JP2005195026A - リニア圧縮機及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピストンの往復運動を精密に制御することができ、リニア圧縮機の大きさを減らすことができる。
【解決手段】 往復動形のピストンと前記ピストンを駆動するリニアモーターと所要冷力に従って前記ピストンのストロークの大きさが異なるように前記リニアモーターを制御するモーター制御部とを含むリニア圧縮機において、前記ピストンが所定の高冷力による上死点から所定の高冷力の離隔距離を有する衝突近接位置を通過するか否かを検出する衝突近接感知部と、前記衝突近接感知部の検出に基づいて前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記衝突近接位置にリターンする時まで所要される衝突近接点のリターン時間を算出する衝突リターン時間の算出部と、を含み、前記モーター制御部は、高冷力による制御時に前記衝突近接点のリターン時間が冷力別の所定の許容時間より大きい場合前記リニアモーターの推力を減少させ、前記衝突近接点のリターン時間が前記許容時間より小さい場合前記リニアモーターの推力を増加させることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、リニア圧縮機及びその制御方法に関する。
一般に、リニア圧縮機は、冷蔵庫等の冷凍サイクルで、冷媒の圧縮のため多用されている。リニア圧縮機は、ピストンのストロークの大きさを測定し、これに基づいて駆動モーターに印加される電流を調節してピストンの運動を制御する。
図1は、従来のリニア圧縮機のピストンの位置検出のためのセンサー構造の断面図である。
図1に示すように、位置検出用センサー構造は、センサー本体100、センサーコイル101a、101b、コア支持台102及びコア103から構成されている。
センサー本体100の内部には、センサーコイル101a、101bと位置検出回路(図示せず)等が設けられる。センサーコイル101a、101bは、同一のインダクタンス値、同一の値数、同一の巻数を有する第1センサーコイル101aと第2センサーコイル101bの直列で連結されている。コア支持台102は、非磁性体としてコア103を支持し、ピストン(図示せず)と連結されている。
ピストンの往復運動によって、コア103がセンサー本体100の内径を貫通して往復運動する。コア103の運動によってセンサーコイル101a、101bに所定のインダクタンスが誘導される。
図2は、従来のリニア圧縮機のピストンの位置検出回路の概略的な連結の構成図である。
図2に示すように、位置検出回路は、センサーコイル101a、101b、分圧抵抗Ra、Rb、ソース電源105、増幅機104及びアナログ信号処理部106を有している。
直列で連結された二つのセンサーコイル101a、101bと直列で連結された二つの分圧抵抗Ra、Rbが相互に並列で連結される。ソース電源105は、センサーコイル101a、101bと分圧抵抗Ra、Rbの並列連結の接点に三角波を印加する。
増幅機104は、センサーコイル101a、101bに誘導されたインダクタンスの測定のため、センサーコイル101a、101b及び分圧抵抗Ra、Rbによって分圧された電圧がそれぞれ入力されて増幅する。アナログ信号処理部106は、増幅機104の出力波形が入力されて所定の信号処理過程を経てピストンの位置を制御する。
リニア圧縮機は、センサーコイル101a、101bの直列連結の中心を基点として一つのコア103の往復運動によって誘導インダクタンスによる電圧変化を測定する。また、位置検出回路で測定された出力電圧に基づいてピストンの上し点を推定しモーターの推力を制御する。
ところで、位置検出回路の出力電圧は、コア103の長さ、温度、圧力、回路素子の熱雑音等によってピストン位置に比例する一定の線形特性を示すことはできない。図3に示すように、増幅機の出力電圧は、定常的な動作時、a直線のような応答特性を有する。しかし、外部影響によってb直線のような応答特性を有すると、測定されたピストンの位置と実際のピストンの位置が異なって高冷力運転時ピストンが弁に衝突する問題が発生する恐れがある。
本発明の目的は、ピストンの往復運動の精密に制御することができるリニア圧縮機を提供することである。
前記目的を達成するために本発明によるリニア圧縮機は、往復動形のピストンと前記ピストンを駆動するリニアモーターと所要冷力に従って前記ピストンのストロークの大きさが異なるように前記リニアモーターを制御するモーター制御部とを含むリニア圧縮機において、前記ピストンが所定の高冷力による上死点から所定の高冷力の離隔距離を有する衝突近接位置を通過するか否かを検出する衝突近接感知部と、前記衝突近接感知部の検出に基づいて前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記衝突近接位置にリターンする時まで所要される衝突近接点のリターン時間を算出する衝突リターン時間の算出部と、を含み、前記モーター制御部は、高冷力による制御時に前記衝突近接点のリターン時間が冷力別の所定の許容時間より大きい場合前記リニアモーターの推力を減少させ、前記衝突近接点のリターン時間が前記許容時間より小さい場合前記リニアモーターの推力を増加させることを特徴とする。
