JP2005218984A - 膜形成方法、液滴吐出装置、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

膜形成方法、液滴吐出装置、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 データの削減が可能であり、また高精細な被膜を効率的に形成することが可能な、液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】 液滴吐出ノズルが画素領域の一方端部に到達した時点でトリガ信号TRを出力するカウンタ210と、トリガ信号TRの入力を受けて液滴の吐出信号DSを各液滴吐出ノズルに対して一律に出力する波形ファイル206と、トリガ信号TRの入力を受けて画素領域における各液滴吐出ノズルの動作選択信号SCを各液滴吐出ノズルに対して個別に出力するDOTパターン202と、を有する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、膜形成方法、液滴吐出装置、電気光学装置および電子機器に関するものである。
インクジェット法を用いて、電気光学装置の画素領域に各種被膜を形成する手法が知られている。インクジェット法は、被膜形成領域に液滴を吐出し、吐出した液滴を被膜形成領域の全体に濡れ広がらせた後に、乾燥させて被膜を形成する方法である。インクジェット法を用いた膜形成方法として、例えば、マトリクス型の表示装置におけるマトリクス状に配置された発光部を形成する方法や、カラーフィルタ基板のフィルタエレメントを形成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、液滴吐出装置は液滴吐出ヘッド(以下、単にヘッドと呼ぶ)を備え、そのヘッドには複数の液滴吐出ノズルが配列形成されている。
図16は、従来の液滴吐出装置における各種信号の説明図である。図16(a)に示す長方形状の画素領域6に対して液滴Pを吐出する場合、画素領域6の短辺方向と平行にヘッド114のノズル列A1を配置し、画素領域6の長辺方向に沿ってヘッド114を走査させて、液滴吐出ノズルN1から液滴を吐出する。この液滴吐出装置では、ヘッド114が画素領域6に対して所定距離だけ移動するごとに、図16(b)に示すトリガ信号が生成される。その所定距離とは、例えば液滴吐出間隔である。また各トリガ信号に基づいて、図16(c)に示す液滴吐出波形Wが出力される。これにより、ヘッド駆動信号DSが生成される。
ところで、図16(a)に示すノズルN1は、画素領域6a,6bに液滴を吐出するが、その中間領域7には液滴を吐出しない。そこで、図16(d)に示す選択信号SCをノズルN1に出力する。この選択信号SCは、各トリガ信号に対応してノズルのオン・オフを制御するデータを備えている。そして、図16(d)の選択信号SCを、図16(c)のヘッド駆動信号DSに重ね合わせることにより、図16(e)に示す吐出波形ESが、ヘッド114のノズルN1に出力される。これにより、図16(a)に示すように、画素領域6に対して液滴が吐出される。
特開2003−127343号公報
しかしながら、上述した液滴吐出方法では、液滴吐出間隔ごとに出力されるトリガ信号に対応して、各ノズルのオン・オフを制御するデータを用意して、液滴吐出装置のメモリに格納する必要がある。このデータをすべてのノズルについて用意する作業は煩雑であり、また多くのメモリを必要とするという問題がある。
また、上述した液滴吐出方法において、高精細な被膜を形成するためには、液滴吐出間隔を狭くする必要がある。しかしながら、液滴吐出間隔を狭くするためには、ヘッドの移動速度を低下させる必要があり、生産効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、データの削減が可能であり、また高精細な被膜を効率的に形成することが可能な、膜形成方法および液滴吐出装置の提供を目的とする。
また、低コストで表示品質に優れた電気光学装置および電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の膜形成方法は、複数の液滴吐出ノズルを備えた液滴吐出装置を被膜形成領域に対して相対移動させつつ、前記各液滴吐出ノズルから前記領域に液滴を吐出して被膜を形成する方法であって、前記液滴吐出ノズルの全部または一部が前記領域の基準点に到達した時点で、前記領域の前記移動方向に吐出すべき液滴の吐出信号を前記各液滴吐出ノズルに対して一律に出力しつつ、前記領域における前記各液滴吐出ノズルの動作選択信号を前記各液滴吐出ノズルに対して個別に出力することを特徴とする。
この構成によれば、被膜形成領域単位で出力されるトリガ信号に対応して、各液滴吐出ノズルの動作選択信号を用意すれば足りるので、動作選択信号のデータを削減することができる。また、液滴吐出装置の移動速度を低下させることなく、吐出波形を構成する単位波形数を調整ことにより、液滴の吐出密度をコントロールすることができる。したがって、高精細な被膜を効率的に形成することができる。
