JP2005194005A - 農用高所作業車 - Google Patents

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Yoshiaki Kamata
義明 蒲田
Takeo Higuchi
健夫 樋口
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Sasaki Corp
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Abstract

【課題】 果樹収穫用の高所作業車のブーム先端の運手作業者が乗車するバスケットの位置合わせを広範囲にする。
【解決手段】 移動台車と、移動台車上に起伏自在に設けたブーム装置と、ブーム装置の先端に回転軸を中心にバスケットを首振り自在に設け、このバスケットの回転軸側に収穫物収納部を突設させた農用収穫高所作業車である。前記した農用高所作業車の移動台車は左右にクローラを配置するとともに、前記ブーム装置の基部は機体中心部に対して左右方向に回動自在に構成したことにより、果樹木に対する希望する作業位置が広まって、クローラによる走行・旋回回数も最少限になって収穫作業が効率的になった。
【選択図】 図3

Description

本発明は、りんご,みかん,柿等の果樹管理収穫作業用の高所作業重に係るもので、特に希望する作業に対する運転作業者が乗車するバスケットの位置を調整する構成に関する。
この種の公知技術としては、同一出願人による「農用収穫作業車」が知られる。これによれば「移動台車と、起伏自在に設けられたブーム装置と、ブーム装置の先端に回転軸を中心として進行方向に対して左右方向に首振り自在に設けたバスケットと、バスケットの前記回転軸側に収穫物収納部を突設したことを特徴とした農用収穫高所作業車」であって、走行輪が軽快に旋回できて移動作業ができる。特に果樹等の収穫収納物が収納部へ収納されるに従い、移動台車の機体中心側へ積荷重量が移動して機体の安定作業が可能である。(特許文献1)
特開2003−137497号公報
前記した公知技術によると、果樹木等の根元に接近して走行輪が凹凸地にはまり込んだり乗り上げたりすると走行が不安定になったり、脱出が困難になることがあった。こんな場合に、移動台車の移動場所を制限すると、バスケットの首振り旋回移動のみでは希望する果樹枝の位置に接近することができなくなるという問題がある。
上記課題を解決するために、移動台車と、移動台車上に起伏自在に設けたブーム装置と、ブーム装置の先端に回転軸を中心に運転作業者が乗車するバスケットを首振り自在に設け、このバスケットの回転軸側に収穫物収納部を突設させ、前記移動台車の左右にクローラを配置するとともに、前記ブーム装置の基部は機体中心部に対して左右方向に回動自在に構成したことを特徴とした農用高所作業車を提供したものである。
以上のように本発明を実施した農用高所作業車は、果樹木の根元周辺の凹凸地にもクローラ走行帯は安定して進入して、希望する果樹木の作業位置に設定するにあたって、先ずバスケットを支持するブーム装置の基部を水平回動させて接近し、次にブームを昇降させ、さらに必要によってバスケットを首振りするので作業範囲が広まる。従って、クローラの走行や旋回回数は最少限にして果樹木の作業位置への対応が広まるので、収穫作業効率が著しく向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を実施した側面図、図2は同じく平面図、図3はブームの回動とバスケットの首振り説明図、及び図4は首振部側面説明図である。
図1において、1は果樹等の高所管理・収穫作業をする作業者が搭乗するバスケットを示したものである。5はブーム装置を示し、上下昇降するブーム23を設け、このブーム23の先端には、前記したバスケットを首振部4を介して取り付けられる。ブーム23の基部は縦枠22に対して16の支軸を介して取り付けられ、ブーム23と縦枠22は昇降シリンダ15が掛け渡されている。
2はブーム23の先端に縦方向に設けた回転軸を示し、バスケット1の背面部を回転自在に連結したものである。首振部4は、ブーム23の回転軸2を中心としてバスケット1を左右へ水平に回転させる。
3は収納部を示し、バスケット1の背面部に設けた受金具12に取り付けたものである。収納部3は底面と側枠とから形成される荷枠13からなる。6は移動台車を示し、左右一対のクローラ30を配置されて前進・後進する。7はエンジンを示す。