ここで、前記ピストンが所定の低冷力による上死点からの所定の低冷力の離隔距離を有する進入検出位置を通過するかを検出する進入点通過感知部と、前記進入点通過感知部の検出に基づいて前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記進入検出位置にリターンするに所要される進入検出点リターン時間を算出する進入リターン時間算出部と、を含み、前記モーター制御部は、前記進入検出点のリターン時間が冷力別に所定の基準時間より大きい場合、リニアモーターの推力を減少させ、前記進入検出点のリターン時間が前記基準時間より小さい場合、前記リニアモーターの推力を増加させることが好ましい。
前記リニア圧縮機は、前記ピストンの位置を感知するためのコアをさらに含み、前記衝突近接感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンの衝突近接位置の通過を検出することが効果的である。ここで、前記衝突近接感知部は、前記コアの直線往復運動に従って可変インダクタンスが誘導され、所定のコイルの離隔距離を有する上部センサーコイル及び下部センサーコイルと、前記インダクタンスを測定して、前記コアの位置を検出する位置検出部と、を有することが好ましい。前記ピストンが前記衝突近接位置を通過する場合、前記コアは前記コイル離隔距離の略中間地点に位置することが好ましい。前記コアの運動方向の長さは、前記コアの運動方向に平行な前記上部センサーコイルの一方から前記下部センサーコイルの一方までの最長の長さより小さい所定の大きさであることがセンシンの精密度及び容積率において好ましい。前記コアの運動方向の長さは、前記コアの運動方向に平行な前記上部センサーコイルの一方から前記下部センサーコイルの一方までの最長の長さの略半部分であることが誘導インダクタンスの特性においてさらに好ましい。
詳しく、前記位置検出部は、前記上部センサーコイルの一方に連結された上部抵抗と、前記下部センサーコイルの一方に連結された下部抵抗と、前記上部センサーコイルと前記下部センサーコイルの各他側に所定の電源を印加するソース電源と、前記上部抵抗と前記下部抵抗に印加されるそれぞれの電圧が入力される電圧比較機と、を含み、前記衝突リターン時間の算出部は、前記電圧比較機の出力に基づいて前記衝突近接点のリターン時間を算出することが好ましい。
前記リニア圧縮機は、前記ピストンの位置を感知するためのコアをさらに含み、前記進入点通過感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンが前記進入検出位置を通過するか否かを検出することが好ましい。また、前記リニアモーターの消費電力を測定する電力測定部をさらに含み、前記モーター制御部は、測定された消費電力が所定の低冷力の標準電力と不一致する場合、前記基準時間を所定の調整範囲内に調整することが好ましい。
前記目的を達成するために本発明によるリニア圧縮機の制御方法は、往復動形のピストンと前記ピストンを駆動するリニアモーターと冷力に従って前記リニアモーターを制御するモーター制御部とを含むリニア圧縮機の制御方法において、前記ピストンの位置を検出するための衝突近接感知部と前記ピストンの行程によるリターン時間を算出する衝突リターン時間算出部を設ける段階と、前記衝突近接感知部が前記ピストンが所定の高冷力による上死点から所定の高冷力離隔距離を有する衝突近接位置を通過するか否かを検出する段階と、前記衝突リターン時間算出部が前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記衝突近接位置にリターンする時まで所要される衝突近接点のリターン時間を算出する段階と、前記モーター制御部が高冷力による制御時に前記衝突近接点のリターン時間が冷力別の所定の許容時間より大きい場合、前記リニアモーターの推力を減少させ、前記衝突近接点のリターン時間が前記許容時間より小さい場合、前記リニアモーターの推力を増加させる段階と、を含むことを特徴とする。
ここで、前記ピストンの位置を検出するための進入点通過感知部と、前記ピストンの行程によるリターン時間を算出する進入リターン時間算出部と、を設ける段階と、前記進入点通過感知部が前記ピストンが所定の低冷力による上し点から所定の低冷力の離隔距離を有する進入検出位置を通過するか否かを検出する段階と、前記進入リターン時間算出部が前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記進入検出位置にリターンする時まで所要される進入検出点のリターン時間を算出する段階と、前記モーター制御部が低冷力の制御時に前記進入検出点のリターン時間が冷力別に所定の基準時間より大きい場合前記リニアモーターの推力を減少させ、前記進入検出点のリターン時間が前記基準時間より小さい場合前記リニアモーターの推力を増加させる段階と、をさらに含むことが好ましい。
