JP2005202261A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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小山  敦史
Jun Sugita
杉田  潤
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篠原  充
Shigeki Sato
佐藤  茂樹
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Abstract

【課題】 本来検出すべきでない振動を、振動検出素子が検出し、誤動作等の不具合が発生する。
【解決手段】 基板のくびれ部を経由して設けられた延出部に振動検出素子を実装し、延出部はくびれ部を弛ませた状態で固定することで、不要な振動を振動検出素子に伝えないようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、振動検出素子が実装されたフレキシブルプリント基板を有するレンズ鏡筒に関するものである。
従来、手振れ等に起因したカメラの像振れを補正するために、カメラに生じた上下方向と左右方向の移動量を二つの振動検出素子で検知し、検知した信号に基づいて撮影光学系を補正して像振れを解消する方法が知られている。
振動検出素子は、カメラ本体に取り付ける場合と、レンズ鏡筒に取り付ける場合がある。振動検出素子をレンズ鏡筒に取り付ける場合は、電子部品が実装された親基板とは別のフレキシブルプリント基板等の基板に取り付けられ、親基板に設けられたコネクタに、フレキシブルプリント基板に設けられた端子部を挿入し、電気的接続がなされた回路構成となっている。すなわち、振動検出素子が実装された基板の動きの量を振動検出素子で検出し、振動検出素子から出力される信号を、親基板のICや各素子に送り、移動量や角速度、角加速度が演算される。
ここで、振動検出素子を、カメラ本体に取り付ける揚合には、振動検出素子をケースに入れ、ケースを本体にネジ止めする必要があり、ケースの構成、取り付け位置等から、カメラ本体内で振動検出素子がスペースを取り、カメラ本体の小型化を阻害する要因となっている。
また上記のようなレンズ鏡筒に取り付ける従来構造においては、親基板とは別に振動検出素子を実装するために別部材のフレキシブルプリント基板を設けねばならず、また、接続のためのコネクタを親基板に配置する必要があり、コスト的に高価なものとなってしまう。
このような欠点を解消するために、親基板上に振動検出素子を実装することが考えられるが、親基板には電源回路の素子やデジタル回路の素子があり、これらの親基板の回路上に設けられたコイルやトランジスタが発振し、振動を発生させる。そのために、本来検出すべきでない振動を、振動検出素子が検出し、誤動作等の不具合が発生するという問題点がある。
このような問題点を考慮した構成が、特許文献1にて提案されている。ここで特許文献1にて提案されている構成では、一眼レフカメラ等で使用されている、クイックリターンミラーやメカニカルシャッターの振動や、親基板の回路上に設けられたコイルやトランジスタの発振による振動のほとんどを振動検出素子に伝えない構成とされている。
特開平11−97805号公報
ここで特許文献1にて提案されている構成では、一眼レフカメラ等で使用されている、クイックリターンミラーやメカニカルシャッターの振動の一部や、親基板の回路上に設けられたコイルやトランジスタの発振による振動の一部が、親基板や親基板が取り付けられているベース部材を伝わって振動検出素子に伝わる虞があり、振動検出素子が検知した信号に基づいて撮影光学系を補正して像振れを防止しているため、結果として過補正となってしまうという恐れがある。
そこで、本発明は振動検出素子に不要な振動を与えない構成のレンズ鏡筒を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために本発明は、レンズ鏡筒に生ずるぶれを検出する振動検出手段と、該振動検出手段の出力から、ぶれ補正光学手段の制御をおこなう回路および素子が実装されたフレキシブルプリント基板と、該回路での演算結果に基づいて光軸垂直方向にレンズを駆動して、ぶれを補正するぶれ補正光学手段とを有するレンズ鏡筒において、該フレキシブルプリント基板のくびれ部を経由して設けられた延出部に振動検出素子が実装され、且つ該延出部は、くびれ部を弛ませた状態で固定されることを特徴とすることにより、フレキシブルプリント基板を伝わってくるクイックリターンミラーなどの振動や、コイルやトランジスタの発振による振動を、くびれ部で大幅に減衰させることが可能となり、振動検出手段の誤検出を防止することが可能となる。
