JP2005197181A - 放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプ始動後に初期の電極の形状を限定してアークジャンプの発生を抑制する。また、安定点灯後、ランプ電圧の上昇を抑えることにより、アークジャンプの発生を抑制する。
【解決手段】直流電源Eからチョッパ回路1と平滑コンデンサC1、極性反転回路2を介して高圧放電灯Laに交番電圧を印加し、電圧検出回路3が検出したランプ電圧の検出値と切替電圧との大小関係に応じて制御回路4により矩形波点灯の周波数を複数段階に変化させる高圧放電灯の矩形波点灯装置において、始動時から所定期間の間は、所定の点灯周波数で固定して放電灯を点灯させるように極性反転回路を制御するようにした。また、周波数の切替時に切替前後の周波数よりも高い周波数で点灯させるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】直流電源Eからチョッパ回路1と平滑コンデンサC1、極性反転回路2を介して高圧放電灯Laに交番電圧を印加し、電圧検出回路3が検出したランプ電圧の検出値と切替電圧との大小関係に応じて制御回路4により矩形波点灯の周波数を複数段階に変化させる高圧放電灯の矩形波点灯装置において、始動時から所定期間の間は、所定の点灯周波数で固定して放電灯を点灯させるように極性反転回路を制御するようにした。また、周波数の切替時に切替前後の周波数よりも高い周波数で点灯させるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶プロジェクタなどの光源に用いられる高圧放電灯を点灯させる放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタに関するものである。
近年、液晶プロジェクタなどの投射型画像表示装置の開発・商品化が活発に行われている。かかる投射型画像表示装置には点光源に近い高輝度の光源が必要であり、一般的にショートアーク型の超高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどの高圧放電灯が用いられている。この種のショートアーク型の高圧放電灯は、特許文献1に開示されているように、点灯時間の経過につれて、電極の輝点(電極が陰極側となるときの電子電流の放射点)が一定の位置に安定せず無秩序に移動する現象を生じることが知られている。この現象はアークジャンプと呼ばれ、液晶プロジェクタ用の光源においてアークジャンプが生じると、光学系に対する輝点の位置ずれによって、スクリーン上で光量が変動するという問題を生じる。この現象を回避するために、特許文献1では、電極の先端に突起部を形成することで、放電アークを突起部に集束させることが提案されている。また、電極の先端に突起部を形成するために、高圧放電灯を所定範囲の周波数(50〜700Hz)で矩形波点灯させることが提案されている。
また、当社の特願2003−10411号出願には、高圧放電灯の矩形波点灯装置において、ランプ電圧の検出値と切替電圧との大小関係に応じて矩形波点灯の周波数を複数段階に変化させる技術が提案されている(図6参照)。
特許第3327895号公報
特願2003−10411号出願に記載の技術は、始動時であるか安定点灯時であるかを問わずに、図6に示すように、ランプ電圧に応じて高圧放電灯のランプ電流の極性反転周波数を複数段階に変化させるものであった。
ところで、アークジャンプが生じる大きな要因は、上述のように、電極形状、特に、電極先端部の形状にあることが判っており、点灯初期の放電状況が電極形状の設定に与える影響は大きい。
しかるに、特願2003−10411号出願に記載の技術では、ランプが点灯してからランプ電圧が安定するまでの間の特別な制御を行っていないため、ランプ点灯時からランプ電圧立ち上がりの期間に、電極形状の変化を制御することが難しく、この種の原因によるアークジャンプの発生の抑制が不十分であった。また、ランプ電圧が上昇するにつれてアークジャンプの発生確率が上がり、ある程度上昇すると、アークジャンプの抑制はできないという問題があった。
本発明は、ランプが始動してから安定点灯するまでの所定時間、ランプ電流の極性を反転させる極性反転周波数を設定し、初期の電極の形状を限定することにより、アークジャンプの発生を抑制することを課題とするものである。さらに、安定点灯後、ランプ電圧の上昇を抑えることにより、アークジャンプの発生を抑制し、それにより、使用期間全般に亘ってアークジャンプの少ない、また、ランプ電圧の上昇の少ないランプ寿命の長い点灯装置を提供することを課題とする。
