JP2005216184A - 運用支援方法、運用支援システム、および運用支援プログラム - Google Patents

運用支援方法、運用支援システム、および運用支援プログラム Download PDF

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Tomonobu Sasaki
知信 佐々木
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Abstract

【課題】 投資家が実践したくても出来なかったロスカットとプロフィットホールドを自動的に可能にさせること。
【解決手段】 予め設定が記憶されたタイミングモデルに基づいて強気相場と判定した場合には予め設定が記憶されたバリュエーションモデルに基づいて選定したロング構成銘柄ですべてロングポジションを保有し、弱気相場と判定した場合には予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて選定したショート構成銘柄ですべてショートポジションを保有する。これにより、価格がタイミングモデルの予測した方向に動いている局面では大きな評価益を保持し、タイミングシグナルに基づいてリバランスを実行するので、投資家の心理によって行われがちなロスホールドやプロフィットカットを有効に防止できる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、投資家の資産運用をサポートする運用支援方法、運用支援システム、および運用支援プログラムに関する。
資産運用においては、テクニカル分析による売買シグナルを用いた運用が盛んに行われており、このような運用を支援するシステムも多数提供されている。
例えば、下記の特許文献1では、ユーザの属性情報が入力されると、これに適し且つ特徴の異なる投資シナリオを複数生成し、売買シグナルを参照して、複数の投資シナリオの中からユーザが選択した投資シナリオに基づく運用助言データをユーザ端末へ返信する。そして、このようにして提供された運用助言データに対するユーザ端末からの応答に従い資産取引を行うようにしている。
特許第3427356号公報
資産運用においては、損は切って(ロスカット)、利は伸ばせ(プロフィットホールド)といわれているものの、行動ファイナンス研究分野では、損失が出た当市は塩漬けになりやすく、リターンを得た投資はすぐに確定化される傾向が、過去の株式売買データから発見されている。
本出願の発明者らにおいても、顧客の投資行動を分析したところ、実現損益率と投資期間との関係から、株価の上昇・下落時に関係なく利益および損失が薄く、投資期間が短い傾向があり、コストを回収できる程度の利益確定に利益率が集中していることを見出した。
一方、評価損益率と投資期間との関係においては、株価の上昇・下落時に関係なく評価損が大きくなっており、投資期間が長いという傾向がみられ、投資期間が長くなればなるほど評価損が拡大していることがわかった。
これらの分析結果から、様々な運用モデルやサポートツールが提供されているにもかかわらず、やはり投資家はロスカットもプロフィットホールドも実現できなていないことが理解できる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、投資家が実践したくても出来なかったロスカットとプロフィットホールドを自動的に実行することが可能な運用支援方法、運用支援システム、および運用支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、取引市場における有価証券の価格や出来高を含む相場情報データに基づいて相場の変動方向を判定し、その判定結果を示すタイミングシグナルを出力するタイミングモデルを記憶するタイミングモデル記憶手段と、有価証券の銘柄選定に用いる指標に対応した相場情報データおよびファクタデータを抽出してポートフォリオの銘柄選定を行うバリュエーションモデルを記憶するバリュエーションモデル記憶手段と、投資分析に用いるファクタデータを銘柄ごとに記憶する銘柄記憶手段とを備えたコンピュータシステムによって、前記相場情報データを取得し、タイミングモデルに基づいて当該相場情報を分析して、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定した結果を示すタイミングシグナルを生成し、ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成銘柄について、ロングポジションを構成するロング構成銘柄およびショートポジションを構成するショート構成銘柄を、前記バリュエーションモデルに基づいて前記銘柄記憶手段から選定し、前記タイミングシグナルを検出したことに基づいて、保有するポジションを構成する銘柄の反対売買指示と、タイミングシグナルが強気相場を示している場合はロング構成銘柄の買建注文を、弱気相場を示している場合にはショート構成銘柄の売建注文を夫々示す売買指示とを出力して、ポートフォリオをリバランスすることを特徴とする。
