JP2005203205A - ケーブル保護構造 - Google Patents

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JP2005203205A
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Masahito Kageyama
雅人 影山
Yukio Shoji
幸夫 庄司
Nobusane Yoshida
伸実 吉田
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Abstract

【課題】 機械的な強度の高いケーブル保護構造を提供すること。
【解決手段】 ケーブルの保護構造において、センサ(2) と、センサ(2) に接続したケーブル(8) と、センサ部を先端部に保持し、ケーブル(8)
を通す大径孔(7DA) と小径孔(7SA) とを有する取付プラグ(7) と、取付プラグ(7) の大径孔(7DA) と小径孔(7SA) の境に設けた内径テーパ部(7T)と、ケーブル(8)
外径部に設けられ、内径テーパ部(7T)に接触してケーブル(8) の移動を防止する移動防止部材と、内径部にケーブル(8) を通し、取付プラグ(7) 後端部のネジ部に接続する口金付ゴムホース(14)
とを備えたことを特徴とするケーブルの保護構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケーブル保護構造に関する。
従来、センサのケーブルはセンサ本体から容易に外れないように、センサ本体とケーブルとをモールドで固定したものがある。例えば特許文献1に示されたものは、センサを内蔵したケースの開口部を樹脂の射出成形によりモールド被覆してケーブルを固定している。また、特許文献2に示されたものは、センサが内蔵されたハウジングの端部とケーブルの端部を樹脂成形により固定したものである。
特開2000−180460号公報(第2頁、図6) 実開平6−76865号公報(第3頁、図1、図2)
ところが、特許文献1,2に示されたものはケーブルを樹脂であるモールドで固定しているだけなので機械的な強度が低く、ケーブルが引っ張られるとモールドが変形してしまいケーブルが移動するので、センサに外力が直接加わり、センサとケーブルの接続部が外れて断線してしまったり、センサを破損するおそれがある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、機械的な強度の高いケーブル保護構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明は、ケーブルの保護構造において、センサと、センサに接続したケーブルと、センサ部を先端部に保持し、ケーブルを通す大径孔と小径孔とを有する取付プラグと、取付プラグの大径孔と小径孔の境に設けた内径テーパ部と、ケーブル外径部に設けられ、内径テーパ部に接触してケーブルの移動を防止する移動防止部材と、内径部にケーブルを通し、取付プラグ後端部のネジ部に接続する口金付ゴムホースとを備えた構成としている。
第2発明は、第1の発明において、センサを保持するホルダーと、ホルダー後端部とケーブルとを固定する固定部材を備えた構成としている。
第3発明は、第2の発明において、移動防止部材及び固定部材を熱収縮チューブとした構成としている。
第1発明によると、ケーブルが外力により引っ張られても移動防止部材が内径テーパ部に接触してケーブルが移動しないのでセンサに外力が加わることがない。
第2発明によると、第1の発明の効果に加え、さらにケーブルが外力による引っ張りに耐えることができる。さらに、ケーブルが外力によりセンサ側に押込まれてもケーブルが移動するのを防止することができる。
第3発明によると、熱収縮チューブで移動防止部材及び固定部材を構成しているので熱を加えるだけで容易に組み立てることができる。
以下、本発明に係るの実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るケーブル保護構造の断面図である。図2はセンサアセンブリの先端部の詳細を示す断面図である。図3はセンサアセンブリの内径テーパ部の詳細を示す断面図である。図4は移動防止チューブのケーブルを被覆した状態を示す断面図である。
図1に示すセンサアセンブリ1は回転センサであり、先端にホールICを用いたセンサ2を備え、図示しないパルス発生用歯車が回転することによる磁界の変動を検出して回転数を検出するものである。図2に示すように、センサ2は底のある円筒容器状のカバー3に内蔵され、モールド4Aを充填してある。
カバー3はほぼ円筒状のホルダー5にOリング6Aを介在させて円周上のカシメ部3K1により固定されている。ホルダー5には円周にフランジ部5Tが設けられ、取付プラグ7の先端にフランジ部5Tを当接させて、Oリング6Bを介在させ、カバー3後部の円周上のカシメ部3K2により固定され、取付プラグ7の先端部にセンサ2を内蔵したセンサ部を保持するようになっている。
センサ2の端子2Tにはケーブル8の芯線8Sが固着されて配線されている。センサ2はホール素子を2個備えており、それぞれのホール素子の検出値の差分により回転数信号を検出しているため、端子2Tは4個あり、それに接続しているケーブル8も4本ある。
ケーブル8とホルダー5の内径部との隙間にはモールド4Bが充填してある。モールド4Aはセンサ2への熱膨張の影響を少なくするために硬度の低いものを使用し、モールド4Bはモールド4Aよりも硬度が高いものを使用している。
