。
【選択図】図4
【解決手段】格子状の上下端筋2、3間の碁盤目状空間S内に発泡樹脂製ボイド型枠40を配置して、コンクリートを打設した二方向コンクリートボイドスラブである。ボイド型枠40は、円柱体41の側面に平面視四角状となる突出係止部42を設けたものとして、碁盤目状空間Sに入れ込み・回すことにより、上下端筋2、3に係止して取付ける。このように、入れ込み・回しによる取付けは、その作業性がすこぶる良い。このとき、係止部42が上下端筋に発泡樹脂の弾力により係止するので、ボイド型枠40が碁盤目状空間S内に確実に固定される。このため、コンクリート打設によるボイド型枠40の浮き上がりはない。
【選択図】図4
Description
この発明は、上下端筋間に碁盤目状に軽量ボイド型枠を配置した二方向コンクリートボイドスラブ、その構築方法及びそのボイド型枠に関するものである。
この種の二方向コンクリートボイドスラブとして、例えば、図8に示すように、床型枠1に、上端筋2を格子状に配置するとともに、下端筋3を同じく格子状に配置し、その格子状内の各碁盤目状空間S内に発泡樹脂などからなる軽量ボイド4を配置して、コンクリートを打設した構造のものがある(特許文献1、2参照)。
特表平6−502896号公報
特開2001−64391号公報
この二方向コンクリートボイドスラブの構築において、コンクリート打設時、ボイド型枠4の浮き上がりを阻止して、そのボイド型枠4が上下端筋2、3の空間Sから抜け出ることを防止する必要がある。
従来では、その防止を、ボイド型枠4を上下端筋2、3に種々の手段により連結することにより行なっている。例えば、図8に示すように、上下端筋2、3に各碁盤目状空間Sを横切る補助筋5を掛け渡し、その補助筋5により各ボイド型枠4の上下面を抑えてその浮き上がりを防止するようにしている。
また、そのボイド型枠4上面に補助筋5を跨ぐ係止具6を差し込んで、その横方向の動きも阻止する様にしている。
従来では、その防止を、ボイド型枠4を上下端筋2、3に種々の手段により連結することにより行なっている。例えば、図8に示すように、上下端筋2、3に各碁盤目状空間Sを横切る補助筋5を掛け渡し、その補助筋5により各ボイド型枠4の上下面を抑えてその浮き上がりを防止するようにしている。
また、そのボイド型枠4上面に補助筋5を跨ぐ係止具6を差し込んで、その横方向の動きも阻止する様にしている。
しかし、補助筋5の配置は煩わしく、その補助筋5が必要でない場合にもその配置をしなくてはならず、無駄である。また、係止具6の入れ込みも煩わしい。
この発明は、ボイド型枠の上下端筋間内への取付けを容易にすることを課題とする。
この発明は、ボイド型枠の上下端筋間内への取付けを容易にすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、上下端筋間の碁盤目状空間に軽量ボイド型枠を入れ込み・回すことにより、そのボイド型枠を上端筋に係止して取付けるようにしたのである。
このように、入れ込み・回しによる取付けは、その作業性がすこぶる良い。
このように、入れ込み・回しによる取付けは、その作業性がすこぶる良い。
この発明は、上下端筋間の碁盤目状空間に軽量ボイド型枠を入れ込み・回すことにより、そのボイド型枠を端筋に係止して取付けるようにしたので、そのボイド型枠の上下端筋内への取付けを容易であり、その作業性が向上する。
この発明の一実施形態としては、格子状の上端筋と同じく格子状下端筋をその格子状内の碁盤目状空間が一致するように上下に間隔をもって並行に設け、その前記各空間内に軽量ボイド型枠を配置して、コンクリートを打設した二方向コンクリートボイドスラブにおいて、前記ボイド型枠は、上記碁盤目状空間にその周方向何れかの位置において上方から嵌り得て、かつ周方向に所要角度回転可能な大きさ及び形状の本体と、その本体から側方に突出する係止部とからなり、その係止部は、前記本体が碁盤目状空間に嵌り得る位置においてその空間に入り込み可能であり、その位置から前記所要角度内で周方向に回した他の何れかの位置において上記上端筋下面に係止するように位置、大きさ及び形状が設定されている構成を採用できる。
この構成におけるコンクリート打設時、コンクリートによりボイド型枠には浮力が働いて上方への力が作用するが、係止部が上端筋下面に係止しているため、その上方の移動が阻止され、ボイド型枠は碁盤目状空間の所要位置でコンクリート内に固定される。
