JP2005195193A - Fuel bunker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、バンカー本体内に投入される廃棄物等の燃料を該バンカー本体内に一旦貯留した後、該バンカー本体の底部に設けた燃料切出しフィーダにより順次前方へ切り出して下流側へ送るようにしてある燃料バンカーに関するものである。 In the present invention, fuel such as waste to be put into the bunker body is temporarily stored in the bunker body, and then sequentially cut out forward by a fuel cutting feeder provided at the bottom of the bunker body and sent to the downstream side. It relates to a certain fuel bunker.
廃棄物を燃料とする廃棄物焼却炉のように燃料を燃焼させる火炉を備えた燃焼設備では、図15に示す如く、たとえば、流動床式の火炉1の燃料投入口2に、スクリュー式等の燃料供給装置3をシュート4を介し接続し、更に、該燃料供給装置3の上流側に、燃料5を一旦貯留できるようにするための燃料バンカー6を取り付けて設けることがある。
In a combustion facility equipped with a furnace that burns fuel, such as a waste incinerator that uses waste as fuel, as shown in FIG. 15, for example, a screw type or the like is connected to a fuel inlet 2 of a fluidized
この種の燃料バンカー6は、所要の高さ寸法を有し、上端部に燃料5の投入口8を設けて内部を燃料5の貯留容器とすることができるようにしてあるバンカー本体7を有し、且つ前端部の下面に排出口11を備えたケーシング10と、該ケーシング10内の前後方向両端部の間にてケーシング10外部の図示しない駆動装置により循環移動できるようにしてあるエプロンコンベヤ12とからなる燃料切出しフィーダ9における上記ケーシング10の後端側の上部を、該バンカー本体7の下端に連通接続した構成としてある。
This type of fuel bunker 6 has a bunker body 7 which has a required height dimension and is provided with a
かかる構成としてある燃料バンカー6は、上記燃料切出しフィーダ9の排出口11が、上記炉体1への燃料供給装置3へ接続してあり、上記バンカー本体7内に燃料5が貯留されている状態にて、上記燃料切出しフィーダ9のエプロンコンベヤ12を起動させることにより、上記バンカー本体7内の燃料5を、エプロンコンベヤ12の循環移動に伴って順次排出口11側、すなわち、前方へ移動させるようにする。この際、エプロンコンベヤ12により燃料5は、バンカー本体7の前側壁7aの下方となるケーシング10内に形成される燃料切出し口(喉部)13を通過させられるので、上記燃料5を所要量ずつ順次前方へ切り出し、排出口11を通して下流側の燃料供給装置3へ順次へ送ることができるようにしてある。
In the fuel bunker 6 having such a configuration, the
なお、14はシュート4の途中位置に設けたロータリーバルブ、15は流動床式の火炉1の底部に設けた散気管である。
In addition, 14 is a rotary valve provided in the middle of the
ところで、上記燃料バンカー6は、バンカー本体7底部の燃料5を、燃料切出しフィーダ9のエプロンコンベヤ12の循環移動に伴って連続的に前方へ移動させて切り出すようにしてあることから、バンカー本体7内の燃料5に対しては、全体的に上記燃料切出しフィーダ9による切り出し方向である前方へ移動させるような力が働くこととなる。
By the way, the fuel bunker 6 is configured such that the
この際、上記燃料5が、紙や木や廃タイヤの破断物のように比較的圧密され易い燃料5の場合、該燃料5は、バンカー本体7における上記燃料切出しフィーダ9の切り出し方向側の壁面、すなわち、上記燃料切出し口13の上方に位置するバンカー前側壁7aの内面へ押し付けられるようになり、このため、燃料5は、上記バンカー本体7の前側壁内面付近にて圧密され易い傾向が生じるようになる。
At this time, in the case where the
なお、バンカー本体7の前側壁7aの内面付近にて燃料5の圧密が生じた場合には、この圧密された燃料5を燃料切出し口13を通して切り出すことになるため、上記燃料切出しフィーダ9の負荷が増加するという問題が生じる。又、圧密された状態の燃料5が燃料切出しフィーダ9によって切り出される場合には、該圧密状態で切り出された燃料5はその後膨張しようとするため、上記燃料切出しフィーダ9の下流側に詰まりを発生させる虞が生じるという問題も懸念される。
When the
そのため、上記のような比較的圧密され易い燃料5が投入されることが想定される燃料バンカー6を設ける場合は、燃料切出しフィーダ9の燃料切り出し動作に伴ってバンカー前側壁の内面付近に燃料5の圧密が発生することを回避できるようにすることが求められる。そのための対策としては、従来は、バンカー本体7の高さ寸法を1.5〜2.0m程度までとなるよう低く制限することにより、バンカー本体7の底部においても該バンカー本体7内に貯留される燃料5が自重によりあまり圧縮されないようにしていた。
Therefore, when the fuel bunker 6 that is assumed to be filled with the
なお、図16に示す如く、ホッパ16の底部に接続したケーシング17内にエプロンコンベヤ18が設置してあり、上記ホッパ16内のごみ19をエプロンコンベヤ18の駆動により前方へ移動させてホッパ前側壁16aの下方に形成される喉部20を通過させて切り出すようにしてあるごみ処理施設のごみ供給機において、上記エプロンコンベヤ18にて前方へ移動させられるごみ19が、上記喉部20で圧密状態となることを回避できるようにするための対策として、上記ホッパ16の底部位置における上記喉部20寄りの位置に、上記エプロンコンベヤ18の動きで前方へ移動させられるごみ19の喉部20への供給を制限するための供給制限棒21を、上記エプロンコンベヤ18の動く方向と直交する水平方向に取り付けることが従来提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
As shown in FIG. 16, an
ところが、上述したように、紙や木や廃タイヤの破断物のような比較的圧密されやすい燃料5を投入することが想定される燃料バンカー6は、従来、バンカー本体7の高さ寸法を低く抑えるようにしてあるため、燃料バンカー6に燃料5の大量貯蔵を望む場合には、バンカー本体7の平面積を大きく設定する必要があり、このため、燃料バンカー6を設置するために大きな設置スペースを確保する必要が生じてコストが嵩むという問題がある。
又、設置スペースに制限がある場合は、燃料5を大量貯蔵するための燃料バンカー6の設置が困難になるという問題もある。
However, as described above, the fuel bunker 6 that is assumed to be supplied with the
Further, when the installation space is limited, there is a problem that it becomes difficult to install the fuel bunker 6 for storing a large amount of the
上記のような問題を解決するために、すなわち、燃料5の大量貯蔵を行なうことができ且つ小さい設置スペースにも設置できる燃料バンカー6とするためには、バンカー本体7の高さ寸法を高くすればよいと考えられる。しかし、バンカー本体7の高さ寸法を高くすると、上記バンカー本体7底部に位置する燃料5に対しては、該バンカー本体7内に貯留されている燃料5の自重が上方より大きな荷重として作用するようになるため、上記バンカー本体7の底部に位置する燃料5はそのままでもかなり圧縮された状態となり、更に、燃料切出しフィーダ9による燃料切り出し動作が行なわれることに伴い、燃料切出し口13の付近に位置する燃料5はより圧密されてしまうという問題がある。
In order to solve the above problems, that is, in order to obtain a fuel bunker 6 that can store a large amount of
ところで、上記特許文献1に示されたものは、エプロンコンベヤ18の移動に伴って移動されるホッパ16底部のごみ19の流れを供給制限棒21にて上下方向に分けて、該供給制限棒21の下側を移動するごみ19のみを喉部20へ導くようにしてあるものであるため、上記ホッパ16底部の喉部20におけるごみ19の詰まりを防止するのに有効である。なお、上記供給制限棒21の上側を通過するごみ19は、ホッパ16の前側壁に沿って上方へ逃がす必要がある。
By the way, what was shown by the said
しかし、燃料5の大量貯蔵を行なうことができ且つ小さいスペースにも設置できるよう高さ寸法の高いバンカー本体7を設ける場合のように、バンカー本体7底部の燃料5に対して該バンカー本体7内にて貯留されている燃料5の自重が上方より大きな荷重として作用する場合は、バンカー本体7の底部に位置する燃料5を燃料切出しフィーダ9のエプロンコンベヤ12によって切り出すときに、燃料切出し口13上方に位置する燃料5を、上記エプロンコンベヤ12より受ける力のみで上記バンカー本体7内に貯留されている燃料5の自重による大きな荷重に抗して上方へ逃すことは難しいと考えられる。
However, as in the case of providing a bunker body 7 having a high height so that a large amount of
そこで、本発明は、上記のような比較的圧密され易い燃料を取り扱う燃料バンカーにて、燃料切出しフィーダにより切り出される燃料が圧密されることを防止できると共に、該燃料切出しフィーダにより圧密された状態のままの燃料が切り出される虞を抑制でき、且つ燃料の大量貯蔵を行なうことができると同時に小さいスペースにも設置できるようバンカー本体の高さ寸法を高く設定することが可能な燃料バンカーを提供しようとするものである。 Therefore, the present invention can prevent the fuel cut out by the fuel cutting feeder from being compressed in the fuel bunker that handles the fuel that is relatively easily compressed as described above, and is in a state of being compressed by the fuel cutting feeder. An attempt to provide a fuel bunker in which the height of the bunker body can be set high so that the risk of cutting off the remaining fuel can be suppressed, and a large amount of fuel can be stored while being installed in a small space. To do.