また、前記液滴吐出装置には、前記各液滴吐出ノズルが整列配置され、前記領域は、長方形状に形成され、前記各液滴吐出ノズルの配列方向が前記領域の長辺方向と平行になるように前記液滴吐出装置を配置して、前記領域の短辺方向に沿って前記液滴吐出装置を相対移動させることにより、前記液滴の吐出を行うことが望ましい。
この構成によれば、前記各液滴吐出ノズルのピッチを前記各領域の短辺方向のピッチに合わせて前記液滴吐出装置を傾斜配置する必要がなくなる。この場合、前記各領域の短辺方向のピッチが異なるごとに前記液滴吐出装置を再構成する必要がなくなり、生産性を向上させることができる。
また、前記領域は、液晶表示装置における複数の画素領域であり、前記被膜は、液晶表示装置を構成するカラーフィルタであってもよい。
この構成によれば、カラーフィルタを効率的に形成することが可能になる。したがって、低コストの電気光学装置を提供することができる。
一方、本発明の液滴吐出装置は、複数の液滴吐出ノズルを備えた液滴吐出装置を液滴吐出領域に対して相対移動させつつ、前記各液滴吐出ノズルから前記領域に液滴を吐出する装置であって、前記各液滴吐出ノズルの全部または一部が前記領域の基準点に到達した時点でトリガ信号を出力するトリガ信号出力手段と、前記トリガ信号の入力により、前記領域の前記移動方向に吐出すべき液滴の吐出信号を前記各液滴吐出ノズルに対して一律に出力する吐出信号出力手段と、前記トリガ信号の入力により、前記領域における前記各液滴吐出ノズルの動作選択信号を前記各液滴吐出ノズルに対して個別に出力する動作選択信号出力手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、データの削減が可能であり、また高精細な被膜を効率的に形成することが可能な、液滴吐出装置を提供することができる。
一方、本発明の電気光学装置は、上述した膜形成方法を使用して製造したことを特徴とする。
この構成によれば、低コストで表示品質に優れた電気光学装置を提供することができる。
一方、本発明の電子機器は、上述した電気光学装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、低コストで表示品質に優れた電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
[液滴吐出装置]
(A.液滴吐出装置の全体構成)
図1は、液滴吐出装置の全体構成の説明図である。インクジェット装置(液滴吐出装置)100は、インク(液状体)111を貯留するタンク101と、インク111を基板70に吐出する吐出走査部102とを備えている。
吐出走査部102は、複数のヘッドを備えたキャリッジ103と、キャリッジ103の位置を制御する第1位置制御手段104と、吐出対象物である基板70を保持可能なステージ106と、ステージ106の位置を制御する第2位置制御手段108と、制御部112とを備えている。なお、キャリッジ103に設けられた複数のヘッド114(図2参照)には、タンク101からインク111がパイプ110を介して供給されるようになっている。
図1に示すように、キャリッジ103は第1位置制御手段104によってX軸方向に移動可能に構成され、ステージ106は第2位置制御手段108によってY軸方向に移動可能に構成されている。つまり、第1位置制御手段104及び第2位置制御手段108によって、ステージ106に対するヘッド114の相対位置を変更可能に構成されている。すなわち、キャリッジ103およびステージ106は、Z軸方向に所定の距離を保ちながら、X軸方向及びY軸方向に相対的に移動、すなわち相対的に走査しうるようになっている。なお、キャリッジ103及びステージ106は、上記以外の平行移動及び回転の自由度をさらに有しているが、理解を容易にするため、上記自由度以外の自由度に関する説明は省略する。
(B.キャリッジ)
図2は、キャリッジ103をステージ側から観察した底面図であり、図2の紙面に垂直な方向がZ軸方向である。また、図2において紙面横方向がX軸方向であり、紙面縦方向がY軸方向である。キャリッジ103には、それぞれほぼ同じ構造を有する複数のヘッド114が設けられている。なお本実施形態では、キャリッジ103に保持されるヘッド114の数は24個である。各ヘッド114の底面は略長方形状であり、その長辺方向および短辺方向はそれぞれX軸方向およびY軸方向と平行に配置されている。そして、各ヘッド114の底面は、前記ステージ側に向けて配置されている。なお、キャリッジ103における各ヘッド114の相対位置関係については後述する。
(C.ヘッド)
