JP2005215965A - 住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法ならびに商品提案システム。 - Google Patents

住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法ならびに商品提案システム。 Download PDF

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Abstract

【課題】意匠見本サンプルを選択すると表示画面上の意匠情報も選択された意匠情報に切り換えられることで、お客に商品をより実感させやすく、かつ簡便な商品提案システムを提供する。
【解決手段】 住宅設備商品の商品情報を情報処理装置の記憶手段から引き出し、商品情報を画面に表示し、識別情報を格納する記憶手段と、識別情報を伝達する情報伝達手段を備え、住宅設備の部材表面の質感を確認するための意匠見本サンプルを感知手段に近接または接触させて、意匠見本サンプル内に格納された識別情報を前記情報処理装置に伝達し、前記伝達された識別情報に基づいた商品の意匠情報を引き出し、画面に表示された意匠情報の表示を切り換える機能を有している。
【選択図】 図1


Description

本発明は、住宅設備の商品プランの提案に係り、特に商品部材の色決めなどの意匠決めに好適な住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法ならびに商品提案システムに関する発明である。
従来より、ショールーム等の施設において、商品をお客に提案するための方法については、お客の理解を助けるために、各種の方法がとられてきた。例えば、商品の実物やミニチュアを設置したり、カタログや色見本を準備しておくのも、その方法の一つである。
また、高画質なモニターや音響を利用した商品を紹介するためのシステムも、見受けられる。例えば、商品を紹介したビデオをショールームで放映するといった方法がある。さらに、偏光眼鏡や眼鏡型のモニター等とコンピュータ技術を利用して、仮想空間を擬似体験させることで、商品の理解を高めるようなした、より高度な方法もある(例えば特許文献1)。
さらに、近年のインターネットなどのIT技術の発達により、インターネットを経由して、3次元で対象商品をコンピュータの画面上に表示したり、シミュレーションできるようなシステムも、提案されている(例えば、特許文献2参照)
特開2001−283258号公報。 特開2001−195491号公報。
しかしながら、例えばショールームなどの展示において、従来より行われてきた商品の実物の展示の場合、大型の商品や、増えてくる商品の種類や色違いによっては、展示するためのスペースが有限であるため、対応ができなくなってしまうという問題があった。
また、展示スペースをとらないという意味では、ミニチュアやカタログは有効であるが、ミニチュアやカタログでは、商品のスケール感や現実感に乏しい、といった課題があった。これは、シミュレーションをコンピュータの画面上に表示する仕組みであっても、同様である。
また、商品のスケール感や現実感をより表現できるという意味では、偏光眼鏡等とコンピュータ技術を利用して仮想空間を擬似体験させる方法は非常で有効ではあるが、実際の商品の色映えなどは再現できず、購入後にイメージと違うという場合もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ショールームという限られた空間でお客様が商品の種々な意匠情報をかえながら、実物の有する質感と商品の全体イメージや空間イメージや部屋のイメージを同時にかつ簡便に色などの意匠情報を切り換えて確認できるような住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法ならびに商品提案システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明のよれば、住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法であって、
住宅設備商品の意匠情報を情報処理装置の記憶手段から引き出し、
意匠情報を画面に表示するステップと、
識別情報を格納する記憶手段と、識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェースを備え、
住宅設備の部材表面の質感を確認するための意匠見本サンプルを前記情報処理装置の感知手段を備えたインターフェースに近接または接触させて、
意匠見本サンプル内に格納された識別情報を前記情報処理装置に伝達するステップと、
前記伝達された識別情報に基づいた意匠情報を引き出し、
画面に表示された意匠情報の表示を切り換えるステップと、
を備えることを特徴とする住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法を提供する。
