JP2005217188A - 半導体光検出装置及び製造方法 - Google Patents

半導体光検出装置及び製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005217188A
JP2005217188A JP2004022019A JP2004022019A JP2005217188A JP 2005217188 A JP2005217188 A JP 2005217188A JP 2004022019 A JP2004022019 A JP 2004022019A JP 2004022019 A JP2004022019 A JP 2004022019A JP 2005217188 A JP2005217188 A JP 2005217188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
columnar protrusions
light
columnar
photodetection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004022019A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimarou Fujii
義磨郎 藤井
Koji Okamoto
浩二 岡本
Akira Sakamoto
坂本  明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2004022019A priority Critical patent/JP2005217188A/ja
Publication of JP2005217188A publication Critical patent/JP2005217188A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】 配線基板等への実装が容易であって品質を向上可能な半導体光検出装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体光検出装置1は、同一半導体基板2上に形成された複数の柱状突起A,B,C,Dを備えており、それぞれの柱状突起A,B,C,Dの側面は光検出面a,b,c,dを備えている。半導体発光素子A1,B1,C1,D1から出射された光は、光検出面a,b,c,dに入射する。半導体光検出装置1は、複数の柱状突起A,B,C,Dの側面が光検出面a,b,c,dを備えているので、半導体発光素子A1,B1,C1,D1からの出射光を光検出面a,b,c,d上に容易に照射することができる。半導体光検出装置1及び半導体発光素子A1,B1,C1,D1は、配線基板10上にダイボンドされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体光検出装置及び製造方法に関する。
従来の半導体光検出装置を用いて通信を行う際には、配線基板上にホトダイオードと発光素子を設け、これらを光導波路で接続している。また、下記特許文献1に記載の半導体光検出装置においては、ホトダイオードチップの一部を加工し、チップ側面から入射する光をチップ内に形成された光感応領域に屈折させて入射するものである。
特開平11−370806号公報
しかしながら、上述のような側面加工チップにおいては、チップの加工を高精度に行う必要があると同時に、チップを配線基板等にダイボンドする際、接着用樹脂がせり上がり、光路を塞ぐ可能性があるため、実装を慎重に行う必要があり、接着用樹脂のせり上がりにより品質が劣化するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、配線基板等への実装が容易であって品質を向上可能な半導体光検出装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る半導体光検出装置は、同一半導体基板上に形成された複数の柱状突起を備えた半導体光検出装置であって、それぞれの柱状突起の側面は光検出面を備えていることを特徴とする。
本発明の半導体光検出装置によれば、複数の柱状突起の側面が光検出面を備えているので、半導体基板の側方に半導体発光素子を設けると、半導体発光素子からの出射光を光検出面上に容易に照射することができる。この半導体光検出装置を配線基板上にダイボンドする場合、柱状突起の側面にはダイボンド時の接着剤がつかないので、品質を向上させることができる。また、複数の柱状突起があるため、半導体発光素子の配置のフレキシビリティを高めることができる。
この柱状突起は、光検出面を含む側面によって囲まれ、厚み方向に半導体層を積層してなるホトダイオードを構成することを特徴とする。積層された半導体層はPN接合ホトダイオードやPIN型ホトダイオードを構成する。この場合、ホトダイオードの側面から半導体層に光が入射するため、厚み方向に沿って電流が流れ、入射した光を検出することができる。
また、本発明に係る半導体光検出装置における、それぞれの柱状突起の側面は、それぞれ周方向全体に沿って光検出面を備えていることを特徴とする。この場合、光検出面には、側方のいずれの方向からも光が入射することができるので、半導体発光素子から出射光の光軸と柱状突起のアライメントが容易となり、品質が向上する。
