JP2005186749A - タイヤおよび車輪情報処理装置 - Google Patents

タイヤおよび車輪情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005186749A
JP2005186749A JP2003429928A JP2003429928A JP2005186749A JP 2005186749 A JP2005186749 A JP 2005186749A JP 2003429928 A JP2003429928 A JP 2003429928A JP 2003429928 A JP2003429928 A JP 2003429928A JP 2005186749 A JP2005186749 A JP 2005186749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
tire
sensor
ground
specific location
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003429928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4127206B2 (ja
Inventor
Atsushi Ogawa
敦司 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2003429928A priority Critical patent/JP4127206B2/ja
Publication of JP2005186749A publication Critical patent/JP2005186749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4127206B2 publication Critical patent/JP4127206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/066Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle by monitoring wheel-centre to ground distance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/24Wear-indicating arrangements
    • B60C11/246Tread wear monitoring systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/06Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle
    • B60C23/064Signalling devices actuated by deformation of the tyre, e.g. tyre mounted deformation sensors or indirect determination of tyre deformation based on wheel speed, wheel-centre to ground distance or inclination of wheel axle comprising tyre mounted deformation sensors, e.g. to determine road contact area

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】 タイヤに搭載される電池駆動型のセンサでは、必要時にのみ通電して電力消費を抑える必要がある。
【解決手段】 車輪状態量センサ30は、空気圧、温度などの車輪状態量を検出する。接地状態検出部100は、車輪の周方向のある一箇所であって車輪の回転により地面からの接地力を受けうる箇所(「接地検出箇所」と呼ぶ)の接地状態を検出する。送信機40は、接地検出箇所への接地力が検出された場合に、電池42からの電力供給により、車輪状態量センサ30により検出された車輪状態量をアンテナ50を介して車体側の受信機へ送信する。車両の車速に比例して、接地検出箇所が接地力を受ける回数が増加し、送信機40による車輪状態量の送信頻度が増加する。車両の停車中は、車輪の回転がなく、接地検出箇所への接地力が検出されないため、送信機40は車輪状態量を送信せず、待機状態におかれる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車輪状態量を検出する技術に関し、特に、車輪状態量を車体側に送信するタイヤおよび車輪状態量を受信して処理する車輪情報処理装置に関する。
車両の安全な走行のためには、車輪の状態を正常に保つことが必要不可欠である。タイヤが低圧または高温の状態で車両を長期走行させると、タイヤの信頼性が損なわれ、場合により好ましくない現象を引き起こす。そのため、タイヤ個々の空気圧や温度その他の状態を適切に監視し、異常検出時には早期にドライバに警告する技術が望まれている。
タイヤ個々の状態を知るために、車輪に送信回路を内蔵したセンサを設け、センサによって検出される空気圧や温度などのタイヤ状態量を車体側の受信機へ無線で送信する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。センサが電池駆動の場合、車両の停車時にもタイヤ状態量を送信すると、電池の消耗が速くなり、早期に電池交換が必要となる。また、タイヤの長期間の使用に合わせて、センサに内蔵する電池の蓄電容量を増やしたり、複数の電池を搭載することもできるが、センサが大型化してタイヤに搭載するのが難しくなる。
そこで、必要時にのみタイヤ状態量を送信して、電池の消耗を抑えることが考えられている。特許文献1には、遠心力によりタイヤの回転を検知して、回転数が上がり、遠心力が大きくなった時点で送信回路に通電し、センサ信号を送信するようにした空気圧センサが開示されている。
実開平5−27644号公報
特許文献1に開示される技術では、低速走行中は遠心力が十分に働かないため、スイッチがオンされず、タイヤ状態量の送信が行われない。したがって、交通渋滞時など必ずしも車両が停車していない状況でのタイヤ状態量の監視を行うことができない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の走行に応じた適切なタイミングで車輪状態量を車体側に送信するタイヤ、およびその車輪状態量を受信して処理する車輪情報処理装置の提供にある。
本発明のある態様はタイヤに関する。このタイヤは、タイヤの周方向の特定箇所への接地力を検出する接地状態検出部と、前記接地状態検出部により前記特定箇所への接地力が検出された場合に、タイヤ状態量に関する情報の送信を行う通信機とを備える。
通信機は、タイヤ状態量を検出するセンサと一体化していてもよい。また、通信機は、車体側の受信機に対して無線でデータを伝えるための送信のみの機能をもつものであってもよく、電池からの電力で駆動されるものであってもよい。
「タイヤの周方向の特定箇所」はタイヤの周方向の少なくとも一箇所であり、地面に直接、接触して接地力を受ける箇所だけでなく、地面に直接は接触しないが、地面から間接的に接地力を受ける箇所も含む。たとえば、地面に直接、接触して接地力を受ける箇所として、タイヤのトレッド部があり、地面から間接的に接地力を受ける箇所として、タイヤのショルダー部やビード部がある。
