JP2005211064A - 稚魚、幼虫保護及び水質浄化ネットを装着した人工浮島 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来提供されている人工浮島は合成樹脂で躯体を形成し、水面に浮遊させる方式のものであるため、強風や高波で転覆したり、折れ曲がったりする欠点があった。浮島の下に集まった稚魚を保護する遮蔽物が不十分で大型魚に稚魚が捕食される危険もあり、浮島を一定場所に固定する重りも不十分で浮島が浮遊することもあった。特別に水質浄化の対策は取られていないため植物や生物の育成に寄与することはできていない。
【解決手段】 本発明においては、合成樹脂発泡体を天然ヤシ繊維からなる不織布で巻着した大型桝形躯体の内側に設置した小型桝形躯体を伸縮性を有する材料で各コーナーを連結している。上部にネットを張り、更に大型桝形躯体の周囲より下端に重りを有するネットを水中に垂下する。ネットには遠赤外線を発生させる鉱物と光触媒作用を行う物質より選択される少なくとも一種を塗布し、水質浄化と稚魚や幼虫の育成環境を供給している。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明においては、合成樹脂発泡体を天然ヤシ繊維からなる不織布で巻着した大型桝形躯体の内側に設置した小型桝形躯体を伸縮性を有する材料で各コーナーを連結している。上部にネットを張り、更に大型桝形躯体の周囲より下端に重りを有するネットを水中に垂下する。ネットには遠赤外線を発生させる鉱物と光触媒作用を行う物質より選択される少なくとも一種を塗布し、水質浄化と稚魚や幼虫の育成環境を供給している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、池、湖沼、河川等における水質浄化、環境保全、稚魚や幼虫の育成を目的とした人工浮島に関している。
池、湖沼、河川等において汚泥の沈殿、富栄養化、汚染水の流入、光合成の不足、水の浄化作用の劣化等により水質汚染が問題になっている。また、環境保全のため水辺の緑化が重要で植生に関心が持たれている。外来魚の増加に伴い、体の小さい在来種の魚や稚魚幼虫が減少し、絶滅の危険に晒されているケースもある。そこで、池、湖沼、河川等における自然環境を豊かにするため浮島に関心がもたれている。浮島は水草などの塊が湖や沼の中に浮いて島のように見えるものであり、池底に堆積していた枯死した植物が浮上した上にミズゴケやスゲ類が生えたものもある。浮島の垂下根が浮島を一定場所に固定し、垂下根の下は魚やエビ類の生息場所となっている。また、ヨシ群落や湖岸の水面を覆う低木の薮も魚の産卵場所や隠れ場所を提供している。
これらの魚の隠れ場所の確保に加え、池、湖沼、河川等における水質浄化が問題になっている。ほとんどの場所ではフィルターや活性炭で水を濾過するような大掛かりな装置を使用するに至っていない。そこで、木炭を埋めて水の濾過を試みている。
水が濁ったり、水深がある場所では太陽光が水底まで達しないため、溶存酸素が乏しくなる。酸素の供給は植物と生物の育成に必要不可欠のものである。しかし、酸素の供給に関する技術は進んでいない。
これらの魚の隠れ場所の確保に加え、池、湖沼、河川等における水質浄化が問題になっている。ほとんどの場所ではフィルターや活性炭で水を濾過するような大掛かりな装置を使用するに至っていない。そこで、木炭を埋めて水の濾過を試みている。
水が濁ったり、水深がある場所では太陽光が水底まで達しないため、溶存酸素が乏しくなる。酸素の供給は植物と生物の育成に必要不可欠のものである。しかし、酸素の供給に関する技術は進んでいない。
このように池、湖沼、河川等において自然環境の維持と稚魚や幼虫の隠れ場所の提供の重要さが理解される。ニゴロブナが産卵、孵化し、稚魚が成長するヨシ群落も減少し、ソウギョが放流されている湖では浮島の垂下根が食われてしまう。
浮島の下に稚魚や幼虫が集まり、魚の育成に大切な役割を果たしていることが知られているので、人工浮島を設けて稚魚や幼虫に隠れ場所を提供する試みがなされている。従来提供されている人工浮島は合成樹脂で躯体を形成し、水面に浮遊させる方式のものであるため、強風や高波で転覆したり、折れ曲がったりする欠点があった。また、浮島の下に集まった稚魚を保護する遮蔽物が不十分なため、大型魚に稚魚が捕食される危険もあった。更に、浮島を一定場所に固定する重りも不十分なため、浮島が浮遊することもあった。水質浄化の対策は取られていないため、植物や生物の育成に寄与することはできていない。そこで、本発明においては、浮島の上部にアシ、ヨシ、その他の植物等を植生、繁茂させることができ、浮島の下に集まった稚魚や幼虫が大型魚に捕食されないような対策がしてあり、水質浄化と酸素供給に寄与し、一定場所に定置できて強風や高波に転覆したり折れ曲がったりしない人工浮島を提供しようとするものである。