本発明によれば、直流電源Eと、直流電源Eを電源としてDC−DC変換を行い出力電力を制御可能なチョッパ回路1と、チョッパ回路1の出力端間に接続されたコンデンサC1と、コンデンサC1の両端電圧を電源としてDC−AC変換を行う極性反転回路2と、極性反転回路2により交番電圧が印加される高圧放電灯Laと、チョッパ回路1の出力電力を制御するとともに極性反転回路2の出力制御を行う制御回路4と、高圧放電灯Laのランプ電圧に相当する電圧を検出する電圧検出回路3と備え、制御回路4は、電圧検出回路3が検出した電圧の電圧範囲を規定する切替電圧が設定され、検出した電圧と切替電圧との大小関係に応じて高圧放電灯Laのランプ電流の極性を反転させる反転周波数を複数段階に変化させるように極性反転回路2を制御する放電灯点灯装置において、始動時から所定期間の間は、所定の点灯周波数で固定して放電灯Laを点灯させるように極性反転回路2を制御することを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、ランプ電圧の検出値と切替電圧との大小関係に応じて矩形波点灯の周波数を複数段階に変化させる高圧放電灯の矩形波点灯装置において、始動時から所定期間の間は、所定の点灯周波数で固定して放電灯を点灯させるように極性反転回路を制御するようにしたから、初期の電極の形状を限定することができ、アークジャンプの発生を抑制することができる。
請求項11の発明によれば、ランプ電圧の検出値と切替電圧との大小関係に応じて矩形波点灯の周波数を複数段階に変化させる高圧放電灯の矩形波点灯装置において、ランプ電圧の検出値が切替電圧を超えて反転周波数が変化するときに、変化する前後の反転周波数とは異なる所定の反転周波数にて所定期間にわたり点灯させるようにしたから、安定点灯後、ランプ電圧の上昇を抑えることにより、アークジャンプの発生を抑制することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の回路図である。直流電源(商用電源を全波整流した脈流電源を含む)Eを降圧型のチョッパ回路1により降圧するとともに、チョッパ回路1の出力電圧を平滑コンデンサC1により平滑し、さらに平滑コンデンサC1の両端電圧である直流電圧をフルブリッジ回路からなる極性反転回路2により極性が交番する交番電圧に変換し、高圧放電灯Laを含む負荷回路に極性反転回路2から出力された交番電圧を印加するように構成されている。負荷回路は、コンデンサC2とインダクタL2との直列回路からなり、高圧放電灯LaをコンデンサC2に並列接続した構成を有する。
図1は本発明の実施の形態1の回路図である。直流電源(商用電源を全波整流した脈流電源を含む)Eを降圧型のチョッパ回路1により降圧するとともに、チョッパ回路1の出力電圧を平滑コンデンサC1により平滑し、さらに平滑コンデンサC1の両端電圧である直流電圧をフルブリッジ回路からなる極性反転回路2により極性が交番する交番電圧に変換し、高圧放電灯Laを含む負荷回路に極性反転回路2から出力された交番電圧を印加するように構成されている。負荷回路は、コンデンサC2とインダクタL2との直列回路からなり、高圧放電灯LaをコンデンサC2に並列接続した構成を有する。
チョッパ回路1は、直流電源Eと平滑コンデンサC1との間に挿入されたMOSFETからなるスイッチング素子Q1とインダクタL1との直列回路を有し、インダクタL1と平滑コンデンサC1との直列回路にはダイオードD1が並列接続される。ダイオードD1は、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタL1に蓄積されたエネルギが、スイッチング素子Q1のオフ時に平滑コンデンサC1を通して回生電流として放出されるように極性が定められている。また、図示例では直流電源Eの負極とダイオードD1のアノードとの間に電流検出用の抵抗R1が挿入されている。平滑コンデンサC1の端子電圧は2個の抵抗R2,R3の直列回路からなる電圧検出回路3により分圧され、抵抗R3の両端電圧が平滑コンデンサC1の端子電圧に比例する電圧として電圧検出回路3から出力される。
極性反転回路2は、それぞれMOSFETからなる4個のスイッチング素子Q2〜Q5をブリッジ接続した回路であって、スイッチング素子Q2,Q3の直列回路と、スイッチング素子Q4,Q5の直列回路とがそれぞれブリッジ回路の各アームとして平滑コンデンサC1の両端間に接続される。スイッチング素子Q2,Q3の接続点とスイッチング素子Q4,Q5の接続点との間には負荷回路が接続される。つまり、スイッチング素子Q2,Q5をオンにしスイッチング素子Q3,Q4をオフにする状態と、スイッチング素子Q2,Q5をオフにしスイッチング素子Q3,Q4をオンにする状態とを交互に繰り返すように制御することによって、負荷回路に交番電圧を印加する。負荷回路にはコンデンサC2とインダクタL2との直列回路が含まれ、コンデンサC2の両端電圧が高圧放電灯Laに印加されるから、スイッチング素子Q2〜Q5のオンオフの周波数(以下、「反転周波数」と呼ぶ)を変化させることによって、高圧放電灯Laの点灯周波数を変化させることが可能になる。