この構成によれば、タイヤの周方向の特定箇所が接地力を受けたときにのみ、データの送信が行われるため、電力消費を抑えることができる。
前記接地状態検出部は、前記特定箇所への接地力の入力によりオン動作するスイッチを含み、前記通信機は前記スイッチがオンされた時点でタイヤ状態量に関する情報の送信を行ってもよい。スイッチを用いることにより、簡易な構成で特定箇所への接地力を検出することができる。
前記スイッチは、タイヤゴム内に設けられ、前記特定箇所への接地力による接点間の機械的な接触によってオン動作する接点方式スイッチであってもよい。接点方式スイッチは、たとえば、2枚の電極が接地力により接触することによりオンされるものである。
前記スイッチは、タイヤゴム内に設けられ、前記特定箇所への接地力による静電容量の変化によって電気的にオン動作する無接点方式スイッチであってもよい。無接点方式スイッチは、たとえば、2枚の電極の距離が接地力により変化して静電容量が変わるように構成され、電極間の電圧の変化によりオン/オフ動作するものである。
前記接地状態検出部は、前記特定箇所を起点とするタイヤの径方向の距離を検出する距離センサを含み、前記距離センサにより検出された距離の変化によって前記特定箇所への接地力を検出してもよい。「特定箇所を起点とする」とは実質的に特定箇所を起点とした距離が検出されていればよく、接地力を受ける特定箇所と、距離センサが設けられ、距離測定の実際の起点となる箇所とが厳密に同一箇所である必要はない。たとえば、接地力を受ける特定箇所はタイヤのトレッド部の外側の地面に接する表面であるが、距離センサが設けられ、距離測定の実際の起点となる箇所は同じトレッド部であってもタイヤの内側の裏面である。距離センサを利用することにより、正確に特定箇所への接地力を検出することができる。
本発明の別の態様は車輪情報処理装置に関する。この装置は、車輪状態量センサと、車輪に設けられ、車輪状態量を送信する車輪側通信機と、前記車輪側通信機と通信する車体側通信機と、前記車輪状態量を処理する情報処理部とを備えたものであり、車輪に配置され、車輪の周方向の特定箇所への接地力を検出する接地状態検出部を備え、前記車輪側通信機は、前記接地状態検出部により前記特定箇所への接地力が検出された場合に、前記車輪状態量を送信する。車輪側通信機が送信のみの機能、車体側通信機が受信のみの機能を有してもよく、車輪側通信機は電池駆動されるものであってもよい。
前記接地状態検出部は、前記特定箇所への接地力の入力によりオン動作するスイッチを含み、前記車輪側通信機は前記スイッチがオンされた時点で前記車輪情報量の送信を行い、前記スイッチがオフの間は送信を行わずに待機してもよい。スイッチがオンの状態が長く続いた場合でも、前記車輪側通信機は、スイッチがオフからオンに切り替わった直後に送信を行うこととし、その後は送信を行わずに待機してもよい。
この構成によれば、車輪の周方向の特定箇所の接地状態に応じて、車輪側通信機による送信がなされるため、車両の走行状態に応じた適切なタイミングで車輪状態量の送受信が可能となる。低速走行時でも車輪の回転毎に特定箇所に接地力が加わり、車輪側通信機から車輪状態量が送信されるため、渋滞時など超低速走行時でも車輪状態の監視ができる。また、車両の車速に比例して、特定箇所が接地力を受ける回数が増え、車輪側通信機からのデータ送信頻度が高くなるため、高速走行時における無線によるデータの受信率の低下を防ぐことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のタイヤおよび車輪情報処理装置によれば、車両の走行に応じた適切なタイミングで車輪状態量を確実に送受信することができる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明するに当たり、まず、実施の形態に共通する基本構成を説明し、その後、基本構成にもとづいて実施の形態を説明する。
図1は、本発明の基本構成に係る車輪情報処理装置を備えた車両10の全体構成を説明する図である。車両10は、右前輪20FR、左前輪20FL、右後輪20RR、左後輪20RLの各車輪と、車体12を備える。右前輪20FR、左前輪20FL、右後輪20RR、左後輪20RLにはそれぞれ、空気圧、温度などの車輪状態量を検出するセンサIC150FR、150FL、150RR、150RLが設置される。センサIC150FR、150FL、150RR、150RLは、検出信号をそれぞれの送信用のアンテナ50FR、50FL、50RR、50RLを介して車体12に送信する。
車体12には、センサIC150FR、150FL、150RR、および150RLにより送信された検出信号を受信する受信機62と、受信用のアンテナ60と、車両10を統括的に制御する電子制御装置(以下、「ECU」と表記する)64と、警報用のブザー70および警告ランプ72とが設けられる。ECU64は、受信機62から受け取った検出信号に基づいて車輪状態を把握する。ECU64は、タイヤの温度が所定値を超えたり、タイヤの空気圧が所定値を下回ったとき、警告ランプ72を点灯させたり、ブザー70に警告音を鳴らさせることにより、車輪状態をドライバに知らせる。
以下、各輪を区別しないで構成を説明するため、各輪の位置を区別する符号FR、FL、RR、RLを省略する。また、右前輪20FR、左前輪20FL、右後輪20RR、および左後輪20RLを車輪20と総称する。
図2は、図1のセンサIC150の構成を説明する図である。車輪状態量センサ30は、車輪20を構成するタイヤ、ホイール、リムなどに設置され、車輪状態量を検出する。車輪状態量センサ30は、たとえば、タイヤの空気圧を検出する空気圧センサや、タイヤ内の空気の温度を検出する温度センサ、タイヤトレッドの温度を検出する温度センサ、車輪の加速度を検出する加速度などである。接地状態検出部100は、車輪20の周方向のある一箇所であって車輪20の回転により地面からの接地力を受けうる箇所(以下、単に「接地検出箇所」という)の接地状態を検出する。
送信機40は、車輪状態量センサ30により検出された車輪状態量をアンテナ50を介して車体12側の受信機62へ送信する。送信機40は、電池42により駆動されており、データを送信するときに、電力を消費するが、待機状態のときは、省電力モードとなる。送信機40は、接地状態検出部100により接地検出箇所への接地力が検出された場合に、車輪状態量センサ30により検出された車輪状態量を送信するが、それ以外のときは、待機状態にある。
送信機40は、接地検出箇所が接地力を受けていない間は、車輪状態量を送信しないため、電力が節約される。また、車輪20の回転速度すなわち車速に比例して、車輪20の周方向の一箇所に設けられた接地検出箇所が接地力を受ける回数が増加するため、送信機40による車輪状態量の送信頻度も車速に比例して増加することになる。すなわち車両10が高速に走行するほど、送信機40による車輪状態量の送信頻度が高くなり、車速が低速になるにつれ、車輪状態量の送信頻度が低下し、車両10が停止すると、車輪20の回転がないため、送信機40は車輪状態量を送信しない。
なお、ここでは、センサIC150に車輪状態量センサ30と接地状態検出部100が内蔵され、送信機40と、車輪状態量センサ30と、接地状態検出部100とが集積回路として一体化されている構成を示したが、車輪状態量センサ30、接地状態検出部100のいずれか一方あるいは両方は、センサIC150の外部に設けられ、接続線によりセンサIC150に接続される構成であってもよい。