浮島の下に稚魚や幼虫が集まり、魚の育成に大切な役割を果たしていることが知られているので、人工浮島を設けて稚魚や幼虫に隠れ場所を提供する試みがなされている。従来提供されている人工浮島は合成樹脂で躯体を形成し、水面に浮遊させる方式のものであるため、強風や高波で転覆したり、折れ曲がったりする欠点があった。また、浮島の下に集まった稚魚を保護する遮蔽物が不十分なため、大型魚に稚魚が捕食される危険もあった。更に、浮島を一定場所に固定する重りも不十分なため、浮島が浮遊することもあった。水質浄化の対策は取られていないため、植物や生物の育成に寄与することはできていない。そこで、本発明においては、浮島の上部にアシ、ヨシ、その他の植物等を植生、繁茂させることができ、浮島の下に集まった稚魚や幼虫が大型魚に捕食されないような対策がしてあり、水質浄化と酸素供給に寄与し、一定場所に定置できて強風や高波に転覆したり折れ曲がったりしない人工浮島を提供しようとするものである。
本発明では、合成樹脂発泡体を天然ヤシ繊維からなる不織布で巻着した大型桝形躯体と小型桝形躯体を作成し、大型桝形躯体の内側に小型桝形躯体を設置して各コーナーを伸縮性を有する材料で連結している。上部にはネットが張られ、大型桝形躯体の周囲より下端に重りを有するネットを水中に垂下している。
合成樹脂発泡体は軟質が適している。合成樹脂発泡体は独立気泡なので水中においても浸水することがなく、浮力を保つ。合成樹脂発泡体に天然ヤシ繊維の不織布を巻着または接着することで、アシ、ヨシ、その他の植物を植生することが可能になり、水上の自然環境を維持することができる。
小型桝形躯体と大型桝形躯体の形状は、四角形、長方形、円形、楕円形、亀甲形、あるいはその他の形状でもよい。大型桝形躯体の外周より水中に垂下しているネットの下端に重り、鎖、碇等を装着することにより浮島の位置を固定することができる。大型桝形躯体の内側にネットを張ることで浮島の下に集まった稚魚や幼虫を鳥や他の水上からの捕食生物から保護することができる。
人工浮島内の稚魚や幼虫に最適な育成環境を提供するために、通常の天然植物繊維や合成樹脂繊維品に遠赤外線を発生する鉱物及び光触媒反応を行う金属を接着することで、水質浄化作用及び活性酸素発生により水中、水底の植物、生物育成環境を改善することができる。アルカリカンラン石は多くの元素を含有し、遠赤外線の強力な電磁波を放射し続けている。この電磁波が水質浄化に作用し、弱アルカリ水を造りだし、水の腐敗を防ぐ性能を有している。酸化チタンは光触媒反応をする材料として代表的な素材であり、太陽の紫外線やブラックライトなどを酸化チタンが受光すると、活性酸素を出す。ネットにアルカリカンラン石粉末と酸化チタン粉末を接着することで、人工浮島の下を稚魚や幼虫に最適な育成環境とすることができる。人工浮島を設置する場所の環境に応じ、アルカリカンラン石のみ、酸化チタンのみ、アルカリカンラン石と酸化チタンの混合体から選定して使用することができる。ネットへの付着方法に関しては、接着剤に混合して塗布、接着剤を塗布した上に付着、織り込み、蒸着、その他各種の方法が考えられる。
合成樹脂発泡体は軟質が適している。合成樹脂発泡体は独立気泡なので水中においても浸水することがなく、浮力を保つ。合成樹脂発泡体に天然ヤシ繊維の不織布を巻着または接着することで、アシ、ヨシ、その他の植物を植生することが可能になり、水上の自然環境を維持することができる。
小型桝形躯体と大型桝形躯体の形状は、四角形、長方形、円形、楕円形、亀甲形、あるいはその他の形状でもよい。大型桝形躯体の外周より水中に垂下しているネットの下端に重り、鎖、碇等を装着することにより浮島の位置を固定することができる。大型桝形躯体の内側にネットを張ることで浮島の下に集まった稚魚や幼虫を鳥や他の水上からの捕食生物から保護することができる。
人工浮島内の稚魚や幼虫に最適な育成環境を提供するために、通常の天然植物繊維や合成樹脂繊維品に遠赤外線を発生する鉱物及び光触媒反応を行う金属を接着することで、水質浄化作用及び活性酸素発生により水中、水底の植物、生物育成環境を改善することができる。アルカリカンラン石は多くの元素を含有し、遠赤外線の強力な電磁波を放射し続けている。この電磁波が水質浄化に作用し、弱アルカリ水を造りだし、水の腐敗を防ぐ性能を有している。酸化チタンは光触媒反応をする材料として代表的な素材であり、太陽の紫外線やブラックライトなどを酸化チタンが受光すると、活性酸素を出す。ネットにアルカリカンラン石粉末と酸化チタン粉末を接着することで、人工浮島の下を稚魚や幼虫に最適な育成環境とすることができる。人工浮島を設置する場所の環境に応じ、アルカリカンラン石のみ、酸化チタンのみ、アルカリカンラン石と酸化チタンの混合体から選定して使用することができる。ネットへの付着方法に関しては、接着剤に混合して塗布、接着剤を塗布した上に付着、織り込み、蒸着、その他各種の方法が考えられる。
本発明の、その効果は下記の通りである。
(イ)稚魚や幼虫に最適の育成環境を提供する。
(ロ)水質を浄化し、活性酸素を提供する。
(ハ)強風や高波に転覆したり、折れ曲がったりしない人工浮島である。
(ニ)ネットで大型魚の侵入を防御し、稚魚や幼虫の隠れ場所となる。
(ホ)重りがあり草魚の被害を受けないため、人工浮島を固定位置に設置できる。
(ヘ)人工浮島の上部に植物を植生できる。
(イ)稚魚や幼虫に最適の育成環境を提供する。
(ロ)水質を浄化し、活性酸素を提供する。