また、それぞれの柱状突起の前記側面は、それぞれ周方向の一部に沿った1平面を有しており、この平面は前記光検出面を構成することを特徴とする。この場合、当該平面において、半導体発光素子からの光を検出することができる。
また、本発明に係る半導体光検出装置における、それぞれの柱状突起の側面は、それぞれ周方向の一部に沿った2平面を有しており、これらの平面は光検出面を構成することを特徴とする。この場合、双方の平面において、半導体発光素子からの光を検出することができる。
また、本発明に係る半導体光検出装置の製造方法は、第1導電型の半導体基板の表面をエッチングし複数の柱状突起を製造する工程と、複数の柱状突起の側面及び頂面を覆うようにI型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、柱状突起毎の半導体層の表面から第2導電型の不純物を拡散する工程とを備えることを特徴とする。なお、I型とは不純物濃度が極めて低い半導体のことであり、例えば不純物濃度が1×1015/cm以下のものであるとする。
この場合、第1導電型の半導体基板、第2導電型の半導体層及びI型の半導体層が、積層方向に沿ってPIN型ホトダイオードを構成し、柱状突起の側方から光が側面に照射されると、当該PIN型ホトダイオードで入射光を検出することができる。また、ダイボンドの際に邪魔にならない半導体基板表面上に、エッチングによって柱状突起を一度に複数形成することができるため、配線基板等への半導体光検出装置の実装が容易となる。
また、本発明に係る半導体光検出装置の製造方法は、第1導電型の半導体基板の表面をエッチングし複数の柱状突起を製造する工程と、複数の柱状突起の側面及び頂面から第2導電型の不純物を拡散する工程とを備えることを特徴とする。
この場合、第1導電型の半導体基板及び第2導電型の半導体層が、積層方向に沿ってPN接合ホトダイオードを構成し、柱状突起の側方から光が側面に照射されると、当該PN接合ホトダイオードで入射光を検出することができる。また、この製造方法においても、ダイボンドの際に邪魔にならない半導体基板表面上に、エッチングによって柱状突起を一度に複数形成することができるため、配線基板等への半導体光検出装置の実装が容易となる。
本発明の半導体光検出装置及びその製造方法によれば、半導体光検出装置の配線基板等への実装が容易であって、また、その品質が向上する。
以下、実施の形態にかかる半導体光検出装置及びその製造方法について説明する。同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。なお、明瞭化のため、同図では最表面に位置する上部配線基板11(図2参照)を除いて示す。
この投受光ユニットは、パソコン等の電子機器に組み込まれるものであり、配線基板10上に載置された半導体光検出装置1を備えている。半導体光検出装置1の周囲には半導体発光素子A1,B1,C1,D1が配置されている。半導体発光素子A1,B1,C1,D1は半導体レーザであって、これらは配線基板10の4隅上にそれぞれ配置されている。
半導体光検出装置1は、同一半導体基板2上に形成された複数の柱状突起A,B,C,Dを備えており、それぞれの柱状突起A,B,C,Dの側面は光検出面a,b,c,dを備えている。半導体発光素子A1,B1,C1,D1から出射された光は、光検出面a,b,c,dに入射する。
半導体光検出装置1は、複数の柱状突起A,B,C,Dの側面が光検出面を備えているので、半導体発光素子A1,B1,C1,D1からの出射光を光検出面a,b,c,d上に容易に照射することができる。半導体光検出装置1及び半導体発光素子A1,B1,C1,D1は、配線基板10上にダイボンドされている。
図2は、投受光ユニットのII−II矢印断面図である。なお、同図では、半導体発光素子A1,B1及び柱状突起A,Bが示されているが、半導体発光素子C1,D1及び柱状突起C,Dの構造もこれらと同一である。
半導体光検出装置1及び半導体発光素子A1,B1は、下部配線基板10と上部配線基板11との間に挟まれている。なお、同図において下部配線基板10の位置する方を「下側」とし、上部配線基板11の位置する方を「上側」として説明する。
半導体光検出装置1の下面と、下部配線基板10の上面との間には、導電性材料12が介在している。導電性材料12は、下部配線基板10上の配線と、半導体光検出装置1の下面とを電気的に接続している。半導体光検出装置1の柱状突起A,Bの頂面と上部配線基板11の下面との間にも、導電性材料13A,13Bが介在している。したがって、導電性材料13A,13Bと導電性材料12との間にバイアス電圧が印加され、柱状突起A,Bの上下方向に沿ってバイアス電圧が印加されることとなる。
なお、半導体発光素子A1,B1の下面と、下部配線基板10との間には、導電性材料14A,14Bが介在しており、半導体発光素子A1,B1の上面と上部配線基板11との間には、導電性材料15A,15Bが介在している。したがって、導電性材料15A,15Bから導電性材料14A,14Bに電流が流れ、半導体発光素子A1,B1の上下方向に電流が流れることとなる。
