JP2005202208A - 携帯端末および表示制御方法 - Google Patents

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JP2005202208A JP2004009143A JP2004009143A JP2005202208A JP 2005202208 A JP2005202208 A JP 2005202208A JP 2004009143 A JP2004009143 A JP 2004009143A JP 2004009143 A JP2004009143 A JP 2004009143A JP 2005202208 A JP2005202208 A JP 2005202208A
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Abstract

【課題】 ユーザが表示部の表示を容易に認識できるように、表示部の表示設定を自動的に変更することが可能な携帯端末および表示制御方法を提供する。
【解決手段】 距離測定部13は、ユーザまでの距離を測定する。CPU20は、表示部15に表示される表示の明るさおよび表示部15に表示される3次元表示の際の右眼用画像および左眼用画像の間隔を、距離測定部13によって測定された距離に基づいて制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯端末および表示制御方法に関し、特には、表示部を備えた携帯端末およびその表示制御方法に関する。
携帯電話端末などの携帯端末の多くは表示部を備えている。携帯端末の表示部の表示は、携帯端末からユーザまでの距離の長さによりユーザにとって見にくくなる場合がある。
従来、携帯端末の表示部の表示が携帯端末からユーザまでの距離に応じてユーザにとって見にくくなってしまうという問題を解決するための技術が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2003−271276号公報)には、ユーザまでの距離を測定し、測定した距離に応じて、表示フォントサイズまたは表示のコントラストを調整するデータ出力装置が記載されている(特開2003−271276号公報の図7、図8および段落0034参照)。
特許文献2(特開平10−260666号公報)には、ユーザまでの距離を測定し、測定した距離に応じて表示フォントサイズを調整するワードプロセッサが記載されている。
特開2003−271276号公報 特開平10−260666号公報
特許文献1および特許文献2には、ユーザまでの距離に応じて、表示フォントサイズまたは表示のコントラストを変更する電子機器が記載されている。
しかしながら、ユーザまでの距離に応じて、表示フォントサイズまたは表示のコントラストを変更しても、携帯端末の表示がユーザによって容易に認識されない場合が発生する可能性がある。この場合、ユーザは、携帯端末の表示を見やすくするために、携帯端末の表示部の設定(例えば、表示部の明るさ、または、3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像の間隔)を自ら変更しなければならなかった。
本発明の目的は、ユーザが表示部の表示を容易に認識できるように、表示部の表示設定を自動的に変更することが可能な携帯端末および表示制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の携帯端末は、表示を行う表示部と、ユーザまでの距離を測定する距離測定部と、前記距離測定部によって測定された距離に基づいて前記表示部の表示の明るさを制御する制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の表示制御方法は、表示を行う表示部を備えた携帯端末が行う表示制御方法であって、ユーザまでの距離を測定する距離測定ステップと、前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて前記表示の明るさを制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、表示の明るさがユーザまでの距離に基づいて制御される。このため、ユーザまでの距離が長くなるにつれて自動的に表示の明るさを徐々に明るくまたは暗くするような表示の明るさの制御が可能となる。したがって、ユーザが手動で表示部の設定を変更することなく、ユーザは表示部の表示を容易に認識することが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記表示部は、表示を行う表示実行部と、前記表示実行部に光を供給する光供給部とを含み、前記制御部は、前記表示実行部が表示を実行しているときに前記光供給部から該表示実行部に供給される光の量を前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記表示部は、表示を行う表示実行部と、前記表示実行部に光を供給する光供給部とを含み、前記制御ステップは、前記表示実行部が表示を実行しているときに前記光供給部から該表示実行部に供給される光の量を前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の携帯端末において、前記表示実行部は、液晶ディスプレイであり、前記光供給部は、前記液晶ディスプレイのバックライトであることが望ましい。
また、上記の携帯端末において、前記表示部は、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行し、前記制御部は、前記画素の発光強度を前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記表示部は、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行し、前記制御ステップは、前記画素の発光強度を前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の携帯端末において、前記表示部は、有機ELディスプレイであることが望ましい。
また、上記の携帯端末において、前記距離測定部によって測定された距離に基づいてオートフォーカスを実行するカメラをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、距離測定部によって測定された距離に基づいて表示の制御とオートフォーカスとが実行される。したがって、表示制御専用の距離測定部とオートフォーカス専用の距離測定部とを別々に設ける場合に比べて構成の簡略化が図れる。
