JP2005189304A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 補助配線の形成条件の自由度を高めることを可能とする電気光学装置を提供すること。
【解決手段】 基板(120)上に、第1電極(151)と透光性の第2電極(153)と当該第1及び第2電極の間に介在する発光層(152)とを含む発光素子を設け、発光素子からの発光を第2電極を介して基板と反対側へ取り出すように構成される電気光学装置であって、発光素子の発光状態を制御するための駆動回路を含み、基板上に配置される駆動回路層(121)と、駆動回路層の上側に配置される平坦化層(122)と、平坦化層の層内に配置される補助配線(142)と、発光素子を含み、平坦化層の上側に配置される発光素子層(123)と、平坦化層及び発光素子層を貫通して配置され、補助配線と第2電極とを電気的に接続する接続部(153a)と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置などの電気光学装置に関する。
薄型、軽量、かつ高品質な画像を表示し得る電気光学装置(表示装置)として、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置が注目されている。一般的な有機EL表示装置は、発光を担う有機EL素子とこれを駆動する駆動回路などが基板上に形成された構造を有する。有機EL装置の構造としては、有機EL素子からの発光が基板を介して出射されるボトムエミッション構造と、当該発光が基板と反対側(対向する側)へ出射されるトップエミッション構造とが知られている。
アクティブ駆動型の有機EL表示装置では、光出射側となる上部電極が表示領域の略全体を覆う膜(いわゆるベタ膜)として形成され、全有機EL素子に共通して用いられるのが一般的である。この上部電極を介して光が出射されることから、トップエミッション構造を採用する場合には、上部電極としてインジウムと錫の酸化物(ITO)やインジウムと亜鉛の酸化物(IZO)などの透明導電膜が用いられる。
ところが、一般にこれらの透明導電膜は金属膜と比較して高抵抗であるため、上部電極内において電圧降下が生じやすく、このため上部電極を介して各有機EL素子に印加される電圧が不均一となり、表示領域の中央付近における発光輝度が低下するなど表示品質の低下を招きやすい。このような不都合は、表示領域の大きさ(画面サイズ)が大きくなるほど顕著となる。このような問題に対して、例えば特開2002−318556号公報(特許文献1)では、ベタ膜の上部電極(第2電極)の面内の複数箇所と電気的に接続される補助配線を設けることにより、表示領域面内での印加電圧ばらつきを抑制し、表示品質を向上させた電気光学装置(アクティブマトリクス型平面表示装置)が記載されている。
特開2002−318556号公報
上述した従来技術の電気光学装置では、補助配線が他の回路要素(下部電極等)と同じ層に形成されるため、補助配線と他の回路要素を上手く同一層内にレイアウトする必要がある。このため、他の回路要素、補助配線ともに設計の自由度が低かった。特に、大型の電気光学装置を形成する場合など、他の回路要素、例えば走査線、データ線或いはスイッチング素子等の配線の幅や厚み等を大きく確保して配線抵抗を低減する必要が生じる場合には、上記の不都合がより顕著となる。
そこで、本発明は、補助配線等の形成条件の自由度を高めることを可能とする電気光学装置とその製造方法を提供することを目的とする。
第1の態様の本発明は、基板上に、第1電極と透光性の第2電極と当該第1及び第2電極の間に介在する発光層とを含む発光素子を設け、上記発光層からの発光を上記第2電極を介して上記基板と反対側へ取り出すように構成される電気光学装置であって、上記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路を含み、上記基板上に配置される駆動回路層と、上記駆動回路層の上側に配置される平坦化層と、上記平坦化層の層内に配置される補助配線と、上記発光素子を含み、上記平坦化層の上側に配置される発光素子層と、上記平坦化層及び上記発光素子層を貫通して配置され、上記補助配線と上記第2電極とを電気的に接続する接続部と、を備えるものである。