このとき、係止部を下端筋の上面にも係止するようにすれば、係止部が上下端筋の両者に係止するため、ボイド型枠が碁盤目状空間内の上下方向に抜ける恐れはなくなり、ボイド型枠は碁盤目状空間の所要位置でコンクリート内に確実に固定される。また、係止部が上下端筋に弾性をもって係止するようにすれば、その弾力により、ボイド型枠はより確実に上下端筋に取付けられる。その弾性は、ボイド型枠を発泡樹脂等の弾性体で形成することにより容易に得ることができる。ボイド型枠の材料としては、発泡樹脂、金属、樹脂などによる中空体、中実体などの周知の軽量物を適宜に採用する。
さらに、上記ボイド型枠の本体を、上下端筋間内の碁盤目状空間内から上端筋内の碁盤目状空間内及び下端筋内の碁盤目状空間内に伸びている物とすれば、ボイド型枠が碁盤目状空間内の横方向に抜ける恐れはなくなる。
上記ボイド型枠の本体の形状としては、碁盤目状空間にその周方向何れかの位置において上方から入れ込み得て、かつ周方向に所要角度回転可能なものならば、何れでもよく、例えば、上記平面視、碁盤目状空間の長辺を長軸、短辺を短軸とする楕円形(丸形も含む)の柱状体からなり、上記係止部は、その本体側面から前記碁盤目状空間の対角線方向に突出する膨出部からなる形状を採用できる。
この二方向コンクリートボイドスラブを構築するには、例えば、床型枠に上記上端筋と下端筋を配置した後、その上端筋と下端筋の間の各碁盤目状空間にそれぞれ上記ボイド型枠を上方から嵌めてその周方向に回転することにより上記係止部を前記上端筋の下面に係止させて、前記ボイド型枠の上端筋と下端筋の間から上方への抜け止めを行い、その後、コンクリートを打設する。
図1乃至図5に一実施例を示し、この実施例のボイド型枠40は、中実の発泡樹脂からなり、その本体41が円柱体で、その中程が平面視正方形となるようにその4側面に係止部42が突出して設けられている。
この本体41の径aは、上下端筋2,3間の碁盤目状の正方形空間Sの一辺の長さとされ、係止部42の外周面のなす平面視正方形はその碁盤目状の正方形空間Sの平面視と同じとなっている。このため、対向する(対角線方向の)係止部42,42の頂部間bはその辺長さaより長くなる。
この本体41の径aは、上下端筋2,3間の碁盤目状の正方形空間Sの一辺の長さとされ、係止部42の外周面のなす平面視正方形はその碁盤目状の正方形空間Sの平面視と同じとなっている。このため、対向する(対角線方向の)係止部42,42の頂部間bはその辺長さaより長くなる。
したがって、図2(a)、図3(a)、図4(a)に示すように、このボイド型枠40を各上下端筋2,3間の碁盤目状の正方形空間S内に嵌め込んで、同各(b)に示すように、そのボイド型枠40を90度回し、係止部42を上端筋2の下面及び下端筋3の上面に圧接状態で係止する。この後、必要に応じて補助筋などを配置し、コンクリートを打設する。
なお、上下端筋2、3は、従来と同様にして配置し、適宜な手段により、連結固定して碁盤目状空間Sが一致するように上下に間隔をもって並行に設ける。
ボイド型枠40の形状としては、碁盤目状空間Sの大きさ・形状に合わせて、その周方向何れかの位置において上方から入れ込み得て、かつ周方向に所要角度回転可能なものならば何れでも良い。例えば、図6(a)に示すように、本体41を四角柱、同(b)に示すように楕円柱等とし得る。楕円柱のものは、碁盤目状空間S平面視長方形のものに適している。また、同図(c)、(d)に示すように、単なる正四角柱、楕円柱などでも、図7(c)、(d)に示すように上下端筋2、3間の空間内に配置することにより採用し得る。さらに、図6(e)に示すように、下側の本体突出部は削除することもできる。その配置態様は図7(e)のごとくとなる。
1 床型枠
2 上端筋
3 下端筋
40 ボイド型枠
41 ボイド型枠本体
42 ボイド型枠係止部
S 碁盤目状空間
2 上端筋
3 下端筋
40 ボイド型枠
41 ボイド型枠本体
42 ボイド型枠係止部
S 碁盤目状空間
Claims (5)
- 格子状の上端筋2と同じく格子状下端筋3をその格子状内の碁盤目状空間Sが一致するように上下に間隔をもって並行に設け、その各空間S内に軽量ボイド型枠40を配置して、コンクリートCを打設した二方向コンクリートボイドスラブにおいて、