以下、図1、2の基本構成によるいくつかの実施の形態を説明する。
実施の形態1
図3は、実施の形態1に係るセンサIC150aの構成を説明する図である。本実施の形態では、車輪状態量センサ30の一例として、タイヤの温度を検出する温度センサ30aが用いられ、接地状態検出部100として、接点式スイッチ110aと、接点式スイッチ110aのオン/オフ状態を検出する検出部120aが用いられる。
接点式スイッチ110aは、2枚の電極112、114が隙間113を隔てて対向する形で構成されており、接地力の入力がないときは、ばね115の張力により電極112、114間に隙間113が生じ、2枚の電極112、114は接触せず、電気的には非導通の状態になる。接地力が加わると、2枚の電極112、114は接触し、導通状態となる。
検出部120aは、接点式スイッチ110aの導通状態を検出し、非導通状態から導通状態に変化したとき、送信機40に送信タイミングを通知するための送信指示信号を送る。送信機40は、検出部120aからの送信指示信号を受けて、温度センサ30aにより検出された温度の情報を受信機62に送信する。
図4は、実施の形態1に係るセンサIC150aの別の構成を説明する図である。図3では、送信機40は、電池42により常時駆動されており、送信を行わないときは、省電力モードにあるが、図4の構成では、電池42は、接点式スイッチ110aに接続されており、接点式スイッチ110aが非導通状態のときは、送信機40に電力は供給されない。接点式スイッチ110aが導通状態になると、電池42が送信機40に接続され、電力が供給される。送信機40は、接点式スイッチ110aがオンになったときに、電池42からの電力の供給を受けて、温度センサ30aにより検出された温度データを受信機62に送信する。
なお、接点式スイッチ110aがオンである間、電池42からの電力が送信機40に供給されるが、送信機40は、接点式スイッチ110aがオフからオンに切り替わったタイミングに検出された温度データを送信すれば十分であり、それ以降は、仮に接点式スイッチ110aがオンのままで、送信機40が電池42からの電力を受けていても、省電力モードで動作する。これにより、接点式スイッチ110aがオンの状態で、車両がたまたま停車したとしても、送信機40が温度データを送信し続けることはない。
図5は、車輪20の断面図において、接点式スイッチ110aとセンサIC150aの設置箇所を説明する図である。車輪20は、タイヤ21、ホイール22、およびリム26から構成される。接点式スイッチ110aとセンサIC150aは、タイヤ21の周方向のある一箇所においてトレッド部21aのほぼ中央に埋め込まれる。センサIC150a内に含まれる温度センサ30aは、タイヤ21のトレッド部21aの温度を測定する。
接地検出箇所Pは、接点式スイッチ110aが埋め込まれている箇所に対応する地面に接する箇所である。同図は、接地検出箇所Pが接地していない状態であり、接点式スイッチ110aには接地力が加わらないため、2枚の電極間には隙間があり、接点式スイッチ110aはオフの状態にある。接点式スイッチ110aがオフの間は、センサIC150aは温度センサ30aによる検出データを送信しない。なお、同図において、送信のためのアンテナ50は図示を省略している。
図6は、接地検出箇所Pが接地した状態を説明する図である。タイヤ21のトレッド部21aが地面400に押しつけられることにより、接点式スイッチ110aに接地力が加わり、2枚の電極間に隙間がなくなり、接点式スイッチ110aはオンの状態になる。接点式スイッチ110aがオンになるタイミングにおいて、センサIC150aは温度センサ30aによる検出データを車体12側に送信する。
図7(a)、(b)は、異なる態様でタイヤ21に埋め込まれた接点式スイッチ110aとセンサIC150aを説明する図である。図7(a)では、センサIC150aはタイヤ21のショルダー部21bに埋め込まれ、トレッド部21aの中央に埋め込まれた接点式スイッチ110aと導線で接続される。センサIC150a内の温度センサ30aはショルダー部21bの温度を測定する。この場合も、タイヤ21の接地検出箇所Pが接地したとき、接点式スイッチ110aがオンになり、そのタイミングにおいて、センサIC150aは、温度センサ30aにより検出されたショルダー部21bの温度データを送信する。
図7(b)では、センサIC150aはタイヤ21のビード部21cに埋め込まれ、トレッド部21aの中央に埋め込まれた接点式スイッチ110aと導線で接続される。接点式スイッチ110aとセンサIC150a間の導線は、同図ではタイヤ21の内部を通っているが、タイヤ21の内面に貼り付けられるか、タイヤ21の内部を通る形態でもよい。この場合、センサIC150a内の温度センサ30aがビード部21cの温度を測定しており、タイヤ21の接地検出箇所Pが接地したタイミングで、接点式スイッチ110aがオンになり、センサIC150aからビード部21cの温度データが送信される。
図7(a)、(b)のように、センサIC150aは、温度センサ30aが温度を検出するのに適した場所に設置される。また、車輪状態量センサ30がタイヤ21の空気圧を検出する空気圧センサである場合、空気圧センサを内蔵するセンサIC150aが、たとえばバルブに設けられ、トレッド部21aに設けられた接点式スイッチ110aは導線によってバルブ内のセンサIC150aに接続される。このように、接点式スイッチ110aがトレッド部21aに設けられればよく、その他の構成の設置箇所は任意である。また、温度センサ30aをセンサIC150aの外側に設けて、センサIC150aに接続する構成にした場合、センサIC150aは接点式スイッチ110aとともにトレッド部21aに設置し、温度センサ30aだけを別の箇所に設けてもよい。
接点式スイッチ110aとセンサIC150aのさらに別の設置形態として、接点式スイッチ110aとセンサIC150aとをともにタイヤ21のショルダー部21bやビード部21cに設けてもよい。接地検出箇所Pが接地したときにトレッド部21aには地面から直接、接地力が加わるが、同時にショルダー部21bやビード部21cにも接地力が伝わる。そのため、ショルダー部21bやビード部21cに接点式スイッチ110aを設けてもよい。
この場合、接点式スイッチ110aが設けられるショルダー部21bやビード部21cの箇所を接地検出箇所Pと定義する。検出部120aは、接点式スイッチ110aが設けられた接地検出箇所Pへの間接的な接地力の入力を接点式スイッチ110aの導通状態により検出する。その際、接点式スイッチ110aの2枚の電極の傾きを接地力の伝わる方向と垂直にしたり、2枚の電極間の隙間をビード部21cに設ける場合に比べて狭くするなど、間接的な接地力により接点式スイッチ110aが確実にオン動作するように調整する。
図8は、以上の構成によるセンサIC150aによる車輪状態量の検出手順を示すフローチャートである。
検出部120aは、接点式スイッチ110aの導通状態を検知することにより、接点式スイッチ110aが設けられているタイヤ21の接地検出箇所Pの接地状態を検出する(S10)。接地検出箇所Pへの接地力が検出されない場合(S10のN)、検出部120aはステップS10を繰り返す。接地検出箇所Pへの接地力が検出された場合(S10のY)、検出部120aは、送信機40に送信タイミングを通知するための送信指示信号を送る(S11)。
