JP2005201536A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒と水とを熱交換する熱交換器に関するものであり、熱交換量を減らすことなくコンパクトな熱交換器を提供する。
【解決手段】流体Aが流通する多穴管3aと、流体Bが流通する断面が扁平形状の扁平管4aを備え、前記多穴管3aと前記扁平管4aが直交するように重ね合わせたものであり、単位容積あたりの熱交換器の不要な空間が小さくなるので、熱交換器の体積を小さくすることができ熱交換量を減らすことがなくコンパクトな熱交換器を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷媒と水とを熱交換する熱交換器に関するものである。
従来、この種の熱交換器は、冷媒が流通する第1の管と水が流通する第2の管を平行に列設したもの(例えば特許文献1参照)がある。
以下、図面を参照しながら上記従来の熱交換器を説明する。
図9は従来の熱交換器の概略構成図である。図9に示すように従来の熱交換器は、冷媒が流通し複数の小流路を備えた扁平形状の第1の管91と、水が流通し第1の管と扁平部でメカニカルに熱接触した扁平形状の第2の管92とをコイル状に巻いた構成となっている。
以上そのように構成された熱交換器について、以下その動作を説明する。
高温加圧された冷媒は、第1の管91内の複数の小流路に分岐され循環しており、冷媒の熱は第1の管91より熱接触している第2の管92に熱伝導する。第2の管92には水が循環しており、第2の管92の熱は水に伝わり、水が加熱される。ここで、第1の管91と第2の管92をコイル状に巻くことで、第2の管92は第1の管91に挟まれ、上下の扁平面より冷媒の熱を吸収することができる。
特開2002−107069号公報
しかしながら、上記従来の構成は、管をコイル状に巻くために、管のない不要な空間ができ、熱交換器の体積が大きくなるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、熱交換量を減らすことなくコンパクトな熱交換器を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、流体Aが流通する第1の管(丸管や多穴管や異型管など総じて第1の管と称する)と、流体Bが流通する断面が扁平形状の第2の管を備え、前記第1の管と前記第2の管が直交するように重ね合わせたとしたものである。
これによって、単位容積あたりの熱交換器の不要な空間が小さくなる。
また、本発明の熱交換器は、第1の管と第2の管とを多層に積み重ねるように配置したものである。
これによって、水平方向に不要な空間を形成することなく第2の管の扁平部を第1の管で挟み込める。
また、本発明の熱交換器は、蛇行形状の第1の管と第2の管を重ね合わせて配置したものである。
これによって、垂直方向に形成される不要な空間が小さくなる。
また、本発明の熱交換器は、流体Aが流通する複数の管からなる第1の管の全周を第2の管で挟んだものである。
これによって、第1の管表面全体が第2の管と接すると同時に、第2の管内部の凹凸により流体Bが乱される。
また、本発明の熱交換器は、流体Aが流通する複数の第3の管と前記第3の管を拘束する拘束部材とからなる第4の管と、流体Bが流通する第2の管を備え、第4の管と第2の管が平行になるように第4の管と第2の管を重ね合わせたものである。
これによって、第4の管と第2の管の接触面積が増えるとともに、拘束部材と第3の管を違う材料で構成することとなる。
本発明の熱交換器は、流体Aが流通する第1の管と、流体Bが流通する断面が扁平形状の第2の管を備え、前記第1の管と前記第2の管が直交するように重ね合わせたもので、熱交換器の体積を小さくすることができる。
また、本発明の熱交換器は、第1の管と第2の管とを多層に積み重ねることで、幅方向にコンパクトで熱交換量の大きい熱交換器を提供することができる。
また、本発明の熱交換器は、蛇行形状の第1の管と第2の管を重ね合わせて配置することで、熱交換器を薄型にすることができる。
