JP2005202597A - 遠隔障害監視システム - Google Patents

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尚子 山田
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浩勝 矢田
Hideki Ito
秀樹 伊藤
Tsutomu Saeki
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Abstract

【課題】遠隔地にあるサーバの障害発生時に、障害原因の特定、障害対策、作業内容や費用のユーザへの通知を自動化する。
【解決手段】複数のサービスサーバ1と保守管理サーバ5とを通信回線で接続する。サービスサーバ1は、自身のハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの障害を監視する手段と、障害の発生が検出されたとき、その障害の内容をエラーコード化し、そのエラーコードを前記保守管理サーバに送信する手段とを備える。保守管理サーバ5は、サービスサーバ1から通知されたエラーコードを受信する手段と、サービスサーバから送信されてくるエラーコードを元に、エラーコードに対応する障害情報を格納した障害データベース9の検索を行って障害内容及び障害内容に従った対策内容を特定する手段と、特定された対策内容に従った障害対策処理を行う手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔障害監視システムに係り、特に、リモートサービスサーバ等の障害に対して自動的に保守対策を行うことを可能とした遠隔障害監視システムに関する。
リモートサービスサーバ等に対する障害監視に関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、ネットワークを介してサーバ装置の障害検知を行い、障害箇所を判断することができるものである。
特開2002−229871号公報
しかし、前述した従来技術は、検知された障害を保守者等に知らせるだけのものであり、システムが自律的に保守を行うことができるものではなく、障害検知後の保守作業等に多くの人手を要するという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、遠隔地にある複数のサーバ装置の効率的な障害監視を可能とし、人手を介することなく自動的に保守を行うことができる遠隔障害監視システムを提供することにある。
本発明によれば前記目的は、1または複数のサービスサーバと保守管理サーバとを通信回線で接続し、保守管理サーバが前記サービスサーバの障害を監視する遠隔障害監視システムにおいて、前記サービスサーバが、自身のハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの障害を監視する手段と、障害の発生が検出されたとき、その障害の内容をエラーコード化し、そのエラーコードを前記保守管理サーバに送信する手段とを備え、前記保守管理サーバが、前記サービスサーバから通知されたエラーコードを受信する手段と、サービスサーバから送信されてくるエラーコードを元に、エラーコードに対応する障害情報を格納した障害データベースの検索を行って障害内容及び障害内容に従った対策内容を特定する手段と、特定された対策内容に従った障害対策処理を行う手段とを備えることにより達成される。
本発明によれば、遠隔地にある複数のサーバ装置に対して効率的に障害監視を行うことが可能となり、また、保守が自動化されているので、人手による保守作業を軽減して、迅速に障害に対応することができる。
以下、本発明による遠隔障害監視システムの実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による遠隔障害監視システムの構成例を示すブロック図である。図1において、1はリモートサービスサーバ、2はデータセンタ、3は顧客ユーザ、4は保守会社、5は保守管理サーバ、6は障害データベース、7は顧客データベース、8は部品管理サーバ、9はパッチデータサーバ、10はファームウェアデータサーバ、11は部品倉庫、12は保守員、13は運送会社、14は輸送管理サーバ、15は部品メーカー、16は広域ネットワークである。