(ハ)強風や高波に転覆したり、折れ曲がったりしない人工浮島である。
(ニ)ネットで大型魚の侵入を防御し、稚魚や幼虫の隠れ場所となる。
(ホ)重りがあり草魚の被害を受けないため、人工浮島を固定位置に設置できる。
(ヘ)人工浮島の上部に植物を植生できる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
大型桝形躯体(1)の内側に設置した小型桝形躯体(2)をスプリング(3)で各コーナーを連結し、上部にネット(4)を張っている。大型桝形躯体(1)の周囲よりネット(4)を水中に垂下し、下端に重り(5)が装着されている構成である。
大型桝形躯体(1)の内側に設置した小型桝形躯体(2)をスプリング(3)で各コーナーを連結し、上部にネット(4)を張っている。大型桝形躯体(1)の周囲よりネット(4)を水中に垂下し、下端に重り(5)が装着されている構成である。
図1は本発明になる人工浮島の構成を表す斜視図である。大型桝形躯体(1)及び小型桝形躯体(2)は芯材となる合成樹脂発泡体(11)を天然ヤシ繊維からなる不織布(12)で巻着している。合成樹脂発泡体(11)は独立気泡の軟質素材が適している。従来の人工浮島が強風や高波に転覆する問題点を合成樹脂発泡体(11)に軟質素材を使用することで避けることができる。合成樹脂発泡体(11)に巻着する不織布(12)は天然ヤシ繊維が自然環境に優しい天然植物繊維であるという意味で適しているが、他の素材を使用することもできる。天然ヤシ繊維には植物を植生することができ、自然環境保護に適している。
大型桝形躯体(1)の内側に設置した小型桝形躯体(2)をスプリング(3)で各コーナーを連結している。スプリング(3)はゴム等の伸縮性のある他の素材に代えることができる。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)のコーナーをスプリング(3)で連結する理由は、外側の大型桝形躯体(1)と内側の小型桝形躯体(2)が独立して動くようにすることで、強風や高波の影響を減少させることにある。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)の上部全面をネット(4)で覆い、大型桝形躯体(1)の周囲より下端に重り(5)を装着したネット(4)を水中に垂下している。図2は本発明になる人口浮島の平面図である。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)のコーナーをスプリング(3)で連結している状態を示している。連結部分はコーナーに限定されたものではなく、連結にスプリング(3)を使用するが、あるいは他の伸縮性素材を使用でき、材質、形状を限定していない。また、ネット(4)の材質も限定されず、網目の大きさは使用する環境により異なってもよい。図2のように、上部に張るネット(4)を小型桝形躯体(2)の中間や下部にする方法もある。
図3は図2に記載のA−A’線に沿った断面図である。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)を断面にした際、芯材となる合成樹脂発泡体(11)の外周に天然ヤシ繊維の不織布(12)を巻着している。接着部分は外周全体に限らず、部分的でもよい。合成樹脂発泡体(11)は独立気泡の軟質素材が適しているが、合成樹脂発泡体に限定されず、ゴ厶製袋に空気を注入した製品や他の適した素材でもよい。芯材となる合成樹脂発泡体(11)の断面形状は円筒形が適しているが、半円筒形や角材等他の形状でもよい。
図4は人口浮島のネット(4)に樹脂(21)を塗布し、アルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を樹脂(21)へ接着させた状態を示す説明図である。バインダー(21)にアルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を混合して塗布してもよく、樹脂(31)を塗布した上に、アルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を振りかけて接着させてもよく、蒸着接着させる方法もある。
大型桝形躯体(1)の内側に設置した小型桝形躯体(2)をスプリング(3)で各コーナーを連結している。スプリング(3)はゴム等の伸縮性のある他の素材に代えることができる。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)のコーナーをスプリング(3)で連結する理由は、外側の大型桝形躯体(1)と内側の小型桝形躯体(2)が独立して動くようにすることで、強風や高波の影響を減少させることにある。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)の上部全面をネット(4)で覆い、大型桝形躯体(1)の周囲より下端に重り(5)を装着したネット(4)を水中に垂下している。図2は本発明になる人口浮島の平面図である。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)のコーナーをスプリング(3)で連結している状態を示している。連結部分はコーナーに限定されたものではなく、連結にスプリング(3)を使用するが、あるいは他の伸縮性素材を使用でき、材質、形状を限定していない。また、ネット(4)の材質も限定されず、網目の大きさは使用する環境により異なってもよい。図2のように、上部に張るネット(4)を小型桝形躯体(2)の中間や下部にする方法もある。