かかる構造によれば、平坦化層の層内に補助配線を配置しているので、補助配線等の形成条件の自由度が高くなる。また、発光素子の有効発光面積を減少させることもなく、駆動回路の形成領域を浸食することもない。また、駆動回路層内など比較的に下層側へ補助配線を設ける場合に比べて、上面に配置される第2電極と補助配線とを電気的に接続する接続部を設けるための孔(コンタクトホール)が浅くてすみ、コンタクトホールの形成やその後に接続部となるべき導電体を当該ホールへ埋め込むプロセスが容易となる利点がある。更には、補助配線を平坦化層内に配置することにより、補助配線を他の回路要素と比較的に大きく離間させることが可能となるので、補助配線と他の回路要素との間に生じる浮遊容量などの問題を回避しやすくなる利点もある。本発明の構造は特に大画面の電気光学装置に好適であり、表示品質の高い電気光学装置を得ることが可能となる。
好ましくは、上記発光素子層は、複数の上記発光素子を所定間隔で配列した構成を有し、上記第2電極は、複数の上記発光素子に渡って形成されて当該複数の発光素子によって共有される。
これにより、上面側の略一面に共通電極としての第2電極を設ける場合における面内での表示むらを効果的に抑制することが可能となる。
好ましくは、上記平坦化層は、二以上の平坦化膜を積層してなり、上記補助配線は、隣接する二の上記平坦化膜の相互間に配置される。
かかる構造の採用により、平坦化層の層内への補助配線の形成が容易となる。
好ましくは、上記平坦化層が光吸収性材料からなる。
これにより、補助配線に光反射率が比較的に高い金属等を用いた場合にも、補助配線による入射光の反射光が外部へ放射されるのを抑制し、表示品質を高めることが可能となる。
好ましくは、上記発光素子層は、上記発光素子の形成領域とその他の領域とを区分する隔壁を含み、当該隔壁が光吸収性材料からなる。
これによっても、補助配線に光反射率が比較的に高い金属等を用いた場合にも、補助配線による入射光の反射光が外部へ放射されるのを抑制し、表示品質を高めることが可能となる。
また好ましくは、上記補助配線が光反射率の低い導電材料からなる。
補助配線自体を光反射率の低いものとすることによっても、補助配線による入射光の反射光が外部へ放射されるのを抑制し、表示品質を高めることが可能となる。
第2の態様の本発明は、上述した電気光学装置を備える電子機器である。ここで「電子機器」とは、一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定はない。かかる電子機器としては、例えば、携帯電話、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、ヘッドマウントディスプレイ、リア型またはフロント型のプロジェクター、テレビジョン(TV)、ロールアップ式TV、さらに表示機能付きファックス装置、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、DSP装置、PDA、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイ等が含まれる。
第3の態様の本発明は、上述した第1の態様の本発明にかかる電気光学装置の好適な製造方法の一例である。具体的には、第3の態様の本発明は、基板上に、第1電極と透光性の第2電極と当該第1及び第2電極の間に介在する発光層とを含む発光素子を設け、上記発光層からの発光を上記第2電極を介して上記基板と対向する側へ取り出すように構成される電気光学装置の製造方法であって、基板上に、上記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路を含む駆動回路層を形成する第1工程と、上記駆動回路層の上側に、補助配線を内部に含む平坦化層を形成する第2工程と、上記平坦化層の上側に、一又は複数の上記発光素子を含む発光素子層を形成するとともに、上記第2電極と上記補助配線とを電気的に接続する接続部を形成する第3工程と、を含む。
かかる製造方法によれば、第1の態様の本発明にかかる電気光学装置を容易に製造し得る。
好ましくは、上記第2工程は、第1の平坦化膜を形成した後に当該平坦化膜上に上記補助配線を形成し、更に上記第1の平坦化膜上に第2の平坦化膜を積層することにより上記平坦化層を形成する。
これにより、平坦化層の層内へ補助配線を容易に形成することが可能となる。