上記ボイド型枠40は、上記碁盤目状空間Sにその周方向何れかの位置において上方から嵌り得て、かつ周方向に所要角度回転可能な大きさ及び形状の本体41と、その本体41から側方に突出する係止部42とからなり、その係止部42は、前記本体41が碁盤目状空間Sに嵌り得る位置においてその空間Sに入り込み可能であり、その位置から前記所要角度内で周方向に回した他の何れかの位置において上記上端筋2下面に係止するように位置、大きさ及び形状が設定されていることを特徴とする二方向コンクリートボイドスラブ。 - 上記ボイド型枠40の本体41は、上下端筋2、3間内の碁盤目状空間S内から上記上端筋2内の碁盤目状空間S内及び下端筋3内の碁盤目状空間S内に伸びていることを特徴とする請求項1記載の二方向コンクリートボイドスラブ。
- 上記ボイド型枠40の本体41は、平面視、上記碁盤目状空間Sの長辺を長軸、短辺を短軸とする楕円形(丸形も含む)の柱状体からなり、上記係止部42は、その本体41側面から前記碁盤目状空間Sの対角線方向に突出する膨出部からなることを特徴とする請求項1又は2記載の二方向コンクリートボイドスラブ。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の二方向コンクリートボイドスラブを構築する方法であって、床型枠1に上記上端筋2と下端筋3を配置した後、その上端筋2と下端筋3の間の各碁盤目状空間Sにそれぞれ上記ボイド型枠40を上方から嵌めてその周方向に回転することにより上記係止部42を前記上端筋2の下面に係止させて、前記ボイド型枠40の上端筋2と下端筋3の間から上方への抜け止めを行い、その後、コンクリートCを打設することを特徴とする二方向コンクリートボイドスラブの構築方法。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の二方向コンクリートボイドスラブに使用するボイド型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004028151A JP2005220571A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 二方向コンクリートボイドスラブ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2005220571A true JP2005220571A (ja) | 2005-08-18 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004028151A Pending JP2005220571A (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 二方向コンクリートボイドスラブ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005220571A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017212317A1 (en) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Mirkhani Seyed Soroush | A slab filler |
KR20190101136A (ko) * | 2018-02-22 | 2019-08-30 | 가톨릭관동대학교산학협력단 | 콘크리트 사용량 절감을 위한 큐브형태의 중공 경량재 |
US20210131100A1 (en) * | 2017-03-07 | 2021-05-06 | Nxt Ip Pty Ltd | Building system |
-
2004
- 2004-02-04 JP JP2004028151A patent/JP2005220571A/ja active Pending
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KR102068116B1 (ko) * | 2018-02-22 | 2020-01-20 | 가톨릭관동대학교산학협력단 | 콘크리트 사용량 절감을 위한 큐브형태의 중공 경량재 |
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