また、上記の表示制御方法において、前記距離測定ステップで測定された距離に基づいてカメラのオートフォーカスを実行するオートフォーカスステップをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、測定された距離に基づいて表示の制御およびオートフォーカスとが実行される。したがって、1つの測定距離を表示制御用とオートフォーカス用とに用いることが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記制御部は、所定時間内に前記距離測定部によって複数回測定された距離の平均値を算出し、前記表示の明るさを該距離の平均値に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記制御ステップは、所定時間内に前記距離測定ステップで複数回測定された距離の平均値を算出し、前記表示の明るさを該距離の平均値に基づいて制御することが望ましい。
上記の発明によれば、所定時間内に測定された距離の平均値が算出され、表示の明るさが距離の平均値に基づいて制御される。距離の平均値の変化は、個々の測定によって得られる距離ごとの変化より小さくなる可能性が高い。このため、測定された距離の平均値に基づいて表示の明るさを制御する場合、個々の測定距離に応じて表示の明るさを変化させる場合に比べて、表示の明るさの変動を少なくすることが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記制御部は、前記距離測定部によって測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記表示の明るさを変更し、前記距離測定部によって測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記表示の明るさを変更前の明るさにすることが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記制御ステップは、前記距離測定ステップで測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記表示の明るさを変更し、前記距離測定ステップで測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記表示の明るさを変更前の明るさにすることが望ましい。
上記の発明によれば、測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に、表示の明るさが変更され、測定された距離が制御基準値を第2の所定値以上下回った際に、表示の明るさが変更前の状態に戻される。このため、測定された距離が制御基準値近傍で変動する場合でも、表示の明るさが頻繁に変わることを防止することが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
また、本発明の携帯端末は、3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像を表示する表示部と、ユーザまでの距離を測定する距離測定部と、前記右眼用画像と前記左眼用画像との間隔を、前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御する制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の表示制御方法は、3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像を表示する表示部を備えた携帯端末が行う表示制御方法であって、ユーザまでの距離を測定する距離測定ステップと、前記右眼用画像と前記左眼用画像との間隔を、前記距離測定ステップで測定された距離に基づいて制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、右眼用画像と左眼用画像との間隔が、距離測定部によって測定された距離に基づいて制御される。このため、ユーザまでの距離が長くなるにつれて自動的に右眼用画像と左眼用画像との間隔を長くすることが可能となる。したがって、ユーザが手動で表示部の設定を変更することなく、ユーザは表示部の表示を容易に認識し、かつ、3次元表示を同じ立体感で得ることが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記距離測定部によって測定された距離に基づいてオートフォーカスを実行するカメラをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、距離測定部によって測定された距離に基づいて表示の制御とオートフォーカスとが実行される。したがって、表示制御専用の距離測定部とオートフォーカス専用の距離測定部とを別々に設ける場合に比べて構成の簡略化が図れる。
また、上記の表示制御方法において、前記距離測定ステップで測定された距離に基づいてカメラのオートフォーカスを実行するオートフォーカスステップをさらに含むことが望ましい。
上記の発明によれば、測定された距離に基づいて表示の制御とオートフォーカスとが実行される。したがって、1つの測定距離を表示制御用とオートフォーカス用に用いることが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記制御部は、所定時間内に前記距離測定部によって複数回測定された距離の平均値を算出し、前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を、該距離の平均値に基づいて制御することが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記制御ステップは、所定時間内に前記距離測定ステップで複数回測定された距離の平均値を算出し、前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を、該距離の平均値に基づいて制御することが望ましい。