図3は、ヘッド114の底面構成を示している。ヘッド114の底面には、インクの吐出口として複数のノズル118が形成されている。なお本実施形態では、180個のノズル118が一定間隔HXPで配置されている。各ノズル118はX軸方向に沿って千鳥状に配置され、ノズル列1Aおよびノズル列1Bが構成されている。そして、各ノズル列1A,1Bには、90個のノズル118が一定間隔LNPで配置されている。ただし、各ノズル列1A,1Bの両端における数個のノズルはインクが吐出されない「休止ノズル」に設定され、他のノズルはインクが吐出される「吐出ノズル」に設定されている。
図4(a)はヘッド114の吐出部の構成を示す斜視図であり、図4(b)は図4(a)のB−B線における側面断面図である。図4(a)に示すように、ヘッド114の底面には、前記各ノズル118が形成されたノズルプレート128が配置されている。このノズルプレート128と振動板126との間には、各ノズル118に対応して複数のキャビティ120が形成されている。そして、図1に示すタンク101から、図4(a)に示す孔131および供給口130を介して、各キャビティ120にインクが供給されるようになっている。
一方、振動板126の外側には、各キャビティ120に対応して複数の振動子124が配設されている。図4(b)に示すように、この振動子124は、ピエゾ素子124Cを一対の電極124A,124Bにより挟持して構成されている。この一対の電極124A,124Bに対して、図1に示す制御部112から駆動電圧を印加すると、圧電効果により図4(b)に示すピエゾ素子124Cが機械振動する。これにより、キャビティ120の内圧が変動して、ノズル118からインク111が吐出されるようになっている。なお、ピエゾ素子の代わりに、電気熱変換素子を採用することも可能である。本明細書では、1つのノズル118と、ノズル118に対応するキャビティ120と、キャビティ120に対応する振動子124とを含んだ部分を「吐出部127」と表記することもある。
(D.ヘッド群)
図5は、キャリッジにおける各ヘッドの相対位置関係を示す模式図である。図5には、図2に示す複数のヘッド群114Gのうち、隣接する2つのヘッド群114Gが記載されている。また、図5に示す各ヘッド群114Gには、4つのヘッド114(1141,1142,1143,1144)が階段状に配置されている。なお本実施形態では、ヘッド114のX軸方向のノズルピッチHXPと、ヘッド114における吐出ノズルの数との積を、「ヘッドの有効長HL」と呼ぶ。また本実施形態では、各ヘッド114に対して、X軸方向に連続する4つのサブ領域SR(SR1,SR2,SR3,SR4)を設定する。各サブ領域SRにおけるX軸方向の長さDLは、ヘッドの有効長HLの1/4倍となっている。
本実施形態では、各ヘッド114における複数の吐出ノズルのうち、最も左側の吐出ノズルを「基準ノズル118R」と定義する。そして、各ヘッド114の基準ノズル118RのX座標に対して、隣接するヘッド114の基準ノズル118RのX座標がDL+HXP/2だけずれるように、ヘッド群114Gを構成する各ヘッド114が配置されている。これにより、X軸方向に沿ったノズルピッチHXPの長さの範囲内に、4つノズルのX座標が収まるようになっている。本実施形態では、この部分を重畳部G(図5中ではG1〜G7)と表記する。例えば重畳部G1には、ノズル列1AにおけるノズルN1と、ノズル列2AにおけるノズルN2と、ノズル列3AにおけるノズルN3と、ノズル列4AにおけるノズルN4とが含まれている。これにより、ヘッド群114G全体におけるX軸方向のノズルピッチGXPが、各ヘッド114におけるX軸方向のノズルピッチHXPの1/4倍の長さになっている。
そして、本実施形態のヘッド配置によれば、重畳部G1〜G7のいずれにも、サブ領域SR1〜SR4に属するノズルが含まれる。しかも、1つの重畳部(例えば重畳部G1)に含まれる各サブ領域のノズル数は同じになっている。
図6(a)は、一個のヘッド114における吐出量のプロファイルをX軸方向に沿って模式的に示すグラフである。一般的なヘッド114では、両端のノズルからの吐出量が最も多く、略中央のノズルからの吐出量が最も少なくなる。その理由は、ヘッド114の製造上の問題に起因するが、ここではその詳細な説明を省略する。
図6(b)は、ヘッド群における各重畳部G1〜G7の吐出量のプロファイルをX軸方向に沿って模式的に示すグラフである。上述したように、本実施形態におけるヘッド構成では、異なるサブ領域に属するノズルによって各重畳部G1〜G7が構成されている。このため、各重畳部G1〜G7から吐出される液滴の総体積は、どれも略同じになる。したがって、ヘッド群から吐出された液滴の列に吐出量の差が現れにくくなり、均一な膜を形成することができる。
一方、図5に示す重畳部G1では、各ノズルが次にように配置されている。すなわち、ノズル列2AにおけるノズルN2のX座標は、ノズル列1AにおけるノズルN1のX座標と、ノズル列1BにおけるノズルN5のX座標との中間に略一致している。また、ノズル列3AにおけるノズルN3のX座標は、ノズル列1AにおけるノズルN1のX座標と、ノズル列2AにおけるノズルN2のX座標との中間に略一致している。さらに、ノズル列4AにおけるノズルN4のX座標は、ノズル列1BにおけるノズルN5のX座標と、ノズル列2AにおけるノズルN3のX座標との中間に略一致している。