縦枠22は移動台車6の後部に立設したフレームを示し、前方に向けて5のブーム装置を支承する。ブーム装置5は縦枠22に対して支軸16を支点として起伏自在に設けたブーム23と、ブーム23を起伏させる昇降シリンダ15を具備してなる。14は調整リンクを示し、ブーム23が昇降作動する際にバスケット1が支点軸21を基点として、自在金具24を介して常に地上と平行状態を保持するため調整するものである。26は操作レバーで走行運転をするものである。
31は主軸を示し、移動台車6に対してブーム装置5を備えた縦枠22を水平方向左右に回動可能に攴持しているものである。
図1のLは、バスケット1の地上に接近した位置から最上部へ移動した場合の、移動台車6に対する突出量の変位をしたものである。従って、バスケット1の昇降する絶対高さによって移動台車6に対する突出量は変化し、特に移動台車6の側面部では希望する作業位置が高くなると作業範囲が不利になる。
図2において、移動台車6に対してブーム23の先端に回転軸2を介して設けたバスケット1は、進行方向に対して左右に水平方向に旋回される。A−A′線は、ブーム装置5を備えた縦枠22を、主軸31を支軸として回動シリンダ27の伸縮によって左右に振った場合のバスケット1の移動軌跡を示したものである。
B−B′線はブーム23の先端の回転軸2を支軸としてバスケット1が首振り旋回する時の移動軌跡を示したものである。果樹木の管理収穫作業にあたって希望する作業位置に対して、前記したブーム23自体の左右移動とバスケット1の首振り旋回作用との組み合わせにより最適位置に調整する。
この首振り時に、バスケット1の背面側で回転軸2よりブーム23基部側に位置する収納部3の重心位置は移動台車6の中心線側に寄る。従って、収穫収納物が収納部へ積荷されるにともない、積荷重量が移動台車の中心に対してバランスされる作用が発揮される。
7はエンジンを示し、33の油圧ポンプを駆動して油圧バルブ34を介して左右に配置した油圧モータ8,回動シリンダ27、及び前記した昇降シリンダ15を駆動する。油圧モータ8は、減速ケース9,駆動スプロケット32を回転させてクローラ30を駆動する。28はペダルを示し、昇降シリンダ15及び回動シリンダ27に運転指示を与える。29は首振りスイッチで、バスケット1の首振部4の電動モータ17に運転指示を与えるものである。
図4において、ブーム23に対するバスケット1の首振り作用を説明する。ブーム23の先端には自在金具24が支点軸21を介して設けられる。自在金具24の先端には垂直方向のボス軸20が設けられて、バスケット1の背面に固着された支持ケース25とを垂直状の回転軸2によって支承されている。17は電動モータを示し、支持ケース25に固着されピニオン19を設けてある。18はラック板を示し、前記したボス軸20に円弧状の歯を設けたもので、前記ピニオン19と歯合するものである。バスケット1内に搭乗している運転作業者は、首振りスイッチ29を操作して必要とする左右方向へ電動モータ17の運転指示を与える。
図3において、本発明の高所作業車による作業状態を説明する。本実施例においては、左右に連続した果樹木がある場合を示し、バスケット1が突出している方向(F)に前進しながら左右の果樹木に接近して収穫する。バスケット1を二点鎖線で示した果樹に接近した位置から上昇すると、バスケット1の絶対位置からf1方向へ移動して果樹から離間(L2)する。この時に首振部4を操作して外方f2へ振ると果樹からの離間した距離L2を回復して作業位置の範囲を縮小しないで収穫作業効率を低下させることがない。従って、移動台車のクローラ30による走行も、不要に前進・後進・旋回の位置合わせ回数も低減する効果を有するものである。
本発明を実施した側面図 平面図 ブームの回動とバスケットの首振り説明図 首振部側面説明図
符号の説明
1 バスケット
2 回転軸
3 収納部
4 首振部
5 ブーム装置
6 移動台車
7 エンジン
8 油圧モータ
9 減速ケース
12 受金具
13 荷枠
14 調整リンク
15 昇降シリンダ
16 支軸
17 電動モータ
18 ラック板
19 ピニオン
20 ボス軸
21 支点軸
22 縦枠
23 ブーム
24 自在金具
25 支持ケース
26 操作レバー
27 回動シリンダ
28 ペダル
29 首振りスイッチ
30 クローラ
31 主軸
32 駆動スプロケット
33 油圧ポンブ
34 油圧バルブ
35 プッシュプルワイヤ

Claims (1)

  1. 移動台車と、移動台車上に起伏自在に設けたブーム装置と、ブーム装置の先端に回転軸を中心に運転作業者が乗車するバスケットを首振り自在に設け、このバスケットの回転軸側に収穫物収納部を突設させ、前記移動台車の左右にクローラを配置するとともに、前記ブーム装置の基部は機体中心部に対して左右方向に回動自在に構成したことを特徴とした農用高所作業車。
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