また、本発明の熱交換器は、流体Aが流通する複数の管からなる第1の管の全周を第2の管で挟むことで、第1の管から第2の管への熱伝導が多くなるとともに、第2の管から流体Bへの熱伝達が促進され、熱交換量を増やすことができる。
また、本発明の熱交換器は、流体Aが流通する複数の第3の管と前記第3の管を拘束する拘束部材とからなる第4の管と、流体Bが流通する第2の管を備え、第4の管と第2の管が平行になるように第4の管と第2の管を重ね合わせることで、第4の管をアルミニウムのみのものより薄型で軽量にすることができる。
請求項1に記載の発明は、流体Aが流通する第1の管(丸管や多穴管や異型管など総じて第1の管と称する)と、流体Bが流通する断面が扁平形状の第2の管を備え、前記第1の管と前記第2の管が直交するように重ね合わせたものであり、単位容積あたりの熱交換器の不要な空間が小さくなるので、熱交換器の体積を小さくすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、第1の管と第2の管とを多層に積み重ねるように配置したものであり、水平方向に不要な空間を形成することなく第2の管の扁平部を第1の管で挟み込めるので、幅方向にコンパクトで熱交換量の大きい熱交換器を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、蛇行形状の第1の管と第2の管を重ね合わせて配置したものであり、垂直方向に形成される不要な空間が小さくなり、熱交換器を薄型にすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載の発明において、流体Aが流通する複数の管からなる第1の管の全周を第2の管で挟んだものであり、第1の管表面全体が第2の管と接すると同時に、第2の管内面の凹凸により流体Bが乱されるので、第1の管から第2の管への熱伝導が多くなるとともに、第2の管から流体Bへの熱伝達が促進され、熱交換量を増やすことができる。
請求項5に記載の発明は、流体Aが流通する複数の第3の管と前記第3の管を拘束する拘束部材とからなる第4の管と、流体Bが流通する第2の管を備え、第4の管と第2の管が平行になるように第4の管と第2の管を重ね合わせたものであり、第4の管と第2の管の接触面積が増えるので、熱交換量を増やすことができ、また、第3の管を溝付き形状など成形しやすく熱伝導性の良い銅など、拘束部材を軽くて熱伝導性の良いアルミニウムなどというように、拘束部材と第3の管を違う材料で構成することができるので、第4の管をアルミニウムのみのものより薄型で軽量にすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、拘束部材を良熱伝導性材料としたものであり、第3の管と第2の管の熱伝導性が向上するので、流体Aと流体Bの熱交換量を増やすことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6に記載の発明において、第2の管内に乱流促進材を設けたものであり、第2の管内の流体Bの流れを乱すので、第2の管と流体B間の熱伝達率が向上し熱交換量を多くすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7に記載の発明において、第1の管または第3の管が内面溝付き管としたものであり、流体Aと第1の管の接触面積が増えるので、熱交換量を増やすことができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8に記載の発明において、熱交換器外周を覆う断熱材を真空断熱材としたものであり、厚さが薄くても外気への熱移動を防ぐことができるので、断熱材を薄くすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9に記載の発明において、流体Aを二酸化炭素とし、流体Bを水としたものであり、ヒートポンプ給湯機用の水・熱交換器として使用できるので、高いヒートポンプ効果を得ることで所定の能力に必要な管長を短くでき、サイズダウンすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による熱交換器の要部断面図である。図2は熱交換器の斜視断面図である。図3は図1に乱流促進材を設けた熱交換器の要部断面図である。図4は図1に真空断熱材を設けた熱交換器の要部断面図である。図5は他の実施例の熱交換器の要部断面図である。