そして、長方形状の被吐出領域18Lに対してインクを吐出するには、被吐出領域18Lの長辺方向と各ヘッド114のノズル列とを略平行に配置し、被吐出領域18Lの短辺方向に沿ってヘッド群114Gを相対移動させる。そして、被吐出領域18Lの上方に到達したノズル列から順次インクを吐出する。例えば重畳部G1では、まずノズル列1AにおけるノズルN1から液滴P1が吐出され、次にノズル列1BにおけるノズルN5から液滴P5が吐出される。次に、液滴P1と液滴P5との略中間に、ノズル列2AにおけるノズルN2から液滴P2が吐出される。次に、液滴P1と液滴P2との略中間に、ノズル列3AにおけるノズルN3から液滴P3が吐出される。次に、液滴P5と液滴P2との略中間に、ノズル列4AにおけるノズルN4から液滴P4が吐出される。
このように、本実施形態のヘッド構成によれば、先に着弾した2つの液滴の略中間に、次の液滴が着弾する。そのため、後に着弾した液滴には、先に着弾した2つの液滴から対称方向に力が作用する。その結果、後に着弾した液滴は、その着弾位置から対称な形状に広がる。したがって、本実施例の吐出方法によれば、液状体の塗布ムラが生じにくく、均一な膜を形成することができる。
また、本実施形態のヘッド構成によれば、ヘッド群114Gが相対移動する方向(Y軸方向)と直交する方向(X軸方向)に、各ノズル列が配置されている。このため、X軸方向に延びる被吐出領域18Lに対して、ノズル列を構成する各ノズルから略同時にインクを吐出できる。この結果、図7に示すDOTパターン202は、各ノズル列に対して1種類の駆動信号DSを出力すれば足り、駆動信号DSを遅延させるための回路構成などが不要になる。これにより、駆動信号DSにおける波形になまりが生じる要因が少なく、精密な吐出波形を振動子に印加することができる。したがって、各ノズルからインクを安定して吐出することができる。
さらに、図5に示す本実施形態のヘッド構成によれば、ヘッド群114GにおけるX軸方向のノズルピッチGXPは、各ヘッド114におけるX軸方向のノズルピッチHXPの1/N倍の長さである。ここで、Nはヘッド群114Gに含まれるヘッド114の数である。このため、本実施形態の液滴吐出装置におけるX軸方向のノズル線密度は、従来の液滴吐出装置におけるX軸方向のノズル線密度のN倍となる。したがって、ヘッド群114GをY軸方向に1回だけ相対移動する期間内に、X軸方向に沿ってより精密な着弾パターンを形成することができる。
なお、従来の液滴吐出装置では、長方形状の被吐出領域の短辺方向とノズル列とが略平行になるようにヘッドを配置し、被吐出領域の長辺方向に沿ってヘッドを移動させることにより、被吐出領域に液滴を吐出していた。また、並列配置された複数の被吐出領域に対して液滴を吐出する場合には、各被吐出領域の短辺方向のピッチに各ノズルのピッチを合わせるため、ヘッドを傾斜配置していた。これに対して、本実施形態のヘッド構成では、被吐出領域の長辺方向とノズル列とが略平行になるようにヘッドを配置し、被吐出領域の短辺方向に沿ってヘッドを移動させることにより、被吐出領域に液滴を吐出する。これにより、ヘッドを傾斜配置する必要がなくなり、被吐出領域のピッチが異なるごとにヘッドを再構成する必要がなくなる。したがって、生産性を向上させることができる。
(E.制御部)
図7は、制御部の構成を示すブロック図である。制御部112は、トリガ信号を出力するカウンタ210、吐出波形を出力する波形ファイル206、選択信号を出力するDOTパターン202、演算処理を行うCPU204、およびヘッド114の駆動信号を出力する駆動回路208を、バス200に接続して構成されている。
カウンタ210は、キャリッジとステージとの相対位置を検出するリニアスケール211に接続されている。そしてこのリニアスケール211により、キャリッジの各ヘッドに形成されたノズル列がステージ上の基板における被吐出領域の基準点に到達したことが検知されると、カウンタ210がトリガ信号を出力するようになっている。
一方、波形ファイル206は、入力された吐出波形Wを格納し、その吐出波形Wをトリガ信号に応じて出力しうるようになっている。この吐出波形Wは、1個の液滴を吐出する単位波形Vを複数組み合わせて構成されている。
またDOTパターン202は、入力された動作選択信号(以下、単に選択信号と呼ぶ)SCを格納し、その選択信号SCをトリガ信号に応じて出力しうるようになっている。選択信号SCは、ノズルのオン/オフを制御するデータで構成され、キャリッジに形成されたすべてのノズルについて用意されている。
図8(a)は駆動回路の構成を示すブロック図である。図8(a)に示す駆動回路208には、ヘッドの各振動子124に対応して複数のアナログスイッチASが設けられている。そして、各アナログスイッチASに対して一律に、駆動信号DSが入力されるようになっている。また、各アナログスイッチASに対して個別に、選択信号SC(SC1,SC2‥)が入力されるようになっている。
