JP2005207567A - 回動式ネジ片を設けた釘 - Google Patents
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Abstract
【課題】 釘が被接合物(木材等)に高い接合力を発揮するものであって、経年変化にも緩みが生じない釘である。
また、抜くときは、木ネジのように逆回し続けて容易に抜くことができる釘を提供するものである。
【解決手段】 釘の頭部にドライバーが利用できるようにプラス、またはマイナスの溝を設けて、釘胴体部の上端に螺旋状に形成したスクリュウ状を設けて、その下端の円柱状の一端に凸状のネジ片を垂直状に長く一列に配置する。先端は円錐状で尖った状態に設けたことを特徴とする回動式ネジ片を設けた釘。
【選択図】 図1
また、抜くときは、木ネジのように逆回し続けて容易に抜くことができる釘を提供するものである。
【解決手段】 釘の頭部にドライバーが利用できるようにプラス、またはマイナスの溝を設けて、釘胴体部の上端に螺旋状に形成したスクリュウ状を設けて、その下端の円柱状の一端に凸状のネジ片を垂直状に長く一列に配置する。先端は円錐状で尖った状態に設けたことを特徴とする回動式ネジ片を設けた釘。
【選択図】 図1
Description
本発明は、釘に関するもので、打込むことで僅かな回動して食込むことで従来の釘より強い接合力を有するものである。
また、逆に回し続けることで容易に抜くことができる釘に関するものである。
また、逆に回し続けることで容易に抜くことができる釘に関するものである。
従来、釘を木材なる被接合物に打込むことで釘胴体部の摩擦力によって結合力を有するものがあるが、ネジと比べて結合力が低く経年変化によって緩みが生ずる。
また、釘を抜くときには、容易に抜くことができないことと、被接合部の表面を傷を付けることも多いものである。
また、釘を抜くときには、容易に抜くことができないことと、被接合部の表面を傷を付けることも多いものである。
これらのことを改善するものに、以下のようなものが公報によって知られている。
円柱形状の胴体部に長く形成した複数の凸片を間隔を空けて不連続に直線的に整列した釘がある。(例えば特許文献1参照)
また、円柱形状の胴体部の側面に剣先状としたネジ突体を周面長手に沿って複数を配列したネジ釘がある。(例えば特許文献2参照)
また、釘の胴体部の両端に沿ってネジ山を限定部分に設けた打込みネジ釘がある。(例えば特許文献3参照)
また、釘の胴体部の周囲を上部より下部まで傾斜面を具備する突出体にして脚部正面にして螺施軌跡に沿って形成した、取り外しができる打込み式止め具がある。(例えば特許文献4参照)
また、釘の胴体部に凹状の溝を上部より下部まで並設して抜け止めにした釘がある。(例えば特許文献5参照)
円柱形状の胴体部に長く形成した複数の凸片を間隔を空けて不連続に直線的に整列した釘がある。(例えば特許文献1参照)
また、円柱形状の胴体部の側面に剣先状としたネジ突体を周面長手に沿って複数を配列したネジ釘がある。(例えば特許文献2参照)
また、釘の胴体部の両端に沿ってネジ山を限定部分に設けた打込みネジ釘がある。(例えば特許文献3参照)
また、釘の胴体部の周囲を上部より下部まで傾斜面を具備する突出体にして脚部正面にして螺施軌跡に沿って形成した、取り外しができる打込み式止め具がある。(例えば特許文献4参照)
また、釘の胴体部に凹状の溝を上部より下部まで並設して抜け止めにした釘がある。(例えば特許文献5参照)
しかしながら、従来の改良釘にも下記のような問題がある。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3において、打込み後に接合力を高めるため回転動作をおこなうことが必要とする事から作業効率が悪いものである。
特許文献1、特許文献2、及び特許文献3において、打込み後に接合力を高めるため回転動作をおこなうことが必要とする事から作業効率が悪いものである。
また、、特許文献2、および特許文献3において、複数の凸片が形成していることから打込みのときに摩擦抵抗感を感じる、特に堅い木材であるときにおいては作業効率の低下となるものである。
特許文献5においては、打ち込むことによって釘の部分が破壊されて凹状のききめが弱く接合力に問題が生じる。
そして、打込みによって折れ曲がることも多い、また、抜くときにも被接合物の表面に傷を付けたりするものである。
特許文献5においては、打ち込むことによって釘の部分が破壊されて凹状のききめが弱く接合力に問題が生じる。