図1において、熱交換器1aは、二酸化炭素が流通する複数の流路2aを備えた扁平形状の多穴管3aと、水が流通し断面が扁平形状の扁平管4aより構成されており、多穴管3aと扁平管4aの扁平部は多穴管3aと扁平管4aが直交するように接合されている。
図2において、多穴管3aと扁平管4aは、交互に垂直方向に折り重なるように蛇行形状に曲げられており、多穴管3aと扁平管4aの扁平部は多穴管3aと扁平管4aが直交になるよう多層に重ねて接合されている。
図3において、多穴管3aと扁平管4aが直交になるように重ねられた熱交換器の扁平管4a内部には乱流促進材5が設けられている。
図4において、多穴管3aと扁平管4aが直交になるように重ねられた熱交換器1aの外周は真空断熱材6で覆われている。
以上のように構成された熱交換器について以下その動作を説明する。
多穴管3aに設けられた流路2aには、高温加圧された二酸化炭素が循環しており、流路2aに高温の二酸化炭素が流れることにより、多穴管3aは加熱される。多穴管3aに伝わった熱は、扁平管4aとの接触面より扁平管4aに伝わり、扁平管4aが加熱される。扁平管4aには低温の水が循環しており、扁平管4aが加熱されることにより、扁平管4a内を循環している水が加熱される。
ここで、多穴管3aと扁平管4aが直交して折り重なるように垂直方向に蛇行形状に曲げられた場合、多穴管3aと扁平管4aは水平方向に不要な空間を形成することなく扁平管4aの扁平部を多穴管3aで挟み込むように配置される。
ここで、扁平管4a内に板をねじって形成された乱流促進材5を設けると、扁平管4a内の流れは乱流促進材5によって乱されながら循環する。また、熱交換器1a外周に巻く断熱材を真空断熱材6にすると、薄肉の断熱材で熱の放出を防ぐことができる。なお、多穴管3aを内面溝付き管にした場合、内面の凹凸によって二酸化炭素と多穴管3aの接触面積が増える。
なお、図5で示すように多穴管3aを複数の管7aとした場合でも同様の効果が得られる。
また、本発明では、流体Aを二酸化炭素、流体Bを水としたが、流体A,Bともこれに限定するものではない。
以上のように実施の形態1の熱交換器においては、流体Aが流通する多穴管3aまたは管7aと、流体Bが流通する断面が扁平形状の扁平管4aを備え、多穴管3aまたは管7aと扁平管4aが直交するように重ね合わせたものであり、単位容積あたりの熱交換器1aの不要な空間が小さくなるので、熱交換器1aの体積を小さくすることができる。
また、本実施の形態の熱交換器は、多穴管3aと扁平管4aとを多層に積み重ねるように配置したものであり、水平方向に不要な空間を形成することなく扁平管4aの扁平部を多穴管3aで挟み込めるので、幅方向にコンパクトで熱交換量の大きい熱交換器1aを提供することができる。
また、本実施の形態の熱交換器は、扁平管4a内に乱流促進材5を設けたものであり、扁平管4a内の流体Bの流れを乱すので、扁平管4aと流体B間の熱伝達率が向上し熱交換量を多くすることができる。
なお、本実施の形態の熱交換器は、多穴管3aまたは管7aを内面溝付き管とすることにより、流体Aと多穴管3aまたは管7aの接触面積が増えるので、熱交換量を増やすことができる。
また、本実施の形態の熱交換器は、熱交換器外周を覆う断熱材を真空断熱材6としたものであり、厚さが薄くても外気への熱移動を防ぐことができるので、断熱材を薄くすることができる。
また、本実施の形態の熱交換器は、流体Aを二酸化炭素とし、流体Bを水としたものであり、ヒートポンプ給湯機用の水・熱交換器として使用できるので、高いヒートポンプ効果を得ることで所定の能力に必要な管長を短くでき、サイズダウンすることができる。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2による熱交換器の斜視図である。