本発明の一実施形態による遠隔監視システムは、1または複数のサーバ、ここでは、リモートサービスサーバ1を設置しているデータセンタ2と、顧客ユーザ3と、保守会社4と、運送会社13と、部品メーカー15と、それらの間を接続する広域ネットワーク16とにより構成されている。そして、データセンタ2に設置されているリモートサービスサーバ1は、広域ネットワーク16に接続されており、自身のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア等のエラーを監視し、エラー発生時に対応するエラーをエラーコード化しそのエラーコードを外部に送信する機能を持つ。顧客ユーザ3は、データセンタ2に設置されているリモートサービスサーバ1を運用するユーザであり、実際には、リモートサービスサーバ1を運用するための端末装置であり、この端末装置が広域ネットワーク16に接続されている。
保守会社4は、リモートサービスサーバ1の保守を行う会社であり、保守管理サーバ5、障害データベース6、顧客データベース7、部品管理サーバ8、パッチデータサーバ9、ファームウェアサーバ10を備えている。保守会社4内に設置されている保守管理サーバ5は、広域ネットワーク16に接続されていて、リモートサービスサーバ1から送信されてくるエラーコードを元に、障害データベース6を用いて障害情報の検索や送信されてくるIPアドレスを元に、顧客データベース7を用いて顧客情報の検索を行う。また、この保守管理サーバ5は、ハードウェア保守が必要な障害がリモートサービスサーバ1に発生した場合、部品管理サーバ8に部品の出庫依頼を行ったり、運送会社13に保守部品の発送依頼を行う。さらに、この保守管理サーバ5は、ソフトウェア保守やファームウェア保守が必要な障害の場合、パッチデータサーバ9やファームウェアデータサーバ10から必要なデータを受け取って、リモートサービスサーバ1に対する自動アップデート等を行う。
障害データベース6は、リモートサービスサーバ1から送信されるエラーコードに対する障害原因、適した保守対策、保守対策に必要な部品のパーツ番号、施した保守の金額等を保持するデータベースであり、前述したように、保守管理サーバ5から検索される。顧客データベース7は、リモートサービスサーバ1からエラーコードと共に送られるIPアドレスと、そのIPアドレスに対応する障害が起こったリモートサービスサーバ名、サーバを運用している顧客の住所、電話番号、Eメールアドレス等を保持するデータベースであり、前述したように、保守管理サーバ5から検索される。
部品管理サーバ8は、広域ネットワーク16に接続されていて、部品倉庫11に保存している保守部品の在庫を管理しており、リモートサービスサーバの障害により部品交換が必要になった場合、保守管理サーバ5から部品出庫を依頼され、出庫処理を行う。また、部品管理サーバ8は、保守部品の出庫後、部品の在庫数量を自動的に更新し、在庫部品数が一定数を下回った場合、部品メーカー15に発注を行う。パッチデータサーバ9は、保守管理サーバ5から通知されてくるソフトウェア障害に対するパッチデータ番号のデータを保守管理サーバ5に提供するファイルサーバである。ファームウェアデータサーバ10は、保守管理サーバ5から通知されてくるファームウェア障害に対するファームウェアデータ番号のデータを保守管理サーバ5に提供するファイルサーバである。
部品倉庫11は、保守会社4の管理下にある倉庫であり、部品管理サーバ8が部品メーカー15に発注した部品を納める場所である。また、部品倉庫11は、運送会社13が輸送する保守部品を受け取る場所である。運送会社13は、保守部品を輸送する会社であり、輸送管理サーバ14が設置されている。この輸送管理サーバ14は、広域ネットワーク16に接続されていて、保守管理サーバ5から保守部品の輸送依頼を受け、また、保守管理サーバ5に、データセンタ2への保守部品の到着日時を通知する。保守部品メーカー15は、部品管理サーバから保守部品の注文を受け、その部品を部品倉庫11に発送する。保守部品メーカー15には、図示しない注文端末が設置され、この注文端末が広域ネットワーク16に接続されている。保守員12は、リモートサービスサーバ1に現地での保守が必要な障害が発生した場合に、データセンタ2に出向いて保守を行う保守会社の保守員であり、保守管理サーバ5との通信を行うための端末装置を所持している。
図2はリモートサービスサーバの構成を示すブロック図であり、次に、これについて説明する。図2において、102は専用コントローラ、103はマネージメントコントローラ、104は通信コントローラ、105はCPU、106はFAN、107はマネージメントバス、108はファームウェア(F/W)、106はドライバ、110はOS、111はアプリケーション、112は電源ON/OFF、Resetコネクタ、113は通信回線であり、他の符号は図1の場合と同一である。