本発明は、上記課題を解決するために、頂部より投入される燃料をバンカー本体内に一旦貯留し、該バンカー本体内の燃料を、底部の燃料切出しフィーダによりバンカー本体の前側壁の下部に設けられた燃料切出し口を通して順次切り出すようにしてある燃料バンカーにおいて、上記燃料切出しフィーダにより燃料切出し口を通して切り出されるところに燃料が圧密することがないようにする圧密防止装置を設けた構成とする。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention temporarily stores the fuel that is input from the top in the bunker body, and provides the fuel in the bunker body at the bottom of the front side wall of the bunker body by the fuel cut-out feeder at the bottom. In the fuel bunker that is sequentially cut out through the fuel cut-out port, an anti-consolidation device is provided to prevent the fuel from being consolidated where it is cut out through the fuel cut-out port by the fuel cut-out feeder.
又、上記において、圧密防止装置は、バンカー本体内の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の内側に沿って昇降可能に配置したフレームと、該フレームの所要高さ位置に、先端側がバンカー内側へ所要寸法突出するよう単数又は複数段に亘り基端部を取り付けた平板状のレーキと、上記フレームを昇降移動させるための昇降駆動機構とを備えてなる構成とする。 Further, in the above, the anti-consolidation device is provided near the front side wall in the bunker body, the frame arranged to be movable up and down along the inner side of the front side wall, and the bunker at the tip side at the required height position of the frame. A flat rake having a base end attached to one or more stages so as to project a required dimension inwardly and a lift drive mechanism for moving the frame up and down are provided.
更に、フレームにレーキの基端部をヒンジを介し取り付けて、該レーキがバンカー内側へほぼ水平に突出する姿勢から上向きの姿勢まで回動できるようにした構成とする。 Further, the base end portion of the rake is attached to the frame via a hinge so that the rake can be rotated from a posture that protrudes almost horizontally to the inside of the bunker to an upward posture.
又、上記において、圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の下部位置に設けた開口部と上記バンカー本体の頂部との間にてバンカー本体の前側壁の内側を通って上昇した後、該前側壁の外側を通って下降するように循環移動できるようにした循環部材と、該循環部材の周方向所要間隔に取り付けた複数の平板状のレーキと、該各レーキを上記循環部材と一体に循環移動させるための循環駆動機構とを備えてなる構成とする。 Further, in the above, the anti-consolidation device is provided near the front side wall of the bunker body, and the inner side of the front side wall of the bunker body between the opening provided at a lower position of the front side wall and the top part of the bunker body. A circulating member that can be circulated so as to descend through the outside of the front side wall after being lifted through, a plurality of plate-like rakes that are attached at a required circumferential interval of the circulating member, The rake is configured to include a circulation drive mechanism for circulating and moving the rake integrally with the circulation member.
更に、循環部材に各平板状のレーキを移動方向に傾斜させて取り付け、各レーキがバンカー本体の前側壁の内側を上昇するときは、該各レーキの先端側が下向きに傾斜した姿勢となるようにした構成とする。 Further, each flat rake is attached to the circulation member so as to be inclined in the moving direction, and when each rake rises inside the front side wall of the bunker body, the leading end side of each rake is inclined downward. The configuration is as follows.
又、上記において、圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の下部位置に設けた開口部に、回転自在に配置したロール部材の外周面に多数の撹拌用ロッドを放射方向に有する撹拌用ロールと、該撹拌用ロールを回転駆動するための回転駆動機構を備えてなる構成とする。 Further, in the above, the anti-consolidation device is provided near the front side wall of the bunker body, and a large number of stirring rods are provided on the outer peripheral surface of the roll member that is rotatably disposed in the opening provided at the lower position of the front side wall. And a rotation drive mechanism for rotationally driving the stirring roll.
同じく、圧密防止装置は、バンカー本体内の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の内側を上下方向に延びるように単数又は前側壁に沿う幅方向に所要間隔で複数基備えたスクリューと、該スクリューを回転駆動するための回転駆動機構を備えてなる構成とする。 Similarly, the anti-consolidation device is provided near the front side wall in the bunker body, and a single screw or a plurality of screws provided at a required interval in the width direction along the front side wall so as to extend in the vertical direction inside the front side wall; It is set as the structure provided with the rotational drive mechanism for rotationally driving this screw.
同じく、圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁の内面の所要高さ位置にバンカー内方へ所要寸法張り出すように設けた庇部材からなるものとした構成とする。 Similarly, the anti-consolidation device is composed of a flange member provided at a required height position on the inner surface of the front side wall of the bunker body so as to project a required dimension inward of the bunker.