上記の発明によれば、所定時間内に測定された距離の平均値が算出され、右眼用画像と左眼用画像との間隔が距離の平均値に基づいて制御される。距離の平均値の変化は、個々の測定によって得られる距離ごとの変化より小さくなる可能性が高い。このため、測定された距離の平均値に基づいて右眼用画像と左眼用画像との間隔を制御する場合、個々の測定距離に応じて右眼用画像と左眼用画像との間隔を変化させる場合に比べて、右眼用画像と左眼用画像との間隔の変動を少なくすることが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
また、上記の携帯端末において、前記制御部は、前記距離測定部によって測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更し、前記距離測定部によって測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更前の間隔にすることが望ましい。
また、上記の表示制御方法において、前記制御ステップは、前記距離測定ステップで測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更し、前記距離測定ステップで測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更前の間隔にすることが望ましい。
上記の発明によれば、測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に右眼用画像と左眼用画像との間隔が変更され、測定された距離が制御基準値を第2の所定値以上下回った際に右眼用画像と左眼用画像との間隔が変更前の状態に戻される。このため、測定された距離が制御基準値近傍で変動する場合でも、右眼用画像と左眼用画像との間隔が頻繁に変わることを防止することが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
本発明によれば、表示の明るさ、または、3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像の間隔が、ユーザまでの距離に基づいて制御される。このため、ユーザまでの距離が長くなるにつれて自動的に表示の明るさを徐々に明るくまたは徐々に暗くすることが可能となる。また、ユーザまでの距離が長くなるにつれて右眼用画像と左眼用画像との間隔を徐々に広げることが可能となる。
したがって、ユーザが手動で表示部の設定を変更することなく、ユーザは表示部の表示を容易に認識することが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の携帯端末としての携帯電話機の外観を示した模式図である。
なお、携帯端末は、携帯電話機に限るものではなく適宜変更可能である。例えば、携帯端末は、携帯通信端末であってもよく、PHS(Personal Handyphone System)端末であってもよく、PDA(Personal Digital Assistance)であってもよい。
図1において、携帯電話機1は、操作部11と、アンテナ12と、距離測定部13と、オートフォーカスカメラ14と、表示部15と、ヒンジ16と、上部筐体17と、下部筐体18とを含む。オートフォーカスカメラ14は、レンズ14aを含む。
携帯電話機1は、上部筐体17がヒンジ16を軸中心として下部筐体18に対して動く、いわゆる折り畳み型の携帯電話機である。
なお、携帯電話機1は、折り畳み型の携帯電話機に限るものではなく適宜変更可能である。例えば、携帯電話機は、ヒンジ軸が上部筐体および下部筐体の厚み方向に伸びるように配設され、上部筐体がヒンジ軸を回転中心として回転する、いわゆる回転型の携帯電話機でもよい。また、携帯電話機は、上部筐体が下部筐体に対してスライドするスライド型の携帯電話機でもよい。
操作部11は、ユーザによって操作される。操作部11は、電源ボタン、着信ボタン、ダイヤルボタンおよびファンクションボタンなどの各種の操作ボタンを含む。アンテナ12は、無線電波の送信および受信を行う。
距離測定部13は、表示部15を見るユーザ(以下「ユーザ」と称する。)と距離測定部13との間の距離を測定する。距離測定部13は、測定した距離を示す距離情報を出力する。距離測定部13は、アクティブセンサでもよく、パッシブセンサでもよい。
例えば、距離測定部13は、超音波を放射してから、放射した超音波がユーザによって反射されて自己に戻ってくるまでの時間を測定し、測定した時間からユーザまでの距離を求めるアクティブセンサでもよい。
また、距離測定部13は、赤外光などの光ビームを照射する光照射部と、ユーザによって反射された光照射部からの光ビームを受光する受光部とを含み、光ビームの受光部上の受光位置に基づいて三角測量の原理からユーザまでの距離を測定するアクティブセンサでもよい。
また、距離測定部13は、以下のようなパッシブセンサでもよい。
パッシブセンサは、示すレンズ14aの位置を、レンズ14aを通してカメラ14に入射する光に基づいて制御することによって、レンズ14aを介してカメラ14に入射する像の焦点をカメラ14の撮像面に合わせる。パッシブセンサは、ユーザまでの距離を、カメラ14に入射する像の焦点がカメラ14の撮像面にあるときのレンズ14aの位置に基づいて測定する。この場合、距離測定部13は、携帯電話機1の内部に搭載される。
なお、レンズ14aの位置制御はオートフォーカスカメラが行い、パッシブセンサはユーザまでの距離を、カメラ14に入射する像の焦点がカメラ14の撮像面にあるときのレンズ14aの位置に基づいて測定するようにしてもよい。この場合、距離測定部13は、携帯電話機1の内部に搭載される。この場合も、距離測定部13は、携帯電話機1の内部に搭載される。
なお、本実施例では、パッシブセンサの距離測定部13が用いられるものとする。
オートフォーカスカメラ14は、デジタルカメラであり、距離測定部13によって測定された距離に基づいてレンズ14aの位置を制御することによってオートフォーカスを実行することが望ましい。
表示部15は、電話番号の表示、オートフォーカスカメラ14によって撮影された画像、通信相手から送られてきた画像および3次元表示用画像などのさまざまな表示を行う。表示部15は、3次元表示用画像として、右眼用画像および左眼用画像とを表示する。
表示部15が行う3次元表示、具体的には、両眼視差(左眼と右眼の見え方の違い)を利用した3次元表示は、例えば、以下のように行う。
表示部15が有する複数の画素のそれぞれに右眼用画像用フィルタまたは左眼用画像用フィルタを設ける。なお、右眼用画像用フィルタが透過する光の偏光方向と左眼用画像用フィルタが透過する光の偏光方向とは直交しているものとする。表示部15は、右眼用画像用フィルタが設けられた画素にて右眼用画像を表示し、左眼用画像用フィルタが設けられた画素にて左眼用画像を表示する。