さらに、前記保有するポジションを構成する銘柄の中に、予め設定が記憶されたロスカット基準に達した銘柄が含まれていると判定した場合には、当該銘柄の反対売買指示を出力することを特徴とする。
本発明によれば、予め設定を記憶したタイミングモデルに基づいて強気相場と判定した場合には予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて選定したロング構成銘柄ですべてロングポジションを保有し、弱気相場と判定した場合には予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて選定したショート構成銘柄ですべてショートポジションを保有することになる。従って、価格がタイミングモデルの予測した方向に動いている局面では大きな評価益を保持し、タイミングシグナルに基づいてリバランスを実行するので、投資家の心理によって行われがちなロスホールドやプロフィットカットを有効に防止できる。
また、予想に反してトレンドに反する値動きをした銘柄があっても、個別にロスカットすることができるので、実現損益ベースの小さい実現損が先行し、小さい実現益がほとんど発生しないようになる。
このように、本発明によれば、従来は投資家が実践したくても出来なかったロスカットとプロフィットホールドを、自動的に可能にさせる事が出来るようになる。
なお、この発明の他の特徴と顕著な効果は、次の発明を実施するための最良の形態の項の記載と添付した図面とを参照することで、より明確に理解される。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
[1.実施形態の概要]
本発明の理解を容易にするために、まず図1を参照しながら実施形態の概要について説明する。
上述したように、市場参加者である投資家の陥りやすい心理から、評価損のままポジションを持ち続けるロスホールドと、評価益をすぐに利食いを確定させるようなポジション解消を行ってしまうプロフィットカットという投資行動がみられている。
本発明では、このロスホールドおよびプロフィットカットに対する逆張りによって、ロスカットおよびプロフィットホールドを実現させることを運用ポリシーとする。より具体的には、実現損益ベースでは、小さい実現損が先行し、小さい実現益がほとんど発生しないが、評価損益ベースでは、大きな評価益を保持し、評価損はほとんど存在しないといった状態を作り出すことによって、一勝一敗で勝てる運用をポリシーとする。
実施形態は、このような運用ポリシーを実現する運用モデルを予めコンピュータで実行されるプログラムとして運用を行うプログラム運用を実現するものである。
これまでにも、様々な運用モデルが提案されてきた。例えば、ローソク足、移動平均、移動平均乖離率及び一目均衡表などを用いるトレンド系や、サイコロジカルライン、モメンタムなどを用いるオシレーター系のような分析をする際に時間を分析の要素にいれる時系列分析のほか、新値足、カギ足など分析をする際に時間を分析の要素に入れないものを含め様々なテクニカル分析を用いた運用モデルや、財務指標やテクニカル指標など各種投資指標に基づいて、成長性が高いと判断した銘柄に投資する成長性指標モデルや、株価が割安なものに投資するバリュー指標モデルといった運用モデルが知られている。
一方で、これらのような運用モデルを用いても、安定的なリターンを確保しながら資産を運用するためには、ポートフォリオを作成して分散投資によるリスク低減することが一般的である。
しかしながら、ポートフォリオ運用におけるリスク分散効果を享受しながらリターンを得るためには、相当の運用規模が必要となる。従って、予め設定した運用モデルでプログラム運用を行うことができるのは機関投資家が主となり、運用する資産の規模が小さな個人投資家は、運用ポリシーや運用モデルが固定された投資信託を購入するしかなかった。
そこで、本実施形態では、個人投資家のような少額投資の顧客に対して、予め設定を記憶した複数の運用モデルの中から、組み合わせを選択さることによって、ロスカットおよびプロフィットホールドを実現する運用ポリシーのオリジナル運用モデルを構築できるようにしている。
