JP2005210636A - デジタルデータ再生方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特殊再生から通常再生への切り替え時に連続した映像再生を可能にするとともに、特殊再生中はオーディオバッファを他の用途に使用可能にする。
【解決手段】HDD1より読み出したビデオ及びオーディオの複合デジタルデータ2をTS Demux3でビデオデータとオーディオデータに分離し、読み出したデジタルデータ2の媒体上の位置を示すリードポインタ値14をReadポインタ(RP)保存エリア15に保存する。特殊再生終了時、時間情報/HDDリードポインタ制御回路13により、ビデオバッファ6より現在停止中の時間情報(T0)を取得し、HDD1をT0に相当する付近までシークし、その位置からデジタルデータ2の取り出しを開始し、TS Demux3内で分離したオーディオデータ5aをオーディオバッファ7に貯めていく動作を、HDD1のRPがRP保存エリア15より取得したRP14と同一ポインタになるまで繰り返し、RP14に達した時点から通常再生を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】HDD1より読み出したビデオ及びオーディオの複合デジタルデータ2をTS Demux3でビデオデータとオーディオデータに分離し、読み出したデジタルデータ2の媒体上の位置を示すリードポインタ値14をReadポインタ(RP)保存エリア15に保存する。特殊再生終了時、時間情報/HDDリードポインタ制御回路13により、ビデオバッファ6より現在停止中の時間情報(T0)を取得し、HDD1をT0に相当する付近までシークし、その位置からデジタルデータ2の取り出しを開始し、TS Demux3内で分離したオーディオデータ5aをオーディオバッファ7に貯めていく動作を、HDD1のRPがRP保存エリア15より取得したRP14と同一ポインタになるまで繰り返し、RP14に達した時点から通常再生を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタル映像コンテンツを再生する機器に関し、特に、早送りや巻き戻しなどの特殊再生機能を有するデジタルデータ再生機器に関する。
近年、HDDレコーダやDVDプレーヤーなどのデジタル方式の動画と音声の複合データを再生するシステムにおいて、早送り、一時停止、逆再生などの特殊再生が望まれている。例えば特許文献1には、デジタルデータが格納された媒体と、該媒体からデジタルデータを取り込み、ビデオデータとオーディオデータに分離する分離回路と、該分離回路からのそれぞれのデータを蓄積するビデオバッファ及びオーディオバッファと、前記各バッファのデータをデコードするビデオデコーダ及びオーディオデコーダと、前記各デコーダが前記各バッファからデータを取り込むタイミング及び前記媒体がデータを伝送するタイミングを制御するSTC(System Time Clock)カウンタを備えた動画像再生処理装置における特殊再生技術について記載されている。
MPEGなどのデジタル方式では、動画と音声のデータは独立してデジタル化し、複合化されているため、特に、特殊再生から通常再生に戻る際に、互いの再生タイミングを合わせるためのAV同期処理に時間がかかり、アナログVTRのようなスムースな再生の実現が困難であるという問題がある。特許文献1では、この問題を解消するために、上記STCカウンタを可変カウンタによって構成し、この可変カウンタにより、動作タイミングの基準となるクロック自体を変更し、ビデオデコーダ及びオーディオデコーダを通常再生時と同様に動作させながら特殊再生を行っている。
しかし、AVデータを早送りまたは巻き戻し制御する場合、通常はビデオ画像を見ながら早送りまたは巻き戻し操作を行うのが一般的であり、オーディオデータも同時に早送りまたは巻き戻し再生する必要性はそれほどない。従って、特許文献1のように、互いの再生タイミングを合わせるためのAV同期処理手段を設けることは、実用的ではなく、またその分余計なコストがかかる。
そのため、特殊再生時にはビデオデータのみを再生し、オーディオデータは再生しない方法も従来から提案されている。図5は、このような従来技術のHDD再生処理を示したブロック図である。この従来技術では、特殊再生時にはオーディオバッファに対してデータ転送は行わず、特殊再生から通常再生に戻る際に、ビデオバッファとオーディオバッファを、一旦、空にしてから貯め直すことで、AV同期処理に時間がかからないようにしている。
図5において、HDD1は、デジタル方式の動画と音声の複合データが蓄積された磁気ディスク、DVD等のハードディスク(デジタルデータが格納された媒体)を備えたレコーダであり、HDD1より読み出されたビデオおよびオーディオの複合化されたデジタルデータ2は、TS(Transport Stream) Demux(Demultiplexer)3に入力され、TS Demux3内で、ビデオデータとオーディオデータに分離される。
通常再生中には、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10は、TS Demux3により分離したビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aを、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送制御する。ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出してデコードし、オーディオ再生装置へ出力する。
一方、特殊再生中は、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10からの制御信号により、TS Demux3より出力されるビデオデータ4aはビデオバッファ6へ転送され、ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力するが、TS Demux3より出力されるオーディオデータ5aはオーディオバッファ7へは転送されず、オーディオデコーダ9は動作停止状態となる。従って、オーディオバッファ7には、特殊再生開始直前にTS Demux3より転送されたオーディオデータ5aがそのまま蓄えられた状態となっている。
