JP2005217352A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Tadashi Ohashi
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Abstract

【課題】 層間絶縁膜として、低誘電率絶縁膜を用いる場合に、低誘電率絶縁膜に、Low-kボイドが発生するのを抑える。
【解決手段】 Siを含む絶縁膜上に形成された低誘電率絶縁膜を有する半導体装置において、このSiを含む絶縁膜と低誘電率絶縁膜との界面に、その組成が、絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なSiリッチ層を設ける。この半導体装置を形成する際には、まず、基板上にSiを含む絶縁膜を形成し、この絶縁膜の表面に、その組成が、絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なSiリッチ層を形成する。その後、このSiリッチ層上に、低誘電率絶縁膜を形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。更に、具体的には、絶縁膜直上に、低誘電率絶縁膜が形成された構造を有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
近年、半導体集積回路の高度集積化、微細化に伴い、各膜に形成されるパターンの微細化も急速に進められている。これに伴い、配線の微細化も進められている。一方、半導体集積回路の高速性能化を達成するため、RC遅延の低減が必要となっている。即ち、寄生容量Cと抵抗率Rとを小さくする必要がある。このため、配線材料としては抵抗率Rの低い材料を用い、また、絶縁膜材料としては、比誘電率の低い材料を用いる研究が進められている。
具体的に、絶縁膜の材料として、従来の、比誘電率kが約4.2のSiO膜に代えて、比誘電率kが約3.5以下の低誘電率絶縁膜(以下、Low-k膜とする)を用いることにより、寄生容量Cを低減することが考えられている。このようなLow-k膜には、例えば、ポリマー(polymer)、HSQ(hydrogen-silsesquioxane)、MSQ(methyl silsesquioxane)などがある。なかでも近年、加熱処理や加工処理における耐性の強いMSQが広く用いられている。また、更に、比誘電率kが約2.5以下のLow-k膜材料の研究も進められている。このような材料として、Low-k膜中に数Å〜数十Å程度の空孔(ポア)を有する、多孔質絶縁膜と呼ばれるものがある。
しかし層間絶縁膜として、Low-k膜、特に、多孔質絶縁膜を使用するには、多孔質絶縁膜の機械的強度が弱い等、様々な問題がある。
これに対して、例えば、多孔質絶縁膜の機械的強度改善のため、多孔質絶縁膜と多孔質絶縁膜上に形成するバリアメタルとの間にSiリッチ層を形成する等、種々の方法は検討されている(例えば、特許文献1参照)。
また、多孔質絶縁膜に対して、溝やビア等を形成する際に、Fを含有するガスを用いる。このガスに含有するFは、多孔質絶縁膜中に取り込まれやすい。そして、絶縁膜中にFが取り込まれた場合、Cu埋め込み後のアニール等により、Cuメッキ膜中のHOやH+と反応し、ボイドを形成することが考えられる(例えば、非特許文献1参照)。
特開2001-148421号公報 T. Jacobs et al, "Voiding in Ultra Porous Low-k Materials Proposed Mechanism, Detection and Possible Solutions", Proceedings of the 2002 International Interconnect Technology Conference (IITC), 2002
上述のように、絶縁膜中にLow-kボイドが形成された場合、絶縁膜の機械的強度、電気特性、配線信頼性が悪化してしまう。従って、この発明は、下地絶縁膜と、低誘電率絶縁膜との界面における両膜の密着性を高め、Low-kボイドの発生を抑えるように改良した半値体装置及びその製造方法を提供するものである。
この発明の半導体装置は、
基板上に形成されたSiを含む絶縁膜と、
前記絶縁膜上に形成されたSiリッチ層と、
前記Siリッチ層上に形成された低誘電率絶縁膜と、
を備え、
前記Siリッチ層は、その組成が、前記絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なものである。
また、この発明の半導体装置の製造方法は、
基板に、Siを含む絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
前記絶縁膜表面に、前記絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なSiリッチ層を形成するSiリッチ層形成工程と、
前記Siリッチ層上に、低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
を備えるものである。
この発明においては、絶縁膜の、低誘電率絶縁膜と接する部分に、Siリッチ層を形成する。これにより、多孔質絶縁膜と直下の絶縁膜との結合を強固にすることができ、低誘電率絶縁膜中へのFの侵入を抑えることができる。従って、低誘電率絶縁膜において、ボイドが発生するのを抑えることができ、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一又は相当する部分は、同一符号を付することによりその説明を簡略化ないし省略する。
この発明の実施の形態においては、絶縁膜形成後に、絶縁膜表面を、Siリッチな状態としたSiリッチ層を形成する。その後、層間絶縁膜として、低誘電率絶縁膜(以下、Low-k膜)を形成する。これにより、Siリッチ層のSiのダングリングボンド(未結合種)と、Low-k膜とを結合させた状態で、低誘電率絶縁膜を積層することができる。従って、絶縁膜とLow-k膜との強固な結合を確保することができる。
以下、具体的に説明する。
実施の形態.