車輪20の回転により、接地検出箇所Pが車輪20の真下の位置に来た時点で、接地検出箇所Pが接地し、接点式スイッチ110aが接地力を最大に受けて、導通状態になる。また、接地検出箇所Pが車輪20の真下の位置に来る手前でも、接地力が伝わり、接点式スイッチ110aが導通状態になることもある。いずれにしても、接点式スイッチ110aが非導通状態から導通状態になるのは、車輪20の1回転のうち、一度だけであり、そのタイミングにおいて、検出部120aは送信機40に送信指示信号を送る。
送信機40は、検出部120aからの送信指示信号を受けたとき、車輪状態量センサ30から車輪状態量の検出データを取得する(S12)。たとえば、車輪状態量センサ30が、タイヤ21のトレッド部21aに設けられた温度センサ30aである場合、トレッド部21aの温度が検出され、その検出データが送信機40に供給される。送信機40は、車輪状態量センサ30から供給された車輪状態量の検出データをアンテナ50を介して車体12の受信機62に送信する(S14)。車体12のECU64は受信した車輪状態量を処理する。
電池42の寿命が尽きると(S16のY)、センサIC150aは、車輪状態量検出手順を終了するが、電池42の寿命が続く限り(S16のN)、検出部120aによる接地検出のステップS10に戻り、以降の処理が繰り返される。
実施の形態1のタイヤおよび車輪情報処理装置によれば、車輪側の送信機40が、タイヤ21の周方向の接地検出箇所Pが接地力を受けたタイミングにおいてのみ、車輪状態量の検出データを送信し、そのタイミング以外では送信しないため、消費電力を抑えることができる。また、車両10の車速が大きくなるにつれ、接地検出箇所Pが接地力を受ける周期が短くなり、送信機40からの検出データの送信頻度が増えることになるため、高速走行時でも車体12の受信機62における受信状態が悪くなることがない。
実施の形態2
図9は、実施の形態2に係るセンサIC150bの構成を説明する図である。実施の形態1とは異なる点を説明する。本実施の形態では、接地状態検出部100として、超音波センサ110bと、超音波センサ110bによる出力値から接地状態を検出する検出部120bが用いられる。
超音波センサ110bは、対象物に対して超音波を送信し、その反射波を受信することで対象物までの距離を測るものである。本実施の形態では、超音波センサ110bは、タイヤ21の接地検出箇所Pに設けられ、車両10の走行中に接地検出箇所Pからホイールのリム面までの距離を測定するために用いられる。検出部120bは、超音波センサ110bにより検出された距離の変化を調べることにより、接地検出箇所Pの接地状態を検出する。
図10は、車輪20の断面図において、センサIC150bの設置箇所を説明する図である。センサIC150b内の超音波センサ110bは、タイヤ21のトレッド部21aの中央に配置され、超音波の送受信器がタイヤ21の内側に現れている。超音波センサ110bはリム26のタイヤ21側の面(リムドロップもしくはホイールドロップという)に超音波300を当て、その反射波302を受信することで、接地検出箇所P、より正確には接地検出箇所Pに対応するトレッド部21aの内面上の点からリムドロップまでの距離Hを測定する。タイヤ21の接地検出箇所Pが接地している状態では、タイヤ21のトレッド部21aが地面400に押しつけられるため、接地検出箇所Pが接地していない状態に比べて、リムドロップまでの距離Hは短くなる。
図11は、接地検出箇所Pに設けられた超音波センサ110bにより検出される接地検出箇所Pからリムドロップまでの距離Hの時間変化を説明する図である。同図のグラフは、横軸を時間T、縦軸を距離Hとして、距離Hの時間変化を示す。接地検出箇所Pが接地していない状態での距離Hはhであり、これが最大値である。接地検出箇所Pが接地すると、距離Hはh1まで短くなる。
計測される距離Hの最大値hと最小値h1の間で閾値hthをあらかじめ設定しておき、検出部120bは、超音波センサ110bにより測定された距離Hが閾値hthにまで下がったときに、接地検出箇所Pが接地力を受けたと判定する。接地判定の閾値hthを最小値h1よりもやや大きくしておくことで、距離測定の誤差や外乱の影響によって生じる接地検出箇所Pの接地検出エラーを防止することができる。
検出部120bは、距離Hが閾値hthにまで下がった時点t、tを車輪状態量の送信タイミングと決定し、その時点t、tで送信指示信号を送信機40に送る。
図8の車輪状態量検出手順の接地検出S10の処理は、本実施の形態では、超音波センサ110bにより検出された距離Hが閾値hth以下になることを検出することでなされる。それ以降の処理ステップS11〜16は実施の形態1と同じである。
図12(a)、(b)は、本実施の形態のセンサICの他の構成例を説明する図である。図12(a)に示すセンサIC152bは、車輪状態量センサ30の一例として、空気圧センサ30bを用いたものであり、空気圧センサ30bをセンサIC152bの外部に設けて、接続線でセンサIC152bに接続した構成である。図12(b)に示すセンサIC154bは、同じく空気圧センサ30bを用いるが、空気圧センサ30bはセンサIC154bの内部に設け、一方、超音波センサ110bをセンサIC154bの外部に設けて接続線で接続した構成である。
図13は、車輪20の断面図において、図12(a)のセンサIC152bの設置箇所を説明する図である。超音波センサ110bを内蔵するセンサIC152bはタイヤ21のトレッド部21aの中央に設けられる。一方、センサIC152bと接続線を介して接続された空気圧センサ30bは、バルブ24に設けられ、タイヤ21内の空気圧を検出する。
図14は、車輪20の断面図において、図12(b)のセンサIC152bの設置箇所を説明する図である。超音波センサ110bはタイヤ21のトレッド部21aの中央に設けられ、空気圧センサ30bを内蔵するセンサIC154bはバルブ24に設けられる。
車輪状態量としてタイヤ空気圧を検出する場合、空気圧センサ30bをタイヤ21のゴム内に設けてもタイヤ空気圧を測定できないため、空気圧センサ30bをバルブ24や、リム26のタイヤ21側の内面に設置する必要がある。その場合、図13もしくは図14のように空気圧センサ30bを空気圧の測定に適した場所に設置し、超音波センサ110bをトレッド部21aのゴム内に設置するようにすればよい。
さらに、別の変形として、超音波センサ110bの設置場所を変え、たとえば、超音波センサ110bをリム26のタイヤ21側の内面のある一箇所に設置し、超音波センサ110bがタイヤ21のトレッド部21aの内面側に向かって超音波を当て、その反射波を受信することで、接地検出箇所P、より正確には接地検出箇所Pに対応するトレッド部21aの内面上の点からリムドロップまでの距離Hを測定する構成にしてもよい。
実施の形態3
図15は、実施の形態3に係るセンサIC150cの構成を説明する図である。実施の形態2と異なる点を説明する。本実施の形態では、実施の形態2の超音波センサ110bの代わりに、近接対象物までの距離を測定可能な反射式フォトインタラプタ110cが用いられる。
反射式フォトインタラプタ110cは発光ダイオードとフォトトランジスタが一つの素子に組み合わされたものであり、発光ダイオードが赤外線を発射し、反射光をフォトトランジスタが検出することにより、対象物までの距離を測定する。本実施の形態では、反射式フォトインタラプタ110cをタイヤ21の接地検出箇所Pに対応する位置のトレッド溝に設け、接地時にトレッド溝から地面までの距離を検出するために用いる。検出部120cは、反射式フォトインタラプタ110cにより検出された距離の変化を調べることにより、接地検出箇所Pの接地状態を検出する。