図6において、多穴管3bと扁平管4bは、水平になるように蛇行状に曲げられており、多穴管3bと扁平管4bの扁平部は多穴管3bと扁平管4bが直交になるように重ねられて接合されている。
以上のように構成された熱交換器について以下その動作を説明する。
多穴管3bに設けられた流路2bには、高温加圧された二酸化炭素が循環しており、流路2bに高温の二酸化炭素が流れることにより、多穴管3bは加熱される。多穴管3bに伝わった熱は、扁平管4bとの接触面より扁平管4bに伝わり、扁平管4bが加熱される。扁平管4bには低温の水が循環しており、扁平管4bが加熱されることにより、扁平管4b内を循環している水が加熱される。ここで、多穴管3bと扁平管4bを水平になるように蛇行状に曲げ、多穴管3bと扁平管4bが直交するように重ねて接合されているので、垂直方向に形成される不要な空間が小さくなる。また多穴管3bと扁平管4bを複数本重ねると、伝熱面積をさらに増やすことができる。
なお、本発明では、流体Aを二酸化炭素、流体Bを水としたが、流体A,Bともこれに限定するものではない。
以上のように本実施の形態2の熱交換器は、蛇行形状の多穴管3bと扁平管4bを重ね合わせて配置したものであり、垂直方向に形成される不要な空間が小さくなり、熱交換器1bを薄型にすることができ、さらに多穴管3bと扁平管4bを複数本重ねると、伝熱面積をさらに増やすことができるので、熱交換量を増やすことができる。
なお、乱流促進材、内面溝付き管、真空断熱材を設けることにより実施の形態1と同様に熱交換量の増加が図れる。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3による熱交換器の要部断面図である。
図7において、熱交換器1cは、二酸化炭素が流通する複数の管7cと、水が流通し断面形状が扁平形状である扁平管4cより構成されており、扁平管4cの扁平部には、管7cを扁平管4cで挟み込んだ時、管7c全周が扁平管4cと密着するよう凹凸が設けらており、扁平管4cは肉厚が薄く均一であるため、この凹凸は水が流通する内面にも形成される。
以上のように構成された熱交換器について以下その動作を説明する。
管7cには、高温加圧された二酸化炭素が循環しており、管7cに高温の二酸化炭素が流れることにより、管7cは加熱される。管7cに伝わった熱は、管7c全周に接している扁平管4cに伝わり、扁平管4cが加熱される。扁平管4cには低温の水が内面の凹凸により流れが乱されながら循環しており、扁平管4cが加熱されることにより、扁平管4c内を循環している水が加熱される。
なお、本発明では、流体Aを二酸化炭素、流体Bを水としたが、流体A,Bともこれに限定するものではない。
以上のように本実施の形態3の熱交換器は、流体Aが流通する複数の管7cの全周を扁平管4で挟んだものであり、管7c表面全体が扁平管4cと接すると同時に、扁平管4c内面の凹凸により流体Bが乱されるので、管7cから扁平管4cへの熱伝導が多くなるとともに、扁平管4cから流体Bへの熱伝達が促進され、熱交換量が増える。
なお、内面溝付き管、真空断熱材を設けることにより実施の形態1と同様に熱交換量の増加が図れる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4による熱交換器の斜視図である。
図8において、熱交換器1dは二酸化炭素が流通する複数の第3の管8と、第3の管8を拘束するアルミニウムなどの良熱伝導性材料で作成された拘束部材9とからなる蛇行形状の第4の管10と、水が流通する断面が扁平形状で蛇行形状の扁平管4dより構成され、扁平管4dの扁平部に第4の管10が平行になるように第4の管10を重ねて接合されている。
以上のように構成された熱交換器について以下その動作を説明する。
第4の管10に配置された複数の第3の管8には、高温加圧された二酸化炭素が循環しており、第3の管8に高温の二酸化炭素が流れることにより、第3の管8よりアルミニウムなどの良熱伝導性材料で構成された拘束部材9に熱が伝わり、拘束部材9が加熱される。加熱された拘束部材9の熱は接している扁平管4dの扁平部に伝わり、扁平管4dを加熱する。扁平管4dには、低温の水が流れており、扁平管4dが加熱されることにより、水が加熱される。ここで、第4の管10と扁平管4dは、複数本重ねて伝熱面積を増やすこともできる。また、第3の管8と拘束部材9は別構成であるので、第3の管8を溝付き形状にしやすい銅など、拘束部材9を熱伝導性の良いアルミニウムなどというように、拘束部材9と第3の管8を違う材料で構成することができる。