図1は、この発明の実施の形態における、半導体装置を説明するための断面模式図である。
図1に示すように実施の形態における半導体装置100において、Si基板2には、STI(Shallow Trench Isolation)4が形成され、各活性領域に分離されている。活性領域には、拡散層6が形成されている。
Si基板2の拡散層6に挟まれたチャネル領域上には、ゲート絶縁膜8を介して、ゲート電極10が形成されている。ゲート電極10とゲート絶縁膜8の側面には、サイドウォール12が形成されている。また、Si基板2上には、ゲート絶縁膜8、ゲート電極10及びサイドウォール12を埋め込むようにして、絶縁膜14が形成されている。絶縁膜14には、絶縁膜14を貫通して、拡散層6上に至るタングステンプラグ8が形成されている。
絶縁膜14上には、SiOC膜20が形成されている。SiOC膜20の膜厚は、約30nmである。また、SiOC膜20の表面から深さ約3nm程度の部分は、Siリッチ層22となっている。Siリッチ層22は、SiOCの化学的組成よりもSiが過剰な状態の層であり、Siリッチ層22において、Si以外の元素O及びCに対するSiの原子数量比は、約0.63である。Siリッチ層22の上には、多孔質絶縁膜24が形成されている。多孔質絶縁膜24の比誘電率kは、約2.2であり、膜厚は、約150nmである。また、多孔質絶縁膜24上には、SiOキャップ膜26が形成されている。SiOキャップ膜26の膜厚は、約80nmである。
SiOキャップ膜26、多孔質絶縁膜24及びSiリッチ層22を含むSiOC膜20を貫通して、タングステンプラグ16に接続するCu配線28が形成されている。Cu配線28は、SiOキャップ膜26、多孔質絶縁膜24及びSiOC膜20を貫通する開口32に、バリアメタル34を介してCu36が埋め込まれて形成されている。
また、SiOキャップ膜26上には、膜厚約50nmのSiOC膜40が形成されている。SiOC膜40の表面から深さ約3nm程度の部分は、Siリッチ層42となっている。Siリッチ層42は、SiOCの化学的組成よりもSiが過剰な状態の層であり、このSiリッチ層42において、Si以外の元素O及びCに対するSiの原子数量比は、約0.63である。Siリッチ層42の上には、多孔質絶縁膜44が形成されている。多孔質絶縁膜44の比誘電率kは、約2.2であり、膜厚は、約150nmである。また、多孔質絶縁膜44上には、SiOキャップ膜46が形成されている。SiOキャップ膜46の膜厚は、約80nmである。
SiOキャップ膜46、多孔質絶縁膜44及びSiリッチ層42を含むSiOC膜40を貫通して、Cu配線28に接続するCu配線48が形成されている。Cu配線48は、SiOキャップ膜46、多孔質絶縁膜44及びSiOC膜40を貫通する開口52に、バリアメタル54を介してCu56が埋め込まれて形成されている。
なお、簡略化のため、図においては、1のトランジスタと、その拡散層に至るタングステンプラグ16、及びタングステンプラグ16に接続するCu配線28、48のみを表している。しかし、実際の基板上には、複数のトランジスタが形成され、必要に応じて、必要な箇所に、タングステンプラグ及びこれに接続するCu配線等が形成される。
図2は、この発明の実施の形態における半導体装置100の製造方法を説明するためのフロー図である。また、図3〜図11は、半導体装置100の各製造過程における状態を説明するための断面模式図である。
以下、図1〜図11を用いて、この発明の実施の形態における半導体装置100の製造方法を説明する。
まず、図3に示すように、トランジスタが形成されたSi基板2上に、絶縁膜14を形成し、更に、絶縁膜14に、トランジスタの拡散層6に接続するタングステンプラグ16を形成する(ステップS2)。その後、絶縁膜14上に、SiOC膜20を形成する(ステップS4)。SiOC膜20は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、約30nmの膜厚に形成する。
次に、図4に示すように、SiOC膜20に、Siリッチ層22を形成する(ステップS6)。ここでは、SiO換算で、約5nmのスパッタエッチングを行う。これにより、SiOC膜20中のOやCがエッチングされ、Siが過剰な状態となる。このエッチングにより、SiOC膜20の表面から深さ約3nm付近までの部分がSi過剰な状態となり、Siリッチ層22が形成される。
次に、Siリッチ層22上に、多孔質絶縁膜24を形成する。多孔質絶縁膜24は、SOD(Spin-on Dielectrics)法により、膜厚約150nmに形成する。ここで用いる多孔質絶縁膜の比誘電率kは、約2.2である。ここでは、Siリッチ層22中のSiのダングリングボンドと多孔質絶縁膜24とが結合するため、密着性高く多孔質絶縁膜24を形成することができる。
その後、多孔質絶縁膜24上に、SiOキャップ膜26を形成する。SiO2キャップ膜26は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)用のキャップ膜である。また、ここでは、CVD法により、膜厚約80nmに形成する。
