JP2005188697A - クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 被挟持物を確実に挟持可能にすること。
【解決手段】 相対する第1支持片11と第2支持片12を連絡部13の両端から同方向に延出し、第1支持片11の先端側に備えた第1挟持部21と第2支持片12の先端側に備えた第2挟持部22の間に被挟持物3を差し込んで挟持可能にするクリップ10であって、第1挟持部21と第2挟持部22の少なくとも一方の少なくとも一部を、当該挟持部を備える支持片の構成材料より摩擦係数の高い材料にて構成したもの。
【選択図】 図3
【解決手段】 相対する第1支持片11と第2支持片12を連絡部13の両端から同方向に延出し、第1支持片11の先端側に備えた第1挟持部21と第2支持片12の先端側に備えた第2挟持部22の間に被挟持物3を差し込んで挟持可能にするクリップ10であって、第1挟持部21と第2挟持部22の少なくとも一方の少なくとも一部を、当該挟持部を備える支持片の構成材料より摩擦係数の高い材料にて構成したもの。
【選択図】 図3
Description
本発明は、袋の開口シート、書類シート等を挟持するクリップに関する。
クリップとして、特許文献1に記載の如く、相対する第1支持片と第2支持片を連絡部の両端から下向きに延出し、第1支持片の先端側に備えた第1挟持部と第2支持片の先端側に備えた第2挟持部の間に被挟持物を差し込んで挟持可能にするものがある。
特開2002-127653
特許文献1のクリップでは、袋の開口シート、書類シート等の被挟持物の厚みが薄かったり、被挟持物が低摩擦係数の滑り易いプラスチックシート等からなる場合に、一旦挟持した被挟持物から抜け落ち易い。
特許文献1のクリップでは、第1挟持部と第2挟持部を互いに凹凸嵌合させたり、互いに密着させて挟持力の向上を図っているが、尚十分でない。
本発明の課題は、被挟持物を確実に挟持可能にすることにある。
請求項1の発明は、相対する第1支持片と第2支持片を連絡部の両端から同方向に延出し、第1支持片の先端側に備えた第1挟持部と第2支持片の先端側に備えた第2挟持部の間に被挟持物を差し込んで挟持可能にするクリップであって、第1挟持部と第2挟持部の少なくとも一方の少なくとも一部を、当該挟持部を備える支持片の構成材料より摩擦係数の高い材料にて構成したものである。
図1は、ガセット袋等の袋1の開口部を形成している、プラスチックシート製(紙製でも可)開口シート2の折り畳み封止部たる被挟持物3を、クリップ10により挟持したものである。クリップ10は、図2に示す如く、相対する第1支持片11と第2支持片12を連絡部13の両端から例えば下向きの同方向(上向き、横向き等でも可)に延出し、第1支持片11の先端側に備えた第1挟持部21と第2支持片12の先端側に備えた第2挟持部22の間に被挟持物3を図3に示す如くに差し込んで挟持可能にする。
尚、クリップ10は、第1挟持部21の横方向(上下方向に直交する方向)に沿う全長に渡る凸部21Aを形成し、第2挟持部22の横方向に沿う全長に渡る凸部22Aを形成し、両凸部21A、22Aを微小隙間を介して相対向し、又は両凸部21A、22Aを密着させる。
クリップ10は、第1支持片11と第2支持片12における、第1挟持部21と第2挟持部22よりも下端側の部分を、互いに下方向に向けて拡開する、被挟持物3のための差し込み用下ガイド部31、32とする(図2、図3)。
クリップ10は、第1支持片11と第2支持片12における、第1挟持部21と第2挟持部22の横方向の側部を、互いに横外方に向けて拡開する、被挟持物3のための差し込み用横ガイド部41、42とする(図2)。
クリップ10は、第1支持片11、第2支持片12、及び連絡部13の全体をプラスチックの一体成形体とする。プラスチックとしては、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等を採用できる。但し、第1支持片11、第2支持片12、及び連絡部13の全体をステンレス鋼等の金属にて構成しても良い。
クリップ10は、第1挟持部21と第2挟持部22の一方の少なくとも一部、本実施例では第1挟持部21の少なくとも一部を第1支持片11の構成材料よりも摩擦係数の高い材料、例えばゴム系材料にて構成している。本実施例では、第1挟持部21の横方向に沿う全長の両側部を除く中間部の一部だけをゴム系材料にて構成し、第1支持片11、第2支持片12、及び連絡部13の構成プラスチックにゴム系材料を2色成形したものとしている。
従って、クリップ10にあっては、被挟持物3を下ガイド部31、32(又は横ガイド部41、42)から第1挟持部21と第2挟持部22の間に差し込むことにて、第1支持片11と第2支持片12を連絡部13への付け根部で弾性曲げ変形させて開き、第1支持片11と第2支持片12の弾性復元力を挟持力として、第1挟持部21の凸部21Aと第2挟持部22の凸部22Aの間に被挟持物3を挟持する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)クリップ10は、第1挟持部21の少なくとも一部をゴム系材料にて構成することにより、被挟持物3の厚みが薄かったり、被挟持物3が低摩擦係数のプラスチックシート、又は低摩擦係数のプラスチック等で表面加工されたシート等からなる場合にも、第1挟持部21と第2挟持部22の間に一旦差し込んで挟持した被挟持物3に、第1挟持部21を構成するゴム系材料の高摩擦力を及ぼす。これにより、クリップ10は、被挟持物3から抜け落ちることなく、被挟持物3を確実に挟持する。