ユーザは、例えば、右眼用画像用フィルタと左眼用画像用フィルタとを備えた偏光眼鏡を用いて、右眼用画像フィルタを透過した画像(右眼用画像)のみが自己の右眼に入るようにし、左眼用画像フィルタを透過した画像(左眼用画像)のみが自己の左眼に入るようにする。
なお、表示部15が行う3次元表示は、上記に限るものではなく適宜変更可能である。
例えば、表示部15が有する複数の画素のそれぞれに色フィルタを設け、複数の画素の色を2色にする。なお、複数の画素の色を色フィルタにより2色にする場合、2色の各色は、互いの色を構成する各波長領域が重ならない2種の光によりそれぞれ特定される色としてもよい。表示部15は、一方の色の画素にて右眼用画像を表示し、他方の色の画素にて左眼用画像を表示する。
ユーザは、例えば、一方の色を通し他方の色を通さないフィルタおよび他方の色を通し一方の色を通さないフィルタとを備えた眼鏡を用いて、右眼用画像のみが自己の右眼に入るようにし、左眼用画像のみが自己の左眼に入るようにする。
また、例えば、表示部15が有する複数の画素の全てに、画素の大きさをピッチとする蒲鉾型(半円柱型)レンズを設置する。表示部15が有する複数の画素は、蒲鉾型(半円柱型)レンズによって、右眼用画像用の画素と左眼用画像用の画素とに分けられる。表示部15は、右眼用画像用の画素で右眼用画像を表示し、左眼用画像用の画素で左眼用画像を表示する。蒲鉾型(半円柱型)レンズは、右眼用画像をユーザの右眼に供給し、左眼用画像をユーザの左眼に供給する。
表示部15の表示は、距離測定部13によって測定された距離に応じて制御される。例えば、表示部15の表示の明るさは、距離測定部13によって測定された距離に応じて制御される。また、右眼用画像と左眼用画像との間隔は、距離測定部13によって測定された距離に応じて制御される。
図2は、携帯電話機1の一例を示したブロック図である。なお、図2において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図2において、携帯電話機1は、操作部11と、アンテナ12と、距離測定部13と、オートフォーカスカメラ14と、表示部15と、ROM19と、CPU20と、RAM21と、通信制御部22と、音声信号処理部23と、マイク24と、スピーカ25と、画像信号処理部26と、A/D変換回路27とを含む。表示部15は、液晶ディスプレイ(LCD)15aとバックライト15aとを含む。
なお、表示部15は、液晶ディスプレイ15aとバックライト15aとを含む表示部に限るものではなく適宜変更可能である。例えば、表示部15は、例えば、有機ELディスプレイのように、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行する表示部でもよい。
ROM19は、携帯電話機1を制御するための制御プログラムが記録されている。
制御部としてのCPU20は、ROM19に記録されている制御プログラムにしたがって携帯電話機1の全体の制御を行う。
例えば、CPU20は、表示部15に表示される表示の明るさおよび表示部15に表示される3次元表示の際の右眼用画像および左眼用画像の間隔を、距離測定部13によって測定された距離に基づいて制御する。
CPU20は、さらに、表示部15に表示されるフォントのサイズ、表示部15の表示のコントラスト、マイク24の感度およびスピーカ25の音量を、距離測定部13によって測定された距離に基づいて制御する。
RAM21は、携帯電話機1の処理動作に必要な各種のデータが記録される。
表示実行部としての液晶ディスプレイ15aは、種々の表示を実行する。光供給部としてのバックライト15bは、液晶ディスプレイ15aの表示に明るさを与えるために、液晶ディスプレイ15aに光を供給する。
CPU20は、液晶ディスプレイ15aが表示を実行しているときにバックライト15bから液晶ディスプレイ15aに供給される光の量を距離測定部13によって測定された距離に基づいて変更する。
なお、表示部15として、有機ELディスプレイのように、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行する表示部が用いられている場合、CPU20は、画素の発光強度を距離測定部13によって測定された距離に基づいて変更する。
通信制御部22は、所定の通信プロトコルに応じた通信処理を行うことによって、電話機としての機能を実行する。
音声信号処理部23は、マイク24から入力される音声信号を通信制御部22に供給する。また、音声信号処理部23は、通信制御部24から入力される音声信号に応じた音声をスピーカ25に出力させる。
画像信号処理部26は、オートフォーカスカメラ14から入力される画像信号を処理する。A/D変換器27は、距離測定部13から供給される距離情報をデジタル信号に変換する。なお、距離測定部13がデジタルの距離情報を出力する場合、A/D変換器27は省略されてもよい。
次に、動作を説明する。
図3は、ユーザまでの距離に応じて表示の明るさを制御する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図3を参照して動作を説明する。なお、携帯電話機1が図3に示した動作を実行している際、表示部15は、何らかの表示を行っているものとする。
ユーザが、表示の明るさ自動設定モードを開始するために操作部11を操作すると、CPU20は表示の明るさ自動設定モードを開始し(ステップ3a)、その後、オートフォーカスカメラ14および距離測定部13を起動する(ステップ3b)。
オートフォーカスカメラ14および距離測定部13は、オートフォーカスでレンズ14aを動かしてユーザに焦点を合わせる(ステップ3c)。
距離測定部13はレンズ14aの位置に基づいてユーザの顔までの距離を測定する(ステップ3d)。距離測定部13は、測定した距離を示す距離情報をCPU20に出力する。
なお、距離測定部13としてアクティブセンサが用いられる場合には、CPU20は、ステップ3bを実行した後、距離測定部13にユーザまでの距離を測定させる。この場合、CPU20はカメラのオートフォーカスを実行しない。
続いて、CPU20は、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上であるか否かを判断する(ステップ3e)。なお、制御基準値Bは、例えばRAM21に記録されている。