具体的には、テクニカル分析に基づいて売買のタイミングシグナルを出すための運用モデルであるタイミングモデル、銘柄選定を行うための運用モデルであるバリュエーションモデル、および個別銘柄のロスカットの組合せを顧客が選択できる。
図1に示す例では、タイミングモデルとして、トレンド分析をベースにしたトレンド分析モデルと一目均衡表をベースにした一目均衡表モデルが、予め設定を記憶した運用モデルとして提示されている。また、バリュエーションモデルとして、成長性指標を中心としたリターンに影響するファクターを採用した成長性指標モデルと、バリュー指標を中心としたリターンに影響するファクターを採用したバリュー指標モデルが、予め設定を記憶した運用モデルとして提示されている。
成長性指標モデルのファクターとしては、例えば、ヒストリカルベータ、3ヶ月リターン、1年リターン、財務レバレッジ、予想当期利益修正、予想経常増益/時価総額、予想売上高成長率などのファクターがあげられる。また、バリュー指標モデルのファクターとしては、例えば、ヒストリカルベータ、純資産株価比、予想配当利回り、1ヶ月リターン、1年リターン、予想当期利益修正、予想経常利益株価比、予想ROA(Return on Asset:資産利益率)などがあげられる。これらは、統計的な処理によってファクターを絞り込み、ウエイトをつけて予想リターンを求めるとよい。
投資ユニバースの対象となる銘柄としては、流動性(マーケット・インパクト)を考慮して、直近の売買代金が多い銘柄が好ましく、セクター分類としては、東証33業種といったインデックスについてクラスター分析などを行って、過去のリターンが似ているグループに区分したものを用いることが好ましい。
ここで、ロング(買い持ちポジション)においては、例えば低PER(Price Earning Ratio:株価収益倍率)、低PBR(Price Book-value Ratio:株価純資産倍率)、高ROE(Return on Equity:資本利益率)、高EPS(Earning Per Share1:株当たり利益)などの投資指標に基づいて、今後価格が上昇する銘柄を選定することが好ましい。
一方、ショート(売り持ちポジション)においては、高PER(Price Earning Ratio:株価収益倍率)、高PBR(Price Book-value Ratio:株価純資産倍率)、好配等などの投資指標に基づいて、今後価格が下落する銘柄を選定することが好ましい。
さらに、個別銘柄のロスカットは、採用した銘柄が予想に反した値動きをした場合に、所定の下落率(例えば15%)において手仕舞うことによってポートフォリオからその個別銘柄を除き、大きな評価損を抱えるケースを少なくして下値抵抗を強くする。
実施形態では、このようなモデルの組合せによって構築した運用モデルに従って、次のような特徴の運用が提供される。
タイミングモデルのシグナルに従って、強気相場と判断した場合には100%ロング、弱気相場と判断した場合には100%ショート、どちらとも判断がつかない場合にはニュートラル(キャッシュ100%)のいずれかのポジションをとり、ロングあるいはショートポジションを構成する銘柄は、バリュエーションモデルに従って選定される。しかしながら、採用した銘柄の価格が予想に反して、ロング時には下落、ショート時には上昇した場合には、損が拡大する前にその銘柄が対象からはずされる。
このように、TOPIXや日経平均など市場のインデックス(指数)の動きに連動する運用成果を目標とするインデックス運用や、ロングポジションとショートポジションの両方のポジションを保有するロングショート戦略などとは全く異なるコンセプトの運用モデルであることがわかる。
上述したプログラム運用サービスを提供する際には、例えばSMA(Separately Managed Account;セパレートリー・マネージド・アカウント)サービスを用い、一任運用指図に基づく顧客の口座において、顧客の選択によって構築したレディメイド型の運用モデルをプログラミングしたプログラム売買を行うとともに、包括的な資産管理も行うことが好ましい。これによって、顧客は、投資している銘柄、数量、売買のタイミングなどを、自らの口座ですべて把握することが可能になるので、運用の透明性が確保できる。また、SMAサービスでは、従来は年金などの機関投資家にのみ提供されてきた投資顧問サービスや等金額投資の機会が広く個人の顧客にも提供されるので、比較的少額からの分散投資が可能となる。なお、本発明者らにおいて実施したシミュレーションによれば、等株数投資による運用よりも等金額投資による運用の方が安定した運用結果が得られた。
[2.システムの構成]