前記リニア圧縮機の制御方法は、前記リニアモーターの消費電力を検出する電力検出部を設ける段階と、前記電力検出部が前記リニアモーターの消費電力を検出する段階と、をさらに含み、前記モーター制御部は、検出された前記リニアモーターの消費電力が所定の低冷力の標準電力より大きい場合、前記基準時間を所定の下向き範囲で減少させ前記リニアモーターの消費電力が前記低冷力の標準電力より小さい場合、前記基準時間を所定の上向き方向で増加させる段階をさらに含むことが好ましい。
また、前記モーター制御部が前記衝突機接点のリターン時間が前記許容時間より大きい所定の駆動停止時間より大きい場合、モーターの駆動を停止させ、所定の待機時間後に前記リニアモーターを再可動する段階をさらに含むことが衝突の防止のため好ましい。ここで、前記ピストンの位置を感知するためのコアを設ける段階を含み、前記衝突近接感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンの前記衝突近接位置の通過可否を検出し、前記ピストンの前記進入検出位置の通過可否を検出することが好ましい。
上述したように、本発明によれば、ピストンの往復運動を精密に制御することができ、リニア圧縮機の大きさを減らすことができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明に対して詳細に説明する。
図4は、本発明の第1実施形態によるリニア圧縮機あの概略的な構成ブロック図である。
図4に示すように、リニア圧縮機は、ピストン10、リニアモーター20、モーター制御部30、衝突近接感知部40及び衝突リターン時間算出部50を有する。
ピストン10は、リニアモーター20に連結されて、圧縮及び膨張の行程に従って直線往復運動をする。
モーター制御部30は、冷力にしたがってピストン10のストローク、即ち上死点及び下死点が異なるようにリニアモーター20を制御する。低冷力運転と比較して高冷力運転時のピストン10の上死点は弁にさらに近接することになる。
衝突近接感知部40は、ピストン10が所定の衝突近接位置を通過するか否か検出する。ここで、衝突近接位置は、多段階に区分することができる高冷力の中で特定の段階の高冷力の運転時のピストンの上死点に近接した地点と選択する。したがって、衝突近接位置は、所定の高冷力による上死点から所定の高冷力の離隔距離を有する。衝突近接感知部40は、ピストン10の位置を感知するためのレーザ、弾性体、電気力、磁気力、誘導電磁気力等を利用した光センサー、コアセンシン構造等の様々な装置で具現されることができる。
衝突リターン時間算出部50は、衝突近接位置でピストン10が圧縮し、膨張することによって同一の位置に戻る時まで所要される衝突近接点リターン時間を測定する。このリターン時間は、ピストン10が衝突近接点でオーバーシューティングした上死点の位置を算出する時に基礎になる。
リニアモーター20及びピストン10の行程に従って衝突感知部40は、ピストン10の衝突近接位置の通過可否を感知し、これに基づいて衝突リターン時間算出部50は、衝突近接接点のリターン時間を算出する。
モーター制御部30は、高冷力によるそれぞれの所定の許容時間を有して算出した衝突近接点のリターン時間と比較してリニアモーター20の推力を制御する。ここで、許容時間というのは、各高冷力に対してピストンが衝突近接位置を通過してオーバーシューティング運動をし衝突近接位置にリターンする時までかかる時間である。これは、冷力に従ってピストンの上死点と弁の間隙の調節によって定まれる標準時間である。制御過程を詳しく見ると、衝突近接点のリターン時間が許容時間より大きい場合、高冷力によるピストン10のストローク及びモーター20の推力が目標値より大きいと判断し、リニアモーター20の推力を減少させる。これによって、ピストン10の上死点と弁との隙間ができて衝突危険を事前に防止することができる。また、衝突近接点のリターン時間が許容時間より小さい場合、リニアモーター20の推力を増加させてピストン1―のストロークが目標値になるようにする。これによって、ピストン10と弁との衝突を最小化することができる。モーター制御部30は、AC電源によるモーターを制御するためのトライアック(triac)及び駆動コントローラー等によって具現されることができる。
また、モーター制御部30は、衝突近接点のリターン時間が高冷力別の許容時間よりさらに大きい所定の駆動停止時間より以上である場合、モーターの駆動を停止し再可動する。ここで、駆動停止時間は、ピストンの上死点が弁に衝突危険にある位置に形成される時間である。前述のように、衝突近接点のリターン時間の算出基準位置になる衝突近接位置を高冷力の上死点に近接位置させることによってピストンと弁の衝突を最小化することができる。
本発明の低冷力は、製品別にスペックによって定まった低冷力を意味する。但し、ストロークの大きさが小さくてピストン10が衝突近接位置を通過しない全冷力の段階を含んだ意味である。
ここで、低冷力によるピストン10の往復運動を制御するため、低冷力運転によるピストン10の動きを感知し、ストロークの大きさを測定する低冷力の制御手段を付加することが好ましい。
図5は、本発明による第2実施形態のリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。図5に示すように、リニア圧縮機は、低冷力の制御手段として進入点通過感知部60と進入リターン時間算出部70をさらに含んでいる。