また発明は、該フレキシブルプリント基板が取り付けられる取り付け台であるベース部材と、該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、別部材になっていることを特徴とすることにより、ベース部材を伝わってくる振動を遮断し、振動検出手段の誤検出を防止することが可能となる。
また発明は、該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、該レンズ鏡筒の固定部に対し、ゴム弾性を有する部材を介して取り付けられることを特徴とすることにより、該レンズ鏡筒の固定部を伝わってくる振動を、ゴム弾性を有する部材で大幅に減衰させることが可能となり、振動検出手段の誤検出を防止することが可能となる。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、レンズ鏡筒に生ずるぶれを検出する振動検出手段と、該振動検出手段の出力から、ぶれ補正光学手段の制御をおこなう回路および素子が実装されたフレキシブルプリント基板と、該回路での演算結果に基づいて光軸垂直方向にレンズを駆動して、ぶれを補正するぶれ補正光学手段とを有するレンズ鏡筒において、該フレキシブルプリント基板のくびれ部を経由して設けられた延出部に振動検出素子が実装され、且つ該延出部は、くびれ部を弛ませた状態で固定されることを特徴とすることにより、発生した振動が振動検出素子に至るまでには大幅に減衰されるので、誤動作の無い、安価で安定した、振動検出素子を搭載したレンズ鏡筒を得ることが可能となる。また、該フレキシブルプリント基板が取り付けられる取り付け台であるベース部材と、該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、別部材になっていることを特徴とすることにより、余計な振動がベース部材を伝わって振動検出素子に伝達することがないので、誤動作の無い、振動検出素子を搭載したレンズ鏡筒を得ることが可能となる。
また、該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、該レンズ鏡筒の固定部に対し、ゴム弾性を有する部材を介して取り付けられることを特徴とすることにより、余計な振動が発生してしまっても、固定部を伝達して振動検出素子に至るまでに大幅に減衰されるので、誤動作の無い、振動検出素子を搭載したレンズ鏡筒を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図1〜図5を用いて説明する。
図1は、本発明の振動検出素子が実装されたフレキシブルプリント基板を搭載した、一眼レフカメラ用交換レンズの断面図である。
図2は、図1の一眼レフカメラ用交換レンズにおける、本発明に係わる主要部品のみを示した断面図である。
図3は、図1の一眼レフカメラ用交換レンズにおける、本発明に係わる主要部品のみを示した側面図である。
図4は、図3のA部を部分的に拡大した部分拡大図である。
図5は、図3のB部を部分的に拡大した部分拡大図である。
各図において、1は不図示のカメラ本体のマウントと係合するバヨネット爪を有するレンズ側マウント。
2は防水ゴムで、交換レンズがカメラ本体に取り付けられた後に、マウント1のカメラボディ側端面からの水分の浸入を防止している。
3はマウントリングで、マウント1の内周に嵌合し、マウント1との間で防水ゴム2を挟持している。
4は固定筒で、マウントリング3の外周に嵌合し、一部外装を兼ねており、またマウント1がビス等で固定されている。
5は案内筒で、マウント1側端部近傍で固定筒4に嵌合するとともに、固定筒4にビス等で固定されており、撮影光学系を構成する各レンズ群の一部の光軸方向への移動を、ガイドするための直進溝やカム溝が形成されている。
6はフレキシブルプリント基板で、案内筒5の外周を巻くように配置されていて、表面には、コイル、トランジスタ、コンデンサ、発振子、CPU、コネクタ、ドライバICなどが半田付けされている。
7は振動検出素子で、フレキシブルプリント基板6のくびれ部6aを介して設けられた延出部6bに半田付けされている。振動検出素子7は光軸を中心として略90度離れた位置に2ヶ所配置されていて、それぞれX方向、Y方向の振動を検出している。これにあわせて、フレキシブルプリント基板6にも、くびれ部6aを介して設けられた延出部6bが2ヶ所設けられている。