ここで、上述した実施形態を技術的に実現するためのシステム構成について説明する。なお、システムとは、個々の要素が有機的に組み合わされた、まとまりをもつ全体や体系であって、ここでは、ソフトウエアがコンピュータに読み込まれることにより、ソフトウエアとハードウエア資源とが協働した具体的手段が個々の要素を構成するものである。
[2.1.全体構成]
図2は、運用支援システムを含む実施形態の全体構成を示す図である。この図に示す実施形態では、顧客と投資一任契約を締結し、SMA口座で保管・管理される有価証券の運用指図を行う投資顧問会社が運用支援システム100を運営して、上述したプログラム運用サービスを顧客に提供する。
顧客が運用支援システム100にアクセスするために使用する顧客PC200は、インターネットによって運用支援システム100に接続されている。顧客から入力された運用モデルの選択によって運用支援システム100が指図する注文は、顧客が証券口座を開設している証券会社が運営する証券会社システム300に送信されて、証券会社が当該指図に従って注文執行を行う。
証券会社の運用支援システム100は、注文執行を行うことができる証券バックオフィスシステム310および売買システム320を備えており、取引所システム400と注文データの送受信を行っている。
また、運用支援システム100には、市場における時価や統計値などを示す相場情報データを供給する情報ベンダ500が通信接続されている。
[2.2.運用支援システムの構成]
図3は、運用支援システム100の構成を示す図であり、ここに示す各機能ブロックは、ソフトウエアがコンピュータに読み込まれることにより、ソフトウエアとハードウエア資源とが協働した具体的手段である。
運用支援システム100は、運用支援のエンジン部である運用支援部101を備え、より具体的には、予め設定を記憶した運用モデルの中から顧客に選択させることによって構築した運用モデルの設定を記憶させる運用モデル構築部110、予め設定を記憶したタイミングモデルに基づいて相場情報データを分析し、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定した結果を示すタイミングシグナルを生成するタイミングシグナル生成部120、予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて、ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成銘柄を選定する銘柄選定部130を備えている。、この銘柄選定部130は、ロングポジションを構成するロング構成銘柄を選定するロング構成銘柄選定部131およびショートポジションを構成するショート構成銘柄を選定するショート構成銘柄選定部132を備えて構成されている。
運用支援部101は、タイミングシグナル生成部120から出力されたタイミングシグナルを検出すると、保有するポジションを構成する銘柄の反対売買指示および、タイミングシグナルが強気相場を示している場合はロング構成銘柄の買建注文を、弱気相場を示している場合にはショート構成銘柄の売建注文を示す売買指示を証券会社システム300に出力して、ポートフォリオをリバランスするリバランス部140を備えている。より具体的には、リバランス部140は、証券会社システム300に対して送信する売買指示データの生成および出力を行う売買指示部141と、売買指示部141が生成した売買指示データおよび証券会社システム300から受信した約定データに基づいて顧客の売買履歴データを更新する売買履歴更新部142を備えて構成されている。なお、本実施形態では、等金額投資によるポートフォリオの最適化を行うものとしているので、各銘柄が等金額となるように投資配分を行う。
さらに、運用支援部101は、ポジションの構成に採用した銘柄が予想に反した値動きをし、所定の下落率(例えば15%)に達した個別銘柄のロスカット売買を指示する個別銘柄ロスカット部150を備えている。
また、運用支援システム100は、顧客PC200にインターネット上でWEBサイト形式のインターフェイスを提供するユーザインターフェイス(I/F)160を備えており、例えば、WEBサーバやアプリケーションサーバなどで構成される。具体的には、ユーザI/F160は、インターネット経由でのアクセス要求について例えばIDやパスワードを用いてユーザ認証を行うユーザ認証部161、運用モデルの説明や選択肢を提示して顧客に選択を促す画面を生成して顧客PC200に表示させるモデル選択画面生成部162、顧客が保有するポートフォリオのパフォーマンス分析を処理するパフォーマンス分析部163、分析したパフォーマンスやポートフォリオの構成銘柄リストなど分析結果を顧客にイメージ化して提示するための画面を生成して顧客PC200に表示させるポートフォリオ表示画面生成部164を備えて構成されている。