リモートサービスサーバ1は、図2に示すように、自サーバ内の状態監視を行うマネージメントコントローラ103及びリモートサービスサーバ1にエラーが生じ、マネージメントコントローラ103がエラーを検知した場合に、外部に設置される保守管理サーバ5に広域ネットワーク16を介する通信回線113を経てエラーを送信する通信コントローラ104を持つ専用コントローラ102と、リモートサービスサーバ1の各種の処理を行い、また、マネージメントコントローラ103からマネージメントバス107を通じて、その温度や電圧値の確認が行われるCPU105と、冷却用のファンであって、マネージメントコントローラ103からマネージメントバス107を通じて、回転数等の確認が行われるFAN106と、マネージメントコントローラ103とCPU10、FAN106とを接続し、CPU105の温度、電圧値やFAN106の回転数などの情報の送受信を行うマネージメントバス107と、マネージメントコントローラ103に自身の障害を示すエラーを通知することもがきるファームウェア108と、マネージメントコントローラ103に対するドライバであり、OSやアプリケーションで生じたエラーを検知することができるドライバ109と、リモートサービスサーバ1にインストールされているオペレーティングシステム(OS)110と、顧客ユーザが運用しているアプリケーション111と、保守管理サーバ5から通信回線113を通じて遠隔電源操作が可能なマザーボード上にある電源ON/OFF、Resetコネクタ112とを備えて構成されている。
図3は前述したように構成されたリモートサービスサーバ1に障害が生じたときに送信されるパケットデータのフォーマット構成を示す図であり、次に、これについて説明する。
リモートサービスサーバ1から広域ネットワーク16を介して保守管理サーバに送信されるパケットデータ203は、リモートサービスサーバ1で検出された障害のエラーコード201と、障害が発生したリモートサービスサーバのIPアドレス202により構成される。
図4は保守会社4に備えられる障害データベース6の登録内容を説明する図、図5は保守会社4の部品管理サーバに登録された情報の内容を説明する図、図6は保守会社4に備えられる顧客データベース7の登録内容を説明する図であり、次に、これらについて説明する。
障害データベース6には、図4に示すように、エラーコード301と、区分セル302と、障害原因セル303と、障害対策セル304と、交換要否セル305と、部品パーツ番号セル306と、金額セル307とを1つのレコードとして、複数のレコードが格納される。区分セル302には、エラーコードの区分が登録される。この区分は、ハードウェア障害の場合、“H/W”、ソフトウェア障害の場合、“S/W”、ファームウェア障害の場合、“F/W”として表されて格納される。障害原因セル303には、エラーコードに対応させられた障害原因が格納され、障害データベースの検索で得ることができる障害原因が格納される。この障害原因は、図4に示すように、FAN異常、OSバグ等として具体的に記述される。障害対策セル304には、障害原因303に適した障害対策の内容が格納される。交換要否セル305は、障害対策の内容で部品交換等の要否であり、“YES”か“NO”で記述される。そして、このセルは、ハードウェア障害の場合、部品交換の要否の項目であり、ソフトウェア障害の場合、ソフトウェアのアップデートの要否の項目であり、ファームウェア障害の場合、ファームウェアデータの要否の項目である。パーツ番号セル306には、交換が必要な部品のパーツ番号が登録される。パーツ番号は、ハードウェア障害の場合、保守が必要な部品番号であり、ソフトウェア障害の場合、ソフトウェアのパッチデータ番号であり、ファームウェア障害の場合、ファームウェアデータ番号である。金額セル308には、対応した保守の金額が登録される。なお、レコード308は、後述するハードウェア障害が発生した場合の説明で使用する障害情報の例である。
保守会社4の部品管理サーバ8に登録される情報は、図5に示すように、部品パーツ番号セル401と、部品名セル402と、員数セル403と、しきい値セル404とが1つのレコードとして構成され、複数のレコードが部品管理サーバ8に登録されている。パーツ番号セル401は、保守管理の対象となる部品番号としてのパーツ番号であり、部品名セル402には、パーツ番号に対応した部品名が登録される。員数セル403には、部品倉庫11に保管されている保守部品の員数が登録される。この員数セル403の値は、部品管理サーバ8の指示により、保守部品が出庫されるとその値が差し引かれる。しきい値セル404には、部品管理サーバ8が部品倉庫11に保管されている保守部品の在庫数を管理するために必要なしきい値が登録されており、保守部品の員数セル403の値が、しきい値セル404の値よりも下回ると、部品管理サーバ8が、部品メーカー15に不足分を発注する。なお、レコード405は、後述のハードウェア障害が発生した場合の説明で使用する保守部品の情報の例である。