図3は図2に記載のA−A’線に沿った断面図である。大型桝形躯体(1)と小型桝形躯体(2)を断面にした際、芯材となる合成樹脂発泡体(11)の外周に天然ヤシ繊維の不織布(12)を巻着している。接着部分は外周全体に限らず、部分的でもよい。合成樹脂発泡体(11)は独立気泡の軟質素材が適しているが、合成樹脂発泡体に限定されず、ゴ厶製袋に空気を注入した製品や他の適した素材でもよい。芯材となる合成樹脂発泡体(11)の断面形状は円筒形が適しているが、半円筒形や角材等他の形状でもよい。
図4は人口浮島のネット(4)に樹脂(21)を塗布し、アルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を樹脂(21)へ接着させた状態を示す説明図である。バインダー(21)にアルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を混合して塗布してもよく、樹脂(31)を塗布した上に、アルカリカンラン石粉末(22)と酸化チタン粉末(23)を振りかけて接着させてもよく、蒸着接着させる方法もある。
1 大型桝形躯体
2 小型桝形躯体
3 スプリング
4 ネット
5 重り
11 合成樹脂発泡体
12 不織布
21 樹脂
22 アルカリカンラン石粉末
23 酸化チタン粉末
2 小型桝形躯体
3 スプリング
4 ネット
5 重り
11 合成樹脂発泡体
12 不織布
21 樹脂
22 アルカリカンラン石粉末
23 酸化チタン粉末
Claims (2)
- 合成樹脂発泡体を天然ヤシ繊維からなる不織布で巻着して形成した大型桝形躯体と小型桝形躯体を伸縮性を有する材料で連結し、上部にネットを張り、大型桝形躯体の周囲より下端に重りを有するネットを水中に垂下していることを特徴とする稚魚、幼虫保護及び水質浄化ネットを装着した人工浮島。
- ネットに遠赤外線を発生させる鉱物と光触媒反応を行う金属より選択される少なくとも一種を接着したことを特徴とする請求項1に記載の稚魚、幼虫保護及び水質浄化ネットを装着した人工浮島。
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---|---|---|---|
JP2004056845A JP2005211064A (ja) | 2004-01-31 | 2004-01-31 | 稚魚、幼虫保護及び水質浄化ネットを装着した人工浮島 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2442826A (en) * | 2006-09-04 | 2008-04-16 | Michael Terance Bakey | Fish hides |
CN106006984A (zh) * | 2016-07-11 | 2016-10-12 | 安徽锋亚环境技术有限公司 | 基于光电和生物协同效应的智能生态浮岛*** |
CN106472383A (zh) * | 2016-11-24 | 2017-03-08 | 周天赐 | 一种青鱼、草鱼亲鱼催产暂养装置 |
CN110915745A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-27 | 赵为娜 | 一种可循环利用的水产饲养装置 |
CN111188374A (zh) * | 2020-02-17 | 2020-05-22 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种适用于珊瑚礁底质修复的环保型复合玄武岩纤维礁基格栅和修复方法 |
CN114931123A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-08-23 | 常州华溪渔业有限公司 | 一种浮水植物打捞设备 |
-
2004
- 2004-01-31 JP JP2004056845A patent/JP2005211064A/ja not_active Withdrawn
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GB2442826A (en) * | 2006-09-04 | 2008-04-16 | Michael Terance Bakey | Fish hides |
GB2442826B (en) * | 2006-09-04 | 2011-09-14 | Michael Terence Bakey | Fish hides |
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