図8(b)は各種信号のタイミングチャートである。上述した波形ファイルは、トリガ信号TRに応じて吐出波形Wを出力し、その他の時間帯には基準電位Lを出力する。これにより、波形ファイルからは駆動信号DSが出力される。この吐出波形Wは、ノズルから液滴を吐出するために、振動子における一対の電極間に印加すべき駆動電圧波形に対応する。
なお、ヘッドから吐出される液滴の体積は、吐出波形Wによって制御される。そこで、所定体積の液滴を吐出しうる吐出波形Wのデータを、波形ファイルに入力する。しかしながら、必要な液滴の体積を駆動信号生成部に入力し、駆動信号生成部がそのデータから吐出波形Wを作製するようにしてもよい。この場合、波形ファイルには、あらかじめ液滴の体積と吐出波形Wとの相関テーブルを入力しておく。この構成によれば、波形ファイルに入力するデータ量を低減することができる。
一方、図8(a)に示す各アナログスイッチASには、各ノズルのオン・オフを制御する複数の選択信号SC(SC1、SC2…)が供給される。図8(b)に示す選択信号SCは、トリガ信号ごとにハイレベル及びローレベルのどちらかの状態を取り得る。そして、図8(a)に示す各アナログスイッチASは、駆動信号DSと選択信号SCとに応じて、振動子124における一方の電極に対し、吐出信号ES(ES1、ES2…)を供給する。図8(b)に示すように、選択信号SCがハイレベルの場合には、吐出信号ESとして駆動信号DSを供給する。一方、選択信号SCがローレベルの場合には、吐出信号ESとして基準電位Lを供給する。そして、図8(a)に示すように、振動子124における他方の電極には基準電位Lが与えられているため、振動子124における一方の電極に駆動信号DSが与えられると、その振動子124に対応するノズルからインクが吐出される。
[膜形成方法]
本実施形態では、上述した液滴吐出装置を用いて、電気光学装置のカラーフィルタ膜を形成する方法について説明する。
図9は、カラーフィルタの平面図であり、図14のC−C線における断面図である。図9に示すカラーフィルタ22R,22G,22Bは、それぞれ異なる色光(RGB)を透過する顔料等により、長方形状に形成されている。各カラーフィルタは、電気光学装置における複数の画素領域6に対応して、透明基板上にマトリクス状に配置されている。なお、各カラーフィルタの周縁部には遮光膜77が形成されている。このカラーフィルタ膜22をインクジェット法により形成するには、まず顔料等を分散媒中に分散させてインクを作製する。次に、上述した液滴吐出装置を用いて、遮光膜77により区画された画素領域6の内部にインクを吐出する。そして、吐出されたインクが画素領域6の全体に濡れ広がった後に、インクを乾燥させてカラーフィルタ膜22を焼成する。
図10(a)は、画素領域の内部に吐出された液滴の平面図である。本実施形態では、画素領域6Gの短辺方向に複数の液滴を吐出する。図10(a)に示す画素領域6Gには、長辺方向×短辺方向が9行×3列のマトリクス状に液滴Pが配置されている。
ここで、図10(a)に示すように液滴を配置する方法について、図7、図8および図10を用いて説明する。
まず図10(a)に示すように、画素領域6Gの長辺方向に対して、ヘッド114におけるノズル列の配列方向が平行になるように、上述したキャリッジ103を配置する。次に、そのキャリッジ103を画素領域6Gの短辺方向に沿って移動させる。そして、ヘッド114のノズル列が画素領域6Gの上方に到達した時点で、所定ノズルから所定位置に液滴を吐出する。各液滴は、隣接する液滴と部分的に重なり合うように吐出してもよく、相互に離間させて吐出してもよい。なお、画素領域6Gにおいて同一列に吐出される液滴は、同一ヘッドの同一ノズル列に属する複数のノズルから同時に吐出してもよいし、異なるヘッドに属する複数のノズルから順次吐出してもよい。以下には、理解を容易にするため、同一ヘッドの同一ノズル列に属する複数のノズルから同時に吐出する場合を例にして説明する。
図10(b)ないし図10(e)は、図10(a)に示すように液滴を吐出するための各種信号のタイミングチャートである。ヘッド114のノズル列が各画素領域6R,6G,6Bの一方端部61に到達した時点で、図7に示すカウンタ210は、図10(b)に示すトリガ信号TRを出力する。一方、図7に示す波形ファイル206は、図10(c)に示すヘッド駆動信号DSを出力する。このヘッド駆動信号DSを構成する吐出波形Wは、画素領域6Gの一方端部61から他方端部62までに複数の液滴を吐出しうるものである。
一方、図7に示すDOTパターン202は、図10(d)に示す選択信号SCを出力する。この選択信号SCは、画素領域6ごとにハイレベルまたはローレベルとなっている。具体的には、ノズル列が画素領域6Gを通過する時間帯にハイレベルとなり、それ以外の領域を通過する時間帯にローレベルとなっている。
以上により、図10(a)に示す画素領域6Gに液滴を吐出するノズルの振動子には、図10(e)に示す吐出信号ESeがアナログスイッチから出力される。これにより、画素領域6Gの短辺方向に複数の液滴を吐出することが可能になる。