以下、本発明にかかる一実施形態の電気光学装置について詳細に説明する。以下の説明では、電気光学装置の一例として、いわゆるトップエミッション構造を有する有機EL表示装置を採り上げる。
図1〜図4は、本実施形態の有機EL表示装置の構成について説明する図である。より具体的には、図1は有機EL表示装置の回路構成を説明する図である。図2は有機EL表示装置の画素部の構造について説明する平面図である。図3は図2に示すIII−III線方向の一部断面図である。図4は図2に示すIV−IV線方向の一部断面図である。
図1に示すように、本実施形態の有機EL表示装置100は、マトリクス状に配置される複数の画素部101を含む表示パネル部102と、当該表示パネル部102を駆動するための走査線駆動回路103及びデータ線駆動回路104を含んで構成されている。
表示パネル部102は、行方向に沿って配置されるn本の走査線Y1、Y2、Y3、…と、列方向に沿って配置されるm本のデータ線X1、X2、X3、…とを備えている。各走査線と各データ線とが交差する位置に対応して各画素部101が配置されている。
各画素部101は、それぞれ、スイッチングトランジスタ110、保持キャパシタ111、ドライビングトランジスタ112及び有機EL素子113を含んで構成される。スイッチングトランジスタ110は、ゲートが走査線と接続され、ソースがデータ線と接続され、ドレインがドライビングトランジスタ112のゲートと接続されている。保持キャパシタ111は、ドライビングトランジスタ112のゲート/ソース間に接続されている。ドライビングトランジスタ112は、ゲートがスイッチングトランジスタ110のドレインと接続され、ソースが電源線Loと接続され、ドレインが有機EL素子113の陽極と接続されている。有機EL素子113は、陰極が他の有機EL素子113の陰極と相互に接続されている。
走査線駆動回路103は、図示しない外部装置から与えられる水平同期信号に従って走査信号を生成し、これを各走査線に出力することによって順次走査線Y1等を選択駆動する。データ線駆動回路104は、図示しない外部装置から与えられる画像信号(画像データ)に従ってアナログのデータ信号を生成し、これを各データ線に出力する。
具体的には、走査線駆動回路103が水平同期信号にい従って各走査線Y1、Y2、Y3、…のうちの1本を選択してHレベルの走査信号を出力すると、当該選択された走査線に接続された1行分の画素部101の各スイッチングトランジスタ110がオン状態となる。これに合わせてデータ線駆動回路104から各データ線X1、X2、X3、…のそれぞれを介してデータ信号が出力されると、選択された走査線に対応する各画素部101の保持キャパシタ111にデータ信号が供給される。この結果、各画素部101の保持キャパシタにはデータ信号に応じた量の電荷が蓄積され、これに応じてドライビングトランジスタ112の導電率が制御される。そして、当該導電率に応じたレベルの駆動電流がドライビングトランジスタ112から有機EL素子113に供給される。有機EL素子113は、この供給された駆動電流のレベルに応じた輝度で発光する。
以降、走査線駆動回路103により各走査線が順次選択され、データ線駆動回路104によって各画素部101にデータ信号が供給されることにより、当該画素部101に含まれる各有機EL素子113が駆動電流のレベルに応じた輝度で発光することにより、表示パネル部102に画像表示がなされる。
次に、図2〜図4に基づいて本実施形態の有機EL表示装置の構造について詳細に説明する。図2では、画素部101の構成を分かりやすくするために後述する層間絶縁膜などの一部の構成要素が省略されている。図3に示す断面図ではドライビングトランジスタ113が示されているが、スイッチングトランジスタ112等についても同様な構成である。
各図に示すように、有機EL表示装置100は、ガラス等からなる基板120上に、有機EL素子の発光状態を制御するための駆動回路を含む駆動回路層121と、平坦化層122と、複数の有機EL素子を含む発光素子層123を積層して構成されている。
駆動回路層121は、スイッチングトランジスタ110、保持キャパシタ111、ドライビングトランジスタ112及びこれらと接続される走査線やデータ線に対応する各構成要素を含むものである。より具体的には、駆動回路層121は、半導体膜130a〜130c、絶縁膜131a〜131c、導電膜132a、132bを備える。
半導体膜130aは、基板120上に島状に形成され、スイッチングトランジスタ110の活性層として機能する。半導体膜130cは、基板120上に島状に形成され、ドライビングトランジスタ112の活性層として機能する。半導体膜130bは、保持キャパシタ111の一方の電極として機能する。これらの半導体膜としては、例えば多結晶シリコン膜(ポリシリコン膜)が用いられる。
絶縁膜131aは、上記半導体膜130a等を覆うように基板120上に形成され、各トランジスタのゲート絶縁膜として機能し、或いは保持キャパシタ111の電極間に介在する絶縁体として機能する。この絶縁膜131aは、例えば二酸化珪素(SiO2)からなる。
導電膜132aは、絶縁膜131a上に所定形状にパターニングして形成される。この導電膜132aは、例えば図3に示すようにドライビングトランジスタ112のゲート電極として機能する。また導電膜132aは、図2又は図4に示すように、スイッチングトランジスタ111のゲート電極として機能するとともに、当該ゲート電極と接続される走査線としても機能する。この導電膜132aは、例えばアルミニウム(Al)などの導電性材料を用いて形成されている。
絶縁膜131bは、導電膜132aと導電膜132bとの間を絶縁するためのもの(層間絶縁膜)である。この絶縁膜131bは、例えば二酸化珪素(SiO2)からなる。
導電膜132bは、絶縁膜131b上に所定形状にパターニングして形成される。この導電膜132bは、例えば図3に示すように、絶縁膜131a、131bを貫通するコンタクトホールを通じてドライビングトランジスタ112(或いはスイッチングトランジスタ110)を構成する半導体膜130c(或いは130a)と接続され、ソース/ドレイン電極として機能する。また導電膜132bは、図2又は図4に示すように、データ線或いは電源線として機能する。この導電膜132bは、例えばアルミニウム(Al)などの導電性材料を用いて形成されている。
絶縁膜131cは、導電膜132bとその上側に形成される発光素子層123との間を絶縁するためのもの(層間絶縁膜)である。この絶縁膜131cは、例えば窒化珪素(Sixy)からなる。
平坦化層122は、発光素子層123の形成を容易にするための略平坦な平面を得るためのものであり、駆動回路層121上に比較的厚く(例えば2μm程度)形成される。この平坦化層122は、二の平坦化膜141a、141bからなる。なお、二以上の平坦化膜を積層して平坦化層122が形成されていてもよい。また平坦化層122の層内には補助配線142が配置されている。また、平坦化層122は、光吸収性の感光性樹脂を用いて形成されることが好ましい。
補助配線142は、平坦化膜141aと平坦化膜141bとの間に配置されている。この補助配線142は、平坦化層122及び発光素子層123を貫通する開口内に設けられる接続部153aを介して、発光素子層123に含まれる上部電極153と電気的に接続されている。補助配線142は、例えばチタン(Ti)、クロム(Cr)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)などの光反射率の低い導電材料を用いて構成することが好ましい。また、前述の金属とITOなどの積層膜(例えばTi/ITO)を用いることも好ましい。かかる積層膜を用いた場合には、入射光が反射した時にITO表面からの反射光とTi/ITO界面からの反射光同士の干渉も生じるので反射光が著しく低減する。
発光素子層123は、有機EL素子の構成要素としての下部電極(陽極)151、発光層152及び上部電極153と、有機EL素子の形成領域とその他の領域とを区分する隔壁(バンク)154とを備える。下部電極151、発光層152及び上部電極153を含んで有機EL素子が構成されており、下部電極151及び上部電極153を介して発光層152に電流を供給することにより発光層152が発光し、当該発光が上部電極153を介して外部(基板120と反対側)に放出される。
下部電極151は、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)などの導電性材料を用いて形成されている。
発光層152は、例えばポリジアルキルフルオレン誘導体を用いて形成される。また、この発光層152と各電極151、153との間に正孔輸送層や電子輸送層が介在していてもよい。正孔輸送層は、例えばポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレンスルフォン酸の混合体(PEDOT/PSS)を用いて形成される。電子輸送層は、例えばカルシウム、リチウム、これらの酸化物、フッ化物などの膜を用いて形成される。
上部電極153は、例えばITOなどの透光性材料を用いて形成されている。この上部電極153は、図2等に示すように、複数の有機EL素子に渡るように基板120上の略全面に形成されており、当該複数の有機EL素子によって共有されている。図2ではこの上部電極153が部分的に破断して示されている。
また、平坦化層122及び発光素子層123を貫通して配置されて補助配線142と下部電極151とを電気的に接続する接続部153aが形成されている。この接続部153aは、図2に示すように画素部101に1つ以上設けられて上部電極153と補助配線142とを電気的に接続している。これにより、上部電極153を比較的に導電率の低い材料を用いて形成した場合でも、表示領域の面内位置による電圧降下の差異が緩和され、表示むらが軽減される。
隔壁154は、有機EL素子の形成領域とその他の領域とを区分するものであり、例えばアクリル樹脂などの有機材料からなる。また、隔壁154は、光吸収性の感光性樹脂を用いて形成されることが好ましい。
本実施形態の有機EL表示装置100はこのような構成を有しており、次にその製造方法について説明する。
図5及び図6は、有機EL表示装置の製造方法について説明する図(工程図)である。説明の便宜上、図5及び図6では、図面左側のほぼ半分は上述した図3と同様にIII−III線における断面図を示し、図面右側のほぼ半分は上述した図4と同様にIV−IV線における断面図を示すこととする。
(駆動回路層形成工程)
図5(A)に示すように、基板120上に駆動回路層121を形成する。この駆動回路層121は周知技術を用いて形成可能であり、例えば以下のようにして形成される。
まず、基板120上に半導体膜を成膜し、その後フォトリソグラフィ法及びエッチング法によって所望形状にパターニングすることによって、上述した各トランジスタ或いは保持キャパシタを構成する半導体膜130a〜130cを形成する。本例では半導体膜130a等として多結晶シリコン膜を用いる。多結晶シリコン膜は、例えば、プラズマCVD法などの成膜法により非晶質シリコン膜を成膜し、その後この非晶質シリコン膜に対してレーザアニール法又は急速加熱法などによる結晶化を行うことによって得られる。
なお、半導体膜の成膜に先立って、基板120上に二酸化珪素膜などからなる下地保護膜を形成するのも好ましい。二酸化珪素膜は例えばプラズマCVD法などの成膜法によって形成可能である。
次に、これらの半導体膜130a等を覆うようにして基板120上に絶縁膜131aを形成する。本例では絶縁膜131aとして、30nm〜200nm程度に成膜した二酸化珪素膜を用いる。二酸化珪素膜は、例えばプラズマCVD法などの成膜法によって成膜し得る。
次に、絶縁膜131a上に導電膜132aを形成する。本例では導電膜132aとしてアルミニウム膜を用いる。アルミニウム膜は、例えばスパッタ法などの成膜法によって成膜し得る。絶縁膜131a上のほぼ全体にアルミニウム膜を成膜した後に、所定形状にパターニングすることによって、各トランジスタのゲート電極として機能し、或いは走査線として機能する導電膜132aが形成される。またこの導電膜132aの形成工程の前後で、リン及びホウ素のイオンを、半導体膜130a〜130cの所定領域に対して所定量打ち込んでおく。
次に、導電膜132aを覆うようにして、絶縁膜131a上に絶縁膜131bを形成する。本例では絶縁膜131bとして二酸化珪素膜を用いる。二酸化珪素膜は、例えばプラズマCVD法などの成膜法によって成膜し得る。
次に、絶縁膜131bの所定位置、具体的には、各トランジスタのソース/ドレイン電極に対応する位置などに、フォトリソグラフィ法及びエッチング法によってコンタクトホールを形成する。
次に、絶縁膜131b上に導電膜132bを形成する。本例では導電膜132bとしてアルミニウム膜を用いる。アルミニウム膜は、例えばスパッタ法などの成膜法によって成膜し得る。絶縁膜131b上および各コンタクトホール内にアルミニウム膜を成膜した後に、所定形状にパターニングすることによって、各トランジスタのソース/ドレイン電極として機能し、或いは信号線として機能する導電膜132bが形成される。
次に、導電膜132bを覆うようにして、絶縁膜131b上に絶縁膜131cを形成する。本例では絶縁膜131cとして二酸化珪素膜を用いる。二酸化珪素膜は、例えばプラズマCVD法などの成膜法によって成膜し得る。次に、絶縁膜131cの所定位置、具体的には、導電膜132bによって導通を取るための所定位置などに、フォトリソグラフィ方及びエッチング法によってコンタクトホールを形成する。
(平坦化層形成工程)
図5(B)〜図5(D)に示すように、基板120上の駆動回路層121の上側に、補助配線を内部に含む平坦化層122を形成する。
より具体的には、まず図5(B)に示すように、絶縁膜131c上に、感光性樹脂からなる平坦化膜141aを形成する。本例では感光性樹脂としてポリイミド樹脂等の有機材料を用いる。具体的には、絶縁膜131c上に感光性ポリイミド樹脂を塗布、乾燥、露光、現像、焼成することによってコンタクトホールを有する平坦化膜141aが形成される。
次に、図5(C)に示すように、平坦化膜141a上に補助配線142を形成する。補助配線142は、例えば上述したチタン等の低反射性材料をスパッタ法などの成膜法によって成膜し、その後フォトリソグラフィ法及びエッチング法によってパターニングすることによって形成される。このとき、導電膜132bが腐蝕されないように、平坦化膜141aのコンタクトホール部にも補助配線142と同じ材料で電極を形成する。
次に、図5(D)に示すように、補助配線142を覆うようにして平坦化膜141a上に感光性樹脂からなる平坦化膜141bを形成する。本例では感光性樹脂としてポリイミド樹脂等の有機材料を用いる。具体的には、平坦化膜141a上に感光性ポリイミド樹脂を塗布、乾燥、露光、現像、焼成することによってコンタクトホールを有する平坦化膜141bが形成される。このように、第1の平坦化膜141aを形成した後に当該平坦化膜141a上に補助配線142を形成し、更に第1の平坦化膜141a上に第2の平坦化膜141bを積層することにより、本実施形態の平坦化層142が形成される。
(発光素子層形成工程)
次に、図6(A)〜図6(C)に示すように、平坦化層142の上側に発光素子層123を形成する。
より具体的には、平坦化膜141b上に下部電極151を形成する。本例では下部電極151としてクロム膜を用いる。クロム膜は、例えばスパッタ法などの成膜法によって成膜し得る。平坦化膜141b上およびコンタクトホール内にクロム膜を成膜した後に、所定形状にパターニングすることによって、図6(A)に示すように、ドライビングトランジスタのドレインと電気的に接続された下部電極151が得られる。
次に、図6(B)に示すように、有機EL素子の形成領域とその他の領域とを区分し、補助配線142の所定位置に対応するコンタクトホールを備える隔壁(バンク)154を形成する。この隔壁154は、例えば感光性アクリル樹脂を塗布、乾燥、露光、現像、焼成することによって得られる。その後、隔壁154の開口内に発光層152を形成する。発光層152と下部電極との間にさらに正孔輸送層を介在させてもよい。これらの発光層152や正孔輸送層は、例えば液滴吐出法(インクジェット法)を用いて形成することが可能であり、また真空蒸着法によって形成することも可能である。発光層152は、例えばポリジアルキルフルオレン誘導体を用いて形成される。正孔輸送層は、例えばポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレンスルフォン酸の混合体(PEDOT/PSS)を用いて形成される。
次に、隔壁154の上面の略全体に透光性の上部電極153を形成する。この上部電極153の形成時に、併せて上記コンタクトホール内に接続部153aが形成される。本例では上部電極としてITO(スズドープ酸化インジウム)膜を用いる。ITO膜は、例えばスパッタ法、真空蒸着法、CVD法などの各種成膜法によって形成し得る。上部電極153と発光層の間に、マグネシウム−銀合金などの金属材料や電子注入性の有機化合物を電子注入層として形成してもよい。
その後、必要に応じて適宜、上部電極153の上面に封止層が設けられる。封止層としては、酸化窒化珪素などが好適に用いられる。
このように、本実施形態の有機EL表示装置100は、平坦化層122の層内に補助配線142を配置しているので、補助配線142の設計や製造の自由度が高くなる。また、有機EL素子の有効発光面積を減少させることもなく、駆動回路の形成領域を浸食することもない。また、駆動回路層121など比較的に下層側へ補助配線を設ける場合に比べて、上面に配置される上部電極153と補助配線142とを電気的に接続する接続部153aを設けるための孔(コンタクトホール)が浅くてすみ、コンタクトホールの形成やその後に接続部153aとなるべき導電体を当該ホールへ埋め込むプロセスが容易となる利点がある。更には、補助配線142を平坦化層122内に配置することにより、補助配線142を他の回路要素(各トランジスタ、走査線、データ線等)と比較的に大きく離間させることが可能となるので、補助配線142と他の回路要素との間に生じる浮遊容量などの問題を回避しやすくなる利点もある。本実施形態の構造は特に大画面の電気光学装置に好適であり、表示品質の高い電気光学装置を得ることが可能となる。
なお、上述した実施形態の有機EL表示装置では、平坦化膜141a、141bおよび隔壁154には感光性ポリイミド樹脂および感光性アクリル樹脂を用いたが、黒色の染料または顔料を含有する感光性ポリイミド樹脂または感光性アクリル樹脂、その他の感光性樹脂を使用することもさらに好適である。これによって、有機EL表示装置の外から入射する光が反射してしまい、コントラストが低下したり視認性が悪化したりするのを抑制、防止することが可能となる。また、上述した実施形態の有機EL表示装置では、補助配線142は、平坦化層122の層内において、各画素部101を囲むようにして格子状に形成されていたが(図2等参照)、図7及び図8に示すように、平坦化層122の層内の略全面に渡って広範囲に補助配線162を形成することもさらに好適である。本実施形態では、平坦化層122の層内には他の配線等の構成要素がないため、このように補助配線の形状の自由度が高く、必要に応じて所望の膜厚や線幅等を比較的に自由に選択して補助配線を形成することが可能となる。
次に、上述した有機EL表示装置100を用いて構成される各種の電子機器について例示する。本実施形態の有機EL表示装置を備えることにより、高品質な画像表示を行うことが可能な電子機器が得られる。
図9及び図10は、上述した電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。図9(A)は携帯電話への適用例であり、当該携帯電話230はアンテナ部231、音声出力部232、音声入力部233、操作部234、および本発明の電気光学装置100を備えている。このように本発明に係る電気光学装置は表示部として利用可能である。図9(B)はビデオカメラへの適用例であり、当該ビデオカメラ240は受像部241、操作部242、音声入力部243、および本発明の電気光学装置100を備えている。
図9(C)はデジタルスチルカメラへの適用例であり、当該デジタルスチルカメラ250はカメラ部251、操作部252、および本発明に係る電気光学装置100を備えている。図9(D)はヘッドマウントディスプレイへの適用例であり、当該ヘッドマウントディスプレイ260はバンド261、光学系収納部262および本発明に係る電気光学装置100を備えている。
図10(A)はテレビジョンへの適用例であり、当該テレビジョン300は本発明に係る電気光学装置100を備えている。なお、パーソナルコンピュータ等に用いられるモニタ装置に対しても同様に本発明に係る電気光学装置を適用し得る。図10(B)はロールアップ式テレビジョンへの適用例であり、当該ロールアップ式テレビジョン310は本発明に係る電気光学装置100を備えている。
また、本発明に係る電気光学装置は、上述した例に限らず表示機能を有する各種の電子機器に適用可能である。例えばこれらの他に、表示機能付きファックス装置、携帯型パーソナルコンピュータ(いわゆるPDA)、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイなどにも活用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されることなく、本発明の要旨の範囲内で種々に変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では複数の画素部101を有する有機EL表示装置について本発明を適用した場合について説明していたが、他にも、例えば発光領域が画素分けされておらずに比較的広い面積で形成されて光源などとして用いられる有機EL装置や、超大画面の表示装置における各画素に用いる場合のように1つ1つの画素部が広面積の場合に対しても本発明を適用することが可能である。このような有機EL装置について本発明を適用することにより、発光面内の発光輝度のばらつきが抑制され、均一な発光状態を得ることが可能となる。