さらに、運用支援システム100は、各種データを記憶するディスクなどの記憶手段であるデータ記憶部170および情報ベンダ500から送信される相場情報を入力してデータ記憶部170に記憶させる相場情報データ入力部180を備えている。
データ記憶部170には、より詳細には、投資顧問会社が予め選択肢として設定した複数の運用モデルを記憶するタイミングモデル記憶部171およびバリュエーションモデル記憶部172が設けられている。また、顧客が選択することによって確定した運用モデルを特定する設定情報は顧客設定記憶部173に記憶されるようになっている。また、顧客を特定する情報や属性、認証情報など顧客に関する情報を記憶する顧客情報記憶部174、顧客が保有するポートフォリオを構成する銘柄の売買履歴を記憶する売買履歴記憶部175、銘柄の属性や財務指標など銘柄に関する分析に用いる各種情報を記憶する銘柄情報記憶部176、受信した相場情報データを各銘柄のヒストリカルデータとして記憶する相場情報データ記憶部177、売買手数料や口座管理・運用などの手数料を特定する情報を記憶する手数料情報記憶部178が設定されている。これらの各記憶部は、例えば顧客を特定する顧客IDや銘柄を特定する銘柄コード、運用モデルを特定するモデルIDなど、各種のコード情報で紐付けられたリレーショナルデータベースとして構築するとよい。
[3.システムの動作]
次に、図4から図8を参照しながら、運用支援プログラムが実行されることによって実現されるシステムの動作について説明する。
[3.1.モデル構築時の動作]
図4は、モデル構築時の動作を示すフローである。
まず、顧客PC200からユーザI/F160に対してログイン要求があると(S101)、ユーザ認証部161は、送信されたIDに対応するパスワードなどの認証データを顧客情報記憶部174から読み出して(S102)、当該ログイン要求の認証を行う。
ここで顧客の認証に成功すると、モデル選択画面生成部162がモデル選択画面を生成して(S103)、顧客PC200の画面に表示させる(S104)。ユーザI/F160は顧客PC200から選択内容を示すデータを受信すると(S105)、運用支援部101に対して選択情報を送信する(S106)。運用支援部101の運用モデル構築部110は、図5に例示するように、受信した選択情報(モデルや構築日などを特定する情報)を顧客を特定するコードに紐付けてをデータ記憶部170の顧客設定記憶部173に記憶する(S107)。これによって、顧客が特定されれば、当該顧客の選択によって構築された運用モデルを特定できるようになる。
[3.2.運用時の動作]
次に、図6は、運用時の動作を示すフローであり、このフローは取引が行われている場中に繰り返し行われる処理の内容を示している。
運用支援部101のタイミングシグナル生成部120は、データ記憶部170のタイミングモデル記憶部171、顧客設定記憶部173、および相場情報データ記憶部177からデータ読み出して(S201)、顧客の運用モデルとして設定を記憶したタイミングモデルに基づいて相場情報分析し、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定する。ここで、判定結果を示すタイミングシグナルが生成されれば(S202;Yes)、後に詳しく説明するように運用支援部101はデータ記憶部170のバリュエーションモデル記憶部172、顧客設定記憶部173、売買履歴記憶部175、銘柄情報記憶部176、相場情報データ記憶部177から必要なデータを読み出して(S203)、リバランスを行い(S210)、証券会社システム300に対して売買指示を示すデータを出力する(S220)。
一方、タイミングシグナル生成部120においてタイミングシグナルが生成されたかった場合は(S202;No)、運用支援部101の個別銘柄ロスカット部150は、データ記憶部170の顧客設定記憶部173、売買履歴記憶部175、相場情報データ記憶部177から、個別銘柄ロスカット設定を行った顧客が保有するポジションに採用した銘柄について、ポジション設定時の価格と時価を読み出して(S231)、ロスカット条件に該当しているものがあるか否か判定する(S232)。ロスカットを必要とする銘柄が存在しないと判定した場合には(S232;No)ロスカット処理から抜ける。
一方、ステップS232のロスカット判定において、例えば、図7に示すように、顧客ID123456で特定される顧客が図5に示すように個別銘柄ロスカットを設定していた場合、売買履歴記憶部175に記憶された顧客ID123456の売買履歴を参照すると、銘柄コード5432を1,230で買建てたロングポジションをこの顧客が保有していることがわかる。ロスカット判定時における銘柄コード5432の時価が1,045円だった場合に、ロスカット基準である15%よりも価格が下落しているので、個別銘柄ロスカット部150は、この顧客123456が買建てている銘柄コード5432の反対売買、すなわち売り注文を売買指示として証券会社システム300に送信する(S233)。