進入点通過感知部60は、低冷力の運転時にピストン10の上死点の周りに位置する所定の進入検出位置を基準としてピストン10の通過可否を検出する。進入検出位置は、いろいろな段階を有する低冷力の中で特定の低冷力の段階を選択し、これによる上死点を基準として選択することができる。
進入リターン時間算出部70は、進入検出位置から圧縮行程によるオバーシュートするピストン10の進入検出点のリターン時間を測定する。
モーター制御部30は、低令別の基準時間を有し、これを進入検出点のリターン時間と比較してリニアモーター20を制御する。即ち、進入検出点のリターン時間が基準時間より小さい場合、モーターの推力を増加させ、進入検出点リターン時間が基準時間より大きい場合、モーターの推力を減少させ、進入検出点リターン時間が基準時間と同一になるように制御する。
図4及び図5のリニア圧縮機は、ピストン10の位置を感知するためのコア80を有するようにすることができる。
図6は、本発明の第3実施形態によるリニア圧縮機のピストン10の位置検出のためのセンサー構造の断面図である。
図6に示すように、リニア圧縮機は、センサー本体79、コア80及びセンサーコイルL40,L41を有している。
センサー本体79は、コアの往復運動のための空間を有する円柱のような形状を有している。
コア80は、コア支持台81を通じてピストン10と連結されてピストン10の位置検出のため使用される。コア80は、非磁性の金属体であるコア支持台81に磁性体を強制に圧入する方法やプラスチックをインサート射出する方法等で製造されることができる。
センサーコイルL40、L41は、センサー本体の内部のコア80の運動空間を囲み、相互に離隔された上部センサーコイルL40と下部センサーコイルL41と分けられる。上部センサーコイルL40と下部センサーコイルL41には、センサー本体の内径でコア80の移動時にインダクタンスが誘導される。
ピストン10が前述した衝突近接位置を通過する時、コア80の運動方向に平行な長さの中心地点(以下、‘コア零点’と言う)が上部センサーコイルL40と下部センサーコイルL41の相互の離隔距離の中間地点(以下、‘コイル零点’という)を通過するようにコア80とセンサーコイルの位置を調整する。
上部センサーコイルL40及び下部センサーコイルL41のインダクタンスをそれぞれL1、L2と言う時、センサーコイル間の誘導インダクタンスの差異L1−L2は、図7に示すようにグラフを有する。
コア零点がコイル零点を通過する時、インダクタンス差異のグラフは、第1零点を通過する。即ち、上部センサーコイルL40及び下部センサーコイルL41に誘導されるインダクタンスは同一である。一方、第2零点は、コア80ば上部センサーコイルL40に影響を及ぼさない時に表れる。略第2零点での連続的な膨張と圧縮によるリターン時間は、コアがセンサー本体の内径を出入する時間と同一になる。
コア零点が圧縮によって下部センサーコイルL41にかたよる場合ピストン10と弁との間隙が狭まる。この時、インダクタンス差異のグラフは、衝突点を通過する。
この時、コア80の運動方向に平行な長さは、インダクタンス差異のグラフの正確度に影響を及ぼす。コア80は、上部センサーコイルL40の一方から下部センサーコイルL41の一方までの最長の長さ(以下、‘センサーコイルの最長の長さ’と言う)より小さくすることがリニア圧縮機の大きさを小さくすることができるので好ましい。また、図7を参照すると、インダクタンス差異のグラフが第1零点を通過する時の傾きが急速に変わることを防止し、また、尖頭値の絶対値が小さくならないようにコア80はセンサーコイルの最長の長さの半とすることが好ましい。このような大きさを有するコア80の運動による誘導インダクタンスの差異を利用して衝突近接位置の通過可否を精密に測定することができる。
図8は、衝突近接感知部40の大略的な回路構成を示す図である。
図8に示すように、衝突近接感知部40は、分圧抵抗R40、R41、ソース電源V40、第1電圧比較機C40及びデジタル信号処理部D40を有する。
上部分圧抵抗R40と下部分圧抵抗R41が、上部センサーコイルL40及び下部センサーコイルL41の一側にそれぞれ連結されており、同一の抵抗を有するようにする。
ソース電源V40は、上部センサーコイルL40と下部センサーコイルL41のインダクタンスを測定するためそれぞれの他側に印加される電源に周期波形を有する電源を使用することができる。
第1電圧比較機C40は、上部分圧抵抗R40と下部分圧抵抗R41に印加されるそれぞれの電圧が比較信号V+、V−と入力されて、これを差動増幅して出力する。この時、第1電圧比較機C40は、上部センサーコイルL40と下部センサーコイルL41にかかる電圧が入力されることもできる。
デジタル信号処理部D40は、第1電圧比較機C40の出力による矩形波Vdを前述した衝突リターン時間算出部50に出力する。
図9と図10は、リニア圧縮機のピストン10の往復運動による第1電圧比較機C40の入力波形及びデジタル信号処理部D40の出力波形を示す。
図9は、コア80の零点がコイル零点で下部センサーコイルL41に傾いて位置する時の波形である。