また、請求項2記載の発明のよれば、情報処理手段と、表示手段と、住宅設備の部材表面の質感を確認するための意匠見本サンプルと、
を備えた住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案システムであって、
前記情報処理手段は、
住宅設備商品の商品情報を格納する記憶手段および、
意匠見本サンプルの識別情報を認識するための感知手段を備えたインターフェースおよび、
前記識別情報に基づき意匠情報の表示を切り換えるための演算処理手段、
を備え、
前記意匠見本サンプルは、
識別情報を格納する記憶手段および、
前記感知手段を備えたインターフェースに情報伝達する情報伝達手段を具備したインターフェースと、
を備えていることを特徴とする住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案システムを提供する。
本発明によれば、ショールームという限られた空間でお客様が商品の種々な意匠情報をかえながら、実物の有する質感と商品の全体イメージや空間イメージや部屋のイメージを同時にかつ簡便に色などの意匠情報を切り換えて確認できるような住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法ならびに商品提案システムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案システムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、意匠見本サンプル12には、各意匠見本サンプルを識別するための識別情報があらかじめ付与され識別情報が記憶されている識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11が付設されている。情報処理手段4は、意匠見本サンプル12の識別情報に関連づけられた意匠情報などをあらかじめ記憶している記憶手段1と意匠見本サンプル12に付設された識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11と情報伝達13をすることによって意匠見本サンプル12の識別情報を認識する感知手段を備えたインターフェース2と、演算処理手段3が認識した識別情報に基づき識別情報と関連付けられた意匠情報を記憶手段1から引き出し、表示手段20が意匠情報を画面に表示することができる。また、画面に表示された意匠情報を印刷する出力手段21と操作手段22を備えている。
意匠見本サンプルを識別するための識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11としては、RFID(Radio Frequency Identification)やバーコードや2次元コードがある。
この意匠見本サンプル12に付設された識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11を感知手段を備えたインターフェース2に近接または接触させると、識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11を備えたRFIDの場合には、電磁誘導や電波などの無線信号の授受を識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11と感知手段を備えたインターフェース2で行い、意匠見本サンプルの識別情報を認識する。パッシブ型のRFIDの場合、意匠見本サンプルに付設された識別情報格納記憶手段10としては、ICチップが好適に利用され、その識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11としては、アンテナが好適に利用される。感知手段を備えたインターフェース2より電磁誘導や電波などの無線信号が常時または間欠的に送信され、意匠見本サンプルに付設されたRFIDが感知手段を備えたインターフェース2に近接されると、RFIDに電磁誘導や電波などの無線信号による電磁界エネルギーにより電力が蓄積され、識別情報格納記憶手段10に記憶された識別情報を情報伝達手段を具備したインターフェース11により感知手段を備えたインターフェース2に識別情報を発信する。アクティブ型RFIDの場合、RFIDに電池などの電力源を内蔵し、識別情報格納記憶手段10であるICチップの識別情報を、その識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11であるアンテナから常時または間欠的に発信し、感知手段を備えたインターフェース2により受信させてもよい。
バーコードや2次元コードでは、感知手段を備えたインターフェース2として光学式スキャナーなどにより、意匠見本サンプルが感知手段を備えたインターフェース2に近接または接触されると意匠見本サンプルに付設された識別情報格納記憶手段10であるバーコード表面を光学的にスキャンして、そのスキャンした光が、識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11であるバーコード表面から反射され、感知手段を備えたインターフェース2にて受光し、意匠見本サンプル12の識別情報を認識することができる。2次元コードにおいても同様に利用できる。