顧客データベース7には、図6に示すように、顧客が運用しているリモートサービスサーバのIPアドレス501と、リモートサービスサーバ名502と、顧客ユーザの住所、氏名503と、顧客ユーザの電話番号504と、顧客ユーザのEメールアドレス505とを1つのレコードとして構成し、複数のレコードが登録されている。なお、レコード506は、後述のハードウェア障害が発生した場合の説明で使用する顧客情報の例である。
図7はリモートサービスサーバに障害が発生した場合に、保守管理サーバが障害原因を判定するまでの保守管理サーバの処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)リモートサービスサーバ1に障害が発生すると、そのリモートサービスサーバ1は、障害内容を示すエラーコード201と自リモートサービスサーバのIPアドレス202を含むIPパケット203を生成し、このIPパケット203を広域ネットワーク16を介して保守管理サーバ5に送信する(ステップS701、S702)。
(2)保守会社4に設置されている保守管理サーバ5は、リモートサービスサーバ1からのパケット203を受信し、受信したパケット203のエラーコード201を使用して障害データベース6を検索、確認する。この検索、確認の処理により、保守管理サーバ5は、例えば、区分セル302が“H/W”、障害原因セル303が“FAN不良”、障害対策セル304“FAN交換”、交換要否セル305が“YES”、部品パーツ番号セル306が“000−001”、保守金額セル307が“¥10,000”を示していることを確認することができる(ステップS703)。
(3)ステップS703での障害データベース6の検索結果により、保守管理サーバ5は、区分セル302の内容が、“H/W”、“S/W”、“F/W”、“不明”の何れであるかを判定する(ステップS704)。
図8a〜図8cは図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セル302の内容が“H/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)保守管理サーバ5は、区分セル302の内容が“H/W”であることを確認の後、交換要否セル305の内容を確認し、交換要か否かを判定する。交換が不要である場合、保守等の必要がないとして、ここでの処理を終了する(ステップS801、S802)。
(2)ステップS802の判定で、交換要否セル305の内容が“YES”であった場合、保守管理サーバ5は、ステップ703の処理で得られたパーツ番号セル306の内容“000−001”を部品管理サーバ8に送信し、部品出庫依頼を行う(ステップS803)。
(3)部品管理サーバ8は、受け取った部品パーツ番号セル306の内容をもとに部品情報を検索し、部品名セル402から交換する部品が“筐体FAN”であり、員数セル403の値が“10”、しきい値セル404の値が“10”であることを確認する(ステップS804)。
(4)部品管理サーバ8は、交換部品である“筐体FAN”に対する出庫処理を行い、員数セル403の値から出庫したFANの個数“1”を差し引き、差し引いた値“9”を員数セル403に登録する(ステップS805)。
(5)次に、部品管理サーバ8は、員数セル403の値“9”としきい値セル404の値“10”との比較を行い、員数セル403の値がしきい値セル404の値を下回ったか否かを判定する(ステップS806)。
(6)ステップS806の判定で、員数セル403の値がしきい値セル404の値を下回っていた場合、部品管理サーバ8は、部品メーカー15に、その部品の一定数を注文する(ステップS807)。
(7)部品メーカー15が保守会社4の部品倉庫11に発注した部品を届けると、部品管理サーバは、員数セル403に入庫した部品の数を加える。なお、ここでの処理は、注文した部品の輸送を伴うため、時間的に遅れて行われる(ステップS808、S809)。
(8)ステップS806の判定で、員数セル403の値がしきい値セル404の値を下回っていなかった場合、または、ステップS807の処理が行われた後、保守管理サーバ5は、運送会社13に設置されている輸送管理サーバ14に部品のデータセンタ2への輸送依頼を送信する。輸送依頼を受けた運送会社13に設置されている輸送管理サーバ14は、保守管理サーバ5に部品到着日時を通知する(ステップS810)。