チョッパ回路1および極性反転回路2に含まれるスイッチング素子Q1〜Q5のオンオフは制御回路4により制御される。制御回路4は、点灯信号S1が外部から入力されるとチョッパ回路1および極性反転回路2のスイッチング素子Q1〜Q5の制御を開始し、また調光信号S2が外部から入力されるとチョッパ回路1の出力電力を変更する。また、制御回路4は、抵抗R1の両端電圧により高圧放電灯Laのランプ電流を監視しており、抵抗R1の両端電圧として検出した電流値が、電圧検出回路3にて検出されたランプ電圧に応じて決まる電力指令値にて指令された目標電流値に一致するようにスイッチング素子Q1のオン・オフのデューティ比を増減させる。なお、電力指令値は調光信号入力部6から入力される調光信号S2によって指示された電力を保つようにランプ電圧に応じて適切な値に設定される。さらに、制御回路4は、スイッチング素子Q2〜Q5をオンオフさせるための制御信号を出力し、制御信号はドライバ2a,2bを通してスイッチング素子Q2〜Q5に与えられる。ここに、高圧放電灯Laに設けた2個の電極が均等に消耗するように、スイッチング素子Q2〜Q5のオンオフのデューティ比は50%に設定される。
図2に本発明による放電灯点灯装置の動作説明図を示す。点灯信号入力部5から制御回路4に入力される点灯信号S1がオンすると、制御回路4はランプ点灯動作(高電圧出力によりランプの絶縁を破壊する動作)を開始する。ランプが点灯すると、ランプ電圧が急激に下がるので、電圧検出回路3の出力によりランプが点灯していることを確認することができる。なお、ランプの点灯確認にはランプ電圧の低下を検出するという手段のほかにも、ランプ電流が流れ出すことを検出するか、もしくはランプの出力光を検出するなどの手段を用いても良い。
電圧検出回路3の出力によりランプが点灯していることを確認すると、制御回路4内のタイマー回路がカウント動作を開始する。制御回路4内のタイマー回路がカウントしている一定時間の間は、極性反転回路2に対して、任意の固定反転周波数fを出力し、極性反転周波数を決定する。以下この区間をA区間とする。A区間が終了すると、従来例(特願2003−10411号出願)で示すように、ランプ電圧に応じて反転周波数を複数段階に制御する動作に移行し、またはA区間とは異なる固定の極性反転周波数に移行する。以下この区間をB区間とする。
A区間の反転周波数を適切に設定することにより、図3に示すように、ランプ電圧の立ち上がりと時間の関係のカーブを形成することが容易に出来る。図中、実線はA区間に任意の固定反転周波数fを設定したときのランプ電圧Vlaの立ち上がりを示す。破線はA区間を設けない場合のランプ電圧Vlaの立ち上がりを示す。
図3の実線で示すように、A区間の反転周波数を適切に設定することにより、ランプが点灯してからランプ電圧Vlaは一度上昇してから下降し、安定する。この現象は、ランプ電極の先端にある複数の電極突起が飛ばされ、ハロゲンサイクルが活発におこなわれ、ランプ電極に新しい電極突起を形成することになる。よって、点灯するごとに新しい電極突起が形成され、アークスポットは安定するので、アークジャンプを抑制することが出来る。
また、A区間はランプ電圧が安定する時間であって、その時間は10分程度に設定するのが適切である。また、A区間の反転周波数fは定格ランプ電圧時の点灯周波数f1より大きい周波数に設定すると良い。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2の動作説明図である。実施の形態1との相違点についてのみ説明する。本実施の形態では、A区間内に調光入力信号部6より入力される調光信号S2のオンを制御回路4が検知すると、検知してからすぐに定格ランプ点灯時のA区間の反転周波数fよりも大きい反転周波数fdimを極性反転回路2に出力する。
図4は本発明の実施の形態2の動作説明図である。実施の形態1との相違点についてのみ説明する。本実施の形態では、A区間内に調光入力信号部6より入力される調光信号S2のオンを制御回路4が検知すると、検知してからすぐに定格ランプ点灯時のA区間の反転周波数fよりも大きい反転周波数fdimを極性反転回路2に出力する。
ランプが点灯してからA区間の間に調光信号S2がオンされたとき、定格ランプ点灯時のA区間の反転周波数fよりも大きい反転周波数fdimに切り替えることで、省電力点灯時の場合でも図4に示すランプ電圧の立ち上がりと時間の関係のカーブを形成することが容易に出来る。図中、破線は省電力点灯時に、A区間に所定の固定反転周波数fを設定したときのランプ電圧Vlaの立ち上がりを示す。実線は省電力点灯時に、A区間に反転周波数fdimを設定したときのランプ電圧Vlaの立ち上がりを示す。すなわち、省電力点灯時に電力が減った熱量を反転周波数fよりも大きい反転周波数fdimを用いて補うことで、点灯してからランプ電圧が一度上昇してから下降し安定する。
この現象はランプ電極の先端にある複数の電極突起が飛ばされ、ハロゲンサイクルが活発に行われ、ランプ電極に新しい電極突起を形成することになる。よって、点灯するごとに新しい電極突起が形成され、アークスポットは安定するのでアークジャンプを抑制することが出来る。