本発明の燃料バンカーによれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1)頂部より投入される燃料をバンカー本体内に一旦貯留し、該バンカー本体内の燃料を、底部の燃料切出しフィーダによりバンカー本体の前側壁の下部に設けられた燃料切出し口を通して順次切り出すようにしてある燃料バンカーにおいて、上記燃料切出しフィーダにより燃料切出し口を通して切り出されるところに燃料が圧密することがないようにする圧密防止装置を設けた構成としてあるので、圧密防止装置により上記燃料切出し口にて燃料切出しフィーダによって切り出される燃料が圧密された状態となることを未然に防止することができる。又、燃料の圧密状態を崩すことに伴い、上記燃料切出し口付近に位置する燃料に対して、バンカー本体内に貯留されている燃料の自重が上方より大きな荷重として作用することを抑制できる。これにより、上記燃料切出しフィーダの負荷が増大する虞を防止できると共に、該燃料切出しフィーダより圧密された状態のままの燃料が切り出され、下流側で膨張して詰まりを生じる虞を未然に防止できる。しかも、バンカー本体の高さ寸法を従来に比して高くすることが可能になるため、燃料の大量貯蔵を行なう場合に、設置に要するスペースを従来に比して大幅に小さくすることができ、このため、コストの削減化を図ることができる。
(2)圧密防止装置は、バンカー本体内の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の内側に沿って昇降可能に配置したフレームと、該フレームの所要高さ位置に、先端側がバンカー内側へ所要寸法突出するよう単数又は複数段に亘り基端部を取り付けた平板状のレーキと、上記フレームを昇降移動させるための昇降駆動機構とを備えてなる構成とすることにより、レーキをフレームと一体に昇降させるという簡単な構成でバンカー本体の前側壁の内面付近に位置する燃料の圧密を防止することができる。
(3)上記において、フレームにレーキの基端部をヒンジを介し取り付けて、該レーキがバンカー内側へほぼ水平に突出する姿勢から上向きの姿勢まで回動できるようにした構成とすることにより、フレームと一体にレーキを昇降させることによってバンカー本体の前側壁の内面付近に位置する燃料を順次上方へ搬送することができて圧密状態になるのを防止できると共に、下降させるときはレーキが上向きとなることから燃料を上方から押すことがなく、燃料を圧密することがない。
(4)圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の下部位置に設けた開口部と上記バンカー本体の頂部との間にてバンカー本体の前側壁の内側を通って上昇した後、該前側壁の外側を通って下降するように循環移動できるようにした循環部材と、該循環部材の周方向所要間隔に取り付けた複数の平板状のレーキと、該各レーキを上記循環部材と一体に循環移動させるための循環駆動機構とを備えてなる構成とすることにより、循環部材と一体にレーキを循環移動させることができて、バンカー本体の前側壁の内面付近に位置する燃料が圧密状態になることを防止することができる。
(5)上記において、循環部材に各平板状のレーキを移動方向に傾斜させて取り付け、各レーキがバンカー本体の前側壁の内側を上昇するときは、該各レーキの先端側が下向きに傾斜した姿勢となるようにした構成とすることにより、循環移動するレーキによってバンカー本体内の前側壁寄りでの燃料の圧密を防止できると共に、レーキがバンカー本体の外へ出されても、燃料が外部に同伴される虞を防止できる。
(6)圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の下部位置に設けた開口部に、回転自在に配置したロール部材の外周面に多数の撹拌用ロッドを放射方向に有する撹拌用ロールと、該撹拌用ロールを回転駆動するための回転駆動機構を備えてなる構成とすることにより、撹拌用ロールを回転させることにより、該撹拌用ロールの撹拌用ロッドによって、バンカー本体の前側壁の内面付近に位置する燃料を掻き上げて圧密状態を崩すことができ、燃料の圧密を防止することができる。
(7)圧密防止装置は、バンカー本体内の前側壁寄りに設けてあり、該前側壁の内側を上下方向に延びるように単数又は前側壁に沿う幅方向に所要間隔で複数基備えたスクリューと、該スクリューを回転駆動するための回転駆動機構を備えてなる構成とすることにより、スクリューを回転させることにより、該スクリューに噛み込むバンカー本体の前側壁の内面付近に位置する燃料を順次上方へ搬送して、圧密状態を崩すことができ、燃料の圧密を防止することができる。
(8)圧密防止装置は、バンカー本体の前側壁の内面の所要高さ位置にバンカー内方へ所要寸法張り出すように設けた庇部材からなるものとすることにより、バンカー本体内の燃料を、庇部材に沿わせて燃料切出しフィーダへ落下供給させることができ、又、該燃料切出しフィーダにより切り出されるときに、上記庇部材の下方位置で燃料の圧密を緩和させることができるので、圧密が防止されて容易に燃料を燃料切出し口へ搬送させることができる。しかも、上記庇部材によって燃料切出し口の上方が覆われているため、燃料切出し口部分で切り出される燃料に対し、バンカー本体内に貯留されている燃料の自重が大きな荷重として上方より作用する虞を防止できる。これにより、上記燃料切出しフィーダの負荷が増大する虞を防止できると共に、該燃料切出しフィーダより円滑に燃料を切り出すことができて、下流側で膨張して詰まりを生じる虞を未然に防止できる。しかも、バンカー本体の高さ寸法を従来に比して高くすることが可能になるため、燃料の大量貯蔵を行なう場合に、設置に要するスペースを従来に比して大幅に小さくすることができ、このため、コストの削減化を図ることができる。
According to the fuel bunker of the present invention, the following excellent effects are exhibited.
(1) The fuel introduced from the top is temporarily stored in the bunker body, and the fuel in the bunker body is sequentially cut out by the fuel cutout feeder provided at the bottom of the front side wall of the bunker body. The fuel bunker is provided with a consolidation prevention device that prevents the fuel from being consolidated where it is cut out through the fuel cutout port by the fuel cutout feeder. Thus, the fuel cut out by the fuel cut-out feeder can be prevented from becoming a consolidated state. Further, as the fuel compaction state is broken, it is possible to suppress the self-weight of the fuel stored in the bunker body from acting as a larger load on the fuel located in the vicinity of the fuel outlet. As a result, it is possible to prevent the fuel cutting feeder from being increased in load, and to prevent the possibility that the fuel that has been consolidated from the fuel cutting feeder will be cut out and expanded downstream to cause clogging. . Moreover, since the height of the bunker body can be made higher than before, the space required for installation can be significantly reduced compared to the conventional case when storing large amounts of fuel. For this reason, cost reduction can be achieved.
(2) The anti-consolidation device is provided near the front side wall in the bunker body, the frame is disposed so as to be movable up and down along the inner side of the front side wall, and the tip side is inward of the bunker at the required height position of the frame. The rake is integrated with the frame by comprising a flat plate-shaped rake with a base end attached to one or more steps so as to project the required dimensions and a lifting drive mechanism for moving the frame up and down. Therefore, it is possible to prevent the fuel located near the inner surface of the front side wall of the bunker body from being compressed.
(3) In the above, the base end of the rake is attached to the frame via a hinge so that the rake can be rotated from a posture protruding substantially horizontally to the inside of the bunker to an upward posture. By moving the rake up and down integrally, the fuel located near the inner surface of the front side wall of the bunker main body can be sequentially conveyed upward to prevent the compaction state, and when the rake is lowered, the rake faces upward Therefore, the fuel is not pushed from above, and the fuel is not consolidated.
(4) The anti-consolidation device is provided near the front side wall of the bunker body, and passes through the inside of the front side wall of the bunker body between the opening provided at the lower position of the front side wall and the top of the bunker body. And a plurality of plate-like rakes attached to the circulation member at a required interval in the circumferential direction, and each rake. By providing a circulation drive mechanism for circulating and moving integrally with the circulating member, the rake can be circularly moved integrally with the circulating member and positioned near the inner surface of the front side wall of the bunker body. It is possible to prevent the fuel to be in a consolidated state.
(5) In the above, each flat rake is attached to the circulation member so as to be inclined in the moving direction, and when each rake rises inside the front side wall of the bunker main body, the posture in which the tip side of each rake is inclined downward By adopting such a configuration, it is possible to prevent the fuel from being compressed near the front side wall in the bunker body by the circulating rake, and even if the rake goes out of the bunker body, the fuel is accompanied by the outside. It is possible to prevent the possibility of being damaged.
(6) The anti-consolidation device is provided near the front side wall of the bunker body, and a large number of stirring rods are radiated on the outer peripheral surface of the roll member that is rotatably disposed in the opening provided at the lower position of the front side wall. By having a configuration comprising a stirring roll having a direction and a rotation drive mechanism for rotationally driving the stirring roll, by rotating the stirring roll, by the stirring rod of the stirring roll, The fuel located near the inner surface of the front side wall of the bunker body can be scraped up to break the compacted state, and fuel compaction can be prevented.
(7) The anti-consolidation device is provided near the front side wall in the bunker body, and a single screw or a plurality of screws provided at a required interval in the width direction along the front side wall so as to extend in the vertical direction inside the front side wall; By providing a rotation drive mechanism for rotating the screw, the fuel positioned in the vicinity of the inner surface of the front side wall of the bunker body biting into the screw is sequentially moved upward by rotating the screw. By conveying, the compaction state can be broken, and fuel compaction can be prevented.
