JP2005193989A - Recording body conveying device and image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、及びにこれに用いられる記録体搬送装置に係るものである。より詳しくは、転写紙等の記録体の両面に可視像を転写し、両面の可視像を同時に定着する方式の画像形成装置、及びにこれに用いられる記録体搬送装置に関するものである。 The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a printer, and a facsimile machine, and a recording material transport apparatus used therefor. More specifically, the present invention relates to an image forming apparatus that transfers a visible image onto both sides of a recording medium such as transfer paper and fixes the visible images on both sides at the same time, and a recording medium conveying apparatus used therefor.
従来、両面に未定着のトナー像を担持した記録体を、転写装置から定着装置まで搬送する搬送手段については、未定着のトナー像が搬送部材に接触することにより画像が乱れることが考慮されてきた。未定着トナー像が搬送部材に接触しないようにすることで、画像が乱れることを防止した構成として、特許文献1や特許文献2に記載されているものがある。
特許文献1に記載されている記録体搬送手段は、記録体の両面にエアーを送風する送風部材を設け、エアーによって記録体を搬送方向に誘導し、定着装置まで導く構成である。エアーによって記録体を転写装置から定着装置まで搬送するため、記録体表面上の未定着トナー像が搬送部材である送風部材に接触しないため、未定着トナー像が搬送部材に付着することにより画像が乱れることを防止することができる。
また、特許文献2に記載されている記録体搬送手段は、記録体が撓むことにより、搬送経路から外れた記録体の先端部をガイド部材により搬送経路に誘導し、定着装置まで導く構成である。詳しくは、転写装置側を上下に開き、定着装置側を狭くしたV字型のガイド部材を設け、記録体の先端部をこのガイド部材に当接し、ガイド部材に沿って移動させることにより、記録体を定着装置の定着ニップ部に誘導するものである。この構成はトナー像を転写されるケースが少ない記録体先端部のみにガイド部材が接触するため、記録体表面上の未定着トナー像が記録体搬送部材であるガイド部材に接触することを抑制することができる。これにより、未定着のトナー像が搬送部材に付着することにより画像が乱れることを防止することができる。
しかし、これらの記録体搬送手段では未定着トナーを担持した記録体が撓んでしまうことにより、記録体の表面を平面状に維持できず、記録体表面上の未定着トナー像が乱れる恐れがあった。
Conventionally, with regard to a transport unit that transports a recording medium carrying an unfixed toner image on both sides from a transfer device to a fixing device, it has been considered that the image is disturbed by the unfixed toner image coming into contact with the transport member. It was.
The recording medium conveying means described in
In addition, the recording medium conveying means described in
However, since the recording medium carrying the unfixed toner is bent by these recording medium conveying means, the surface of the recording body cannot be maintained flat, and the unfixed toner image on the surface of the recording medium may be disturbed. It was.
特許文献3に記載されいる記録体搬送手段は、搬送ベルトを用いることにより、記録体を平面状態で維持することができるため、自重により撓むことを防ぐことができる。また、搬送の際には非接触型の電荷発生装置(以下、電荷チャージャと呼ぶ)により記録体に電荷を放電付与することにより、搬送ベルトに静電的に付着させることで安定した搬送を行うことができる。さらに、トナー像の電荷と逆極性の電荷を記録体に付与し、搬送ベルトにトナー像と同極性の電荷を付与することで、記録体と搬送ベルトとの密着性を高めることができ、トナー像が搬送ベルトに付着することも防止することができる。
Since the recording medium conveying means described in
しかしながら、特許文献3の電荷チャージャは、搬送ベルトから離れて電荷を付与するため、大きな電力を必要とする。そして、安定した搬送を行うためには、複数の電荷チャージャを設置することが好ましいが、複数のチャージャを設置すると消費電力の増大を生じる。
However, the charge charger disclosed in
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、未定着の可視像を担持した記録体上の可視像を乱すことがなく、さらに消費電力の増大を抑えることができる記録体搬送装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and the object of the present invention is not to disturb the visible image on the recording medium carrying the unfixed visible image, and to further increase the power consumption. It is an object of the present invention to provide a recording material transport apparatus that can be suppressed.
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、可視像を担持・搬送する像担持体より記録体に可視像を転写する転写手段から、該可視像を該記録体に定着する定着手段まで、静電荷を帯びたシート状の該記録体を表面に担持し、無端移動することにより該記録体を搬送する記録体搬送部材と、該記録材搬送部材に該記録体が帯びている電荷とは逆極性の電荷を付与する電荷付与部材とを有する記録体搬送装置において、該電荷付与部材は該記録体搬送部材に接触して電荷を付与する接触型電荷付与部材であることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の記録体搬送装置において、上記記録体搬送部材の体積抵抗率を上記転写手段近傍での上記像担持体の体積抵抗率と同等、またはそれ以上の値とすることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の記録体搬送装置において、上記記録体搬送部材は2つ以上の支持部材に張架され上記記録体を搬送する記録体搬送ベルトであり、上記接触型電荷付与部材は該記録体搬送ベルトの内側に接触して電荷を付与することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の記録体搬送装置において、上記接触型電荷付与部材としての構成を上記支持部材が有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3または4の記録体搬送装置において、2つ以上の上記支持部材のうち、上記記録体搬送ベルトの記録体搬送方向の最下流側である上記記録体と該記録体搬送ベルトとの分離部で、該記録体搬送ベルトを内側から支持し該分離部を構成する分離部支持部材を接地することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3、4または5の記録体搬送装置において、上記記録体搬送ベルトの内側にベルト寄り防止部材を設け、該ベルト寄り防止部材は該記録体搬送ベルトと同等の体積抵抗率を有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、可視像を担持する像担持体と、該像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、記録体を保持する記録体保持部材を所定方向に移動させながら、該像担持体上の可視像を該記録体保持部材上の記録体に転写せしめる転写手段と、該転写手段を経由した後の記録体を受け入れてその可視像を該記録体に定着せしめる定着手段とを有する画像形成装置において、該転写手段から該定着手段までが記録体を搬送する記録体搬送手段として、請求項1、2、3、4、5または6の記録体搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 fixes the visible image to the recording body from a transfer means for transferring the visible image to the recording body from the image bearing body that carries and conveys the visible image. The recording material carrying the electrostatic charge is carried on the surface up to the fixing means, and the recording material conveying member conveys the recording material by endless movement, and the recording material is charged on the recording material conveying member. And a charge imparting member that imparts a charge having a polarity opposite to that of the charge, wherein the charge imparting member is a contact-type charge imparting member that contacts the record transport member and imparts a charge. It is characterized by.
According to a second aspect of the present invention, in the recording medium conveying apparatus according to the first aspect, the volume resistivity of the recording medium conveying member is equal to or greater than the volume resistivity of the image carrier in the vicinity of the transfer means. It is characterized by a value.
The invention according to
According to a fourth aspect of the present invention, in the recording medium conveying apparatus according to the third aspect, the support member has a configuration as the contact-type charge imparting member.
Further, the invention according to claim 5 is the recording body transporting apparatus according to
According to a sixth aspect of the present invention, in the recording medium conveying apparatus according to the third, fourth, or fifth aspect, a belt deviation prevention member is provided inside the recording medium conveyance belt, and the belt deviation prevention member includes the recording medium conveyance belt. It has the same volume resistivity.
According to a seventh aspect of the invention, an image carrier that carries a visible image, a visible image forming unit that forms a visible image on the image carrier, and a recording body holding member that holds the recording body are arranged in a predetermined direction. A transfer means for transferring a visible image on the image carrier to a recording medium on the recording medium holding member, and a recording medium after passing through the transfer means. 7. An image forming apparatus having a fixing means for fixing to a recording medium, wherein the recording medium conveying means for conveying the recording medium from the transfer means to the fixing means is a recording according to
上記請求項1乃至6の記録体搬送装置においては、記録体搬送部材が電荷付与部材によって記録体とは逆極性の電荷を付与されているため、記録体と記録体搬送部材とが引き付け合い、安定した搬送を行うことができる。また、記録体と逆極性の電荷であることは、未定着の可視像とは同極性であるので、可視像と記録体搬送部材は反発し合い、可視像が記録体搬送部材に付着することを防止できる。さらに記録体搬送部材に電荷を付与する電荷付与部材が接触型の電荷付与部材であるため、記録体搬送部材に効率よく電荷を付与することができる。
In the recording material transport apparatus according to any one of
請求項1乃至6の発明によれば、可視像が記録体に付着することが防止でき、安定した搬送を行うことができるので、未定着の可視像が乱れることを防止することができる。さらに記録体搬送部材に効率よく電荷を付与することができるため、消費電力を抑えることができるという優れた効果がある。 According to the first to sixth aspects of the present invention, it is possible to prevent the visible image from adhering to the recording medium and to perform stable conveyance, so that the unfixed visible image can be prevented from being disturbed. . Further, since the charge can be efficiently applied to the recording material conveying member, there is an excellent effect that power consumption can be suppressed.