ステップ3eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上である場合、CPU20は、バックライト15bの光量を第1の光量にする。なお、本実施例では、バックライト15bの光量が第1の光量であるときの表示部15の表示の明るさを「明」とする(ステップ3g)。
図4は、ステップ3gのときの表示部15の表示の明るさの一例を示した説明図である。なお、図4において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。図4において、携帯電話機1は、ユーザ30によって保持されている。
図3に戻って、ステップ3eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上でない場合、CPU20は、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上であるか否かを判断する(ステップ3f)。なお、制御基準値Aは、制御基準値Bよりも小さい値である。制御基準値Aは、例えば、RAM21に記録されている。
ステップ3fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上である場合、CPU20は、バックライト15bの光量を第2の光量にする。なお、第2の光量は、第1の光量よりも小さい値である。なお、本実施例では、バックライト15bの光量が第2の光量であるときの表示部15の表示の明るさを「中」とする(ステップ3h)。
図5は、ステップ3hのときの表示部15の表示の明るさの一例を示した説明図である。なお、図5において、図4に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図3に戻って、ステップ3fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上でない場合、CPU20は、バックライト15bの光量を第3の光量にする。なお、第3の光量は、第2の光量よりも小さい値である。なお、本実施例では、バックライト15bの光量が第3の光量であるときの表示部15の表示の明るさを「暗」とする(ステップ3i)。
図6は、ステップ3iのときの表示部15の表示の明るさの一例を示した説明図である。なお、図6において、図4に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図3に戻って、表示部15の表示の明るさの設定(ステップ3g、3hまたは3i)が終了すると、CPU20はオートフォーカスカメラ14および距離測定部13の動作を終了する(ステップ3j)。
CPU20は、ステップ3j終了後、10秒待機する(ステップ3k)。なお、ステップ3kでの待機時間は、10秒に限らず、適宜変更可能である。
CPU20は、ステップ3k終了後、処理をステップ3bに戻し、上記の動作を繰り返し、ユーザまでの距離に応じて、表示部15の表示の明るさを自動的に設定する。
本実施例では、表示の明るさがユーザまでの距離に基づいて制御される。このため、ユーザまでの距離が長くなるにつれて自動的に表示の明るさを徐々に明るくすることが可能となる。したがって、ユーザが手動で表示部の設定を変更することなく、ユーザは表示部15の表示を容易に認識することが可能となる。
図7は、ユーザまでの距離に応じて、右眼用画像と左眼用画像との間隔を制御する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図7を参照して動作を説明する。なお、携帯電話機1が図7に示した動作を実行している際、表示部15は、右眼用画像と左眼用画像とを表示しているものとする。
ユーザが、右眼用画像と左眼用画像との間隔自動設定モードを開始するために操作部11を操作すると、CPU20は右眼用画像と左眼用画像との間隔自動設定モードを開始し(ステップ7a)、その後、オートフォーカスカメラ14および距離測定部13を起動する(ステップ7b)。
オートフォーカスカメラ14および距離測定部13は、オートフォーカスでレンズ14aを動かしてユーザに焦点を合わせる(ステップ7c)。
距離測定部13はレンズ14aの位置に基づいてユーザの顔までの距離を測定する(ステップ7d)。距離測定部13は、測定した距離を示す距離情報をCPU20に出力する。
なお、距離測定部13としてアクティブセンサが用いられる場合には、CPU20は、ステップ7bを実行した後、距離測定部13にユーザまでの距離を測定させる。この場合、CPU20はカメラのオートフォーカスを実行しない。
続いて、CPU20は、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上であるか否かを判断する(ステップ7e)。なお、制御基準値Bは、例えばRAM21に記録されている。
ステップ7eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上である場合、CPU20は、表示部15に表示されている右眼用画像および左眼用画像との間隔を第1の間隔にする。なお、本実施例では、第1の間隔を「長」とする(ステップ7g)。
ステップ7eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上でない場合、CPU20は、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上であるか否かを判断する(ステップ7f)。なお、制御基準値Aは、制御基準値Bよりも小さい値である。制御基準値Aは、例えば、RAM21に記録されている。
ステップ7fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上である場合、CPU20は、右眼用画像と左眼用画像との間隔を第2の間隔にする。なお、第2の間隔は、第1の間隔よりも狭い間隔である。なお、本実施例では、第2の間隔を「中」とする(ステップ7h)。
ステップ7fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上でない場合、CPU20は、右眼用画像と左眼用画像との間隔を第3の間隔にする。なお、第3の間隔は、第2の間隔よりも狭い間隔である。なお、本実施例では、第3の間隔を「短」とする(ステップ7i)。
右眼用画像と左眼用画像との間隔の設定(ステップ7g、7hまたは7i)が終了すると、CPU20はオートフォーカスカメラ14および距離測定部13の動作を終了する(ステップ7j)。