近接の場合の感知距離は、70cm未満、好ましくは30cm未満、さらに好ましくは約10cm程度が好適に利用でき、他の意匠見本サンプル12の誤感知によるシステムの誤動作を防ぐことができる。利用の仕方によっては、この限りではない。また、識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11の意匠見本サンプル12への付設方法は、裏面などへ貼り付けられてもよいし、意匠見本サンプルから少し離して吊り下げられてもよい。意匠見本サンプルが金属である場合には、RFIDを使用する時に誤動作防止に利用できる。
意匠見本サンプル12の識別情報と関連づけられ記憶手段1に記憶されている意匠情報としては、住宅設備部材の色、模様、形状や付帯情報として金額や納期などがある。
意匠見本サンプル12の識別情報としては、RFIDの製造時に割り振られている英数字のシリアル番号を使ってもよいし、意匠見本サンプル12のRFIDの識別情報格納記憶手段10を書き換え可能なRFIDを使えば、複数の商品提案システムを使う場合にシステムごとに同じ住宅設備部材に同じ特定の文字列を入力しておけば、RFIDを管理する場合にRFIDがどの部材に付設されていたものかが、たとえば、品番、部材名、色名、柄名、発売日などを文字情報として入力しておけば容易にわかり利用しやすい。
意匠見本サンプル12としては、少なくとも住宅設備部材の表面を有しており、住宅設備部材の色、柄、形状などの意匠情報だけでなく、色映え、質感などの実際の住宅設備の見映えのほか、肌触り、重厚感などの質感を、お客様が確認できるようにしている。
表示手段20としては、PDP(プラズマディスプレイパネル)や液晶ディスプレイなどCRT(カソードレイチューブ)にくらべて、大画面ながら奥行きが薄い表示装置が、ショールームという限られた空間に数多くの展示品を展示する場所においては、好適に使用できる。大画面とは、商品を実物大に表示できるものが好適であるが、予算や設置スペスの制約などから実物大よりも小さく表示するものでも好適に利用できる。
意匠見本サンプル12の識別情報を感知手段を備えたインターフェース2が認識すると、記憶手段1にあらかじめ記憶されている意匠情報を読み出し、表示手段20の画面に表示させる。
表示手段20の画面に表示させる画像は、意匠情報としてカラーテイストとして色、模様や3DCADデータとから生成される3次元CG(コンピュータグラフィック)に限らず、各種の色、柄、形状などの写真画像などでも簡便なシステムとして好適に利用できる。
操作手段22として、表示手段20の画面上にタッチパネルを設け、画面を見ながら特定の個所を触ることで、キーボードによる入力をせずとも、所望の画面を選択することができる。また、気に入った住宅設備部材の意匠情報を印刷できる。また、住宅設備部材の意匠情報の選択をAD(アドバイザー)が画面の操作をお客と一緒に簡便に行えるようにしてもよい。
図2は、クライアント-サーバシステムの(ホスト)サーバに構築することによって利用されるようになっている。なお、個々のクライアントが、Xプロトコル等を用いて(ホスト)サーバとの間で情報の授受を行うことにより、クライアント側で入力操作/表示動作を行うことで、あたかも、(ホスト)サーバを操作しているのと同じ状態で、上記提案システムを利用できる。なお、上記クライアント-サーバシステムには、webシステムも含まれる。
意匠見本サンプル12には、各意匠見本サンプルを識別するための識別情報があらかじめ付与され識別情報が記憶されている識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11が付設されている。情報処理手段4は、意匠見本サンプル12の識別情報に関連づけられた意匠情報などをあらかじめ記憶しているサーバー41のデーターベース36と意匠見本サンプル12に付設された識別情報格納記憶手段10とその識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェース11と情報伝達13をすることによって意匠見本サンプル12の識別情報を認識する感知手段を備えたインターフェース2と、情報処理端末40が認識した識別情報に基づき識別情報と関連付けられた意匠情報をサーバーのデーターベース36から引き出し、表示手段20が意匠情報を画面に表示することができる。また、画面に表示された意匠情報を印刷する出力手段21と操作手段22を備えている。
複数のお客様にそれぞれ商品提案を行う場合に、複数の商品提案システムの記憶手段に個別に意匠情報を入れるよりも、サーバー41のデーターベース36として、一元管理したほうが意匠情報などのデータの改編などの管理が容易にできる。また、どのアドバイザーがいつコンサルティングを行ったかなどを個人認識情報DB31に記憶できる。さらに、コンサルティング結果をコンサルティング結果保存DB35に記憶し、どのお客様にどのようなコンサルティングを実施したかを記憶できる。