そして、打込みによって折れ曲がることも多い、また、抜くときにも被接合物の表面に傷を付けたりするものである。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、従来の釘と同様、被接合物である木材にハンマーで打ち込むだけで容易に作業ができて高い接合力を得られることから高荷重に耐えることができるものである。
また、長い胴体部の釘に適するように凸状のネシ片の中央付近より下部にかけて設けることで、強い接合力を発揮できる。
上記の課題を解決するため、本発明は釘胴体部の上端に螺旋状を形成したスクリュウ状を下端より円柱状とする。そして円柱状の一端に、水平面に対して傾斜をつけた凸状のネジ片を垂直状一列に上部から下部にかけて形成したことを特徴とするものである。
また、釘胴体が長い釘に適するようにするため上端にスクリュウ状を設けて、凸状のネジ片を釘胴体部の中央付近より下部のみに垂直状一列に設けたことを特徴とするものである。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はこの発明の実施例を示す斜視図である。図のように、釘頭部1と釘胴体部2からなり釘胴体部2の上端は螺旋状に形成したスクリュウ状4とする。
前記スクリュウ状4は上端から下端にかけて設ける。前記スクリュウ状4の下端から円柱状の胴体部となり、円柱状の一端に垂直状一列で、上部から下部にかけて前記凸状のネジ片3を形成する、前記凸状のネジ片3は釘胴体部2を垂直にしたとき水平面に対して傾斜に設けたものである。
また、図1に示すように釘頭部1をプラスあるいは、マイナスの形状の溝6を形成してドライバーを利用できるように設ける。
さらに、釘胴体部2の先端部5は尖っているように設けたものである。
図1はこの発明の実施例を示す斜視図である。図のように、釘頭部1と釘胴体部2からなり釘胴体部2の上端は螺旋状に形成したスクリュウ状4とする。
前記スクリュウ状4は上端から下端にかけて設ける。前記スクリュウ状4の下端から円柱状の胴体部となり、円柱状の一端に垂直状一列で、上部から下部にかけて前記凸状のネジ片3を形成する、前記凸状のネジ片3は釘胴体部2を垂直にしたとき水平面に対して傾斜に設けたものである。
また、図1に示すように釘頭部1をプラスあるいは、マイナスの形状の溝6を形成してドライバーを利用できるように設ける。
さらに、釘胴体部2の先端部5は尖っているように設けたものである。
したがって、図2の上部の拡大図に示すように、従来の釘と同様ハンマーによって被接合物(木材等)7に打ち込みを続けて行くことによって、打込む前半は釘胴体部2は垂直にますぐ打込まれるが、後半の前記スクリュウ状4の部分が被接合部7に食込んでいくことで、わずかな回転をする。これによって、図3はA−A断面の拡大図に示すように前記凸状のネジ片3が角度θの回転移動することで崩れ状8からずれることで、釘胴体部2の前記凸状のネジ片3が垂直状に長く配置していることから摩擦抵抗が大きくなり、よって結合力が増すものである。
また、抜くときは、傾斜である前記凸状のネジ片3であるため、ドライバーを溝6にあてて打込み回転と逆にに回し続けることで被接合物7の表面を傷を付けることなく容易に抜くことができる。
なお、釘胴体部2を円柱状を円錐状にしても同様の効果が得られものである。
また、図4は第2実施例を示すもので、上端の前記スクリュウ状4aから間をおいて下部のみに前記凸状のネジ片3aに設けた斜視図である。前記凸状のネジ3aを中央より下部に設けることで釘胴体部2aが胴長であっとも、被接合物7に打込むことき、抵抗感がなく打込み作業が効率よく行うことができる。
そして、胴体部2aが前記スクリュウ状4aによって回転移動(角度θ)することで、前記凸状のネジ片3aによって崩れていない部分にずれることから、図5のX部分の全体が強い摩擦抵抗となって結合力が増大することで、高荷重に耐えるものとなる。
そして、胴体部2aが前記スクリュウ状4aによって回転移動(角度θ)することで、前記凸状のネジ片3aによって崩れていない部分にずれることから、図5のX部分の全体が強い摩擦抵抗となって結合力が増大することで、高荷重に耐えるものとなる。
なお、抜くときは、前記に示したごとく逆に回し続けることで容易に抜くことができるものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されていような効果を奏する。
請求項1の前記凸状のネジ片3を設けた釘において、被接合物7に打込みは、従来の釘と同様に摩擦抵抗感が少なく作業ができて、そく高荷重に耐えうる結合力をえることができて、さらに経年変化によって結合力が変わらず維持されるものである。