8は接点ブロックで、マウント1近傍に固定されており、不図示のカメラ本体側接点ピンと接触することで、カメラ本体との通信および電源を伝達する。接点ブロック8は、リード線などで、フレキシブルプリント基板6と接続されており、フレキシブルプリント基板6へカメラ本体から送られてきた信号や電源を伝達する。
9は延出部ベース部材で、主に、金属やPETの板で延出部6bの裏面に両面テープなどで貼り付けられている。
10はメインベース部材で、フレキシブルプリント基板6に合わせて、案内筒5の外周を巻くような形状となっており、フレキシブルプリント基板6の裏面に両面テープなどで貼り付けられている。またフレキシブルプリント基板6はメインベース部材10と共に、案内筒5の外周に不図示のビス等で固定される。
11は弾性体で、ゴム、バネ、スポンジ等の高弾性を有する材質でできており、延出部6bを案内筒5の円筒面の一部に設けられた平面部に固定する際に、延出部ベース部材9と案内筒5の間、および、延出部6bと止めビス12の頭部の間に挟むように配置される。また、止めビス12は、延出部6bの長手方向の両端付近に配置され、それぞれに弾性体11も配置される。このように、弾性体11を介して、延出部6bを案内筒5に固定する。
つまり延出部6bを案内筒5に直接触れないようにすることにより、カメラ本体のシャッターやクイックリターンミラーの駆動時に発生するメカニカルな振動が、マウント1を介して、レンズ側に伝わってしまったとしても、その振動が振動検出素子7に至るまでには大幅に振動を減衰させることが可能となる。また、延出部ベース部材9と、メインベース部材10を分割するように構成しているので、ベース部材を経由して延出部6上の振動検出素子7に振動が伝達することは無い。
また交換レンズ内には、絞り用アクチュエータ13、焦点調節用アクチュエータ14、ぶれ補正用アクチュエータ15が設けられていて、それぞれフレキシブルプリント基板6と電気的に接続されており、フレキシブルプリント基板6には、それぞれを制御するための回路および電気部品が、配置されている。接点ブロック8を経由して、カメラ本体から送られてきた信号および電源により、各アクチュエータが駆動されるが、その際にフレキシブルプリント基板6上のコイルおよびトランジスタが発振しはじめる。発振した振動は、フレキシブルプリント基板6を伝わるが、延出部6bを案内筒5に固定する際に、図4のようにフレキシブルプリント基板の可撓性を生かして、くびれ部6aを弛ませてから固定するようにしているので、その振動が、振動検出素子7に至るまでには大幅に振動を減衰させることが可能となる。
またこの際に、くびれ部6aの弛みが、案内筒5に触れないようにすることにより、案内筒5から延出部6bに直接振動が伝達することを防止することが可能である。
本発明の実施形態における一眼レフカメラ用交換レンズの断面図である。 図1の主要部を示した断面図である。 図1の主要部を示した側面図である。 図3のA部の部分拡大図である。 図3のB部の部分拡大図である。
符号の説明
1 マウント
2 防水ゴム
3 マウントリング
4 固定筒
5 案内筒
6 フレキシブルプリント基板
6a くびれ部
6b 延出部
7 振動検出素子
8 接点ブロック
9 延出部ベース部材
10 メインベース部材
11 弾性体
12 止めビス
13 絞り用アクチュエータ
14 焦点調節用アクチュエータ
15 ふれ補正用アクチュエータ

Claims (3)

  1. レンズ鏡筒に生ずるぶれを検出する振動検出手段と、該振動検出手段の出力から、ぶれ補正光学手段の制御をおこなう回路および素子が実装されたフレキシブルプリント基板と、該回路での演算結果に基づいて光軸垂直方向にレンズを駆動して、ぶれを補正するぶれ補正光学手段とを有するレンズ鏡筒において、該フレキシブルプリント基板のくびれ部を経由して設けられた延出部に振動検出素子が実装され、且つ該延出部は、くびれ部を弛ませた状態で固定されることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 該フレキシブルプリント基板が取り付けられる取り付け台であるベース部材と、該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、別部材になっていることを特徴とする、請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 該延出部が取り付けられる取り付け台であるベース部材は、該レンズ鏡筒の固定部に対し、弾性を有する部材を介して取り付けられることを特徴とする、請求項1から2に記載のレンズ鏡筒。
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