一実施形態の有機EL表示装置の構成について説明する図である。 一実施形態の有機EL表示装置の構成について説明する図である。 一実施形態の有機EL表示装置の構成について説明する図である。 一実施形態の有機EL表示装置の構成について説明する図である。 有機EL表示装置の製造方法について説明する図(工程図)である。 有機EL表示装置の製造方法について説明する図(工程図)である。 有機EL表示装置の他の構成例について説明する図である。 有機EL表示装置の他の構成例について説明する図である。 電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。 電気光学装置を適用可能な電子機器の例を示す図である。
符号の説明
100…有機EL表示装置、 120…基板、 121…駆動回路層、 122…平坦化層、 123…発光素子層123、 142…補助配線

Claims (9)

  1. 基板上に、第1電極と透光性の第2電極と当該第1及び第2電極の間に介在する発光層とを含む発光素子を設け、前記発光層からの発光を前記第2電極を介して前記基板と反対側へ取り出すように構成される電気光学装置であって、
    前記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路を含み、前記基板上に配置される駆動回路層と、
    前記駆動回路層の上側に配置される平坦化層と、
    前記平坦化層の層内に配置される補助配線と、
    前記発光素子を含み、前記平坦化層の上側に配置される発光素子層と、
    前記平坦化層及び前記発光素子層を貫通して配置され、前記補助配線と前記第2電極とを電気的に接続する接続部と、
    を備える電気光学装置。
  2. 前記発光素子層は、複数の前記発光素子を所定間隔で配列した構成を有し、
    前記第2電極は、複数の前記発光素子に渡って形成されて当該複数の発光素子によって共有される、請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記平坦化層は、二以上の平坦化膜を積層してなり、
    前記補助配線は、隣接する二の前記平坦化膜の相互間に配置される、請求項1に記載の電気光学装置。
  4. 前記平坦化層が光吸収性材料からなる、請求項1に記載の電気光学装置。
  5. 前記発光素子層は、前記発光素子の形成領域とその他の領域とを区分する隔壁を含み、
    当該隔壁が光吸収性材料からなる、請求項1に記載の電気光学装置。
  6. 前記補助配線が光反射率の低い導電材料からなる、請求項1に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の電気光学装置を含んで構成される電子機器。
  8. 基板上に、第1電極と透光性の第2電極と当該第1及び第2電極の間に介在する発光層とを含む発光素子を設け、前記発光層からの発光を前記第2電極を介して前記基板と対向する側へ取り出すように構成される電気光学装置の製造方法であって、
    基板上に、前記発光素子の発光状態を制御するための駆動回路を含む駆動回路層を形成する第1工程と、
    前記駆動回路層の上側に、補助配線を内部に含む平坦化層を形成する第2工程と、
    前記平坦化層の上側に、一又は複数の前記発光素子を含む発光素子層を形成するとともに、前記第2電極と前記補助配線とを電気的に接続する接続部を形成する第3工程と、
    を含む、電気光学装置の製造方法。
  9. 前記第2工程は、第1の平坦化膜を形成した後に当該平坦化膜上に前記補助配線を形成し、更に前記第1の平坦化膜上に第2の平坦化膜を積層することにより前記平坦化層を形成する、請求項8に記載の電気光学装置の製造方法。

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