(9)次に、保守管理サーバ5は、障害発生時にリモートサービスサーバ1から送られたパケット203のリモートサービスサーバのIPアドレス202をもとに顧客データベース7を検索し、サーバ名502が“リモートサービスサーバ1”、顧客住所、氏名503が“愛知県豊川市”、“YY ZZ”、顧客の電話番号504が“XX-XXXX”、顧客Eメールアドレス505が“XXX@ebina.hitachi.co.jp”であることを取得、確認する(ステップS811)。
(10)保守管理サーバ5は、輸送管理サーバ14から受け取った部品到着日時をデータセンタ2に通知する。また、保守管理サーバ5は、保守員12にサーバ名502と部品到着時刻とを通知する(ステップS812)。
(11)運送会社13は、部品倉庫11からFANを受け取り、予定した部品到着日時までにFANをデータセンタ2に輸送する(ステップS813)。
(12)一方、保守員12は、データセンタ2に出動して、障害の発生した部品、ここでの説明ではFANの交換を行う(ステップS814)。
(13)保守員による保守作業の完了後、保守管理サーバ5は、顧客のEメールアドレス宛に、リモートサービスサーバに障害が発生したこと、原因がFAN異常であること、障害対策のためにFAN交換を行ったこと、保守金額が¥10,000であることを通知する(ステップS815)。
(14)その後、保守会社4は、顧客ユーザ3へ保守請求書を送付し、顧客ユーザ3は、保守会社4へ請求金額を支払う(ステップS816、S817)。
図9は図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セル302の内容が“S/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)保守管理サーバ5は、区分セル302の内容が“S/W”であることを確認の後、交換要否セル305の内容を確認し、ソフトウェアアップデートの要否を判定する。アップデートが不要である場合、保守等の必要がないとして、ここでの処理を終了する(ステップS901、S902)。
(2)ステップS902の判定で、交換要否セル305の内容が“YES”であった場合、保守管理サーバ5は、ステップ703の処理で得られたパーツ番号セル306の内容を確認し、アップデートすべきパッチデータNoを確認し、そのパッチデータNoをパッチデータサーバ9に送信する(ステップS903)。
(3)パッチデータNoを受け取ったパッチデータサーバ9は、該当するパッチデータを保守管理サーバ5に送信する(ステップS904)。
(4)保守管理サーバ5は、障害が発生したリモートサービスサーバへ、パッチデータサーバ9から受け取ったパッチデータを送信して、ソフトウェアのアップデートを行う(ステップS905)。
(5)次に、保守管理サーバ5は、障害発生時にリモートサービスサーバ1から送られたパケット203のリモートサービスサーバのIPアドレス202をもとに顧客データベース7を検索し、顧客Eメールアドレスを取得して、顧客のEメールアドレス宛に、リモートサービスサーバに障害が発生したこと、原因がS/W異常であること、障害対策のためにソフトウェアのアップデートを行ったことを通知する(ステップS906、S907)。
(6)図9に示すフローには示していないが、保守管理サーバ5は、前述の保守に対する費用を課金し、保守会社4は、月末に請求書を発行して費用の請求を行う。この費用の課金は、例えば、リモートサービスサーバに対する保守契約で月毎の保守費用だけでよい場合、行う必要はない。
図10は図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セル302の内容が“F/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)保守管理サーバ5は、区分セル302の内容が“F/W”であることを確認の後、交換要否セル305の内容を確認し、ファームウェアアップデートの要否を判定する。アップデートが不要である場合、保守等の必要がないとして、ここでの処理を終了する(ステップSA01、SA02)。
(2)ステップSA02の判定で、交換要否セル305の内容が“YES”であった場合、保守管理サーバ5は、ステップ703の処理で得られたパーツ番号セル306の内容を確認し、アップデートすべきファームウェアNoを確認し、そのファームウェアNoをファームウェアデータサーバ10に送信する(ステップSA03)。
(3)ファームウェアNoを受け取ったファームウェアデータサーバ10は、該当するファームウェアを保守管理サーバ5に送信する(ステップSA04)。