以下、本発明を画像形成装置に適用した実施形態について説明する。図1は、実施形態1にかかる画像形成装置100としての電子写真方式で両面プリント可能なフルカラープリンタを示す。
図1に示す画像形成装置本体100の内部において、記録体搬送路43Aを境にして、上部には第1画像ユニット20を配置し、下部には第2画像ユニット30を配置している。第1画像ユニット20は矢印方向に無端移動する第1トナー像搬送ベルトである第1中間転写ベルト21を備え、第2画像ユニット30は矢印方向に無端移動する第2トナー像搬送ベルトである第2中間転写ベルト31を備えている。第1中間転写ベルト21の上部張架面には、4個の第1トナー像形成手段である第1画像形成ユニット80Y、80C、80M、80Kが配置されている。一方、第2中間転写ベルト31の上部張架面には、4個の第2トナー像形成手段である第2画像形成ユニット81Y、81C、81M、81Kが配置されている。これら第1、第2画像形成ユニットの番号に沿えたY、C、M、Kは、扱うトナーの色と対応させているもので、Yはイエロー、Cはシアン、Mはマゼンタ、Kはブラックを意味している。第1、第2画像形成ユニットに備えられ、第1中間転写ベルト21と第2中間転写ベルト31とともに回転する感光体1に対しても同じようにY、C、M、Kを沿えている。なお感光体1Yから1Kは各画像形成ユニット内では同間隔に配置され、少なくとも画像形成時にはそれぞれ中間転写ベルト21、31との張架部の一部と接触する。この接触する面をそれぞれ第1受像面F1、第2受像面F2と呼び、互いの位置関係を図2に示す。
Embodiments in which the present invention is applied to an image forming apparatus will be described below. FIG. 1 illustrates a full-color printer capable of duplex printing by an electrophotographic method as the
In the image forming apparatus
図2に示すように、第1受像面F1と第2受像面F2とが形成する角のうち、第1、第2画像形成ユニットを含む角の角度をαとした時、αの値が180°より大きく、270°以下となるようにする。
さらに、上部にある第1中間転写ベルト21の水平投影面と、下部にある第2中間転写ベルトの水平投影面との少なくとも一部が、重なるような構成を採用している。つまり下部にある第2中間転写ベルトが、上部にある第1中間転写ベルトの下方にもぐりこむような形状である。このような構成を採用することにより、横方向についてよりコンパクトなレイアウトが可能となる。
As shown in FIG. 2, when the angle of the angle including the first and second image forming units among the angles formed by the first image receiving surface F1 and the second image receiving surface F2 is α, the value of α is 180. It should be larger than 270 ° and smaller than 270 °.
Further, a configuration is adopted in which at least a part of the horizontal projection surface of the first
扱うトナーの色は異なるが、第1画像形成ユニット80Y、80C、80M、80Kの構成はそれぞれ同じであるので、第1画像形成ユニット80としてその構成を図3により説明する。
図3において、画像形成装置100の動作時に、不図示の駆動源により、矢印方向に回転するよう回転可能に支持された円筒状の感光体1が配設されている。そして、感光体1の周囲に、静電写真プロセスに従い帯電手段であるスコロトロンチャージャ3、露光装置4、現像装置5、クリーニング装置2、光除電装置Q等の作像部材や電位センサS1、画像センサS2が配設されている。
感光体1は、例えば直径30〜120mm 程度のアルミニウム円筒表面に光導電性物質である有機感光層(OPC)を形成したものである。アモルファスシリコン(a−Si)層を形成した感光体も採用可能である。またベルト状の感光体も採用できる。クリーニング装置2は、クリーニングブラシ2a、クリーニングブレード2b、回収部材2cを備え、感光体表面に残留するトナー等の異物を除去、回収する。
Although the toner colors to be handled are different, the configurations of the first
In FIG. 3, when the
The
露光装置4は、各色毎の画像データ対応の光を、帯電手段で一様に帯電済みの各感光体1の表面に走査し、静電潜像を形成する。図示例の露光装置4は、発光素子としてLED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置であるが、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用い、形成すべき画像データに応じて変調したビーム光によるレーザスキャン方式の露光装置も採用できる。また、帯電手段として、チャージャ3のほかに、感光体1の表面に接触させるタイプ、たとえば帯電ローラも採用できる。
The exposure device 4 scans the light corresponding to the image data for each color on the surface of each
このときの現像は、トナーとキャリヤからなる二成分現像剤を採用している現像方式である。負荷電の感光体1に対し露光装置4により各感光体1の表面に形成された色毎の静電潜像は、感光体の帯電極性と同極性(マイナス極性)の所定の色のトナーで現像され、顕像となる。いわゆる反転現像がおこなわれる。
イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色トナーは、各色を扱う現像装置で消費されると、透磁式のトナー検知手段5eにより検知される。そして、画像形成装置100内部のトナーカートリッジ収納部85に備えるトナーカートリッジ86から、不図示の供給手段により、各色のトナーを各現像装置5に供給される。
この供給手段として、公知のモーノポンプを用いる方式のものが採用できる。この方式によればトナーカートリッジの設置場所の制約が少ないため、画像形成装置内部のスペース配分に対し有利である。またトナーが適時補給できるため、現像装置に大きなトナー貯留スペースを設けなくてすみ、現像装置の小型化がはかれる。
The development at this time is a development system that employs a two-component developer composed of toner and carrier. The electrostatic latent image for each color formed on the surface of each
The yellow (Y), cyan (C), magenta (M), and black (K) toners are detected by the magnetically permeable
As this supply means, a system using a known MONO pump can be adopted. According to this method, there are few restrictions on the installation location of the toner cartridge, which is advantageous for space allocation in the image forming apparatus. Further, since the toner can be replenished in a timely manner, it is not necessary to provide a large toner storage space in the developing device, and the developing device can be downsized.
現像装置5には、トナーとキャリヤの攪拌、搬送用のスクリュー5cや5dが備えてある。現像装置5が画像形成装置100に装着されているとき、トナー補給手段の一端が、スクリュー5dの一部に接続されている。スクリュー5cによりトナーは、矢印方向に回転する現像ローラ5aに供給されるが、ブレード5bにより、現像ローラ5a表面のトナー層の厚みは、所定の厚みになるよう規制される。現像ローラ5aは、ステンレスやアルミニュウム製の円筒で、回転可能にかつ感光体との距離が正規に確保されるように現像装置5のフレームに支持され、内部には所定の磁力線が構成されるようにマグネットが備えてある。なおトナーは従来から公知の方法で得られる球形や不定形のトナーが用いられる。体積平均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下4μm以上の粒子からなるものである。またキャリヤも従来公知の方法で得られるものが用いられる。キャリヤの粒径として、体積平均粒径が25μmから60μm程度である。
The developing device 5 is provided with
第2画像ユニット30に使われる第2の画像形成ユニット81Y、M、C、Kの構成はそれぞれ同じなので、第2の画像形成ユニット81として、図4により説明する。
図4に示した第2の画像形成ユニット81は、第1の画像形成ユニット80と構成部材が同じであるが、図3のものと比べ感光体1の回転方向が異なっている。しかし互いに、図中の矢印で示す感光体1の回転軸1aを通るy軸に対し対象の形をしている。この形状は、感光体1の周囲に配備する画像形成用部材の配置にも関係するが、重要な事項である。つまり画像形成装置100との結合部、たとえば駆動手段との結合部、電気的接続部、トナー供給部、トナー排出部の結合方法を配慮している。これにより、第1の画像形成ユニット80Y、M、C、Kと、第2の画像形成ユニット81Y、M、C、Kとに互換性をもたせることができる。従って第1の画像形成ユニットと第2の画像形成ユニット用に個別に現像装置、クリーニング装置、部品を製造する必要がなく、部品製造、部品の管理上での効率が高く、全体のコスト低減がはかれる。
第1と第2の画像形成ユニットをy軸中心にした軸対象の形で、第1の画像ユニット20と第2の画像ユニット30で使用できる以下の二つの条件がある。第1条件として、感光体1の周囲で画像形成のための部材を配備していない周面が確保されていること、つまり中間転写ベルトが当接可能な範囲が広く確保されていること。そして第2条件として、第1の中間転写ベルト21の受像面F1と第2の中間転写ベルト31受像面F2の配置角度が適切であることがあげられる。
Since the second
The second
There are the following two conditions that can be used in the
第1条件、第2条件について図3、図4により説明する。図3あるいは図4において、中間転写ベルト21あるいは31は、矢印A1とA2の間に設置可能である。つまりA1側は現像装置5で、A2側はクリーニング装置2にベルトが接触しない範囲に中間転写ベルトが設置できることを示している。図3に第2の像担持ベルト31を含めているのは、感光体1の回転軸1aを含むy軸に対し対象の画像形成ユニットが配置できる中間転写ベルトを示している。
もし、画像形成ユニット80をy軸に直交する軸を対象に上下反転して画像形成ユニット81として使うとすると、地球重力の影響により少なくとも現像装置5において、トナーの攪拌、現像ローラ5aへのトナー補給等の条件は異なる。これにより、画像形成ユニット80の部材をそれぞれ最適化しなければならず、部品の共通化も不可能となる。
The first condition and the second condition will be described with reference to FIGS. 3 or 4, the
If the
図2に示すように、第1像担持ベルト21の受像面に対し第2像担持ベルト31の受像面との位置関係として角度αを180度より大きく270度以下とする。好ましくは210度から255度としたとき、画像形成ユニットとして、第1像担持ベルトには図3に示す形態、第2像担持ベルトには図4に示す形態のものが採用できる。つまり上述のごとく部品の共通化を不可能にしてしまう画像形成ユニットとなることが回避できる。
As shown in FIG. 2, the angle α is greater than 180 degrees and less than or equal to 270 degrees as a positional relationship between the image receiving surface of the first
また図2に示すように、第2の画像形成ユニット81の上方に、記録体搬送路をほぼ水平にかつ直線的に確保できるので、記録体の搬送・信頼性に優れ、画像形成装置全体のまとまりが良好となる。
特に第1の像担持ベルトを水平方向に長く、扁平に張架し、第2中間転写ベルトを縦方向に長くかつ傾斜させて張架したので、記録体搬送路を境にして下方に第2中間転写ベルトの高さ方向のスペースが大きくなる。但し、図3、図4に示されるように、画像形成ユニットが中間転写ベルトの当接可能な範囲が広く確保されていることにより、画像形成ユニットは横方向の寸法に対し、縦方向の寸法が短い構成となる。そのため、画像形成ユニットがほぼ水平に配置された第1画像ユニットに対し、第2画像ユニットでは、画像形成ユニットが縦方向に斜めに配置される。そして、画像形成ユニットの間隔を短く設定でき、第2画像ユニットの高さ方向の省スペース化を図ることができる。これにより、高さ方向のレイアウトの自由度が増すため、記録体搬送路を操作性、及び、給紙装置、不図示の後処理装置も考慮した理想的な高さに設定可能となっている。
Further, as shown in FIG. 2, since the recording medium conveyance path can be secured almost horizontally and linearly above the second
In particular, the first image carrying belt is stretched horizontally and flatly, and the second intermediate transfer belt is stretched long and inclined in the vertical direction. The space in the height direction of the intermediate transfer belt is increased. However, as shown in FIGS. 3 and 4, the image forming unit has a vertical dimension with respect to the horizontal dimension by ensuring a wide range in which the image forming unit can contact the intermediate transfer belt. Is a short configuration. For this reason, in the second image unit, the image forming unit is disposed obliquely in the vertical direction with respect to the first image unit in which the image forming unit is disposed substantially horizontally. In addition, the interval between the image forming units can be set short, and the space in the height direction of the second image unit can be saved. As a result, the degree of freedom in the layout in the height direction is increased, so that the recording medium conveyance path can be set to an ideal height considering operability, a paper feeding device, and a post-processing device (not shown). .