図9aは、ソース電源V40の三角波形、図9bは、第1電圧比較機C40の正(+)端子及び負(−)端子に入力される波形を示す図である。この時、下部センサーコイルL41のインダクタンスL2は、上部センサーコイルL40のインダクタンスL1より大きい値を有することになり、第1電圧比較機C40の負(−)端子に入力される波形が正(+)端子に入力される波形よりさらに大きい時間遅延を有する。
図9cに示すように、デジタル信号処理部D40は、第1電圧比較機C40の正(+)端子の電圧V+が負(−)端子の電圧V−より大きい場合にハイレベルを有する矩形波Vdを生成する。
図10は、コア零点がコイル零点で上部センサーコイルL40の方向に傾いた場合の波形図である。この場合、上部センサーコイルL40のインダクタンスL1が下部センサーコイルL41のインダクタンスL2より大きい値を有することになり、第1電圧比較機C40の正(+)端子に入力される波形V+がさらに大きい時間遅延を有する。
図10bは、このような第1電圧比較機C40の入力波形を示す図であり、図10cは、図10bに対応してデジタル信号処理部D40から出力される矩形波Vdを示す図である。
第1電圧比較機C40の出力は、入力電圧が同一の場合、即ち、各センサーコイルL40、L41に誘導されるインダクタンスが同一の場合0になる。このような出力を有する時、衝突近接感知部40は、ピストン10が衝突近接位置を通過することを感知する。
ここで、第1電圧比較機C40の入力信号を歪曲して進入点通過感知部60を具現することができる。図11に示すように、進入点通過感知部60は、分圧抵抗R60〜R63、第2電圧比較機C60を有する。
相互に直列に連結された第1分圧抵抗R60及び第2分圧抵抗R61が上部分圧抵抗R40に並列に連結されており、相互に直列に連結された第3分圧抵抗R62及び第4分圧抵抗R63が下部分圧抵抗R41に並列に連結されている。
第2電圧比較機C60は、第1電圧比較機C40のように入力電圧を差動増幅してデジタル信号処理部D40に出力する。しかし、第2電圧比較機C60の入力端子電圧は、第2分圧抵抗R61と第4分圧抵抗R63に印加される電圧で第1電圧比較機C40の比較する時、電圧のレベル及び波形において差がある。即ち、第2電圧比較機C60の出力は、第1電圧比較機C40の入力電圧の分圧を入力するので、第1電圧比較機C40の出力よりそのおおきさが小さくその波形を変えることができる。第1電圧比較機C40の動作特性に影響を及ぼさないように相互に直列に連結された分圧抵抗の合成抵抗がとても大きい値と設定されることが好ましい。
ピストン10の運動と関連して見ると、第2電圧比較機C60の出力が0になる時のピストン10の位置が進入検出位置になるように分圧抵抗R60〜R63を調整することができる。これによって、低冷力運転時に進入検出位置からのオバーシュート時間を通じて低冷力によるストロークの大きさを制御することができる。
第2電圧比較機C60が連続的に圧縮及び膨張行程によって0値を出力する時、ピストン10が進入検出位置を通過することを検出したことであると言うことができる。これによるデジタル信号処理部D40の出力は、図9cまたは図10cに示すのと類似である。
図12は、図7のインダクタンスの差L1−L2のグラフの波形とピストン10の進入検出位置を通過する時の臨界点を示すグラフである。臨界点の位置を通じてピストン10が進入検出位置を通過する時センサーコイルL40、L41に誘導されるインダクタンスは同一ではないが、適正な信号歪曲によって第2電圧比較機C60の出力を0とし、ピストン10の進入検出位置の通過可否を感知することができることを分かることができる。第2電圧比較機C60の出力が0になる場合は、ピストンの位置は進入検出位置の以外に一つの位置がさらに発生する。これを図12に進入区間と表示し、これに基づいてピストン運動の速度を計測することができる。
しかし、分圧抵抗R60〜R63は、熱雑音等の外部影響に敏感して低冷力の運転時のピストン10の位置を正確に測定し難いという問題があることもできる。このようなピストンの位置検出の誤差を図13を参照して説明する。
図13は、衝突近接位置のような高冷力による上死点の付近でピストン10のストロークを制御する場合、実際的な冷力の偏差即ちピストンの位置検出エラーの大きさを示す。この場合、低冷力に行くほど誤差が大きくなることを見ることができる。この補完のため、リニアモーター20消費電力を測定して制御に利用することが好ましい。
図14は、本発明の第3実施形態によるリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。
図14のリニア圧縮機は、図5に示すようにリニア圧縮機に電力測定部90を付加したことである。
電力測定部90は、リニアモーター20の消費電力を測定しこれをモーター制御部30に出力する。例えば、電力測定部90は、トライアックを通じてモーターに供給される電圧、電流の大きさ及び位相差を測定し、消費電力を計算することができるようにする。この時、モーター制御部30は、図15に示すように、リニアモーター20の冷力別の所定の標準電力と基準時間の所定の調整範囲を有してトライアックのゲート端子を制御する。