CPU20は、ステップ7j終了後、10秒待機する(ステップ7k)。なお、ステップ7kでの待機時間は、10秒に限らず、適宜変更可能である。
CPU20は、ステップ7k終了後、処理をステップ7bに戻し、上記の動作を繰り返し、ユーザまでの距離に応じて、右眼用画像と左眼用画像との間隔を自動的に設定する。
本実施例では、右眼用画像と左眼用画像との間隔が、距離測定部13によって測定された距離に基づいて制御される。このため、ユーザまでの距離が長くなるにつれて自動的に右眼用画像と左眼用画像との間隔を長くすることが可能となる。
したがって、ユーザが手動で表示部15の設定を変更することなく、ユーザは、表示部15の表示を容易に認識し、かつ、ユーザと携帯電話機1との距離の変動にかかわらず、3次元表示を同じ立体感で得ることが可能となる。
図8は、ユーザまでの距離に応じて、表示フォントサイズを制御する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図8を参照して動作を説明する。なお、携帯電話機1が図8に示した動作を実行している際、表示部15は、何らかの表示を実行しているものとする。
ユーザが、フォントサイズ自動設定モードを開始するために操作部11を操作すると、CPU20はフォントサイズ自動設定モードを開始し(ステップ8a)、その後、ステップ8c、8dおよび8eとを実行する。なお、ステップ8cは図7に示したステップ7cと同じである。また、ステップ8dは図7に示したステップ7dと同じである。また、ステップ8eは図7に示したステップ7eと同じである。
ステップ8eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上である場合、CPU20は、表示部15に表示されているフォントのフォントサイズを第1のサイズにする。なお、本実施例では、第1のサイズを「大」とする(ステップ8g)。
図9は、ステップ8gのときの表示部15の表示の一例を示した説明図である。
図8に戻って、ステップ8eで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値B以上でない場合、CPU20は、ステップ8fを実行する。なお、ステップ8fは図7に示したステップ7fと同じである。
ステップ8fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上である場合、CPU20は、フォントサイズを第2のサイズにする。なお、第2のサイズは、第1のサイズよりも小さいサイズである。なお、本実施例では、第2のサイズを「中」とする(ステップ8h)。
図10は、ステップ8hのときの表示部15の表示の一例を示した説明図である。
図8に戻って、ステップ8fで、距離測定部13から供給された距離情報が示す距離が制御基準値A以上でない場合、CPU20は、フォントサイズを第3のサイズにする。なお、第3のサイズは、第2のサイズよりも小さいサイズである。なお、本実施例では、第3のサイズを「小」とする(ステップ8i)。
図11は、ステップ8iのときの表示部15の表示の一例を示した説明図である。
図8に戻って、フォントサイズの設定(ステップ8g、8hまたは8i)が終了すると、CPU20はステップ8jおよび8kを実行する。なお、ステップ8jは図7に示したステップ7jと同じであり、ステップ8kは図7に示したステップ7kと同じである。
CPU20は、ステップ8k終了後、処理をステップ8bに戻し、上記の動作を繰り返し、ユーザまでの距離に応じて、フォントサイズを自動的に設定する。
さらに、CPU20は、マイク24の感度、スピーカ25の音量および表示のコントラストを距離測定部13から供給された距離情報に基づいて設定する。
なお、本実施例では、CPU20は、表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度、スピーカの音量を距離測定部13から供給された距離情報に基づいて別々に制御するようにしたが、CPU20は、これらのいくつかを距離測定部13から供給された距離情報に基づいて同時に制御するようにしてもよい。この場合、例えば、表示に関する制御(表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト)を組み合わせることによって、表示部15の表示がさらに見やすくなる。
また、CPU20は、所定時間内に距離測定部13にユーザまでの距離を複数回測定させ、距離所定時間内に距離測定部13によって複数回測定された距離の平均値を算出し、表示部15に表示される表示の明るさ、表示部15に表示される3次元表示の際の右眼用画像および左眼用画像の間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量を、算出した距離の平均値に基づいて制御するようにしてもよい。
例えば、図3に示したステップ3dまたは図7に示したステップ7dにおいて、CPU20は、所定時間内に距離測定部13によって複数回測定された距離の平均値を算出するようにする。
続いて、CPU20は、図3に示したステップ3eおよび3fまたは図7に示したステップ7eおよび7fにおいて、算出した距離の平均値と制御基準値との比較を行うようにする。
CPU20が、表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔などの表示部15による表示を距離の平均値に基づいて制御する場合、以下のような効果を奏する。
距離の平均値の変化は、個々の測定によって得られる距離ごとの変化より小さくなる可能性が高い。このため、例えば、測定された距離の平均値に基づいて表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔を制御する場合、個々の測定距離に応じて、表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔を変化させる場合に比べて、表示の明るさの変動または右眼用画像と左眼用画像との間隔の変動を少なくすることが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