(4)保守管理サーバ5は、障害が発生したリモートサービスサーバへ、ファームウェアデータサーバ10から受け取ったファームウェアを送信して、ファームウェアのアップデートを行う(ステップSA05)。
(5)次に、保守管理サーバ5は、障害発生時にリモートサービスサーバ1から送られたパケット203のリモートサービスサーバのIPアドレス202をもとに顧客データベース7を検索し、顧客Eメールアドレスを取得して、顧客のEメールアドレス宛に、リモートサービスサーバに障害が発生したこと、原因がF/W異常であること、障害対策のためにファームウェアのアップデートを行ったことを通知する(ステップSA06、SA07)。
(6)図10に示すフローには示していないが、保守管理サーバ5は、前述の保守に対する費用を課金し、保守会社4は、月末に請求書を発行して費用の請求を行う。この費用の課金は、例えば、リモートサービスサーバに対する保守契約で月毎の保守費用だけでよい場合、行う必要はない。
図11は図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セル302の内容から障害が特定することができなかった場合の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、保守管理サーバ5は、障害発生時にリモートサービスサーバ1から送られたパケット203のリモートサービスサーバのIPアドレス202をもとに顧客データベース7を検索し、サーバ名502、顧客住所、氏名503、顧客の電話番号504、顧客Eメールアドレス505を取得、確認する(ステップSB01)。
(2)次に、保守管理サーバ5は、保守員12に対して、リモートサービスサーバに原因不明の障害が発生したことを通知すると共に、そのサーバ名を通知する(ステップSB02)。
(3)ステップSB02での通知を受けた保守員12は、データセンタ2に行き、障害が発生しているリモートサービスサーバの障害原因の調査を行うと共に、障害対策を行う(ステップSB03)。
(4)障害対策を行った保守員12は、調査結果と対策とに従って、障害データベース6に、エラーコード301、区分セル302、障害原因セル303、障害対策セル304、交換要否セル305、部品パーツ番号セル306、金額セル307によるレコードを追加登録する(ステップステップSB04)。
(5)保守管理サーバ5は、保守員12による障害データベースへの登録に基づいて、顧客のEメールアドレス宛に、リモートサービスサーバに障害が発生したこと、障害原因、障害対策の内容保守に要した金額を通知する(ステップSB05)。
(6)その後、保守会社4は、顧客ユーザ3へ保守費用の請求書を送付し、顧客ユーザ3は、保守会社4へ請求金額を支払う(ステップSB06、SB07)。
前述で説明した本発明の実施形態による各処理における保守費用の請求は、保守管理サーバ5が請求書を作成し、それを印刷して保守会社の係員が送付の処理を行ってもよく、また、保守管理サーバ5が請求書を作成してメールにより送付するようにしてもよい。
前述した本発明の実施形態における各処理は、処理プログラムとして構成することができ、この処理プログラムは、HD、DAT、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することができ、また、インターネットを含む公衆通信網等の通信回線を介して提供することもできる。
前述した本発明の実施形態によれば、障害原因となった交換部品の輸送依頼を自動的に行うことができ、障害原因となったソフトウェアのバグ、ファームウェアのエラーに対するソフトウェアパッチやファームウェアデータのアップデートを自動的に行うことができ、さらに、ユーザに障害原因、対策内容、費用等を通知することができる。これにより、本発明の実施形態は、保守の自動化を行うことができ、障害に対して迅速に対応することができる。
また、本発明の実施形態によれば、保守作業の準備作業、例えば、保守部品の出庫作業、障害が発生したサーバの設置場所まで保守部品の発送を行う作業を自動化することができ、人件費の削減を図ることができる。