図15の標準グラフに示すように、1段運転をする場合、標準電力は95[W]であり、基準時間は11[cnt]であり、調整範囲は3[cnt]である。ここで、単位[cnt]はマイコン等のサンプリング単位を示す。しかし、1段運転をしながらも測定されたモーター消費電力と進入検出点のリターン時間は標準値とは異なることができる。もし、測定されたモーターの消費電力が93[W]であり、進入検出点のリターン時間が8[cnt]である場合、モーター制御部30は、標準電力より消費電力が小さいので基準時間を14[cnt]と調整する。また、進入検出点のリターン時間が基準時間より小さいのでリニアモーター20の推力を増加させる。
図16は、図14のリニア圧縮機の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図16を参照してリニア圧縮機の動作を詳しく説明する。衝突近接感知部40の検出結果に基づいて衝突リターン時間の算出部50が衝突近接点のリターン時間を算出する。
衝突近接点のリターン時間を所定の駆動停止時間と比較する(S2)。もしリターン時間が駆動停止時間より大きい場合リニアモーター20をオフさせた後、所定の待機時間を遅延した後モーターを再可動させる(S3)。
衝突近接点のリターン時間が駆動停止時間より小さい場合、制御されている冷力が所定の基準高冷力であるかを判断する(S4)。ここで、基準高冷力は、衝突近接位置を通過するストロークの大きさを有する最低の高冷力の段階を意味する。
高冷力がいろんな段階で区分される場合、モーター制御部30は、各段階別に許容時間を有して測定された衝突近接点のリターン時間と比較する(S5)。ここで、測定されたリターン時間が許容時間より小さい場合リニアモーター20の推力を増加させ(S6)、その逆の場合には、リニアモーター20の推力を減少させる(S7)。
冷力が低冷力である場合、電力測定部90でリニアモーター20の消費電力を測定する。測定された消費電力が運転中である圧縮機の冷力の標準電力と比較される(S8)。ここで、測定された消費電力が標準電力より小さい場合、基準時間を増加させ(S9)、大きい場合には基準時間を減少させる(S10)。
測定された進入検出点のリターン時間と基準時間を比較する(S11、S12)。同一の場合、モーターの推力を維持するが、リターン時間が基準時間より小さい場合、モーターの推力を増加させ(S13)、その逆の場合にはモーターの推力を減少させる(S14)。
図17は、本発明の第3実施形態による負荷別のピストンの変位を示すのである。
図17(a)は、時間によるピストン10の変位が正弦波を示している。図17bは、冷力別の上死点の位置を示すことで、各冷力の段階を任意で区別したが、冷力の偏差がとても小さく一定に示されることを見ることができる。ここで、冷力の偏差とは、ピストンのストロークの目標値と実際のピストンの上死点の差を意味する。
ピストンの運動は、理想的な正弦波を示す。しかし、実際的な運動は、これと異なる運動をするので、ピストンと弁の衝突等の問題が発生する。高冷力及び低冷力の運転時にピストンのストロークの大きさを制御するためにそれぞれの位置検出点をセッティングし、この基準位置検出点のオーバーシューティングの時間を別度に計算してピストンの運動を精密に制御する。
高冷力の運転のピストンの検出の基準位置は、衝突近接位置として特定の高冷力の上死点に近接した地点である。衝突近接位置でのリターン時間を考慮してピストンと弁の衝突を最小化する。
また、ストロークの大きさが衝突近接位置に及ばない場合には、進入検出位置を基準としてピストンのリターン時間を測定する。この時に発生するストロークの目標値と測定値の誤差をリニアモーターの消費電力を考慮して補正することによって低冷力の運転でも精密な制御ができるようにする。
図17aと図17bは、衝突近接位置が弁から0.3[mm]である場合であり、高冷力の段階でも高冷力4段である場合にだけ測定することができる。これは、ピストンと弁の衝突を極端的に最小化するためのである。ここで、衝突近接位置を高冷力1段ないし3段の上死点の位置に調整することもできる。
図17bの保護点は、弁と0.2[mm]の離隔された地点として、前述した駆動停止時間に該当するピストンの上死点の基準位置である。一方、進入検出位置は、低冷力時のピストンの上死点と調整されている。この時、低冷力は示したこと以外にもいろんな段階に分けられることができる。図17(b)に示すように、高冷力の偏差はとても小さい0.01[mm]、低冷力及び中冷力の冷力偏差は約0.1[mm]を示すことを見ることができる。ここで、中冷力は、低冷力と高冷力の中間段階を仮想で設定した冷力段階である。
但し、本発明のいろんな実施形態に図示及び説明されているが、本発明の属する技術分野の通常の知識をゆする当業者なら本発明の原則や精神から外れない範囲で本発明の実施形態を変形することができる。また、発明の範囲は、添付の請求項及びその均等物によって定まれる。