そして、特殊再生が終了して通常再生に切り替えられた時点で、ビデオ/オーディオバッファクリア制御回路11により、ビデオバッファ6とオーディオバッファ7を、一旦、空にしてから、TS Demux3より送られたビデオデータ4aをビデオバッファ6へ、TS Demux3より送られたオーディオデータ5aをオーディオバッファ7へ貯め直すように制御され、ビデオデコーダ8、オーディオデコーダ9は、ビデオバッファ6、オーディオバッファ7に貯められたビデオデータ4b、オーディオデータ5bを必要に応じて各バッファより取り出してデコードすることにより通常再生が開始される。
図6は、上記従来技術のHDD再生処理のフローチャートであり、ステップS1でHDD1から1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2でTS Demux3内でビデオデータとオーディオデータに分離する。ステップS3で再生状態の判定を行い、通常再生または特殊再生の場合は、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファへ6データ転送を行う。
さらに、ステップS6で通常再生かどうかの判定を行い、通常再生の場合、ステップS7でオーディオバッファに空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS7を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS8でオーディオバッファへデータ転送を行い、ステップS1へ戻る。
一方、ステップS6の判定で、特殊再生の場合は、オーディオバッファ7へのデータ転送は行わずにステップS1へ戻る。即ちこの場合、オーディオデータについては、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、オーディオバッファ7へは転送しないように制御される。また、ステップS3の判定で、特殊再生終了の場合は、ビデオ/オーディオバッファクリア制御回路11により、ステップS9でビデオバッファ6、オーディオバッファ7を、一旦、空にして、ステップS1へ戻る。
この図5〜図6に示す従来技術では、特殊再生終了時にバッファに貯まっていたビデオデータを全て削除(クリア)してしまうため、早送り再生から通常再生を開始する場合には、特殊再生終了時点でビデオバッファ7に貯まっていたデータ分だけ映像が前方に飛んでしまい、また、早戻し再生から通常再生を開始する場合には、特殊再生終了時点でビデオバッファ7に貯まっていたデータ分だけ映像が後方に戻るという問題点がある。
このような問題を解決するために、特殊再生中もビデオデータと同期したオーディオデータを、オーディオバッファに貯めて置き、通常再生に戻ったときに、ビデオバッファとオーディオバッファに貯められているビデオデータとオーディオデータを、それぞれのデコーダに転送することで映像が飛ぶという問題を解決する方法も従来から考えられている。
図7は、このような例を示す他の従来技術のHDD再生処理ブロック図である。図7において、HDD1より取り出されたビデオおよびオーディオの複合化されたデータ2は、TS Demux3内でビデオデータとオーディオデータに分離される。
通常再生中には、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10は、TS Demux3により分離したビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aを、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送制御する。ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出し、オーディオ再生装置へ出力する。
特殊再生中は、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10からの制御信号により、TS Demux3より送られたビデオデータ4aはビデオバッファ6へ転送され、ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。しかし、TS Demux3より送られたオーディオデータ5aはオーディオバッファ7へ転送されて蓄えられるが、オーディオバッファ7に貯められたオーディオデータはオーディオデコーダ9には転送されない。そして、特殊再生中は、オーディオバッファクリア制御回路12により、オーディオバッファ7に空きがなくなったとき、貯められたオーディオデータをオーディオバッファ7より削除(クリア)する。
図8は、上記他の従来技術のHDD再生処理を示すフローチャートであり、ステップS1でHDD1から1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2でTS Demux3内で取得したデータをビデオデータとオーディオデータに分離する。ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、ビデオバッファ6に空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。ビデオバッファ6に空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファへ6データ転送を行う。
また、ステップS7でオーディオバッファ7に空きがあるかどうかの判定をし、オーディオバッファ7に空きがない場合は、ステップS10で特殊再生かどうかの判定をし、特殊再生でなければ、オーディオバッファ7に空きができるまで、ステップS7を繰り返す。オーディオバッファ7に空きがある場合は、ステップS8でオーディオバッファ7へデータ転送を行い、ステップS1へ戻る。ステップS10の判定で特殊再生の場合は、オーディオバッファデータクリア制御回路12により、ステップS11でオーディオバッファ7に貯められたデータを削除し、ステップS7を繰り返す。
以上のように、上記従来技術では、特殊再生終了時に、ビデオバッファ、オーディオバッファを一旦、空にしてから新たにビデオデータ、オーディオデータを貯め直すため、特殊再生から通常再生に切り替えられたとき、特殊再生が停止した位置からの通常再生とはならず、特殊再生から通常再生に移行するときに映像が飛ぶという問題がある。デジタル放送等において、再生速度変化等で画面が連続しないというインパクトは大きく、視聴者にとってはストレスになる要因である。