また、この第2中間転写ベルトの占める高さとほぼ同じ高さの給紙装置が並べて設置できるため、これにより大量の記録体が収納可能な給紙装置が設置できる用になる。しかも給紙装置の上面の給紙面と記録体搬送路とがほぼ同じ高さにでき、記録体の給紙・搬送信頼性が確保できる。
上述のように、感光体周囲の画像形成用の装置の配置と、中間転写ベルトの配置、つまり第2条件の実現により、画像形成ユニット80と81で共通点を多く有しており、製造面でも非常に有利となっている。
In addition, since the sheet feeder having the same height as that occupied by the second intermediate transfer belt can be installed side by side, it is possible to install a sheet feeder capable of storing a large number of recording media. In addition, the sheet feeding surface on the upper surface of the sheet feeding device and the recording medium conveying path can be made substantially the same height, and the sheet feeding and conveying reliability of the recording medium can be ensured.
As described above, the
次に中間転写ベルトについて説明する。第1トナー像搬送ベルトとしての第一中間転写ベルト21は複数のローラ23、24、25、26(2個)、27、28、29により支持されて矢印方向に走行する。そして、第1の画像形成ユニット80Y〜80Kにおける感光体1Y、1C、1M、1Kの下部に設けられている。この第1中間転写ベルト21は無端状で、各感光体の現像工程後の一部が接触するように張架、配置されている。また第1中間転写ベルト21の内周部には各感光体1Y、1C、1M、1Kに対向させて1次転写ローラ22が設けられている。
第1中間転写ベルト21の外周部には、ローラ23に対向する位置にクリーニング装置20Aが設けられている。このクリーニング装置20Aは、第1中間転写ベルト21の表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。
この第1中間転写ベルト21に関連する部材は、第1画像ユニット20として一体的に構成してあり、画像形成装置100に対し着脱が可能となっている。
Next, the intermediate transfer belt will be described. The first
A
Members related to the first
一方、第2トナー像搬送ベルトとしての、第2中間転写ベルト31は複数のローラ33、34、35、36(2個)、37、38により支持されて矢印方向に走行する。そして、第2の画像形成ユニット81Y〜81Kにおける感光体1Y、1C、1M、1Kに接触して、設けられている。この第2中間転写ベルト31は無端状で、各感光体の現像工程後の一部が接触するように張架、配置されている。第2中間転写ベルト31の内周部には各感光体1Y、1C、1M、1Kに対向させて1次転写ローラ32が設けられている。
第2中間転写ベルト31の外周部には、ローラ33に対向する位置にクリーニング装置30Aが設けられている。このクリーニング装置30Aは、中間転写ベルト31の表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去る。
第2中間転写ベルト31に関連する部材は、第2画像ユニット30として一体的に構成してあり、画像形成装置100に対し着脱が可能となっている。
On the other hand, the second
A
Members related to the second
また、中間転写ベルト21、31は、例えば、基体の厚さが50〜600μm の樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトである。そして、各感光体1が担持するトナー像を、1次転写ローラ22、32に印加するバイアスにより静電的にベルト表面に転写を可能とする抵抗値を有する。このようなベルトの一例として、ポリアミドにカーボンを分散し、その体積抵抗値は、106〜1012Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。ベルトの走行を安定させるためのベルト寄り止めリブを、ベルト片側あるいは両側端部に設けてある。
The
1次転写ローラ22、32としては、芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に、不図示の電源からバイアスが印加されるものが上げられる。ここでは、導電性ゴム材料はウレタンゴムにカーボンが分散され、体積抵抗105Ωcm程度に抵抗が調整されている。
As the
画像形成装置100は、ブラックトナーだけによるモノクロ記録も可能である。このようなケースにあっては、使用されない感光体が存在する。そこで使用されない感光体1Y、1C、1Mあるいは現像装置5を稼動させないだけでなく、これら使用されない感光体と像担持ベルト21あるいは31とを非接触に保つための機構を備えている。ローラ26と1次転写ローラ22を支持する内部フレーム(不図示)を設けておき、ある点を中心に回動可能に支持している。そして、感光体から遠ざかる方向に回動させることにより、感光体1Kだけが像担持ベルト21あるいは31と接触して、作像工程を実行することにより、ブラックトナーによるモノクロ画像を作成する。感光体の寿命向上の点で有利である。
The
さらに第1中間転写ベルト21の外周で、支持ローラ28の近傍には、第1の2次転写ローラ46が設けてある。2次転写ローラ46は芯金たる金属ローラの表面に、導電性ゴムを被覆したもので、芯金部に、不図示の電源からバイアスが印加される。導電性ゴムにはカーボンが分散されており、体積抵抗は107Ωcm程度に抵抗が調整されたものである。第1中間転写ベルト21と2次転写ローラ46の間に記録体Pを通過させながら、第1の2次転写ローラ46にバイアスを印加することで第1像担持ベルト21が担持するトナーによる画像が記録体Pに転写される。
Further, a first secondary transfer roller 46 is provided on the outer periphery of the first
第2中間転写ベルト31の外周で、支持ローラ34の近傍には、第2の2次転写手段である転写チャージャ47が設けてある。転写チャージャ47は公知のタイプで、タングステンや金の細い線を放電電極とし、ケーシングで保持し、放電電極に不図示の電源から転写電流が供給される。第2中間転写ベルト31と転写チャージャ47の間に記録体Pを通過させながら、転写電流を供給することで第2像担持ベルト31が担持するトナーによる画像が記録体Pに転写される。転写ローラ46と転写チャージャ47に供給される転写電流の極性は、ともにトナーの極性と逆のプラス極性である。
A transfer charger 47 serving as a second secondary transfer unit is provided on the outer periphery of the second
画像形成装置100の右側にはPを供給可能に収納した給紙装置40が配備されている。複数段、例えば上段に大量の記録体を収納した給紙装置(トレイ)40a、その下方に3段の給紙カセット40b、40c、40dがそれぞれ紙面に対し直角手前側(操作面側)に引出し可能に配設されている。これらの給紙トレイ40aや給紙カセット40b、40c、40d内にそれぞれ異なる種類の記録体Pが収納されている。このうち、最上位置の記録体は、対応する給紙・分離手段41A〜41Dにより選択的に給紙、分離され、確実に一枚だけが複数の搬送ローラ対42Bにより記録体搬送経路43Bや43Aに送られる。
On the right side of the
記録体搬送経路43Aには、第1および第2転写位置である2次転写位置へ記録体Pを送り出す給送タイミングをとるため、一対のレジストローラ45が設けられている。さらに記録体の搬送方向に対し直角方向の位置を正規の位置にするための横レジ補正機構44が、記録体搬送経路43Aに設けてある。横レジ補正機構44は、次のものがある。不図示の横方向の基準ガイドと斜行コロ対から構成され、記録体の横方向端部を該基準ガイドに押付けるように記録体Pをスライド搬送する。そして、記録体を所定の位置に整合させる。この基準ガイドは記録体のサイズにより、所定の位置に移動、配置される。なお、横レジ補正機構44は記録体の搬送方向に対し記録体の両方の横方向から、記録体の両辺を短時間及び複数回押し、記録体を所定の位置に整合させる規制部材から構成されるジョガー方式でもよい。
A pair of
記録体Pは、レジストローラ対45から、第1中間転写ベルト21と二次転写ローラ46で構成される第1転写位置たる転写領域に向けて搬送される。その後、第2中間転写ベルト31と転写チャージャ47で構成される第2転写位置たる転写領域に向けて搬送される。
なお、搬送ローラ対42Cを有する記録体搬送路43Cには、その搬送方向上流に設置可能な別の給紙装置300から、記録体が供給可能となっている。給紙トレイ40aの最上位の記録体が給紙され、その後曲げられることなく、ほぼ水平に真直ぐ搬送されるように、給紙トレイ40aの上部給紙面が配備してある。そのため厚い記録体、剛性の高い板紙でも確実に給紙できる。なお給紙トレイ40aには、多様な特性の記録体が収納されても確実に給紙できるよう、バキューム機構からなるエアー給紙を採用すると好都合である。図示していないが、記録体搬送路の要所には記録体を検知するためのセンサが具備させていて、記録体の存在を基準とする各種信号のトリガーとしている。
The recording material P is transported from the
Note that the recording medium can be supplied to the recording
記録体搬送路43Aの延長上に、第2転写位置を通過した記録体を、記録体の搬送方向下流に備えた定着装置60における定着ニップまで、平面状態を保って搬送させるための、記録体搬送装置50を備えている。記録体搬送装置50は、矢印方向に無端移動する搬送ベルト51を支持するローラ52、53、54、55、56を有している。そして、搬送ベルト51の外側には、ローラ55に対向させてクリーニング装置50A、記録体Pを吸着させるための吸着用ローラ52、接地してある除電・分離ローラ54を備えている。
未定着のトナー画像と接触しながら記録体Pとともに移動する搬送ベルト51は、吸着用ローラ52により、トナーの極性と同極性のマイナス帯電が施される。搬送ベルト51として、金属ベルト、ポリイミドベルト、ポリアミドベルトなどが採用できる。表面にトナーとの離型性を与えるとともに、帯電可能の抵抗値を備える。このベルト51の走行速度は、定着装置における記録体の走行速度と合わせてある。
A recording body for transporting the recording body that has passed the second transfer position on the extension of the recording body transporting path 43A to the fixing nip of the fixing device 60 provided downstream in the transporting direction of the recording body while maintaining a planar state. A
The
記録体搬送装置50の記録体搬送方向下流側には、加熱手段を有する定着装置60が設けられている。ローラ内部にヒータを備えるタイプ、加熱されるベルトを走行させるベルト定着装置、また加熱の方式に誘導加熱を採用した定着装置などが採用できる。記録体両面の画像の色合い、光沢度を同じにするため、定着ローラ、定着ベルトの材質、硬度、表面性などを上下同等にしてある。また、フルカラーとモノクロ画像、あるいは片面か両面かにより定着条件を制御したり、記録体の種類に応じて最適な定着条件となるよう、不図示の制御手段により制御される。定着の終了した記録体を冷却し、不安定なトナーの状態を早期に安定させるため、冷却機能を有した冷却ローラ対70を定着後の搬送路に備えている。この冷却ローラ対70としては、放熱部を有するヒートパイプ構造のローラが採用できる。冷却された記録体は、排紙ローラ対71により、画像形成装置100の左側に設けた排紙スタック部75に排紙、スタックさせる。この排紙スタック部は、大量の記録体をスタック可能にするため、不図示のエレベータ機構により、スタックレベルに応じて、受け部材が上下する機構を採用している。なお排紙スタック部75を通過させ、別の後処理装置に向けて記録体を搬送させることもできる。別の後処理装置としては、穴あけ、断裁、折、綴じなど製本のための装置が接続できる。
A fixing device 60 having a heating unit is provided on the downstream side in the recording material conveyance direction of the recording