(a)クリップ10は、第1挟持部21の少なくとも一部をゴム系材料にて構成することにより、被挟持物3の厚みが薄かったり、被挟持物3が低摩擦係数のプラスチックシート、又は低摩擦係数のプラスチック等で表面加工されたシート等からなる場合にも、第1挟持部21と第2挟持部22の間に一旦差し込んで挟持した被挟持物3に、第1挟持部21を構成するゴム系材料の高摩擦力を及ぼす。これにより、クリップ10は、被挟持物3から抜け落ちることなく、被挟持物3を確実に挟持する。
(b)クリップ10は、差し込み用下ガイド部31、32を備えるから、被挟持物3を該被挟持物3の上から容易に差し込みできる。
(c)クリップ10は、差し込み用横ガイド部41、42を備えるから、被挟持物3を該被挟持物3の側方から容易に差し込みできる。
クリップ10のサイズは、横方向長さLを30〜100mm、高さHを10〜30mm、幅tを5〜15mmとする。
第1挟持部21を構成するゴム材料としては、タイプAデュロメータ測定機によるゴム硬度を30〜80の範囲内とするものが好適である。
図4のクリップ10が図1〜図3のクリップ10と異なる点は、第1挟持部21の横方向の全長に渡って凹部51を設け、第1挟持部21の凹部51と第2挟持部22の凸部22Aを微小隙間を介して相対向し、又は両凹部51、凸部22Aを密着状態で噛合いさせたものであり、第1挟持部21の凹部51と第2挟持部22の凸部22Aの間に被挟持物3をより確実に挟持する。
図5のクリップ10が図1〜図3のクリップ10と異なる点は、第1挟持部21の凸部21Aを撤去し、第1挟持部21の表面を概ね平面状としたことにある。第1挟持部21の表面と第2挟持部22の凸部22Aを微小隙間を介して、又は密着させ、それらの間に被挟持物3を挟持する。
尚、本発明の実施において、クリップ10は、第1挟持部21と第2挟持部22の両方の少なくとも一部を第1支持片11と第2支持片12の構成材料よりも摩擦係数の高い材料からなるものにて構成しても良い。
3 被挟持物
10 クリップ
11 第1支持片
12 第2支持片
13 連絡部
21 第1挟持部
22 第2挟持部
31、32 差し込み用下ガイド部
41、42 差し込み用横ガイド部
10 クリップ
11 第1支持片
12 第2支持片
13 連絡部
21 第1挟持部
22 第2挟持部
31、32 差し込み用下ガイド部
41、42 差し込み用横ガイド部
Claims (4)
- 相対する第1支持片と第2支持片を連絡部の両端から同方向に延出し、第1支持片の先端側に備えた第1挟持部と第2支持片の先端側に備えた第2挟持部の間に被挟持物を差し込んで挟持可能にするクリップであって、
第1挟持部と第2挟持部の少なくとも一方の少なくとも一部を、当該挟持部を備える支持片の構成材料より摩擦係数の高い材料にて構成したクリップ。 - 前記摩擦係数の高い材料をゴム系材料とする請求項1に記載のクリップ。
- 前記第1支持片と第2支持片における、第1挟持部と第2挟持部よりも下端側の部分を、互いに拡開する差し込み用下ガイド部とする請求項1又は2に記載のクリップ。
- 前記第1支持片と第2支持片における、第1挟持部と第2挟持部の側部を、互いに拡開する差し込み用横ガイド部とする請求項1〜3のいずれかに記載のクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433692A JP2005188697A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433692A JP2005188697A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005188697A true JP2005188697A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34791000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003433692A Withdrawn JP2005188697A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | クリップ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011224816A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Yazaki Corp | クリップ |
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CN109292000A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-02-01 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种汽车护板安装支架 |
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2003
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