次に、SiOキャップ膜26、多孔質絶縁膜24及びSiOC膜20を貫通して、タングステンプラグ16に至る開口を形成する(ステップS12)。ここでは、まず、図5に示すように、SiOキャップ膜26上に、露光・元現像処理等により、パターンが形成されたレジストマスク60を形成する。ここでは、最小配線幅約0.10umで、最小スペース幅約0.10umの配線パターンと、約0.10um幅の孤立配線パターンとが形成されたパターンを用いる。
次に、図6に示すように、このレジストマスク60をマスクとして、ドライエッチングにより、SiOキャップ膜26及び多孔質絶縁膜24をエッチングする。エッチング後、レジストマスク60を、HとHとの混合ガスを用いたアッシングにより剥離する。その後、SiOキャップ膜26をマスクとして、Siリッチ層22を含むSiOC膜20をエッチングする。これにより、図7に示すように、SiOキャップ膜26、多孔質絶縁膜24及びSiOC膜20を貫通し、その底部において、タングステンプラグ16表面を露出する開口32が形成される。その後、薬液洗浄を行い、更に、H/Heプラズマで、プレクリーニングを行う(ステップS14)。
次に、図8に示すように、開口32内壁に、バリアメタル34を形成する(ステップS16)。ここでは、バリアメタルとしてTaN、Taを積層して用いる。その後、Cuシード膜を形成した後(ステップS18)、これをシード膜として、電解メッキにより、開口32内に、Cu36を埋め込む(ステップS20)。Cu36は、膜厚約500nmとなるようにする。その後、N雰囲気中で、約350度程度の炉アニールを行う(ステップS22)。次に、図9に示すように、少なくとも、SiOキャップ膜26の表面が露出するまで、CMPを行う。これにより、SiOキャップ膜26、多孔質絶縁膜24及びSiOC膜20を貫通して、タングステンプラグ16に接続するCu配線28が形成される。
その後、続けて、ステップS4〜S24の工程を繰り返し、多孔質絶縁膜24上に、Cu配線48を有する配線層を形成する。具体的には、図10に示すように、SiOキャップ膜26上に、CVD法により、SiOC膜40を約50nmの膜厚に形成する(ステップS4)。ここで、SiOC膜40は、拡散防止膜としての役割を果たす。
次に、SiOC膜40の表面約3nmの部分を、Siリッチ層42とする(ステップS6)。その後、Siリッチ層42上に、多孔質絶縁膜44、SiOキャップ膜46を形成する(ステップS8〜S10)。更に、図11に示すように、SiOキャップ膜46、多孔質絶縁膜44及びSiOC膜40を貫通し、Cu配線28表面を露出するように開口52を形成する(ステップS12)。なお、ここでは、具体的には、最小ビア孔約0.10umのビア配線パターンを形成する。
次に、洗浄処理(ステップS14)を行った後、開口52内に、TaNとTaの積層膜からなるバリアメタル54を形成する。その後、Cuシード膜の形成、Cu56の埋め込み、炉アニール、CMPを行う(ステップS16〜S24)。これにより、図1に示すような半導体装置100が形成される。
その後、必要に応じて、ステップS4〜S24に示すような工程を繰り返し、多層配線構造を有する所望の半導体装置を得ることができる。
以上説明したように、実施の形態においては、エッチングストッパ膜あるいは拡散防止膜として、SiOC膜20、40を形成した後、SiOC膜20、40表面をSiリッチな状態としたSiリッチ層22、42を形成する。そして、その後、Siリッチ層22、42上に、多孔質絶縁膜24、44を形成する。ここで、Siリッチ層22、42に存在するSiのダングリングボンドにより、多孔質絶縁膜24、44とSiOC膜20、40とは強く結合できる。これにより、多孔質絶縁膜24、44と、SiOC膜20、40との密着性を高く強く確保することができ、多孔質絶縁膜24、44と、SiOC膜20、40との界面に、Fが侵入するのを抑えることができる。従って、後の工程における熱処理等により、多孔質絶縁膜24、44にLow-kボイドが発生するのを抑えることができ、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
なお、実施の形態においては、エッチングストッパ膜あるいは拡散防止膜として、多孔質絶縁膜24、44直下に、SiOC膜20、40を形成する場合について説明した。しかし、この発明において、多孔質絶縁膜24、44直下の膜は、エッチングストッパ膜、あるいは拡散防止膜に限るものではなく、また、その絶縁材料も、SiOCに限るものではない。この発明は、絶縁膜上に多孔質絶縁膜を密着性良く形成する必要がある場合に、広く適用することができ、多孔質絶縁膜24、44直下の膜は、例えば、SiC、SiN、SiCNなど、他の膜を用いたものであってもよい。ただし、Siを含む膜であることが好適である。これらの絶縁膜を用いる場合にも、多孔質絶縁膜24、44直下の絶縁膜の表面を、Siリッチな状態とすることにより、上層に形成する多孔質絶縁膜24、44との密着性を確保することができる。
また、実施の形態においては、Siリッチ層22、42を、それぞれ、SiOC膜20、40の表面から、約3nmの深さ付近にまで形成した。しかし、この発明において、Siリッチ層の膜厚は、これに限るものではない。但し、上層に形成されるLow-k膜との密着性を考慮すれば、好適には、約0.1〜5nm程度とすることが好ましい。