また、図10(a)に示すように液滴を配置する他の方法について、図7、図8および図11を用いて説明する。図11(a)は、図10(a)と同じく画素領域の内部に吐出された液滴の平面図である。
図11(b)ないし図11(e)は、図11(a)に示すように液滴を吐出するための各種信号のタイミングチャートである。図11(b)に示すトリガ信号TRは、ヘッド114のノズル列が画素領域6Gの一方端部61に到達した時点で生成されるが、他の領域では生成されない。このトリガ信号TRを受信するたびに、図7に示す波形ファイル206が吐出波形Wを出力すると、図10(c)に示すヘッド駆動信号DSが出力されることになる。
一方、図7に示すDOTパターン202は、図11(d)に示す選択信号SCを出力する。これにより、図11(a)に示す画素領域6Gに液滴を吐出するノズルの振動子には、図11(e)に示す吐出信号ESがアナログスイッチから出力される。これにより、画素領域6Gの短辺方向に複数の液滴を吐出することが可能になる。
図12は、選択信号のデータ量の比較図である。ここでは、図12(a)に示す複数の画素領域6に対して液滴を吐出する場合を考える。この場合にも、画素領域6の長辺方向とヘッド114のノズル列とが平行になるようにキャリッジを配置し、そのキャリッジを画素領域6の短辺方向に沿って移動させる。ここで、ヘッド114のノズルN1は画素領域6の上方を通過するが、ノズルN2は画素領域6の上方を通過しない。したがって、ノズルN1からは画素領域6に対して液滴Pを吐出するが、ノズルN2からは液滴を吐出しない。ただし、ノズルN1が画素領域6a,6bの間を通過する際には、ノズルN1からも液滴を吐出しない。
図12(b)は、従来の液滴吐出方法における選択信号のデータ量の説明図である。従来の液滴吐出方法では、ヘッドと画素領域とが相対的に所定距離だけ移動するごとにトリガ信号TRを発生させる。そして、各トリガ信号に対して選択信号のデータが用意される。ノズルN1に対応する選択信号SC1では、ノズルN1が画素領域6の上方を通過するタイミング(トリガ信号T1〜T3およびT5〜T7に対応)でオンのデータを有し、ノズルN1が画素領域6の間を通過するタイミング(トリガ信号T4およびT8に対応)ではオフのデータを有する。また、ノズルN2に対応する選択信号SC2では、トリガ信号T1〜T8のすべてのタイミングでオフのデータを有する。なお図12では、オンのデータを○で表し、オフのデータを×で表している。
図12(c)は、本実施形態の液滴吐出方法における選択信号のデータ量の説明図である。本実施形態の液滴吐出方法では、ヘッドのノズル列が画素領域の一方端部に到達した時点でトリガ信号を発生させる。そして、このトリガ信号に応じて出力される吐出波形は、画素領域の一方端部から他方端部にかけて複数の液滴を吐出しうるものである。そのため、トリガ信号に対してオンのデータを用意すれば、画素領域の全体に液滴が吐出されるとともに、画素領域の間には液滴が吐出されないことになる。これにより、ノズルN1に対応する選択信号SC1では、トリガ信号T1およびT2のタイミングでオンのデータを有し、ノズルN2に対応する選択信号SC2では、トリガ信号T1およびT2のタイミングでオフのデータを有する。
このように、本実施形態の液滴吐出方法では、ヘッドのノズル列が液滴吐出領域の一方端部に到達した時点でトリガ信号を発生させ、各トリガ信号に対応して選択信号のデータを用意すれば足りるので、選択信号のデータ数を削減することができる。これにより、図7に示す液滴吐出装置において、DOTパターン202のメモリ容量を低減することが可能になり、またDOTパターン202に対するデータ入力の工数を削減することが可能になる。
また、上記のようにトリガ信号の時間間隔が長くなると、キャリッジとテーブルとの相対移動速度を向上させることができる。
一般に、キャリッジとテーブルとの相対移動速度は、ヘッド駆動周波数に液滴吐出間隔を乗算することによって算出される。なお従来の液滴吐出方法において、高精細な描画を行うためには、液滴吐出間隔を狭くする必要があり、これにともなってキャリッジとテーブルとの相対移動速度が低下するという問題があった。これに対して、本実施形態の液滴吐出方法では、吐出波形に含まれる単位波形数を調整ことにより、液滴の吐出密度をコントロールすることができる。この場合、キャリッジとテーブルとの相対移動速度を低下させる必要がなく、高精細な被膜を効率よく形成することができる。
[電気光学装置]
上記のように形成したカラーフィルタにより、電気光学装置が構成される。そこで、電気光学装置の一例である液晶表示装置の概略構成につき、図13および図14を用いて説明する。なお本明細書では、液晶表示装置の各構成部材における液晶層側を内側と呼ぶことにする。