(8) The anti-consolidation device is composed of a flange member provided so as to project a required dimension inward of the bunker at a required height position on the inner surface of the front side wall of the bunker main body. The fuel can be dropped and supplied to the fuel cutting feeder along the saddle member, and when the fuel is cut out by the fuel cutting feeder, the compaction of the fuel can be eased at the lower position of the saddle member, thus preventing the compaction. Thus, the fuel can be easily transported to the fuel outlet. In addition, since the upper part of the fuel outlet is covered by the flange member, there is a possibility that the weight of the fuel stored in the bunker body acts as a large load from above on the fuel cut out at the fuel outlet. Can be prevented. As a result, it is possible to prevent a risk that the load of the fuel cutting feeder increases, and it is possible to cut the fuel more smoothly than the fuel cutting feeder, and it is possible to prevent the possibility of clogging due to expansion on the downstream side. Moreover, since the height of the bunker body can be made higher than before, the space required for installation can be significantly reduced compared to the conventional case when storing large amounts of fuel. For this reason, cost reduction can be achieved.
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1乃至図4は本発明の燃料バンカーの実施の一形態を示すもので、上端部に燃料5の投入口8を設けて内部を燃料貯留容器とするバンカー本体を、高さ寸法が従来に比して高くしてあるバンカー本体22とし、且つ該バンカー本体22の下側に、図15に示したと同様に後端側上部を上記バンカー本体22の下端に連通接続し且つ前端部の下方に排出口11を備えたケーシング10と、該ケーシング10内の前後両端部間に設けたエプロンコンベヤ12とからなる燃料切出しフィーダ9を設けて、上記投入口8より投入されてバンカー本体22内に一旦貯留される燃料5を、該バンカー本体22の底部より上記燃料切出しフィーダ9にて前方へ搬送すると共に、バンカー本体22の前側壁の22aの下方に形成される燃料切出し口13を通して所要量ずつ切り出して、排出口11より順次排出できるようにする。更に、上記バンカー本体22における前側壁22aの内側部分に、上記燃料切出しフィーダ9による燃料5の切り出し動作に伴って上記バンカー前側壁22aの内面に押し付けられて次第に圧密されるようになる燃料5の圧密状態を、所要の動力を用いて崩すことによって圧密を防止するようにする圧密防止装置(ブリッジブレーカー)23を設ける。
FIGS. 1 to 4 show an embodiment of a fuel bunker according to the present invention. A bunker body having an
上記圧密防止装置23は、たとえば、上記バンカー本体22の前側壁22aの内側近傍位置に、上下方向にスライド可能なフレーム24を配置して、該フレーム24の所要高さ位置に、上記バンカー内の左右幅方向(前側壁22aに沿う方向)のほぼ全長に亘って延び且つ水平方向内向きに所要寸法突出する平板状のレーキ25を、上下方向に複数段(図では3段)に配置して、各々一体に取り付け、更に、上記フレーム24を昇降移動させるためバンカー本体22の頂部に昇降駆動機構26を設けた構成として、上記昇降駆動機構26によりフレーム24と一体に上記各レーキ25を上記バンカー前側壁22aの内側近傍位置にて上下方向に移動させることにより、燃料切出し口13の上方となるバンカー本体22の前側壁22aの内面付近に位置する燃料5を上下方向に撹拌し燃料5が圧密状態になるのを防止できるようにする。
The
詳述すると、上記フレーム24は、バンカー本体22内の左右両端部位置に、下端がバンカー本体22の上下方向の中間部よりやや下方に位置し且つ上端部が上記バンカー本体22頂部の左右両端部位置に設けた開口部27を貫通して所要寸法上方に突出するよう平行配置してある左右一対の縦フレーム材28と、該各縦フレーム材28の上端部同士を連結するリフティングビーム29と、上記各縦フレーム材28の下端部同士及びバンカー本体22内部にて左右で対向する上下方向所要間隔個所同士を各々水平に連結する複数のビーム材30と、下端のビーム材30の下側に、垂直方向に所要寸法延びるロッド部材31を介在させて取り付けた左右へ水平方向に延びるビーム部材32とからなる構成としてある。
More specifically, the
上記上下複数段のレーキ25は、上記ビーム部材32と、下端及び下から2番目の各ビーム材30におけるバンカー内側に臨む側面部に、それぞれ長手方向のほぼ全長に亘って一体に取り付けるようにしてある。
The plurality of upper and
又、上記縦フレーム材28の所要高さ位置、たとえば、上端部から上下方向中間部にかけての所要間隔個所(図では3個所)における左右の外側部に、それぞれガイドローラ33を設けると共に、上記ビーム部材32の両端部に、外向きガイドローラ33を備えてなるガイド部材34を取り付ける。一方、上記バンカー本体22の左右両側壁の内面部における上記縦フレーム材28に取り付けられた各ガイドローラ33と、ビーム部材32に取り付けたガイド部材34のガイドローラ33とにそれぞれ対応した所要の高さ位置に、上下方向に延びる左右一対のガイドレール35と36をそれぞれ設けて(図では上部のガイドレール35は上端部をバンカー本体22の頂部に設けた開口27を通して所要寸法上方へ突出するよう設けてある)、該各ガイドレール35,36に、それぞれ対応するガイドローラ33を嵌合させてガイドさせることにより、上記フレーム24をバンカー前側壁22aの内側近傍位置にて上下方向にスライドできるようにしてある。
In addition,
上記昇降駆動機構26は、バンカー本体22の頂部と、上記フレーム24上端部のリフティングビーム29との間に、介在させるように配置した左右一対のボールジャッキ37を有し、該各ボールジャッキ37はバンカー本体22の頂部に設置してあって、各ボールジャッキ37の作動ロッド38の上端部が上記リフティングビーム29の下面に取り付けてある。更に、バンカー本体22の頂部に所要のベース部材39を介してモータの如き回転駆動装置40が設置してあり、該回転駆動装置40に取り付けられている減速機41の左右両側の出力軸41aを、上記左右の各ボールジャッキ37の入力軸37aに、連結軸42を介してそれぞれ連結した構成としてある。これにより、上記回転駆動装置40の回転駆動力を、減速機41、連結軸42を経て上記各ボールジャッキ37へ伝達して、該各ボールジャッキ37を同期して伸縮作動させることができるようにしてある。すなわち、上記回転駆動装置40の正転、逆転を切替えることにより上記各ボールジャッキ37の作動ロッド38の伸長作動と収縮作動を切替えて、上記リフティングビーム29を備えたフレーム24に一体に取り付けてある上記各レーキ25を上下方向に所要のストローク、たとえば、500mm程度のストロークで昇降させることができるようにしてある。