なお、本発明では、流体Aを二酸化炭素、流体Bを水としたが、流体A,Bともこれに限定するものではない。また、良熱伝導性材料をアルミニウムなどとしたが、これに限定するものではない。
以上のように実施の形態2の熱交換器は、流体Aが流通する複数の第3の管8と第3の管8を拘束する拘束部材9とからなる第4の管10と、流体Bが流通する扁平管4dを備え、第4の管10と扁平管4dが平行になるように第4の管10と扁平管4dを重ね合わせたものであり、第4の管10と扁平管4dの接触面積が増えるので、熱交換量を増やすことができる。また、第3の管8を溝付き形状など成形しやすくて熱伝導性の良い銅など、拘束部材9を軽くて熱伝導性の良いアルミニウムなどというように、拘束部材9と第3の管8を違う材料で構成することができるので、第4の管10をアルミニウムのみのものより薄型で軽量にすることができる。
また、本実施の形態の熱交換器は、拘束部材9を良熱伝導性材料としたものであり、第3の管8と扁平管4dの熱伝導性が向上するので、流体Aと流体Bの熱交換量を増やすことができる。
なお、乱流促進材、内面溝付き管、真空断熱材を設けることにより実施の形態1と同様に熱交換量の増加が図れる。
以上のように本発明にかかる熱交換器は、単位容積あたりの不要な空間が小さくすることで熱交換器の体積を小さくすることが可能となるので、冷媒・冷媒の熱交換器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1による熱交換器の要部断面図 同実施の形態の熱交換器の斜視断面図 同実施の形態の図1に乱流促進材を設けた熱交換器の要部断面図 同実施の形態の図1に真空断熱材を設けた熱交換器の要部断面図 同実施の形態の他の実施例の熱交換器の要部断面図 本発明の実施の形態2による熱交換器の斜視図 本発明の実施の形態3による熱交換器の要部断面図 本発明の実施の形態4による熱交換器の斜視図 従来の熱交換器の概略構成図
符号の説明
1a,1b,1c,1d 熱交換器
3a,3b 多穴管
4a,4b,4c,4d 扁平管
5 乱流促進材
6 真空断熱材
7a,7c 管
8 第3の管
9 拘束部材
10 第4の管

Claims (10)

  1. 流体Aが流通する第1の管と、流体Bが流通する断面が扁平形状の第2の管を備え、前記第1の管と前記第2の管が直交するように重ね合わせた熱交換器。
  2. 第1の管と第2の管とを交互に多層に積み重ねるように配置した請求項1に記載の熱交換器。
  3. 蛇行形状の第1の管と第2の管を重ね合わせて配置した請求項1に記載の熱交換器。
  4. 流体Aが流通する複数の管からなる第1の管の全周を第2の管で挟んだ請求項1から3いずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 流体Aが流通する複数の第3の管と前記第3の管を拘束する拘束部材とからなる第4の管と、流体Bが流通する第2の管を備え、第4の管と第2の管が平行になるように第4の管と第2の管を重ね合わせた熱交換器。
  6. 拘束部材を良熱伝導性材料とした請求項5に記載の熱交換器。
  7. 第2の管内に乱流促進材を設けた請求項1から6いずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 第1の管または第3の管が内面溝付き管である請求項1から7のいずれか一項に記載の熱交換器。
  9. 熱交換器外周を覆う断熱材を真空断熱材とした請求項1から8いずれか一項に記載の熱交換器。
  10. 流体Aを二酸化炭素とし、流体Bを水とした請求項1から9いずれか一項に記載の熱交換器。
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