また、上記他の従来技術の場合、特殊再生終了時に、ビデオバッファ、オーディオバッファのデータをクリアしないので、特殊再生から通常再生に戻ったときの映像は連続した状態で再生可能となるが、特殊再生中もオーディオデータをオーディオバッファに貯め続けるために、特殊再生中には不要となるオーディオバッファがオーディオデータにより常時占有されてしまう。そのため、特殊再生中にオーディオバッファを他の用途に使用してリソースを有効利用することができないという問題がある。
例えば、TV映像とHDDからの再生映像を同時に表示しているようなシステムにおいて、HDDが通常再生中は、HDDの音声を流し、HDDを特殊再生した場合にはTVの音声を流したい場合、TV用のオーディオバッファを余計に用意しなければならなくなるので、システム全体のコストに影響を与える要因になる。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、特殊再生から通常再生への切り替え時に連続した映像再生を可能にするとともに、オーディオデータを貯めるオーディオバッファを、特殊再生中は他の用途に使用可能にしてリソースの有効利用を図ることにある。
本発明のデジタルデータ再生方法は、デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込み、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離し、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積し、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行う方法であって、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、特殊再生終了時点における前記ビデオバッファに残されたビデオデータの停止中の時間情報位置から、あるいは特殊再生終了時に前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置から前記ビデオバッファに貯まっているデータ量分だけ、前記媒体をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時点における前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置までのオーディオデータを前記オーディオバッファに貯め込んだ後に通常再生を開始することにより、通常再生開始時点での映像と音声の同期を取ることを特徴とする。
本発明のデジタルデータ再生装置は、デジタルデータが格納された媒体と、該媒体から前記デジタルデータを取り込み、ビデオデータとオーディオデータに分離する分離手段と、該分離手段により分離されたそれぞれのデータを蓄積するビデオバッファ及びオーディオバッファと、前記各バッファのデータを取り込んでデコードするビデオデコーダ及びオーディオデコーダとを有し、通常再生機能及び特殊再生機能を備えるものであって、前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置を検出して保存する手段と、特殊再生終了時点における前記ビデオバッファに残されたビデオデータの停止中の時間情報を取得する手段と、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記媒体における前記取得した時間情報に対応する位置をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時点において保存されている前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込む手段と、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始する手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明のデジタルデータ再生装置の異なる態様は、デジタルデータが格納された媒体と、該媒体から前記デジタルデータを取り込み、ビデオデータとオーディオデータに分離する分離手段と、該分離手段により分離されたそれぞれのデータを蓄積するビデオバッファ及びオーディオバッファと、前記各バッファのデータを取り込んでデコードするビデオデコーダ及びオーディオデコーダとを有し、通常再生機能及び特殊再生機能を備えるものであって、前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置を検出して保存する手段と、特殊再生終了時に前記ビデオバッファに貯まっているデータ量を算出する手段と、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記特殊再生終了時に保存された前記ポインタ位置から前記算出されたデータ量に対応する位置まで前記媒体をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時に保存された前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込む手段と、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始する手段と、を備えていることを特徴とする。
また本発明は、デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込むステップと、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離するステップと、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積するステップと、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして、装置内のメモリ等に実装し、内蔵コンピュータ(CPU)により再生制御を実行させる構成とすることができる。
本発明は、特殊再生から通常再生に切り替え時に、ビデオバッファはクリアせずに、オーディオバッファに対して、特殊再生終了時にビデオバッファに残されているビデオデータに対応するオーディオデータを媒体から読み出して貯め込み、その後通常再生を開始するので、特殊再生から通常再生に切り替え時に映像が不連続となることはなく連続した状態で再生が可能であり、また、特殊再生中にはオーディオバッファを使用する必要がないので、特殊再生中はオーディオバッファを他のバッファの用途として有効活用することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すHDD再生処理装置のブロック図である。