図3は、本発明の一実施形態に係る住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法の流れをを示すフローチャートである。
デザインシミュレーション(S100)として、情報処理手段4を操作する人の操作により、情報処理手段4が、記憶手段1または意匠情報DB32から初期設定されている意匠情報を引き出し(S101)、表示手段20が、画面に商品の意匠情報を含む3次元全体像を表示する(S102)。人が意匠見本サンプルを感知手段を備えたインターフェース2に近接または接触させると、感知手段を備えたインターフェース2の感知手段が意匠見本サンプルの近接または接触を感知し(S103)、意匠見本サンプル12に付設された識別情報格納記憶手段10と情報伝達手段を具備したインターフェース11と、感知手段を備えたインターフェース2とが、意匠見本サンプルの識別情報を情報伝達し、感知手段を備えたインターフェース2が意匠見本サンプルの識別情報を認識する(S104)。情報処理手段4が、感知手段を備えたインターフェース2によって認識された意匠見本サンプルの識別情報に基づいて、記憶手段1または、意匠情報DBから意匠見本サンプルの識別情報に関連した意匠情報を引き出す(S105)。表示手段20が、引き出された意匠情報に画面の表示を切り換える(S106)。
以上の図3に示した流れは、一つの典型的な例であり、必ずしも上記の順序で上記の各プロセスが行われることに限定されない。
意匠情報としては、住宅設備部材の色、模様、形状などがあり、一つまたは複数を替えることができる。
図4は、お客様が、住宅設備の購入を検討し、ショールームなどで住宅設備の部材の意匠を決める際に、ショールームのアドバイザーと、デザインシミュレーションを行う前記システムの概略図を示している。
表示手段1として、大画面表示装置60が、例としてPDP(プラズマディスプレイパネル)50インチ型が縦長方向に設置されている。大画面表示装置60の下方にRFID付き意匠見本サンプル61の意匠情報を認識する感知手段を備えたインターフェース62が配設されている。感知手段を備えたインターフェース62の近傍に、RFID付き意匠見本サンプル61を近接または接触させると、感知手段を備えたインターフェース62が、RFID付き意匠見本サンプル61の意匠情報を認識し、表示手段1が大画面表示装置60に意匠見本サンプル61の意匠情報を表示する。他のRFID付き意匠見本サンプル61を人が選択し感知手段を備えたインターフェース62に近接または接触させると、感知手段を備えたインターフェース62が、RFID付き意匠見本サンプル61の意匠情報を認識し、表示手段1が大画面表示装置60に選択された意匠見本サンプル61の意匠情報に表示を切り替える。これにより、キーボードによる入力などを行わずとも、お客様64とアドバイザー63が、意匠見本サンプルの色映え、肌触り、重厚感などの質感など五感に関する認識を共有し、画面に商品の3次元全体像、さらには床や壁の意匠情報も選択することで空間イメージや部屋イメージを3次元CGや写真画像で確認できる。
RFID付き意匠見本サンプル61は、一つに限らず商品の部位ごとに同時に選択でき、選択された各商品の部位の意匠情報を画面に商品の3次元全体像や空間イメージや部屋イメージを表示しデザインシミュレーションによるコーディネートを確認できる。
大画面表示装置60の画面表面には、操作手段22として、画面上にタッチパネルを設け、画面を見ながら特定の個所を触ることで、キーボードによる入力をせずとも、所望の画面を選択することができる。また、気に入った住宅設備部材の意匠情報をカラープリンター66で印刷できる。また、住宅設備部材の意匠情報の選択をAD(アドバイザー)63が画面の操作をお客と一緒に簡便に行えるようにしてもよい。
AD(アドバイザー)63は、個人認証用RFID付きの名札65を付け、どのデザインシミュレーション商品提案システムで、誰が、いつ、コンサルティングを行ったかを記憶手段1または個人認識情報DB31に記憶することができる。また、コンサルティング結果を記憶手段1またはコンサルティング結果保存DB35に記憶することもできる。
個人認証用RFID付きの名札65による個人認証には、前記感知手段を備えたインターフェース62に名札をかざすことで、認証してもよいし、別途、個人認証用に感知手段を備えたインターフェースを設けても良い。
図5は、キッチンのデザインシミュレーションによる商品提案の画面表示の例を示した図である。
具体例として、キッチンのシステムキッチンをリビングからキッチンを向いたアングルでシステムキッチンだけでなくキッチン空間を表示した画面表示例80である。キッチン部材として、カウンター、扉の他に、床、壁も意匠見本サンプルでデザインシミュレーションができ、画面下方には、どの意匠の部材がそれぞれ選択されているかを示す表示部81が例示されている。また、表示部81は、タッチパネルの操作手段も兼ねており、それぞれの表示部をタッチすることでも意匠替えができるようになっている。