未使用のトナーが収納された各色のトナーカートリッジ86Y、86C、86M、86Kが、着脱可能に空間85に収納される。不図示のトナー搬送手段により、各現像装置に必要に応じトナーを供給するようになっている。図1に示す構成は、上下に配された画像形成ユニットに対し、トナーカートリッジは共通にしているが、別々にすることもできる。消耗の多いブラックトナー用のトナーカートリッジ86Kは、特に大容量としておくことも可能である。この収納空間85は、画像形成装置上面で操作方向から見て奥側にあって、画像形成装置上面の手前側は平面部分が確保されているため、作業台として利用できる。
The
画像形成装置100の上面に備えた操作、表示ユニット90には、キーボード等が備えてある。これにより、画像形成のための条件などがインプットでき、装置の状態等を表示部に表示され、操作者と画像形成装置100との情報交換を容易なものとする。画像形成装置100内部に備える廃トナー収納部87は、画像形成ユニットのクリーニング装置2、中間転写ベルトのクリーニング装置20Aと30A、および搬送ベルト51のクリーニング装置50Aと連結されている。そして、これらから送られる廃トナーや紙粉等の異物を一括して回収して収納する。これらのクリーニング装置(2、20A、20B、50A)に大容量の廃トナー収納部を備えないため、クリーニング装置が小型にでき、さらに廃トナーの廃棄の操作性も良好となっている。満杯センサ(不図示)を使って廃トナー収納部87内のトナー廃棄、あるいは容器交換などの警告を発する。
また画像形成装置100内部に備える電装・制御装置95には、各種電源や制御基板などが板金フレームに保護され収納されている。
定着装置60による熱や電装装置からの発熱により、画像形成装置内部は高温になるが、その対策としてファンFを設けて、内部部材の熱による機能低下を防止している。またこのファンFは冷却ローラ対70の放熱部と結合してあり、冷却ローラ対70の冷却効果を確実にしている。
図1において、200で示すのは原稿読取装置、300は別途追加設置可能の給紙装置である。
The operation and
Further, in the electrical /
The inside of the image forming apparatus becomes hot due to heat from the fixing device 60 or heat generated from the electrical device. However, as a countermeasure against this, a fan F is provided to prevent deterioration of the function due to heat of the internal members. The fan F is coupled to the heat radiating portion of the cooling roller pair 70 to ensure the cooling effect of the cooling roller pair 70.
In FIG. 1,
次に画像形成装置100において、記録体Pの片面にフルカラー画像を形成する片面記録時の動作について説明する。
片面記録の方法は基本的に2種類あって、選択が可能となっている。2種類のうちの一つは、第1中間転写ベルト21に担持させた画像を記録体の片面に直接転写する方法であり、他の方法は、第2中間転写ベルト31に担持させた画像を記録体の片面に直接転写する方法である。ここでは、画像形成装置100の構成から、第1中間転写ベルト21に担持させた画像を記録体の片面に直接転写する場合には、画像が記録体の上面に形成される。一方、第2中間転写ベルト31に担持させた画像を記録体の片面に直接転写する場合には、画像が記録体の下面に形成される。記録するべきデータが複数の頁になるケースでは、排紙スタック部75上で頁が揃うように作像順序を制御するのが好都合である。最後の頁の画像データから順に記録して頁順を揃わせるよう、第1中間転写ベルト21に画像を担持させた後、記録体に転写させる方法について説明する。
Next, an operation at the time of single-sided recording in which the
There are basically two types of single-sided recording methods that can be selected. One of the two types is a method in which an image carried on the first
画像形成装置100を稼動させると、第1中間転写ベルト21と第1画像形成ユニット80Y〜80Kにおける感光体1Y、1C、1M、1Kが回動する。同時に第2中間転写ベルト31が回動するが、第2画像形成ユニット81Y〜81Kにおける感光体1Y、1C、1M、1Kは第2中間転写ベルト31と離間されるとともに不回転状態にされる。まず、画像形成ユニット80Yによる画像形成から開始される。LED(発光ダイオード)アレイと結像素子からなる露光装置4の作動により、LEDから出射されたイエロー用の画像データ対応の光が、帯電装置3により一様帯電された感光体1Yの表面に照射されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像ローラ5aによりイエロートナーで現像され、可視像となり、1次転写ローラ22の転写作用により感光体1Yと同期して移動する第1中間転写ベルト21上に静電的に1次転写される。このような潜像形成、現像、1次転写動作が感光体1C、1M、1K側でもタイミングをとって順次同様に行われる。
この後、第1中間転写ベルト21上には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナー画像が、順次重なり合ったフルカラートナー画像として担持され、第1中間転写ベルト21とともに矢印の方向に移動される。
When the
This electrostatic latent image is developed with yellow toner by the developing roller 5a, becomes a visible image, and is electrostatically transferred onto the first
Thereafter, yellow, cyan, magenta, and black toner images are carried on the first
同時に給紙装置40のなかの給紙トレイ40aあるいは給紙カセット40b〜40dから、記録に使われる記録体Pがその供給のための給紙・分離手段41Aから41Dの一つにより繰り出される。そして、搬送ローラ対42B,42Cにより記録体搬送路43Cに搬送される。記録体の先端がレジストローラ対45に咥えられない前に、横レジ補正機構44は記録体の搬送方向に対し両方の横方向から記録体の両辺を押すように作動し、記録体横方向の位置整合がはかられる。レジストローラ対45は静止しており、記録体の先端はレジストローラ対45のニップに入り込んだ状態で静止する。そして、第1中間転写ベルト21上の画像との位置が正規なものとなるよう、タイミングをとってレジストローラ対45が回転し、記録体を転写領域に搬送する。
At the same time, the recording material P used for recording is fed out from the paper feed tray 40a or the paper feed cassettes 40b to 40d in the paper feed device 40 by one of the paper feed / separation means 41A to 41D for the supply. And it is conveyed by the
第1中間転写ベルト21上のこのフルカラートナー画像は、第1中間転写ベルト21と同期して搬送される記録体Pの上面に、二次転写ローラ46による転写作用を受けて転写される。二次転写ローラ46に与えられるバイアスは、トナーの帯電極性と逆のプラス極性である。転写後、第1中間転写ベルト21の表面が、ベルトクリーニング装置20Aによりクリーニングされる。また1次転写を終了した第1の画像形成ユニット80Y〜80Kにおける感光体1Y、1C、1M、1Kの表面に残留するトナー等の異物はクリーニング装置2のクリーニングブラシ2a、クリーニングブレード2bにより除去がなされる。各感光体の表面は除電装置Qによる残留電位の除電作用がおこなわれて次の作像・転写工程に備える。除去されたトナー等の異物は、回収手段2cにより、回収部87に送られる。なおセンサS1、S2は、感光体表面の露光後の表面電位と、現像工程後の感光体表面に付着しているトナーの濃度が適切なものであるかを検知し、適宜作像条件の設定、制御のために不図示の制御手段に情報を出す。
The full color toner image on the first
第1中間転写ベルト21に重ねられて担持されていたトナー画像が転写された記録体Pは、記録体搬送装置50の搬送ベルト51により定着装置60に向け移送される。記録体Pを確実に搬送ベルト51とともに搬送できるよう、あらかじめ搬送ベルト51の表面を、記録体の吸着用ローラ52により帯電する。記録体Pが搬送ベルト51から分離され、確実に定着装置60に送られるように、除電・分離ローラ54が作動する。
記録体P上に重ねられていた各色のトナーが定着装置60の熱による定着作用を受け、溶融、混色されて完全にカラー画像となる。記録体の片面(上面)だけにトナーを有しているので、両面にトナーを有している両面記録時に比べ、定着に要する熱エネルギーは少なくて済む。不図示の制御手段が画像に応じて定着装置の使用する電力を最適に制御する。定着されたトナーも記録体上で完全に固着するまでは、搬送路のガイド部材等にこすられ、画像が欠落したり、乱れたりする。この不具合を防止するため、冷却手段である冷却ローラ対70が作動し、トナーと記録体を冷却する。その後、排紙ローラ71により排紙スタック部75に、画像面が上向きとなって排紙される。排紙スタック部75では若い頁の記録物が順次上に重ねられるようにスタックされるよう、作像順序がプログラムされているので、頁順が揃う。排紙スタック部75は、排紙される記録体の増加に従って下降するので、記録体は整然と確実にスタックでき、頁順が乱れることがない。記録済みの記録体を排紙スタック部75に直接スタックする代わりに、穴あけ加工処理を実施したり、ソータ、コレータや綴じ装置や折り装置など後処理装置に搬送することもできる。
The recording material P onto which the toner image that has been superposed and carried on the first
The toners of the respective colors superimposed on the recording medium P are subjected to a fixing action by the heat of the fixing device 60, and are melted and mixed to form a completely color image. Since the toner is provided on only one side (upper surface) of the recording medium, less heat energy is required for fixing compared to double-sided recording having toner on both sides. A control means (not shown) optimally controls the power used by the fixing device according to the image. Until the fixed toner is completely fixed on the recording medium, it is rubbed against a guide member or the like on the conveyance path, and an image is lost or distorted. In order to prevent this problem, the cooling roller pair 70 which is a cooling unit is operated to cool the toner and the recording medium. Thereafter, the paper is discharged by the
記録体Pの片面に画像を形成させる他の方法では、第1画像形成ユニット80Y〜80Kにおける画像の形成をおこなわないようにするのと、頁揃えのために若い頁の画像データから順に像形成をさせる点が異なる。しかし、基本的には上述の片面記録の工程と同じなので、詳細を省く。 In another method of forming an image on one side of the recording medium P, image formation is not performed in the first image forming units 80Y to 80K, and image formation is performed in order from image data of young pages for page alignment. The difference is that However, since it is basically the same as the single-sided recording process described above, details are omitted.
次に記録体Pの両面に画像を形成する両面記録時の動作について説明する。画像形成装置に開始信号が入力されると、片面記録の動作で説明した第1画像形成ユニット80Y、80C、80M、80Kで順次形成する各色ごとの画像を、第1中間転写ベルト21に順次1次転写させる。第1の画像として担持させる工程とほぼ平行して、第2画像形成ユニット81Y、81C、81M、81Kで順次形成する各色ごとの画像を第2中間転写ベルト31に順次1次転写させ、第2の画像として担持させる工程がおこなわれる。図1に示すように、第2画像形成ユニット同士のベルト搬送方向についての間隔は、第1画像形成ユニット同士の間隔よりも、詰めた状態で設置されている。これにより、第1の画像と第2の画像が、記録体の搬送方向先端で位置的に合致するためには、第1の画像の形成開始より遅れて第2の画像の形成が開始される。また記録体はレジストローラ対45で静止と再送がおこなわれるので、その時間も見込んで給紙され、横レジ補正機構44で整合される。レジストローラ対45は、タイミングをとって記録体を第1の2次転写手段である転写ローラ46と第1中間転写ベルト21で構成された第1転写位置である第1転写ステーションに搬送する。転写ローラ46にプラス極性の転写電流が供給され、第1中間転写ベルトから記録体Pの片面(図では上面)に画像が転写される。
このようにして片面に画像を有した記録体Pは、転写ローラ46の搬送作用により、引き続き第2の二次転写手段たる転写チャージャ47がある第2転写位置である第2転写ステーションに送られる。そしてチャージャにプラス極性の転写電流が供給されることにより、第2中間転写ベルト31にあらかじめ担持されているフルカラーの第2の画像が、一括して記録体Pの下面に転写される。
Next, the operation during double-sided recording in which images are formed on both sides of the recording medium P will be described. When a start signal is input to the image forming apparatus, an image for each color that is sequentially formed by the first
In this way, the recording material P having an image on one side is continuously sent to the second transfer station, which is the second transfer position where the transfer charger 47 as the second secondary transfer means is located, by the conveying action of the transfer roller 46. . Then, by supplying a positive polarity transfer current to the charger, the full-color second image previously carried on the second
このようにして両面にフルカラートナー像が転写された記録体Pは、搬送ベルト51により定着装置60へと移送される。吸着用ローラ52により、搬送ベルト51の表面はトナーの極性と同じマイナス極性で帯電される。記録体下面の未定着のトナーがベルトに移らないようにしている。除電・分離ローラ54には、+電圧に重畳した交流電圧が印加され、記録体はベルト51から分離され、定着装置60へと移送される。定着装置60の熱による定着処理を受け、記録体の両面のトナー画像が溶融、混合される。記録体は引き続いて冷却ローラ対を通過し、排紙ローラ71により排紙スタック部75上に排紙される。
複数の頁の記録体に両面記録する場合、若い頁の画像が下面となって排紙スタック部75にスタックされるように作像順序を制御する。作像終了後、スタックから取り出し、上下面を逆にしたとき記録物は上から順に1頁、その裏に2頁、2枚目が3頁、その裏が4頁となり頁順が揃う。このような作像順序の制御や、定着装置に入力する電力を片面記録時より増やすなどの制御は、制御手段(不図示)により実行される。
The recording material P having the full color toner image transferred on both sides in this way is transferred to the fixing device 60 by the
When double-sided recording is performed on a recording medium of a plurality of pages, the image forming order is controlled so that an image of a young page becomes the bottom surface and is stacked on the paper discharge stack unit 75. When the image formation is completed, it is taken out from the stack, and when the top and bottom surfaces are reversed, the recorded matter is one page in order from the top, the second page on the back, the third page on the second sheet, and the fourth page on the back. Such control of image forming sequence and control such as increasing the power input to the fixing device compared to the one-side recording are executed by a control means (not shown).
片面記録、両面記録動作に関して、フルカラー記録を実行させる例で説明したが、ブラックトナーだけによるモノクロ記録も可能である。メンテナンスや部品交換等の必要性が生じた場合には、不図示の外装カバー等を開放し、メンテナンスをおこなう。この時、図3、図4に示した画像形成部80、81を構成する部材をユニット化し、プロセスカートリッジとして交換すると都合がよい。プロセスカートリッジの形態は、図3、図4に示した構成から中間転写ベルト21、31と1次転写ローラ22、露光装置4などを除いた作像用部材を、正規の位置関係を保つようフレームの内部に納めて構成する。そして、着脱させるためのガイド部や把手を適宜設けて画像形成装置100に対し着脱可能にすることで実現可能である。
As for the single-sided recording and the double-sided recording operation, the example in which full-color recording is executed has been described, but monochrome recording using only black toner is also possible. When the need for maintenance or parts replacement arises, an exterior cover (not shown) is opened to perform maintenance. At this time, it is convenient to unitize the members constituting the
次に本実施形態の特徴部である、記録体搬送装置50の詳細について説明する。図5は記録体搬送装置50の概略説明図である。
記録体搬送装置50は、未定着のトナー像を有する記録体Pを記録体搬送部材である搬送ベルト51の表面に保持し、転写手段の転写部301から定着手段の定着部601まで搬送するものである。図に示すように記録体Pは転写部301において、電荷付与手段(図1では転写チャージャ47)によって、プラスの電荷を付与されている。このとき、記録体P表面上に付着したトナーはマイナス極性で帯電している。
搬送ベルト51の表面は接触型電荷付与部材である吸着用ローラ52よりトナーの極性と同じマイナス極性で帯電されるようになっている。そして、分離部支持部材である除電・分離ローラ54を接地することで、搬送ベルト51は分離部502付近で除電されるようになっている。
Next, details of the recording
The recording
The surface of the
ここで、記録体Pが転写部301から定着部601まで、記録体搬送装置50により搬送される動作について説明する。
転写部301で両面にトナー像を転写された記録体Pは受け渡し部501から記録体搬送ベルト51に担持される。記録体Pはプラスの電荷を帯びており、搬送ベルト51はマイナス電荷を帯びているため、記録体Pは搬送ベルト51に吸着されるため、安定した搬送が可能となる。また、トナーはマイナス電荷を帯びているため、同極性の電荷を帯びた定着ベルト51とは反発し合い、未定着のトナー像と搬送ベルト51とが接触していても、未定着のトナーが搬送ベルト51に付着することを防止できる。
分離部502では、除電・分離ローラ54が接地されているため、搬送ベルト51の電荷がなくなり、搬送ベルト51と記録体Pとの吸着力がなくなる。そして、記録体Pの剛性により搬送ベルト51との分離がなされ、記録体Pは定着部601へ搬送される。
Here, an operation in which the recording medium P is conveyed from the
The recording material P on which the toner image is transferred on both sides by the
In the
接触型電荷付与部材として、ローラ状の吸着用ローラ52を適用しているが、搬送ベルト51に均一な電荷付与が行えるものであれば、ブレード状またはブラシ状の電荷付与部材を適用しても良い。搬送ベルト51に均一な電荷付与を行うことにより、搬送ベルト51と記録体Pとの静電的な付着力を均一に効率よく高めることが可能となる。また、図5のように搬送ベルト51の支持ローラの一つを接触型電荷付与部材とすることで、部材数を少なくすることができる。
Although the roller-
電荷付与部材としてローラ状、ブレード状またはブラシ状などの接触型の電荷付与部材を用いることにより、電荷付与部材と電荷を付与される部材とに間がある電荷チャージャのような非接触型電荷付与部材と比べて電力のロスが少ない。また、図5に示すように、接触型電荷付与部材を搬送ベルト51の内側に設けることで、搬送ベルト51の外側に電荷付与部材を設けるものと比較して、記録体搬送装置50の省スペース化を図ることができる。
一方、特許文献1に記載の搬送装置では、電荷チャージャを用いて安定した搬送を行うために、複数の電荷チャージャを設けており、部材数が多くなっていた。複数の電荷チャージャを搬送ベルトで囲まれた領域外に設けるため、搬送装置のスペースとしては、搬送ベルトの設置スペースのほかに、複数の電荷チャージャの設置スペースも必要となっていた。
図5に示すように、接触型電荷付与部材を用いることで、複数の電荷付与部材を必要とせず、また、搬送ベルトで囲まれた領域内に電荷付与部材を設けているので、電荷チャージャを用いたものよりも、省スペース化を図ることができる。
By using a contact-type charge imparting member such as a roller, blade or brush as the charge imparting member, non-contact charge imparting such as a charge charger between the charge imparting member and the member to which the charge is imparted is provided. There is little loss of electric power compared with members. Further, as shown in FIG. 5, by providing the contact-type charge imparting member inside the
On the other hand, in the transport device described in
As shown in FIG. 5, by using a contact-type charge imparting member, a plurality of charge imparting members are not required, and the charge imparting member is provided in the region surrounded by the conveyor belt. Space can be saved compared to the one used.
搬送ベルト51の表面移動方向で分離部502から受け渡し部501までの間の搬送ベルト51上に、搬送ベルト51のクリーニング手段であるクリーニング装置50Aを設けている。これは搬送ベルト上への異物付着によって、ベルトの汚れや表面性の劣化が懸念されるため、搬送ベルト51上に付着した異物を取り除くものである。搬送ベルト上の付着物を取り除くことで、汚れの除去や表面性の維持を行い、搬送ベルト51と記録体Pとの密着性を常に良好に保つことができる。
A
ところで、搬送ベルト51が常に電荷を持ち続けると、搬送ベルト51の寿命の低下、静電的な力を原因としたクリーニング不良や分離不良といった不具合につながるケースが考えられる。このような不具合を防止するために、除電・分離ローラ54を接地し、記録体Pと搬送ベルト51との分離部502で搬送ベルト51上の電荷を逃がしている。記録体Pと搬送ベルト51との分離の際に電荷を逃がすことで、搬送ベルト51の長寿命化、良好なクリーニング性、記録体Pの搬送ベルト51からの安定した分離性を得ることができる。
By the way, if the
また、分離部502で搬送ベルト51の残留電荷と、記録体Pの帯電電荷による静電的な力により、分離が行われなず、紙ジャムが発生するケースが考えられる。このような不具合を防止するために、除電・分離ローラ54の外径d1を30mm以下、好ましくは20mm以下とする。分離部502を形成する除電・分離ローラ54の外径d1を30mm以下とすることで、分離部502での搬送ベルト51の曲率半径を記録体Pがその剛性により追従することが困難となるほど小さくすることができる。
分離部502において、記録体Pが搬送ベルト51に追従して搬送されることが困難となるため、記録体Pと搬送ベルト51との安定した分離が可能となる。記録体Pの剛性と搬送ベルト51の曲率により、記録体Pと搬送ベルト51との安定した分離が可能となるため、搬送装置50での紙ジャムの発生率を低減させることができる。
Further, there may be a case where the
In the
搬送ベルト51の体積抵抗率の値は中間転写ベルト31の体積抵抗率の値と比較して、同等またはそれ以上値となるように調節している。記録体Pを静電的な力により搬送ベルト51で保持するためには、ベルト表面に電荷を保持する必要がある。搬送ベルト51の体積抵抗率が中間転写ベルト31の体積抵抗率と比較して同等以上であることにより、搬送ベルト51の保持する電荷を中間転写ベルト31が保持する電荷と同等以上にすることができる。中間転写ベルト51の保持する電荷に対して搬送ベルト51の保持する電荷が同等以上だと、記録体Pを保持する力が中間転写ベルト31に対して搬送ベルト51の方が同等以上になる。記録体Pを保持する力が中間転写ベルト31に対して、搬送ベルト51が同等以上であるため、中間転写ベルト31から搬送ベルト51への記録体Pの受け渡しがスムーズに行われる。
また、表面抵抗率についても、中間転写ベルト31の表面抵抗率の値も、搬送ベルト51の表面抵抗率の値よりも同等またはそれ以上となるように設定する。
The volume resistivity value of the
The surface resistivity is also set so that the surface resistivity value of the
また、接触型電荷付与部材である吸着用ローラ52より付与された電荷が搬送ベルト51から支持部材へ発散することで、電荷付与効率の低下や搬送ベルト51と記録体Pとの密着性が低下するケースが検される。この電荷の発散を抑制するために、搬送ベルト51は、表面抵抗率が108〜1013Ω/□、体積抵抗率が106〜1012Ω・cmに調節された高抵抗を有している。搬送ベルト51の抵抗率を高抵抗とすることで、搬送ベルト51の電荷の発散を抑制することができるため、搬送ベルト51への電荷の付与を効率よく行えるようになり、記録体Pと搬送ベルト51との高い密着性を維持することができる。
In addition, the charge imparted from the
記録体搬送装置50は定着装置60と近接しているため、定着装置60からの熱が搬送ベルト51に悪影響(伸び、溶解等)を及ぼすことで搬送ベルト51の搬送性能が損なわれ、低寿命化につながるケースが考えられる。定着装置60からの熱に対しての耐久性、安定性を有するように、搬送ベルト51の材料は経時で200度以上、瞬時で250度以上の耐熱性を有するもの(ポリイミド、ポリアミド等)を用いている。搬送ベルト51が耐熱性を有することにより、定着装置60からの定着熱に耐え得ることができ、高寿命で安定した搬送性能を得ることができる。
Since the recording
また、記録体搬送の際に搬送ベルト51と記録体P上に存在する未定着トナーが接触する場合には記録体P上の未定着トナーが搬送ベルト51に転写されることが懸念される。未定着トナーが搬送ベルト51上へ転写され難くするため、搬送ベルト51は離型性のよい材料で製造されているか、または、離型性のよい材料で表面が覆われている。搬送ベルト51の表面が記録体Pの表面よりも離型性を良くしたことにより、記録体搬送の際に記録体Pの表面上の未定着トナーが搬送ベルト51上に転写されることを抑制することができる。
In addition, when the
また、搬送ベルト51は、支持部材との摩擦や張架等による物理的ストレスに耐え得るだけの耐久性を有し、穴や裂け、伸びの発生の少ない高寿命のベルトであることが望ましい。そこで、搬送ベルト51は、厚みが50〜600μmの範囲の値で均一であり、引っ張り強度が0.29MPa以上とした。
Further, it is desirable that the
次に、搬送ベルト51の幅方向の長さについて、図6を用いて説明する。図6(a)は搬送装置50の概略図であり、図6(b)は搬送ベルト51を上部から見た図である。図中Wは搬送ベルト51の幅の長さ(以下、ベルト幅)を示す。このベルト幅Wが搬送する記録体Pの幅よりも小さい場合、記録体Pの一部が搬送ベルト51の幅方向にはみ出しながら搬送されることになる。すると、記録体Pの弛みやバタツキが発生し、定着部601への突入する際に、トナーチリや定着時の記録体Pのしわの発生などの画像品質の低下が懸念される。この画像品質の低下を抑制するために、画像形成装置100で使用可能な記録体のうち最大幅となる記録体の幅に対して、ベルト幅Wの値が同じまたは、より大きい値となるように搬送ベルト51の幅を設定する。搬送し得る記録体の最大幅と同じ長さまたは、より長いベルト幅Wであることにより、記録体Pの幅方向は搬送ベルト51上に完全に収まるため、記録体の弛みやバタツキを原因とした画像品質の低下を防止することができる。
Next, the length of the
ところで、ガイド部材や、エアーを用いた搬送手段だと、転写部と定着部との間を広く開けると搬送が不安定になることがある。特に、ガイド部材を用いて記録体の先端を定着装置に導くものについては、記録体の後端が転写部を通過する前に記録体の先端が定着位置に達し、引っ張られる力を受けないと搬送力がなくなり、搬送不良を起こす恐れがある。
しかし、転写部と定着部との距離が記録体の搬送方向の長さよりも短いと、記録体が転写部を通過する速度と、定着部を通過する速度との速度の違いによって発生する画像品質の低下が懸念される。
この速度の違いによる画像品質の低下として、次のようなものが上げられる。記録体Pが搬送方向に長い場合、記録体Pの一部が転写位置にある状態のまま、その記録体の先端の定着が始まった場合、転写速度よりも、定着速度が速いと、記録体Pがひっぱれ転写される画像が引き伸ばされた状態になってしまう。他には、記録体Pの先端が定着装置60内の定着ローラに挟み込まれる際の衝撃により転写が重なってしまう場合がある。
このような不具合を防止するためにも、記録体搬送ベルト51を設けているが、転写部301と定着部601との距離である搬送方向長さが十分でないと、上述と同様の不具合が発生する恐れがある。
By the way, if it is a conveyance means using a guide member or air, conveyance may become unstable if the space | interval between a transfer part and a fixing part is opened widely. In particular, for the guide member that guides the leading end of the recording body to the fixing device, the leading end of the recording body reaches the fixing position before the trailing end of the recording body passes through the transfer portion, and is not subjected to a pulling force. There is a risk of poor conveyance and poor conveyance.
However, if the distance between the transfer unit and the fixing unit is shorter than the length in the conveyance direction of the recording medium, the image quality caused by the difference between the speed at which the recording medium passes through the transfer section and the speed at which it passes through the fixing section. There is concern about the decline.
The following can be raised as a decrease in image quality due to this difference in speed. When the recording body P is long in the conveyance direction, when fixing of the leading end of the recording body starts with a part of the recording body P being in the transfer position, if the fixing speed is higher than the transfer speed, the recording body The image to which P is pulled and transferred is stretched. In other cases, the transfer may overlap due to an impact when the leading end of the recording medium P is sandwiched between the fixing rollers in the fixing device 60.
In order to prevent such a problem, the recording
ここで、図7を用いて搬送方向長さについて説明する。図7(a)は接触型の転写部材と接触型の定着部材を用いた場合の概略図である。この時の搬送方向長さL1は接触型の転写部材のニップ出口を始点とし、接触型の定着部材のニップ入り口を終点とした搬送経路の距離である。一方、図7(b)は非接触型の転写部材と非接触型の定着部材を用いた場合の概略図である。この時の搬送方向長さL2は非接触型の転写部材のニップ出口を始点とし、非接触型の定着部材のニップ入り口を終点とした搬送経路の距離である。
画像形成装置100で使用可能な記録体のうち最大長さとなる記録体の長さに対して、搬送方向距離L1、L2の値が同じまたは、より大きい値となるように転写部、搬送装置、定着部のレイアウトを設定する。搬送し得る記録体の最大長さと同じ長さまたは、より長い搬送方向距離L1、L2であることにより、記録体Pの先端が定着部601に達する時には、記録体Pの後端は転写部301を完全に抜けた状態となる。記録体Pの後端が転写部301を完全に抜けた後に、記録体Pの先端が定着部601に達するため、定着部601と転写部との搬送速度の差や、定着部での衝撃による画像品質の低下を防止することができる。
Here, the length in the transport direction will be described with reference to FIG. FIG. 7A is a schematic view when a contact type transfer member and a contact type fixing member are used. The transport direction length L1 at this time is the distance of the transport path starting from the nip exit of the contact type transfer member and ending at the nip entrance of the contact type fixing member. On the other hand, FIG. 7B is a schematic view when a non-contact type transfer member and a non-contact type fixing member are used. The conveyance direction length L2 at this time is the distance of the conveyance path starting from the nip exit of the non-contact type transfer member and ending at the nip entrance of the non-contact type fixing member.
The transfer unit, the transport device, and the transport unit distance L1 and L2 are the same or larger than the maximum length of the prints that can be used in the
次に、転写手段から搬送装置50への受け渡し長さ、及び搬送装置50から定着装置60への受け渡し長さについて図8を用いて説明する。L3は転写手段から搬送装置50への受け渡し長さであり、L4は搬送装置50から定着装置60への受け渡し長さである。
受け渡し長さL3は転写部材の最も搬送ベルト51側の点から搬送経路43への垂線と搬送経路43との交点から、搬送ベルト51で最も転写部材側の点から搬送経路43への垂線と搬送経路43との交点までの距離である。
一方、受け渡し長さL4は搬送ベルト51で最も定着装置60側の点から搬送系ろ43への垂線と搬送経路43との交点から、定着部材で最も搬送ベルト側の点から搬送経路43への垂線と搬送経路43との交点までの距離である。
Next, the transfer length from the transfer unit to the
The transfer length L3 is determined from the intersection of the perpendicular line from the point closest to the
On the other hand, the transfer length L4 is determined from the intersection of the perpendicular line from the point closest to the fixing device 60 to the
この2つの受け渡し長さL3、L4が適当でない場合、記録体Pの受け渡しが上手くいかずにジャムが発生するケースが懸念される。さらに、記録体Pと搬送ベルト51や定着部材との衝撃が画像品質の低下につながることが懸念される。そこで、受け渡し長さL3、L4をそれぞれ50mm以下という適当な距離にすることにより、記録体Pのスムーズな受け渡しが可能となる。
記録体Pのスムーズな受け渡しが可能になることにより、記録体Pの潜り込みや部材との衝突を抑制でき、ジャムの発生や衝撃による画像品質の低下を抑制することができる。
If the two delivery lengths L3 and L4 are not appropriate, there is a concern that the delivery of the recording medium P may not be successful and a jam may occur. Furthermore, there is a concern that the impact between the recording medium P and the
By enabling smooth transfer of the recording medium P, it is possible to suppress the recording medium P from entering and colliding with a member, and it is possible to suppress image quality deterioration due to jamming and impact.
次に、搬送ベルト51に設けられたベルト寄り防止部材である、ベルト寄り防止リブ57について図9を用いて説明する。図9(a)は搬送ベルト51のみを取り出したものの斜視図である。図9(b)は図9(a)中の点線で搬送ベルト51を切断した時の展開図である。図9(c)は搬送ベルト51の支持ローラ53近辺での断面図である。図9(b)に示すように搬送ベルト51の幅方向の両端部の裏面には寄り防止リブ57が設けてある。このベルト寄り防止リブ57は図9(c)に示すように搬送ベルトの支持部材である支持ローラの各端面に係合するようになっている。このベルト寄り防止リブ57により搬送ベルト51の幅方向の寄りやブレを防止することができる。
ところで、このベルト寄り防止リブ57と搬送ベルト51との体積抵抗率の値が大きく異なると、ベルト寄り防止リブ57が存在する部分と存在しない部分とでは、搬送ベルト51上の電荷の不均一性が生じることが懸念される。そこで、搬送ベルト51のベルト寄り防止リブ57が存在する部分と存在しない部分とで同等の電荷を保持するために、ベルト寄り防止リブ57には搬送ベルト51と同等の体積抵抗率を有する材料を用いた。
ベルト寄り防止リブ57を搬送ベルト51と同等の抵抗値にすることにより、ベルト寄り防止リブ57での電荷の発散や電荷の過剰な蓄積等の電荷不均一性を抑制することができる。そして、搬送ベルト51全面で記録体Pとの静電的な密着力を均一とすることができる。
Next, a belt
By the way, if the volume resistivity values of the belt
By setting the belt
次に、以下の実施例および比較例に基づき本実施形態に用いる搬送装置50について説明する。
[実施例]
.搬送ベルト51は以下の条件を満たす離型性が良好であるポリイミドベルトを採用した。
・ベルト幅:310mm(該ベルトが設置される画像形成装置で利用可能な転写紙の最大幅は297mm)
・厚み:80μm ・引っ張り強度:0.36MPa
・耐熱性:経時で200度、瞬時で250度
・抵抗値:表面抵抗率:1011Ω/□、体積抵抗が1010Ω・cm(中間転写ベルト31よりも抵抗率の値が2桁高くなるように調整)
Next, the
[Example]
. As the
Belt width: 310 mm (the maximum width of transfer paper that can be used in the image forming apparatus on which the belt is installed is 297 mm)
・ Thickness: 80 μm ・ Tensile strength: 0.36 MPa
・ Heat resistance: 200 degrees over time, 250 degrees instantaneously ・ Resistance value: surface resistivity: 10 11 Ω / □, volume resistance is 10 10 Ω · cm (the resistivity value is two orders of magnitude higher than that of the intermediate transfer belt 31) Adjust to be)
この搬送ベルト51の裏面の幅方向端部にはベルト寄り防止リブ57が固定され、ベルト寄り防止リブ57の材料としては、搬送ベルト51と同材料を採用した。
搬送ベルト51有する搬送装置50は、搬送方向長さが370mm(画像形成装置100で利用可能な記録体Pの最大幅は297mm)、受け渡し長さL3が30mm、L4が40mmとなるように設置されている。さらに、受け渡し部501にはベルトループ内には、ローラ状接触電荷付与部材である吸着用ローラ52、分離部には直径16mmで接地された除電・分離ローラ54が設置されている。分離部502と受け渡し部501の間となる下面の搬送ベルト51上にクリーニング装置50Aを設置する。
上述の条件の下、A4サイズの記録体P上に画像形成を行ったところ、スムーズな搬送が行え良好な画像を得ることができた。
A belt
The
When an image was formed on the A4 size recording medium P under the above-mentioned conditions, smooth conveyance could be performed and a good image could be obtained.
[比較例1]
実施例の条件の接触電荷付与部材たる吸着用ローラ51から電荷を付与せず、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、搬送ベルト51に電荷を付与していないため、搬送ベルト51と記録体の静電的な密着性が低く、搬送ベルト51上で記録体P上の未定着トナー像に乱れが生じて良好な画像が得られなかった。
[Comparative Example 1]
An image was formed on the A4 size recording material P without applying a charge from the
As a result, since no charge is applied to the
[比較例2]
実施例の条件のクリーニング装置50Aを取り外して、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、搬送ベルト51上に付着する異物を除去しないために、記録体P上への汚れの付着、記録体Pと搬送ベルト51の密着力の低下が生じ、出力された画像品質が低下した。
[Comparative Example 2]
The
As a result, since the foreign matter adhering to the
[比較例3]
実施例の条件の除電・分離ローラ54の接地をせずに、電荷の除去手段をなくし、A4サイズの転写紙上に画像形成を行った。
この結果、搬送ベルト11のクリーニング不良の発生、分離部502における紙ジャム発生率が増加した。
[Comparative Example 3]
An image was formed on an A4 size transfer paper without grounding the charge eliminating /
As a result, the cleaning failure of the conveyor belt 11 and the paper jam occurrence rate in the
[比較例4]
実施例の条件の分離部502における除電・分離ローラ54の直径を36mmとして、A4サイズの転写紙上に画像形成を行った。
この結果、転写紙と搬送ベルト50の分離が上手くいかず、分離部502付近でのジャム発生率が増加した。
[Comparative Example 4]
The diameter of the static elimination /
As a result, the transfer paper and the
[比較例5]
実施例の条件の搬送ベルト51の表面抵抗率を107Ω/□、体積抵抗率を105Ω・cmとして、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、搬送ベルト51と記録体Pの静電的な密着性が低く、搬送ベルト51上で未定着トナー像に乱れが生じて良好な画像が得られなかった。
[Comparative Example 5]
An image was formed on an A4 size recording medium P with a surface resistivity of 107 Ω / □ and a volume resistivity of 105 Ω · cm of the conveying
As a result, the electrostatic adhesion between the
[比較例6]
実施例の条件の搬送ベルト51の耐熱性を経時で170度、瞬時で210度まで落として、連続でA4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、送ベルト51に熱による伸びの生じる径時劣化が観察され、支持ローラのうち搬送ベルト51に駆動力を伝達するローラと搬送ベルト51とが空回りを引き起こすようになった。
[Comparative Example 6]
The heat resistance of the
As a result, it was observed that the
[比較例7]
実施例の条件の搬送ベルト51表面の離型性を非常に劣化させて(搬送ベルト表面の中心線平均粗さを測定したところ0.21μmを示した)、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、記録体P上の未定着トナー像の一部が搬送ベルト51上に転写してしまい、搬送ベルト51上で未定着トナー像が乱れが生じて良好な画像が得られなかった。
[Comparative Example 7]
The releasability on the surface of the
As a result, a part of the unfixed toner image on the recording medium P is transferred onto the
[比較例8]
実施例の条件の搬送ベルト51の厚みを15μm、材料の引っ張り強度を0.15MPaとして、連続でA4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
この結果、搬送ベルト51に裂けが生じて使用できなくなった。
[Comparative Example 8]
Images were continuously formed on the A4 size recording material P with the thickness of the conveying
As a result, the
[比較例9]
実施例の条件の搬送ベルト51のベルト幅Wを250mmとして、A4サイズの転写紙上に画像形成を行った。
その結果、図10に示すように搬送ベルト上で搬送されている転写紙のベルト幅側の両端部に弛みEが生じ、定着部通過後に転写紙に皺が発生した。また、定着部での紙ジャム発生率が非常に高くなった。
[Comparative Example 9]
An image was formed on A4 size transfer paper with the belt width W of the conveying
As a result, as shown in FIG. 10, slack E occurred at both ends on the belt width side of the transfer paper conveyed on the conveyance belt, and wrinkles occurred on the transfer paper after passing through the fixing portion. In addition, the paper jam occurrence rate at the fixing unit was very high.
[比較例10]
実施例の条件の搬送方向長さを280mmとして、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
その結果、記録体Pが定着部601に突入する際に記録体Pの一部が転写ニップ部301に存在し、定着部601突入の際の衝撃が転写ニップ部301の記録体Pに伝わりトナーチリを引き起こし、画像品質が低下した。
[Comparative Example 10]
An image was formed on an A4 size recording medium P with the length in the conveyance direction under the conditions of the example being 280 mm.
As a result, when the recording body P enters the fixing
[比較例11]
実施例の条件の受け渡し長さを転写側L3、定着側L4ともに70mmとして、A4サイズの転写紙上に画像形成を行った。
その結果、記録体Pの定着部材や搬送ベルト51への衝突により画像品質の低下を招き、さらに紙ジャム発生率も高くなった。
[Comparative Example 11]
Images were formed on A4 size transfer paper with the transfer length of the conditions of the example being 70 mm for both the transfer side L3 and the fixing side L4.
As a result, the recording material P collided with the fixing member and the
[比較例12]
実施例の条件の搬送ベルト51の裏面に設けたベルト寄り防止リブ57の体積抵抗値を108Ω・cmとし搬送ベルト51の体積抵抗値より低くして、A4サイズの記録体P上に画像形成を行った。
その結果、搬送ベルト51表面の電荷がベルト寄り防止リブ57を経由して支持ローラに発散し、記録体Pと搬送ベルト51との密着性が低下して記録体Pの搬送性が低下した。
[Comparative Example 12]
The volume resistance value of the belt
As a result, the charge on the surface of the
以上、本実施形態によれば、記録体搬送部材である搬送ベルト51に記録体Pの電荷とは逆極性の電荷を付与し、記録体Pを転写部301から定着部601まで搬送するため安定した搬送を行うことができる。さらに、接触型電荷付与部材である吸着ローラ52により搬送ベルト51に電荷を付与することにより、非接触型電荷付与部材であるチャージャを用いるよりも効率的に電荷を付与することができる。
また、搬送ベルト51の体積抵抗率を中間転写ベルト31の体積抵抗率と同等またはそれ以上の値に調節することで、転写部301から搬送ベルト51への記録体Pの受け渡しがスムーズにすることができる。
また、接触型電荷付与部材をローラ状の吸着ローラ52としているため、搬送ベルト51に均一な電荷付与が行え、搬送ベルト51と記録体Pとの静電的な付着力を均一に効率よく高めることができる。さらに、吸着ローラ52は搬送ベルト51で囲まれた領域の内側にある支持部材なので、外側に電荷付与部材を設けるよりも、省スペース化及ぶ部材数の削減を図ることができる。
また、分離部502を構成する除電・分離ローラ54を接地することにより、記録体Pと搬送ベルト51との分離部502での良好な分離を行うことができる。
また、ベルト寄り防止リブ57の体積抵抗率を搬送ベルト51の体積抵抗率と同等の値に調節することにより、搬送ベルト51の電荷の発散を抑制し、記録体Pと搬送ベルト51との密着性の低下を防止することができる。
As described above, according to the present exemplary embodiment, the
Further, by adjusting the volume resistivity of the
Further, since the contact-type charge imparting member is a roller-
Further, by grounding the static elimination /
Further, by adjusting the volume resistivity of the belt
1 感光体(扱うトナーの色で番号の後ろにY、C、M、Kを添える)
2 クリーニング装置
2a クリーニングブレード
2b クリーニングブラシ
2c 廃トナー回収手段
3 帯電チャージャ
4 露光装置
5 現像装置
5a 現像ローラ
5b 規制ブレード
5c、5d 攪拌手段
5eトナーセンサ
20 第1画像ユニット
20a 第1中間転写ベルト用クリーニング装置
21 第1中間転写ベルト
22 1次転写ローラ
23 ベルト支持ローラ
24 駆動ローラ
26 受像面維持ローラ
27 テンションローラ
28 転写対向ローラ
29 屈曲ローラ
30 第2像担持体ユニット
30a 第2像担持ベルト用クリーニング装置
31 第2中間転写ベルト
32 第2像担持体ユニット用1次転写ローラ
33 クリーニング裏当てローラ
34 駆動・転写対向ローラ
36 受像面維持ローラ
37 テンションローラ
40 給紙装置
40a 上部の給紙装置
40b、c、d 給紙カセット
41A、B、C、D 給紙・分離手段
42A、B、C 搬送ローラ対
43A、B、C 記録体搬送路
44 横レジ補正機構
45 レジストローラ対
46 2次転写ローラ
47 転写チャージャ
50 記録体搬送装置
50a 搬送ベルト用クリーニング装置
51 搬送ベルト
52 吸着ローラ
54 除電・分離ローラ
55 クリーニング裏当てローラ
57 ベルト寄り防止リブ
60 定着装置
70 冷却ローラ対
71 排紙ローラ対
75 排紙スタック部
80 第1画像形成ユニット(うしろに扱う色を示すY、C、M、K添付)
81 第2画像形成ユニット(うしろに扱う色を示すY、C、M、K添付)
84 トナーカートリッジ収納部
85 トナーカートリッジ(うしろに扱う色を示すY、C、M、K添付)
87 廃トナー回収部
90 操作・表示部(ユニット)
95 電装・制御装置
100 画像形成装置
200 画像読取装置
300 追加設置が可能の給紙装置
301 記録体への画像転写部
601 定着部
A1、A2 中間転写ベルトを設置可能な方向を示す矢印
Y イエロー
C シアン
M マゼンタ
K ブラック
Q 除電装置
P 記録体
L1、L2 搬送方向長さ
L3、L4 受け渡し長さ
W 搬送ベルト幅長さ
1 Photoconductor (Y, C, M, K after the number in the color of the toner to be handled)
2 Cleaning device
DESCRIPTION OF
75
81 Second image forming unit (attached Y, C, M, K indicating the color to be handled behind)
84
87 Waste
DESCRIPTION OF
Y Yellow C Cyan M Magenta K Black Q Static eliminator P Recorder L1, L2 Transport direction length L3, L4 Delivery length W Conveyor belt width length
Claims (7)
該可視像の電荷とは逆極性の静電荷を帯びたシート状の該記録体を表面に担持し、無端移動することにより該記録体を搬送する記録体搬送部材と、
該記録材搬送部材に該記録体が帯びている電荷とは逆極性の電荷を付与する電荷付与部材とを有する記録体搬送装置において、
該電荷付与部材は該記録体搬送部材に接触して電荷を付与する接触型電荷付与部材であることを特徴とする記録体搬送装置。 From a transfer unit that transfers a visible image to an image carrier from an image carrier that carries and conveys the visible image, to a fixing unit that fixes the visible image to the recording member,
A recording medium conveying member that carries the sheet-like recording medium having an electrostatic charge opposite in polarity to the charge of the visible image on the surface and conveys the recording medium by endless movement;
In a recording material transport apparatus having a charge imparting member that imparts a charge having a polarity opposite to that of the charge on the recording material transport member to the recording material transport member,
The recording material transport apparatus according to claim 1, wherein the charge imparting member is a contact type charge imparting member that contacts the recording material transport member and imparts a charge.
上記記録体搬送部材の体積抵抗率を上記転写手段近傍での上記像担持体の体積抵抗率と同等、またはそれ以上の値とすることを特徴とする画像形成装置。 In the recording material transport apparatus according to claim 1,
An image forming apparatus characterized in that the volume resistivity of the recording material conveying member is equal to or greater than the volume resistivity of the image carrier in the vicinity of the transfer means.
上記記録体搬送部材は2つ以上の支持部材に張架され上記記録体を搬送する記録体搬送ベルトであり、
上記接触型電荷付与部材は該記録体搬送ベルトの内側に接触して電荷を付与することを特徴とする記録体搬送装置。 In the recording material transport apparatus according to claim 1 or 2,
The recording body transport member is a recording body transport belt that is stretched over two or more support members and transports the recording body,
The recording material transport apparatus according to claim 1, wherein the contact-type charge applying member contacts the inside of the recording material transport belt to apply a charge.
上記接触型電荷付与部材としての構成を上記支持部材が有することを特徴とする記録体搬送装置。 In the recording material transport apparatus according to claim 3,
The recording material transport apparatus, wherein the support member has a configuration as the contact-type charge imparting member.
2つ以上の上記支持部材のうち、
上記記録体搬送ベルトの記録体搬送方向の最下流側である上記記録体と該記録体搬送ベルトとの分離部で、
該記録体搬送ベルトを内側から支持し該分離部を構成する分離部支持部材を接地することを特徴とする記録体搬送装置。 In the recording material transport apparatus according to claim 3 or 4,
Of the two or more support members,
A separation portion between the recording body and the recording body transport belt which is the most downstream side in the recording body transport direction of the recording body transport belt;
A recording medium conveying apparatus characterized in that the recording medium conveying belt is supported from the inside, and a separating portion supporting member constituting the separating portion is grounded.
上記記録体搬送ベルトの内側にベルト寄り防止部材を設け、
該ベルト寄り防止部材は該記録体搬送ベルトと同等の体積抵抗率を有することを特徴とする記録体搬送装置。 The recording medium conveying apparatus according to claim 3, 4 or 5,
A belt slip prevention member is provided inside the recording material transport belt,
The recording medium conveying apparatus, wherein the belt deviation preventing member has a volume resistivity equivalent to that of the recording medium conveying belt.
該像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、
記録体を保持する記録体保持部材を所定方向に移動させながら、該像担持体上の可視像を該記録体保持部材上の記録体に転写せしめる転写手段と、
該転写手段を経由した後の記録体を受け入れてその可視像を該記録体に定着せしめる定着手段とを有する画像形成装置において、
該転写手段から該定着手段までが記録体を搬送する記録体搬送手段として、請求項1、2、3、4、5または6の記録体搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 An image carrier for carrying a visible image;
Visible image forming means for forming a visible image on the image carrier;
Transfer means for transferring the visible image on the image carrier to the recording body on the recording body holding member while moving the recording body holding member for holding the recording body in a predetermined direction;
In an image forming apparatus having fixing means for receiving a recording medium after passing through the transfer means and fixing the visible image on the recording medium,
7. An image forming apparatus using the recording medium conveying apparatus according to claim 1, 2, 3, 4, 5, or 6 as a recording medium conveying means for conveying a recording medium from the transfer means to the fixing means.
Priority Applications (1)
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- 2003-12-26 JP JP2003435035A patent/JP2005193989A/en active Pending
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