特に、携帯電話機がユーザによって保持されている場合、携帯電話機とユーザとの間の距離は微妙に変化する可能性が高い。この微妙に変化するユーザとの間の距離に応じて、表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔が制御されると、例えば、表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔が微妙に変化するチャタリングのような現象が生じてしまう。表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔が、測定された距離ではなく、距離の平均値に基づいて制御されるようにすれば、表示にチャタリングのような現象が生じてしまうことを少なくすることが可能となる。
また、CPU20は、距離測定部13によって測定された距離が制御基準値(AまたはB)を第1の所定値以上上回った際に表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量を変更し、距離測定部13によって測定された距離が制御基準値を第2の所定値以上下回った際に表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量を変更前の状態にするようにしてもよい。
この場合、測定された距離が制御基準値近傍で変動する場合でも、例えば、表示の明るさまたは右眼用画像と左眼用画像との間隔などの表示部15による表示が頻繁に変わることを防止することが可能となる。よって、ユーザが表示内容を容易に認識することが可能な表示を実行することが可能となる。
なお、本実施例では、制御基準値をAとBの2つとしているが、制御基準値は2つに限るものでなく適宜変更可能である。
また、表示の明るさを設定するために使用する制御基準値は、右眼用画像と左眼用画像との間隔を設定するために使用する制御基準値と、同じであってもよいし、異なってもよい。
また、本実施例では、CPU20は、表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量をユーザまでの距離に応じて段階的に変化させるようにしたが、例えば、制御基準値の数を多くすることにより、表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量をユーザまでの距離に応じて無段階に変化させるようにしてもよい。
また、CPU20は、ユーザまでの距離に応じた、表示の明るさの変化、右眼用画像と左眼用画像との間隔の変化、フォントサイズの変化、表示のコントラストの変化、マイクの感度の変化またはスピーカの音量の変化を、線形変化としてもよいし、対数的な変化のような非線形変化としてもよい。
また、CPU20は、表示の明るさ、右眼用画像と左眼用画像との間隔、フォントサイズ、表示のコントラスト、マイクの感度またはスピーカの音量をユーザまでの距離に比例させて変化させなくてもよい。例えば、CPU20は、ユーザまでの距離が0の場合でも、表示の明るさが所定の明るさになるようにしてもよし、右眼用画像と左眼用画像との間隔が所定の間隔になるようにしてもよい。
また、CPU20は、ユーザまでの距離が長くなるにつれて表示の明るさが徐々に明るくなるようにしてもよい。また、CPU20は、ユーザまでの距離が長くなるにつれてフォントが徐々に小さくなるようにしてもよい。
また、図1において、オートフォーカスカメラ14、距離測定部13および表示部15とが、携帯電話機1の内側面1aに設けられている場合の例を示したが、オートフォーカスカメラ14、距離測定部13および表示部15とが、携帯電話機1の外側面1bに設けられていてもよい。
また、携帯電話機1が折り畳み式の携帯電話機でない場合、携帯電話機において、オートフォーカスカメラ14、距離測定部13および表示部15とを、操作部が設けられていない面に設けてもよい。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例の携帯電話機を示した模式図である。 本発明の一実施例の携帯電話機を示したブロック図である。 本携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 本携帯電話機の表示の一例を示した説明図である。 本携帯電話機の表示の他の例を示した説明図である。 本携帯電話機の表示のさらに他の例を示した説明図である。 本携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 本携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 本携帯電話機の表示の一例を示した説明図である。 本携帯電話機の表示の他の例を示した説明図である。 本携帯電話機の表示のさらに他の例を示した説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機
1a 内側面
1b 外側面
11 操作部
12 アンテナ
13 距離測定部
14 オートフォーカスカメラ
15 表示部
16 ヒンジ
17 上部筐体
18 下部筐体
19 ROM
20 CPU
21 RAM
22 通信制御部
23 音声信号処理部
24 マイク
25 スピーカ
26 画像信号処理部
27 A/D変換部

Claims (22)

  1. 表示を行う表示部と、
    ユーザまでの距離を測定する距離測定部と、
    前記距離測定部によって測定された距離に基づいて前記表示部の表示の明るさを制御する制御部とを含むことを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記表示部は、表示を行う表示実行部と、前記表示実行部に光を供給する光供給部とを含み、
    前記制御部は、前記表示実行部が表示を実行しているときに前記光供給部から該表示実行部に供給される光の量を前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御することを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記表示実行部は、液晶ディスプレイであり、
    前記光供給部は、前記液晶ディスプレイのバックライトであることを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記表示部は、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行し、
    前記制御部は、前記画素の発光強度を前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御することを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項4に記載の携帯端末において、