証券会社システム300から、売買指示に対する約定連絡データが送信されると(S234)、リバランス部140の売買履歴更新部142は、売買履歴記憶部175に記憶された売買履歴情報を更新する(S235)。
図8は、リバランスの処理内容を、より詳しく説明するフローチャートである。リバランス部140の売買指示部141は、顧客が保有するポジションの反対売買を指示するデータを生成する(S211)。図7に示す例であれば、顧客ID123456が保有するロング構成銘柄の銘柄コード5432について売注文データを生成する。
タイミングシグナル生成部120から出力されたタイミングシグナルが示す相場予測の判定に基づき(S212)、強気相場を示している場合は、顧客が選択したバリューモデル(図5に示す例であれば、顧客123456が設定したバリューモデルは成長性モデル)に基づいて、ロング構成銘柄選定部131がロング構成銘柄を選定する(S213)。そして、売買指示部141が選定されたロング構成銘柄の買いを指示する注文データを生成する(S214)。
一方、タイミングシグナルが弱気相場を示している場合には、ショート構成銘柄選定部132がショート構成銘柄を選定し(S215)、売買指示部141は選定されたショート構成銘柄の売りを指示する注文データを生成する(S217)。
タイミングシグナル生成部120が、強気相場とも弱気相場とも判定をつけられなかった場合には、タイミングシグナルはニュートラルを示すことになり、売買指示部141は、新たなポジションを設定せずに、キャッシュポジションで保持し、ニュートラル状態となる。
このように、予め設定を記憶したタイミングモデルに基づいて強気相場と判定した場合には予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて選定したロング構成銘柄ですべてロングポジションを保有し、弱気相場と判定した場合には予め設定を記憶したバリュエーションモデルに基づいて選定したショート構成銘柄ですべてショートポジションを保有することになる。従って、価格がタイミングモデルの予測した方向に動いている局面では大きな評価益を保持し、タイミングシグナルに基づいてリバランスを実行するので、投資家の心理によって行われがちなロスホールドやプロフィットカットを有効に防止できる。
また、予想に反してトレンドに反する値動きをした銘柄があっても、個別にロスカットすることができるので、実現損益ベースの小さい実現損が先行し、小さい実現益がほとんど発生しないようになる。
[4.変形例]
この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
例えば、運用する資産は、株式、債券などの有価証券に限らず、外国為替や商品取引など、取引による相場が形成され、時価情報が逐次供給されれば、どのようなものでも構わない。
また、予め設定を記憶しておく運用モデルの詳細も上記に例示したモデルに限定されるものではなく、相場の方向を予測してタイミングシグナルを生成できるものであればどのようなタイミングモデルを用いてもよいし、ロングポジションおよびショートポジションの構成に適した銘柄を選定できるものであれば、どのようなバリュエーションモデルを用いてもよい。ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成についても、一時的あるいは部分的にキャッシュポジションや反対のポジションが混在することがあっても発明の要旨に変更がない程度であればかまわない。
また、上記実施形態のように、タイミングモデル、バリュエーションモデル、個別銘柄ロスカットの要否のすべてについて、必ずしも選択肢を設けておく必要はなく、いずれかのモデルについてのみ選択可能にしておいてもよい。あるいは、必ずしも顧客において選択できるようにしなくても、ロスカットおよびプロフィットホールドを実現する運用ポリシーとして設定した固定の運用モデルとして提供してもかまわない。
なお、上記実施形態では、運用支援システム100は投資顧問会社が個人顧客に等金額投資を提供するSMAサービスの一種として用いていたが、サービスの提供形態はこれに限定されるものではなく、証券会社のサービスとして提供しても構わないし、機関投資家が用いるシステムといった形態でもかまわない。