The elevating
更に、上記左右の各ボールジャッキ37のうち、一方(図3、図4では左側)のボールジャッキ37に、入力軸37aの回転に伴って一緒に回転するプーリ43を設け、該プーリ43と、バンカー本体22の頂部所要位置に支持部材44を介して取り付けてあるロータリポジショナ45のプーリ46に、無端状のベルト47を掛け回して、上記ボールジャッキ37の入力軸37aの回転量を上記ロータリポジショナ45にて検出することにより、該ボールジャッキ37の作動ロッド38の伸縮作動量に基いて、各ボールジャッキ37の伸縮作動によって昇降される上記フレーム24の昇降作動量を検出できるようにしてあり、上記ロータリポジショナ45の検出信号に基づいて図示しない制御装置により上記回転駆動装置40の回転(正転、逆転)を制御させることで、上記フレーム24と一体の各レーキ25の昇降ストロークを制御できるようにしてある。
Further, among the left and right ball jacks 37, one (the left side in FIGS. 3 and 4)
なお、固定側、たとえば、上部のガイドレール35の上端部に、上記各レーキ25を昇降させるべきストロークに対応した所要間隔を隔てて上昇側と下降側のリミットスイッチ(図示せず)をそれぞれ設け、該各リミットスイッチが、フレーム24側の対応する位置に設けたリミットスイッチ用ドグ(図示せず)を検出するときの検出信号に基づいて、上記フレーム24と一体の各レーキ25の昇降ストロークを制御させるようにしてもよい。
In addition, a limit switch (not shown) on the fixed side, for example, on the upper end of the
48は上部のガイドレール35の上端部同士を連結して両者の間隔を保持する連結部材、49はボールジャッキ37の作動ロッド38が下降するときに該作動ロッド38を収納するためのねじカバーであり、図では該各ねじカバー49をバンカー本体22の頂部を貫通させた状態で上記各ボールジャッキ37をバンカー本体22の頂部に設置するようにしてある。又、図3に二点鎖線で示す如く、ボールジャッキ37の作動ロッド38の外周に蛇腹状のカバー50を設けるようにしてもよい。その他、図15に示したものと同一のものには同一符号が付してある。
上記構成としてある本発明の燃料バンカーを使用する場合は、燃料切出しフィーダ9の排出口11を、たとえば、下流側の図示しない燃料供給装置に接続しておき、投入口8よりバンカー本体22内に燃料5を投入して一旦貯留させる。この状態において燃料切出しフィーダ9のエプロンコンベヤ12を起動させると、従来と同様に、上記バンカー本体22内の燃料5が循環移動するエプロンコンベヤ12にて排出口11のある前方へ移動させられ、該移動させられる燃料5のうち底部に位置するものが、バンカー本体22の前側壁22aの下側となるケーシング10内に形成される燃料切出し口13を通して順次前方へ切り出されて排出口11へ搬送され、該排出口11を通して下流側の燃料供給装置へ送られる。
When using the fuel bunker of the present invention having the above-described configuration, the
この際、上記燃料切出しフィーダ9による燃料切出し動作が行なわれることに伴って、上記バンカー本体22内の燃料5に対しては、全体的に上記燃料切出しフィーダ9による切出し方向である前方へ移動させるような力が作用される。
At this time, as the fuel cutting operation by the
したがって、上記燃料5が、紙や木や廃タイヤの破断物のように比較的圧密され易い燃料5の場合には、燃料切出しフィーダ9の運転を継続すると、図1に二点鎖線で示す如く、バンカー本体22内の燃料5が、上記燃料切出しフィーダ9の切り出し方向に位置するバンカー前側壁22aの内面へ押し付けられて、該燃料5は上記バンカー前側壁22aの内面付近にて次第に圧密されるようになる。本発明の燃料バンカーは、上記バンカー前側壁22aの内側に沿って昇降駆動機構26により昇降できるようにしたフレーム24を配置すると共に、該フレーム24に、バンカー本体22内の幅方向に延び且つバンカー内側へ所要寸法突出する平板状のレーキ25を、上下複数段に亘り設けてあって、上記昇降駆動機構26により上記フレーム24と一体に上記各レーキ25をバンカー前側壁22aの内側付近で昇降移動させることができるようにしてあるため、燃料切出しフィーダ9による燃料5の切り出しを行なっているときに、連続的に、もしくは、所定の経過時間ごとに所要時間継続するように上記昇降駆動機構26によりフレーム24と一体に上記各レーキ25の昇降移動を行なわせると、バンカー前側壁22aの内面付近にて圧密されようとしていた燃料5は、上記各レーキ25の昇降に伴って上下方向に撹拌され、これにより、圧密状態が崩されるようになることから、上記バンカー前側壁22aの内面付近にて燃料5の圧密が発生する虞は未然に防止される。
Therefore, in the case where the
このように、本発明の燃料バンカーによれば、燃料5が、紙や木や廃タイヤの破断物のような比較的圧密され易い廃棄物の如き燃料5を取り扱う場合であっても、該燃料5が、燃料切出しフィーダ9の燃料切出し動作時に、バンカー前側壁22aの内面付近、すなわち、燃料切出し口13の上方位置において圧密される虞を未然に防止できる。
As described above, according to the fuel bunker of the present invention, even when the
又、上記したように、昇降駆動機構26から付与される動力を用いてバンカー本体22の前側壁22aの内面付近にて圧密されようとする燃料5を上下方向に撹拌するようにしてあるため、上記バンカー前側壁22aの下方の燃料切出し口13付近に存在する燃料5に対して、バンカー本体22内に貯留される燃料5の自重が上方より大きな荷重として作用することを抑制できる。
Further, as described above, the
したがって、燃料切出し口13を通して燃料切出しフィーダ9によって切り出される燃料5が圧密される虞を未然に防止できることから、上記燃料切出しフィーダ9に大きな負荷がかかるようになる虞を抑制できると共に、上記燃料切出しフィーダ9の排出口11より圧密された状態の燃料5がそのまま排出されて下流側に詰まりを生じるようになる虞を未然に防止することができる。しかも、バンカー本体22内に貯留される燃料5の自重が上方より大きな荷重として作用するような場合でも、該荷重に抗して上記燃料切出し口13付近における燃料5の圧密防止を図ることができることから、バンカー本体22の高さ寸法を、たとえば、7m程度と、従来用いられていた燃料バンカー6におけるバンカー本体7に比して大幅に高く設定することが可能になる。したがって、燃料5の大量貯蔵を行なう場合であっても、本発明の燃料バンカーは、従来のものに比して設置スペースを削減できるため、設置コストの低減化を図ることが可能になる。
Therefore, since the possibility that the
次に、図5は本発明の実施の他の形態を示すもので、図1乃至図4に示した構成における圧密防止装置23の各レーキ25を、フレーム24のビーム部材32と下端及び下方より2番目の各ビーム材30に、それぞれ水平方向内向きに突設した構成に代えて、上記各レーキ25を、上記フレーム24のそれぞれ対応するビーム部材32及び各ビーム材30におけるバンカー内側に臨む側面部に、ヒンジ51を介して上下方向に回動可能に取り付け、且つ上記ビーム部材32及び各ビーム材30のバンカー内側に臨む側面部における上記各レーキ25の取り付け位置の下側に、上記各レーキ25の下方への回動を水平姿勢で止めるための狭幅のストッパー52を、長手方向所要間隔で突設した構成とする。
Next, FIG. 5 shows another embodiment of the present invention. Each
その他の構成は図1乃至図4に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。 Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1 to 4, and the same components are denoted by the same reference numerals.