図16は、車輪20の断面図において、センサIC150cの設置箇所を説明する図である。センサIC150cは、トレッド部21aの中央のトレッド溝310に面するように設置される。図17は、センサIC150cの設置箇所の拡大図である。センサIC150c内の反射式フォトインタラプタ110cは、トレッド溝310から地面400に赤外線を照射し、その反射光を受光することにより、トレッド溝310から地面400までの距離Dを測定する。接地検出箇所Pが車輪20の真下に位置し、実質的に接地している状態では、接地力によりトレッド溝310の高さが縮まり、距離Dは短くなる。
実施の形態2と同様、検出部120cは、反射式フォトインタラプタ110cにより検出される距離Dの時間変化を調べ、距離Dが閾値dthにまで下がったときに、接地検出箇所Pが接地力を受けたと判定し、その時点を送信タイミングと決定し、送信機40に送信指示信号を送る。ここで、閾値dthは、接地検出箇所Pが接地力を受けていないときの最大距離dと接地検出箇所Pが最大の接地力を受けたときの最小距離dとの間で設定される。なお、本実施の形態の反射式フォトインタラプタ110cの代わりに、超音波による近接覚センサをトレッド溝310の距離測定に用いてもよい。
なお、本実施の形態では、反射式フォトインタラプタ110cは、接地検出箇所Pが地面400付近に位置するときでないと、赤外線照射による反射光を検知できないため、常時トレッド溝310から地面400までの距離Dを測定しているのではないが、反射光が十分に検知できない場合は、距離Dが無限大であると考えればよい。また、反射式フォトインタラプタ110cは、必ずしもトレッド溝310から地面400までの距離Dを測定するのではなく、単に赤外線照射による反射光の有無または強度を検知することにより、接地検出箇所Pへの接地力を検出してもよい。接地検出箇所Pが接地力を受けていないときは、照射された赤外線の反射光が検知されることがないか、検知されても非常に弱いものとなるが、接地検出箇所Pが車輪20の真下に近づくにつれ、反射光が検知されるようになり、接地検出箇所Pが車輪20のちょうど真下に位置したとき、反射光が最も強くなる。このことから、検出部120cは、反射式フォトインタラプタ110cが検知する反射光の有無または強度を調べ、反射光が検知されたとき、あるいは、所定の閾値強度以上の反射光が検知されたとき、接地検出箇所Pが接地力を受けたと判定してもよい。
実施の形態4
図18は、実施の形態4に係るセンサIC150dの構成を説明する図である。実施の形態2と異なる点を説明する。加速度センサ110dは、タイヤ21の接地検出箇所Pに設けられ、タイヤ21の径方向の加速度を検出する。検出部120dは、加速度センサ110dにより検出された加速度の変化を調べることにより、接地検出箇所Pの接地状態を検出する。
図19は、車輪20の断面図において、センサIC150dの設置箇所を説明する図である。センサIC150d内の加速度センサ110dは、トレッド部21aの中央に配置され、タイヤ21の径方向の加速度を測定する。タイヤ21の接地検出箇所Pが接地している状態では、接地力によりタイヤ21の半径が短くなる。
図20(a)、(b)は、加速度センサ110dにより接地検出箇所Pの接地状態が検出される原理を説明する図である。図20(a)は、加速度センサ110dが設けられた接地検出箇所Pが接地していない状態である。加速度センサ110dにより検出されるタイヤ21の径方向の加速度gと車輪20の角速度ωの間には、加速度センサ110dとタイヤ21の中心Oまでの距離、すなわちタイヤ21の半径をrとすると、g=r×ωの関係が成り立つ。
図20(b)は、接地検出箇所Pが接地している状態である。加速度センサ110dとタイヤ21の中心Oまでの距離、すなわちタイヤ21の半径rは、接地力により接地していない場合のタイヤ21の半径rよりも短くなっている。このとき、車輪20の角速度ωが一定であるとすると、加速度センサ110dにより検出されるタイヤ21の径方向の加速度gと車輪20の角速度ωの間には、g=r×ωの関係が成り立つので、タイヤ21の径方向の加速度gは、接地検出箇所Pが接地していない状態に比べて小さくなる。したがって、タイヤ21の径方向の加速度の変化から接地検出箇所Pの接地状態を検出することができる。
図21は、接地検出箇所Pに設けられた加速度センサ110dにより検出されるタイヤ21の径方向の加速度Gの時間変化を説明する図である。同図のグラフは、横軸を時間T、縦軸を加速度Gとして、加速度Gの時間変化を示す。接地検出箇所Pが接地していない状態での加速度Gはgであり、これが最大値である。接地検出箇所Pが接地すると、加速度Gはg1まで下がる。
実施の形態2と同様、計測される加速度Gの最大値gと最小値g1の間で閾値gthをあらかじめ設定しておき、検出部120dは、加速度センサ110dにより測定された加速度Gが閾値gthにまで下がった時点t、tで接地検出箇所Pが接地力を受けたと判定し、その時点t、tを車輪情報量の送信タイミングと決定し、送信機40に送信指示信号を送る。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。以上の実施の形態は例示であり、その様々な変形例もまた本発明の範囲に含まれることは当業者には理解されるところである。そうした変形例を挙げる。
実施の形態1の接点式スイッチ110aは、2枚の電極の機械的な接触によりオン/オフ動作するものであったが、これを静電容量型の無接点式スイッチとしてもよい。静電容量型の無接点式スイッチを用いれば、2枚の電極間の距離が接地力で狭まると、静電容量が増加し、電極間の電圧が低下するため、電圧変化により接地力を検知することができる。また圧電素子や歪みゲージを利用して、接地力による伸縮や歪みを電圧変化で検出して、接地力を検出するスイッチを構成してもよい。
実施の形態4では、加速度センサ110dにより検出される加速度Gの時間変化により、接地検出箇所Pの接地状態が検出されたが、各車輪20に車輪速度センサを設け、車輪速度センサが車輪20の角速度ωを検出し、検出部120dがG=r×ωの関係を利用して、タイヤ21の半径r=G/ωを算出するように構成してもよい。この場合、検出部120dは、タイヤ21の半径rの時間変化から同様に接地検出箇所Pの接地状態を検出することができる。この場合、加速度センサ110dと車輪速度センサの組み合わせで、タイヤ21の半径rを測定する距離センサを構成しているとみなすことができる。
なお、一般に、車輪に設けられた送信機から車体側の受信機に無線でデータを送信する場合、車輪の回転とともに送信機の位置が変わるため、車輪側の送信機と車体側の受信機の位置関係によっては、送信機からの電波が車体側の受信機に届かない、いわゆる「電波の死角」が存在し、電波の死角に入った場合、受信性能が極端に落ち込むことがある。本発明の実施の形態では、接地検出箇所Pへの接地力が検出された時点を送信タイミングと決定し、車輪状態量の検出データを送信するが、接地検出箇所Pへの接地力が検出されてから車輪状態量の検出データが送信されるまでの間に、非常に短い時間であるが遅れが生じる。この送信タイミングの遅れと車両の速度の関係によって、車両がある一定の速度で走行している状況で、車輪側の送信機が電波の死角に入る時点がたまたま送信タイミングとなることがありうる。このような事態を避けるために、車輪側の送信機は、接地検出後に車輪状態量の検出データを送信する際、送信開始時刻をランダムに遅らせるようにしてもよい。これにより、送信タイミングにランダムなオフセットが加わり、ある速度で走行中に、送信機が電波の死角に入る周期で車輪状態量の検出データが送信され続ける事態を回避することができる。