図1は、従来のリニア圧縮機のピストンの位置検出のためのセンサー構造の断面図である。 従来のリニア圧縮機のピストンの位置検出回路の概略的な連結構成図である。 従来のリニア圧縮機のピストンの位置検出回路の出力図である。 本発明の第1実施形態によるリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。 本発明の第2実施形態によるリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態によるリニア圧縮機のピストンの位置検出のためのセンサー構造の断面図である。 センサーコイル間の誘導インダクタンスの差異(L1−L2)を示すグラフである。 衝突近接感知部の大略的な回路の構成を示す図である。 リニア圧縮機のピストン往復運動による第1電圧比較機の入力波形及びデジタル信号処理部の出力波形を示す図である。 リニア圧縮機のピストン往復運動による第1電圧比較機の入力波形及びデジタル信号処理部の出力波形を示す図である。 本発明の第2実施形態による進入点通過感知部が付加されたリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。 図7のインダクタンス差異(L1−L2)のグラフの波形とピストンが進入検出位置を通過する時の臨界点を示すグラフである。 衝突近接位置のような高冷力による上死点の付近でピストンのストロークを制御する場合の実際的な冷力の偏差を示す図である。 本発明の第3実施形態によるリニア圧縮機の概略的な構成ブロック図である。 本発明の第3実施形態による冷力別標準電力及び調整範囲を示す図である。 図14のリニア圧縮機の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態による負荷別にピストンの変位を示す図である。 本発明の第3実施形態による負荷別にピストンの変位を示す図である。
符号の説明
10 ピストン
20 リニアモーター
30 モーター制御部
40 衝突近接感知部
50 衝突リターン時間算出部
60 進入点通過感知部
70 進入リターン時間算出部
79,100 センサー本体
80,103 コア
81,102 コア支持台
C40,C60 電圧比較機
L40,L41,L101a,L101b センサーコイル
D40 デジタル信号処理部
Ra,Rb,R40〜R63 抵抗

Claims (16)

  1. 往復動形のピストンと前記ピストンを駆動するリニアモーターと所要冷力に従って前記ピストンのストロークの大きさが異なるように前記リニアモーターを制御するモーター制御部とを含むリニア圧縮機において、
    前記ピストンが所定の高冷力による上死点から所定の高冷力の離隔距離を有する衝突近接位置を通過するか否かを検出する衝突近接感知部と、
    前記衝突近接感知部の検出に基づいて前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記衝突近接位置にリターンする時まで所要される衝突近接点のリターン時間を算出する衝突リターン時間の算出部と、を含み、
    前記モーター制御部は、高冷力による制御時に前記衝突近接点のリターン時間が冷力別の所定の許容時間より大きい場合前記リニアモーターの推力を減少させ、前記衝突近接点のリターン時間が前記許容時間より小さい場合前記リニアモーターの推力を増加させることを特徴とするリニア圧縮機。
  2. 前記ピストンが所定の低冷力による上死点からの所定の低冷力の離隔距離を有する進入検出位置を通過するかを検出する進入点通過感知部と、
    前記進入点通過感知部の検出に基づいて前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記進入検出位置にリターンするに所要される進入検出点リターン時間を算出する進入リターン時間算出部と、を含み、
    前記モーター制御部は、前記進入検出点のリターン時間が冷力別に所定の基準時間より大きい場合、リニアモーターの推力を減少させ、前記進入検出点のリターン時間が前記基準時間より小さい場合、前記リニアモーターの推力を増加させることを特徴とする請求項1に記載のリニア圧縮機。
  3. 前記ピストンの位置を感知するためのコアをさらに含み、
    前記衝突近接感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンの衝突近接位置の通過を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリニア圧縮機。
  4. 前記衝突近接感知部は、前記コアの直線往復運動に従って可変インダクタンスが誘導され、所定のコイルの離隔距離を有する上部センサーコイル及び下部センサーコイルと、
    前記インダクタンスを測定して、前記コアの位置を検出する位置検出部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載のリニア圧縮機。
  5. 前記ピストンが前記衝突近接位置を通過する場合、前記コアは前記コイル離隔距離の略中間地点に位置することを特徴とする請求項4に記載のリニア圧縮機。
  6. 前記コアの運動方向の長さは、前記コアの運動方向に平行な前記上部センサーコイルの一方から前記下部センサーコイルの一方までの最長の長さより小さい所定の大きさであることを特徴とする請求項4に記載のリニア圧縮機。
  7. 前記コアの運動方向の長さは、前記コアの運動方向に平行な前記上部センサーコイルの一方から前記下部センサーコイルの一方までの最長の長さの略半部分であることを特徴とする請求項4に記載のリニア圧縮機。