本発明の一実施形態による遠隔障害監視システムの構成例を示すブロック図である。 リモートサービスサーバの構成を示すブロック図である。 リモートサービスサーバ1に障害が生じたときに送信されるパケットデータのフォーマット構成を示す図である。 保守会社に備えられる障害データベースの登録内容を説明する図である。 保守会社の部品管理サーバに登録された情報の内容を説明する図である。 保守会社4に備えられる顧客データベースの登録内容を説明する図である。 リモートサービスサーバに障害が発生した場合に、保守管理サーバが障害原因を判定するまでの保守管理サーバの処理動作を説明するフローチャートである。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容が“H/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャート(その1)である。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容が“H/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャート(その2)である。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容が“H/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャート(その3)である。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容が“S/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャートである。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容が“F/W”であった場合の処理動作を説明するフローチャートである。 図7に示すフローでのステップS704の判定処理で、区分セルの内容から障害が特定することができなかった場合の処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 リモートサービスサーバ
2 データセンタ
3 顧客ユーザ
4 保守会社
5 保守管理サーバ
6 障害データベース
7 顧客データベース
8 部品管理サーバ
9 パッチデータサーバ
10 ファームウェアデータサーバ
11 部品倉庫
12 保守員
13 運送会社
14 輸送管理サーバ
15 部品メーカー
16 広域ネットワーク
102 専用コントローラ
103 マネージメントコントローラ
104 通信コントローラ
105 CPU
106 FAN
107 マネージメントバス
108 ファームウェア(F/W)
106 ドライバ
110 OS
111 アプリケーション
112 電源ON/OFF、Resetコネクタ
113 通信回線

Claims (5)

  1. 1または複数のサービスサーバと保守管理サーバとを通信回線で接続し、保守管理サーバが前記サービスサーバの障害を監視する遠隔障害監視システムにおいて、前記サービスサーバは、自身のハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの障害を監視する手段と、障害の発生が検出されたとき、その障害の内容をエラーコード化し、そのエラーコードを前記保守管理サーバに送信する手段とを備え、前記保守管理サーバは、前記サービスサーバから通知されたエラーコードを受信する手段と、サービスサーバから送信されてくるエラーコードを元に、エラーコードに対応する障害情報を格納した障害データベースの検索を行って障害内容及び障害内容に従った対策内容を特定する手段と、特定された対策内容に従った障害対策処理を行う手段とを備えることを特徴とする遠隔障害監視システム。
  2. 特定された障害内容がハードウェアの障害であった場合の前記障害対策処理は、保守管理サーバが保守員の持つ端末装置へのハードウェア交換作業の通知を行う処理及び運送会社が所持する輸送管理サーバへハードウェア部品のサービスサーバ設置場所への輸送依頼を行う処理であることを特徴とする請求項1記載の遠隔障害監視システム。
  3. 特定された障害内容がソフトウェアの障害であった場合の前記障害対策処理は、保守管理サーバがパッチデータサーバから得たパッチデータを前記サービスサーバに送付して、サービスサーバのソフトウェアをアップデートする処理であることを特徴とする請求項1記載の遠隔障害監視システム。
  4. 特定された障害内容がファームウェアの障害であった場合の前記障害対策処理は、保守管理サーバがファームウェアデータサーバから得たファームウェアを前記サービスサーバに送付して、サービスサーバのファームウェアをアップデートする処理であることを特徴とする請求項1記載の遠隔障害監視システム。
  5. 前記保守管理サーバは、前記障害対策処理の終了後、前記サービスサーバを管理するユーザの端末装置に障害原因、対策内容、費用を通知することを特徴とする請求項2、3または4記載の遠隔障害監視システム。
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