図13は液晶表示装置の分解斜視図であり、図14は図13のA−A線における側面断面図である。図14に示すように、液晶表示装置1は、下基板70および上基板80により液晶層2を挟持して構成されている。この液晶層2にはネマチック液晶等が採用され、液晶表示装置1の動作モードとしてツイステッドネマチック(TN)モードが採用されている。なお上記以外の液晶材料を採用することも可能であり、また上記以外の動作モードを採用することも可能である。なお以下には、スイッチング素子としてTFD素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例にして説明するが、これ以外のアクティブマトリクス型の液晶表示装置やパッシブマトリクス型の液晶表示装置に本発明を適用することも可能である。
図13に示すように、液晶表示装置1では、ガラス等の透明材料からなる下基板70および上基板80が対向配置されている。
上基板80の内側には、複数のデータ線81が形成されている。そのデータ線81の側方には、ITO等の透明導電性材料からなる複数の画素電極82が、マトリクス状に配置されている。なお、各画素電極82の形成領域により画素領域が構成されている。この画素電極82は、TFD素子83を介して各データ線81に接続されている。このTFD素子83は、基板表面に形成されたTaを主成分とする第1導電膜と、その第1導電膜の表面に形成されたTaを主成分とする絶縁膜と、その絶縁膜の表面に形成されたCrを主成分とする第2導電膜とによって構成されている(いわゆるMIM構造)。そして、第1導電膜がデータ線81に接続され、第2導電膜が画素電極82に接続されている。これによりTFD素子83は、画素電極82への通電を制御するスイッチング素子として機能する。
一方、下基板70の内側には、上記のようにカラーフィルタ膜22が形成されている。カラーフィルタ膜22は、平面視略矩形状のカラーフィルタ22R,22G,22Bによって構成されている。各カラーフィルタ22R,22G,22Bは、それぞれ異なる色光のみを透過する顔料等によって構成され、各画素領域に対応してマトリクス状に配置されている。また、隣接する画素領域からの光洩れを防止するため、各カラーフィルタの周縁部には遮光膜77が形成されている。この遮光膜77は、光吸収性を有する黒色の金属クロム等により、額縁状に形成されている。さらに、カラーフィルタ膜22および遮光膜77を覆うように、透明な絶縁膜79が形成されている。
その絶縁膜79の内側には、複数の走査線72が形成されている。この走査線72は、ITO等の透明導電材料によって略帯状に形成され、上基板80のデータ線81と交差する方向に延在している。そして走査線72は、その延在方向に配列された前記カラーフィルタ22R,22G,22Bを覆うように形成され、対向電極として機能するようになっている。そして、走査線72に走査信号が供給され、データ線81にデータ信号が供給されると、対向する画素電極82および対向電極72により、液晶層に電界が印加されるようになっている。
また図14に示すように、画素電極82および対向電極72を覆うように、配向膜74,84が形成されている。この配向膜74,84は、電界無印加時における液晶分子の配向状態を制御するものであり、ポリイミド等の有機高分子材料によって構成され、その表面にラビング処理が施されている。これにより電界無印加時には、配向膜74,84の表面付近における液晶分子が、その長軸方向をラビング処理方向に一致させて、配向膜74,84と略平行に配向されるようになっている。なお、配向膜74の表面付近における液晶分子の配向方向と、配向膜84の表面付近における液晶分子の配向方向とが、所定角度だけずれるように、各配向膜74,84に対してラビング処理が施されている。これにより、液晶層2を構成する液晶分子は、液晶層2の厚さ方向に沿ってらせん状に積層されるようになっている。
また、両基板70,80は、熱硬化型や紫外線硬化型などの接着剤からなるシール材3によって周縁部が接合されている。そして、両基板70,80とシール材3とによって囲まれた空間に、液晶層2が封止されている。なお、液晶層2の厚さ(セルギャップ)は、両基板の間に配置されたスペーサ粒子5によって規制されている。
一方、下基板70および上基板80の外側には、偏光板(不図示)が配置されている。各偏光板は、相互の偏光軸(透過軸)が所定角度だけずれた状態で配置されている。また入射側偏光板の外側には、バックライト(不図示)が配置されている。
そして、バックライトから照射された光は、入射側偏光板の偏光軸に沿った直線偏光に変換されて、下基板70から液晶層2に入射する。この直線偏光は、電界無印加状態の液晶層2を透過する過程で、液晶分子のねじれ方向に沿って所定角度だけ旋回し、出射側偏光板を透過する。これにより、電界無印加時には白表示が行われる(ノーマリーホワイトモード)。一方、液晶層2に電界を印加すると、電界方向に沿って配向膜74,84と垂直に液晶分子が再配向する。この場合、液晶層2に入射した直線偏光は旋回しないので、出射側偏光板を透過しない。これにより、電界無印加時には黒表示が行われる。なお、印加する電界の強さによって階調表示を行うことも可能である。