また、実施の形態において、Siリッチ層22、42においては、Siリッチ層22、42を構成する元素(即ち、ここでは、Si、O、C)のうち、Siを除く元素(即ち、ここでは、O及びC)の原子数量比に対する、Siの割合を、約0.63とする場合について説明した。しかし、この発明においては、この割合に限るものではなく、他の割合で、Siを含むものであってもよい。但し、上層に形成されるLow-k膜との密着性を考慮すれば、この割合は、約0.6以上であることが好ましい。
また、実施の形態においては、Siリッチ層22、42をArを用いたスパッタエッチングにより形成する場合について説明した。しかし、この発明において、Siリッチ層22、42の形成方法は、これに限るものではない。例えば、Arに代えて、N2雰囲気中でのスパッタエッチングを行うことによっても、Siリッチ層を形成することができる。また、スパッタエッチングに限らず、例えば、他のプラズマ処理等、他の方法により形成することができる。
また、この発明において、各膜の膜厚や材料、その形成方法や、配線パターンの形状等は、実施の形態において説明したものに限るものではない。これらは、この発明の範囲内で、適宜選択し得るものである。
なお、例えば、この実施の形態において、STI4、拡散層6等が形成されたSi基板2は、この発明の基板に該当し、SiOC膜20、40は、この発明のSiを含む絶縁膜に該当し、Siリッチ層22、42は、この発明のSiリッチ層に該当する。また、多孔質絶縁膜24、44は、この発明の低誘電率絶縁膜に該当する。
また、例えば、この実施の形態において、ステップS4、S6、S8を実行することにより、それぞれ、この発明の、絶縁膜形成工程、Siリッチ層形成工程、低誘電率絶縁膜形成工程が実行される。
この発明の実施の形態における半導体装置を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明するためのフロー図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態における半導体装置の製造過程の状態を説明するための断面模式図である。
符号の説明
100 半導体装置
2 Si基板
4 STI
6 拡散層
8 ゲート絶縁膜
10 ゲート電極
12 サイドウォール
14 絶縁膜
16 タングステンプラグ
20、40 SiOC膜
22、42 Siリッチ層
24、44 多孔質絶縁膜
26、46 SiOキャップ膜
28、48 Cu配線
32、52 開口
34、54 バリアメタル
36、56 Cu
60 レジストマスク

Claims (9)

  1. 基板上に形成されたSiを含む絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に形成されたSiリッチ層と、
    前記Siリッチ層上に形成された低誘電率絶縁膜と、
    を備え、
    前記Siリッチ層は、その組成が、前記絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なものであることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記Siリッチ層は、前記Siリッチ層を構成する元素のうち、Siの、Siを除く元素に対する原子数量比は、約0.6以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記Siリッチ層の膜厚は、約0.5〜約5nmであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 基板に、Siを含む絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    前記絶縁膜表面に、前記絶縁膜の材料の化学論理的組成よりもSi過剰なSiリッチ層を形成するSiリッチ層形成工程と、
    前記Siリッチ層上に、低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記Siリッチ層形成工程は、スパッタ法により行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記Siリッチ層形成工程におけるスパッタ法は、SiO換算で、約2nm〜約10nm程度のスパッタであることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記Siリッチ層形成工程におけるスパッタ法は、ArまたはNを用いて行うことを特徴とする請求項5または6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記Siリッチ層形成工程は、プラズマ処理により行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記プラズマ処理は、Ar、N、H、NHのいずれかの雰囲気、又は、HとNとの混合ガスの雰囲気中で行うことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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