尚、所定の時間に関しては、実施の形態1,2ともに約10分程度としたが、これは初期の電極形成が一旦安定する時間であって、この時間を決める方法としては、点灯命令(点灯信号オン)を受けてからの時間カウント、点灯確認してからの時間カウント、電極形状の変化の程度(時間あたりのランプ電圧変化)がやや収まってからの時間カウントのいずれでも良い。また、時間あたりのランプ電圧変化が充分収まるのを確認することで、所定の時間が経過したと判定しても良い。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3の動作説明図である。基本回路構成は図1と同様である。液晶プロジェクタ用HID/UHPランプ点灯装置は、明るさをコントロールするため、通常ランプ電力を略一定にする。そのため、ランプ電圧の変化に従い、ランプ電流が変化するので、電極温度はランプ電圧が高くなるにつれて低くなる。そのため、従来はランプ電圧が高くなると反転周波数を上げることにしていた。従来例の動作を図6に示す。従来例の制御方法は、点灯初期、安定時に関わらず、ランプ電圧によりランプ電流の極性を反転させる反転周波数を複数段階に変化させる制御を行うものであった。
図5は本発明の実施の形態3の動作説明図である。基本回路構成は図1と同様である。液晶プロジェクタ用HID/UHPランプ点灯装置は、明るさをコントロールするため、通常ランプ電力を略一定にする。そのため、ランプ電圧の変化に従い、ランプ電流が変化するので、電極温度はランプ電圧が高くなるにつれて低くなる。そのため、従来はランプ電圧が高くなると反転周波数を上げることにしていた。従来例の動作を図6に示す。従来例の制御方法は、点灯初期、安定時に関わらず、ランプ電圧によりランプ電流の極性を反転させる反転周波数を複数段階に変化させる制御を行うものであった。
ところが、反転周波数を変化する際のランプ電圧の変化を観察すると、高い周波数に変化した直後、一旦ランプ電圧が数V減少する挙動が見られた。その理由は、電極先端部と電極中心部の熱容量の違いにより温度差を生じ、ハロゲンと結合したタンデステンが電極先端部に再付着し易いためと思われる。
そこで、本実施の形態では、図5に示すように、ランプ電圧が高くなり、あらかじめ設定した切替電圧を超えると、予定した反転周波数に移行する前に、移行する前後の反転周波数よりも高い周波数で極性反転させる時間帯を設けることにしたものである。この周波数切替時間帯の周波数は、ランプ電圧ごとに設定した反転周波数に対し、明らかに高い周波数であることが好ましい。さらに、その時間帯は、電極形状が変化するのに必要な時間(1〜1.5mmの短アーク長ランプにおいては約5分程度)を確保することが好ましい。これにより、電極先端にタングステンが堆積した結果、スポットが固定され、アークジャンプが発生しにくくなる。また、ランプ電圧の上昇を抑制する効果があるので、ランプ電圧が高いと光の利用効率が落ちるという液晶プロジェクタの光学システムにおいては、使用期間が延びる(長寿命化)という効果を併せ持つ。
なお、ランプ電圧の低下を促す効果が余りに顕著であると、その結果、反転周波数の移行が行われないことがあり得る。そこで、ランプ電圧が反転周波数を切り替える切替電圧よりもさらに下がり続ける場合、点灯装置、ランプの温度上昇などの制約より、実用的には5V程度のランプ電圧低下以降は、あらかじめ設定された反転周波数に移行させることが好ましい。
1 チョッパ回路
2 極性反転回路
3 電圧検出回路
4 制御回路
5 点灯信号入力部
6 調光信号入力部
C1 平滑コンデンサ
E 直流電源
La 高圧放電灯
2 極性反転回路
3 電圧検出回路
4 制御回路
5 点灯信号入力部
6 調光信号入力部
C1 平滑コンデンサ
E 直流電源
La 高圧放電灯
Claims (18)
- 直流電源と、直流電源を電源としてDC−DC変換を行い出力電力を制御可能なチョッパ回路と、チョッパ回路の出力端間に接続されたコンデンサと、コンデンサの両端電圧を電源としてDC−AC変換を行う極性反転回路と、極性反転回路により交番電圧が印加される高圧放電灯と、チョッパ回路の出力電力を制御するとともに極性反転回路の出力制御を行う制御回路と、高圧放電灯のランプ電圧に相当する電圧を検出する電圧検出回路と備え、制御回路は、電圧検出回路が検出した電圧の電圧範囲を規定する切替電圧が設定され、検出した電圧と切替電圧との大小関係に応じて高圧放電灯のランプ電流の極性を反転させる反転周波数を複数段階に変化させるように極性反転回路を制御する放電灯点灯装置において、始動時から所定期間の間は、所定の点灯周波数で固定して放電灯を点灯させるように極性反転回路を制御することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、始動時から所定期間の間、放電灯を点灯させる所定の固定点灯周波数の設定として、定格ランプ電圧時の点灯周波数より大きい周波数を選択することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、始動時から所定期間の間、放電灯を点灯させる所定の固定点灯周波数の設定として、定格ランプ点灯時より省電力点灯時の点灯周波数の方が大きい周波数を選択することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、放電灯を固定点灯周波数で点灯させる所定期間は、点灯信号印加からカウントを開始したタイマーにより設定されることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、放電灯を固定点灯周波数で点灯させる所定期間は、ランプ電流、ランプ電圧もしくは光検出などの手段による点灯検出時からカウントを開始したタイマーにより設定されることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、放電灯を固定点灯周波数で点灯させる所定期間は、ランプ電圧が定格最小電圧を超えてからカウントを開始したタイマーにより設定されることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項4〜6のいずれかにおいて、タイマーによる設定時間を約10分程度としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、放電灯を固定点灯周波数で点灯させる所定期間は、ランプ電圧の検出値の単位時間当たりの変動が所定の基準値以下となるまでの時間としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項8において、ランプ電圧の単位時間当たりの変動を判定する基準値を約1V/5分に設定したことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、放電灯を固定点灯周波数で点灯させる所定期間は、ランプ電圧の検出値の単位時間当たりの変動が所定の基準値以下となってからカウントを開始したタイマーにより設定されることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 直流電源と、直流電源を電源としてDC−DC変換を行い出力電力を制御可能なチョッパ回路と、チョッパ回路の出力端間に接続されたコンデンサと、コンデンサの両端電圧を電源としてDC−AC変換を行う極性反転回路と、極性反転回路により交番電圧が印加される高圧放電灯と、チョッパ回路の出力電力を制御するとともに極性反転回路の出力制御を行う制御回路と、高圧放電灯のランプ電圧に相当する電圧を検出する電圧検出回路と備え、制御回路は、電圧検出回路が検出した電圧の電圧範囲を規定する切替電圧が設定され、検出した電圧と切替電圧との大小関係に応じて高圧放電灯のランプ電流の極性を反転させる反転周波数を複数段階に変化させるように極性反転回路を制御する放電灯点灯装置において、電圧検出回路により検出した電圧が切替電圧を超えて反転周波数が変化するときに、変化する前後の反転周波数とは異なる所定の反転周波数にて所定期間にわたり点灯させることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項11において、変化する前後の反転周波数とは異なる所定の反転周波数は、変化する前後のいずれの反転周波数よりも高い周波数であることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項11において、変化する前後の反転周波数とは異なる所定の反転周波数にて点灯させる所定期間は、電圧検出回路により検出した電圧が切替電圧を超えた時点からカウントを開始したタイマーにより設定されることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項13において、タイマーの設定時間を約5分程度としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項11において、変化する前後の反転周波数とは異なる所定の反転周波数にて点灯させる所定期間は、電圧検出回路により検出した電圧が切替電圧を超えた時点からランプ電圧が規定の電圧低下するまでの時間としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項15において、規定の電圧は約5V程度としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜16のいずれかに記載の放電灯点灯装置を備えることを特徴とする照明装置。
- 請求項1〜16のいずれかに記載の放電灯点灯装置を備えることを特徴とするプロジェクタ。
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