ホルダー5の後端部には段付部5Dが設けられている。段付部5Dとケーブル8の外周部には固定部材として固定チューブ9が被せられ、ホルダー5とケーブル8とを固定している。従って、ケーブル8が外力による引っ張りによる移動を防止する効果がある。また、ケーブル8が外力によりセンサ2側に押込まれてもケーブル8が移動するのを防止することができる。固定チューブ9には熱収縮チューブを用いて固定部材を構成しているので、熱を加えて固定チューブ9を収縮させるだけで容易に組み立てることができる。
取付プラグ7はパイプ部7Pと取付ネジ部7Nを有している。パイプ部7Pの大径孔7DAにはケーブル8が挿入されている。ケーブル8は撓み8Tを持たせて挿入してある。取付ネジ部7Nには小径孔7SAが設けられケーブル8は大径孔7DAから小径孔7SAを通って延びている。
図3に示すように、大径孔7DAと小径孔7SAとの境には所定の角度αで形成された内径テーパ部7Tが設けられている。ケーブル8の大径孔7DAから小径孔7SAへ抜ける部分の大径孔7DA側には、ケーブル8が引っ張られて大径孔7DAから小径孔7SAへ向かって移動するのを防止するための移動防止部材として、移動防止チューブ10が4本のケーブル8の束の外側に被覆されている。
図4に示すように、移動防止チューブ10は所定の厚さの熱収縮チューブを例えば2個重ねて熱収縮させて固定し、移動防止チューブ10の外形寸法が小径孔7SAの内径寸法よりも大きくなるようにしてある。また、移動防止チューブ10の後端部は内径テーパ部7Tの近傍に位置するように配置されている。そして、熱収縮チューブで移動防止部材である移動防止チューブ10を構成しているので熱を加え移動防止チューブ10を収縮させるだけで容易に組み立てることができる。
従って、ケーブル8が取付プラグ7から抜出すように引っ張られて、大径孔7DAから小径孔7SAへ向かって移動しようとしても、移動防止チューブ10は内径テーパ部7Tに接触し、ケーブル8が移動するのを防止することができる。
また、ケーブル8が引っ張られると移動防止チューブ10は内径テーパ部7Tに食い込むようになるので、移動防止チューブ10の外径が小さくなり、さらにケーブル8の被覆8Hの表面に食い込み、移動防止チューブ10とケーブル8との固着力が増すのでケーブル8と移動防止チューブ10とがずれることがなく、ケーブル8の移動を確実に防止できる。
取付プラグ7には取付ネジ7Bが設けられ、図示しない取付孔にねじ込まれ、Oリング11をワッシャ12を介して取付ナット13により締め付け、センサアセンブリ1を固定するようになっている。
取付プラグ7の後端部にはホース取付ネジ7Hが設けられ、ケーブル保護用の口金付ゴムホース14を取り付けている。取付プラグ7後端面にはシール溝7SMが設けられ、口金付ゴムホース14の口金15の端面とシール材7を挟んで口金ナット16をホース取付ネジ7Hに締め付けている。口金付ゴムホース14の内径側にはケーブル8が挿入され、ケーブル8は口金付ゴムホース14により保護されている。
移動防止チューブ10は所定の厚さであれば、1層でも3層以上の複数層でも良い。移動防止チューブ10は熱収縮チューブの内側に接着剤を塗布したものを使用すればより固着力が増す。また、移動防止部材としては、移動防止チューブ10の代わりに粘着テープを4本のケーブル8の束の外側に所定の厚さに巻いても良い。また、固定部材としては、固定チューブ9の代わりに粘着テープをホルダー5の後端部の段付部5Dとケーブル8の外周部に巻いて固定しても良い。
センサ2は磁界の変化を検出するもので説明したが、それ以外の温度センサであっても、圧力センサであっても、それ以外のセンサであっても良い。また、センサ2の端子は4本の例で説明したがこれに限ることはなく、2本でも、3本でも、5本以上の複数本でも良い。従ってケーブル8は4本に限ることはなく、1本のケーブルでも2本でも、3本でも、5本以上の複数本でも良い。なお、内径テーパ部7Tの所定の角度αは60〜120度が望ましい。
本発明に係るケーブル保護構造の断面図である。 センサアセンブリの先端部の詳細を示す断面図である。 センサアセンブリの内径テーパ部の詳細を示す断面図である。 移動防止チューブのケーブルを被覆した状態を示す断面図である。
符号の説明
2…センサ、5…ホルダー、7…取付プラグ、7DA…大径孔、7SA…小径孔、7T…内径テーパ部、8…ケーブル、9…固定チューブ、10…移動防止チューブ部材、14…口金付ゴムホース。

Claims (3)

  1. ケーブルの保護構造において、センサ(2) と、センサ(2) に接続したケーブル(8) と、センサ部を先端部に保持し、ケーブル(8)
    を通す大径孔(7DA) と小径孔(7SA) とを有する取付プラグ(7) と、取付プラグ(7) の大径孔(7DA) と小径孔(7SA) の境に設けた内径テーパ部(7T)と、ケーブル(8)
    外径部に設けられ、内径テーパ部(7T)に接触してケーブル(8) の移動を防止する移動防止部材と、内径部にケーブル(8) を通し、取付プラグ(7) 後端部のネジ部に接続する口金付ゴムホース(14)
    とを備えたことを特徴とするケーブルの保護構造。
  2. 請求項1記載のケーブル保護構造において、センサ(2)を保持するホルダー(5) と、ホルダー(5) 後端部とケーブル(8)
    とを固定する固定部材を備えたことを特徴とするケーブル保護構造。
  3. 請求項2記載のケーブル保護構造において、移動防止部材及び固定部材を熱収縮チューブとしたことを特徴とするケーブル保護構造。
JP2004007426A 2004-01-15 2004-01-15 ケーブル保護構造 Withdrawn JP2005203205A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244096A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nsk Ltd 電動機

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