本発明の基本構成に係る車輪情報処理装置を備えた車両の全体構成を説明する図である。 図1のセンサICの構成を説明する図である。 実施の形態1に係るセンサICの構成を説明する図である。 実施の形態1に係るセンサICの別の構成を説明する図である。 車輪の断面図において、実施の形態1に係る接点式スイッチとセンサICの設置箇所を説明する図である。 接地検出箇所が接地した状態を説明する図である。 実施の形態1に係る接点式スイッチとセンサICの別の設置箇所を説明する図である。 実施の形態1に係るセンサICによる車輪状態量の検出手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るセンサICの構成を説明する図である。 車輪の断面図において、実施の形態2に係るセンサICの設置箇所を説明する図である。 接地検出箇所に設けられた超音波センサにより検出される接地検出箇所からリムドロップまでの距離の時間変化を説明する図である。 実施の形態2に係るセンサICの他の構成例を説明する図である。 車輪の断面図において、図12(a)の構成のセンサICの設置箇所を説明する図である。 車輪の断面図において、図12(b)の構成のセンサICの設置箇所を説明する図である。 実施の形態3に係るセンサICの構成を説明する図である。 車輪の断面図において、実施の形態3に係るセンサICの設置箇所を説明する図である。 図16のセンサICの設置箇所の拡大図である。 実施の形態4に係るセンサICの構成を説明する図である。 車輪の断面図において、センサICの設置箇所を説明する図である。 図18の加速度センサにより接地検出箇所の接地状態が検出される原理を説明する図である。 接地検出箇所に設けられた加速度センサにより検出されるタイヤの径方向の加速度の時間変化を説明する図である。
符号の説明
10 車両、 12 車体、 20 車輪、 21 タイヤ、 21a トレッド部、 21b ショルダー部、 21c ビード部、 22 ホイール、 26 リム、 30 車輪状態量センサ、 30a 温度センサ、 30b 空気圧センサ、 40 送信機、 42 電池、 62 受信機、 64 ECU、 70 ブザー、 72 警告ランプ、 100 接地状態検出部、 110a 接点式スイッチ、 110b 超音波センサ、 110c 反射式フォトインタラプタ、 110d 加速度センサ、 120a〜d 検出部。

Claims (12)

  1. タイヤの周方向の特定箇所への接地力を検出する接地状態検出部と、
    前記接地状態検出部により前記特定箇所への接地力が検出された場合に、タイヤ状態量に関する情報の送信を行う通信機とを備えたことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所への接地力の入力によりオン動作するスイッチを含み、前記通信機は前記スイッチがオンされた時点で前記タイヤ状態量に関する情報の送信を行うことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記スイッチは、タイヤゴム内に設けられ、前記特定箇所への接地力による接点間の機械的な接触によってオン動作する接点方式スイッチであることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記スイッチは、タイヤゴム内に設けられ、前記特定箇所への接地力による静電容量の変化によって電気的にオン動作する無接点方式スイッチであることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ。
  5. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所を起点とするタイヤの径方向の距離を検出する距離センサを含み、前記距離センサにより検出された距離の変化によって前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記距離センサは、タイヤのトレッド部に設けられ、前記トレッド部の内面からホイールのリム面までの距離を測定するものであり、前記接地状態検出部は、測定された距離が所定の閾値以下となった場合に、前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記距離センサは、タイヤのトレッド溝に設けられ、前記トレッド溝から地面までの距離を測定するものであり、前記接地状態検出部は、測定された距離が所定の閾値以下となった場合に、前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項5に記載のタイヤ。
  8. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所におけるタイヤの径方向の加速度を検出する加速度センサを含み、前記加速度センサにより検出された加速度の変化によって前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  9. 車輪状態量センサと、車輪に設けられ、車輪状態量を送信する車輪側通信機と、前記車輪側通信機と通信する車体側通信機と、前記車輪状態量を処理する情報処理部とを備えた車輪情報処理装置において、
    車輪に配置され、車輪の周方向の特定箇所への接地力を検出する接地状態検出部を備え、
    前記車輪側通信機は、前記接地状態検出部により前記特定箇所への接地力が検出された場合に、前記車輪状態量を送信することを特徴とする車輪情報処理装置。
  10. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所への接地力の入力によりオン動作するスイッチを含み、
    前記車輪側通信機は前記スイッチがオンされた時点で前記車輪情報量の送信を行い、前記スイッチがオフの間は送信を行わずに待機することを特徴とする請求項9に記載の車輪情報処理装置。
  11. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所を起点とする車輪の径方向の距離を検出する距離センサによる検出値の変化によって前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項9に記載の車輪情報処理装置。
  12. 前記接地状態検出部は、前記特定箇所における車輪の径方向の加速度を検出する加速度センサによる検出値の変化によって前記特定箇所への接地力を検出することを特徴とする請求項9に記載の車輪情報処理装置。
JP2003429928A 2003-12-25 2003-12-25 タイヤおよび車輪情報処理装置 Expired - Fee Related JP4127206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429928A JP4127206B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 タイヤおよび車輪情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003429928A JP4127206B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 タイヤおよび車輪情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005186749A true JP2005186749A (ja) 2005-07-14