    前記表示部は、有機ELディスプレイであることを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の携帯端末において、
    前記距離測定部によって測定された距離に基づいてオートフォーカスを実行するカメラをさらに含むことを特徴とする携帯端末。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、所定時間内に前記距離測定部によって複数回測定された距離の平均値を算出し、前記表示の明るさを該距離の平均値に基づいて制御することを特徴とする携帯端末。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、前記距離測定部によって測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記表示の明るさを変更し、前記距離測定部によって測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記表示の明るさを変更前の明るさにすることを特徴とする携帯端末。
  9. 3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像を表示する表示部と、
    ユーザまでの距離を測定する距離測定部と、
    前記右眼用画像と前記左眼用画像との間隔を、前記距離測定部によって測定された距離に基づいて制御する制御部とを含むことを特徴とする携帯端末。
  10. 請求項9に記載の携帯端末において、
    前記距離測定部によって測定された距離に基づいてオートフォーカスを実行するカメラをさらに含むことを特徴とする携帯端末。
  11. 請求項9または10に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、所定時間内に前記距離測定部によって複数回測定された距離の平均値を算出し、前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を、該距離の平均値に基づいて制御することを特徴とする携帯端末。
  12. 請求項9または10に記載の携帯端末において、
    前記制御部は、前記距離測定部によって測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更し、前記距離測定部によって測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更前の間隔にすることを特徴とする携帯端末。
  13. 表示を行う表示部を備えた携帯端末が行う表示制御方法であって、
    ユーザまでの距離を測定する距離測定ステップと、
    前記表示部の表示の明るさを前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて制御する制御ステップとを含むことを特徴とする表示制御方法。
  14. 請求項13に記載の表示制御方法において、
    前記表示部は、表示を行う表示実行部と、前記表示実行部に光を供給する光供給部とを含み、
    前記制御ステップは、前記表示実行部が表示を実行しているときに前記光供給部から該表示実行部に供給される光の量を前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて制御することを特徴とする表示制御方法。
  15. 請求項13に記載の表示制御方法において、
    前記表示部は、複数の画素を有し、各画素が発光することにより表示を実行し、
    前記制御ステップは、前記画素の発光強度を前記距離測定ステップによって測定された距離に基づいて制御することを特徴とする表示制御方法。
  16. 請求項13ないし15のいずれか1項に記載の表示制御方法において、
    前記距離測定ステップで測定された距離に基づいてカメラのオートフォーカスを実行するオートフォーカスステップをさらに含むことを特徴とする表示制御方法。
  17. 請求項13ないし16のいずれか1項に記載の表示制御方法において、
    前記制御ステップは、所定時間内に前記距離測定ステップで複数回測定された距離の平均値を算出し、前記表示の明るさを該距離の平均値に基づいて制御することを特徴とする表示制御方法。
  18. 請求項13ないし16のいずれか1項に記載の表示制御方法において、
    前記制御ステップは、前記距離測定ステップで測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記表示の明るさを変更し、前記距離測定ステップで測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記表示の明るさを変更前の明るさにすることを特徴とする表示制御方法。
  19. 3次元表示用の右眼用画像および左眼用画像を表示する表示部を備えた携帯端末が行う表示制御方法であって、
    ユーザまでの距離を測定する距離測定ステップと、
    前記右眼用画像と前記左眼用画像との間隔を、前記距離測定ステップで測定された距離に基づいて制御する制御ステップとを含むことを特徴とする表示制御方法。
  20. 請求項19に記載の表示制御方法において、
    前記距離測定ステップで測定された距離に基づいてカメラのオートフォーカスを実行するオートフォーカスステップをさらに含むことを特徴とする表示制御方法。
  21. 請求項19または20に記載の表示制御方法において、
    前記制御ステップは、所定時間内に前記距離測定ステップで複数回測定された距離の平均値を算出し、前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を、該距離の平均値に基づいて制御することを特徴とする表示制御方法。
  22. 請求項19または20に記載の表示制御方法において、
    前記制御ステップは、前記距離測定ステップで測定された距離が制御基準値を第1の所定値以上上回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更し、前記距離測定ステップで測定された距離が前記制御基準値を第2の所定値以上下回った際に前記右眼用画像と左眼用画像との間隔を変更前の間隔にすることを特徴とする表示制御方法。
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