カウンターは、色だけでなく、たとえば、人工大理石(ポリエステル系)、エポキシ系など材質も選べるようにできる。エポキシ系では、単なる色違いだけでなく、透明感のある(クリスタル調)色映えを意匠見本サンプルで実物の見栄えを確認しながら、キッチン空間やリビングを含めた部屋全体のイメージを画面表示例80で確認できる。
扉は、色、柄の他、取っ手の形状により、横開き、前開きと選択できる。床、壁も同様に色、柄などの意匠のほか材質違いなど選択できるようにしてもよい。
また、画面下方には、印刷アイコン82があり、このアイコン82をタッチすることで、上記で選択した組み合わせをカラープリントすることができる。
また、画面下方には、関連するイメージ動画や図解を表示する表示部85があり、たとえば、画面表示例80より空間全体をバードビューしたイメージを表示してもよい。これにより、画面表示例80とは違ったアングルからのイメージを確認できる。
また、画面下方には、スクリーンセーバー起動アイコン84とメニューに戻るアイコン83がある。また、品番DB(図示せず)からの金額86も表示可能である。
また、画面下方には、選択されている部材の組み合わせ画像のコーディネートのおすすめ度を5段階表示88し、コーディネート時の参考とすることができる。
図6は、キッチンのデザインシミュレーションによる商品提案の画面表示のその他の例を示した図である。
キッチンからリビングを向いたアングルカット95やアップにしたアングルカット96など同じ部材の組み合わせで、前記画面表示例80とは違ったアングルからも確認できるようになっており、画面表示例80、95、96など違ったアングルからの画像が所定間隔で順次表示され、違ったアングルからも確認できる。
また、画面をタッチすると画面が一時停止し、じっくりと意匠見本サンプルの実際の質感や色映えなどの意匠性と画面に表示された商品全体や空間全体の画像の両方から希望するイメージをお客さまとAD(アドバイザー)でプラン化できる。
図7は、キッチンのデザインシミュレーションによる商品提案の画面表示を印刷した例を示した図である。
印刷アイコン82をタッチすることで、A4用紙100に、画面表示中の画像103と部材一覧102から、どの部材が選択されているかがわかる。A4用紙100の上方左に社名のロゴと、上方右にお客様がコンサルティングを受けたショールーム名と住所、電話番号104が記載されており、お客様がコンサルティング結果を持ち帰って検討時の連絡先を明示している。
また、A4用紙100の下方には、PRポイント101として、たとえば、カウンター、コンロ、レンジフード、シンクなどの他社品との差異化ポイントをPRしている。
図8は、キッチンのデザインシミュレーションによる商品提案の画面表示の例を示した図である。
表示手段20の画面上に設けられたタッチパネル式の操作手段22では、メニュー画面110のタッチ操作により、意匠見本によるデザインシミュレーション111やスクリーンセーバー起動113、商品紹介アイコン112としてユーザーベネフィットを訴求する映像や音声(音楽)を選択できる。
スクリーンセーバー起動113により、スクリーンセーバー画面が表示手段20に表示される。台所、浴室やトイレなどの住宅設備のPR映像や音声(音楽)が放映される。スクリーンセーバー画面は、所定の時間ごとに切り替わり、各種の商品のPRが行われる。表示手段20の画面上に設けられたタッチパネル式の操作手段22を触ることで、スクリーンセーバー画面からデザインシミュレーションを行うメニュー画面110に切り替わり、デザインシミュレーションアイコン111をタッチすることでもデザインシミュレーションが行える。あるいは、意匠見本サンプルの近接を感知手段を備えたインターフェースが感知すると、スクリーンセーバー画面からデザインシミュレーションを行うメニュー画面110に切り替わる。
その他の機能として、デザインシミュレーションによる商品提案システムを所定時間(たとえば5分ほど)未使用時にも、スクリーンセーバー画面が表示手段20に表示される。
図9は、図8のメニュー画面のスタッフアイコン(図示せず)をタッチするか、あるいは、図4でのAD(アドバイザー)63が個人認証用に付けたRFID付き名札65を、感知手段を備えたインターフェース62に近接させると表示される人物選択画面123である。RFID付き名札65を、感知手段を備えたインターフェース62に近接させ個人認証されると、人物アイコン124もRFIDに連動して選択表示が変更される。また、人物アイコン124をタッチすることでも変更できる。これにより、だれが操作しているかを特定でき、記憶手段1または個人認識情報DB31、コンサルティング結果保存DB35に、誰が、いつ、何を操作して、何を表示し、何を印刷したかなどコンサルティングの操作ログ(履歴)を記録できる。
スクリーンセーバー起動アイコン125をタッチすると、人物アイコン124の選択表示が解除されリセットされる。