本実施の形態によれば、燃料切出しフィーダ9による燃料切出し動作に伴って、バンカー前側壁22aの内面付近に燃料5が圧密されるようになるときに、上記実施の形態と同様にして昇降駆動機構26によりフレーム24を昇降移動させると、該フレーム24が下降するときには、バンカー本体22内における前側壁の内面付近にて圧密されるようになる燃料5との接触抵抗により上記各レーキ25は上方へ回動させられ、ほぼ垂直方向上向きの姿勢とされた状態にて上記フレーム24と一体に下降させられる。又、上記ストッパー52は狭幅としてあるため、バンカー本体22内の燃料5に対する接触抵抗はほとんどない。このため、上記フレーム24の下降移動時にはバンカー前側壁22a付近の燃料5はレーキ25やストッパ52で押圧されて圧密される問題はない。一方、上記昇降駆動機構26によりフレーム24が上昇させられるときには、上記各レーキ25は、バンカー前側壁22aの内面付近に位置する燃料5との接触抵抗により下方へ回動させられ、ストッパー52に衝合することによりバンカー内側方向に水平に突出した姿勢で保持される。この水平姿勢とされた各レーキ25が、フレーム24の上昇移動に伴って一体に上昇すると、該各レーキ25の進行方向に位置する燃料5は、該各レーキ25により上方へ移動させられるようになる。
According to the present embodiment, when the
したがって、上記昇降駆動機構26によるフレーム24の昇降移動を繰り返すことにより、バンカー前側壁22aの内面付近に位置する燃料5は、順次上方へ移動させられるようになる。このため、バンカー前側壁22aの内面付近に位置する燃料5を、より確実に撹拌することができて、燃料切出しフィーダ9の燃料切出し動作に伴って、バンカー前側壁22aの内面付近にて燃料5が圧密されるようになる虞をより確実に防止することができる。
Therefore, by repeating the raising / lowering movement of the
次いで、図6乃至図8は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図1乃至図4に示した構成における圧密防止装置23を、バンカー前側壁22aの内側近傍位置に昇降可能に配置したフレーム24と、該フレーム24の所要高さ位置にバンカー内側に向けて突出するよう設けたレーキ25と、上記フレーム24を昇降駆動させるための昇降駆動機構26とからなる構成とすることに代えて、バンカー本体22の前側壁22aにおける下部位置に設けた開口部54と頂部との間にて、上昇時にはバンカー本体22内の左右両端部にて前側壁22aの内面近傍位置を通り、且つ下降時にはバンカー前側壁22aの外側を通して循環移動できるようにした循環部材としての左右一対のチェーン55と、該各チェーン55の左右で対向する周方向所要間隔個所に、先端部が外周方向へ所要寸法突出するようそれぞれ基端部を取り付けた左右方向に延びる多数の平板状のレーキ56と、上記チェーン55を循環駆動させるための循環駆動機構57とからなる構成を有する圧密防止装置53として、上記循環駆動機構57により左右の各チェーン55と一体に上記各レーキ56を循環移動させることにより、バンカー前側壁22aの内側近傍位置を通って上昇する各レーキ56にて、燃料切出しフィーダ9の燃料切出し動作に伴って該バンカー前側壁22aの内面付近にて圧密されるようになる燃料5を撹拌して圧密状態になることを防止できるようにする。
Next, FIGS. 6 to 8 show still another embodiment of the present invention. The
詳述すると、バンカー本体22頂部の前端部に、幅方向のほぼ全長に亘る開口部58を上記各レーキ56が通過できるような大きさとして設ける。該開口部58よりも前方位置のバンカー本体22の頂部に、バンカー本体22の左右の内法寸法に対応する所要間隔を隔てた両端部の2個所にそれぞれ駆動スプロケット59を一体に取り付けた回転軸60を配置し、該回転軸60の両端部を、バンカー本体22の上端部における左右の外側面に取り付けた支持部材61上の軸受62にそれぞれ回転自在に支持させる。一方、バンカー前側壁22aの下部所要高さ位置に、上記バンカー本体22の頂部に設けた開口部58と同様のサイズの開口部54を設け、該開口部54の前側位置に、上記回転軸60上の2枚の駆動スプロケット59とそれぞれ対応する2枚の従動スプロケット63を所要間隔を隔てて両端部に一体に取り付けてなる回転軸64を配置し、該回転軸64の両端部を、バンカー本体22の下部所要位置における左右の外側面に取り付けた支持部材65上の軸受66に回転自在に支持させる。
More specifically, an
更に、上下方向に対応する上記左右の駆動スプロケット59と従動スプロケット63に、無端状のチェーン55をそれぞれ掛け回し、該各チェーン55の左右で対向する周方向所要間隔の多数個所の間に、上記バンカー本体22の左右の内法寸法に対応するよう左右方向に延び且つ所要の幅寸法を有する平板状のレーキ56をそれぞれ配置して、該各レーキ56の長手方向両端部における幅方向一側部(基端部)を上記各チェーン55の対応する個所にそれぞれ一体に取り付け、これにより、該各レーキ56の幅方向他側部となる先端部が外周方向に所要寸法突出するようにしてある。
Further,
更に又、上記各レーキ56は、上記左右の各チェーン55と一体に循環移動する過程でバンカー前側壁22aの内側近傍位置を上昇するときに、該各レーキ56が基端部より先端部へ向けて下方傾斜する姿勢となるように取り付ける。これにより、該各レーキ56がバンカー本体22内にて貯留されている燃料5の内部を通過するときには、該各レーキ56の進行方向に位置する燃料5を該各レーキ56によって上方へ移動させることができるようにすると共に、各レーキ56がバンカー本体22内に貯留されている燃料5の上方へ出ると、各レーキ56の傾斜姿勢に基づいて、該各レーキ56上に載る燃料5を、自動的にバンカー本体22内へ落下させることができるようにして、燃料5が各レーキ56上に載置されたままバンカー本体22の外部へ同伴されないようにしてある。
Further, when the
上記循環駆動機構57は、上部の回転軸60の一端部を軸受62の外側へ突出させて、該突出端部に一体に取り付けたスプロケット67と、上記軸受62の支持部材61上に設置してある減速機69と、該減速機69に出力側を取り付けたモータの如き回転駆動装置68と、上記減速機69の出力軸69aに一体に取り付けたスプロケット70と、該スプロケット70と上記回転軸60上のスプロケット67に掛け回した無端状のチェーン71とからなる構成としてある。これにより、上記回転駆動装置68の回転駆動力を、減速機69、各スプロケット67,70、チェーン71を介して上記回転軸60に伝達することにより、該回転軸60を回転させ、該回転軸60上の駆動スプロケット59と、下部の回転軸64上の従動スプロケット67との間にて、チェーン55と一体に上記各レーキ56を循環移動させることができるようにしてある。
The circulating
なお、72はバンカー前側壁22aの開口部54の外側位置にて上記レーキ56の循環移動軌跡の外側を覆うように設けたカバーであり、且つ該カバー72は、上記チェーン55に取り付けられている各レーキ56の隣接するもの同士の間隔よりも長い範囲を覆うような長さ寸法として設けるようにしてある。これにより、たとえ上記開口部54を通してバンカー本体22の内側より上記カバー72側へ燃料5が多少こぼれ出たとしても、該カバー72内の燃料5を、循環移動時に該カバー72内を通過した後バンカー本体22内へ進入する各レーキ56によってバンカー本体22内へ戻すことができるようにしてある。
その他の構成は図1乃至図4に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。 Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1 to 4, and the same components are denoted by the same reference numerals.