JP4127206B2 JP4127206B2 (ja) 2008-07-30

Family

ID=34788451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003429928A Expired - Fee Related JP4127206B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 タイヤおよび車輪情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4127206B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640930A (ja) * 1992-07-28 1994-02-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 抗エイズウイルス剤
WO2007015486A1 (ja) * 2005-08-04 2007-02-08 Bosch Corporation 検出信号伝送装置
JP2010241222A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧監視システム
JP2014016288A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Denso Corp 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置
EP2759419A1 (de) * 2013-01-23 2014-07-30 Technische Universität Darmstadt Sensor und Sensorarray
JP2014178269A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Pacific Ind Co Ltd タイヤ摩耗検出装置
WO2014167478A1 (en) * 2013-04-09 2014-10-16 Ahmed Mumshad Faraz Method and system for indicating wear of tyre in a vehicle and a tyre thereof
EP2853418A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-01 Continental Automotive GmbH System and method for determining a thickness of at tire wall
WO2015044443A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Continental Automotive Gmbh System and method for determining a thickness of at least one tire of a vehicle
JP2015136943A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置
JP2015136944A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 太平洋工業株式会社 車輪位置判定装置
JP2015174637A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社日本自動車部品総合研究所 路面状況推定装置
JP2015202723A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社デンソー タイヤ構造体
EP2957440A1 (en) * 2014-06-11 2015-12-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire temperature predictive system and method
JP2016203722A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 太平洋工業株式会社 車輪位置判定装置
CN106364265A (zh) * 2015-07-24 2017-02-01 保时捷股份公司 用于确定轮胎温度的方法和控制设备
EP3501855A1 (en) * 2017-12-20 2019-06-26 The Goodyear Tire & Rubber Company Sensor system for monitoring tire wear
NO20200210A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-19 Fyster As Method and device for detecting wear of a tire

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640930A (ja) * 1992-07-28 1994-02-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 抗エイズウイルス剤
WO2007015486A1 (ja) * 2005-08-04 2007-02-08 Bosch Corporation 検出信号伝送装置
JP2010241222A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧監視システム
JP2014016288A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Denso Corp 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置
EP2759419A1 (de) * 2013-01-23 2014-07-30 Technische Universität Darmstadt Sensor und Sensorarray
JP2014178269A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Pacific Ind Co Ltd タイヤ摩耗検出装置
WO2014167478A1 (en) * 2013-04-09 2014-10-16 Ahmed Mumshad Faraz Method and system for indicating wear of tyre in a vehicle and a tyre thereof
US9862238B2 (en) 2013-04-09 2018-01-09 Mumshad Faraz AHMED Method and system for indicating wear of tyre in a vehicle and a tyre therof