HDD1は、デジタル方式の動画と音声の複合データが蓄積された磁気ディスク、DVD等のハードディスク(デジタルデータが格納された媒体)を備えたレコーダであり、HDD1より読み出されたビデオおよびオーディオの複合化されたデジタルデータ2は、TS(Transport Stream) Demux(Demultiplexer)3に入力され、TS Demux3内で、ビデオデータとオーディオデータに分離される。また、HDD1から読み出されたデジタルデータ2の媒体上の位置を示すリードポインタ値14をReadポインタ(以降RPと呼ぶ)保存エリア15に保存する。
通常再生中は、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、TS Demux3で分離されたビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aを、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送する。ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出してデコードし、オーディオ再生装置へ出力する。
特殊再生中は、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、TS Demux3より送られたビデオデータ4aをビデオバッファ6へ転送し、ビデオデコーダ8は、必要に応じてビデオバッファに貯められたビデオデータ4bをビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。一方、オーディオデータについては、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、TS Demux3より送られたオーディオデータ5aをオーディオバッファ7へは転送しないように制御される。
特殊再生終了の場合は、時間情報/HDDリードポインタ制御回路13により、ビデオバッファ6より現在停止中の時間情報(以下T0という)を取得し、HDD1をT0に相当する付近までシークする。HDD1はシークされた位置からビデオおよびオーディオの複合化されたデータ2の取り出しを開始し、取り出した複合データ2をTS Demux3内でビデオデータとオーディオデータに分離する。
時間情報/HDDリードポインタ制御回路13は、TS Demux3により分離され、TS Demux3より送られたオーディオデータ5aをオーディオバッファ7に貯めていく動作を、HDD1のRPがRP保存エリア15より取得したRP14と同一ポインタになるまで繰り返す制御を行う。このときTS Demux3より送られたビデオデータ4aは破棄され、ビデオバッファ6には貯めない。
HDD1のRP14が、時間情報/HDDリードポインタ制御回路13により取得したRP14に達した時点から通常再生状態となり、それ以降は、TS Demux3により分離されたビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aは、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送される。そして、ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出し、オーディオ再生装置へ出力する。
図2は、第1の実施形態におけるHDD再生処理の動作を示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートに沿って、通常再生→特殊再生→通常再生という処理を行った場合の処理を説明する。
通常再生の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したRP位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、読み出したデータをビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6へデータ転送を行う。
そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合通常再生なので、ステップS7でオーディオバッファ7に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS7を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS8でオーディオバッファ7へデータ転送を行い、ステップS6で通常再生かどうかの判定を行い、この場合通常再生なのでステップS12へ戻る。通常再生中は上記処理手順を繰り返し行う。
特殊再生の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したRP位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、読み出したデータをビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6にデータ転送を行う。そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合特殊再生なので、オーディオデータについては、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、オーディオバッファ7へは転送せずにステップS12へ戻る。
特殊再生終了の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したPR位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、TS Demux3でビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6へデータ転送を行う。
そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合特殊再生終了なので、ステップS13で、ビデオバッファからT0を取得し、ステップS14でHDD1をT0付近までシークし、ステップS15でオーディオバッファ7をクリアし、ステップS16で、ステップS12で保存してあるRPを取得し、ステップS8で、オーディオバッファ7へオーディオデータを転送する。
そして、ステップS6で通常再生かどうかの判定を行い、この場合特殊再生終了なので、ステップS17で、ステップS16で取得したRP位置までオーディオデータを転送したかどうかの判定を行い、RP位置まで達していなければ、ステップS19でHDD1から1クラスタ分のオーディオデータ取得をしてステップS8に戻る。保存したRP位置に達するまでこのループを繰り返す。ステップS17でRP位置までオーディオデータを転送したことが判定された場合、ステップS18で再生状態を通常再生にして、ステップS12に戻る。その後は、上記通常再生の処理になる。
本実施形態によれば、特殊再生終了時にビデオバッファをクリアしないで残しておき、ビデオバッファに残されたビデオデータの現在停止中の時間情報(T0)位置付近までHDD1をシークし、シークした位置から特殊再生終了直前に読み出されたビデオデータ位置(PR位置)までのオーディオ情報を取り出してオーディオバッファへ転送した後に通常再生を開始するので、映像が連続した状態で再生が可能となり、また特殊再生中にはオーディオバッファは使用されないのでリソースが有効活用できる。
第1の実施形態では、特殊再生終了時に、ビデオバッファに残されたビデオデータの現在停止中の時間情報(T0)位置付近までHDD1をシークして、HDD1からのデータ取り出しを開始したが、ビデオバッファ6に貯まっているデータ量分だけHDD1をシークすることによりデータ取り出しを開始しても同等な効果が得られる。
図3は、本発明の第2の実施形態を示すHDD再生処理装置のブロック図である。
HDD1より読み出されたビデオおよびオーディオの複合化されたデジタルデータ2は、TS Demux3に入力され、TS Demux3内で、ビデオデータとオーディオデータに分離される。また、HDD1から読み出されたデジタルデータ2の媒体上の位置を示すリードポインタ値14をReadポインタ(以降RPと呼ぶ)保存エリア15に保存する。
通常再生中は、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、TS Demux3で分離されたビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aを、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送する。ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出してデコードし、オーディオ再生装置へ出力する。
特殊再生中は、TS Demux3より送られたビデオデータ4aをビデオバッファ6へ転送する。ビデオデコーダ8は、必要に応じてビデオバッファに貯められたビデオデータ4bをビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。TS Demux3により分離されたオーディオデータ5aは、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、オーディオバッファ7へ転送しないように制御される。
特殊再生終了の場合は、ビデオバッファ量/HDDリードポインタ制御回路16により、ビデオバッファ6に現在貯まっているデータ量を算出し、HDD1をビデオバッファに貯まっているデータ量分までシークする。そしてHDD1は、シークした位置からビデオおよびオーディオの複合化されたデータ2の取り出しを開始し、取り出した複合データ2をTS Demux3内でビデオデータとオーディオデータに分離する。
ビデオバッファ量/HDDリードポインタ制御回路16は、TS Demux3により分離され、TS Demux3より送られたオーディオデータ5aをオーディオバッファ7に貯めていく動作を、HDD1のRPがRP保存エリア15より取得したRP14と同一ポインタになるまで繰り返す制御を行う。このときTS Demux3より送られたビデオデータ4aは破棄され、ビデオバッファ6には貯めない。
HDD1のRP14が、ビデオバッファ量/HDDリードポインタ制御回路16により取得したRP14に達した時点から通常再生状態となり、それ以降は、TS Demux3により分離されたビデオデータ4aおよびオーディオデータ5aは、ビデオバッファ6およびオーディオバッファ7へそれぞれ転送される。そして、ビデオデコーダ8は、ビデオバッファに貯められたビデオデータ4bを必要に応じてビデオバッファ6より取り出してデコードし、ビデオ再生装置へ出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオバッファに貯められたオーディオデータ5bを必要に応じてオーディオバッファ7より取り出し、オーディオ再生装置へ出力する。
図4は、第2の実施形態におけるHDD再生処理の動作を示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートに沿って、通常再生→特殊再生→通常再生という処理を行った場合の処理を説明する。
通常再生の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したPR位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、読み出したデータをビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファに空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6へデータ転送を行う。
そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合通常再生なので、ステップS7でオーディオバッファ7に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS7を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS8でオーディオバッファ7へデータ転送を行い、ステップS6で通常再生かどうかの判定を行い、通常再生なのでステップS12へ戻る。通常再生中はこの処理手順を繰り返し行う。
特殊再生の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したPR位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、読み出したデータをビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6にデータ転送を行う。そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合特殊再生なので、オーディオデータについては、ビデオ/オーディオバッファ制御回路10により、オーディオバッファ7へは転送せずにステップS12へ戻る。特殊再生中はこの処理手順を繰り返し行う。
特殊再生終了の場合は、ステップS12で、HDD1からのRPを保存し、ステップS1で、HDD1から保存したPR位置の1クラスタ分のデータを取得し、ステップS2で、TS Demux3でビデオデータとオーディオデータに分離する。次に、ステップS4でビデオバッファ6に空きがあるかどうかの判定をし、バッファに空きがない場合はバッファに空きができるまで、ステップS4を繰り返す。バッファに空きがある場合は、ステップS5でビデオバッファ6へデータ転送を行う。
そして、ステップS3で再生状態の判定を行い、この場合特殊再生終了なので、ステップS20で、現在のビデオバッファ量を取得し、ステップS21でHDD1をビデオバッファ量分までシークし、ステップS15でオーディオバッファをクリアし、ステップS16で、ステップS12で保存してあるRPを取得し、ステップS8で、オーディオバッファ7へオーディオデータを転送する。
そして、ステップS6で通常再生かどうかの判定を行い、この場合特殊再生終了なので、ステップS17で、ステップS16で取得したRP位置までオーディオデータを転送したかどうかの判定を行い、RP位置まで達していなければ、ステップS19でHDD1から次の1クラスタ分のオーディオデータ取得をしてステップS8に戻る。保存したRP位置に達するまでこのループを繰り返す。ステップS17でRP位置までオーディオデータを転送したことが判定されると、ステップS18で再生状態を通常再生にして、ステップS12に戻る。その後は、上記通常再生の処理になる。
本実施形態では、現在、ビデオバッファ内に貯まっているデータ量とほぼ等しいオーディオデータ量を貯めることで、停止中のT0位置にほぼ等しい時間情報を得ることができ、実施形態1と同様に連続したデータが貯まるため、上記従来技術の問題点が解決される。また、特殊再生から通常再生に移行する際に、時間情報を記憶しておく必要がないためHDDシーク処理が簡素化する。
1 HDD
2 ビデオおよびオーディオの複合化されたデータ
3 TS Demux(Transport Stream Demultiplexer)
4a TS Demuxより送られたビデオデータ
4b ビデオバッファに貯められたビデオデータ
5a TS Demuxより送られたオーディオデータ
5b オーディオバッファに貯められたオーディオデータ
6 ビデオバッファ
7 オーディオバッファ
8 ビデオデコーダ
9 オーディオデコーダ
10 ビデオ/オーディオバッファ制御回路
11 ビデオ/オーディオバッファクリア制御回路
12 オーディオバッファデータクリア制御回路
13 時間制御/HDDリードポインタ制御回路
14 Readポインタ
15 Readポインタ保存エリア
16 最新のReadポインタ
17 ビデオバッファ量/HDDリードポインタ制御回路
2 ビデオおよびオーディオの複合化されたデータ
3 TS Demux(Transport Stream Demultiplexer)
4a TS Demuxより送られたビデオデータ
4b ビデオバッファに貯められたビデオデータ
5a TS Demuxより送られたオーディオデータ
5b オーディオバッファに貯められたオーディオデータ
6 ビデオバッファ
7 オーディオバッファ
8 ビデオデコーダ
9 オーディオデコーダ
10 ビデオ/オーディオバッファ制御回路
11 ビデオ/オーディオバッファクリア制御回路
12 オーディオバッファデータクリア制御回路
13 時間制御/HDDリードポインタ制御回路
14 Readポインタ
15 Readポインタ保存エリア
16 最新のReadポインタ
17 ビデオバッファ量/HDDリードポインタ制御回路
Claims (6)
- デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込み、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離し、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積し、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行うデジタルデータ再生方法において、
特殊再生から通常再生に切り替わる際に、特殊再生終了時点における前記ビデオバッファに残されたビデオデータの停止中の時間情報から前記媒体をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時点における前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置までのオーディオデータを前記オーディオバッファに貯め込んだ後に通常再生を開始することによって、通常再生開始時点での映像と音声の同期を取ることを特徴とするデジタルデータ再生方法。 - デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込み、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離し、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積し、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行うデジタルデータ再生方法において、
特殊再生から通常再生に切り替わる際に、特殊再生終了時に、前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置から前記ビデオバッファに貯まっているデータ量分だけ前記媒体をシークし、該シーク位置から前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置までのオーディオデータを前記オーディオバッファに貯め込んだ後に通常再生を開始することによって、通常再生開始時点での映像と音声の同期を取ることを特徴とするデジタルデータ再生方法。 - デジタルデータが格納された媒体と、該媒体から前記デジタルデータを取り込み、ビデオデータとオーディオデータに分離する分離手段と、該分離手段により分離されたそれぞれのデータを蓄積するビデオバッファ及びオーディオバッファと、前記各バッファのデータを再生状態に応じて取り込んでデコードするビデオデコーダ及びオーディオデコーダとを備え、通常再生機能及び特殊再生機能を有するデジタルデータ再生装置において、
前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置を検出して保存する手段と、特殊再生終了時点における前記ビデオバッファに残されたビデオデータの停止中の時間情報を取得する手段と、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記媒体における前記取得した時間情報に対応する位置をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時点において保存されている前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込む手段と、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始する手段と、を備えていることを特徴とするデジタルデータ再生装置。 - デジタルデータが格納された媒体と、該媒体から前記デジタルデータを取り込み、ビデオデータとオーディオデータに分離する分離手段と、該分離手段により分離されたそれぞれのデータを蓄積するビデオバッファ及びオーディオバッファと、前記各バッファのデータを再生状態に応じて取り込んでデコードするビデオデコーダ及びオーディオデコーダとを備え、通常再生機能及び特殊再生機能を有するデジタルデータ再生装置において、
前記媒体のビデオデータの読み出しポインタ位置を検出して保存する手段と、特殊再生終了時に前記ビデオバッファに貯まっているデータ量を算出する手段と、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記特殊再生終了時に保存された前記ポインタ位置から前記算出されたデータ量に対応する位置まで前記媒体をシークし、該シーク位置から前記特殊再生終了時に保存された前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込む手段と、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始する手段と、を備えていることを特徴とするデジタルデータ再生装置。 - デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込むステップと、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離するステップと、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積するステップと、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記媒体から1クラスタ分データを取得する毎にビデオデータの読み出しポインタ位置を更新保存するステップと、特殊再生終了時に前記ビデオバッファに残されたビデオデータの停止中の時間情報を取得するステップと、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記媒体における前記取得した時間情報に対応する位置をシークするステップと、該シーク位置から前記特殊再生終了時点に保存された前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込むステップと、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始するステップと、を有することを特徴とするプログラム。 - デジタルデータが格納された媒体から前記デジタルデータを取り込むステップと、該取り込んだデジタルデータをビデオデータとオーディオデータに分離するステップと、該分離したビデオデータとオーディオデータをそれぞれビデオバッファとオーディオバッファに蓄積するステップと、該蓄積したデータを再生状態に応じてビデオデコーダとオーディオデコーダに取り込んでデコードすることにより通常再生または特殊再生を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記媒体から1クラスタ分データを取得する毎にビデオデータの読み出しポインタ位置を更新保存するステップと、特殊再生終了時に前記ビデオバッファに貯まっているデータ量を算出するステップと、特殊再生から通常再生に切り替わる際に、前記特殊再生終了時に保存された前記ポインタ位置から前記算出されたデータ量に対応する位置まで前記媒体をシークするステップと、該シーク位置から前記特殊再生終了時点に保存された前記ポインタ位置までのオーディオデータを前記媒体から読み込んで前記オーディオバッファに貯め込むステップと、前記シーク位置から前記読み出しポインタ位置までのオーディオデータが前記オーディオバッファに貯め込まれたことを検出して通常再生を開始するステップと、を有することを特徴とするプログラム。
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JP2004017571A JP2005210636A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | デジタルデータ再生方法および装置 |
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-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004017571A patent/JP2005210636A/ja not_active Abandoned
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