半導体発光素子A1,B1に電流が流れると、半導体発光素子A1,B1が発光し、半導体発光素子A1,B1から出射された光は、半導体光検出装置1における光検出面a,b(図1参照)に入射する。光検出面aの内側にはPIN型ホトダイオード又はPN接合ホトダイオードが形成されているため、入射光強度に応じて当該ホトダイオードの上下方向に沿って電流が流れる。この電流は、導電性材料13A,13Bと導電性材料12との間に流れ、したがって、当該電流又はこの電流に対応した電圧を検出することによって、入射光強度を検出することができる。
半導体発光素子A1は、活性層A1a、活性層A1aを挟むクラッド層A1b,A1cを備えている。半導体レーザとしての半導体発光素子の一例としては、n型GaAs基板上に多重量子井戸構造の活性層A1aと、n型AlGaInPのクラッド層A1cと、p型AlGaInPのクラッド層A1bを設けたもの等があるが、半導体レーザ自体は市販されている。ここで、活性層A1aの主表面を含む平面は、略直角に光検出面aと交差している。したがって、活性層A1aの端面から、この端面に垂直な方向に出射されたレーザ光は、光検出面aに略垂直に入射する。
なお、半導体発光素子B1も、活性層B1a、活性層B1aを挟むクラッド層B1b,B1cを備えており、柱状突起Bの光検出面bに対する位置関係は、半導体発光素子A1における柱状突起Aの光検出面aに対する位置関係と同一である。また、半導体素子B1の材料はA1と同一である。
この半導体光検出装置1では、柱状突起A,Bの側面a,bには、配線基板10へのダイボンド時の接着剤がつかないので、品質を向上させることができる。また、複数の柱状突起A,Bがあるため、半導体発光素子A1,B1の配置のフレキシビリティを高めることができる。
図3は、半導体光検出装置1の製造方法を示すための説明図である。
まず、Siからなる厚さ0.625mmのN型の半導体基板2(体積抵抗率ρ=0.01Ω・cm)を用意し(図3(a))、半導体基板2の表面をエッチングする(図3(b))。このエッチングによって、半導体基板2の表面には柱状突起A,Bが形成される。このエッチングは、ICPドライエッチングであり、例えば柱状突起A,Bの高さは0.3mm、残余の基板厚みは0.325mmである。ここで、柱状突起A,Bの高さが高い程、LDとの実装が容易となる。また、高温H2処理により突起形状をなめらかにすることが望ましい。
次に、半導体基板2上にI型の半導体層3をエピタキシャル成長させる(図3(c))。これにより、柱状突起A,Bの頂面及び側面、更には柱状突起A,B間の基板表面上にも半導体層3が形成される。
なお、エピタキシャル層としての半導体層3は、I型と表記したが、これは不純物濃度が極めて低いために抵抗率の高い層であるという意味であり(体積抵抗率ρ=1kΩ・cm)、不純物濃度は1×1015/cm以下のものであり、正確にはN型である。N型の不純物としてはN、P、Asを用いることができる。
次に、半導体基板2の表面における柱状突起A,B間及び基板裏面にN型不純物(表面抵抗率ρ=12Ω/sq.、厚みt=1μm)を拡散し、アイソレーション領域6、裏面不純物層61を形成する(図3(d))。さらに、アイソレーション領域6を除く、柱状突起A,Bの頂面及び側面上に位置する半導体層3の表面にP型の不純物(表面抵抗率ρ=44Ω/sq.、厚みt=0.5μm)を拡散することで半導体層4を形成し、しかる後、その表面を熱酸化することで、絶縁層5を形成する(SiO、t=0.1μm)。
しかる後、絶縁層5の柱状突起A,Bの頂面に位置する箇所にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホール内に電極(Al:厚みt=1μm)7aを形成し、半導体基板2の裏面側にも電極(Al:厚みt=1μm)8aを形成する。しかる後、電極7a,8a上に、電極(Ni/Auめっき)7b,8bを形成する(Niの厚みt=5μm、Auの厚みt=0.1μm)。
このように、柱状突起A、Bは、光検出面a,bを含む側面によって囲まれ、厚み方向に半導体層を積層してなるホトダイオードを構成しており、本例における半導体層群はPIN型ホトダイオード(N型半導体基板2、I型エピタキシャル層3、P型半導体層4)を構成している。ホトダイオードの側面から半導体層(I型のエピタキシャル層3)に光が入射するため、厚み方向に沿って電流が流れ、入射した光を検出することができる。
また、それぞれの柱状突起A,Bの側面は、それぞれ周方向全体に沿って光検出面a,bを備えているため、光検出面a.bには、側方のいずれの方向からも光が入射することができるので、半導体発光素子から出射光の光軸と柱状突起のアライメントが容易となり、品質が向上する。
以上の半導体光検出装置の製造方法は、N型(第1導電型)の半導体基板の表面をエッチングし複数の柱状突起A,Bを製造する工程と、複数の柱状突起A,Bの側面及び頂面を覆うようにI型の半導体層3をエピタキシャル成長させる工程と、柱状突起A,B毎の半導体層3の表面からP型(第2導電型)の不純物を拡散する工程とを備えている。
この場合、N型の半導体基板2、P型の半導体層4及びI型の半導体層3が、積層方向に沿ってPIN型ホトダイオードを構成し、柱状突起A,Bの側方から光が側面に照射されると、当該PIN型ホトダイオードで入射光を検出することができる。また、ダイボンドの際に邪魔にならない半導体基板表面上に、エッチングによって柱状突起A,Bを一度に複数形成することができるため、柱状突起A,B間のアライメントが固定されており、配線基板10への半導体光検出装置の実装が容易となる。