液晶表示装置1は、以上のように構成されている。
[電子機器]
図15は、本発明に係る電子機器の一例を示す斜視図である。この図に示す携帯電話1300は、上述した電気光学装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。
上述した電気光学装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの場合にも低コストで表示品質に優れた電子機器を提供することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、各実施形態で挙げた具体的な材料や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、被吐出領域の長辺方向とノズル列とが略平行になるようにヘッドを配置し、被吐出領域の短辺方向に沿ってヘッドを移動させることにより、被吐出領域に液滴を吐出する方法について説明した。これに対して、長方形状の被吐出領域の短辺方向とノズル列とが略平行になるようにヘッドを配置し、被吐出領域の長辺方向に沿ってヘッドを移動させることにより、被吐出領域に液滴を吐出する方法を使用して、本発明の膜形成方法を実施することも可能である。
液滴吐出装置の全体構成の説明図である。 キャリッジをステージ側から観察した底面図である。 ヘッドの底面構成図である。 (a)はヘッドの吐出部の構成を示す斜視図であり、(b)は(a)のB−B線における側面断面図である。 キャリッジにおける各ヘッドの相対位置関係を示す模式図である。 (a)は一個のヘッドにおける吐出量のプロファイルを示すグラフであり、(b)はヘッド群における各重畳部の吐出量のプロファイルを示すグラフである。 制御部の構成を示すブロック図である。 (a)はヘッド駆動部の構成を示すブロック図であり、(b)はヘッド駆動部における各種信号のタイミングチャートである。 カラーフィルタの平面図である。 (a)は画素領域に吐出された液滴の平面図であり、(b)ないし(e)は各種信号のタイミングチャートである。 (a)は画素領域に吐出された液滴の平面図であり、(b)ないし(e)は各種信号のタイミングチャートである。 選択信号のデータ量の比較図である。 液晶表示装置の分解斜視図である。 液晶表示装置の側面断面図である。 電子機器の一例を示す携帯電話の斜視図である。 (a)は画素領域に吐出された液滴の平面図であり、(b)ないし(e)は各種信号のタイミングチャートである。
符号の説明
SC動作選択信号 TRトリガ信号 DS吐出信号 202DOTパターン 206波形ファイル 210カウンタ

Claims (6)

  1. 複数の液滴吐出ノズルを備えた液滴吐出装置を被膜形成領域に対して相対移動させつつ、前記各液滴吐出ノズルから前記領域に液滴を吐出して被膜を形成する方法であって、
    前記液滴吐出ノズルの全部または一部が前記領域の基準点に到達した時点で、前記領域の前記移動方向に吐出すべき液滴の吐出信号を前記各液滴吐出ノズルに対して一律に出力しつつ、前記領域における前記各液滴吐出ノズルの動作選択信号を前記各液滴吐出ノズルに対して個別に出力することを特徴とする膜形成方法。
  2. 前記液滴吐出装置には、前記各液滴吐出ノズルが整列配置され、
    前記領域は、長方形状に形成され、
    前記各液滴吐出ノズルの配列方向が前記領域の長辺方向と平行になるように前記液滴吐出装置を配置して、前記領域の短辺方向に沿って前記液滴吐出装置を相対移動させることにより、前記液滴の吐出を行うことを特徴とする請求項1に記載の膜形成方法。
  3. 前記領域は、液晶表示装置における複数の画素領域であり、
    前記被膜は、液晶表示装置を構成するカラーフィルタであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の膜形成方法。
  4. 複数の液滴吐出ノズルを備えた液滴吐出装置を液滴吐出領域に対して相対移動させつつ、前記各液滴吐出ノズルから前記領域に液滴を吐出する装置であって、
    前記各液滴吐出ノズルの全部または一部が前記領域の基準点に到達した時点でトリガ信号を出力するトリガ信号出力手段と、
    前記トリガ信号の入力により、前記領域の前記移動方向に吐出すべき液滴の吐出信号を前記各液滴吐出ノズルに対して一律に出力する吐出信号出力手段と、
    前記トリガ信号の入力により、前記領域における前記各液滴吐出ノズルの動作選択信号を前記各液滴吐出ノズルに対して個別に出力する動作選択信号出力手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の膜形成方法を使用して製造したことを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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