  8. 前記位置検出部は、
    前記上部センサーコイルの一方に連結された上部抵抗と、
    前記下部センサーコイルの一方に連結された下部抵抗と、
    前記上部センサーコイルと前記下部センサーコイルの各他側に所定の電源を印加するソース電源と、
    前記上部抵抗と前記下部抵抗に印加されるそれぞれの電圧が入力される電圧比較機と、を含み、
    前記衝突リターン時間の算出部は、前記電圧比較機の出力に基づいて前記衝突近接点のリターン時間を算出することを特徴とする請求項4に記載のリニア圧縮機。
  9. 前記ピストンの位置を感知するためのコアをさらに含み、
    前記進入点通過感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンが前記進入検出位置を通過するか否かを検出することを特徴とする請求項2に記載のリニア圧縮機。
  10. 前記リニアモーターの消費電力を測定する電力測定部をさらに含み、
    前記モーター制御部は、測定された消費電力が所定の低冷力の標準電力と不一致する場合、前記基準時間を所定の調整範囲内に調整することを特徴とする請求項2に記載のリニア圧縮機。
  11. 往復動形のピストンと前記ピストンを駆動するリニアモーターと冷力に従って前記リニアモーターを制御するモーター制御部とを含むリニア圧縮機の制御方法において、
    前記ピストンの位置を検出するための衝突近接感知部と前記ピストンの行程によるリターン時間を算出する衝突リターン時間算出部を設ける段階と、
    前記衝突近接感知部が前記ピストンが所定の高冷力による上死点から所定の高冷力離隔距離を有する衝突近接位置を通過するか否かを検出する段階と、
    前記衝突リターン時間算出部が前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記衝突近接位置にリターンする時まで所要される衝突近接点のリターン時間を算出する段階と、
    前記モーター制御部が高冷力による制御時に前記衝突近接点のリターン時間が冷力別の所定の許容時間より大きい場合、前記リニアモーターの推力を減少させ、前記衝突近接点のリターン時間が前記許容時間より小さい場合、前記リニアモーターの推力を増加させる段階と、
    を含むことを特徴とするリニア圧縮機の制御方法。
  12. 前記ピストンの位置を検出するための進入点通過感知部と、前記ピストンの行程によるリターン時間を算出する進入リターン時間算出部と、を設ける段階と、
    前記進入点通過感知部が前記ピストンが所定の低冷力による上し点から所定の低冷力の離隔距離を有する進入検出位置を通過するか否かを検出する段階と、
    前記進入リターン時間算出部が前記ピストンが圧縮し、膨張することによって前記進入検出位置にリターンする時まで所要される進入検出点のリターン時間を算出する段階と、
    前記モーター制御部が低冷力の制御時に前記進入検出点のリターン時間が冷力別に所定の基準時間より大きい場合前記リニアモーターの推力を減少させ、前記進入検出点のリターン時間が前記基準時間より小さい場合前記リニアモーターの推力を増加させる段階と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の圧縮機の制御方法。
  13. 前記リニアモーターの消費電力を検出する電力検出部を設ける段階と、前記電力検出部が前記リニアモーターの消費電力を検出する段階と、をさらに含み、
    前記モーター制御部は、検出された前記リニアモーターの消費電力が所定の低冷力の標準電力より大きい場合、前記基準時間を所定の下向き範囲で減少させ前記リニアモーターの消費電力が前記低冷力の標準電力より小さい場合、前記基準時間を所定の上向き方向で増加させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のリニア圧縮機の制御方法。
  14. 前記モーター制御部が前記衝突機接点のリターン時間が前記許容時間より大きい所定の駆動停止時間より大きい場合、モーターの駆動を停止させ、所定の待機時間後に前記リニアモーターを再可動する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11または請求項12に記載のリニア圧縮機の制御方法。
  15. 前記ピストンの位置を感知するためのコアを設ける段階を含み、
    前記衝突近接感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンの前記衝突近接位置の通過可否を検出することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のリニア圧縮機の制御方法。
  16. 前記ピストンの位置を感知するためのコアを設ける段階を含み、
    前記進入点通過感知部は、前記コアの位置を感知して前記ピストンの前記進入検出位置の通過可否を検出することを特徴とする請求項12に記載のリニア圧縮機の制御方法。
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