図4は、半導体光検出装置1の別の製造方法を示すための説明図である。
まず、Siからなる厚さ0.625mmのN型の半導体基板2(体積抵抗率ρ=1kΩ・cm)を用意し(図4(a))、半導体基板2の表面をエッチングする(図4(b))。このエッチングによって、半導体基板2の表面には柱状突起A,Bが形成される。このエッチングは、ICPドライエッチングであり、例えば柱状突起A,Bの高さは0.3mm、残余の基板厚みは0.325mmである。ここで柱状突起A,Bの高さが高い程、LDとの実装が容易となる。また、高温H2処理により突起形状をなめらかにすることが望ましい。
次に、半導体基板2の表面における柱状突起A,B間、及び基板裏面にN型不純物(表面抵抗率ρ=12Ω/sq.、厚みt=1μm)を拡散し、アイソレーション領域6、裏面不純物層61を形成する(図4(c))。さらに、アイソレーション領域6を除く、柱状突起A,Bの頂面及び側面上にP型の不純物(表面抵抗率ρ=44Ω/sq.、厚みt=0.5μm)を拡散して半導体層4を形成し、しかる後、その表面を熱酸化することで、絶縁層5を形成する(SiO、t=0.1μm)。
しかる後、絶縁層5の柱状突起A,Bの頂面に位置する箇所にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホール内に電極(Al:厚みt=1μm)7aを形成し、半導体基板2の裏面側にも電極(Al:厚みt=1μm)8aを形成する。しかる後、電極7a,8a上に、電極(Ni/Auめっき)7b,8bを形成する(Niの厚みt=5μm、Auの厚みt=0.1μm)。
このように、柱状突起A、Bは、光検出面a,bを含む側面によって囲まれ、厚み方向に半導体層を積層してなるホトダイオードを構成しており、本例における半導体層群はPN接合ホトダイオード(N型半導体基板2、P型半導体層4)を構成している。ホトダイオードの側面から半導体層(PN接合界面近傍)に光が入射するため、厚み方向に沿って電流が流れ、入射した光を検出することができる。
また、それぞれの柱状突起A,Bの側面は、それぞれ周方向全体に沿って光検出面a,bを備えているため、光検出面a,bには、側方のいずれの方向からも光が入射することができるので、半導体発光素子から出射光の光軸と柱状突起のアライメントが容易となり、品質が向上する。
また、以上の半導体光検出装置1の製造方法は、N型(第1導電型)の半導体基板2の表面をエッチングし複数の柱状突起A,Bを製造する工程と、複数の柱状突起A,Bの側面及び頂面からP型(第2導電型)の不純物を拡散する工程とを備えている。この場合、N型の半導体基板2及びP型の半導体層4が、積層方向に沿ってPN接合ホトダイオードを構成し、柱状突起A,Bの側方から光が側面に照射されると、当該PN接合ホトダイオードで入射光を検出することができる。また、この製造方法においても、ダイボンドの際に邪魔にならない半導体基板表面上に、エッチングによって柱状突起A,Bを一度に複数形成することができるため、配線基板10への半導体光検出装置の実装が容易となる。
なお、上述の例では、光検出面a,b,c,dが、柱状突起A,B,C,Dの周方向全体に亘って形成されているものについて説明したが、半導体発光素子A1,B1,C1,D1に対向していれば、光検出面a,b,c,dは1又は2平面とすることもできる。
図5は、別の実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。本例では、柱状突起A,B,C,Dの形状のみが上述の実施形態のものと異なる。
各柱状突起A,B,C,Dの側面は、それぞれ周方向の一部に沿った1平面を有しており、この平面は光検出面a,b,c,dを構成している。この場合、当該平面において、半導体発光素子A1,B1,C1,D1からの光を検出することができる。
図6は、更に別の実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。本例では、柱状突起A,B,C,Dの形状のみが上述の実施形態のものと異なる。
各柱状突起A,B,C,Dの側面は、それぞれ周方向の一部に沿った2平面(対向2平面)を有しており、これらの平面は光検出面a,b,c,dを構成している。この場合、双方の平面において、半導体発光素子A1,B1,C1,D1からの光を検出する構成とすることもできる。例えば、柱状突起Aを形成しない場合には、半導体発光素子A1,B1からの光を単一の柱状突起Bの2つの光検出面bによって検出することができる。
本発明は、半導体光検出装置及び製造方法に利用できる。
実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。 投受光ユニットのII−II矢印断面図である。 半導体光検出装置1の製造方法を示すための説明図である。 半導体光検出装置1の別の製造方法を示すための説明図である。 別の実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。 更に別の実施の形態に係る半導体光検出装置1を備えた投受光ユニットの平面図である。
符号の説明