実施形態の概要を示す図である。 システムの全体構成を示す図である。 運用支援システムの構成を示す図である。 モデル構築時のフローを示す図である。 顧客設定を記憶した状態の例を示す図である。 運用時のフローを示す図である。 売買履歴を記憶した状態の例を示す図である。 リバランスの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100…運用支援システム
101…運用支援部
110…運用モデル構築部
120…タイミングシグナル生成部
130…銘柄選定部
131…ロング構成銘柄選定部
132…ショート構成銘柄選定部
140…リバランス部
141…売買指示部
142…売買履歴更新部
150…個別銘柄ロスカット部
160…ユーザインターフェイス
161…ユーザ認証部
162…モデル選択画面生成部
163…パフォーマンス分析部
164…ポートフォリオ表示画面生成部
170…データ記憶部
171…タイミングモデル記憶部
172…バリュエーションモデル記憶部
173…顧客設定記憶部
174…顧客情報記憶部
175…売買履歴記憶部
176…銘柄情報記憶部
177…相場情報データ記憶部
178…手数料情報記憶部
180…相場情報データ入力部
200…顧客PC
300…証券会社システム
310…証券バックオフィスシステム
320…売買システム
400…取引所システム
500…情報ベンダ

Claims (12)

  1. 取引市場における有価証券の価格や出来高を含む相場情報データに基づいて相場の変動方向を判定し、その判定結果を示すタイミングシグナルを出力するタイミングモデルを記憶するタイミングモデル記憶手段と、有価証券の銘柄選定に用いる指標に対応した相場情報データおよびファクタデータを抽出してポートフォリオの銘柄選定を行うバリュエーションモデルを記憶するバリュエーションモデル記憶手段と、投資分析に用いるファクタデータを銘柄ごとに記憶する銘柄記憶手段とを備えたコンピュータシステムによって、
    前記相場情報データを取得し、タイミングモデルに基づいて当該相場情報を分析して、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定した結果を示すタイミングシグナルを生成するタイミングシグナル生成ステップと、
    ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成銘柄について、ロングポジションを構成するロング構成銘柄およびショートポジションを構成するショート構成銘柄を、前記バリュエーションモデルに基づいて前記銘柄記憶手段から選定する銘柄選定ステップと、
    前記タイミングシグナルを検出したことに基づいて、保有するポジションを構成する銘柄の反対売買指示と、タイミングシグナルが強気相場を示している場合はロング構成銘柄の買建注文を、弱気相場を示している場合にはショート構成銘柄の売建注文を夫々示す売買指示とを出力して、ポートフォリオをリバランスするリバランスステップと、
    を実行することを特徴とする運用支援方法。
  2. 請求項1に記載の運用支援方法において、
    さらに、前記保有するポジションを構成する銘柄の中に、予め設定が記憶されたロスカット基準に達した銘柄が含まれていると判定した場合には、当該銘柄の反対売買指示を出力する個別銘柄ロスカットステップを備えることを特徴とする運用支援方法。
  3. 請求項1または2に記載の運用支援方法において、
    さらに、予め設定が記憶された複数の運用モデルの中から、前記タイミングモデルあるいは前記バリュエーションモデルの組合せをユーザに選択させて、当該選択に基づいて構築した運用モデルを記憶する運用モデル構築ステップを備えることを特徴とする運用支援方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の運用支援方法において、
    前記リバランスステップは、選定した各銘柄が等金額となるように配分したポートフォリオを構成してリバランスすることを特徴とする運用支援方法。
  5. 取引市場における有価証券の価格や出来高を含む相場情報データに基づいて相場の変動方向を判定し、その判定結果を示すタイミングシグナルを出力するタイミングモデルを記憶するタイミングモデル記憶手段と、
    有価証券の銘柄選定に用いる指標に対応した相場情報データおよびファクタデータを抽出してポートフォリオの銘柄選定を行うバリュエーションモデルを記憶するバリュエーションモデル記憶手段と、
    投資分析に用いるファクタデータを銘柄ごとに記憶する銘柄記憶手段と、