本実施の形態によれば、循環駆動機構57を起動させて、上下方向に配置してある駆動と従動の各スプロケット59と63の間にてチェーン55と一体に各レーキ56を循環移動させると、バンカー前側壁22aの内面に沿って上記各レーキ56が順次上方へ移動させられるようになる。このため、燃料切出しフィーダ9による燃料切出し動作に伴ってバンカー本体22の前側壁22aの内面に押し付けられて、次第に圧密されるようになる燃料5は、上記バンカー前側壁22aの内側にて順次上方へ移動される上記各レーキ56によって撹拌されるようになるため、圧密状態を崩すことができ、これにより、バンカー前側壁22aの内面付近に燃料5の圧密が生じる虞を未然に防止できる。このため、図1乃至図4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
According to the present embodiment, when the
更に、図9乃至図11は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図1乃至図4に示した構成における圧密防止装置23を、バンカー前側壁22aの内側近傍位置に配置したフレーム24と、該フレーム24の所要高さ位置にバンカー内側に向けて突出するよう設けたレーキ25と、上記フレーム24を昇降駆動させるための昇降駆動機構26とからなる構成とすることに代えて、バンカー本体22の前側壁22aの下部所要位置に設けた開口部74内に回転自在に配置した放射方向の多数の撹拌用ロッド76を備えてなる撹拌用ロール75と、該撹拌用ロール75を回転駆動するための回転駆動機構77とからなる構成の圧密防止装置73として、上記回転駆動機構77により上記撹拌用ロール75を回転させることにより、該撹拌用ロール75の撹拌用ロッド76にて、バンカー本体22下部の前側壁22aの内面付近に位置する燃料5を上方へ掻き上げることができるようにして撹拌して圧密を防止できるようにしたものである。
Further, FIGS. 9 to 11 show still another embodiment of the present invention. A frame in which the
詳述すると、上記撹拌用ロール75は、バンカー本体22の左右の内法寸法に対応して左右方向に延びるロール部材78の軸心方向所要間隔個所の外周面に、所要の長さ寸法を有する撹拌用ロッド76を、周方向に所要間隔で整列するよう突設して形成してある。
More specifically, the stirring
更に、バンカー本体22の前側壁22aの下部所要位置に上記撹拌用ロール75の全体形状と対応する大きさとして設けてある左右方向へ延びる開口部74の内側に、上記撹拌用ロール75を配置して、上記ロール部材78の両端部軸心位置に一体に設けてある回転軸79を、上記バンカー本体22の左右の側壁を貫通させると共に、該バンカー本体22の左右の両側壁の外側に支持部材80を介して設置してある軸受81にそれぞれ回転自在に支持させるようにしてある。
Further, the
上記回転駆動機構77は、一端側の回転軸79の端部を軸受81よりも外側へ突出させて、該突出端部に、上記軸受81を支持している支持部材80上に設置してある減速機82の出力軸82aを接続し、且つ該減速機82に、モータの如き回転駆動装置83の出力側を接続した構成として、上記回転駆動装置83より減速機82を経て回転軸79へ伝達される回転駆動力により、上記撹拌用ロール75を図9に示す反時計方向へ回転させて、一体に回転する各撹拌用ロッド76にて、バンカー前側壁22aの下部位置に設けた開口部74の内側に位置する燃料5を掻き上げて撹拌することができるようにしてある。
The
上記バンカー前側壁22aに設けた開口部74の上部には、上記撹拌用ロール75の軸心方向に隣接する撹拌用ロッド76の間の空間部を塞ぐためのくし型の閉塞部材84を設けるようにし、更に、上記バンカー前側壁22aの開口部74の外側に、上記撹拌用ロール75の上記開口部74の外側に配置されている前半部を覆う半円筒型のカバー85を設けるようにしてある。これにより、上記回転する撹拌用ロール75の撹拌用ロッド76によって掻き上げられる燃料5が各撹拌用ロッド76に同伴されて上記開口部74を通過してしまうことを、上記閉塞部材84にて抑制できるようにしてある。更に、たとえ回転する各撹拌用ロッド76に燃料5が同伴されて開口部74を通過しても、カバー85内に受けることができるようにすると共に、撹拌用ロール75の回転時に該カバー85内の底部を通過した後、開口部74を通ってバンカー本体22内に進入する各撹拌用ロッド76によって、上記カバー85内に受けられた燃料5をバンカー本体22内へ戻すことができるようにしてある。
A comb-shaped
その他の構成は図1乃至図4に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。 Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1 to 4, and the same components are denoted by the same reference numerals.
本実施の形態によれば、燃料切出しフィーダ9によるバンカー本体22内の燃料切出し動作時に連続的に、或いは、所定の時間間隔で所要時間継続するように上記回転駆動機構77による上記撹拌用ロール75の回転駆動を行わせると、バンカー前側壁22aの下部における内面付近では、上記撹拌用ロール75の各撹拌用ロッド76によって燃料5が順次掻き上げられるようになる。このため、燃料切出しフィーダ9による燃料切出し動作に伴ってバンカー本体22の前側壁22aの内面付近にて次第に圧密されようとする燃料5は、上記撹拌用ロール75の各撹拌用ロッド75にて撹拌して圧密状態を崩すことができることから、バンカー前側壁22aの内面付近に燃料5の圧密が生じる虞を未然に防止できる。これにより、本実施の形態によっても、図1乃至図4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
According to the present embodiment, the stirring
図12及び図13は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図1乃至図4に示した構成における圧密防止装置23を、バンカー前側壁22aの内側近傍位置に配置したフレーム24と、該フレーム24の所要高さ位置にバンカー内側に向けて突出するよう設けたレーキ25と、上記フレーム24を昇降駆動させるための昇降駆動機構26とからなる構成とすることに代えて、バンカー前側壁の内側近傍位置に配置した上下方向に延びるスクリュー87と、該スクリュー87を回転駆動させるための回転駆動機構88とからなる構成の圧密防止装置86として、上記回転駆動機構88により上記スクリュー87を回転させることにより、バンカー前側壁22aの内面付近に位置する燃料5を順次上方へ搬送させて撹拌して圧密を防止できるようにする。
12 and 13 show still another embodiment of the present invention. A
詳述すると、上記スクリュー87は、上下方向に所要寸法延びるスクリュー軸89の外周に、軸心方向の下端部から所要高さ位置まで螺旋方向のスクリュー羽根90を一体に取り付けた構成としてある。かかる構成のスクリュー87を、バンカー前側壁22aの内側近傍位置に、単数或いはバンカー本体22aの左右の幅寸法に対応させて左右方向所要間隔で複数基(図では3基)配置すると共に、該各スクリュー87のスクリュー軸89の下端部を、バンカー前側壁22aの下部内面の左右幅方向に対応する位置に設けた軸受91に回転自在に支持させる。一方、上記各スクリュー87のスクリュー軸89の上端部は、それぞれバンカー本体22の頂部を貫通させて上方に突出させると共に、該各スクリュー軸89の突出端部を、バンカー本体22の頂部のそれぞれ対応する位置に設けてある以下の如き回転駆動機構88のギヤボックス92に各々取り付けて保持させるようにしてある。
More specifically, the
上記回転駆動機構88は、バンカー本体22の頂部所要位置に設けたモータの如き回転駆動装置93に、左右両側の出力軸94aへ回転駆動力を取り出すことができるようにしてある減速機94を取り付け、該減速機94の各出力軸94aに、上記各スクリュー87のスクリュー軸89の上端部に取り付けてあるギヤボックス92の入力軸92aを、それぞれ連結軸95を介して連結した構成としてある。これにより、上記回転駆動装置93より減速機94、連結軸95、ギヤボックス92を介して各スクリュー軸89へ回転駆動力を伝達して、該各スクリュー軸89と一体に各スクリュー87のスクリュー羽根90を回転させることができるようにして、上記各スクリュー羽根90に噛み込まれる燃料5を、スクリュー羽根90の回転により上方へ搬送することができるようにしてある。
The
その他の構成は図1乃至図4に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。 Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1 to 4, and the same components are denoted by the same reference numerals.
本実施の形態によれば、回転駆動機構88を起動させて各スクリュー87を回転駆動させると、上記各スクリュー87のスクリュー羽根90がバンカー本体22内に貯留されてバンカー前側壁22aの内側近傍に位置している燃料5中に没している部分では、スクリュー羽根90に噛み込まれる燃料5が、順次上方へ搬送されて該バンカー本体22内に貯留されている燃料5の表面部へ送られる。このために、燃料切出しフィーダ9による燃料切出し動作時にバンカー本体22の前側壁22aの内面付近にて、次第に圧密されようとする燃料5は、上記バンカー前側壁22aの内側近傍にて回転する各スクリュー87により順次上方へ移動させて撹拌することができ、これにより燃料5の圧密状態を崩すことができて、バンカー前側壁22aの内面付近に燃料5の圧密が生じる虞を未然に防止できる。したがって、本実施の形態においても図1乃至図4に示した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
According to the present embodiment, when the
次に、図14は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図1乃至図4に示したと同様に、バンカー本体22の底部に燃料切出しフィーダ9を設けた構成において、バンカー本体22の前側壁22aの下部内面に、該バンカー前側壁22aの下方に形成される燃料切出し口13の所要寸法上方位置にてバンカー内側へ所要寸法張り出す圧密防止装置としての庇部材96を設けて、該庇部材96の下側に、すなわち、該庇部材96の突出端部とバンカー前側壁22aとの間に所要の段差部97が形成されるようにする。
Next, FIG. 14 shows still another embodiment of the present invention. In the configuration in which the fuel cut-out
上記庇部材96は上下方向に所要の高さ寸法を有すると共に、その上部が、滑らかにバンカー前側壁22aに連続する形状として、該庇部材96の上側に位置する燃料5を、該燃料5が自重によってあまり圧縮されない状態のうちに該庇部材96の上部形状に沿って上記燃料切出し口13上方のバンカー前側壁22aよりも所要寸法に離れた位置まで円滑にガイドした後、下降させて燃料切出しフィーダ9のエプロンコンベヤ12上に載置させることができるようにしてある。
The
その他の構成は図1乃至図4に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。 Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1 to 4, and the same components are denoted by the same reference numerals.