1・・・半導体光検出装置、2・・・半導体基板、3・・・半導体層、4・・・半導体層、5・・・絶縁層、6・・・アイソレーション領域、7a,8a・・・電極、10・・・下部配線基板、11・・・上部配線基板、12・・・導電性材料、13A,13B・・・導電性材料、14A,14B・・・導電性材料、15A,15B・・・導電性材料、a,b,c,d・・・光検出面、A,B,C,D・・・柱状突起、A1,B1,C1,D1・・・半導体発光素子、61…裏面不純物層、A1a・・・活性層、A1b,A1c・・・クラッド層。

Claims (7)

  1. 同一半導体基板上に形成された複数の柱状突起を備えた半導体光検出装置であって、それぞれの前記柱状突起の側面は光検出面を備えていることを特徴とする半導体光検出装置。
  2. 前記柱状突起は、前記光検出面を含む側面によって囲まれ、厚み方向に半導体層を積層してなるホトダイオードを構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体光検出装置。
  3. それぞれの前記柱状突起の前記側面は、それぞれ周方向全体に沿って前記光検出面を備えていることを特徴とする請求項2に記載の半導体光検出装置。
  4. それぞれの前記柱状突起の前記側面は、それぞれ周方向の一部に沿った1平面を有しており、この平面は前記光検出面を構成することを特徴とする請求項2に記載の半導体光検出装置。
  5. それぞれの前記柱状突起の前記側面は、それぞれ周方向の一部に沿った2平面を有しており、これらの平面は前記光検出面を構成することを特徴とする請求項2に記載の半導体光検出装置。
  6. 半導体光検出装置の製造方法において、
    第1導電型の半導体基板の表面をエッチングし複数の柱状突起を製造する工程と、
    複数の前記柱状突起の側面及び頂面を覆うようにI型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
    前記柱状突起毎の前記半導体層の表面から第2導電型の不純物を拡散する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体光検出装置。
  7. 半導体光検出装置の製造方法において、
    第1導電型の半導体基板の表面をエッチングし複数の柱状突起を製造する工程と、
    複数の前記柱状突起の側面及び頂面から第2導電型の不純物を拡散する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体光検出装置。
JP2004022019A 2004-01-29 2004-01-29 半導体光検出装置及び製造方法 Pending JP2005217188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022019A JP2005217188A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 半導体光検出装置及び製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022019A JP2005217188A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 半導体光検出装置及び製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005217188A true JP2005217188A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34905484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004022019A Pending JP2005217188A (ja) 2004-01-29 2004-01-29 半導体光検出装置及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005217188A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7701550B2 (en) 2004-08-19 2010-04-20 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
WO2014045334A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 富士通株式会社 半導体受光素子及びその製造方法
WO2022138050A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 放射線検出センサおよび放射線イメージ検出器