    前記相場情報データを取得し、タイミングモデルに基づいて当該相場情報を分析して、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定した結果を示すタイミングシグナルを生成するタイミングシグナル生成手段と、
    ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成銘柄について、ロングポジションを構成するロング構成銘柄およびショートポジションを構成するショート構成銘柄を、前記バリュエーションモデルに基づいて前記銘柄記憶手段から選定する銘柄選定手段と、
    前記タイミングシグナルを検出したことに基づいて、保有するポジションを構成する銘柄の反対売買指示と、タイミングシグナルが強気相場を示している場合はロング構成銘柄の買建注文を、弱気相場を示している場合にはショート構成銘柄の売建注文を夫々示す売買指示とを出力して、ポートフォリオをリバランスするリバランス手段と、
    を備えることを特徴とする運用支援システム。
  6. 請求項5に記載の運用支援システムにおいて、
    さらに、前記保有するポジションを構成する銘柄の中に、予め設定が記憶されたロスカット基準に達した銘柄が含まれていると判定した場合には、当該銘柄の反対売買指示を出力する個別銘柄ロスカット手段を備えることを特徴とする運用支援システム。
  7. 請求項5または6に記載の運用支援システムにおいて、
    さらに、予め設定が記憶された複数の運用モデルの中から、前記タイミングモデルあるいは前記バリュエーションモデルの組合せをユーザに選択させて、当該選択に基づいて構築した運用モデルを記憶する運用モデル構築手段を備えることを特徴とする運用支援システム。
  8. 請求項5ないし7のいずれかに記載の運用支援システムにおいて、
    前記リバランス手段は、選定した各銘柄が等金額となるように配分したポートフォリオを構成してリバランスするものであることを特徴とする運用支援システム。
  9. 取引市場における有価証券の価格や出来高を含む相場情報データに基づいて相場の変動方向を判定し、その判定結果を示すタイミングシグナルを出力するタイミングモデルを記憶するタイミングモデル記憶手段と、有価証券の銘柄選定に用いる指標に対応した相場情報データおよびファクタデータを抽出してポートフォリオの銘柄選定を行うバリュエーションモデルを記憶するバリュエーションモデル記憶手段と、投資分析に用いるファクタデータを銘柄ごとに記憶する銘柄記憶手段とを備えたコンピュータシステムに、
    前記相場情報データを取得し、タイミングモデルに基づいて当該相場情報を分析して、今後強気相場であるか弱気相場であるかを判定した結果を示すタイミングシグナルを生成するタイミングシグナル生成ステップと、
    ロングポジション、ショートポジション、あるいはニュートラルのいずれか1つで運用ポジションを構成するポートフォリオの構成銘柄について、ロングポジションを構成するロング構成銘柄およびショートポジションを構成するショート構成銘柄を、前記バリュエーションモデルに基づいて前記銘柄記憶手段から選定する銘柄選定ステップと、
    前記タイミングシグナルを検出したことに基づいて、保有するポジションを構成する銘柄の反対売買指示と、タイミングシグナルが強気相場を示している場合はロング構成銘柄の買建注文を、弱気相場を示している場合にはショート構成銘柄の売建注文を夫々示す売買指示とを出力して、ポートフォリオをリバランスするリバランスステップと
    を備えた処理を実行させることを特徴とする運用支援プログラム。
  10. 請求項9に記載の運用支援プログラムにおいて、
    さらに、前記保有するポジションを構成する銘柄の中に、予め設定が記憶されたロスカット基準に達した銘柄が含まれていると判定した場合には、当該銘柄の反対売買指示を出力する個別銘柄ロスカットステップを備えることを特徴とする運用支援プログラム。
  11. 請求項9または10に記載の運用支援プログラムにおいて、
    さらに、予め設定が記憶された複数の運用モデルの中から、前記タイミングモデルあるいは前記バリュエーションモデルの組合せをユーザに選択させて、当該選択に基づいて構築した運用モデルを記憶する運用モデル構築ステップを備えた処理をコンピュータに実行させることを特徴とする運用支援プログラム。
  12. 請求項9ないし11のいずれかに記載の運用支援プログラムにおいて、
    前記リバランスステップは、選定した各銘柄が等金額となるように配分したポートフォリオを構成してリバランスすることを特徴とする運用支援プログラム。

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