本実施の形態によれば、投入口8より投入された燃料5がバンカー本体22内に貯留された状態にて、燃料切出しフィーダ9を起動させると、従来と同様に、エプロンコンベヤ12の循環移動に伴って、該エプロンコンベヤ12上に受けられたバンカー本体22内の燃料5が、順次上記エプロンコンベヤ12にて前方へ搬送され、燃料切出し口13を通過することで所要量ずつ切り出された後、排出口11より下流側の燃料供給装置(図示せず)へ送り出される。この際、上記燃料切出しフィーダ9の燃料切出し動作に伴い、バンカー本体22内の燃料5に対しては、該燃料切出しフィーダ9の燃料切り出し方向である前方に向かう力が作用させられる。本実施の形態では、バンカー前側壁22aの内面に、燃料切出し口13の上方よりバンカー内側へ所要寸法突出する庇部材96が設けてあって、バンカー本体22内の燃料5は、該庇部材96の後側を通過して燃料切出しフィーダ9へ落下供給されるが、この際、上記庇部材96の下方に設けてある段差部97に受け入れられることで圧密状態が一旦崩され、しかる後、燃料切出し口13へ搬送されるようになる。しかも、上記庇部材96は、燃料切出し口13の上方位置にてバンカー内側へ所要寸法突出するようにしてあることから、バンカー本体22内における高所位置まで燃料5が貯留されている場合であっても、該燃料5の自重による大きな荷重が上記燃料切出し口13部分で切り出される燃料5に対して作用することが防止される。
According to the present embodiment, when the
したがって、上記燃料切出し口13にて切り出される燃料5が圧密された状態となる虞を未然に防止することができ、このため、本実施の形態によっても、図1乃至図4に示した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
Accordingly, it is possible to prevent the possibility that the
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、図1乃至図4の実施の形態における圧密防止装置23の昇降駆動機構26は、たとえば、回転駆動装置40の出力側にカムを取り付けると共に、フレーム24側に上記カムの上側に載置するためのカムフォロワを取り付けて、上記回転駆動装置40にて上記カムを回転させることにより、上記カムによりカムフォロワが押し上げられる時には、上記回転駆動装置40より上記カムを介してカムフォロワに伝達される駆動力によりフレーム24を上昇させる一方、上記カムに追従してカムフォロワが下降するときには、フレーム24を自重により下降させるようにする等、レーキ25を取り付けてあるフレーム24を昇降させることができれば、ボールジャッキ37以外のジャッキや、アクチュエータ等、いかなる構成の昇降駆動機構26としてもよい。又、所要高さ位置にレーキ25を取り付けることができれば、フレーム24の形状は図示した以外の任意の形状としてもよい。更に、レーキ25の大きさやフレーム24に取り付ける該レーキ25の数は、上記圧密防止装置23を設けるバンカー本体22の平面形状や高さ寸法等に応じて適宜変更してもよい。
It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiment, and the elevating
図6乃至図8の実施の形態における圧密防止装置53の循環駆動機構57は、チェーン55と一体にレーキ56を循環移動させることができれば、回転駆動装置68の配置や動力伝達経路の構成は任意に設定してよい。又、バンカー前側壁22aに設けた開口部54とバンカー本体22の頂部との間で循環移動でき、且つ外周方向に突出するようレーキ56を取り付けることができれば、循環部材としては、チェーン55以外のものを使用してもよい。レーキ56の大きさやチェーン55に取り付ける該レーキ56の取り付け間隔は、上記圧密防止装置53を設けるバンカー本体22の平面形状や高さ寸法等に応じて適宜変更してもよい。
The
図9乃至図11の実施の形態における圧密防止装置73の回転駆動機構77は、撹拌用ロール75を回転駆動することができれば、回転駆動装置83の配置や動力伝達経路の構成は任意に設定してよい。又、ロール部材78の径や撹拌用ロッド76の長さ寸法は、図示した如き比率となっていなくてもよく、上記圧密防止装置73を設けるバンカー本体22の平面形状や高さ寸法等に応じてそれぞれ任意に設定することができる。更に、バンカー本体22の前側壁22aに上記圧密防止装置73を、複数段に亘り設けるようにしてもよい。ロール部材78は、軸心位置がほぼバンカー前側壁22aと同一平面上に配置されるように図示したが、上記撹拌用ロール75の撹拌用ロッド76にてバンカー本体22の前側壁22a内面付近に位置する燃料5を掻き上げて撹拌できれば、たとえば、上記撹拌用ロール75の撹拌用ロッド76のみが開口部74を通してバンカー本体22内を通過する配置とする等、開口部74に対する撹拌用ロール75の配置は内外方向に変更してもよい。
The
図12及び図13の実施の形態における圧密防止装置86の回転駆動機構88は、スクリュー87を回転駆動させることができれば、回転駆動装置93の配置や動力伝達経路の構成は任意に設定してよい。又、スクリュー軸89にスクリュー羽根90を取り付ける領域やスクリュー羽根90の径は、圧密防止装置86を設置するバンカー本体22の平面形状や高さ寸法等に応じて適宜変更してもよい。
The
図14の実施の形態における庇部材96は、該庇部材96の後方を通して上方より燃料切出しフィーダ9上へ落下供給される燃料5の圧密状態を一旦解放させることができるような空間となる段差部97を下方に形成できれば、該庇部材96のバンカー内側への突出量は、バンカー本体22の平面形状や高さ寸法等に応じて適宜変更するようにしてもよい。
In the embodiment of FIG. 14, the
燃料5として、比較的圧密され易い燃料5を投入して貯蔵させる燃料バンカーであれば、紙や木や廃タイヤの破断物以外の燃料5を取り扱う燃料バンカーにも適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
As long as the
5 燃料
9 燃料切出しフィーダ
13 燃料切出し口
22 バンカー本体
22a 前側壁
23 圧密防止装置
24 フレーム
25 レーキ
26 昇降駆動機構
51 ヒンジ
53 圧密防止装置
54 開口部
55 チェーン(循環部材)
56 レーキ
57 循環駆動機構
73 圧密防止装置
74 開口部
75 撹拌用ロール
76 撹拌用ロッド
77 回転駆動機構
78 ロール部材
86 圧密防止装置
87 スクリュー
88 回転駆動機構
96 庇部材
97 段差部
5
56
Claims (8)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003435712A JP2005195193A (en) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | Fuel bunker |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005195193A true JP2005195193A (en) | 2005-07-21 |
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ID=34815697
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003435712A Pending JP2005195193A (en) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | Fuel bunker |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115248033A (en) * | 2022-01-29 | 2022-10-28 | 刘洋 | Embedding machine for measuring monument |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003435712A patent/JP2005195193A/en active Pending
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