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9507278B2 (en) 2004-08-19 2016-11-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9746788B2 (en) 2004-08-19 2017-08-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8446563B2 (en) 2004-08-19 2013-05-21 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10705439B2 (en) 2004-08-19 2020-07-07 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US7701550B2 (en) 2004-08-19 2010-04-20 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9097992B2 (en) 2004-08-19 2015-08-04 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8031325B2 (en) 2004-08-19 2011-10-04 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10599054B2 (en) 2004-08-19 2020-03-24 Asml Holding N.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US8755028B2 (en) 2004-08-19 2014-06-17 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US10331047B2 (en) 2004-08-19 2019-06-25 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9488923B2 (en) 2004-08-19 2016-11-08 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9904185B2 (en) 2004-08-19 2018-02-27 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US9553224B2 (en) 2012-09-18 2017-01-24 Fujitsu Limited Semiconductor photodetector element and method
JPWO2014045334A1 (ja) * 2012-09-18 2016-08-18 富士通株式会社 半導体受光素子及びその製造方法
WO2014045334A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 富士通株式会社 半導体受光素子及びその製造方法
WO2022138050A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 放射線検出センサおよび放射線イメージ検出器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4160597B2 (ja) 半導体発光素子及びその製造方法
JP4611066B2 (ja) アバランシェフォトダイオード
KR101184775B1 (ko) 반도체 발광 소자 및 그 제조 방법
US20040104351A1 (en) Photodiode array, method of making the same, and radiation detector
JP5404026B2 (ja) 受発光一体型素子アレイおよびセンサ装置
JP6083194B2 (ja) 面発光型半導体レーザアレイ装置、光源および光源モジュール
JP6020560B2 (ja) 垂直共振面発光レーザ素子の実装方法、垂直共振面発光レーザアレイ素子の実装方法、垂直共振面発光レーザ素子、垂直共振面発光レーザアレイ素子
JPH09199795A (ja) 半導体受発光装置
JPWO2013176201A1 (ja) 垂直共振面発光レーザ
JP2011029339A (ja) 半導体素子およびその製造方法
US20080217638A1 (en) Semiconductor Light Emitting Device and Fabrication Method Thereof
WO2002007226A1 (fr) Reseau de photo-dectecteurs
JP2023052615A (ja) 面発光レーザモジュール、光学装置及び測距装置
JPWO2019069359A1 (ja) 半導体光集積素子
JP2005217188A (ja) 半導体光検出装置及び製造方法
JP2010056173A (ja) 裏面入射型受光素子およびその製造方法
JP2005294435A (ja) 半導体光検出素子及び光検出装置
JPH06268196A (ja) 光集積装置
JP2009086539A (ja) 光モジュール
JP5150216B2 (ja) 導波路型光検出装置およびその製造方法
JP2005197468A (ja) 光半導体素子及びその製造方法
JP2013115245A (ja) 受発光素子
JP2010141054A (ja) 導波路一体型半導体受光素子
JP2009188171A (ja) 半導体受光素子およびその製造方法ならびに光通信装置
JPH05102614A (ja) 光電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825