図10は、商品紹介の表示画面の例である。
メニュー画面110の商品紹介アイコン112の選択により、宣伝情報画面130によりユーザーベネフィットを訴求できる。具体例として、システムキッチンのシンク133のひろびろシンクやコンロ134やカウンター、水栓について快適な使い心地やらくらくお掃除など訴求している。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これは本発明のための例示であり、この実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではない。従って、本発明は、その要旨を逸脱することなく、他の様々な形態で実施することが可能である。たとえば、キッチンを例として説明したが、これに限らず浴室やトイレや洗面などの商品提案においても本発明は適用できる。
本発明の活用例としては、住宅設備(台所、浴室、洗面やトイレなど)の意匠プランを、顧客(ユーザ)に提案する場合に有効である。
本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案方法の流れを示すフローチャートである 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案システムの概略を示す図である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案の表示画面の例である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案の表示画面の例である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案結果の印刷例である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案の表示画面の例である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案の表示画面の例である。 本発明の一実施形態に係る住宅設備の商品提案の商品紹介の表示画面の例である。
符号の説明
1…記憶手段
2…感知手段を備えたインターフェース
3…演算処理手段
4…情報処理手段
10…識別情報格納記憶手段
11…情報伝達手段を具備したインターフェース
12…意匠見本サンプル
13…情報伝達
20…表示手段
21…出力手段
22…操作手段
30…識別情報DB
31…個人認識DB
32…意匠情報DB
33…宣伝情報DB
34…おすすめ情報DB
35…コンサル結果保存DB
36…データーベース
40…情報処理端末
41…サーバー
42…接続回線
60…大画面表示装置
61…RFID付き意匠見本サンプル
62…感知手段を備えたインターフェース
63…アドバイザー
64…お客様
65…RFID付き名札
66…カラープリンター
S100…デザインシミュレーションのステップ

Claims (2)

  1. 住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法であって、
    住宅設備商品の意匠情報を情報処理装置の記憶手段から引き出し、
    意匠情報を画面に表示するステップと、
    識別情報を格納する記憶手段と、識別情報を伝達する情報伝達手段を具備したインターフェースを備え、
    住宅設備の部材表面の質感を確認するための意匠見本サンプルを前記情報処理装置の感知手段を備えたインターフェースに近接または接触させて、
    意匠見本サンプル内に格納された識別情報を前記情報処理装置に伝達するステップと、
    前記伝達された識別情報に基づいた意匠情報を引き出し、
    画面に表示された意匠情報の表示を切り換えるステップと、
    を備えることを特徴とする住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案方法。
  2. 情報処理手段と、表示手段と、住宅設備の部材表面の質感を確認するための意匠見本サンプルと、
    を備えた住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案システムであって、
    前記情報処理手段は、
    住宅設備商品の商品情報を格納する記憶手段および、
    意匠見本サンプルの識別情報を認識するための感知手段を備えたインターフェースおよび、
    前記識別情報に基づき意匠情報の表示を切り換えるための演算処理手段、
    を備え、
    前記意匠見本サンプルは、
    識別情報を格納する記憶手段および、
    前記感知手段を備えたインターフェースに情報伝達する情報伝達手段を具備したインターフェースと、
    を備えていることを特徴とする住宅設備のデザインシミュレーションによる商品提案システム。
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