被接合物7り抜くときは、釘胴体部2を打込みの回転とは逆に回し続けることで、これらの被接合物7の正面を傷つけることがなく、容易に抜き取ることができ、また釘本体を曲げたり変形することなく抜き取り作業ができることから再利用もできて経済性にも優れている。
また、高荷重でありながら製造コストが極めて低いものである。
被接合物7り抜くときは、釘胴体部2を打込みの回転とは逆に回し続けることで、これらの被接合物7の正面を傷つけることがなく、容易に抜き取ることができ、また釘本体を曲げたり変形することなく抜き取り作業ができることから再利用もできて経済性にも優れている。
また、高荷重でありながら製造コストが極めて低いものである。
請求項2のネジ片を設けた釘において、前記凸状の切溝3aを釘胴体部2aに中央より下部に設けることで長い釘本体のときに最適である。よって、被接合物7について摩擦抵抗が大となってさらに高荷重に耐える接合力を発揮する。
また、抜くときは、請求項1と同様に逆に回し続けて容易にでき作業効率を高めることができる。
また、再び利用することができ経済性にも優れているものである。
また、抜くときは、請求項1と同様に逆に回し続けて容易にでき作業効率を高めることができる。
また、再び利用することができ経済性にも優れているものである。
1、1aは釘頭部 2、2aは釘胴体部
3、3a凸状のネジ片 4、4aは螺旋状のスクリュウ状
5は先端部 6、6aは溝
7、は被接合物 8は崩れ状
3、3a凸状のネジ片 4、4aは螺旋状のスクリュウ状
5は先端部 6、6aは溝
7、は被接合物 8は崩れ状
Claims (2)
- 釘頭部と釘胴体部、及び下端は尖った状態からなり、釘胴体部の上端を螺旋状に形成したスクリュウ状を設けて、その下端より円柱状の一端を上部から下部へ垂直状一列に凸状のネジ片を設けたことを特徴とする回動式ネジ片を設けた釘。
- 前記凸状のネジ片を前記胴体部の中央付近より下部の部分に垂直状設けたことを特徴とする請求項1の回動式ネジ片を設けた釘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048742A JP2005207567A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 回動式ネジ片を設けた釘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048742A JP2005207567A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 回動式ネジ片を設けた釘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005207567A true JP2005207567A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34908545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004048742A Withdrawn JP2005207567A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 回動式ネジ片を設けた釘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005207567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009053853A1 (de) * | 2009-11-19 | 2011-05-26 | Audi Ag | Verfahren zum Lösen einer zwischen wenigstens zwei Bauteilen mittels eines Nagels hergestellten Nagelverbindung |
-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004048742A patent/JP2005207567A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102009053853A1 (de) * | 2009-11-19 | 2011-05-26 | Audi Ag | Verfahren zum Lösen einer zwischen wenigstens zwei Bauteilen mittels eines Nagels hergestellten Nagelverbindung |
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