EP3192674A1 (en) 2013-09-30 2017-07-19 Continental Automotive GmbH System and method for determining a thickness of at least one tire of a vehicle
EP2853418A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-01 Continental Automotive GmbH System and method for determining a thickness of at tire wall
WO2015044443A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Continental Automotive Gmbh System and method for determining a thickness of at least one tire of a vehicle
JP2015136944A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 太平洋工業株式会社 車輪位置判定装置
JP2015136943A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置
JP2015174637A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社日本自動車部品総合研究所 路面状況推定装置
JP2015202723A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 株式会社デンソー タイヤ構造体
EP2957440A1 (en) * 2014-06-11 2015-12-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire temperature predictive system and method
US9636955B2 (en) 2014-06-11 2017-05-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire temperature predictive system and method
JP2016203722A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 太平洋工業株式会社 車輪位置判定装置
CN106364265A (zh) * 2015-07-24 2017-02-01 保时捷股份公司 用于确定轮胎温度的方法和控制设备
EP3501855A1 (en) * 2017-12-20 2019-06-26 The Goodyear Tire & Rubber Company Sensor system for monitoring tire wear
NO20200210A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-19 Fyster As Method and device for detecting wear of a tire
NO346332B1 (en) * 2020-02-18 2022-06-07 Fyster As Method and device for detecting wear of a tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP4127206B2 (ja) 2008-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4127206B2 (ja) タイヤおよび車輪情報処理装置
EP2368724B1 (en) Tire wear detection device
US6959592B2 (en) Method and system for monitoring the deformations of a tire in motion
KR100491042B1 (ko) 타이어 상태 감시장치 및 방법
US6880394B2 (en) Tire pressure monitoring system with low current consumption
US6993962B1 (en) Electronic wireless tire pressure monitoring apparatus
US10406866B2 (en) Tire sensor for a tire monitoring system
US7146853B2 (en) Device and method for determining the side position of wheels and motor vehicle having the device
US7673505B2 (en) Tire footprint determination apparatuses, systems and methods
EP1171321B1 (en) Method and system for monitoring the deformations of a tyre in motion
JP2005321958A (ja) タイヤ空気圧検出装置
WO2015174031A1 (ja) タイヤ空気圧検出装置
KR20030036941A (ko) 타이어의 압력 측정 및 팽창/수축 제어용 시스템
TW200821185A (en) In-tire multi-element piezoelectric sensor
US7150187B2 (en) System and method for monitoring deformations of a moving tire
US20090184814A1 (en) Wireless tire pressure monitoring system with interactive multiple frequency channel
JP2006007902A (ja) タイヤ状態監視装置
US20030016126A1 (en) Tire condition monitoring apparatus
US20110282546A1 (en) Apparatus and method for identifying tire pressure sensor module
KR102053672B1 (ko) 타이어 상태 모니터링 시스템
JP5905854B2 (ja) タイヤ空気圧検出装置
EP1337407B1 (en) Method and system for monitoring the deformations of a tyre
JP2006159961A (ja) タイヤ空気圧モニター装置
JP7167835B2 (ja) タイヤ空気圧監視システム
JPH07230587A (ja) タイヤ空気圧低下警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080505

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4127206

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees